JP2010151285A - 流体軸受装置、スピンドルモータ、情報装置 - Google Patents

流体軸受装置、スピンドルモータ、情報装置 Download PDF

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Abstract

【課題】流体軸受部材間締結においてレーザ溶接を行う際に、発生するスパッタが軸受内部に進入することによるモータロックや回転不良の原因を確実に防止できる流体軸受装置を提供する。
【解決手段】軸受を構成するスリーブ2とプレート4とをレーザ溶接する際に、レーザ溶接によってスリーブ2とプレート4との間に形成される溶融部7と、プレート4がスリーブ2に接着固定される接着面31との間には、環状空洞部13が形成されるように構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハードディスク装置などの磁気ディスク装置、光ディスク装置、レーザスキャナ装置などの情報装置に用いられ、上記装置のディスクやポリゴンミラーなどのロータを回転駆動するスピンドルモータに使用される流体軸受装置に関するものである。
従来から、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等のディスク状の記録媒体やポリゴンミラーなどを回転駆動する各種情報装置において使用されるスピンドルモータの軸受として、シャフトとスリーブとの間に介在させたオイル等の潤滑流体の流体圧力を利用して両者を相対回転自在に支持する流体軸受装置が採用されている。
近年これら流体軸受装置が採用される情報装置は、ノートPCやビデオカメラなどといったモバイル用途に広く採用されつつあり、これに伴ってスピンドルモータや流体軸受装置も耐衝撃性の向上が求められてきている。ここで耐衝撃性を向上するために、YAGレーザやCO2レーザ等を用いたレーザ溶接によって複数の部品間を固定することが行われる。
また流体軸受装置は複数の部品から構成されており、その隙間などから潤滑流体が漏れないようにすることが重要である。そのため、特許文献1のように、レーザ溶接と共に接着剤や圧入を併用することが提案されている。
またレーザ溶接時に発生するスパッタが飛散して製品表面に付着すると、製品の品位を低下させるだけでなく、例えばハードディスクドライブ(以下、HDDと略記する)等の高記録密度の媒体等を扱う装置においては、製品表面に付着したスパッタが剥落/再飛散すると、記録再生ヘッドと媒体などとの間に入り込むことで装置の故障を引き起こす。そこでこのようなスパッタの剥落や再飛散を防止するために、特許文献2にはレーザ溶接後に溶接部に接着剤を塗布する技術が開示されている。
特開2006−81274号公報 特開2006−254625号公報
しかしながら特許文献1の構成では、溶接用のレーザが、先に塗布されて硬化した接着剤に接触したり、レーザ溶接による溶融部が接着剤を塗布した領域まで拡がったりすると、接着剤に起因するスパッタが多く発生し、ヘッドや媒体のコンタミ要因となる。
また特許文献2の構成ではレーザ光源側でのスパッタの剥落は抑制されるが、溶接される部材が薄いと、レーザは部材の裏まで貫通し、部材に起因するスパッタがレーザ光源から見て反対側に飛散する。ここで溶融部の裏側が軸受内部であると、スパッタが軸受内部に侵入してしまい、モータロックや回転不良の原因になる。
そこで本発明は、溶接部材間の接面とレーザ溶接による溶融部との間に環状空洞部を設けることで、溶接部材が薄くなっても、溶接によるスパッタが軸受内部に入らなくすることができ、かつ接着剤によるスパッタを抑制しうる流体軸受装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の流体軸受装置は、シャフトと、微小隙間を介してシャフトが相対回転可能に挿通され、両端開口する軸受孔を有するスリーブと、シャフトとスリーブの間に配設される軸受部と、軸受部に保持される潤滑流体と、スリーブの少なくとも一方の軸受孔における開口端の、少なくとも外周側の領域を覆うカバー部材と、カバー部材の外周側とスリーブとを、レーザを照射して溶接固定する溶融部と、カバー部材がスリーブを覆う領域において、溶融部よりも軸受内部側に位置し、カバー部材とスリーブとの間に接着剤を介在させた環状接着面と、環状接着面と溶融部との間に位置し、カバー部材とスリーブとの間に設けた環状空洞部とを有するものである。
