JP2010148280A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商用交流電源に停電が生じた場合に、所望の電圧に安定化された電力を供給できる時間を、過剰容量を持つことなく長くできるスイッチング電源装置の提供する。
【解決手段】スイッチング電源装置100は、主電源とするためのコンデンサ20と、副電源とするためのコンデンサ21と、商用交流電源1の停電を検出する停電検出回路部8と、商用交流電源1とコンデンサ20との間の導通のオン/オフ状態を切換える切換え部10と、コンデンサ20が電圧を出力するための負荷6との間の導通のオン/オフ状態を切換える切換え部13と、コンデンサ20及びコンデンサ21間の導通のオン/オフ状態を切換える切換え部16と、を備え、停電検出回路部8により停電が検出されたとき、停電検出回路部8は、切換え部10をオフ状態とし、さらに、切換え部13をオフ状態とし、切換え部16をオン状態とする制御信号伝達部11を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、主電源と副電源とを有するスイッチング電源装置に関するものである。
従来技術として、電子機器の待機中(非稼働時)の消費電力を削減するため、電子機器の稼働時のみ電力供給が必要な負荷へ電力を供給するための電源回路部(メイン電源)と、電子機器の待機中において電力供給が必要な負荷へ電力を供給するための電源回路部(サブ電源)とを備えた二電源方式のスイッチング電源装置が一般的に用いられている。
従来技術のスイッチング電源装置について、図11、12を用いて以下に説明する。
図11は、従来のスイッチング電源装置200の構成例を示す回路図である。
商用交流電源201から供給される交流電圧は、全波整流回路部202に入力され、全波整流された電圧が、力率改善回路部203に供給される。そして、力率改善回路部203は、全波整流された電圧に対してスイッチング動作を行う事により、力率改善、所望の直流電圧に安定化し、DC−DC変換回路部204(メイン電源)、DC−DC変換回路部205(サブ電源)に出力する。DC−DC変換回路部204、205は、それぞれに接続された電子機器である負荷206、207に電力を出力する。
次に、図12を用い、図11で説明した従来のスイッチング電源装置200の具体的な回路構成について説明する。
図12は、従来のスイッチング電源装置200の具体的構成例を示す回路図である。
全波整流回路部202は、ブリッジダイオード222で構成されている。
力率改善回路部203は、リアクタ223、ダイオード225、スイッチング素子224、コンデンサ219、制御回路部226で構成されている。そして、スイッチング素子224が制御回路部226によって制御されることにより、全波整流回路部202から出力される電圧の力率を改善し、所望の直流電圧に安定化された電力を、DC−DC変換回路部204、205に出力する。
DC−DC変換回路部204(メイン電源)は、絶縁トランス229、スイッチング素子227、制御回路部209、ダイオード230、コンデンサ220、電圧検出回路部228を備えている。そして、電圧検出回路部228の出力信号が入力される制御回路部209によって、スイッチング素子227が制御されることにより、力率改善回路部203から出力された電力を、所望の直流電圧に安定化させ、負荷206に出力する。
DC−DC変換回路部205(サブ電源)は、絶縁トランス234、スイッチング素子233、制御回路部231、ダイオード235、コンデンサ221、電圧検出回路部232を備えている。そして、電圧検出回路部232の出力信号が入力される制御回路部231によって、スイッチング素子233が制御されることにより、力率改善回路部203から出力された電力を、所望の直流電圧に安定化させ、負荷207に出力する。
このように構成されたスイッチング電源装置200において、商用交流電源201が停電状態になった場合、DC−DC変換回路部204、205は、コンデンサ219に蓄積されたエネルギーによって動作し、DC−DC変換回路部204、205は、コンデンサ219の電圧が動作限界電圧まで低下するまで所望の直流電圧に安定化された電力を出力する。
DC−DC変換回路部205(サブ電源)が電力を出力する負荷207は、マイコン、電子機器制御回路、メモリ等で構成されている。商用交流電源201が停電した場合、データの保持、適切なシステムダウンを行うために必要な時間、DC−DC変換回路部205は所望の直流電圧に安定化された電力を出力する必要がある。
ところで、上述した従来のスイッチング電源装置200の場合、商用交流電源201が停電すると、DC−DC変換回路部205(サブ電源)だけでなく、DC−DC変換回路部204(メイン電源)も動作しているので、コンデンサ219の充電電荷の放電速度が速い。
このため、負荷207に対して所望の時間、所望の直流電圧に安定化された電力を供給するには、コンデンサ219の容量を大きくする必要があり、商用交流電源が正常な場合に必要なコンデンサ容量に対して過剰な容量を持たなければならないという問題があった。
また、コンデンサ219の容量を大きくするという対策により、商用交流電源1が復電した場合、DC−DC変換回路部204、205の動作限界電圧まで、コンデンサ219が充電されるのに要する時間が長くなり、出力電圧の立ち上り時間が長くなるという問題があった。
一方、出力保持時間を長くする手法として、たとえば特許文献1には、メイン電源とサブ電源の平滑コンデンサを共用する二電源方式のスイッチング電源装置が提案されている。
特開2003−18842号公報(2003年1月17日公開)
しかしながら、この特許文献1のスイッチング電源装置でも、サブ電源がメイン電源より先に停止するのを回避しているだけで、平滑コンデンサの充電電荷の放電速度が速く、所望の出力保持時間を得る為には、平滑コンデンサの合成容量を大きくしなければならないという、上述したスイッチング電源装置200と同一の問題を有している。
本発明の目的は、上記の問題に鑑み、電子機器の動作中に商用交流電源に停電が生じた場合に、所望の電圧に安定化された電力を供給できる時間を、過剰容量を持つことなく長くできるスイッチング電源装置の提供することにある。
