JP2010151166A - 密封装置、およびこれを用いた転がり軸受装置 - Google Patents
密封装置、およびこれを用いた転がり軸受装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができる密封装置、およびこれを用いた転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】 シール部材5を、外輪21の軸方向に延びてスリンガ2に押し付けけられた状態で摺接する摺接部7と、外輪21の軸方向に伸縮可能な伸縮部8とにより形成する。伸縮部8は、車両の周囲の天候状態を検出する検出手段12の検出信号に応じて駆動する電歪素子10により伸縮させ、摺接部7の押圧力を変化させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 シール部材5を、外輪21の軸方向に延びてスリンガ2に押し付けけられた状態で摺接する摺接部7と、外輪21の軸方向に伸縮可能な伸縮部8とにより形成する。伸縮部8は、車両の周囲の天候状態を検出する検出手段12の検出信号に応じて駆動する電歪素子10により伸縮させ、摺接部7の押圧力を変化させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、内部に雨水や異物等が浸入するのを防止するための密封装置、およびこれを用いた転がり軸受装置に関する。
従来より、自動車等の車輪を支持するための転がり軸受装置には、その内部に雨水や異物等が浸入するのを防止するために内外輪間を密封するための密封装置が用いられている。(例えば、特許文献1)。
図3は、従来の密封装置を示す断面図である。図中、密封装置50は、車輪支持用の転がり軸受装置60の外輪61に取り付けられる円環状の芯金51と、芯金51に対向配置されつつ転がり軸受装置60の内輪62に取り付けられる円環状のスリンガ52と、ゴム等の弾性体からなるとともに芯金51に取り付けられたシール部材53とを備えている。シール部材53は、複数のシールリップ54〜56が形成されており、これらの外周縁がスリンガ52の周面に押し付けられた状態で摺接することで、内外輪62,61間を密封し、転動体である玉63が配置された転がり軸受装置60内部に雨水や異物等が浸入するのを防止している。
図3は、従来の密封装置を示す断面図である。図中、密封装置50は、車輪支持用の転がり軸受装置60の外輪61に取り付けられる円環状の芯金51と、芯金51に対向配置されつつ転がり軸受装置60の内輪62に取り付けられる円環状のスリンガ52と、ゴム等の弾性体からなるとともに芯金51に取り付けられたシール部材53とを備えている。シール部材53は、複数のシールリップ54〜56が形成されており、これらの外周縁がスリンガ52の周面に押し付けられた状態で摺接することで、内外輪62,61間を密封し、転動体である玉63が配置された転がり軸受装置60内部に雨水や異物等が浸入するのを防止している。
上記従来例の密封装置50は、雨天時に雨水の浸入を防止するために、シールリップ54〜56に大きな締め代を形成し、スリンガ52に対するシールリップ54〜56の押圧力を常時大きくしてその密封性を高めている。しかし、晴天時や曇天時など、雨水が浸入するおそれのない場合であっても、シールリップ54〜56の押圧力が大きい状態に維持されているため、転がり軸受装置60の回転抵抗が増大し、シールリップ54〜56の摺接部の摩耗が進行するという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができる密封装置、およびこれを用いた転がり軸受装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、回転輪に取り付けられるスリンガと、固定輪に取り付けられる弾性体よりなり、前記スリンガに対して押し付けられた状態で摺接する摺接部を有するシール部材と、前記摺接部による前記スリンガに対する押圧力を変化させる駆動素子と、を備えている密封装置であることを特徴としている。
上記のように構成された密封装置によれば、シール部材の摺接部によるスリンガに対する押圧力を、駆動素子により変化させることができるので、周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができる。
また、前記密封装置の周囲の天候状態を検出する検出手段と、検出された天候状態が雨天以外のときに、検出された天候状態が雨天の場合に比べて前記押圧力が低減するように前記駆動素子を駆動する制御手段と、をさらに備えていることが好ましい。
この場合、密封装置の周囲が雨天以外のときは、雨天の場合に比べて摺接部による押圧力を低減させるようにしたので、シール部材の摺接部の摩耗を抑制することができる。また、この密封装置を転がり軸受装置に用いる場合には、転がり軸受装置の回転抵抗を抑制することができる。
この場合、密封装置の周囲が雨天以外のときは、雨天の場合に比べて摺接部による押圧力を低減させるようにしたので、シール部材の摺接部の摩耗を抑制することができる。また、この密封装置を転がり軸受装置に用いる場合には、転がり軸受装置の回転抵抗を抑制することができる。