また本発明の流体軸受装置は、シャフトと、微小隙間を介してシャフトが相対回転可能に挿通される軸受孔を有するスリーブと、シャフトとスリーブの間に配設される軸受部と、軸受部に保持される潤滑流体と、シャフトに嵌合し、スリーブの一方の端面側を覆うカバー部材と、カバー部材とシャフトとを、レーザを照射して溶接固定する溶融部と、カバー部材にシャフトが嵌合する領域において、溶融部よりも軸受部側に位置し、カバー部材とシャフトとの間に接着剤を介在させた環状接着面と、環状接着面と溶融部との間に位置し、カバー部材とシャフトとの間に設けた環状空洞部とを有するものである。
また本発明の流体軸受装置は、シャフトと、微小隙間を介してシャフトが相対回転可能に挿通される軸受孔を有するスリーブと、シャフトとスリーブの間に配設される軸受部と、軸受部に保持される潤滑流体と、シャフトと共に一体的に構成され、スリーブの一方の端面側を覆うように構成されたカップ形状部と、カップ形状部に固定され、カップ形状部とスリーブとの間の隙間部を覆うように配置されたカバー部材と、カップ形状部とカバー部材とを、レーザを照射して溶接固定する溶融部と、カップ形状部にカバー部材が嵌合する領域において、溶融部よりも軸受内部側に近接して配置され、カップ形状部とカバー部材とを固定する環状接着面と、環状接着面と溶融部との間に位置し、カップ形状部とカバー部材との間に設けた環状空洞部とを有するものである。
以上のように本発明によれば、流体軸受装置にカバー部材をレーザ溶接にて固定する際に、レーザ溶接により発生するスパッタの軸受内部への侵入を確実に防止でき、また接着剤に起因するスパッタの発生を抑制できる流体軸受装置を提供することができる。
以下に、本発明の流体軸受装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における流体軸受装置を備えたハードディスク装置用のスピンドルモータの断面図、図2は、同実施の形態における流体軸受装置の断面図である。なお、以下の説明は、便宜上、図1および図2に示すように、スリーブ2の軸受孔2aにおける開口端が上方に、閉鎖端が下方に配置された状態で説明するが、実際に使用する場合はこの配置に限られるものではない。
ベース30には軸受装置を構成する両端開口したスリーブ2が接着などによって固定されている。ベース30にはさらにステータコア20が接着や圧入などによって固定される。ステータコア20には図示しない絶縁被覆が形成され、コイル21が巻回される。
このスピンドルモータの流体軸受装置は、開口する上側の円形の開口端とカバー部材としてのプレート4によって閉鎖された下側の閉鎖端とを有する軸受孔2aを有する円筒状のスリーブ2に、円柱状のシャフト1が所定の間隙(空間)を介して回転自在な状態で挿入されている。
シャフト1の上端部にはハブ18が圧入、接着、溶接など適切な手段で固定される。このハブ18には図示しないディスク状媒体が搭載されて情報が記録再生される。そしてハブ18の内周円筒面にはマグネット19が、ステータコア20に対向するように固定されている。このマグネット19とステータコア20,コイル21とが協働してハブ18に対して回転力を付与する。
またシャフト1の下端部には、円板状で大径のスラストフランジ3を圧入、接着、カシメ等の外嵌結合やねじ止め、あるいは溶接などにより固定している。この大径のスラストフランジ3は、軸受孔2aにおける閉鎖端側である円形段状の大径孔部2bに、かつこの大径孔部2bの上側天面に対して軸方向に間隙を介して配置されている。さらに、スラストフランジ3の下面と対向するようにスリーブ2の底部に円板状のプレート4を固定している。こうしてシャフト1とスラストフランジ3は、スリーブ2とプレート4とに対して相対回転自在な状態に保持される。またスリーブ2の上端側にはシール部材5を固着し、これによって潤滑流体6を軸受内部に保持する。
上記構成において、スリーブ2とプレート4はレーザ溶接にて互いに固定される。スリーブ2は鉄系焼結合金または鉄系合金、ステンレス合金などよりなる。またプレート4はスリーブ2と溶接可能な材料であるステンレス合金等よりなる。
ここで図2において破線で囲んだスリーブ下端コーナ部Aの部分断面図を図3に示す。図3(a)はレーザ溶接前の状態を示す断面である。ここでスリーブ2とプレート4の間には接着剤が塗布され環状接着面31で当接している。そしてスリーブ2とプレート4の間には外側接着剤溜まり部11a、内側接着剤溜まり部11bを形成する。この外側接着剤溜まり部11a、内側接着剤溜まり部11bはスリーブ2とプレート4との間で接着剤を毛管力によって保持する。
