JP2010152707A - データベースのバックアップ方法及びデータベースシステム - Google Patents

データベースのバックアップ方法及びデータベースシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2010152707A
JP2010152707A JP2008330934A JP2008330934A JP2010152707A JP 2010152707 A JP2010152707 A JP 2010152707A JP 2008330934 A JP2008330934 A JP 2008330934A JP 2008330934 A JP2008330934 A JP 2008330934A JP 2010152707 A JP2010152707 A JP 2010152707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
database
job
restoration
execution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008330934A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kikuchi
修 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Information Systems Ltd filed Critical Hitachi Information Systems Ltd
Priority to JP2008330934A priority Critical patent/JP2010152707A/ja
Publication of JP2010152707A publication Critical patent/JP2010152707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】データベースのバックアップ、データ削除及び復元の作業を自動的に行う。
【解決手段】バックアップパラメータ登録処理部101と、バックアップジョブ自動生成・実行登録処理部102と、復元ジョブの自動生成・実行処理部104とを備える。バックアップパラメータ登録処理部101は、バックアップに関する対象テーブルやバックアップ期間や期間の基準になる項目やバックアップ先などの情報を登録し、バックアップジョブ自動生成・実行登録処理部102は、データベースのバックアップが要求された場合、バックアップジョブ103を生成し、対象となるデータのバックアップをバックアップファイルの保存先のメディア113に対して行わせる。復元ジョブの自動生成・実行処理部104は、バックアップファイルの復元が要求された場合、復元ジョブ105を生成し、保存先のメディア113から要求されたバックアップファイルを復元させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データベースのバックアップ方法及びデータベースシステムに係り、特に、データベースに対して指定された期間のバックアップを行うと共に、バックアップ済みのデータをデータベースから削除するデータベースのバックアップ方法及びデータベースシステムに関する。
データベースのバックアップに関する従来技術として、例えば、特許文献1等に記載された技術が知られている。この従来技術は、データベースを搭載するサーバの記憶領域を節約することができ、安価でかつ高い信頼性を有するデータのバックアップシステム、及び、そのためのコンピュータを提供するするものである。
一般に、基幹情報システムを担うデータベースは、データが蓄積されていくと記憶領域の不足が発生し、さらに、デーベースに対するアクセスのレスポンスが悪化する等の弊害が生じるようになるため、過去の実績データのバックアップを取得して、バックアップを取得済みのデータを削除するという手順で管理されている。そして、過去の実績情報の参照が必要となった場合には、人手を介してバックアップデータから必要なデータの抽出を行って、過去の情報を取得している。
特開2006−106909号公報
前述した特許文献1に記載のデータベースのバックアップに関する従来技術は、バックアップ情報を分散することはできるが、バックアップの処理自体の自動化やデータベースからのデータ削除や履歴の管理が行われておらず、また、バックアップデータの復元も自動化することができていないという問題点を有している。
本発明の目的は、前述したような従来技術の問題点に鑑み、データベースのバックアップ、データ削除及び復元に関する作業を自動的に行うことができるようにしたデータベースのバックアップ方法及びデータベースシステムを提供することにある。
本発明によれば前記目的は、基幹システムのデータベースのデータのバックアップを行うデータベースのバックアップ方法において、
バックアップパラメータ登録処理手段と、バックアップジョブ自動生成・実行登録処理手段と、復元ジョブの自動生成・実行処理手段とを備え、