また、本発明は、内輪と、前記内輪に対して同軸心状でかつ相対回転自在に設けられた外輪と、前記内輪と前記外輪との間に転動自在に介在する複数の転動体と、前記内輪と前記外輪との間の隙間を密封するために設けられた請求項1または2に記載の密封装置と、を備えている転がり軸受装置であることを特徴としている。
上記のように構成された転がり軸受装置の密封装置は、上述のように周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができるので、転がり軸受装置の耐久性を向上させることができる。
上記のように構成された転がり軸受装置の密封装置は、上述のように周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができるので、転がり軸受装置の耐久性を向上させることができる。
本発明の密封装置によれば、シール部材の摺接部によるスリンガに対する押圧力を、駆動素子により変化させることができるので、周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができる。
次に、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る密封装置を示す断面図である。この密封装置1は、自動車の車輪を支持するための転がり軸受装置20の外輪21(固定輪)および内輪22(回転輪)の間に形成される環状空間Kに取り付けられ、内外輪22,21間に介在する転動体である玉23が配置される転がり軸受装置20の内部を密封するものであり、内輪22に圧入されるスリンガ2と、外輪21に圧入されるシール本体3と、駆動素子である電歪素子10と、制御手段11と、検出手段12とを備えている。
スリンガ2は、内輪22に圧入される円筒部2aと、この円筒部2aの外部側B端部から径方向外向きに屈曲した環状板部2bとを有する断面略L字状の環状部材である。シール本体3は、芯金4と、この芯金4に固定されているシール部材5とで構成されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る密封装置を示す断面図である。この密封装置1は、自動車の車輪を支持するための転がり軸受装置20の外輪21(固定輪)および内輪22(回転輪)の間に形成される環状空間Kに取り付けられ、内外輪22,21間に介在する転動体である玉23が配置される転がり軸受装置20の内部を密封するものであり、内輪22に圧入されるスリンガ2と、外輪21に圧入されるシール本体3と、駆動素子である電歪素子10と、制御手段11と、検出手段12とを備えている。
スリンガ2は、内輪22に圧入される円筒部2aと、この円筒部2aの外部側B端部から径方向外向きに屈曲した環状板部2bとを有する断面略L字状の環状部材である。シール本体3は、芯金4と、この芯金4に固定されているシール部材5とで構成されている。
芯金4は、断面略L字形の環状の芯金4aと、外輪21に圧入固定されている環状の芯金4bとで構成されている。
芯金4aは、金属(例えば、SPCC)製の環状部材であり、円筒部4a1と、この円筒部4a1の内部側Aの端部から径方向内向きに屈曲した環状板部4a2とで構成されている。
シール部材5は、合成ゴム(例えば、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、アクリルゴム(ACM))等の弾性体から主に構成されており、加硫による接着、焼き付け等により芯金4に固定されている。このシール部材5は、芯金4aを覆う断面略L字形の環状の本体部6と、スリンガ2に摺接する摺接部7と、蛇腹状の伸縮部8と、芯金4bを覆うとともに外輪21に圧入された圧入部9とを有している。
芯金4aは、金属(例えば、SPCC)製の環状部材であり、円筒部4a1と、この円筒部4a1の内部側Aの端部から径方向内向きに屈曲した環状板部4a2とで構成されている。
シール部材5は、合成ゴム(例えば、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、アクリルゴム(ACM))等の弾性体から主に構成されており、加硫による接着、焼き付け等により芯金4に固定されている。このシール部材5は、芯金4aを覆う断面略L字形の環状の本体部6と、スリンガ2に摺接する摺接部7と、蛇腹状の伸縮部8と、芯金4bを覆うとともに外輪21に圧入された圧入部9とを有している。
上記本体部6は、芯金4aの円筒部4a1の領域を覆う円筒被覆部6aと、芯金4aの環状板部4a2の領域を覆う環状被覆部6bとを有している。環状被覆部6bの内部側A側面の径方向外端部は、円筒被覆部6aの外周面と外輪21の内周面との間に若干の隙間をあけて後述する電歪素子10に固定されている。
上記摺接部7は、本体部6の環状被覆部6bの内周端から外部側Bの径方向斜め外向きにスカート状に延伸している外側シールリップ7aと内側シールリップ7bとを有している。この外側シールリップ7aおよび内側シールリップ7bは、ともにスリンガ2の環状板部2bに押し付けられた状態で摺接するようになっており、外部側Bから雨水や異物等が内部側Aに浸入するのを防止している。