また外側接着剤溜まり部11aに隣接して環状空洞部13を設ける。ここで溶融部7に近い側の外側接着剤溜まり部11aにおいてスリーブ2とプレート4とがなすテーパ角度θ1は、溶融部7よりも遠い側の内側接着剤溜まり部11bにおいてスリーブ2とプレート4とがなすテーパ角度θ2よりも大きくして、接着剤に対する毛管力が軸受部側境界部周辺(内側接着剤溜まり部11b側)よりも環状空洞部側境界部周辺(外側接着剤溜まり部11a側)で小さくなるよう設定する。これによって接着剤が環状空洞部13側に大きくはみ出ることはない。
なお、接着剤は通常はエポキシ系の熱硬化型接着剤を用いることが多いが、このような接着剤は、温度上昇につれて粘度が徐々に下がり硬化直前に大幅に粘度が下がる傾向がある。そのため接着剤の比重が大きく外側接着剤溜まり部11aにおける毛管力が小さいと環状空洞部13内で拡がってしまう可能性がある。そのような広がりを抑制するために、環状空洞部13には、さらに外側接着剤溜まり部11a側に近接して深溝部15を設けて、万一接着剤が熱硬化時の高温環境下で粘度が下がって流動しても、溶融部7側に近接させないようにする。ここで深溝部15の深さは、0.1〜0.2mm程度である。また深溝部15の最も深い部分は図3(b)における溶融部7よりも外側接着剤溜まり部11aに近接するようにその形状を設定されている。
次に図3(a)に示すように、図示しないレーザ照射源側から見て外側接着剤溜まり部11a、内側接着剤溜まり部11bが溶融部7よりも遠い側になるように、レーザ40を照射する。具体的には、溶接されるスリーブ2上面に対してθr=40〜60度となるように、傾斜させてYAGレーザまたはCO2レーザを照射する。なおプレート4が薄い場合(1mm以下)、溶接後のプレート4の反りを防止する観点から、θrを小さくすることが望ましい。
なおスリーブ2が焼結合金である場合も同様にθrが小さいほど、より好ましくは60度よりも小さいことが望ましい。これは以下の理由による。溶融部7は図3(b)に示すように、スリーブ2側の境界線7aとプレート4側の境界線7bが形成される。なお実際の溶融部7は必ずしも直線状にはならないが、ここでは説明を簡略化するために直線で近似している。ここでスリーブ2とプレート4の嵌合部7fに対して、それぞれの境界線となす角度をそれぞれθs、θpとすると、θs+θp≒90度となる。ここでθs>θpとなるように溶融部7が形成できたとすると、スリーブ2側の境界線7aの長さLsと、プレート1側の境界線7bの長さLpはLs>Lpとする事が出来る。
ここで溶接を行うと、溶接後の冷却時に生ずる熱歪みによってプレート4に引っ張り圧縮応力が加わり、プレート4を反らそうとする曲げモーメントが生ずる。ここでθrを小さくすることによってθpが小さくなる。そしてθpが小さくなるとLpが小さくなり、プレート4に対して加わる応力の大半は、プレート4を熱収縮による外側への引っ張り応力になる。その結果プレート4に加わる曲げモーメントが小さくなるので、プレート4の反りを小さくすることが出来る。
またスリーブ2側の境界線7aの長さLsが大きくなるので、引っ張り強さが小さい傾向にある焼結合金で製造した場合でも破壊強度を大きくすることが出来るので、軸受装置の耐衝撃性を向上することが出来る。
ここでレーザスポット径は、0.3±0.1mm程度であり、照射中心位置をスリーブ2とプレート4の嵌合面7fよりも若干(dR=0.3±0.1mm程度)ずらして照射する。ここでスリーブ2は、プレート4との嵌合面7fにおけるプレート4の外周部よりもdH=0.06±0.02mm程度高くしている。これによって、レーザスポットの大半はスリーブ2に照射され、プレート4に直接照射されることはない。その結果、プレート4に対してはスリーブ2との嵌合面7f(プレート4の外周面)において外周近傍のみが浅く溶融するのに必要な最小限の熱量が加わるだけであり、プレート4の変形を抑制することができる。すなわちレーザを斜めに当てることによって、溶融部7のプレート4側の境界線7bはレーザ先端に対してほぼ直角になり、溶融部7のプレート4側の溶接深さが大きくなることが防止される。
そして環状空洞部13が形成されているので、接着剤のある外側接着剤溜まり部11aまで溶融部が拡がることが防止され、接着剤に対して大きな熱量が加わることが防止される。その結果接着剤に起因するスパッタが確実に抑制される。