本発明に係るスイッチング電源装置は、上記課題を解決するために、電圧供給源から供給される電圧を蓄積して主電源とするための主電源コンデンサと、電圧供給源から供給される電圧を蓄積して副電源とするための副電源コンデンサとを含むスイッチング電源装置であって、上記電圧供給源の停電を検出する停電検出手段と、上記電圧供給源と上記主電源コンデンサとの間の導通のオン/オフ状態を切換える第1スイッチング素子と、上記主電源コンデンサと、上記主電源コンデンサが電圧を出力するための主電源出力端子との間の導通のオン/オフ状態を切換える第2スイッチング素子と、上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとの間の導通のオン/オフ状態を切換える第3スイッチング素子と、を備え、さらに、上記停電検出手段により停電が検出されたとき、上記第1スイッチング素子および上記第2スイッチング素子をオフ状態とし、上記第3スイッチング素子をオン状態とする第1状態切換え手段とを備えることを特徴としている。
上記構成によると、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出すると、上記第1状態切換え手段は、上記第1スイッチング素子及び上記第2スイッチング素子がオフ状態に切換え、上記第3スイッチング素子をオン状態に切換える。これにより、上記電圧供給源が停電したとき、上記電圧供給源と上記主電源コンデンサとの間の導通がオフ状態となり、上記主電源コンデンサと、上記主電源出力端子との間の導通がオフ状態となる。そして、上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとの間の導通がオン状態となる。
このため、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出したとき、上記主電源コンデンサに蓄積された電圧は、上記電圧供給源と、上記主電源出力端子とに供給されることはない。また、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出したとき、上記主電源コンデンサに蓄積された電圧を、上記副電源コンデンサに供給することができる。
これにより、上記電圧供給源が停電したとき、上記副電源コンデンサから副電源として供給する電圧の供給時間を延ばすことができる。さらに、上記電圧供給源が停電したとき、上記主電源コンデンサに蓄積された電圧を、上記副電源コンデンサに供給するので、上記副電源コンデンサからの副電源としての電圧の供給時間を延ばすために、上記副電源コンデンサの容量を過剰に大きくする必要がない。
また、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出するまでは、上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとの導通を遮断していてもよい。そして、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出したときだけ、上記第1状態切換え手段によって、上記第3スイッチング素子がオン状態に切換えられ、上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとの間の導通がオン状態とすることができる。このため、主電源コンデンサと、副電源コンデンサとに同じ電圧を蓄積させる必要がなく、主電源コンデンサ及び副電源コンデンサの容量を過剰に大きくする必要がない。
このように、上記構成によると、所望の電圧に安定化された電力を供給できる時間を、過剰容量を持つことなく長くできるスイッチング電源装置の提供することができる。
本発明のスイッチング電源装置の上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとの間に、上記第3スイッチング素子と直列して、上記主電源コンデンサから上記副電源コンデンサへ供給する電流の速度を調整する第1電流供給速度調整手段が接続されていることが好ましい。上記構成により、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出したとき、上記主電源コンデンサに蓄積された電圧を、上記副電源コンデンサに供給する際、上記第1電流供給速度調整手段により、電流の最大値(ピーク値)、及び電流の供給速度を調整することができる。このため、上記主電源コンデンサに蓄積された電圧の供給先である上記副電源コンデンサが、過電圧状態となることを防止することができる。
本発明のスイッチング電源装置は、上記電圧供給源から供給される電圧を蓄積して、当該蓄積した電圧を上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとに供給するための第1コンデンサを備え、上記第1スイッチング素子は、上記第1コンデンサと、上記主電源コンデンサとの間に接続されていることが好ましい。
上記構成により、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出するまでは、上記第1コンデンサに蓄積された電圧を、上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとに供給することができる。そして、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出したとき、上記第1状態切換え手段によって、上記第1スイッチング素子がオフ状態に切換えられる。このため、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出したとき、上記第1コンデンサと、上記主電源コンデンサとの導通がオフ状態となり、上記第1コンデンサと、上記副電源コンデンサとの間の導通は維持される。
これにより、上記電圧供給源が停電した場合、上記第1コンデンサに蓄積された電圧は、上記主電源コンデンサへの供給は停止され、上記副電源コンデンサへのみ供給される。このため、上記副電源コンデンサからの副電源としての電圧の供給時間を延ばすことができる。
本発明のスイッチング電源装置は、上記電圧供給源から供給される電圧を蓄積して、当該蓄積した電圧を上記主電源コンデンサに供給するための第1コンデンサと、上記電圧供給源から供給される電圧を蓄積して、当該蓄積した電圧を上記副電源コンデンサに供給するための第2コンデンサと、上記第1コンデンサと、上記第2コンデンサとの間の導通のオン/オフ状態を切換える第4スイッチング素子とを備え、上記停電検出手段により停電が検出されたとき、上記第4スイッチング素子をオン状態とする第2状態切換え手段とを備えることが好ましい。
上記構成により、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出するまでは、上記第1コンデンサに蓄積された電圧は、上記主電源コンデンサに供給される。また、上記第2コンデンサに蓄積された電圧は、上記副電源コンデンサに供給される。
