JP2010152493A - 入力装置、制御装置及び入力装置の制御方法 - Google Patents

入力装置、制御装置及び入力装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
消費電力を低減することが可能な入力装置、制御装置及び入力装置の制御方法を提供する。
【解決手段】
制御装置40は、ユーザにより選択されたアイコン4A又は4Bと、アイコン4A又は4Bが選択されたときの入力装置1の遷移先とが対応したテーブルに基づき、入力装置1の遷移先のモードを判断するMPU35を備える。制御装置40は、この判断結果に基づきモード変更コマンド400を入力装置1に送信する送受信機38を備える。この結果、制御装置40は、選択されたアイコン4Bに応じて、モード変更コマンド400を入力装置1に送信する。入力装置1は、モード変更コマンド400を受信し、フリーモードと非フリーモードとを、表示装置5に表示される表示画面3C等に対応するように切り替え、少なくとも角速度センサユニット15のスイッチ51をオフにする。これにより、入力装置1の低消費電力化を図ることができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、例えば空中操作式のポインティングデバイスや空中操作式のリモートコントローラ、携帯電話などの入力装置、入力装置からの信号を受信可能な制御装置及び入力装置の制御方法に関する。
主にPC(Personal Computer)で普及しているGUI(Graphical User Interface)のコントローラとして、従来では主にマウスやタッチパッドなどのポインティングデバイスが用いられている。
GUIは従来のPCのHI(Human Interface)にとどまらず、テレビを画像媒体としてリビングルームで使用されるAV機器のインターフェースとして使用され始めている。このようなHIとしては、例えばクロスメディアバー、EPG、IP−TV、windows Media Centerなどがある。
現在普及しているHIでは、上記のGUIのコントロール用として、従来のAV機器用のリモコンの延長線上にある十字キー付きのリモコンが存在するが、フリーカーソル操作が不可能なため操作感が悪い。
これを解決するために、ワイヤレスマウスなどを使用することが考えられるが、マウスを操作するためにはマウスが載置されるテーブル類が必要となる。
特許文献1には、「コンピュータに対して3次元入力を行う3次元コンピュータ入力装置において、空間上の方向の変化を3つの回転軸(縦揺れ,横揺れ,首振り)に沿って感知する方向感知手段と、3次元コンピュータ入力装置本体に設定されたXYZ座標系のうちの少なくとも2次元の座標系の軸に沿った変位を感知する変位感知手段と、前記コンピュータの入力ポートに接続され且つ前記コンピュータが処理できるように前記方向感知手段及び変位感知手段の出力信号を変換するための電子回路とを具備することを特徴とする3次元コンピュータ入力装置であって、前記方向感知手段は3つの回転軸(縦揺れ,横揺れ,首振り)の夫々に対応した3組のジャイロスコープからなり、前記変位感知手段は夫々が前記XYZのうちのいずれかの軸に対応する少なくとも2つの加速度センサからなることを特徴とする」3次元コンピュータ入力装置が開示されている。これにより、マウスのようにテーブル類は不要となり、空中で操作することが可能となる。
従来、空中で操作することが可能な空間マウスは、三次元空間上を動く手の複雑な動作からPC(Personal Computer)画面上のカーソルの移動量を算出する。したがって、空間マウスは加速度センサや角速度センサ等の手の動きを検出するセンサを搭載する必要がある。(特許文献1)。
特公平6−7371公報(請求項1及び請求項2)
しかしながら、上記特許文献1のような空間マウスでは、卓上型のワイヤレスマウスよりも電力を消費するデバイスが多く搭載されるため、マウス全体の消費電力を抑えて、電池の長寿命化を図るのが困難であった。卓上型のワイヤレスマウスの赤外線センサはマウスが動いているときだけ値を検知すればよいが、空間マウスの加速度センサや角速度センサは常に値を検知する必要がある。また、これらのセンサには比較的大きな電流が流れるため、卓上型ワイヤレスマウスよりもきめ細かい省電力制御が必要となる。
このように空中で操作する形態のポインティングデバイスは、今後ワイヤレスでの使用が主流になると考えられる。
本発明者らは、空中で操作する形態のポインティングデバイスでは特許文献1に示されるようにセンサの数も多くなることから、これをワイヤレスで使用しようとした場合に、消費される電力が増加する、という新規な課題を見出した。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、消費電力を低減することが可能な入力装置、制御装置及び入力装置の制御方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明に係る入力装置は、複数の表示画面の切替表示が可能な制御装置にユーザの操作に応じた信号を送信可能な入力装置であって、第1の検出手段と、第2の検出手段と、モード切替手段とを有する。上記第1の検出手段は、ユーザによる上記入力装置の動きに関するアナログ情報を検出する。上記第2の検出手段は、ユーザにより入力されたデジタル情報を検出する。上記モード切替手段は、上記第1の検出手段により検出された上記アナログ情報に基づく信号を含む第1の信号を上記制御装置に送信する第1のモードと、上記第2の検出手段により検出されたデジタル情報に基づく第2の信号を上記制御装置に送信する第2のモードとを、上記制御装置に表示される表示画面に対応するように切り替える。
本発明では、入力装置は、モード切替手段により、上記アナログ情報に基づく信号を含む第1の信号を上記制御装置に送信する第1のモードと、上記デジタル情報に基づく第2の信号を上記制御装置に送信する第2のモードとを、上記制御装置に表示される表示画面に対応するように切り替える。この結果、第1のモードから第2のモードに切り替えることで、第1の検出手段によりアナログ情報を検出する必要がなくなり、第1の検出手段での消費電力を低減し、入力装置での消費電力を低減することができる。
上記モード切替手段は、上記制御装置から上記入力装置に送信される第1のモード切替指令に応じて、上記第1のモードと上記第2のモードとを切り替えるようにしてもよい。
これにより、入力装置のモードを切り替えることができる。
上記モード切替手段は、上記第1の検出手段の動作オンオフを制御するようにしてもよい。
これにより、アナログ情報が不要となったときには第1の検出手段の動作をオフにし省電力化を図ることができる。
上記第1の検出手段は、個別に動作のオンオフを制御可能な複数の検出部を有し、上記モード切替手段は、上記複数の検出部の動作オンオフを個別に制御するようにしてもよい。
これにより、アナログ情報が不要となったときには検出部の動作をオフにし段階的な省電力化を図ることができる。
上記アナログ情報から所定の演算を行う演算回路を更に具備し、上記モード切替手段は、上記演算回路の動作周波数を切り替えるようにしてもよい。
これにより、アナログ情報が不要となったときに演算回路の動作周波数を切り替え省電力化を図ることができる。
上記前記モード切替手段は、上記第1のモードから上記第2のモードに切り替えに応じて上記演算回路の動作周波数を第1の値からこれより低い第2の値に切り替え、上記第2のモードから上記第1のモードに切り替えに応じて上記演算回路の動作周波数を上記第2の値から上記第1の値に切り替えるようにしてもよい。
これにより、アナログ情報が不要となったときや必要となったときに演算回路の動作周波数を切り替え、省電力化を図ることができる。
データ転送速度の切り替えが可能な送信手段を更に具備し、上記モード切替手段は、上記送信手段のデータ転送速度を切り替えるようにしてもよい。
これにより、アナログ情報が不要となったときに、送信手段のデータ転送速度を切り替え、省電力化を図ることができる。
上記モード切替手段は、上記第1のモードから上記第2のモードに切り替えに応じて上記送信手段のデータ転送速度を第1の値からこれより低い第2の値に切り替え、上記第2のモードから上記第1のモードに切り替えに応じて上記送信手段のデータ転送速度を上記第2の値から上記第1の値に切り替えるようにしてもよい。
これにより、アナログ情報が不要となったときや必要となったときに入力装置のデータ転送速度を切り替え、省電力化を図ることができる。
上記モード切替手段は、ユーザにより入力される第2のモード切替指令に応じて、上記第1のモードと上記第2のモードとを切り替え上記第1のモードに対応する第1の表示画面と、上記第2のモードに対応する第2の表示画面とを切り替えるための信号を、上記制御装置に送信するようにしてもよい。
これにより、ユーザが入力装置を操作することで、入力装置及び制御装置のモードを切り替えることができる。
