JP2010154621A - 車両用の電源装置 - Google Patents

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政樹 湯郷
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Abstract

【課題】異常時にコンタクタの接点を短時間でオフに切り換えながら、通常の動作状態では安定してコンタクタをオンオフに制御する。
【解決手段】車両用の電源装置は、車両を走行させるモータに電力を供給する高電圧バッテリ1と、この高電圧バッテリ1の出力側に接続してなるコンタクタ4と、このコンタクタ4の励磁コイル4aの通電を制御して接点4bをオンオフに制御する制御回路3とを備えている。制御回路3は、コンタクタ4の励磁コイル4aの通電を遮断して接点4bをオフに切り換えるノーマル遮断回路5と、このノーマル遮断回路5よりも短い時間で励磁コイル4aの電流を遮断する高速遮断回路6とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両を走行させるモータに電力を供給する高電圧バッテリの出力側にコンタクタを接続している車両用の電源装置に関し、とくに、異常時にはコンタクタでもって高速に電流を遮断するようにしてなる車両用の電源装置に関する。
車両用の電源装置は、車両を走行させるモータに大きな電力を供給することから、多数の充電できる電池を直列に接続している高電圧バッテリを備える。高電圧バッテリは、大きな出力とするために出力電圧を高くしている。高電圧バッテリは、車両のメインスイッチであるイグニッションスイッチをオンに切り換える状態で車両側の負荷に接続され、イグニッションスイッチをオフに切り換える状態では車両側の負荷から切り離すようにしている。このことを実現するために、高電圧バッテリは、車両側にコンタクタを接続している。コンタクタは、制御回路でオンオフに切り換えられて、高電圧バッテリを車両側の負荷に接続し、あるいは車両側の負荷から切り離している。
さらに、以上の回路構成の電源装置は、車両がクラッシュするなどの異常時にもコンタクタをオフに切り換えて、高電圧バッテリを車両側の負荷から切り離している。(特許文献1参照)
この電源装置の回路図を図1に示している。この電源装置はクラッシュセンサー99を備えており、クラッシュセンサー99が衝撃を検出するとコンタクタ94をオフに切り換えている。この電源装置は、車両のクラッシュを検出してコンタクタ94をオフに切り換えるので、車両の異常時の安全性を向上できる。この電源装置は、異常時にはコンタクタ94を速やかにオフに切り換えることが大切である。車両がクラッシュして高電圧バッテリ91の出力側が短絡されると、極めて大きな電流が流れ、大電流によって大きなジュール熱を発生させるからである。車両の安全性を確保するためには、コンタクタを速やかにオフに切り換えて衝突時の大電流を速やかに遮断することが大切である。
特開2005−176466号公報
図1に示す車両用の電源装置は、コンタクタ94の励磁コイル94aに接続しているスイッチング素子96を、制御回路93で制御される切換回路95を介してオンオフに制御して、コンタクタ94の接点94bを切り換えている。制御回路93は、イグニッションスイッチ(図示せず)がオンに切り換えられる状態でスイッチング素子96をオンに切り換えてコンタクタ94の接点94bをオンに切り換える。イグニッションスイッチがオフに切り換えられ、あるいはクラッシュセンサー99からクラッシュ信号が入力されるとき、制御回路93は、スイッチング素子96をオフに制御して、コンタクタ94の接点94bをオフ状態とする。