このため、上記電圧供給源から供給される電圧を、上記主電源コンデンサ及び上記副電源コンデンサそれぞれに、個別に供給することができる。そして、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出したとき、上記第2状態切換え手段により、上記第4スイッチング素子がオン状態に切換えられる。これにより、上記第1コンデンサと、上記第2コンデンサとの間の導通がオン状態に切換えられる。
これにより、上記電圧供給源が停電した場合、上記第1コンデンサに蓄積された電圧は、上記主電源コンデンサへの供給は停止され、上記第2コンデンサ及び上記副電源コンデンサへ供給される。このため、上記副電源コンデンサからの副電源としての電圧の供給時間を、さらに延ばすことができる。
本発明のスイッチング電源装置の上記第1コンデンサと、上記第2コンデンサとの間に、上記第4スイッチング素子と直列して、上記第1コンデンサから上記第2コンデンサへ供給する電流の速度を調整する第2電流供給速度調整手段が接続されていることが好ましい。上記構成により、上記停電検出手段が、上記電圧供給源の停電を検出したとき、上記第1コンデンサに蓄積された電圧を、上記第2コンデンサ及び上記副電源コンデンサに供給する際、上記第2電流供給速度調整手段により電流の最大値(ピーク値)、及び電流の供給速度を調整することができる。このため、上記第1コンデンサに蓄積された電圧の供給先である上記第2コンデンサ及び上記副電源コンデンサが、過電圧状態となることを防止することができる。
以上のように、本発明に係るスイッチング電源装置は、電圧供給源から供給される電圧を蓄積して主電源とするための主電源コンデンサと、電圧供給源から供給される電圧を蓄積して副電源とするための副電源コンデンサとを含むスイッチング電源装置であって、上記電圧供給源の停電を検出する停電検出手段と、上記電圧供給源と上記主電源コンデンサとの間の導通のオン/オフ状態を切換える第1スイッチング素子と、上記主電源コンデンサと、上記主電源コンデンサが電圧を出力するための主電源出力端子との間の導通のオン/オフ状態を切換える第2スイッチング素子と、上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとの間の導通のオン/オフ状態を切換える第3スイッチング素子と、を備え、さらに、上記停電検出手段により停電が検出されたとき、上記第1スイッチング素子および上記第2スイッチング素子をオフ状態とし、上記第3スイッチング素子をオン状態とする第1状態切換え手段とを備える、
これにより、商用交流電源に停電が生じた場合に、所望の電圧に安定化された電力を供給できる時間を、過剰容量を持つことなく長くできるスイッチング電源装置を提供できるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明のスイッチング電源装置100に関する実施の一形態について図1〜5に基づいて以下に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るスイッチング電源装置100の構成例を示す回路図である。
スイッチング電源装置100は、商用交流電源1(電圧供給源)から供給される電圧を蓄積して主電源とするためのコンデンサ20(主電源コンデンサ)と、商用交流電源1から供給される電圧を蓄積して副電源とするためのコンデンサ21(副電源コンデンサ)とを含む。
スイッチング電源装置100は、商用交流電源1の停電を検出する停電検出回路部8(停電検出手段、状態切換え手段)と、商用交流電源1とコンデンサ20との間の導通のオン/オフ状態を切換える切換え部10(第1スイッチング素子)と、コンデンサ20とコンデンサ20が電圧を出力するための負荷6(主電源出力端子)との間の導通のオン/オフ状態を切換える切換え部13(第2スイッチング素子)と、コンデンサ20とコンデンサ21との間の導通のオン/オフ状態を切換える切換え部16(第3スイッチング素子)と、を備える。さらに、スイッチング電源装置100は、停電検出回路部8により停電が検出されたとき、切換え部13をオフ状態とし、切換え部16をオン状態とする切換え制御信号伝達部11(第1状態切換え手段)とを備えるものである。
加えて、スイッチング電源装置100は、商用交流電源1に接続されている全波整流回路部2と、全波整流回路部2に接続されており、商用交流電源1から出力される交流電圧を平滑化するためのコンデンサ19(第1コンデンサ)を含む力率改善回路部3と、力率改善回路部3に接続されており、主電源であるDC−DC変換回路部4(メイン電源)と、力率改善回路部3に接続されており、副電源であるDC−DC変換回路部5(サブ電源)と、を備える。また、DC−DC変換回路部4は、制御回路部9に接続されている切換え部10と、コンデンサ20とを備える。また、DC−DC変換回路部5は、コンデンサ21を備える。
DC−DC変換回路部4と、負荷6(主電源出力端子)との間には、切換え部13と、切換え部13のオン/オフ状態を制御するための切換え制御回路部14と、ダイオード12とが接続されている。また、DC−DC変換回路部5と、負荷7との間には、切換え制御回路部18が接続されている。
DC−DC変換回路部4の出力側と、DC−DC変換回路部5の出力側とには、チョークコイル15、切換え部16、ダイオード17から成る直列回路が形成されている。当該直列回路の一方は、DC−DC変換回路部4と、切換え部13との間に接続され、他方は、切換え制御回路部18と、負荷7との間に接続されている。
停電検出回路部8の入力側は商用交流電源1と接続され、出力側はDC−DC変換回路部4の制御回路部9、切換え制御信号伝達部11、及びDC−DC変換回路部5の入力側と接続されている。
切換え制御信号伝達部11の入力側は、停電検出回路部8と接続され、出力側は、切換え制御回路部14と、切換え制御回路部18と接続されている。
なお、商用交流電源1、全波整流回路部2、及び力率改善回路部3は、図11、12を用いて説明した、商用交流電源201、全波整流回路部202、及び力率改善回路部203と対応するものである。
つまり、スイッチング電源装置100は、図11、図12に示した従来技術のスイッチング電源装置200と比較して、停電検出回路部8と、切換え制御信号伝達部11と、制御回路部9及び切換え部10と、切換え制御回路部14及び切換え部13と、切換え制御回路部18及び切換え部16と、チョークコイル15と、ダイオード17とを追加している点で相違する。
尚、DC−DC変換回路部4が定電圧化する所望の直流電圧Vo_mainと、DC−DC変換回路部5が定電圧化する所望の直流電圧Vo_subとの間には、Vo_main>Vo_subという関係が成り立つものとする。従来技術において説明したように、DC−DC変換回路部5が電力を出力する負荷7は、マイコン、電子機器制御回路、メモリ等で構成されているため、一般的に成り立つ関係式である。