本発明に係る制御装置は、受信手段と、画面切替手段とを有する。上記受信手段は、ユーザによる入力装置の動きに関するアナログ情報に基づく第1の信号、又はユーザにより前記入力装置に入力されたデジタル情報に基づく第2の信号を受信する。上記画面切替手段は、上記受信手段により受信された上記第1の信号の処理が行われる第1のモードに対応する第1の表示画面と、上記第2の信号の処理が行われる第2のモードに対応する第2の表示画面とを切り替える。
本発明では、画面切替手段は、受信手段により受信された第1の信号に基づくアナログ情報に基づく処理が行われる第1のモードに対応する第1の表示画面と、第2の信号に基づくデジタル情報に基づく処理が行われる第2のモードに対応する第2の表示画面とを切り替える。第1の表示画面から第2の表示画面に切り替えることで、アナログ情報を含む第1の信号を受信する必要がなくなる。つまり、入力装置は、アナログ情報を検出する必要がなく、入力装置での消費電力を低減することができる。
上記表示された表示画面のモードに対応するように上記入力装置のモードを切り替えるためのモード切替指令を上記入力装置に送信する送信手段を更に具備するようにしてもよい。
これにより、第1の表示画面と第2の表示画面の切り替えに応じて入力装置のモードを切り替えることができる。
上記画面切替手段は、上記入力装置から送信される第3のモード切替指令に応じて、上記第1の表示画面と上記第2の表示画面とを切り替えるようにしてもよい。
これにより、ユーザの操作により入力装置から送信される第3のモード切替指令に応じて、制御装置のモードを切り替えることができる。
本発明に係る入力装置の制御方法は、複数の表示画面の切替表示が可能な制御装置にユーザの操作に応じた信号を送信可能な入力装置の制御方法であって、ユーザによる上記入力装置の動きに関するアナログ情報を検出することを含む。ユーザにより入力されたデジタル情報は検出される。検出された上記アナログ情報に基づく第1の信号を上記制御装置に送信する第1のモードと、上記デジタル情報に基づく第2の信号を上記制御装置に送信する第2のモードとが、上記制御装置に表示される表示画面に対応するように切り替えられる。
本発明では、入力装置は、モード切替手段により、上記アナログ情報に基づく第1の信号を上記制御装置に送信する第1のモードと、上記デジタル情報に基づく第2の信号を上記制御装置に送信する第2のモードとを、上記制御装置に表示される表示画面に対応するように切り替える。この結果、第1のモードから第2のモードに切り替えることで、第1の検出手段によりアナログ情報を検出する必要がなくなり、第1の検出手段での消費電力を低減し、入力装置での消費電力を低減することができる。
以上のように、本発明によれば、入力装置の消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
[制御システムの構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係る制御システムを示す図である。制御システム100は、表示装置5、制御装置40及び入力装置1を含む。
[制御装置40]
図1に示すように、制御装置40は、MPU35(あるいはCPU)、RAM36、ROM37、送受信機38、アンテナ39及びビデオRAM41等を含む。
送受信機38は、入力装置1から送信された制御信号を、アンテナ39を介して受信する。送受信機38は、送信機能をも有し、入力装置1との双方向通信が可能になっている。送受信機38は、例えば制御装置40に着脱可能とされる。
MPU35は、制御信号に基づいて、表示装置5の画面3に表示されるポインタ(カーソル)2の移動を制御するための演算をしたりアイコン4の実行を制御するための演算をしたりする。これにより、表示装置5の画面3上に表示されたUIを制御する表示制御信号が生成される。
ROM(Read Only Memory)37には、表示装置5の画面3に表示されたアイコン4等のグラフィックと、カーソル2の後述するカーソルモード(フリーモード又は非フリーモード)との対応関係を示すテーブルが記憶されている。つまり、例えばアイコン4に対応してフリーモードが記憶され、アイコン4Bに対応して非フリーモードが記憶されている。
表示制御部42は、MPU35の制御に応じて、主に、表示装置5の画面3上に表示するための画面データを生成する。ビデオRAM41は、その表示制御信号に応じて生成される、表示装置5に表示される画面データを格納する。
制御装置40は、入力装置1に専用の機器であってもよいが、パーソナルコンピュータ(PC)等であってもよい。制御装置40は、入力装置1に専用の機器に限られず、表示装置5と一体となったコンピュータであってもよいし、オーディオ/ビジュアル機器、プロジェクタ、ゲーム機器、テレビジョン受信機またはカーナビゲーション機器等であってもよい。
[入力装置1]
図2は、入力装置1を示す斜視図である。入力装置1は、表示装置5に情報を入力するために用いられる空間ポインティングデバイスである。入力装置1は、ユーザが持つことができる程度の大きさ(ハンドヘルド)とされている。図2に示すように、入力装置1は、筐体10、筐体10の上部に設けられた例えば3つのボタン11、12及び13等の操作部を備えている。
ボタン11は、筐体10の上部の中央よりに設けられ、例えばPCで用いられる入力デバイスとしてのマウスの左ボタンの機能を有している。ボタン11のダブルクリックによりファイルが実行される。またボタン11を長押しして入力装置を移動することにより、「ドラッグアンドドロップ」操作を行うことができる。
ボタン12は、ボタン11に隣接し、マウスの右ボタンの機能を有する。例えば、様々なオプション操作を行うことができる。
ボタン13は、入力装置1の動きなどを認識する機能の有効/無効を切り替えるときに用いるボタンである。また、ボタン13は、回転可能なボタンであり、回転させることで、画面をスクロールさせることができる。
例えばXMB(登録商標)などのボタン23(図7参照)は、例えばユーザが押下することが可能に設けられた押しボタンである。ボタン23は、例えばユーザが意図的に入力装置1と制御装置40との後述する動作モード(カーソルモード)を後述するフリーモード(フリーカーソルモード)から非フリーモード(非フリーカーソルモード)に変更したり、逆に変更したりするために用いられる。
ボタン11、12、13及び23の配置、発行されるコマンドの内容等は、適宜変更可能である。
図3は、入力装置1の内部の構成を模式的に示す図である。図2及び図3の説明では、便宜上、筐体10の長手方向をZ’方向とし、筐体10の厚さ方向をX’方向とし、筐体10の幅方向をY’方向とする。
図3に示すように、入力装置1は、制御ユニット30、センサユニット17、バッテリー14を備えている。
制御ユニット30は、メイン基板18、メイン基板18上にマウントされたMPU50(Micro Processing Unit)(あるいはCPU)、水晶発振器20、送受信機21、メイン基板18上にプリントされたアンテナ22を含む。
図4は、センサユニット17を示す斜視図である。センサユニット17は、回路基板25、角速度センサ(ジャイロセンサ)ユニット15及び加速度センサユニット16(第1の検出手段)を備える。
角速度センサ(ジャイロセンサ)ユニット15は、互いに交差する2軸、例えば直交する2軸の周りの角速度を検出する。加速度センサユニット16は、互いに交差する2軸、例えば直交する2軸(X’軸及びY’軸)に沿った加速度を検出する。なお、角速度センサユニット15の検出軸と加速度センサユニット16の検出軸は相互に同一である場合に限らず、各検出軸が互い交差する角度に配置されていてもよい。
角速度センサユニット15は、第1の角速度センサ151及び第2の角速度センサ152の2つのセンサを含む。加速度センサユニット16は、第1の加速度センサ161及び第2の加速度センサ162の2つセンサを含む。また、これらの角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16は、それぞれパッケージングされ、回路基板25上に搭載されている。
第1、第2の角速度センサ151、152としては、角速度に比例したコリオリ力を検出する振動型のジャイロセンサが用いられる。第1、第2の加速度センサ161、162としては、ピエゾ抵抗型、圧電型、静電容量型等、どのようなタイプのセンサであってもよい。
センサユニット17は、回路基板25の、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16を搭載する面がX’−Y’平面に実質的に平行となるように、筐体10に内蔵され、両センサユニット15、16はX’軸及びY’軸の2軸に関する物理量を検出する。以降では、入力デバイス1とともに動く座標系、つまり、入力デバイス1に固定された座標系をX’軸、Y’軸、Z’軸で表す。一方、地球上で静止した座標系、つまり慣性座標系をX軸、Y軸、Z軸で表す。また、以降の説明では、入力装置1の動きに関し、X’軸の回りの回転の方向をピッチ方向、Y’軸の回りの回転の方向をヨー方向といい、Z’軸(ロール軸)方向の回りの回転の方向をロール方向という場合もある。