以上の回路構成でコンタクタをオンオフに制御する車両用の電源装置は、コンタクタの接点をオフに切り換える時間を短くしながら、確実に安定してコンタクタの接点をオフに切り換えるのは難しい。それは、接点のオフ時間を短くすると種々の弊害が発生するからである。たとえば、コンタクタの励磁コイルにダイオードを並列に接続して、電流を遮断して発生する逆起電電圧によるスイッチング素子の破壊を防止すると、ダイオードによって接点のオフ時間が遅くなる。それは、励磁コイルの電流を遮断して発生する逆起電電圧がダイオードを介して励磁コイルに通電するからである。この弊害を避けるために、励磁コイルにダイオードを接続しないと、励磁コイルの逆起電電圧がスイッチング素子を破壊する原因となる。励磁コイルをオフに切り換えて逆起電電圧が誘導されるのは、励磁コイルに流れる電流がエネルギーを有し、このエネルギーが逆起電電圧を発生させるからである。たとえば、励磁コイルに0.5Aの電流を流す状態で、励磁コイルの電流を遮断すると約300V〜400Vの逆起電電圧が誘導される。励磁コイルに蓄えられるエネルギーは、励磁コイルの電流の二乗とインダクタンスの積に比例することから、励磁コイルのインダクタンスが大きく、また電流が大きくなるにしたがって逆起電電圧は高くなる。励磁コイルの逆起電電圧は、オフ状態に切り換えられたスイッチング素子に印加されて、スイッチング素子の逆耐圧を越えるとスイッチング素子を損傷させる。コンタクタは、接点の電流容量が、たとえば100A以上と極めて大きい。このコンタクタは、オン状態で接点を相当に強い圧力で押圧する必要があり、励磁コイルの消費電流は大きくなる。したがって、励磁コイルをオフに切り換えて発生する逆起電電圧も大きくなる。大きな逆起電電圧からスイッチング素子を保護するために、励磁コイルにダイオードを接続すると、接点のオフ時間が長くなり、反対に、励磁コイルにダイオードを接続しないと、接点のオフ時間を短縮できるが、スイッチング素子が破損しやすいなどの弊害が発生する。したがって、コンタクタは、オフに切り換える時間を短くしながら、長期間安定してオンオフに制御するのが極めて難しい。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、異常時にコンタクタの接点を短時間でオフに切り換えながら、通常の動作状態では安定してコンタクタをオンオフに制御できる車両用の電源装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の車両用の電源装置は、車両を走行させるモータに電力を供給する高電圧バッテリ1と、この高電圧バッテリ1の出力側に接続してなるコンタクタ4と、このコンタクタ4の励磁コイル4aの通電を制御して接点4bをオンオフに制御する制御回路3とを備えている。制御回路3は、コンタクタ4の励磁コイル4aの通電を遮断して接点4bをオフに切り換えるノーマル遮断回路5と、このノーマル遮断回路5よりも短い時間で励磁コイル4aの電流を遮断する高速遮断回路6とを備えている。
以上の電源装置は、異常時にコンタクタの接点を短時間でオフに切り換えながら、通常の動作状態では安定してコンタクタをオンオフに制御できる特徴がある。それは、以上の電源装置が、コンタクタの励磁コイルの通電を遮断して接点をオフに切り換えるノーマル遮断回路と、このノーマル遮断回路よりも短い時間で励磁コイルの電流を遮断する高速遮断回路とを制御回路に設けているからである。コンタクタの励磁コイルと直列に接続しているノーマル遮断回路と高速遮断回路は、いずれかで励磁コイルの電流を遮断してコンタクタの接点をオフに切り換えできる。ノーマル遮断回路は、通常の動作状態では安定してコンタクタをオンオフに制御するように設計される。したがって、通常の状態では、このノーマル遮断回路でコンタクタの励磁コイルの電流を遮断する。ただ、この回路は、接点を短時間でオフに切り換えできない。短時間で接点をオフに切り換える異常時は、高速遮断回路で励磁コイルの電流を遮断する。高速遮断回路は、安定して繰り返し励磁コイルの電流を遮断できないが、接点をオフに切り換える時間が速く、異常時に速やかに接点をオフに切り換えできる。異常時に接点をオフに切り換える高速遮断回路は、安定して繰り返し接点をオフに切り換えできないが、ほとんど使用されないことから耐久性は要求されない。したがって、以上の電源装置は、異常時には高速遮断回路で接点を速やかにオフに切り換えて、通常はノーマル遮断回路で接点をオフに切り換えることで、異常時における接点のオフ時間を短くしながら、通常の動作状態では繰り返し安定してコンタクタをオンオフに制御できる。
本発明の車両用の電源装置は、制御回路3に接続してなる、車両の衝撃を検出するクラッシュセンサー16を備えて、このクラッシュセンサー16からの信号で制御回路3が高速遮断回路6をオフに切り換えることができる。