(商用交流電源が非停電状態の場合)
次に、商用交流電源1が非停電状態での、スイッチング電源装置100の電気エネルギー(電荷)の流れについて説明する。図2は、商用交流電源1が非停電状態での、スイッチング電源装置100の電気エネルギーの流れを表す回路図である。
商用交流電源1が非停電状態である場合、停電検出回路部8は、非停電状態を表す情報(非停電情報)を制御回路部9に出力する(図2の矢印90参照)と共に、切換え制御信号伝達部11にも出力する(図2の矢印91参照)。そして、制御回路部9は、停電検出回路部8から出力された非停電情報を取得すると、切換え部10の動作をオン状態に制御する。
切換え制御信号伝達部11は、停電検出回路部8から出力された非停電情報を取得すると、当該取得した非停電情報を切換え制御回路部14に出力する(図2の矢印92参照)共に、切換え制御回路部18にも出力する(図2の矢印93参照)。切換え制御回路部14、及び切換え制御回路部18は、切換え制御信号伝達部11ら出力された非停電情報を取得すると、切換え制御回路部14は切換え部13をオン状態に制御し、切換え制御回路部18は切換え部16をオン状態に制御する。
図2に示すように、図11、図12に示すスイッチング電源装置200と同一動作が行われる。
すなわち、商用交流電源1から供給される交流電圧は、全波整流回路部2に入力され、全波整流された電圧が、力率改善回路部3に供給される。そして、力率改善回路部3は、全波整流された電圧に対してスイッチング動作を行う事により、力率改善、所望の直流電圧に安定化し、DC−DC変換回路部4、5に出力する。
そして、DC−DC変換回路部4は、力率改善回路部3から出力された直流電圧を、切換え部13を介して、例えば電子機器である負荷6に出力する(図2の矢印80参照)。また、DC−DC変換回路部5は、力率改善回路部3から出力された直流電圧を、例えば電子機器である負荷7に出力する(図2の矢印81参照)。
(商用交流電源が停電状態の場合)
次に、商用交流電源1が停電状態での、スイッチング電源装置100の電気エネルギーの流れについて説明する。図3は、商用交流電源1が停電状態での、スイッチング電源装置100の電気エネルギーの流れを表す回路図である。
商用交流電源1が停電状態となった場合、停電検出回路部8は、停電状態を表す情報(停電情報)を制御回路部9に出力する(図3の矢印94参照)と共に、切換え制御信号伝達部11にも出力する(図3の矢印95参照)。次に、制御回路部9は、停電検出回路部8から出力された停電情報を取得すると、切換え部10の動作をオフ状態に制御する。つまり、停電検出回路部8は、商用交流電源1が停電状態となった場合、制御回路部9に接続されている切換え部10をオフ状態にさせる。
切換え制御信号伝達部11は、停電検出回路部8から出力された停電情報を取得すると、当該取得した停電情報を切換え制御回路部14に出力する(図3の矢印96参照)と共に、切換え制御回路部18にも出力する(図3の矢印97参照)。そして、切換え制御回路部14、及び切換え制御回路部18は、切換え制御信号伝達部11から出力された停電情報を取得すると、切換え制御回路部14は切換え部13をオフ状態に制御し、切換え制御回路部18は切換え部16をオン状態に制御する。
図3に、各切換え部のオンオフ状態と電気エネルギーの流れを示す。
制御回路部9の動作がオフ状態に制御されることにより、力率改善回路部3からDC−DC変換回路部4に対して電気エネルギーが供給されなくなる。すなわち、力率改善回路部3のコンデンサ19に蓄積された電気エネルギーは、DC−DC変換回路部5介して、負荷7へ供給される(図3の矢印82参照)。
また、切換え部13がオフ状態に制御されることにより、DC−DC変換回路部4のコンデンサ20に蓄積された電気エネルギーは、負荷6に対して供給されなくなる。また、切換え部16がオン状態に制御され、予めコンデンサ21の蓄積電圧の容量を、コンデンサ20の蓄積電圧の容量より小さくしておくことにより、コンデンサ20に蓄積された電気エネルギーは、コンデンサ21に供給される(図3の矢印83参照)と共に、負荷7へも供給される。
つまり、切換え部13がオフ状態に制御され、且つ、切換え部16がオン状態に制御されることにより、コンデンサ20、チョークコイル15、ダイオード17、コンデンサ21で閉回路が形成される。さらに、Vo_main>Vo_subという関係式が成り立っていることから、コンデンサ20に蓄積されたエネルギーがコンデンサ21に供給されるとともに、負荷7へも供給される。また、ダイオード17は、コンデンサ20が逆方向に充電されることを防ぐために設けられている。
従って、負荷7へは、コンデンサ19に加えて、コンデンサ20からも蓄積された電気エネルギーが供給されることとなり、コンデンサ19や、コンデンサ21の容量を大きくすることなく、サブ電源の所望の直流電圧に定電圧化された電力の出力可能な時間を長くすることができる。
このように、スイッチング電源装置100によると、停電検出回路部8が商用交流電源1の停電を検知したとき、停電検出回路部8が切換え部10をオフ状態にさせ、さらに、切換え制御信号伝達部11が、切換え部13をオフ状態とし、切換え部16をオン状態とする。
このため、商用交流電源1が停電したときのみ、コンデンサ19からDC−DC変換回路部4への電圧の供給を停止させ、及びコンデンサ20から負荷6への電圧の供給を停止させ、さらにコンデンサ20からコンデンサ21、及び負荷7へ電圧を供給することができる。
これにより、例えば特許文献1のスイッチング電源装置のように、力率改善回路によって昇圧された高い電圧である主電源側のコンデンサと、副電源側のコンデンサとが常時接続されることはない。
ゆえに、商用交流電源1に停電が生じた場合に、所望の電圧に安定化された電力を負荷7に供給できる時間を、コンデンサ21や、コンデンサ19が過剰容量を備えていなくても長くできる。
さらに、コンデンサ21は、コンデンサ20と比較して、電圧が小さくなるように構成している。つまり、Vo_main>Vo_subという関係式が成り立っている。このため、停電検出回路部8が、商用交流電源1の停電を検出したとき、確実に、コンデンサ20に蓄積された電圧を、コンデンサ21に供給することができる。このため、より確実に、商用交流電源1が停電したとき、コンデンサ21から副電源として電圧の供給時間を延ばすことができる。