図5は、入力装置1の電気的な構成を示すブロック図である。入力装置1は、同図に示すように、ボタン11、12、13及び23、角速度センサユニット15、加速度センサユニット16、MPU50、スイッチ51、52、水晶発振器20、DC−DCコンバータ26及び電池(バッテリー)14を備える。
バッテリー14は、入力装置1の電源である。バッテリー14としては、乾電池または充電式電池等が用いられる。
DC−DCコンバータ26は、バッテリー14の電源電圧を定電圧にし、角速度センサユニット15、加速度センサユニット16、MPU50に電源を供給する。DC−DCコンバータ26は、シャットダウンスイッチ48を備えている。シャットダウンスイッチ48は、入力装置1のシステム全体の電源供給をオフにするためのスイッチである。
水晶発振器20は、クロックを生成し、これをMPU50に供給する。
MPU50は、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16の検出信号に基づいて速度値を演算する。MPU50は、ボタン11、12、13及び23からの入力信号を管理する。
MPU50は、後述するモード変更コマンド(動作モードを遷移させるためのコマンド)に応じて、角速度センサユニット15、加速度センサユニット16及びMPU50自体の動作モードを実行させる。MPU50は、実行する動作モードに応じてスイッチ51、スイッチ52のオンオフを切り替える。スイッチ51がオンのときDC−DCコンバータ26から角速度センサユニット15に電源が供給され、スイッチ51がオフのときに電源の供給が遮断される。スイッチ52がオンのときDC−DCコンバータ26から加速度センサユニット16に電源が供給され、スイッチ52がオフのときに電源の供給が遮断される。なお、スイッチ51が、角速度センサユニット15の中に組み込まれるようにしてもよいし、スイッチ52が、加速度センサユニット16の中に組み込まれるようにしてもよい。
MPU50は、所定のコマンドに基づき、シャットダウンスイッチ48に電源オフコマンドを出力し、入力装置1のシステム全体の電源供給をオフにする。
MPU50は、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16の検出信号、ボタン11、12、13及び23からの入力信号に基づき、入力装置1の使用状態を判定する。つまり、MPU50は、演算した速度値及びボタン11、12、13及び23からの信号に基づき、入力装置1が操作されている第1の状態と、操作されていない第2の状態とを判定する。
MPU50は、この判定結果に基づき、MPU50自体の動作モードを遷移させる。
MPU50は、速度値及びボタン11、12、13及び23からの信号を、送受信機21によりRF無線信号としてアンテナ22を介して制御装置40に出力する。送受信機21は、制御装置40から送信される信号を受信する受信機としての機能をも有する。
図6は、表示装置5に表示される画面3の例を示す図である。表示装置5は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等が挙げられるが、これらに限られない。あるいは、表示装置5は、テレビジョン放送等を受信できるディスプレイと一体となった装置でもよいし、このようなディスプレイと上記制御装置40とが一体となった装置でもよい。以降の説明の理解を容易にするため、特に明示がない限り、入力装置1で操作される対象となるUIがポインタ(カーソル)2であるとして説明する。
画面3上には、アイコン4A、4Bやポインタ2等のUIが表示されている。アイコンとは、コンピュータ上のプログラムの機能、実行コマンド、またはファイルの内容等が画面3上で画像化されたものである。なお、画面3上の水平方向をX軸方向とし、垂直方向をY軸方向とする。
図7は、ユーザが入力装置1を握った様子を示す図である。図7に示すように、入力装置1は、上記ボタン11、12、13、及び23のほか、例えばテレビ等を操作するリモートコントローラに設けられるような各種の操作ボタン(例えば十字キーボタン)や電源スイッチ等の操作部を備えていてもよい。このようにユーザが入力装置1を握った状態で、入力装置1を空中で移動させ、あるいは操作部を操作することにより、その入力情報が制御装置40に出力され、制御装置40によりUIが制御される。
次に、入力装置1の動かし方及びこれによる画面3上のポインタ2の動きの典型的な例を説明する。図8はその説明図である。
図8(A)、(B)に示すように、ユーザが入力装置1を握った状態で、入力装置1のボタン11、12が配置されている側を表示装置5側に向ける。ユーザは、親指を上にし子指を下にした状態、いわば握手する状態で入力装置1を握る。この状態で、センサユニット17の回路基板25(図4参照)は、表示装置5の画面3に対して平行に近くなり、センサユニット17の検出軸である2軸が、画面3上の水平軸(X軸)及び垂直軸(Y軸)に対応するようになる。以下、このような図8(A)、(B)に示す入力装置1の姿勢を基本姿勢という。
図8(A)に示すように、基本姿勢の状態で、ユーザが手首や腕を上下方向、つまりピッチ方向に振る。このとき、第2の加速度センサ162は、ピッチ方向の加速度を検出し、第1の角速度センサ151は、X’軸の周りの角速度を検出する(図4参照)。これらの検出値に基き、制御装置40は、ポインタ2が図6のY軸方向に移動するようにそのポインタ2の表示を制御する。
一方、図8(B)に示すように、基本姿勢の状態で、ユーザが手首や腕を左右方向、つまりヨー方向に振る。このとき、第1の加速度センサ161は、ヨー方向の加速度を検出し、第2の角速度センサ152は、Y’軸の周りの角速度を検出する(図4参照)。これらの検出値に基き、制御装置40は、ポインタ2が図6に示すX軸方向に移動するようにそのポインタ2の表示を制御する。
[動作説明]
次に、以上のように構成された制御システム100の動作を説明する。
まず、ユーザによる空間操作に応じて、画面3上でポインタ2が移動する場合(ポインタモード)の、制御システム100の動作を簡単に説明する。図9は、この場合の制御システム100の動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、例えばユーザによる電源スイッチ28の押圧により、入力装置1に電源が入力されると、角速度センサユニットから2軸の角速度信号が出力される。MPU19は、この角速度信号による角速度値(ωφ、ωθ)を取得する(ステップ101)。
また、入力装置1に電源が投入されると、加速度センサユニット16から2軸の加速度信号が出力される。MPU19は、この2軸の加速度信号による加速度値(ax、ay)を取得する(ステップ102)。
MPU19は、典型的には、角速度値(ωφ、ωθ)の取得(ステップ101)と、加速度値(ax、ay)の取得(ステップ102)とを同期して行う。しかしながら、角速度値(ωφ、ωθ)の取得と、加速度値(ax、ay)の取得とは、必ずしも同期して(同時に)行われなくてもよい。例えば、MPU19は、角速度値(ωφ、ωθ)を取得した後に、加速度値(ax、ay)を取得してもよいし、加速度値(ax、ay)を取得した後に、角速度値(ωφ、ωθ)を取得してもよい。
MPU19は、加速度値(ax、ay)及び角速度値(ωφ、ωθ)に基いて、所定の演算により速度値(第1の速度値Vx、第2の速度値Vy)を算出する(ステップ103)。第1の速度値VxはX’軸に沿う方向の速度値であり、第2の速度値VyはY’軸に沿う方向の速度値である。
速度値(Vx、Vy)の算出方法としては、MPU19が、例えば加速度値(ax、ay)を積分して速度値を求め、かつ、角速度値(ωφ、ωθ)をその積分演算の補助して用いる方法がある。
あるいは、MPU19は、加速度値(ax、ay)を、角加速度値(Δωφ、Δωθ)で割ることで入力装置1の動きの回転半径(Rφ、Rθ)を求めてもよい。この場合、その回転半径(Rφ、Rθ)に角速度値(ωφ、ωθ)が乗じられることにより速度値(Vx、Vy)を得ることができる。回転半径(Rφ、Rθ)は、加速度の変化率(Δax、Δay)を、角加速度の変化率(Δ(Δωφ)、Δ(Δωθ))で割ることで求められてもよい。
上記算出方法により、速度値が算出されることで、ユーザの直感に合致した入力装置1の操作感が得られ、また、画面3上のポインタ2の動きも入力装置1の動きに正確に合致する。しかしながら、速度値(Vx、Vy)は、必ずしも上記算出方法により、算出されなくてもよい。例えば、加速度値(ax、ay)が単純に積分されて速度値(Vx、Vy)が算出されても構わない。あるいは、検出された角速度値(ωφ、ωθ)をそのまま速度値(Vx、Vy)として用いてもよい。検出された角速度値(ωφ、ωθ)は時間微分することで角加速度値(Δωφ、Δωθ)を求めることができ、これを加速度値として用いることも可能である。