以上の電源装置は、車両がクラッシュするときにコンタクタの接点を速やかにオフに切り換えて、高電圧バッテリの出力を安全に遮断できる特徴がある。
本発明の車両用の電源装置は、高速遮断回路6が、励磁コイル4aと直列に接続してなる高速スイッチング素子8を備え、ノーマル遮断回路5が、励磁コイル4aと直列に接続してなるノーマルスイッチング素子7と、高速スイッチング素子8と励磁コイル4aとの直列回路と並列に接続してなるダイオード9とを備えることができる。ダイオード9は、ノーマルスイッチング素子7がオフに切り換えられて励磁コイル4aに誘導される電流を通電する方向に接続される。この電源装置は、制御回路3が、ノーマルスイッチング素子7と高速スイッチング素子8の両方をオン状態として、コンタクタ4の接点4bをオン状態とし、さらに、制御回路3が、高速スイッチング素子8のオン状態でノーマルスイッチング素子7をオンからオフに切り換えて、励磁コイル4aに誘導される電流をダイオード9に通電して励磁コイル4aの電流のエネルギーを吸収してコンタクタ4の接点4bをオフに切り換え、さらにまた、制御回路3が、高速スイッチング素子8をオンからオフに切り換えて、励磁コイル4aの電流を遮断してコンタクタ4の接点4bをオフに切り換えることができる。
以上の電源装置は、通常の状態においてコンタクタをオフに切り換えるときは、ノーマルスイッチング素子で励磁コイルの電流を遮断する。この状態において、励磁コイルの逆起電電圧によるノーマルスイッチング素子の損傷はダイオードで防止される。ダイオードが励磁コイルの逆起電電圧を順方向に通電して、ノーマルスイッチング素子の逆起電電圧を低くするからである。異常時は、高速スイッチング素子で励磁コイルの電流を遮断する。この状態で、励磁コイルの逆起電電圧は、ダイオードに順方向に通電しない。したがって、この状態でダイオードによる高速スイッチング素子の破損を防止することはないが、ダイオードによる接点オフの時間遅れを防止して、接点は速やかにオフに切り換えられる。したがって、以上の電源装置は、異常時に高速スイッチング素子で接点を速やかにオフに切り換えでき、通常はノーマルスイッチング素子で安定して接点をオフに切り換えできる。
さらに、以上の電源装置は、極めて簡単な回路構成で、車両用の電源装置に大切な以上の優れた作用効果を実現する。それは、以上の電源装置が、励磁コイルと直列に高速スイッチング素子を接続すると共に、ダイオードを励磁コイルと並列に接続するのではなく、励磁コイルと高速スイッチング素子との直列回路に接続する簡単な回路で、異常時の接点オフ時間を短縮して、通常はダイオードによって安定して接点をオフに切り換えるからである。
本発明の車両用の電源装置は、高速スイッチング素子8と並列にツェナーダイオード19を接続することができる。
以上の電源装置は、高速スイッチング素子が励磁コイルの電流を遮断する状態で発生する逆起電電圧がツェナーダイオードで制限される。したがって、高速スイッチング素子の逆起電電圧による損傷をツェナーダイオードで防止できる。
本発明の車両用の電源装置は、ノーマルスイッチング素子7と高速スイッチング素子8とをFET又はトランジスタとすることができる。
本発明の車両用の電源装置は、ノーマルスイッチング素子7を、励磁コイル4aと電源回路10のプラス側との間に接続し、高速スイッチング素子8を、励磁コイル4aと電源回路10のマイナス側との間に接続することができる。
以上の電源装置は、通常の状態においては、ノーマルスイッチング素子で電源回路のプラス側から励磁コイルへの通電を遮断して、励磁コイルの逆起電電圧によるノーマルスイッチング素子の損傷をダイオードで防止し、異常時は高速スイッチング素子で励磁コイルのマイナス側を電源回路から切り離して、ダイオードによる接点オフ時間の遅れを防止できる。
本発明の車両用の電源装置は、制御回路3が、ノーマルスイッチング素子7をオンからオフに切り換えた後、高速スイッチング素子8をオンからオフに切り換えるタイミングを特定する第1のタイマー回路11を備えることができる。
以上の電源装置は、ノーマルスイッチング素子をオフに切り換えて励磁コイルの電流を遮断した後、高速スイッチング素子をオフに切り換えるので、高速スイッチング素子をオフに切り換える状態で、励磁コイルの逆起電電圧による高速スイッチング素子の損傷を防止できる。