上記摺接部7は、本体部6の環状被覆部6bの内周端から外部側Bの径方向斜め外向きにスカート状に延伸している外側シールリップ7aと内側シールリップ7bとを有している。この外側シールリップ7aおよび内側シールリップ7bは、ともにスリンガ2の環状板部2bに押し付けられた状態で摺接するようになっており、外部側Bから雨水や異物等が内部側Aに浸入するのを防止している。
上記伸縮部8は、本体部6より軟質の合成ゴム等からなり、円筒被覆部6aの外部側B端部に軸方向へ伸縮自在に一体形成されている。上記圧入部9は、芯金4と同等材からなり、伸縮部8の外部側B端部に一体形成されているとともに、径方向外周面は外輪21に圧入された状態で固定されている。これにより、伸縮部8を伸縮させることにより、本体部6および摺接部7を圧入部9に対して軸方向に移動させることができる。
上記電歪素子10は、その径方向外側面が外輪21に固定されており、電歪素子10に所定の電圧を印加させると、電歪素子10が外輪21に対して軸方向に伸縮するようになっている。この電歪素子10が伸縮すると、シール部材5の伸縮部8が本体部6を介して伸縮するようになっている(図2参照)。
電歪素子10は、制御手段11により制御されるようになっている。制御手段11には、車両の周囲(密封装置の周囲)の天候状態が雨天(降雪も含む)であることを検出する検出手段12の検出信号が入力されるようになっている。検出手段12としては、例えば車両のフロントガラスに付着した雨水や雪などの水滴を検出する水滴センサや、ワイパーの作動状態を検出するセンサ、または車載カメラ、湿度計などを用いることにより、雨天であることを検出することができる。この検出手段12の検出信号に基づいて、電歪素子10の伸縮動作が制御される。
具体的には、検出手段12が検出状態(雨天)の場合は、電歪素子10を軸方向の外部側Bに伸長させ、シール部材5の伸縮部8を収縮させるとともに摺接部7の外側シールリップ7aおよび内側シールリップ7bをスリンガ2の環状板部2b側に移動させ、その押圧力を増大させる。また、検出手段12が非検出状態(晴天または曇天)の場合は、電歪素子10を軸方向の内部側Aに収縮させ、シール部材5の伸縮部8を伸長させるとともに摺接部7の外側シールリップ7aおよび内側シールリップ7bをスリンガ2の環状板部2bから離反する内部側Aに移動させ、その押圧力を低減させる。
具体的には、検出手段12が検出状態(雨天)の場合は、電歪素子10を軸方向の外部側Bに伸長させ、シール部材5の伸縮部8を収縮させるとともに摺接部7の外側シールリップ7aおよび内側シールリップ7bをスリンガ2の環状板部2b側に移動させ、その押圧力を増大させる。また、検出手段12が非検出状態(晴天または曇天)の場合は、電歪素子10を軸方向の内部側Aに収縮させ、シール部材5の伸縮部8を伸長させるとともに摺接部7の外側シールリップ7aおよび内側シールリップ7bをスリンガ2の環状板部2bから離反する内部側Aに移動させ、その押圧力を低減させる。
上記のように構成された本実施形態の密封装置1によれば、電歪素子10を伸縮させることにより、シール部材5の摺接部7によるスリンガ2に対する押圧力を変化させることができるので、周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができる。
また、雨天以外のとき(晴天時や曇天時)には、雨天の場合に比べて摺接部7の押圧力を低減させるようにしたので、転がり軸受装置20の回転抵抗増大や、シール部材5の摺接部7の摩耗進行を抑制することができる。また、上記密封装置1は、検出手段12により天候状態を検出し、この検出信号に基づいて電歪素子10を自動的に伸縮させるようにしたので、天候状態が変化したときに密封性能を変更する作業が不要になる。
さらに、上記の転がり軸受装置20は、上述のように密封装置1を周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができるので、転がり軸受装置20の耐久性を向上させることができる。
また、雨天以外のとき(晴天時や曇天時)には、雨天の場合に比べて摺接部7の押圧力を低減させるようにしたので、転がり軸受装置20の回転抵抗増大や、シール部材5の摺接部7の摩耗進行を抑制することができる。また、上記密封装置1は、検出手段12により天候状態を検出し、この検出信号に基づいて電歪素子10を自動的に伸縮させるようにしたので、天候状態が変化したときに密封性能を変更する作業が不要になる。
さらに、上記の転がり軸受装置20は、上述のように密封装置1を周辺環境や天候状態に応じて適切な密封性能を発揮することができるので、転がり軸受装置20の耐久性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。上記実施形態では、電歪素子10を検出手段12の検出信号に基づいて自動的に伸縮させているが、手動により伸縮させることも可能である。