前記バックアップパラメータ登録処理手段は、バックアップに関する対象テーブルやバックアップ期間や期間の基準になる項目やバックアップ先などの情報を対話式で登録し、
前記バックアップジョブ自動生成・実行登録処理手段は、データベースのバックアップが要求された場合に、バックアップジョブを生成し、このバックアップジョブにデータベースの対象となるデータのバックアップをバックアップファイルの保存先のメディアに対して行わせ、
前記復元ジョブの自動生成・実行処理手段は、バックアップファイルの復元が要求された場合に、復元ジョブを生成し、この復元ジョブにバックアップファイルの保存先のメディアから要求されたバックアップファイルを復元させることにより達成される。
本発明によれば、バックアップに係る作業を自動化することができ、復元についても自動的に実行することが可能となる。また、本発明のよれば、データベースのバックアップ及び復元に係る技術を知らなくても作業をおこなうことができ、幅広いユーザにサービスを提供することができる。さらに、本発明によれば、データベースからバックアップ済みのデータを自動的に削除することができるので、データベースの記憶領域の有効活用を図ることができる。
以下、本発明によるデータベースのバックアップ方法及びデータベースシステムの実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態によるデータベースシステムの構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態によるデータベースシステムは、図1に示すように、主メモリ11、CPU12、HDD等による大容量の記憶装置13、通信装置14、表示装置、キーボード等による入出力装置15とを備える情報処理装置の中に構成されている。この情報処理装置は、例えば、データベース(DB)を運用管理するRDBMS、RDBサーバとして機能させられる。そして、主メモリ11内には、本発明での各種の処理を行うためのプログラムによる各種の機能処理部が記憶装置13からロードされて格納される。それらの機能処理部は、CPU12によりそのプログラムが実行されることにより、所定の機能を実施する本発明の実施形態での構成要素となる。
具体的には、本発明の実施形態によるデータベースシステムは、主メモリ11内に、バックアップに関する対象テーブルやバックアップ期間や期間の基準になる項目やバックアップ先などの情報を対話式で登録するバックアップパラメータ登録処理部101と、パラメータからバックアップとデータ削除を行うジョブを自動生成し自動実行するバックアップジョブ自動生成・実行登録処理部102と、バックアップの履歴から復元するテーブルや期間を対話式で受付けて自動生成する復元ジョブの自動生成・実行処理部104とが設けられて構成されている。
前述において、バックアップジョブ自動生成・実行登録処理部102は、データベースのバックアップが要求された場合に、バックアップジョブ103を生成し、このバックアップジョブ103にデータベースのバックアップをバックアップファイルの保存先のメディア113に対して行わせた後、バックアップジョブ103を削除する。また、復元ジョブの自動生成・実行処理部104は、バックアップファイルの復元が要求された場合に、復元ジョブ105を生成し、この復元ジョブ105にバックアップファイルの保存先のメディア113から要求されたバックアップファイルを復元させ、その後、復元ジョブ105を削除する。
前述において、バックアップファイルを保存するメディア113は、RDBサーバと接続できるマシン/メディアであれば、どのような種類のものであってもよく、例えば、ハードディスク装置、磁気テープ装置、光ディスク装置等であってよい。
なお、前述のバックアップパラメータ登録処理部101、バックアップジョブ自動生成・実行登録処理部102、バックアップジョブ103、復元ジョブの自動生成・実行処理部104、復元ジョブ105の処理動作については、図2〜図6に示すフローのそれぞれを参照して後述する。
また、記憶装置13内には、バックアップパラメータテーブル106、バックアップ明細テーブル107、復元テーブル108、基幹テーブル109、DBMSディクショナリテーブル110が格納されている。
バックアップパラメータテーブル106は、本発明の実施形態での一部の機能を実現するためのデータベースであり、バックアップを実行するためのマスタ情報を格納している。バックアップ明細テーブル107は、本発明の実施形態での一部の機能を実現するためのデータベースであり、バックアップの実行ログを格納する。
復元テーブル108は、本発明の実施形態での一部の機能を実現するためのデータベースであり、バックアップの機能より一時的に生成されるコピーテーブル及び復元機能から一時的に生成される復元情報が格納される。
基幹テーブル109は、基幹システムが保有しているデータベースとしての基幹情報テーブルであり、本発明の実施形態でのバックアップ対象となるものである。DBMSディクショナリテーブル110は、RDBMSが備えているディクショナリテーブル・ビューである。