ここでレーザ40を溶融部7よりも接着剤溜まり部が遠い位置になるように照射する事により接着剤に起因するスパッタが少なくなるメカニズムを、図4を用いて詳述する。図4(a)、(b)に示すように、レーザ40を照射したことにより形成される溶融部7を楕円で近似したとする。ここで、溶融が進むと、溶融部7は表面から被照射物の内部に向かって進行していく。このとき、レーザ40の照射が4(a)のように環状接着面31,外側接着剤溜まり部11a、内側接着剤溜まり部11bに近い側から行われると、接着剤に多くの熱量が伝播してしまう。その結果、接着剤が蒸発して、接着剤に起因するスパッタが大量に発生してしまう。
一方、図4(b)のようにレーザ40を環状接着面31,外側接着剤溜まり部11a,内側接着剤溜まり部11bが溶融部7よりも遠くに位置する方向から行うと、溶融が進行しても接着剤と溶融部7の距離は離れているので、接着剤に過大な熱量が伝搬することはない。したがって、レーザ40の照射源から見て、溶融部7よりも環状接着面31,接着剤溜り部11a,11bが遠い位置になるようにレーザ40を照射する方が、接着剤に起因するスパッタを大幅に低減することが可能になる。
また溶融部7よりも軸受内部側に、環状空洞部13を介して外側接着剤溜まり部11a、環状接着面31、内側接着剤溜まり部11bがあるので、万一スリーブ2とプレート4との間で溶接したときにスパッタが発生しても、その軸受内部への侵入を接着剤によって確実に防止することが出来る。
なお図5にスリーブ2、プレート4、レーザ40の照射中心位置40cの位置関係を平面図で示すように、レーザ40を嵌合面7fに対してほぼ接線方向から照射されるように照射中心位置40cをスリーブ2の中心からをdYだけずらすと共に嵌合面7fからdXだけずらすようにすると、溶接時におけるスパッタ付着が抑制されるのでより好ましい。ただしこの場合、被照射物(ここではスリーブ2とプレート4)の回転方向Cに対して、下流側に向かうような接線方向から照射するのが良い。その理由は以下の通りである。被照射物を移動させながらレーザ照射した場合、スパッタは主に被照射物の移動方向の下流側(図中の矢印SL側)に飛散するが、それらは溶融直後の金属部分に飛散するので、溶融部の中に溶け込み、溶融部7以外へはほとんど付着しない。また仮に上流側(図中の矢印Su側)にスパッタが飛散して被照射物の表面に付着しても、被照射物の回転によって、すぐに被照射物と共にレーザ照射されて溶融部7の中に溶け込んでしまう。その結果、スパッタの溶融部以外の製品表面への付着を抑制することが出来る。
また上記実施の形態の説明において、プレート4の環状接着面31に対向する側の面は単純な平面形状としたが、例えば図6(a)に示すように、外側接着剤溜まり部11a近傍のプレート4にエッジ16aを有する環状溝16を形成することで、外側接着剤溜まり部11aにある接着剤が環状溝16内に流れこむ事をより確実に防止することが可能である。また環状突起でも構わない。
また図6(b)に示すように、外側接着剤溜まり部11a近傍のプレート4に撥油剤17を環状に塗布することで、外側接着剤溜まり部11aにある接着剤を溶融部7に流れこまなくさせることができる。ちなみに撥油剤17の塗布方法に関しては、インクジェット方式等を使用し、精密に位置決め塗布するのがより好ましい。
なお接着剤の硬化後にレーザ溶接を行うことが通常想定される、熱硬化性接着剤の場合は前述のように、硬化前に粘度が低下して環状空洞部13内で拡がりやすくなるので、接着剤硬化のための加熱をする前で、接着剤粘度が高いままの状態で先にレーザ溶接を行っても良い。このようにする事で、溶融部7と接着剤とを確実に離間することが可能になり、スパッタの発生を確実に防止できる。
(実施の形態2)
図7は本願発明における実施の形態2の流体軸受装置の断面図である。両端開口しているスリーブ102の軸受孔102aにはシャフト101が微小隙間を介して挿入されている。そしてスリーブ102の開口端側(図の上方)にはカバー部材122が、閉鎖端側(図の下方)にはカバー部材123がそれぞれ配置固定されて、軸受隙間部内には潤滑流体106が充填されている。
シャフト101の外円筒周面とスリーブ102の軸受孔102aの内周円筒面の一方には、図示しない動圧発生溝が形成されてラジアル軸受124を構成している。またシャフト101の下端面とカバー123の一方には、図示しない動圧発生溝が形成されてスラスト軸受126を構成している。