本発明の車両用の電源装置は、制御回路3が、高速スイッチング素子8をオンからオフに切り換えた後、ノーマルスイッチング素子7をオンからオフに切り換えるタイミングを特定する第2のタイマー回路12を備えることができる。
以上の電源装置は、高速スイッチング素子で励磁コイルの電流を遮断した後、ノーマルスイッチング素子をオフに切り換えるので、ノーマルスイッチング素子を逆起電電圧から防止しながらオフに切り換えできる。
さらに、本発明の車両用の電源装置は、電源回路10を、車載用バッテリとすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための車両用の電源装置を例示するものであって、本発明は車両用の電源装置を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2に示す車両用の電源装置は、車両を走行させるモータに電力を供給する高電圧バッテリ1と、この高電圧バッテリ1の出力側に接続してなるコンタクタ4と、このコンタクタ4の励磁コイルの通電を制御して接点をオンオフに制御する制御回路3とを備える。
高電圧バッテリ1は、複数の充電できる電池2を直列に接続して出力電圧を、たとえば100V〜300Vと高くしている。直列に接続している電池2は、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池、ニッケルカドミウム電池、鉛バッテリなどの充電できる全ての電池が使用できる。
コンタクタ4は、図3に示すように、接点4bを往復運動させる励磁コイル4aを備えている。励磁コイル4aに通電し、可動接点4xを固定接点4yに接触させてオン、励磁コイル4aの電流を遮断して接点4bをオフに切り換える。図の電源装置は、高電圧バッテリ1のプラス側とマイナス側にコンタクタ4の接点4bを接続している。この電源装置は、プラス側とマイナス側のコンタクタ4をオフに切り換えて、高電圧バッテリ1のプラス側とマイナス側を車両側の負荷20から切り離すことができる。ただし、車両用の電源装置は、必ずしも高電圧バッテリのプラス側とマイナス側の両方にコンタクタを接続する必要はなく、たとえばプラス側のみ、またはマイナス側のみにコンタクタを接続して、コンタクタの接続されない側を、コンタクタを介することなく直接に車両側の負荷に接続することもできる。
コンタクタ4は、励磁コイル4aと、この励磁コイル4aの磁気的な吸引力で往復運動されるプランジャー(図示せず)と、このプランジャーに連結している可動接点4xと、この可動接点4xとの対向位置に配設している固定接点4yと、可動接点4xをオフ方向に押圧する弾性体(図示せず)とを備える。このコンタクタ4は、励磁コイル4aに通電しない状態では励磁コイル4aがプランジャーを吸着しない。この状態で、弾性体が可動接点4xを固定接点4yから離す方向にプランジャーを付勢して、接点4bをオフ状態とする。励磁コイル4aに通電されると、励磁コイル4aがプランジャーを吸着して、可動接点4xを固定接点4yに接触させてオン状態となる。以上のコンタクタ4は、励磁コイル4aの通電を制御して、接点4bをオンオフに切り換えることができる。以上のコンタクタ4は、励磁コイル4aの電流を遮断して接点4bがオフになるまでの時間遅れが発生するので、接点4bを速やかにオフに切り換えるために、励磁コイル4aの電流を短時間で遮断することが大切である。コンタクタ4は、励磁コイル4aの磁気的な吸着力で可動接点4xを固定接点4yに押圧してオン状態とするが、接点4bの電流容量を大きくするために、接点4bの押圧力を強くする必要がある。接点4bの押圧力は、励磁コイル4aの磁気的な吸着力、すなわち励磁コイル4aの消費電力で特定される。したがって、コンタクタ4は、接点4bの電流容量が大きいことから、励磁コイル4aの消費電流が大きくなる。励磁コイル4aの電流が大きいコンタクタ4は、励磁コイル4aの電流を遮断するときに発生する逆起電電圧が高くなる。
励磁コイル4aをオフにして発生する逆起電電圧は、励磁コイル4aの電流を遮断するスイッチング素子をオフに切り換えた直後に高い電圧を印加する。したがって、この逆起電電圧が、スイッチング素子の逆耐圧を越えるとスイッチング素子が破損する。