ここで、前述のバックアップ明細テーブル107、バックアップパラメータテーブル106の構成について説明しておく。
図7はバックアップの実行履歴を格納するバックアップ明細テーブル107の構成を示す図である。バックアップ明細テーブル107は、図7(a)に示すように、0〜17として示す各項目を備えて構成されており、その具体的なデータ例を図7(b)に示している。
図8はバックアップの実行に関する情報を格納するバックアップパラメータテーブル106の構成を示す図である。バックアップパラメータテーブル106は、図8(a)に示すように、0〜17として示す各項目を備えて構成されており、その具体的なデータ例を図8(b)に示している。
図2はバックアップパラメータ登録処理部101の処理動作を説明するフローチャート、図9は図2により説明する処理の中で対話式にバックアップパラメータを登録するためのバックアップパラメータ登録画面の構成を示す図であり、次に、これらについて説明する。ここで説明する処理は、対話式にバックアップに関する各種情報を表示し、追加、更新を受付け、データベースに格納する処理である。
(1)処理が開始されると、まず、検索KEYを受け付けてLOGINさせ、図9に示すようなバックアップパラメータ登録画面を表示し、この表示画面で指定されたデータベース名称、スキーマをKEYに、図7に示すバックアップ明細テーブル107を検索して全項目の取得し、一時保管する(ステップ201、202)。
(2)前述のバックアップパラメータ登録画面で指定されたデータベース名称、スキーマをKEYとして、RDBMSが持つディクショナリ110から格納サイズを、各基幹情報テーブル109から保有レコード件数を取得し、取得した格納サイズ及び保有レコード件数を一時保管する(ステップ203)。
(3)また、前述のバックアップパラメータ登録画面で指定されたデータベース名称、スキーマをKEYとして、バックアップパラメータテーブル106を検索して全項目を取得し、取得した項目を一時保管する(ステップ204)。
(4)前述のバックアップパラメータ登録画面内の検索ボタンが押下されたとき、前述したステップ202〜204の処理で取得して一時保管している情報を、クロス表形式で編集して表示する。クロス表のフォーマットは、図9のバックアップパラメータ登録画面の中に示しているようなものとなる(ステップ205)。
(5)次に、前述のバックアップパラメータ登録画面内の更新ボタンが押下されたとき、クロス表内の各レコード(行)の更新対象欄にチェックが付いているものを対象に、バックアップパラメータの改廃を受け付ける(ステップ206)。
(6)その後、クロス表内の更新対象欄にチェックが付いている行を対象に更新内容を、バックアップパラメータテーブル106へ更新し、あるいは、追加登録する。この場合、ユニークKEYで合致するものがあれば更新処理を、なければ追加処理とする(ステップ207)。
(7)前述したステップ201〜207の処理を繰り返し、ステップ202〜204の処理で取得すべき従来技術がなくなったとき、この処理を終了する。
図3はバックアップジョブ自動生成・実行登録処理部102の処理動作を説明するフローチャート、図10は図3により説明する処理の中で対話式にバックアッップジョブの実行を登録するためのバックアッップジョブの実行画面の構成を示す図であり、次に、これらについて説明する。ここで説明する処理は、バックアップの実行を対話式で受け付け、ジョブを自動生成する処理である。
(1)図10に示すバックアップジョブ実行画面で、検索KEYとして、データベース名称、スキーマ、テーブル名称を受け付ける。また、この表示画面で指定されたデータベース名、スキーマ、テーブル名称を検索KEYとして、図8に示すような構造を有するバックアップパラメータテーブル106を検索し、全項目を取得し、取得した項目を一時保管する(ステップ301、302)。
(2)ステップ302の処理により表示画面で指定されたデータベース名、スキーマ、テーブル名称を検索KEYとして、図7に示すバックアップ明細テーブル107からバックアップ取得日が最新の1行のみを取得し、取得した最新のバックアップ取得日の情報を一時保管する(ステップ303)。
(3)図10に示すバックアップジョブ実行画面の図示しない検索ボタンが押下されたとき、ステップ302、303の処理で取得して一時保管していた情報をクロス表形式に編集して表示する。クロス表のフォーマットは、図10に示すバックアップジョブ実行画面の中に示しているようなものとなる(ステップ304)。
(4)次に、前述のバックアップジョブ実行画面内の実行ボタンが押下されたとき、実行ボタンが押下されたカレント行のバックアップの実行を受け付け、受け付けたバックアップ対象のテーブルについて、対象テーブル情報として、バックアップパラメータテーブル106からバックアップ月数、タイムスタンプ項目、前回実施情報、データベースへの接続情報を取得する(ステップ305、306)。
(5)ステップ306の処理で取得した対象テーブル情報を元に、コピーテーブルを新規に作成するためのSQL文(CREATE文)を生成し、これを実行するコマンドをバックアップジョブとして新規に作成する。このバックアップジョブにおける、