MPU19は、算出された速度値(Vx、Vy)の情報を、送受信機21及びアンテナ22を介して制御装置40に送信する(ステップ104)。
制御装置40のMPU35は、アンテナ39及び送受信機38を介して、速度値(Vx、Vy)の情報を受信する(ステップ105)。この場合、入力装置1は、所定のクロックごとに、つまり所定時間ごとに速度値(Vx、Vy)を送信し、制御装置40は、所定のクロック数ごとに速度値を受信する。
制御装置40のMPU35は、速度値を受信すると、下の式(1)、(2)により、速度値を座標値に加算することで、新たな座標値(X(t)、Y(t))を生成する(ステップ106)。MPU35は、生成された座標値にポインタ2が移動するように、画面の表示を制御する(ステップ107)。
X(t) =X(t-1)+Vx・・・(1)
Y(t) =Y(t-1)+Vy・・・(2)。
なお、速度値の算出(Vx、Vy)は、制御装置40が実行しても構わない。この場合、入力装置1は、角速度値(ωφ、ωθ)及び加速度値(ax、ay)の情報を送受信機21及びアンテナ22を介して制御装置40に送信する。制御装置40は、アンテナ39及び送受信機38を介して受信された角速度値(ωφ、ωθ)及び加速度値(ax、ay)の情報に基づき、速度値(Vx、Vy)を算出する。速度値の算出方法は、上記した通りである。
なお、図9等では、角速度センサユニットにより角速度信号を取得した後に加速度センサユニットにより加速度信号を取得する態様とされている。しかし、この順番に限定されるものではなく、加速度信号を取得した後に角速度信号を取得する態様とすることも可能であり、加速度信号と角速度信号を並列に(同時に)取得する態様とすることも可能である。(以下、図10において同様。)
入力装置1は、例えばテレビなどの遠隔操作に用いられるリモートコントローラやゲーム機用の入力装置であってもよい。
[動作モード切替動作]
次に、入力装置1と制御装置40との動作モードの切り替えについて説明する。
図10は、入力装置1と制御装置40との状態遷移を示す図である。
[入力装置1の動作遷移]
入力装置1は、リセットモード(POR:Power On Reset)、初期化モード(Init)、非フリーモード(第2のモード)、及びフリーモード(第1のモード)の各動作モードに遷移する。
リセットモード(POR)は、入力装置1に電源を投入した直後の状態である。この後、MPU50がデバイスの初期化処理に移行する。
初期化モード(Init)は、MPU50のハードウェアの初期化を終了した状態である。入力装置1(MPU50)は、制御装置40側の無線通信デバイスと無線通信をするための電波の周波数を決定し、識別コードを無線通信デバイスから取得する。これにより、入力装置1と、制御装置40との無線通信が可能となる。無線通信が可能となった段階で、入力装置1(MPU50)は、例えば非フリーモードに遷移する。
非フリーモードとは、入力装置1の角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16の検出信号を制御装置40が必要としない動作モードである。つまり、入力装置1(MPU50)は、非フリーモードでは、例えば角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52のうち少なくともスイッチ51がオフになる。入力装置1(MPU50)は、非フリーモードでは、図6に示すカーソル2のX方向及びY方向の速度値Vx、Vyを算出しない。そして、入力装置1(MPU50)は、非フリーモードでは、ボタン11、12、13、及び23などのOn/Off状態を検出する。これにより、メカ的なタクトスイッチ11などからの入力信号に基づきカーソル2が操作される。
なお、非フリーモードでは、入力装置1と制御装置40との間の無線通信データ量(データ転送速度)が後述するフリーモードのときより少なくなるように、入力装置1の通信モードが設定されているようにしてもよい。例えばパケットの大きさを小さくしたり、パケットの送受信間隔を広めたりすればよい。また、非フリーモードでは、MPU50の動作周波数(クロック数)がフリーモードのときより小さくなるように(低クロック)、MPU50の動作周波数(クロック数)が設定されているようにしてもよい。
具体的には、ボタン11や十字キー等だけでカーソル2を操作することが可能な画面や視聴番組が画面3に表示されているときには、カーソル2を操作するために制御装置40は、角速度センサユニット15や加速度センサユニット16を必要としない。このとき、入力装置1の動作モードは、非フリーモードに遷移する。
入力装置1(MPU50)は、非フリーモードでは、ボタン11、12、13、及び23などのOn/Off状態の情報(ボタンイベント)を、送受信機21を介して無線通信によって、制御装置40に送信可能である。
入力装置1(MPU50)は、非フリーモードにあるときに制御装置40から後述するモード変更コマンド300を受信可能である。入力装置1(MPU50)は、このモード変更コマンド300を受信すると、フリーモードに遷移する。
フリーモードとは、入力装置1の角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16の検出信号を制御装置40が必要とする動作モードである。つまり、入力装置1(MPU50)は、フリーモードでは、例えば角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52をオンにする。そして、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16で検出された角速度及び加速度の検出信号を読み出し、図6に示すカーソル2のX方向及びY方向の速度値Vx、Vyを算出する。また、入力装置1(MPU50)は、ボタン11、12、13、及び23などのOn/Off状態を検出する。これにより、入力装置1の動作やボタン11などの操作信号に基づきカーソル2が操作される。
なお、入力装置1と制御装置40との間の無線通信データ量が非フリーモードのときより多くなるように、通信モードが設定されているようにしてもよい。例えばパケットの大きさを大きくしたり、パケットの送受信間隔を狭めたりすればよい。また、MPU50の動作周波数(クロック数)が非フリーモードのときより大きくなるように(高クロック)、MPU50の動作周波数(クロック数)が設定されているようにしてもよい。
入力装置1(MPU50)のフリーモードは、例えばフリーカーソル、ズーム、スクロール、及びジェスチャなどを実現可能にする動作モードである。
入力装置1(MPU50)は、フリーモードにあるときに、速度値Vx、Vyの情報(フリーイベント)、ボタン11、12、13、及び23などのOn/Off状態の情報(ボタンイベント)を、送受信機21を介して無線通信によって、制御装置40に送信する。
入力装置1(MPU50)は、フリーモードにあるときに、制御装置40から後述するモード変更コマンド400を受信可能である。入力装置1(MPU50)は、このモード変更コマンド400を受信すると、非フリーモードに遷移する。
[制御装置40の動作遷移]
制御装置40は、リセットモード(POR)、初期化モード(Init)、非フリーモード、及びフリーモードの各モードに遷移する。
リセットモード(POR)は、制御装置40に電源を投入した直後の状態である。この後、MPU35がデバイスの初期化処理に移行する。
初期化モード(Init)は、MPU35のハードウェアの初期化を終了した状態である。
制御装置40(MPU35)は、上述したように入力装置1との無線通信が可能となった段階で、例えば非フリーモードに遷移する。
制御装置40(MPU35)は、非フリーモードのときには、例えば入力装置1から速度値Vx、Vyを送信されず、ボタン11、12、13、及び23などのOn/Off状態の情報(ボタンイベント)を、入力装置1から送受信機38を介して無線通信によって受信する。上述したように入力装置1から無線通信により受信するデータ量が、フリーモードのときより少なくなるように、通信モードが設定されているようにしてもよい。
制御装置40(MPU35)は、ボタンイベントと予めROM37(図1参照)に記憶されたテーブルの情報とに基づき、入力装置1をフリーモードに遷移させるか非フリーモードに遷移させるかを判断する(遷移先の判断)。このテーブルは、例えばユーザにより選択されたアイコンと、遷移先となるモードとが対応して記憶されたデータテーブルである。制御装置40(MPU35)は、非フリーモードにあるときには、遷移先の判断結果に応じて、入力装置1の動作モードを非フリーモードからフリーモードに遷移させるためのモード変更コマンド300を入力装置1に送信可能である。制御装置40(MPU35)は、非フリーモードにあるときに、遷移先の判断結果に応じて自身を非フリーモードからフリーモードに遷移させる。