また、電歪素子10を伸長させることによりシール部材5の伸縮部8を収縮させているが、例えば、電歪素子10を伸縮部8内に内蔵させ、電歪素子10を収縮させることにより伸縮部8を収縮させるようにしてもよい。
さらに、電歪素子10は、軸方向に伸縮するものであるが、径方向に伸縮するものであってもよい。この場合、シール部材5にはスリンガ2の円筒部2aに押し付けた状態で摺接する摺接部を形成し、この摺接部の押圧力を電歪素子10の伸縮により変化させればよい。
また、駆動素子として電歪素子10を使用しているが、磁歪素子や形状記憶素子を使用することも可能である。
また、電歪素子10を伸長させることによりシール部材5の伸縮部8を収縮させているが、例えば、電歪素子10を伸縮部8内に内蔵させ、電歪素子10を収縮させることにより伸縮部8を収縮させるようにしてもよい。
さらに、電歪素子10は、軸方向に伸縮するものであるが、径方向に伸縮するものであってもよい。この場合、シール部材5にはスリンガ2の円筒部2aに押し付けた状態で摺接する摺接部を形成し、この摺接部の押圧力を電歪素子10の伸縮により変化させればよい。
また、駆動素子として電歪素子10を使用しているが、磁歪素子や形状記憶素子を使用することも可能である。
1 密封装置
2 スリンガ
5 シール部材
7 摺接部
10 電歪素子(駆動素子)
11 制御手段
12 検出手段
20 転がり軸受装置
21 外輪(固定輪)
22 内輪(回転輪)
23 玉(転動体)
2 スリンガ
5 シール部材
7 摺接部
10 電歪素子(駆動素子)
11 制御手段
12 検出手段
20 転がり軸受装置
21 外輪(固定輪)
22 内輪(回転輪)
23 玉(転動体)
Claims (3)
- 回転輪に取り付けられるスリンガと、
固定輪に取り付けられる弾性体よりなり、前記スリンガに対して押し付けられた状態で摺接する摺接部を有するシール部材と、
前記摺接部による前記スリンガに対する押圧力を変化させる駆動素子と、
を備えていることを特徴とする密封装置。 - 前記密封装置の周囲の天候状態を検出する検出手段と、
検出された天候状態が雨天以外のときに、検出された天候状態が雨天の場合に比べて前記押圧力が低減するように前記駆動素子を駆動する制御手段と、
をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の密封装置。 - 内輪と、
前記内輪に対して同軸心状でかつ相対回転自在に設けられた外輪と、
前記内輪と前記外輪との間に転動自在に介在する複数の転動体と、
前記内輪と前記外輪との間の隙間を密封するために設けられた請求項1または2に記載の密封装置と、
を備えていることを特徴とする転がり軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008327507A JP2010151166A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 密封装置、およびこれを用いた転がり軸受装置 |
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JP2008327507A JP2010151166A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 密封装置、およびこれを用いた転がり軸受装置 |
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Family
ID=42570492
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JP2008327507A Pending JP2010151166A (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 密封装置、およびこれを用いた転がり軸受装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116448323A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-07-18 | 韶关东南轴承有限公司 | 一种汽车轮毂轴承密封圈试验设备 |
-
2008
- 2008-12-24 JP JP2008327507A patent/JP2010151166A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN116448323A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-07-18 | 韶关东南轴承有限公司 | 一种汽车轮毂轴承密封圈试验设备 |
CN116448323B (zh) * | 2023-04-17 | 2023-12-19 | 韶关东南轴承有限公司 | 一种汽车轮毂轴承密封圈试验设备 |
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