JP2010148451A - 細胞処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】細胞群を効率的に洗浄して不要成分が除去された細胞群を回収する。
【解決手段】円筒面状の側壁4aと、該側壁4aに周方向に間隔をあけて半径方向外方に窪む複数の凹部4bとを備え、細胞懸濁液を収容して、側壁4aの中心軸回りに回転させられる容器本体4と、該容器本体4の各凹部4bの底面近傍に吐出口6aを配置する洗浄液供給管6と、隣接する凹部4bの間の側壁4aに対向して吸引口5aを配置する吸引管5とを備える細胞処理装置1を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、細胞処理装置に関するものである。
従来、脂肪組織を分解して脂肪由来細胞を単離させた細胞懸濁液を収容した遠心分離容器を、該遠心分離容器から離れた軸線回りに回転させることにより、細胞懸濁液内に含有されている成分を比重により分離する遠心分離装置が知られている(特許文献1参照。)。
遠心分離容器は、一端を閉塞された略円筒状に形成され、その閉塞端を半径方向外方に向けるように回転させられることにより、閉塞端に向けて比重の大きい成分が移動し、閉塞端側から比重の大きい順に並んで分離されるようになっている。
国際公開第2005/012480号パンフレット
しかしながら、細胞懸濁液を遠心分離することにより遠心分離容器の底部に分離された細胞群は遠心力によって押し固められた固形のペレット状に形成されてしまうという不都合がある。すなわち、細胞群がペレット状に形成されてしまうと、遠心分離後の細胞群を吸引により遠心分離容器内から取り出すことが困難になる。また、遠心分離時に細胞群の中にタンパク質分解酵素や脂肪分のような不要成分が取り込まれたままペレット状に形成されてしまうことがあり、不要成分を除去することが困難となる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、細胞群を効率的に洗浄して不要成分が除去された細胞群を回収することができる遠心洗浄方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、円筒面状の側壁と、該側壁に周方向に間隔をあけて半径方向外方に窪む複数の凹部とを備え、細胞懸濁液を収容して、前記側壁の中心軸回りに回転させられる容器本体と、該容器本体の前記各凹部の底面近傍に吐出口を配置する洗浄液供給管と、前記隣接する凹部の間の前記側壁に対向して吸引口を配置する吸引管とを備える細胞処理装置を提供する。
本発明によれば、容器本体内に細胞懸濁液を収容して、円筒面状の側壁の中心軸回りに回転させることにより、細胞懸濁液内に含有されている成分が比重により分離され、各凹部内の底面近傍には、比重の大きな細胞群が集められ、その上層には血漿等の上清が集められる。細胞群は遠心力によって押し固められてペレット状に構成される。
この状態で、吸引管の吸引口から吸引すると、凹部間の側壁に対向している位置において上清が吸引され、凹部内にペレット状の細胞群を残すことができる。この場合において、吸引口が凹部から離れた位置に配置されているので、上清の吸引によって凹部内に集められた細胞群が吸引口から吸引されてしまう不都合を防止して、細胞の回収率を向上することができる。
そして、洗浄液供給管の吐出口から洗浄液を吐出させることにより、各凹部内に集められていたペレット状に形成されている細胞群が洗浄液によって解されて、ペレット状の細胞群が崩壊させられ、内部に取り込まれていた不要成分を放出させることができる。
その後、再度容器本体を遠心運動させて各凹部内に細胞群を集め、吸引口から上清を吸引することで、不要成分が取り除かれた細胞群を得ることができる。
上記発明においては、前記各凹部の底面近傍に吸引口を配置する細胞吸引管を備えていてもよい。
このようにすることで、上清が除去された状態で、細胞吸引管の吸引口を介して吸引することで、各底部に集められていた細胞群を吸引口から容器本体の外部に取り出すことができる。
本発明によれば、細胞群を効率的に洗浄して不要成分が除去された細胞群を回収することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る細胞処理装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る細胞処理装置1は、図1に示されるように、モータ2によって鉛直軸線3回りに水平回転させられる容器本体4と、該容器本体4に固定され、該容器本体4内において分離された上清を吸引して容器本体4外に排出させる上清吸引管5と、容器本体4に固定され、該容器本体4内に洗浄液を供給する洗浄液供給管6と、固定配管7,8と上清吸引管5および洗浄液供給管6とを接続するロータリジョイント9とを備えている。
容器本体4は、図2に示されるように、円筒面状の側壁4aと、該側壁4aに周方向に間隔をあけて配置された複数(例えば、4個)の半径方向外方に窪む凹部4bとを有している。
上清吸引管5は、図2に示す例では、隣接する2つの凹部4b間のほぼ中央の側壁4aに対向して配置された吸引口5aを備えている。