制御装置40(MPU35)は、フリーモードにあるときには、速度値Vx、Vyの情報(フリーイベント)、ボタン11などのOn/Off状態の情報(ボタンイベント)を、入力装置1から送受信機38を介して無線通信によって受信する。なお、上述したように入力装置1から無線通信により受信するデータ量が非フリーモードのときより多くなるように通信モードが設定されているようにしてもよい。
制御装置40(MPU35)は、フリーモードにあるときには、上述した遷移先の判断結果に応じて、入力装置1の動作モードをフリーモードから非フリーモードに遷移させるためのモード変更コマンド400を入力装置1に送信可能である。
制御装置40(MPU35)は、フリーモードにあるときに、遷移先の判断結果に応じて、自身をフリーモードから非フリーモードに遷移させる。
[実施例]
以下、入力装置1、制御装置40のモード遷移の具体例を説明する。
図11は制御装置40からのモード変更コマンド300、400により入力装置1の動作モードを変更する場合の図、図12は制御装置40からのモード変更コマンド300、400により入力装置1の動作モードを変更する場合のシーケンス図である。
ユーザにより入力装置1、制御装置40及び表示装置5の電源がオンとなったときに、入力装置1及び制御装置40が図10に示すように例えば非フリーモードに遷移する。このとき、図11(A)に示すように例えば表示装置5の画面3Aに視聴番組画面が表示される。
例えばユーザにより非フリーなGUI画面3Bを表示させるための操作(例えばボタン操作)がされたときには、図12に示すように、入力装置1は、この操作に対応するコマンドC1を制御装置40に送信する。制御装置40は、送受信機38を介してこのコマンドC1を受信し、図11(B)に示す非フリーなGUIの画面3Bを表示装置5に表示させる。非フリーとは、制御装置40が角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16の出力を必要とせず、ユーザがボタン11や十字キー等の操作によりカーソル2を操作することが可能な状態をいう。
例えばユーザが図11(B)に示すアイコン4Aを選択すると、図12に示すように、入力装置1は、この選択に応じたコマンドC2を制御装置40に送信する。
制御装置40は、送受信機38を介してこのコマンドC2を受信し、テーブルに基づき選択されたアイコン4Aに対応する遷移先のモードを判断する。制御装置40は、遷移先のモードが非フリーモードであると判断したときには、例えば図11(C)に示す非フリーなGUIの画面3Cを表示装置5に表示させる。これにより、非フリーなGUI階層が変化する。つまり、例えば図11(B)に示すアイコン4A等を含む階層から、図11(C)に示すアイコン4Bなどを含む階層に、階層が変化する。
ユーザが図11(C)に示すアイコン4Bを選択すると、図12に示すように、入力装置1は、この選択に応じたコマンドC3を制御装置40に送信する。
制御装置40は、送受信機38を介してこのコマンドC3を受信し、テーブルに基づき選択されたアイコン4Bに対応する遷移先のモードを判断する。制御装置40は、遷移先のモードがフリーモードであると判断したときには、例えば図11(D)に示すフリーなGUIの画面3Dを表示装置5に表示させる。これにより、非フリーなGUIの画面3CがフリーなGUIの画面3Dに変化する。ここで、フリーとは、制御装置40が角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16の出力を必要とする状態をいう。
このとき、制御装置40は、図12に示すように、入力装置1のモードを変更するためのモード変更コマンド300を入力装置1に送信する。このモード変更コマンド300は、入力装置1の動作モードを非フリーモードからフリーモードに変更するための指示(フリーカーソルモード指示)である。
入力装置1は、モード変更コマンド300を受信し、入力装置1の動作モードを非フリーモードからフリーモードに変更する。
つまり、角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52をオン状態にする。なお、入力装置1と制御装置40との間の無線通信データ量が、非フリーモードのときより多くなるように無線通信デバイスを設定するようにしてもよい。例えばパケットの大きさを大きくしたり、パケットの送受信間隔を狭めたりすればよい。また、MPU50の動作周波数(クロック数)が非フリーモードのときより大きくなるようにMPU50を設定するようにしてもよい。
ユーザによる入力装置1の動作に応じて、入力装置1は、速度値Vx、Vyに対応するコマンド(フリーコマンド)やボタン11等に対応するコマンド(ボタンコマンド)C4を制御装置40に送信する。制御装置40は、これらのコマンド(フリーコマンドやボタンコマンド)C4を受信し、例えばカーソル2を表示画面3Dに表示する。
例えばユーザによりフリーモードを終了させる(非フリーモードに遷移させる)ためのアイコンが選択されたときには、入力装置1は、この選択に対応するコマンド(フリーコマンドやボタンコマンド)C5を制御装置40に送信する。
制御装置40は、送受信機38を介してこのコマンドC5を受信し、モード変更コマンド400を入力装置1に送信し、制御装置40の動作モードをフリーモードから非フリーモードに変更し、図11(E)に示す非フリーなGUIの画面3Eを表示させる。
入力装置1は、このモード変更コマンド400を受信する。これにより、入力装置1の動作モードがフリーモードから非フリーモードに変更される。
つまり、入力装置1は、角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52のうち少なくともスイッチ51をオフ状態にする。これにより、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16(複数の検出部)の動作のオンオフが個別に制御される。なお、入力装置1は、入力装置1と制御装置40との間の無線通信データ量(データ転送速度)がフリーモードのときより少なくなるように無線通信デバイスを設定するようにしてもよい。逆に、入力装置1がモード変更コマンド300を受信したときには、MPU50が、無線通信データ量(データ転送速度)が非フリーモードのときより多くなるように、無線通信デバイスを設定するようにしてもよい。また、MPU50の動作周波数(クロック数)がフリーモードのときより小さくなるように、MPU50が自身の動作周波数を切り替えるようにしてもよい。なお、逆に、入力装置1がモード変更コマンド300を受信したときには、MPU50が自身の動作周波数を非フリーモードのときより大きくなるように切り替えるようにしてもよい。
なお、ユーザは、入力装置1の動作モードと制御装置40の動作モードとが一致したときに、フリーモードや非フリーモードでカーソル2を操作することが可能となる。
本実施形態によれば、制御装置40は、例えばユーザにより選択されたアイコン4A又は4Bと、アイコン4A又は4Bが選択されたときの入力装置1の遷移先とが対応したテーブルに基づき、入力装置1の遷移先のモードを判断するMPU35を備える。制御装置40は、この判断結果に基づき入力装置1のモードを変更するためのモード変更コマンド400などを入力装置1に送信する送受信機38を備える。この結果、例えばユーザによりアイコン4Bが選択されたときに、制御装置40のMPU35は、選択されたアイコン4Bに応じて、遷移先のモードが非フリーモードであると判断し、モード変更コマンド400を入力装置1に送信する。入力装置1は、このモード変更コマンド400などを受信する。この結果、入力装置1のMPU50は、フリーモードと非フリーモードとを、表示装置5に表示される表示画面3C等に対応するように切り替える。MPU50は、角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52のうち少なくともスイッチ51をオフにする。これにより、少なくとも角速度センサユニット15は、非フリーモードのときには電源の供給が停止される。従って、入力装置1の低消費電力化を図ることができる。
入力装置1は、このモード変更コマンド400を受信すると、入力装置1と制御装置40との間の無線通信データ量がフリーモードのときより少なくなるように無線通信デバイスを設定するようにしてもよい。この結果、無線通信データ量を減少させて、入力装置1での消費電力を更に低減することができる。
入力装置1は、このモード変更コマンド400を受信すると、MPU50の動作周波数(クロック数)がフリーモードのときより小さくなるようにMPU50を設定するようにしてもよい。この結果、MPU50での消費電力を更に低減することができる。