コピーテーブル名は、バックアップテーブル名+_+開始期間の年月+_+終了期間の年月とし、
条件式は、タイムスタンプ項目 BETWEEN(期間開始の年月and期間終了の年月)とし、
バックアップジョブ名(ファイル名)は、コピーテーブル名称+実行日時+識別子とし、
識別子は、当処理を実施するマシンのOSがWindows(登録商標)の場合、「.bat」、UNIX(登録商標)やLINUXの場合、「.sh」とする。
また、エラー発生時には、その場で異常終了となるジョブとする(ステップ307)。
(6)ステップ307の処理で生成されるコピーテーブルをEXPORTするコマンド文を生成し、バックアップジョブに追記し、これにより出力されるEXPORTファイルを、図10に示すバックアップジョブ実行画面内のクロス表の中で指定された圧縮方法で圧縮するコマンドをバックアップジョブに追加する(ステップ308、309)。
(7)ステップ309の処理で出力される圧縮ファイルを、図10に示すバックアップジョブ実行画面内のクロス表の中で指定された方法で指定の端末のフォルダにコピーするコマンドを生成して、バックアップジョブに追加すると共に、ステップ308の処理で出力されるEXPORTファイル及びステップ309の処理で出力される圧縮ファイルを削除するコマンドを生成して、バックアップジョブに追加する(ステップ310、311)。
(8)ステップ307の処理で生成されるコピーテーブルを削除するSQL文(drop文)を生成し、これを実行するコマンドをバックアップジョブに追加する。また、バックアップ対象のテーブルからバックアップ期間のデータを削除するSQL文(delete文)を生成し、これを実行するコマンドをバックアップジョブに追記する。このコマンドにおける、
条件式は、タイムスタンプ項目 BETWEEN(期間開始の年月and期間終了の年月)とする(ステップ312、313)。
(9)ステップ305の処理で受け付けた実行形式が即時実行であるか、スケジューラによる実行であるかを判定し、実行方法がスケジューラによる実行であった場合、バックアップジョブを計画的に実行するタスク・ジョブネットを生成し登録し、また、OS及びスケジューラソフトにより計画的な実行が不可能な場合、スケジューラソフトを起動する、あるいは、スケジューラソフトのリンクを表示して、ここでの処理を終了する(ステップ314、315)。
(10)ステップ305の処理で受け付けた実行方法が即時実行であるか否かを判定し、即時実行でなかった場合、ここでの処理を終了し、即時実行であった場合、前述したステップ313までの処理で作成したバックアップジョブを起動し、バックアップジョブの実行が終了するまで監視し、終了すれば、ステップ313までの処理で作成したバックアップジョブを削除する(ステップ316〜319)。
(11)その後、バックアップジョブの終了ステータス、終了メッセージを取得し、ステップ303からの処理に戻り、図7に示すバックアップ明細テーブル107からバックアップ取得日が最新より1つ古い1行を取得して処理を繰り返すが、取得する情報がなくなったとき、ここでの処理を終了する。なお、終了ステータスがエラーの場合、エラーを生じたステップとエラーメッセージとを画面に表示する(ステップ320、303、304)。
図4Aは前述した処理で生成されたバックアップジョブ103の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここで説明する処理は、対象テーブルのコピー、EXPORTを行い、指定された格納先にバックアップファイルを格納した後、不要なテーブル、ファイルを削除し、実行履歴をデータベースに登録する処理である。
(1)処理が開始されると、まず、コピーテーブルを生成するSQL文(create table文)を実行してコピーテーブルを作成し、作成されたコピーテーブルのEXPORTを実行する。その後、このEXPORTの実行で出力されたEXPORTファイルを圧縮する(ステップ401〜403)。
(2)ステップ403の処理で出力された圧縮ファイルを、指定の保存先にコピーする。コピーは、図10に示すバックアップジョブ実行画面内のクロス表の中で指定された格納方法により、FTPやFilecopyのコマンドを判断して行われる(ステップ404)。
(3)ステップ402の処理で出力されたEXPORTファイル及びステップ403の処理で出力された圧縮ファイルを削除し、さらに、ステップ401の処理で生成されたコピーテーブルを削除するSQL文(DROP table文)を実行し、バックアップ対象テーブルから、今回実施のバックアップ期間のデータを削除するSQL文(delete文)を実行する(ステップ405〜407)。
(4)次に、処理結果をバックアップ明細テーブル107に格納して該テーブル107を更新し、処理ステータスや正常終了メッセージを起動元のジョブにRETURNして、ここでの処理を終了する(ステップ408、409)。