加えて、スイッチング電源装置100のコンデンサ20と、コンデンサ21との間に、切換え部16と直列して、チョークコイル15が接続されているので、停電検出回路部8が、商用交流電源1の停電を検出したとき、コンデンサ20に蓄積された電圧を、コンデンサ21に供給する際、電流の最大値(ピーク値)、及び電流の供給速度を調整することができる。このため、コンデンサ20に蓄積された電圧の供給先であるコンデンサ21が、過電圧状態となることを防止することができる。
また、コンデンサ20と、コンデンサ21との間の切換え部16と直列して接続される部品は電流の供給速度を調整することができればよく、チョークコイル15に換えて、例えば、抵抗を用いてもよい。チョークコイル15に換えて、抵抗を用いることにより、コンデンサ20からコンデンサ21への電流を、(コンデンサ20とコンデンサ21との間の電位差)÷(抵抗の抵抗値)で算出される電流値に調整することが可能である。
しかしながら、チョークコイル15に換えて抵抗を用いた場合、コンデンサ20からコンデンサ21へ電流を供給する過程で、上記抵抗によって電力損失が生じる。
一方、チョークコイル15は、コンデンサ20からコンデンサ21へ供給する電流の速度をインダクタンス値で調整するので、抵抗を用いる場合と比較して、電力損失を低減することができる。
つまり、コンデンサ20と、コンデンサ21との間にチョークコイル15を接続することにより、停電検出回路部8が、商用交流電源1の停電を検出したとき、コンデンサ20に蓄積された電圧を、コンデンサ21に供給する際、電流の最大値(ピーク値)、及び電流の供給速度を調整することができ、かつ、抵抗を用いる場合と比較して、電流を供給する過程で生じる電力損失を低減することができる。
(各回路の詳細構成)
図4は、スイッチング電源装置100の具体的構成例を示す回路図である。
全波整流回路部2は、ブリッジダイオード22で構成されている。
力率改善回路部3は、リアクタ23、ダイオード25、スイッチング素子24、コンデンサ19、制御回路部26で構成されている。そして、スイッチング素子24が制御回路部26によって制御されることにより、全波整流回路部2から出力される電圧の力率を改善し、所望の直流電圧に安定化された電力を、DC−DC変換回路部4、5に出力する。
DC−DC変換回路部4はメイン電源であり、絶縁トランス29、スイッチング素子27、制御回路部9、ダイオード30、コンデンサ20、電圧検出回路部28を備えている。そして、電圧検出回路部28の出力信号が入力される制御回路部9によって、スイッチング素子27が制御されることにより、力率改善回路部3から出力された電力を、所望の直流電圧に安定化させる。そして、切換え部13がオン状態の場合、上記安定化させた直流電流が負荷6に出力される。
DC−DC変換回路部5はサブ電源であり、絶縁トランス34、スイッチング素子33、制御回路部31、ダイオード35、コンデンサ21、電圧検出回路部32を備えている。そして、電圧検出回路部32の出力信号が入力される制御回路部31によって、スイッチング素子33が制御されることにより、力率改善回路部3から出力された電力は、所望の直流電圧に安定化させ、負荷7に出力される。
このように構成されたスイッチング電源装置100において、商用交流電源1が停電状態になった場合、DC−DC変換回路部4、5は、コンデンサ19に蓄積されたエネルギーによって動作し、DC−DC変換回路部4、5は、コンデンサ19の電圧が動作限界電圧まで低下するまで所望の直流電圧に安定化された電力を出力する。
DC−DC変換回路部5(サブ電源)が電力を出力する負荷7は、マイコン、電子機器制御回路、メモリ等で構成されている。商用交流電源1が停電した場合、データの保持、適切なシステムダウンを行うために必要な時間、DC−DC変換回路部5は所望の直流電圧に安定化された電力を出力する必要がある。
次に、停電検出回路部8の内部構成とその機能について説明する。
停電検出回路部8は、商用交流電源1と接続され、商用交流電源1から出力される交流電圧を整流するダイオード36、37と、ダイオード36、37で整流された電圧を分圧する抵抗41、43と、抵抗41、43で分圧された電圧を平滑するコンデンサ42と、コンデンサ42の充電電圧にてスイッチングされるNPNトランジスタ44と、NPNトランジスタ44のスイッチングの閾値を制御するツェナーダイオード45と、NPNトランジスタ44のコレクタ端子のバイアスを生成するダイオード38、39、及び抵抗40と、で構成されている。
商用交流電源1が非停電状態の場合は、コンデンサ42の充電電圧が、ツェナーダイオード45のツェナー電圧、足すことのNPNトランジスタ44のベースエミッタ間の電圧以上となる。このため、NPNトランジスタ44がオン状態となり、NPNトランジスタ44のコレクタ端子がローレベル(非停電情報)となる。一方、商用交流電源1が停電状態となると、コンデンサ42の充電電圧が低下し、NPNトランジスタ44がオフ状態となり、NPNトランジスタ44のコレクタ端子がハイレベル(停電情報)となる。
次に、切換え制御信号伝達部11の内部構成のその機能について説明する。
切換え制御信号伝達部11は、フォトカプラ46、47で構成されている。フォトカプラ46、47の発光ダイオード側は、停電検出回路部8のNPNトランジスタ44と接続されている。
停電検出回路部8のNPNトランジスタ44がオン状態の場合は、フォトカプラ46、47のトランジスタ側がオン状態(非停電情報)となる。一方、停電検出回路部8のNPNトランジスタ44がオフ状態の場合は、フォトカプラ46、47のトランジスタ側がオフ状態(停電情報)となる。
すなわち、商用交流電源1が非停電状態の場合は、フォトカプラ46、47のトランジスタ側がオン状態となる。一方、商用交流電源1が停電状態の場合は、フォトカプラ46、47のトランジスタ側が、オフ状態となる。
次に、切換え部13の内部構成とその機能について説明する。
切換え部13は、リレー48で構成されており、リレー48の端子は、切換え制御回路部14と接続されている。切換え制御回路部14から電圧が印加されると、リレー48はオン状態となる。
次に、切換え制御回路部14の内部構成と、その機能について説明する。
切換え制御回路部14は、リレー48の端子が接続されている。そして、リレー48と並列に、ダイオード49が接続されている。ダイオード49のアノード側には抵抗50が接続され、フォトカプラ46のトランジスタ側を介して、DC−DC変換回路部4の負極側に接続されている。また、ダイオード49のカソード側は、バイアス源、DC−DC変換回路部4の正極側に接続されている。
これにより、フォトカプラ46のトランジスタ側がオン状態の場合は、リレー48がオン状態に制御される。一方、フォトカプラ46のトランジスタ側がオフ状態の場合は、リレー48がオフ状態に制御される。