各モードの実行中に(遷移先の動作モードに遷移した後に)、制御装置40が所定(例えば、常時、間欠的)のタイミングで、実行中のモードに遷移させるためのモード変更コマンド300又は400を送信するようにしてもよい。これにより、入力装置1のモードを確実に実行中のモードに変更することができる。
なお、本実施形態では、初期化モード(Init)の後に、入力装置1及び制御装置40が非フリーモードに遷移する例を示した。しかし、入力装置1及び制御装置40が初期化モード(Init)後にフリーモードに遷移するようにしてもよい。
また、本実施形態では、入力装置1及び制御装置40のそれぞれの動作モードが対応しているときに、入力装置1及び制御装置40間でコマンドの送受信が可能となる。しかし、入力装置1と制御装置40との間の無線通信が不可能となったときに、例えば入力装置1(MPU50)が角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52をオフにしたり、入力装置1の電源をオフにしたりするようにしてもよい。これにより、無線通信が不可能になったときに、入力装置1で電力が無駄に消費されることを防止することができる。
<別の実施形態>
図13は制御装置40からのモード変更コマンド300、400により入力装置1の動作モードを変更する別の実施形態のシーケンス図である。なお、本実施形態以降では、上記実施形態と同一の構成部材などには同一の符号を付しその説明を省略し、異なる箇所を中心に説明する。
本実施形態では、上記実施形態に比べて、入力装置1は、図13に示すモード変更コマンド300を受信すると、受信したことを示すアンサーバック500を制御装置40に送信する点が異なる。
制御装置40は、このアンサーバック500を受信すると、このモード変更コマンド300を入力装置1に送信することを停止する。つまり、制御装置40は、アンサーバック500を受信するまで所定のタイミングでモード変更コマンド300を入力装置1に送信し続ける。なお、制御装置40がアンサーバック500を受信するか否かにかかわらず、制御装置40がモード変更コマンド300を所定の回数送信するようにしてもよい。
本実施形態では、上記実施形態に比べて、入力装置1は、図13に示すモード変更コマンド400を受信すると、受信したことを示すアンサーバック600を制御装置40に送信する点が異なる。
制御装置40は、このアンサーバック600を受信すると、このモード変更コマンド400を入力装置1に送信することを停止する。つまり、制御装置40は、アンサーバック600を受信するまで所定のタイミングでモード変更コマンド400を入力装置1に送信し続ける。なお、制御装置40がアンサーバック600を受信するか否かにかかわらず、制御装置40がモード変更コマンド400を所定の回数送信するようにしてもよい。
このように本実施形態によれば、制御装置40は、入力装置1からのアンサーバック500を受信することで、入力装置1のモード状態を確実に検知することができると共に、検知後の無駄なモード変更コマンド300の送信を防止することができる。この結果、入力装置1は無駄なモード変更コマンド300を受信し続けることがなくなり、省電力化を図ることができる。なお、アンサーバック600についても同様の効果を得ることができる。
なお、図12及び図13に示す実施形態では、制御装置40から入力装置1にモード変更コマンド300、400が送信される例を示した。しかし、これらのコマンドの他に、例えば制御装置40で設定されたスリープタイマーに応じて制御装置40から送信される信号を入力装置1で受信するようにしてもよい。制御装置40がスリープしたことを示す信号を、入力装置1が受信したときに、入力装置1は、例えば角速度センサユニット15のスイッチ51や加速度センサユニット16のスイッチ52のうち少なくともスイッチ51をオフにするようにしてもよい。又は、制御装置40から信号を受信できないときに(制御装置40の電源がオフ)、入力装置1は、角速度センサユニット15のスイッチ51や加速度センサユニット16のスイッチ52のうち少なくともスイッチ51をオフにするようにしてもよい。又は、制御装置40から信号を受信できないときに、入力装置1の電源をオフにするようにしてもよい。これにより、より入力装置1の省電力効果を更に向上させることができる。
逆に、例えば入力装置1の角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52がオフのときに、入力装置1は、制御装置40でセットされた所定の時刻に送信される信号を受信するようにしてもよい。これにより、例えば所定の時刻になる以前には確実に入力装置1に供給される電源をオフにしておき、所定の時刻になったときに入力装置1の角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16に確実に電源を供給することができる。これにより、結果的に入力装置1の省電力化を図ることができる。
<他の実施形態>
図14は、他の実施形態の入力装置1と制御装置40との状態遷移を示す図である。
[入力装置1の動作遷移]
入力装置1(MPU50)は、非フリーモードにあるときには、ボタン(図示しない)などのOn/Off状態の情報(ボタンイベント)を、送受信機21を介して無線通信によって、制御装置40に送信する。
入力装置1(MPU50)は、非フリーモードにあるときに制御装置40にモード変更コマンド700を送信可能である。このモード変更コマンド700は、制御装置40のモードを非フリーモードからフリーモードに変更するためのコマンドである。
入力装置1(MPU50)は、フリーモードにあるときに、制御装置40にモード変更コマンド800を送信可能である。このモード変更コマンド800は、制御装置40の動作モードをフリーモードから非フリーモードに変更するためのコマンドである。
[制御装置40の動作遷移]
制御装置40(MPU35)は、非フリーモードにあるときには、ボタン(図示しない)などのOn/Off状態の情報(ボタンイベント)を、入力装置1から送受信機38を介して無線通信によって受信する。
制御装置40(MPU35)は、非フリーモードにあるときには、ボタン(図示しない)が押下されたときに入力装置1から送信されるモード変更コマンド700を受信可能である。制御装置40(MPU35)は、非フリーモードにあるときに、このモード変更コマンド700に応じて非フリーモードからフリーモードに遷移する。
制御装置40(MPU35)は、フリーモードにあるときには、ボタン23(図示しないが他のボタンでもよい。)が押下されたときに入力装置1から送信されるモード変更コマンド800を受信する。制御装置40(MPU35)は、このモード変更コマンド800に応じて、制御装置40の動作モードをフリーモードから非フリーモードに遷移する。
以下、入力装置1、制御装置40のモード遷移の具体例を説明する。
図15は入力装置1からのモード変更コマンド700、800により制御装置40の動作モードを変更する場合の図、図16は入力装置1からのモード変更コマンド700、800により制御装置40の動作モードを変更する別の実施形態のシーケンス図である。
ユーザにより入力装置1、制御装置40及び表示装置5の電源がオンとなってから図15(C)に示す非フリーなGUIの画面3Cが表示装置5に表示されるまでは、図11(A)〜図11(C)と同様なので説明を省略する。
ユーザがボタン(図示しない)を押下すると、入力装置1(MPU50)は、角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52をオン状態にする。なお、入力装置1(MPU50)は、入力装置1と制御装置40との間の無線通信データ量が非フリーモードのときより多くなるように、無線通信デバイスを設定するようにしてもよい。また、入力装置1(MPU50)は、MPU50の動作周波数(クロック数)が非フリーモードのときより大きくなるようにMPU50を設定するようにしてもよい。また、入力装置1は、ボタン(図示しない)が押下されたことを示すモード変更コマンド700を制御装置40に送信する。
制御装置40は、送受信機38を介してこのモード変更コマンド700を受信し、別のテーブルに基づきモード変更コマンド700に対応する制御装置40の遷移先のモードを判断する。この別のテーブルには、ユーザにより選択されたアイコン4Aなどと制御装置40の遷移先の動作モードとが対応したデータテーブルである。モード変更コマンド700は、制御装置40の動作モードを非フリーモードからフリーモードに変更するための指示(フリーカーソルモード指示)である。制御装置40は、例えば遷移先のモードがフリーモードであると判断したときには、例えば図15(D)に示すフリーなGUIの画面3Dを表示装置5に表示させる。これにより、非フリーなGUIの画面3CがフリーなGUIの画面3Dに変化する。