洗浄液供給管6は、図2に示す例では、すべての凹部4bの底面に対向して配置された吐出口6aを備えている。
このように構成された本実施形態に係る細胞処理装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る細胞処理装置1を用いて細胞懸濁液Aから細胞群Cを取り出すには、図3に示されるように、細胞懸濁液Aを容器本体4内に収容して、モータ2を作動させることにより容器本体4を水平回転させる。
細胞懸濁液Aは、図4に示されるように、比重に従って上清Bと細胞群Cとに遠心分離される。細胞群Cは容器本体4の遠心力が最も大きな部位、すなわち、半径方向距離が最も大きな各凹部4b内に堆積され、細胞懸濁液Aに含まれている消化酵素液や塵埃等の不要成分が細胞間に取り込まれた状態でペレット状に形成される。
細胞群Cが各凹部4b内にペレット状に堆積されると、該細胞群Cから分離された上清Bは凹部4b内の細胞群Cよりも半径方向内方に配置される。
ここで、上清吸引管5の吸引口5aから吸引すると、図5に示されるように、半径方向内方に位置していた上清Bが、吸引口5a、ロータリジョイント9および固定配管7を介して容器本体4の外部に排出される。
この場合において、本実施形態によれば、吸引口5aが、隣接する凹部4b間のほぼ中央において側壁4aに対向して配置されているので、吸引口5aから吸引しても、凹部4b内に堆積している細胞群Cが吸引されてしまう不都合の発生を防止することができる。
そして、ほぼすべての上清Bが吸引され尽くした状態で、図6に示されるように、洗浄液供給管6を介して吐出口6aから洗浄液を吐出する。
吐出口6aは凹部4bの底面に対向して配置されているので、吐出口6aから洗浄液を吐出すると、凹部4b内にペレット状に形成されていた細胞群Cが洗浄液によって攪拌されて解され、再懸濁される。このとき、不要成分を巻き込んで固められたペレット状の細胞群Cが洗浄液によって再懸濁されることで、細胞群Cの中から不要成分が放出される。
そして、再度容器本体4を水平回転させて、再懸濁された細胞懸濁液Aを遠心分離することにより、各凹部4b内に不要成分が除去された細胞群Cをペレット状に形成することができる。
そして、上清吸引管5の作動により、容器本体4内の上清Bを排出することにより、ペレット状に固められた細胞群Cを各凹部4bに収容することができる。
その後、洗浄液供給管6と兼用した細胞吸引管を作動させることで、各凹部4b内に溜まった細胞群Cを取り出すことができる。
本実施形態においては、細胞懸濁液Aの遠心分離、上清Bの吸引および洗浄液の吐出は、すべてのモータ2を回転駆動させながら行われる。遠心運動させながら上清Bを吸引することで、回転中心から上清吸引管5の吸引口5aまでを半径とする円の範囲内の上清Bを全て吸引することができ、容器本体4内に正確な量の上清を残すことができる。また、遠心運動させながら洗浄液を吐出することで、ペレット状に固められた細胞群Cに遠心力を加えて各凹部4bに押し付けた状態で洗浄液を浴びせることができ、細胞群Cの舞上がりを防止して、より確実にペレット状の細胞群Cを解して再懸濁させることができる。
このように、本実施形態に係る細胞処理装置1によれば、上清Bの吸引に際して、細胞群Cから離れた位置で上清Bを吸引することができ、細胞群Cの舞い上がりにより上清Bとともに細胞が誤って吸引されてしまう不都合の発生を未然に防止することができる。これにより、最終的に得られる細胞群Cの回収率を向上することができる。
なお、本実施形態においては、周方向に間隔をあけて4カ所に凹部4bを設けることとしたが、これに代えて、2カ所以上の任意の数の凹部4bを設けることにしてもよい。特に、凹部4bを周方向に等間隔をあけて均等に配置することにより、細胞群Cが各凹部4bに均一に形成されるので、インバランスを発生させることなく遠心分離することができるという利点がある。
本発明の一実施形態に係る細胞処理装置を示す正面図である。 図1の細胞処理装置の容器本体内部の構造を示す横断面図である。 図2の細胞処理装置を用いた遠心分離開始時の状態を示す横断面図である。 図2の細胞処理装置を用いた遠心分離後の状態を示す横断面図である。 図2の細胞処理装置を用いた上清吸引後の状態を示す横断面図である。 図2の細胞処理装置を用いた再懸濁の状態を示す横断面図である。
符号の説明
A 細胞懸濁液
1 細胞処理装置
3 中心軸
4 容器本体
4a 側壁
4b 凹部
5 吸引管
5a 吸引口
6 洗浄液供給管(細胞吸引管)
6a 吐出口

Claims (2)

  1. 円筒面状の側壁と、該側壁に周方向に間隔をあけて半径方向外方に窪む複数の凹部とを備え、細胞懸濁液を収容して、前記側壁の中心軸回りに回転させられる容器本体と、
    該容器本体の前記各凹部の底面近傍に吐出口を配置する洗浄液供給管と、
    前記隣接する凹部の間の前記側壁に対向して吸引口を配置する吸引管とを備える細胞処理装置。
  2. 前記各凹部の底面近傍に吸引口を配置する細胞吸引管を備える請求項1に記載の細胞処理装置。
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