ここでカバー122の内周円筒面とスリーブ102の外周円筒面は環状接着面131で芯出しが行われると共に、接着剤で固定されている。さらにカバー部材122の外周端部とスリーブ102の外周面の接合部にはレーザ照射されて溶融部107が形成されている。ここで溶融部107と環状接着面131との間には、外側接着剤溜まり部111aが形成されて接着剤が保持される。そして外側接着剤溜まり部111aと溶融部107の間には、環状空洞部113が構成されている。また環状接着面131よりも軸受内部側の隙間には内側接着剤溜まり部111bが形成され接着剤が保持される。
同様にカバー123の内側上面とスリーブ102の下端面は環状接着面132で当接されると共に、接着剤で固定されている。さらにカバー部材123の外周端部とスリーブ102の外周面の接合部にはレーザ照射されて溶融部108が形成されている。ここで溶融部108と環状接着面132との間には、外側接着剤溜まり部112aが形成されて接着剤が保持される。そして外側接着剤溜まり部112aと溶融部108の間には、環状空洞部114が構成されている。また環状接着面132よりも軸受内部側の隙間には内側接着剤溜まり部112bが形成され接着剤が保持される。
ここで溶融部107,108と環状接着面131,132との間には、環状空洞部113,114と、外側接着剤溜まり部111a,112aが構成されているので、スリーブ102とカバー部材122,123のレーザ溶接時にスパッタが発生しても、接着剤によって軸受内部にスパッタの侵入を確実に防止することが出来る。また、環状空洞部113,114が溶融部107,108と外側接着剤溜まり部111a,112aの間にあるので、接着剤に起因するスパッタの発生も確実に防止できる。
(実施の形態3)
図8は本願発明における実施の形態3の流体軸受装置の半断面図である。
ベース230にはシャフト201が一端側で固定されており、さらにシャフト201の他端側にはスラストフランジ203が固定されている。そして両端開口のスリーブ202が、その中心に設けた軸受孔202aにおいて微小隙間を介してシャフト201に対して回転自在に保持されている。そしてスリーブ202の上方開口端にはカバー部材としてのプレート204が配置されている。ここでスリーブ202の外周にはディスク状媒体(図示せず)を固定するためのハブ218が固定されている。
そしてシャフト201の外周円筒面とスリーブ202の内周円筒面の一方には動圧発生溝が形成されてラジアル軸受224,225が構成されている。またスラストフランジ203の下面とスリーブ202の端面間には図示しない動圧発生溝が形成されてスラスト軸受226が構成されている。またスラストフランジ203の上面とプレート204の下面との間には図示しない動圧発生溝が形成されてスラスト軸受227が構成されている。そして軸受隙間には潤滑流体206が充填されている。
ここでスリーブ202とプレート204は環状接着面231で当接すると共に、環状接着面231には接着剤が塗布されている。ここで余剰の接着剤は外側接着剤溜まり部211aと内側接着剤溜まり部211bとで保持される。
さらにスリーブ202とプレート204の外周側はレーザ溶接によって固定されるが、溶融部207と外側接着剤溜まり部211aとの間には環状空洞部213が形成されて、レーザ溶接による溶融部207と接着剤とを離間させている。
ここで溶融部207と環状接着面231との間には、環状空洞部213と、外側接着剤溜まり部211aが構成されているので、スリーブ202とプレート204のレーザ溶接時にスパッタが発生しても、接着剤によって軸受内部にスパッタの侵入を確実に防止することが出来る。また、環状空洞部213が溶融部207と外側接着剤溜まり部211aの間にあるので、接着剤に起因するスパッタの発生も確実に防止できる。
なお上記実施の形態の説明において、カバー部材はプレート204として、その下面側にスラスト軸受227を構成した例を開示したが、本願発明はこれに限定されるものではない。たとえば図8に示す構成のモータを常に倒立させて使用する場合に限定される機器ならば、プレート204の代わりに、潤滑流体飛散防止用のシール板などでもよい。この場合、本実施の形態におけるスラスト軸受227は省略しても構わない。
(実施の形態4)
図9(a)は本願発明における実施の形態4の流体軸受装置の断面図である。
両端開口したスリーブ302の軸受孔302aにシャフト301が挿入されている。このシャフト301の外周円当面と軸受孔302aの内周円筒面の少なくとも何れかには図示しない動圧発生溝が形成されてラジアル軸受を構成している。シャフト301の下端にはスラストフランジ303が固定されていて、さらにこのスラストフランジ303の下面に対向すると共に、スリーブ302の下端側開口端を閉鎖するプレート304が固定されている。ここでスラストフランジ303下面とプレート304の上面の少なくとも何れかには図示しない動圧発生溝が形成されてスラスト軸受を構成している。そしてシャフト301、スリーブ302、スラストフランジ303、プレート304によって構成される微小隙間には潤滑流体306が充填されている。こうしてスリーブ302、プレート304に対してシャフト301、スラストフランジ303を回転自在に支承する。