図3の電源装置は、逆起電電圧によるスイッチング素子の破損を防止するために、制御回路3が、コンタクタ4の励磁コイル4aの通電を遮断して接点4bをオフに切り換えるノーマル遮断回路5と、このノーマル遮断回路5よりも短い時間で励磁コイル4aの電流を遮断する高速遮断回路6とを備えている。
高速遮断回路6は、励磁コイル4aと直列に接続している高速スイッチング素子8を備える。ノーマル遮断回路5は、励磁コイル4aと直列に接続しているノーマルスイッチング素子7と、高速スイッチング素子8と励磁コイル4aとの直列回路と並列に接続しているダイオード9とを備える。ダイオード9は、ノーマルスイッチング素子7をオフに切り換えて、励磁コイル4aに誘導される逆起電電圧を通電して、逆起電電圧によるノーマルスイッチング素子7の損傷を防止する。したがって、ダイオード9は、励磁コイル4aの逆起電電圧を通電して励磁コイル4aの電流のエネルギーを消費するように、ノーマルスイッチング素子7がオフに切り換えられて励磁コイル4aに誘導される電流を通電する方向に接続している。
ノーマルスイッチング素子7と高速スイッチング素子8はFETである。ただ、ノーマルスイッチング素子と高速スイッチング素子は、FETに代わってトランジスタも使用できる。図の電源装置は、ノーマルスイッチング素子7を励磁コイル4aと電源回路10のプラス側との間に接続して、高速スイッチング素子8を励磁コイル4aと電源回路10のマイナス側との間に接続している。ノーマルスイッチング素子7と高速スイッチング素子8は、制御部13でオンオフに制御される。
電源回路10は、車両に搭載している車載用バッテリ15である。車載用バッテリ15は鉛バッテリであって、出力電圧を12Vとする直流である。
以上の制御回路3は、車両のイグニッションスイッチがオンに切り換えられて、コンタクタ4の接点4bをオンに切り換えるとき、ノーマルスイッチング素子7と高速スイッチング素子8の両方をオン状態とする。ノーマルスイッチング素子7と高速スイッチング素子8がオンに切り換えられると、電源回路10から励磁コイル4aに通電されて接点4bはオン状態に切り換えられる。
車両のイグニッションスイッチがオフに切り換えられて、コンタクタ4の接点4bをオフに切り換えるとき、制御回路3は高速スイッチング素子8をオン状態に保持して、ノーマルスイッチング素子7をオンからオフに切り換える。このとき、励磁コイル4aに蓄えられているエネルギーによって、励磁コイル4aに逆起電電圧が発生する。逆起電電圧はダイオード9の順方向に発生して、ダイオード9と励磁コイル4aに通電してエネルギーを消費する。ダイオード9が逆起電電圧を通電する方向に接続されることから、逆起電電圧はダイオード9で短絡される状態となって、電圧が上昇しない。このため、オフに切り換えられて励磁コイル4aに誘導される逆起電電圧は極めて小さく、逆起電電圧がノーマルスイッチング素子7を電圧破壊することはない。このため、ノーマルスイッチング素子7は、繰り返し、安定してオフに切り換えられる。ただ、ノーマルスイッチング素子7が励磁コイル4aの電流を遮断すると、ノーマルスイッチング素子7がオフに切り換えられた後に、ダイオード9を介して励磁コイル4aに通電されるので、励磁コイル4aの電流が完全に遮断されるのに時間遅れが発生する。すなわち、ノーマルスイッチング素子7をオフに切り換えてから、所定の時間が経過して励磁コイル4aの電流が遮断される。この時間遅れは、励磁コイル4aのインダクタンスが大きくなると長くなる。したがって、ノーマルスイッチング素子7は、安定して繰り返しオフに切り換えできるが、励磁コイル4aの電流を速やかに遮断することはできない。ただ、イグニッションスイッチをオフに切り換えて、コンタクタ4をオフにする通常の使用状態は、必ずしもコンタクタ4をオフに切り換える時間を著しく短縮する必要はない。したがって、通常の状態では、ノーマルスイッチング素子7をオフに切り換えてコンタクタ4をオフに切り換える。