(5)ステップ401〜408での処理のいずれかの処理でエラーが発生して異常終了した場合、ステップ401の処理の実行前の状態にROLLBACKし、異常終了の処理ステータスやエラーメッセージを、起動元のジョブにRETURNして、ここでの処理を終了する(ステップ410、411)。
図4Bは前述で説明した図4Aの処理の具体的な実行例を示す図である。図4Bにおいて、図4Aに示している丸付きの数字で示されるステップ401〜407での処理が、図4Bに示している同一の値の丸付きの数字で示される処理に相当するものである。ここでは、図4Bについてこれ以上の説明を省略する。
図5は復元ジョブ自動生成・自動実行処理部104の処理動作を説明するフローチャート、図11は図5により説明する処理の中で削除済みデータをデータベースへ復元して登録する復元テーブル受け付け画面の構成例を示す図、図12は図5により説明する処理の中で復元期間を受け付けて登録する復元テーブル受け付け画面の構成例を示す図であり、次に、これらについて説明する。ここで説明する処理は、復元するテーブルや期間を対話式に受付け、履歴のデータベースから復元に必要な情報を取得して復元ジョブを自動生成し、自動実行する処理である。
(1)初期画面としての図11に示す復元テーブル受け付け画面から、検索KEYとして、データベース名称、スキーマ、テーブル名称を受け付け、指定されたデータベース名称、スキーマ、テーブル名称を検索KEYとして、バックアップ明細テーブル107内に存在するバックアップ履歴状況を抽出して、一時保管する(ステップ501、502)。
(2)図11に示す復元テーブル受け付け画面内の抽出ボタンが押下されたとき、ステップ502の処理で取得して一時保管していたバックアップ履歴状況の情報を表示して選択を受け付け可能とし、図11に示す復元テーブル受け付け画面内の選択ボタンが押下されたとき、対象のデータベース名称、スキーマ、テーブル名称を受け付ける(ステップ503)。
(3)その後、図12に示すような復元期間を受け付けて登録する復元テーブル受け付け画面が表示されるので、ステップ501の処理で受け付けたデータベース名称、スキーマ、テーブル名称を検索KEYとして、バックアップ明細テーブル107からバックアップ期間を取得し、期間の指定を受付け、実行の受け付けとして、復元する期間を受け付ける(ステップ504)。
(4)ステップ501、503の処理で受け付けた、データベース名称+スキーマ+テーブル名称+バックアップ期間をKEYとして、バックアップ明細テーブル107を検索し、残りの項目、すなわち、復元が指定された期間のバックアップ情報を取得し、それを一時保管する(ステップ505)。
(5)ステップ505の処理で一時保管した復元が指定された期間のバックアップ情報から、格納先から圧縮済みEXPORTファイルをコピーするコマンドを生成して、新規作成の復元ジョブに記述する。復元ジョブ名(ファイル名)は、コピーテーブル名称+実行日時+識別子とされる。また、コピーコマンドは、格納方法や保存先のOSやモードに合わせて生成される(ステップ506)。
(6)ステップ505の処理で一時保管した復元が指定された期間のバックアップ情報から、圧縮済みEXPORTファイルを復元するコマンドを生成し、このコマンドを復元ジョブに追記する(ステップ507)。
(7)次に、解凍されたファイルであるEXPORTファイルをインプットにIMPORTを実行するコマンドを生成し、このコマンドを復元ジョブに追記する。また、ステップ506の処理で取得した圧縮ファイル及びステップ507の処理で取得した解凍したEXPORTファイルを削除するコマンドを生成し、このコマンドを復元ジョブに追記する(ステップ508、509)。
(8)前述したステップ509までの処理で作成した復元ジョブ105を起動し、復元ジョブの実行が終了するまで監視し、正常終了でも異常終了でも処理ステータス、メッセージを起動元にRETURNする。そして、復元ジョブの実行が終了すれば、ステップ509までの処理で作成した復元ジョブを削除する(ステップ510〜512)。
(9)その後、復元ジョブの終了ステータス、終了メッセージを表示し、ステップ501からの処理に戻って処理を繰り返し、ステップ503の処理で、図11に示す復元テーブル受け付け画面内の選択ボタンが押下されず、対象のデータベース名称、スキーマ、テーブル名称が受け付けられなかったときに、ここでの処理を終了する(ステップ513)。
図6Aは前述した処理で生成された復元ジョブ105の処理動作を説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。ここで説明する処理は、バックアップファイルを取得しコピーテーブルの復元を行って、不要なファイルを削除し、復元したコピーテーブルを後に自動削除するようスケジューリングする処理である。
(1)処理が開始されると、まず、バックアプ先から該当のバックアップファイルである圧縮ファイルを取得するコマンドを実行して、圧縮ファイルを取得し、取得したファイルを解凍してEXPORTファイルを得る(ステップ601、602)。