ここでシャフト301の上端側の小径部301aには、スリーブ302の一方の開口端面側を覆うように、カバー部材としてのハブ318が接着剤とレーザ溶接によって固定されている。ここで図9(b)にハブ固定部の部分断面図として示すように、ハブ318の内周下端部とシャフト301の肩部で当接する。そして両者の当接面には環状接着面331,332が構成されて、接着剤が保持されている。そしてシャフト301の小径部301aとハブ318とはハブ318の上方からレーザ照射されて、両者の上端において溶融部307が形成されて互いに固着される。
ここでハブ318の内周には深溝部315が形成されている。さらに環状接着面331よりも、軸受外部側にあたる位置に外側接着剤溜まり部311aが形成され、環状接着面331,332からあふれた接着剤が保持される。また環状接着面332よりも軸受側には内側接着剤溜まり部311bが形成され、環状接着面331,332からあふれた接着剤が保持される。このようにして、環状接着面331,332と溶融部307の間には、環状空洞部313が構成され、両者は離間されている。
ここで溶融部307と環状接着面331との間には、環状空洞部313と、外側接着剤溜まり部311aが構成されているので、スリーブ302とハブ318のレーザ溶接時にスパッタが発生しても、接着剤によって軸受側内部(ハブ318の下面側)へのスパッタの侵入を確実に防止することが出来る。また、環状空洞部313が溶融部307と外側接着剤溜まり部311aの間にあって溶融部307と外側接着剤溜まり部311aを互いに離間しているので、接着剤に起因するスパッタの発生も確実に防止できる。
なお上記実施形態の説明においてカバー部材はディスクを搭載する為のハブ318とした例を開示したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、スリーブ302の一端面側を覆うように構成されたものならばどのような物でも良い。例えば回転駆動用などのマグネットを回転体側に固定するためのマグネットケースなどでも良い
(実施の形態5)
図10は本願発明における実施の形態5の流体軸受装置の断面図である。
両端開口したスリーブ402の軸受孔402aにシャフト401が回転自在に挿入されている。このシャフト401の外周円当面と軸受孔402aの内周円筒面の少なくとも何れかには図示しない動圧発生溝が形成されてラジアル軸受424を構成している。またスリーブ402の下端側開口端はプレート404によって封止されている。さらにシャフト401の先端には、スリーブ402の開口部を覆うように、カップ形状をなすハブ418が配置されている。なおここではハブ418とシャフト401はそれぞれ別個の部品から構成されているが、本願発明はこれに限定されるものではなく、ハブ418とシャフト401は一体に構成されたものでも良い。
そしてハブ418の内周下面とスリーブ402の上面の何れかには図示しない動圧発生溝が形成されてスラスト軸受426を構成している。さらにハブ418の下面には、垂下円筒部429が形成されており、この垂下円筒部429とスリーブ402の外周円当面との間には、テーパシール部428が構成されている。そしてシャフト401、スリーブ402、プレート404、ハブ418等によって構成された微小隙間には潤滑流体406が充填されており、テーパシール部428によって潤滑流体の漏れを防止されている。こうしてシャフト401,ハブ418はスリーブ402に対して回転自在に支承される。
ここで垂下円筒部429の内周円筒面下方には、スリーブ402から回転体(シャフト401、ハブ418、及びこれに固定された部材等)が衝撃などで抜けないように、抜け止め部材430を接着とレーザ溶接によって固定している。この抜け止め部材430は、軸受内に異物などが外部から入り込まないようにするためのカバー部材として機能する。
そして抜け止め部材430を垂下円筒部429に固定するために、抜け止め部材430の内周面には深溝部415を形成して、さらに抜け止め部材430の上端部と垂下円筒部429の内周部との間に接着剤を塗布した状態で、抜け止め部材430を垂下円筒部429に挿入して、環状接着面431を構成する。ここで余剰の接着剤は外側接着剤溜まり部411aと、内側接着剤溜まり部411bとで保持される。そして垂下円筒部429と抜け止め部材430の下端にレーザを照射して、溶融部407を形成して両者を固定する。