制御回路3は、ノーマルスイッチング素子7をオフに切り換えた後、ダイオード9と励磁コイル4aに流れる電流が減衰して、励磁コイル4aの電流が遮断された後、高速スイッチング素子8をオフに切り換える。ノーマルスイッチング素子7をオフに切り換えて、励磁コイル4aの電流が遮断されるタイミングは、励磁コイル4aのインダクタンス等の回路定数から特定される。したがって、制御部13は、ノーマルスイッチング素子7をオンからオフに切り換えた後、高速スイッチング素子8をオンからオフに切り換えるタイミングを特定する第1のタイマー回路11を備えている。この第1のタイマー回路11が特定するタイミングは、ノーマルスイッチング素子7をオフに切り換えた後、励磁コイル4aの電流が減衰して遮断される時間よりも長く設定している。
クラッシュ等の異常時は、コンタクタ4をできる限り速くオフに切り換える必要がある。したがって、異常時においては、制御回路3は高速スイッチング素子8をオンからオフに切り換える。図2と図3の電源装置は、車両の異常を検出するクラッシュセンサー16を備えている。クラッシュセンサー16は、車両のクラッシュ等の異常を検出してクラッシュ信号を制御回路3に出力する。制御回路3は、クラッシュ信号でコンタクタ4を速やかにオフに切り換えて、高電圧バッテリ1を車両側の負荷20から分離する。
制御回路3は、クラッシュセンサー16からクラッシュ信号が入力されると、高速スイッチング素子8をオフに切り換える。高速スイッチング素子8がオフに切り換えられると、励磁コイル4aに逆起電電圧が誘導される。ただ、この逆起電電圧はダイオード9を介して励磁コイル4aに通電されない。したがって、励磁コイル4aの電流は高速スイッチング素子8をオフに切り換えた直後、速やかに遮断される。ただ、高速スイッチング素子8がオフに切り換えられた直後に、励磁コイル4aは逆起電電圧を発生する。この逆起電電圧は高速スイッチング素子8に印加されて、高速スイッチング素子8を電圧破壊する原因となる。したがって、高速スイッチング素子8は、オフに切り換えられた直後に、逆起電電圧で電圧破壊される確率は高くなる。ただ、異常時は、高速スイッチング素子8が電圧破壊する弊害があっても、コンタクタ4の接点4bをより速やかにオフに切り換えることが大切である。また、異常時にコンタクタ4をオフに切り換える頻度は極めて少なく、仮に、この状態で高速スイッチング素子8が電圧破壊しても、それほど問題とはならない。
励磁コイル4aの逆起電電圧で高速スイッチング素子8が電圧破壊する弊害は、図4に示すように、高速スイッチング素子8と並列にツェナーダイオード19を接続することで解消できる。ツェナーダイオード91のツェナー電圧は、高速スイッチング素子8の逆耐圧よりも低く設定される。ただ、ツェナーダイオードは、逆起電電圧の一部を励磁コイル4aに通電して、高速スイッチング素子8を保護するので、ツェナー電圧を低くすると、励磁コイル4aの電流を遮断する時間が長くなる。したがって、ツェナーダイオード9のツェナー電圧は、たとえば50V以上、好ましくは100V以上に設定される。ただ、ツェナー電圧は、高速スイッチング素子8の逆耐圧よりも低く設定することから、ツェナー電圧が高くなると高速スイッチング素子8の逆耐圧も高くなって部品コストが高くなる。したがって、高速スイッチング素子8の逆耐圧からすれば、ツェナー電圧は、励磁コイル4aの逆起電電圧よりも低く、たとえば400V以下、好ましくは300V以下、さらに好ましくは200V以下とする。
制御回路3は、高速スイッチング素子8をオフに切り換えて、励磁コイル4aの電流を遮断した後、ノーマルスイッチング素子7をオフに切り換える。高速スイッチング素子8をオフに切り換えて、励磁コイル4aの電流が遮断されるタイミングは、励磁コイル4aのインダクタンス等の回路定数から特定される。したがって、制御部13は、高速スイッチング素子8をオンからオフに切り換えた後、ノーマルスイッチング素子7をオンからオフに切り換えるタイミングを特定する第2のタイマー回路12を備えている。この第2のタイマー回路12が特定するタイミングは、高速スイッチング素子8をオフに切り換えた後、励磁コイル4aの電流が減衰して遮断される時間よりも長く設定している。
制御部13は、高速スイッチング素子8やノーマルスイッチング素子7のゲートに入力する電圧を制御して、ノーマルスイッチング素子7と高速スイッチング素子8をオンオフに制御する。
従来の車両用の電源装置の回路図である。 本発明の一実施例にかかる車両用の電源装置のブロック回路図である。 図2に示す車両用の電源装置の制御回路を示す回路図である。 本発明の他の実施例にかかる車両用の電源装置の制御回路の回路図である。