(2)ステップ602の解凍で得たEXPORTファイルをインプットとしてIMPORTを実行する。そして、ステップ601の処理で取得したバックアップファイル及びステップ602の処理で解凍したEXPORTファイルを削除する(ステップ603、604)。
(3)次に、復元テーブル108を削除するSQL文(drop文)を生成し、新規の削除ジョブに記述し、作成したこの削除ジョブを、予め定めた保有期間日数の経過後に実行するように、スケジューラにその実行を登録する。このとき、実行後に削除ジョブ自体も削除するようにスケジューラに登録を行う(ステップ605、606)。
(4)その後、処理ステータス、正常処理メッセージを起動元にRETURNして、ここでの処理を終了する(ステップ607)。
(5)ステップ601〜406での処理のいずれかの処理でエラーが発生して異常終了した場合、ステップ601の処理の実行前の状態にROLLBACKし、異常終了の処理ステータスやエラーメッセージを、起動元のジョブにRETURNして、ここでの処理を終了する(ステップ608、609)。
図6Bは前述で説明した図6Aの処理の具体的な実行例を示す図である。図6Bにおいて、図6Aに示している丸付きの数字で示されるステップ601〜606での処理が、図6Bに示している同一の値の丸付きの数字で示される処理に相当するものである。ここでは、図6Bについてこれ以上の説明を省略する。
前述した本発明の実施形態での各処理は、プログラムにより構成し、本発明が備えるCPUに実行させることができ、また、それらのプログラムは、FD、CDROM、DVD等の記録媒体に格納して提供することができ、また、ネットワークを介してディジタル情報により提供することができる。
本発明の一実施形態によるデータベースシステムの構成を示すブロック図である。 バックアップパラメータ登録処理部の処理動作を説明するフローチャートである。 バックアップジョブ自動生成・実行登録処理部の処理動作を説明するフローチャートである。 図3に示して説明したフローの処理で生成されたバックアップジョブの処理動作を説明するフローチャートである。 図4Aの処理の具体的な実行例を示す図である。 復元ジョブ自動生成・自動実行処理部の処理動作を説明するフローチャートである。 図5に示して説明したフローの処理で生成された復元ジョブの処理動作を説明するフローチャートである。 図6Aの処理の具体的な実行例を示す図である。 バックアップの実行履歴を格納するバックアップ明細テーブルの構成を示す図である。 バックアップの実行に関する情報を格納するバックアップパラメータテーブルの構成を示す図である。 図2により説明する処理の中で対話式にバックアップパラメータを登録するためのバックアップパラメータ登録画面の構成を示す図である。 図3により説明する処理の中で対話式にバックアッップジョブの実行を登録するためのバックアッップジョブの実行画面の構成を示す図である。 図5により説明する処理の中で削除済みデータをデータベースへ復元して登録する復元テーブル受け付け画面の構成例を示す図である。 図5により説明する処理の中で復元期間を受け付けて登録する復元テーブル受け付け画面の構成例を示す図である。
符号の説明
11 主メモリ
12 CPU
13 記憶装置
14 通信装置
15 入出力装置
101 バックアップパラメータ登録処理部
103 バックアップジョブ
102 バックアップジョブ自動生成・実行登録処理部
104 復元ジョブの自動生成・実行処理部
105 復元ジョブ
106 バックアップパラメータテーブル
107 バックアップ明細テーブル
108 復元テーブル
109 基幹テーブル
110 DBMSディクショナリテーブル

Claims (6)

  1. 基幹システムのデータベースのデータのバックアップを行うデータベースのバックアップ方法において、
    バックアップパラメータ登録処理手段と、バックアップジョブ自動生成・実行登録処理手段と、復元ジョブの自動生成・実行処理手段とを備え、
    前記バックアップパラメータ登録処理手段は、バックアップに関する対象テーブルやバックアップ期間や期間の基準になる項目やバックアップ先などの情報を対話式で登録し、
    前記バックアップジョブ自動生成・実行登録処理手段は、データベースのバックアップが要求された場合に、バックアップジョブを生成し、このバックアップジョブにデータベースの対象となるデータのバックアップをバックアップファイルの保存先のメディアに対して行わせ、
    前記復元ジョブの自動生成・実行処理手段は、バックアップファイルの復元が要求された場合に、復元ジョブを生成し、この復元ジョブにバックアップファイルの保存先のメディアから要求されたバックアップファイルを復元させることを特徴とするデータベースのバックアップ方法。
  2. 前記バックアップジョブは、データベースの対象となるデータのバックアップをバックアップファイルの保存先のメディアに対して行った後、データベース内のバックアップを行った前記対象となるデータを削除することを特徴とする請求項1記載のデータベースのバックアップ方法。
  3. 前記復元ジョブは、データベースのバックアップ履歴とバックアップデータとから、指定された対象及び範囲のデータベースを一時的に復元することを特徴とする請求項1または2記載のデータベースのバックアップ方法。