ここで溶融部407と環状接着面431との間には、環状空洞部413と、外側接着剤溜まり部411aが構成されているので、垂下円筒部429と抜け止め部材430のレーザ溶接時にスパッタが発生しても、接着剤によって軸受側内部へのスパッタの侵入を確実に防止することが出来る。また、環状空洞部413が溶融部407と外側接着剤溜まり部411aの間にあって溶融部407と外側接着剤溜まり部411aを互いに離間しているので、接着剤に起因するスパッタの発生も確実に防止できる。
なお上記実施形態の説明においてカップ形状はディスクを搭載する為のハブ418とした例を開示したが、本願発明はこれに限定されるものではない。たとえばスリーブ402の一端面側を覆うように構成されたカップ形状をなすものならばどのような物でも良い。例えば回転駆動用などのマグネットを回転体側に固定するためのマグネットケースなどでも良い。
また上記実施形態の説明においてカバー部材は抜け止め部材430とした例を開示したが、本願発明はこれに限定されるものではない。たとえば抜け止め手段は軸受内部でシャフト401の先端に設けた図示しないフランジなどで置き換えて、その代わりに潤滑流体406の漏れ出しを防止するためのシール構造部材などでも構わない。
また上記実施形態の説明においてスラスト軸受426はハブ418とスリーブ402の間に配置したが、本願発明はこれに限定されるものではない。例えば実施の形態1のように、シャフト401の先端に設けた図示しないフランジによって置き換えても良い。
本発明の流体軸受装置は、ディスク駆動装置、回転ヘッド駆動装置などのスピンドルモータとして特に好適であるが、これに限るものではない。例えば、ポリゴンミラー用スキャナモータや、CPUクーラー用モータ等、流体軸受機構を使用するものに関しても適用可能である。
本発明の実施の形態1におけるスピンドルモータの断面図 実施の形態1における流体軸受装置の断面図 (a)スリーブ下端コーナ部Aのスリーブとプレートの溶接前の部分断面図、(b)溶接後の部分断面図 (a)レーザ照射源から見て環状接着面が溶融部よりも遠い位置にあるようにレーザ照射した時の溶融状態を示す部分断面図、(b)レーザ照射源から見て環状接着面が溶融部に近い位置にあるようにレーザ照射した時の溶融状態を示す部分断面図 レーザ照射位置を示す流体軸受装置の部分平面図 (a)プレートに環状溝を設けた変形例におけるスリーブ下端コーナ部の部分断面図、(b)プレートに撥油剤を塗布した変形例におけるスリーブ下端コーナ部の部分断面図 実施の形態2における流体軸受装置の断面図 実施の形態3における流体軸受装置の半断面図 (a)実施の形態4における流体軸受装置の断面図、(b)ハブ固定部の部分断面図 実施の形態5における流体軸受装置の断面図
符号の説明
1、101、201、301、401 シャフト
2、102、202、302、402 スリーブ
2a、102a、202a、302a、402a 軸受穴
2b 大径孔部
3、203、303 スラストフランジ
4、204、304、404 プレート
5 シール部材
6、106、206、306、406 潤滑流体
7、107、108、207、307、407 溶融部
11a、111a、112a、211a、311a、411a 外側接着剤溜まり部
11b、111b、112b、211b、311b 内側接着剤溜まり部
13、113、114、213、313、413 環状空洞部
15、315、415 深溝部
16 環状溝
17 撥油剤
18、218、318、418 ハブ
19 マグネット
20 コイル
21、 ステータコア
30、230 ベース
31、131、132、231、331、332、431 環状接着面
40 照射レーザ
40c 照射中心位置
122、123 カバー部材
124、224、225、324、424 ラジアル軸受
126、226、227、326、426 スラスト軸受
428 テーパシール部
429 垂下円筒部
430 抜け止め部材

Claims (13)

  1. シャフトと、
    微小隙間を介して前記シャフトが相対回転可能に挿通され、両端開口する軸受孔を有するスリーブと、
    前記シャフトと前記スリーブの間に配設される軸受部と、
    前記軸受部に保持される潤滑流体と、