符号の説明
1…高電圧バッテリ
2…電池
3…制御回路
4…コンタクタ 4a…励磁コイル
4b…接点
4x…可動接点
4y…固定接点
5…ノーマル遮断回路
6…高速遮断回路
7…ノーマルスイッチング素子
8…高速スイッチング素子
9…ダイオード
10…電源回路
11…第1のタイマー回路
12…第2のタイマー回路
13…制御部
15…車載用バッテリ
16…クラッシュセンサー
19…ツェナーダイオード
20…負荷
91…高電圧バッテリ
93…制御回路
94…コンタクタ 94a…励磁コイル
94b…接点
95…切換回路
96…スイッチング素子
99…クラッシュセンサー

Claims (9)

  1. 車両を走行させるモータに電力を供給する高電圧バッテリ(1)と、この高電圧バッテリ(1)の出力側に接続してなるコンタクタ(4)と、このコンタクタ(4)の励磁コイル(4a)の通電を制御して接点(4b)をオンオフに制御する制御回路(3)とを備える車両用の電源装置であって、
    前記制御回路(3)がコンタクタ(4)の励磁コイル(4a)の通電を遮断して接点(4b)をオフに切り換えるノーマル遮断回路(5)と、このノーマル遮断回路(5)よりも短い時間で励磁コイル(4a)の電流を遮断する高速遮断回路(6)とを備える車両用の電源装置。
  2. 前記制御回路(3)に接続してなる、車両の衝撃を検出するクラッシュセンサー(16)を備えており、このクラッシュセンサー(16)からの信号で制御回路(3)が高速遮断回路(6)をオフに切り換える請求項1に記載される車両用の電源装置。
  3. 前記高速遮断回路(6)が励磁コイル(4a)と直列に接続してなる高速スイッチング素子(8)を備え、前記ノーマル遮断回路(5)が励磁コイル(4a)と直列に接続してなるノーマルスイッチング素子(7)と、前記高速スイッチング素子(8)と励磁コイル(4a)との直列回路と並列に接続してなるダイオード(9)とを備え、前記ダイオード(9)は、ノーマルスイッチング素子(7)がオフに切り換えられて励磁コイル(4a)に誘導される電流を通電する方向に接続しており、
    前記制御回路(3)が前記ノーマルスイッチング素子(7)と前記高速スイッチング素子(8)の両方をオン状態として、コンタクタ(4)の接点(4b)をオン状態とし、
    前記制御回路(3)が、前記高速スイッチング素子(8)のオン状態で前記ノーマルスイッチング素子(7)をオンからオフに切り換えて、励磁コイル(4a)に誘導される電流をダイオード(9)に通電して励磁コイル(4a)の電流のエネルギーを吸収してコンタクタ(4)の接点(4b)をオフに切り換え、
    前記制御回路(3)が、前記高速スイッチング素子(8)をオンからオフに切り換えて、前記励磁コイル(4a)の電流を遮断してコンタクタ(4)の接点(4b)をオフに切り換えるようにしてなる請求項1に記載される車両用の電源装置。
  4. 前記高速スイッチング素子(8)と並列にツェナーダイオード(19)を接続している請求項3に記載される車両用の電源装置。
  5. 前記ノーマルスイッチング素子(7)と高速スイッチング素子(8)とがFET又はトランジスタである請求項3に記載される車両用の電源装置。
  6. 前記ノーマルスイッチング素子(7)が励磁コイル(4a)と電源回路(10)のプラス側との間に接続され、前記高速スイッチング素子(8)が励磁コイル(4a)と電源回路(10)のマイナス側との間に接続してなる請求項3に記載される車両用の電源装置。
  7. 前記制御回路(3)が、前記ノーマルスイッチング素子(7)をオンからオフに切り換えた後、前記高速スイッチング素子(8)をオンからオフに切り換えるタイミングを特定する第1のタイマー回路(11)を備えている請求項3に記載される車両用の電源装置。
  8. 前記制御回路(3)が、前記高速スイッチング素子(8)をオンからオフに切り換えた後、前記ノーマルスイッチング素子(7)をオンからオフに切り換えるタイミングを特定する第2のタイマー回路(12)を備えている請求項3に記載される車両用の電源装置。
  9. 前記電源回路(10)が車載用バッテリ(15)である請求項6に記載される車両用の電源装置。
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