  4. 基幹システムのデータベースのデータのバックアップを行うデータベースシステムにおいて、
    バックアップパラメータ登録処理手段と、バックアップジョブ自動生成・実行登録処理と、復元ジョブの自動生成・実行処理手段とを備え、
    前記バックアップパラメータ登録処理手段は、バックアップに関する対象テーブルやバックアップ期間や期間の基準になる項目やバックアップ先などの情報を対話式で登録し、
    前記バックアップジョブ自動生成・実行登録処理手段は、データベースのバックアップが要求された場合に、バックアップジョブを生成し、このバックアップジョブにデータベースの対象となるデータのバックアップをバックアップファイルの保存先のメディアに対して行わせ、
    前記復元ジョブの自動生成・実行処理手段は、バックアップファイルの復元が要求された場合に、復元ジョブを生成し、この復元ジョブにバックアップファイルの保存先のメディアから要求されたバックアップファイルを復元させることを特徴とするデータベースシステム。
  5. 前記バックアップジョブは、データベースの対象となるデータのバックアップをバックアップファイルの保存先のメディアに対して行った後、データベース内のバックアップを行った前記対象となるデータを削除することを特徴とする請求項4記載のデータベースシステム。
  6. 前記復元ジョブは、データベースのバックアップ履歴とバックアップデータとから、指定された対象及び範囲のデータベースを一時的に復元することを特徴とする請求項4または5記載のデータベースシステム。
JP2008330934A 2008-12-25 2008-12-25 データベースのバックアップ方法及びデータベースシステム Pending JP2010152707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330934A JP2010152707A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 データベースのバックアップ方法及びデータベースシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330934A JP2010152707A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 データベースのバックアップ方法及びデータベースシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010152707A true JP2010152707A (ja) 2010-07-08

Family

ID=42571716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008330934A Pending JP2010152707A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 データベースのバックアップ方法及びデータベースシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010152707A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012123660A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報管理システムとそのデータ更新操作方法
KR101643729B1 (ko) * 2015-10-28 2016-07-29 주식회사 인피니플럭스 시간 기반 데이터에 대한 백업, 리스토어, 및 마운트를 위한 데이터 관리 시스템 및 방법
JP2020067681A (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 株式会社日立製作所 データ管理システムおよびデータ管理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10312328A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Nec Corp 環境設定ファイル自動バックアップ/リストア方式
JP2003058397A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Hitachi Information Systems Ltd ファイル・リロケーション・システムおよびその処理プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10312328A (ja) * 1997-05-12 1998-11-24 Nec Corp 環境設定ファイル自動バックアップ/リストア方式