    前記スリーブの少なくとも一方の前記軸受孔における開口端の、少なくとも外周側の領域を覆うカバー部材と、
    前記カバー部材の外周側と前記スリーブとを、レーザを照射して溶接固定する溶融部と、
    前記カバー部材が前記スリーブを覆う領域において、前記溶融部よりも軸受内部側に位置し、前記カバー部材と前記スリーブとの間に接着剤を介在させた環状接着面と、
    前記環状接着面と前記溶融部との間に位置し、前記カバー部材と前記スリーブとの間に設けた環状空洞部と、
    を有する流体軸受装置。
  2. シャフトと、
    微小隙間を介して前記シャフトが相対回転可能に挿通される軸受孔を有するスリーブと、
    前記シャフトと前記スリーブの間に配設される軸受部と、
    前記軸受部に保持される潤滑流体と、
    前記シャフトに嵌合し、前記スリーブの一方の端面側を覆うカバー部材と、
    前記カバー部材と前記シャフトとを、レーザを照射して溶接固定する溶融部と、
    前記カバー部材に前記シャフトが嵌合する領域において、前記溶融部よりも前記軸受部側に位置し、前記カバー部材と前記シャフトとの間に接着剤を介在させた環状接着面と、
    前記環状接着面と前記溶融部との間に位置し、前記カバー部材と前記シャフトとの間に設けた環状空洞部と、
    を有する流体軸受装置。
  3. シャフトと、
    微小隙間を介して前記シャフトが相対回転可能に挿通される軸受孔を有するスリーブと、
    前記シャフトと前記スリーブの間に配設される軸受部と、
    前記軸受部に保持される潤滑流体と、
    前記シャフトと共に一体的に構成され、前記スリーブの一方の端面側を覆うように構成されたカップ形状部と、
    前記カップ形状部に固定され、前記カップ形状部と前記スリーブとの間の隙間部を覆うように配置されたカバー部材と、
    前記カップ形状部と前記カバー部材とを、レーザを照射して溶接固定する溶融部と、
    前記カップ形状部に前記カバー部材が嵌合する領域において、前記溶融部よりも前記軸受内部側に近接して配置され、前記カップ形状部と前記カバー部材とを固定する環状接着面と、
    前記環状接着面と前記溶融部との間に位置し、前記カップ形状部と前記カバー部材との間に設けた環状空洞部と、
    を有する流体軸受装置。
  4. 前記環状接着面と前記環状空洞部との間には、接着剤溜まり部を有する請求項1乃至3のいずれか1つに記載の流体軸受装置。
  5. 前記環状空洞部は、前記溶融部側における前記接着剤に対する毛管力よりも、前記環状接着面側における前記接着剤に対する毛管力が大きい、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の流体軸受装置。
  6. 前記環状接着面の環状空洞部側境界周辺における前記接着剤に対する毛管力よりも、前記環状接着面の軸受部側境界部周辺における前記接着剤に対する毛管力が大きい、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の流体軸受装置。
  7. 前記レーザは、照射源から見て前記環状接着面が前記溶融部よりも遠い位置にあるように照射する、請求項1乃至6のいずれか1つに記載の流体軸受装置。
  8. 前記環状空洞部において、前記環状接着面と前記溶融部との間に撥油性が高い物質をほぼ環状に塗布した高撥油材料塗布部を設けた、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の流体軸受装置。
  9. 前記環状空洞部において、前記環状接着面と前記溶融部との間に、環状溝または環状突起を有する、請求項1乃至8のいずれか1つに記載の流体軸受装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1つに記載の流体軸受装置を備えたスピンドルモータ。
  11. 前記接着剤は熱硬化型の接着剤であり、前記接着剤を熱硬化する前に前記レーザを照射して溶接を行い、その後熱硬化を行う、請求項1乃至9のいずれか1つに記載の流体軸受装置の製造方法。
  12. 請求項11に記載の製造方法により製造した流体軸受装置を備えたスピンドルモータ。
  13. 請求項10または12に記載のスピンドルモータを備えた情報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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