すなわち、商用交流電源1が非停電状態の場合は、リレー48が切換え制御回路部14によりオン状態に制御される。一方、商用交流電源1が停電状態の場合は、リレー48が切換え制御回路部14によりオフ状態に制御される。
次に、切換え部16の内部構成とその機能について説明する。切換え部16は、リレー55で構成されており、リレー55は、切換え制御回路部18と接続されている。切換え制御回路部18から電圧が印加されると、リレー55がオン状態となる。
次に、切換え制御回路部18の内部構成とその機能について説明する。
切換え制御回路部18は、リレー55の端子が接続されている。そしてリレー55と並列に、ダイオード53が接続されている。ダイオード49のアノード側には抵抗52が接続され、NPNトランジスタ54を介して、DC−DC変換回路部5の負極側に接続されている。また、ダイオード53のカソード側は、バイアス源、DC−DC変換回路部5の正極側に接続されるとともに、抵抗51を介してNPNトランジスタ54のベース端子に接続されている。さらに、NPNトランジスタ54のベース端子は、フォトカプラ47のトランジスタ側を介してDC−DC変換回路部5の負極側に接続されている。
これにより、フォトカプラ47のトランジスタ側がオフ状態の場合は、NPNトランジスタ54のベース端子に、抵抗51を介して電圧が印加され、NPNトランジスタ54がオン状態となる。そして、NPNトランジスタ54がリレー55をオン状態に制御する。一方、フォトカプラ47のトランジスタ側がオン状態の場合は、NPNトランジスタ54がオフ状態となり、NPNトランジスタ54はリレー55をオフ状態に制御する。
すなわち、商用交流電源1が非停電状態の場合は、リレー55が、切換え制御回路部18によりオフ状態に制御される。一方、商用交流電源1が停電状態の場合は、リレー55が、切換え制御回路部18によりオン状態に制御される。
次に、図5を用い、停電検出回路部8と、制御回路部9と、切換え部10との回路について詳細に説明する。図5は、図1に示す本実施の形態に係るスイッチング電源装置100における停電検出回路部8と、制御回路部9と、切換え部10との具体的構成例を示す回路図である。
まず、制御回路部9の内部構成とその機能について説明する。
制御回路部9は、制御回路部用電源回路部56と、制御IC57と、制御回路部用電源回路部56と制御IC57との間に接続されている切換え部10と、で構成されている。
切換え部10がオン状態の場合は、制御IC57に電源が供給され、制御回路部9は、スイッチング素子27を駆動する。一方、切換え部10がオフ状態の場合は、制御IC57に電源が供給されず、スイッチング素子27の駆動が停止する。
次に、切換え部10の内部構成とその機能について説明する。
切換え部10は、制御回路部用電源回路部56の出力が接続され、PNPトランジスタ58を介して制御IC57に接続されている。PNPトランジスタ58のエミッタ端子、ベース端子間には、抵抗59が接続され、PNPトランジスタ58のベース端子は、抵抗60を介して、停電検出回路部8のNPNトランジスタ44のコレクタ端子に接続されている。
停電検出回路部8のNPNトランジスタ44がオン状態の場合は、PNPトランジスタ58にベース電流が流れることによりオン状態になり、制御IC57に電源が供給され、スイッチング素子27を駆動する。
一方、停電検出回路部8のNPNトランジスタ44がオフ状態の場合は、PNPトランジスタ58にベース電流が流れない。このため、PNPトランジスタ58がオフ状態となり、制御IC57への電源供給が遮断され、スイッチング素子27の駆動を停止する。
すなわち、商用交流電源1が非停電状態の場合は、制御IC57が、切換え部10によりオン状態(動作状態)に制御される。一方、商用交流電源1が停電状態の場合は、制御IC57が、切換え部10によりオフ状態(動作停止状態)に制御される。
上述したように、二電源方式のスイッチング電源装置100を構成することにより、切換え部10、13、16が停電検出回路部8から出力される停電情報又は非停電情報に基づき、スイッチング制御されることが可能になり、図1〜3を用いて説明した動作を行うことが可能となる。
〔実施の形態2〕
本発明のスイッチング電源装置に関する実施の形態2について図6〜7に基づいて以下に説明する。なお、実施の形態1における構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同一の符合を付記してその説明を省略する。
図6は、スイッチング電源装置120の構成例を示す回路図である。
スイッチング電源装置120は、図1〜5を用いて説明した実施の形態1のスイッチング電源装置100と比較して、全波整流平滑回路部61が追加されており、DC−DC変換回路部5が、全波整流平滑回路部61を介して商用交流電源1と接続された構成になっている点で相違する。
図7は、スイッチング電源装置120の具体的構成例を示す回路図である。
図7に示すように、全波整流平滑回路部61は、ブリッジダイオード62、コンデンサ63(第2コンデンサ)で構成されている。
すなわち、本実施の形態2のスイッチング電源装置120は、全波整流回路部2、力率改善回路部3、及びDC−DC変換回路部4で構成されたメイン電源と、全波整流平滑回路部61、及びDC−DC変換回路部5で構成されたサブ電源とを備えた二電源方式のスイッチング電源装置に対して、実施の形態1にて説明した、停電検出回路部8、切換え部10、切換え部13、切換え制御回路部14、ダイオード12、切換え制御回路部18、チョークコイル15、切換え部16、切換え制御信号伝達部11を追加した構成である。
従って、商用交流電源1が停電状態の場合、及び非停電状態の場合の回路動作は、実施の形態1において説明した通りである。停電検出回路部8が商用交流電源1の停電を検知した場合、コンデンサ19に蓄積された電圧に加えて、コンデンサ20に蓄積された電圧も負荷7へ電気エネルギーとして供給することが可能である。
このように、スイッチング電源装置120は、上述したスイッチング電源装置100と同様の効果を得ることができる。
加えて、DC−DC変換回路部5は、力率改善回路部3とは接続されておらず、全波整流平滑回路部61を介して、商用交流電源1と接続されている。これは、負荷7が小さく、負荷7に供給される電圧の力率を改善する必要がない場合に、DC−DC変換回路部5を、上記のように接続することが可能となる。
このため、DC−DC変換回路部5は、力率改善回路部3で昇圧された高い電圧に耐えうる高耐圧部品を用いる必要がなく、コストダウンを行うことができる。
〔実施の形態3〕