JP2003058397A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Hitachi Information Systems Ltd ファイル・リロケーション・システムおよびその処理プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012123660A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 情報管理システムとそのデータ更新操作方法
KR101643729B1 (ko) * 2015-10-28 2016-07-29 주식회사 인피니플럭스 시간 기반 데이터에 대한 백업, 리스토어, 및 마운트를 위한 데이터 관리 시스템 및 방법
US10120768B2 (en) 2015-10-28 2018-11-06 Machbase, Inc. Data management system and method for backup, recovery, and mount of time-series data
JP2020067681A (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 株式会社日立製作所 データ管理システムおよびデータ管理方法
JP7141908B2 (ja) 2018-10-22 2022-09-26 株式会社日立製作所 データ管理システムおよびデータ管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7870099B2 (en) Computer readable recording medium having stored therein database synchronizing process program, and apparatus for and method of performing database synchronizing process
US20200050525A1 (en) Creating and using a bridge for obtaining and displaying process cloud services (pcs) analytics data outside of the pcs
JP4166056B2 (ja) データベース操作履歴管理装置、データベース操作履歴管理方法、およびデータベース操作履歴管理プログラム
CN106844102B (zh) 数据恢复方法和装置
US8762347B1 (en) Method and apparatus for processing transactional file system operations to enable point in time consistent file data recreation
WO2018068639A1 (zh) 数据恢复方法、装置和存储介质
CN109558382B (zh) 文件管理方法、电子装置及计算机可读存储介质
CN112463450A (zh) 一种增量备份管理方法、系统、电子设备及存储介质
JP6828253B2 (ja) バックアップ制御装置、バックアップ制御方法及びプログラム
JP2010152707A (ja) データベースのバックアップ方法及びデータベースシステム
CN115981921A (zh) 一种备份方法
CN115455059A (zh) 一种基于底层数据解析用户行为的方法、装置及相关介质
WO2016120989A1 (ja) 管理計算機及びルールの試験方法
JP3570395B2 (ja) 故障解析情報自動採取システム及び故障解析情報自動採取プログラム
US11080123B2 (en) Information processing apparatus
JP2003280963A (ja) 文書管理システム、復旧方法、復旧を実行させるためのプログラム、該プログラムを記録した記録媒体
ZA200502951B (en) Method, system and software for journaling system objects.
JP5718256B2 (ja) システム性能解析装置、システム性能解析方法、およびシステム性能解析プログラム
JP2003085007A (ja) デジタル情報劣化方法、装置、及びプログラム
CN109660611B (zh) 一种云备份的数据存储方法及存储系统的数据云备份方法
JP4410754B2 (ja) ファイルバックアップシステム及び方法
CN110008114B (zh) 配置信息维护方法、装置、设备及可读存储介质
JP2007226733A (ja) データベースの正常性チェック方法、正常性チェックプログラム、および正常性チェック装置
JP2009080536A (ja) 部品表編集装置、編集プログラム、編集システムおよび編集方法
CN117472651A (zh) 分布式数据库数据恢复方法、装置、电子设备和存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120214