なお、入力装置1が制御装置40にモード変更コマンド700を送信する代わりに、上述したように入力装置1と制御装置40との無線通信デバイスの設定を変更するようにしてもよい。具体的には、入力装置1と制御装置40とが、例えばパケットの大きさが大きくパケットの送受信間隔が狭い送信形態、又はパケットの大きさが小さくパケットの送受信間隔が広い送信形態に、送信形態を設定するようにすればよい。これにより、入力装置1から制御装置40に、モード変更コマンドと同じ機能を有する信号を送信することが可能となり、本実施形態と同様に制御装置40のモードを変更することができる。
例えばユーザによりフリーモードから非フリーモードに変更させるための入力装置1のボタン23(図示しないボタンでもよい。)が押下されたときには、入力装置1は、角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52のうち少なくともスイッチ51をオフ状態にする。なお、入力装置1は、入力装置1と制御装置40との間の無線通信データ量がフリーモードのときより少なくなるように無線通信デバイスを設定するようにしてもよい。また、MPU50の動作周波数(クロック数)がフリーモードのときより小さくなるようにMPU50が設定されるようにしてもよい。
また、ユーザがフリーモードから非フリーモードに変更させるための入力装置1のボタン23(図示しないボタンでもよい。)を押下したときには、入力装置1は、このボタン23などが押下されたことを示すモード変更コマンド800を制御装置40に送信する。
制御装置40は、送受信機38を介してこのモード変更コマンド800を受信し、別のテーブルに基づきモード変更コマンド800に対応する制御装置40の遷移先のモードを判断する。モード変更コマンド800は、制御装置40の動作モードをフリーモードから非フリーモードに変更するための指示(フリーカーソルモード指示)である。制御装置40は、例えば遷移先のモードが非フリーモードであると判断したときには、例えば図15(E)に示すフリーなGUIの画面3Eを表示装置5に表示させる。これにより、フリーなGUIの画面3Dが非フリーなGUIの画面3Eに変化する。
このように本実施形態によれば、入力装置1が制御装置40の動作モードを変更するためのボタン23(図示しないボタンでもよい。)を備えるので、入力装置1のボタン23などの押下により制御装置40の動作モードを変更することができる。例えばユーザが入力装置1のボタン23(図示しないボタンでもよい。)を押下したときには、入力装置1から制御装置40にモード変更コマンド800が送信される。制御装置40は、このモード変更コマンド800を受信し、制御装置40のモードをフリーモードから非フリーモードに変更することができる。また、ボタン23(図示しない他のボタンでもよい。)の押下されたときに、入力装置1は、角速度センサユニット15のスイッチ51及び加速度センサユニット16のスイッチ52のうち少なくともスイッチ51をオフにする。この結果、入力装置1の省電力化を図ることができる。また、ユーザが動作モードを変更したいときに、すぐに制御装置40及び入力装置1の動作モードを変更することが可能である。
なお、本実施形態では、入力装置1が、ボタン23などの押下に対応してモード変更コマンド700、800を制御装置40に送信する例を示した。しかし、これに限定されず、例えば入力装置1が所定のジェスチャーを検出したときに、モード変更コマンド700、800と同等の機能を有するコマンドを制御装置40に送信するようにしてもよい。このようにしても、同様にカーソル2を操作することが可能となる。
<別の実施形態>
図17は入力装置1からのモード変更コマンド700により制御装置40の動作モードを変更する別の実施形態のシーケンス図である。
本実施形態では、図16に示す実施形態に比べて、制御装置40は、図17に示すモード変更コマンド700を受信すると、受信したことを示すアンサーバック610を入力装置1に送信する点が異なる。
このような構成によれば、入力装置1は、アンサーバック610を受信することで、制御装置40がモード変更コマンド700を受信したことを確実に検知することができる。従って、例えばこの検知後に、ユーザの操作により入力装置1が制御装置40にモード変更コマンド700を送信し続けることを防止することができる。また、入力装置1は、アンサーバック610を受信後に、入力装置1のモードを非フリーモードからフリーモードに変更することで、確実な動作モード変更を行うことができる。
本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
上記実施形態では、入力装置1がMPU50を備える例を示した。しかし、これに限定されず、MPU50の代わりに、複数のMPUを備え、これらのMPUによりMPU50の機能を実現するようにしてもよい。
速度値(Vx、Vy)の算出方法としては、MPU19が、例えば加速度値(ax、ay)を積分して速度値を求め、かつ、角速度値(ωψ、ωθ)をその積分演算の補助して用いる方法がある。
あるいは、MPU19は、加速度値(ax、ay)を、角速度値(ωψ、ωθ)の微分値(Δωψ、Δωθ)で割ることで本体10の動きの回転半径(Rψ、Rθ)を求める。その回転半径(R、R)に角速度値(ωψ、ωθ)が乗じられることにより速度値(Vx、Vy)が得られる。
あるいは、動きセンサとして、角速度センサユニット15が設けられず、加速度センサユニット16が設けられ、加速度値(ax、ay)が単に積分されることで速度値(Vx、Vy)が算出されてもよい。逆に、動きセンサとして、加速度センサユニット16が設けられず、角速度センサユニット15が設けられ、角速度値(ωψ、ωθ)に対応する速度値(Vx、Vy)が演算またはルックアップテーブルにより算出されてもよい。
上記各実施の形態に係る入力装置1、1’、200、15などは、無線で入力情報を制御装置に送信する形態を示したが、有線により入力情報が送信されてもよい。
本発明は、例えば、表示部を備えるハンドヘルド型の情報処理装置(ハンドヘルド装置)に適用されてもよい。この場合、ユーザは、ハンドヘルド装置の本体を動かすことで、その表示部に表示されたポインタが動く。ハンドヘルド装置として、例えば、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話機、携帯音楽プレイヤー、デジタルカメラ等が挙げられる。
上記各実施の形態では、入力装置1、51などの動きに応じて画面上で動くポインタ2を、矢印の画像として表した。しかし、ポインタ2の画像は矢印に限られず、単純な円形、角形等でもよいし、キャラクタ画像、またはその他の画像であってもよい。
センサユニット17の、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16の検出軸は、上述のX’軸及びY’軸のように必ずしも互いに直交していなくてもよい。その場合、三角関数を用いた計算によって、互いに直交する軸方向に投影されたそれぞれの加速度が得られる。また同様に、三角関数を用いた計算によって、互いに直交する軸の回りのそれぞれの角速度を得ることができる。
以上の各実施の形態で説明したセンサユニット17について、角速度センサユニット15のX’及びY’の検出軸と、加速度センサユニット16のX’及びY’軸の検出軸がそれぞれ一致している形態を説明した。しかし、それら各軸は、必ずしも一致していなくてもよい。例えば、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16が基板上に搭載される場合、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16の検出軸のそれぞれが一致しないように、角速度センサユニット15及び加速度センサユニット16がその基板の主面内で所定の回転角度だけずれて搭載されていてもよい。その場合、三角関数を用いた計算によって、各軸の加速度及び角速度を得ることができる。
上記角速度センサユニット15の代わりとして、角度センサあるいは角加速度センサが用いられてもよい。角度センサとしては、地磁気センサまたはイメージセンサ等が挙げられる。例えば3軸地磁気センサが用いられる場合、角度値の変化量が検出されるので、その場合、角度値が微分演算されることで角速度値が得られる。角加速度センサは、複数の加速度センサの組み合わせにより構成され、角加速度センサにより得られる角加速度値が積分演算されることで、角速度値が得られる。
ボタン11、12は、典型的には押圧タイプのボタンであり、プッシュボタンあるいは静電容量式のタッチボタンが用いられる。ボタン13は、典型的には、回転タイプのホイールボタンである。しかし、操作部23は、これに限られず、一端を支点として操作されるスティックタイプの操作部23、スライドタイプの操作部23が用いられてもよい。操作部23は、内部に図示しないスイッチを有しており、このスイッチは、ユーザによる操作部への操作を検出し、操作信号を出力する。操作信号を出力するスイッチとして、光センサや、静電容量センサが用いられてもよい。