本発明のスイッチング電源装置に関する他の実施の形態について図8〜10に基づいて以下に説明する。なお、実施の形態2における構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同一の符合を付記してその説明を省略する。
図8は、スイッチング電源装置130の構成例を示す回路図である。
スイッチング電源装置130は、図6〜7を用いて説明したスイッチング電源装置120と比較して、チョークコイル66(第2電流供給速度調整手段)と、切換え部67(第4スイッチング素子)と、ダイオード68と、切換え制御回路部69とが追加されておりている点で相違する。さらに、停電検出回路部8a(停電検出手段、第2状態切換え手段)は、停電検出回路部8の機能に加えて、商用交流電源1の停電を検出したとき、切換え部67をオン状態に制御させる機能を有する。
なお、全波整流回路部2、力率改善回路部3、DC−DC変換回路部4とで構成されたメイン電源と、全波整流平滑回路部61、DC−DC変換回路部5とで構成されたサブ電源からなる二電源方式のスイッチング電源装置である点ではスイッチング電源装置100、120と同じである。
チョークコイル66及び切換え部67は直列に接続され、さらに、力率改善回路部3が備えるコンデンサ19と、全波整流平滑回路部61が備えるコンデンサ63との間に接続されている。また、切換え制御回路部69は、切換え部67のスイッチングを制御するものであり、停電検出回路部8と切換え部67との間に接続されている。
つまり、DC−DC変換回路部5と、力率改善回路部3とは、チョークコイル66、切換え部67、ダイオード68、切換え制御回路部69、全波整流平滑回路部61、及び切換え制御回路部69を介して接続されている。また、DC−DC変換回路部4と、力率改善回路部3とは直接接続されている。
チョークコイル66、切換え部67、及びダイオード68からなる直列回路の一方の端部は、コンデンサ19と接続され、他方の端部はコンデンサ63と接続されている。そして、全波整流平滑回路部61の入力側は、商用交流電源1と接続されており、出力側は、DC−DC変換回路部5の入力側と接続されていると共に、切換え制御回路部69の入力側とも接続されている。また、切換え制御回路部69の入力側は停電検出回路部8の出力側と接続されていると共に、全波整流平滑回路部61の出力側とも接続されている。切換え制御回路部69の出力側は切換え部67と接続されていると共に、DC−DC変換回路部5の入力側とも接続されている。
なお、力率改善回路部3の一般的な回路動作は昇圧動作であるため、定電圧化する所望の直流電圧Vo_mainは、商用交流電源1の交流電源波高値よりも高い。一方、全波整流平滑回路部61のコンデンサ63の直流電圧Vo_subは、商用交流電源1の交流電源波高値となる。
従って、力率改善回路部3のコンデンサ19から出力される電圧(Vo_main)と、コンデンサ63から出力される電圧(Vo_sub)との間で、Vo_main>Vo_subという関係が成立している。
図9は、図8に示すスイッチング電源装置130における具体的構成例を示す回路図である。
図9を用い、スイッチング電源装置130で追加された、切換え部67、切換え制御回路部69の内部構成とその機能について以下に説明する。
切換え部67は、リレー73で構成されており、リレー73の端子は、切換え制御回路部69と接続されている。切換え制御回路部69から電圧が印加されると、リレー73はオン状態となる。
次に、切換え制御回路部69の内部構成と、その機能について説明する。
切換え制御回路部69は、リレー73の端子が接続されている。そして、リレー73と並列に、ダイオード75が接続されている。ダイオード75のアノード側には抵抗76が接続され、NPNトランジスタ77を介して、DC−DC変換回路部5の負極側に接続されている。ダイオード75のカソード側は、バイアス源、全波整流平滑回路部61の正極側に接続されるとともに、抵抗74を介してNPNトランジスタ77のベース端子に接続されている。さらに、NPNトランジスタ77のベース端子は、停電検出回路部8aのNPNトランジスタ44のコレクタ端子に接続されている。
これにより、停電検出回路部8aのNPNトランジスタ44がオフ状態の場合は、抵抗74を介してNPNトランジスタ77のベース端子に電圧が印加され、NPNトランジスタ77がオン状態となる。そして、オン状態となったNPNトランジスタ77は、リレー73をオン状態に制御する。一方、停電検出回路部8のNPNトランジスタ44がオン状態の場合は、NPNトランジスタ77がオフ状態となる。そして、オフ状態となったNPNトランジスタ77は、リレー73をオフ状態に制御する。
すなわち、商用交流電源1が非停電状態の場合は、停電検出回路部8aが出力する非停電情報に基づき、切換え制御回路部69は、切換え部67をオフ状態に制御する。一方、商用交流電源1が停電状態の場合は、停電検出回路部8aが出力する停電情報に基づき、切換え制御回路部69は、切換え部67をオン状態に制御する。
図10は、各切換え部の状態と、電気エネルギーの流れとを示す回路図である。
停電検出回路部8aが商用交流電源1の停電を検出することにより、コンデンサ19からDC−DC変換回路部4への電気エネルギーの供給が停止する。そして、DC−DC変換回路部4の動作が停止し、切換え制御回路部69によって切換え部67がオン状態に制御される。これにより、コンデンサ19と、チョークコイル66と、ダイオード68と、コンデンサ63とで閉回路が形成される。
さらに、Vo_main>Vo_subという関係式が成り立っているため、コンデンサ19に蓄積された電気エネルギーがコンデンサ63に供給される(図10の矢印84参照)と共に、コンデンサ63に蓄積された電気エネルギーがDC−DC変換回路部5を介して負荷7へ供給される(図10の矢印85参照)。
従って、商用交流電源1が停電したとき、コンデンサ63に蓄積された電気エネルギーに加えて、コンデンサ19、及びコンデンサ20に蓄積された電気エネルギーも、負荷7へ供給することが可能となる。このため、コンデンサ19や、コンデンサ21、コンデンサ63の容量を大きくすることなく、サブ電源の所望の直流電圧に定電圧化された電力を出力する時間を長くすることができる。
このように、スイッチング電源装置130によると、停電検出回路部8aが商用交流電源1の停電を検出すると、停電検出回路部8aによって、切換え部67がオン状態に制御されるので、コンデンサ19に蓄積された電気エネルギーは、コンデンサ63に供給され、さらにコンデンサ63に蓄積された電気エネルギーは、コンデンサ21を介して、負荷7に供給される。このため、コンデンサ21からの副電源としての電圧の供給時間を、さらに延ばすことができる。