速度値(Vx、Vy)の算出方法として、本実施形態では、MPU19は、加速度値(ax、ay)を、角加速度値(Δωψ、Δωθ)で割ることで入力装置1の動きの回転半径(Rψ、Rθ)を求める。この場合、その回転半径(Rψ、Rθ)に角速度値(ωψ、ωθ)が乗じられることにより速度値(Vx、Vy)を得ることができる。回転半径(Rψ、Rθ)は、加速度の変化率(Δax、Δay)を、角加速度の変化率(Δ(Δωψ)、Δ(Δωθ))で割ることで求められてもよい。
上記算出方法により、速度値が算出されることで、ユーザの直感に合致した入力装置1の操作感が得られ、また、画面3上のポインタ2の動きも入力装置1の動きに正確に合致する。
なお、速度値(Vx、Vy)は、必ずしも上記算出方法により、算出されなくてもよい。例えば、MPU19は、例えば加速度値(ax、ay)を積分して速度値を求め、かつ、角速度値(ωψ、ωθ)をその積分演算の補助して用いる方法が採用されてもよい。あるいは、加速度値(ax、ay)が単純に積分されて速度値(Vx、Vy)が算出されても構わない。あるいは、検出された角速度値(ωψ、ωθ)をそのまま筐体の速度値(Vx、Vy)として用いてもよい。検出された角速度値(ωψ、ωθ)は時間微分することで角加速度値(Δωψ、Δωθ)を求めることができ、これを筐体の加速度値として用いることも可能である。
本発明の一実施の形態に係る制御システムを示す図である。 入力装置を示す斜視図である。 入力装置の内部の構成を模式的に示す図である。 センサユニットを示す斜視図である。 入力装置の電気的な構成を示すブロック図である。 表示装置に表示される画面の例を示す図である。 ユーザが入力装置を握った様子を示す図である。 入力装置の動かし方及びこれによる画面上のポインタの動きの典型的な例を説明する説明図である。 制御システムの動作を示すフローチャートである。 入力装置と制御装置との状態遷移を示す図である。 制御装置からのモード変更コマンドにより入力装置の動作モードを変更する場合の図である。 制御装置からのモード変更コマンドにより入力装置の動作モードを変更する場合のシーケンス図である。 制御装置からのモード変更コマンドにより入力装置の動作モードを変更する別の実施形態のシーケンス図である。 他の実施形態の入力装置と制御装置との状態遷移を示す図である。 入力装置からのモード変更コマンドにより制御装置の動作モードを変更する場合の図である。 入力装置からのモード変更コマンドにより制御装置の動作モードを変更する別の実施形態のシーケンス図である。 入力装置からのモード変更コマンドにより制御装置の動作モードを変更する別の実施形態のシーケンス図である。
符号の説明
1 入力装置
5 表示装置
15 角速度センサユニット(第1の検出手段)
16 加速度センサユニット(第1の検出手段)
11、12、13、23 ボタン(第2の検出手段)
21 送信機(送信手段)
35 MPU(画面切替手段)
38 送受信機(送信手段、受信手段)
40 制御装置
50 MPU(モード切替手段、演算回路)
300、400 モード変更コマンド(第1のモード切替指令)
700、800 モード変更コマンド(第2のモード切替指令)
3D 表示画面(第1の表示画面など)
3E 表示画面(第2の表示画面など)

Claims (16)

  1. 複数の表示画面の切替表示が可能な制御装置にユーザの操作に応じた信号を送信可能な入力装置であって、
    ユーザによる前記入力装置の動きに関するアナログ情報を検出する第1の検出手段と、
    ユーザにより入力されたデジタル情報を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段により検出された前記アナログ情報に基づく信号を含む第1の信号を前記制御装置に送信する第1のモードと、前記第2の検出手段により検出されたデジタル情報に基づく第2の信号を前記制御装置に送信する第2のモードとを、前記制御装置に表示される表示画面に対応するように切り替えるモード切替手段と
    を具備する入力装置。
  2. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記モード切替手段は、前記制御装置から前記入力装置に送信される第1のモード切替指令に応じて、前記第1のモードと前記第2のモードとを切り替える
    入力装置。
  3. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記モード切替手段は、前記第1の検出手段の動作オンオフを制御する
    入力装置。
  4. 請求項3に記載の入力装置であって、
    前記第1の検出手段は、個別に動作のオンオフを制御可能な複数の検出部を有し、
    前記モード切替手段は、前記複数の検出部の動作オンオフを個別に制御する
    入力装置。
  5. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記アナログ情報から所定の演算を行う演算回路を更に具備し、
    前記モード切替手段は、前記演算回路の動作周波数を切り替える
    入力装置。
  6. 請求項5に記載の入力装置であって、
    前記モード切替手段は、前記第1のモードから前記第2のモードに切り替えに応じて前記演算回路の動作周波数を第1の値からこれより低い第2の値に切り替え、
    前記第2のモードから前記第1のモードに切り替えに応じて前記演算回路の動作周波数を前記第2の値から前記第1の値に切り替える
    入力装置。
  7. 請求項1に記載の入力装置であって、
    データ転送速度の切り替えが可能な送信手段を更に具備し、
    前記モード切替手段は、前記送信手段のデータ転送速度を切り替える
    入力装置。
  8. 請求項7に記載の入力装置であって、
    前記モード切替手段は、前記第1のモードから前記第2のモードに切り替えに応じて前記送信手段のデータ転送速度を第1の値からこれより低い第2の値に切り替え、
    前記第2のモードから前記第1のモードに切り替えに応じて前記送信手段のデータ転送速度を前記第2の値から前記第1の値に切り替える
    入力装置。
  9. 請求項4に記載の入力装置であって、
    前記複数の検出部は、前記入力装置の角速度を検出する角速度センサと、前記入力装置の加速度を検出する加速度センサとを有する
    入力装置。
  10. 請求項2に記載の入力装置であって、
    前記モード切替手段は、
    ユーザより入力される第2のモード切替指令に応じて、前記第1のモードと前記第2のモードとを切り替え、
    前記第1のモードに対応する第1の表示画面と、前記第2のモードに対応する第2の表示画面とを切り替えるための信号を、前記制御装置に送信する
    入力装置。
  11. 請求項2に記載の入力装置であって、
    前記第1のモード切替指令を取得したことを示す応答信号を前記制御装置に出力する応答手段を更に具備する
    入力装置。
  12. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記入力装置は、ハンドヘルド装置である
    入力装置。
  13. ユーザによる入力装置の動きに関するアナログ情報に基づく信号を含む第1の信号、又はユーザにより前記入力装置に入力されたデジタル情報に基づく第2の信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記第1の信号の処理が行われる第1のモードに対応する第1の表示画面と、前記第2の信号の処理が行われる第2のモードに対応する第2の表示画面とを切り替える画面切替手段と
    を具備する制御装置。
  14. 請求項13に記載の制御装置であって、
    前記表示された表示画面のモードに対応するように前記入力装置のモードを切り替えるためのモード切替指令を前記入力装置に送信する送信手段を更に具備する
    制御装置。
  15. 請求項13に記載の制御装置であって、
    前記画面切替手段は、前記入力装置から送信される第3のモード切替指令に応じて、前記第1の表示画面と前記第2の表示画面とを切り替える
    制御装置。
  16. 複数の表示画面の切替表示が可能な制御装置にユーザの操作に応じた信号を送信可能な入力装置の制御方法であって、
    ユーザによる前記入力装置の動きに関するアナログ情報を検出し、
    ユーザにより入力されたデジタル情報を検出し、
    検出された前記アナログ情報に基づく信号を含む第1の信号を前記制御装置に送信する第1のモードと、前記デジタル情報に基づく第2の信号を前記制御装置に送信する第2のモードとを、前記制御装置に表示される表示画面に対応するように切り替える
    入力装置の制御方法。
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