また、停電検出回路部8aが商用交流電源1の停電を検出するまでは、切換え部67はオフ状態となっているので、コンデンサ19と、コンデンサ63とは非導通となっている。このため、例えば、特許文献1のスイッチング電源装置のように、力率改善回路によって昇圧された高い電圧である主電源側のコンデンサと、副電源側のコンデンサとが常時接続されることはない。
これにより、DC−DC変換回路部5は、力率改善回路部3で昇圧された高い電圧に耐えうる高耐圧部品を用いる必要がなく、コストダウンを行うことができる。すなわち、コンデンサ21から出力供給の長時間化、かつコストダウンを行うことができる。
また、停電検出回路部8aが商用交流電源1の停電を検出したとき、切換え部10によって、メイン電源であるDC−DC変換回路部4の動作をオフ状態とすることにより、コンデンサ20として同じ容量のコンデンサを備えていても、DC−DC変換回路部4の動作をオン状態で維持する場合と比較して、コンデンサ20から、より長い出力時間を得ることができる。
以上のように、本発明のスイッチング電源装置によると、商用交流電源1が停電した場合、従来技術において負荷へ出力していたメイン電源の出力電力を、サブ電源のコンデンサに供給することにより、サブ電源の所望の直流電圧に定電圧化された電力を出力可能な時間を長くすることができる。
さらに、本発明のスイッチング電源装置は、上述した実施の形態1〜3のスイッチング電源装置100、120、130に限定されず種々の変更が可能である。
例えば、スイッチング電源装置100、120、130では、DC−DC変換回路部4、5として、絶縁トランス29、34を使用し、切換え制御信号伝達部11として、フォトカプラ(絶縁デバイス)46、47を使用した例を示したが、非絶縁DC−DC変換回路部も使用可能である。
また、制御回路部用電源回路部56と制御IC57との間に、切換え部10を接続し、電力の供給を停止させることにより、スイッチング素子27のオンオフ動作を停止させる例を示したが、制御IC57の動作を停止させる代わりに、制御IC57の制御信号出力端子及びスイッチング素子27のゲート端子間に、DC−DC変換回路部動作停止手段(例えばトランジスタ、リレー等)を設けて、制御IC57からスイッチング素子27へ出力される制御パルス信号を遮断する構成にしてもよい。
さらに、メイン電源とサブ電源とからなる二電源方式のスイッチング電源装置への適用例を示したが、複数のメイン電源とサブ電源とからなる、n電源方式(n:3以上の整数)のスイッチング電源方式にも適用が可能である。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本発明のスイッチング電源装置は以下のようにも表現できる。
メイン電源及びサブ電源からなる二電源方式のスイッチング電源装置において、停電検出手段と、上記停電検出手段の出力信号に基づいて、上記メイン電源の出力ラインをオン/オフする切換え手段と、上記停電検出手段の出力信号に基づいて、上記メイン電源の動作をオン/オフする切換え手段と、上記メイン電源のコンデンサに蓄積されたエネルギーを、上記コンデンサの充電電圧より低い電圧に充電されている上記サブ電源のコンデンサに供給する少なくとも1つの手段と、上記停電検出手段の出力信号に基づいて上記供給手段をオン/オフする切換え手段と、を備え、停電検出時に、上記メイン電源のコンデンサと、上記エネルギー供給手段と、上記サブ電源のコンデンサとで閉回路が形成される。
上記構成によれば、停電検出時に、上記メイン電源の出力ラインのオン/オフ切換え手段をオフ状態に、上記メイン電源の動作をオン/オフする切換え手段をオフ状態に、上記エネルギー供給手段をオン/オフする切換え手段をオン状態に制御することにより、上記メイン電源のコンデンサと、上記エネルギー供給手段と、上記サブ電源のコンデンサと、で少なくとも1との閉回路が形成され、コンデンサに蓄積されたエネルギーの供給が行なわれる。
したがって、本来メイン電源の負荷側へ供給していたエネルギーを、出力を保持したいサブ電源のコンデンサに供給することにより、出力保持時間を長くすることができる。
また、上記スイッチング電源装置では、上記エネルギー供給手段は、チョークコイルで構成されている。
上記構成によれば、閉回路に流れる電流ピーク値、供給速度を調整することができる。したがって、供給先であるコンデンサが過電圧状態に陥ることを防ぐことができる。
商用交流電源の停電を検出したときに、主電源コンデンサと、副電源コンデンサとを接続し、副電源コンデンサからの副電源として電圧を供給することができるので、複数の電源を備えるスイッチング電源装置に広く適用できる。
本発明に係るスイッチング電源装置の第1の実施の形態を示す回路図である。 図1に示すスイッチング電源装置で、商用交流電源が非停電状態の場合の電気エネルギーの流れを表す回路図である。 図1に示すスイッチング電源装置で、商用交流電源が停電状態の場合の電気エネルギーの流れを表す回路図である。 図1に示すスイッチング電源装置の詳細な構成を表す回路図である。 図1に示すスイッチング電源装置の停電検出回路部、制御回路部、切換え部の詳細な構成を表す回路図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の第2の実施の形態を示す回路図である。 図6に示すスイッチング電源装置の詳細な構成を表す回路図である。 本発明に係るスイッチング電源装置の第3の実施の形態を示す回路図である。 図8に示すスイッチング電源装置の詳細な構成を表す回路図である。 図8に示すスイッチング電源装置で、商用交流電源が停電状態の場合の電気エネルギーの流れを表す回路図である。 従来技術のスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 従来技術のスイッチング電源装置の詳細な構成を示す回路図である。
符号の説明
1 商用交流電源(電圧供給源)
2 全波整流回路部
3 力率改善回路部
4 DC−DC変換回路部
5 DC−DC変換回路部
6 負荷(主電源出力端子)
7 負荷
8 停電検出回路部(停電検出手段、第1状態切換え手段)
8a 停電検出回路部(停電検出手段、第2状態切換え手段)
10 切換え部(第1スイッチング素子)
11 制御信号伝達部(第1状態切換え手段)
13 切換え部(第2スイッチング素子)
15 チョークコイル(第1電流供給速度調整手段)
16 切換え部(第3スイッチング素子)
19 コンデンサ(第1コンデンサ)
20 コンデンサ(主電源コンデンサ)
21 コンデンサ(副電源コンデンサ)
63 コンデンサ(第2コンデンサ)
66 チョークコイル(第2電流供給速度調整手段)
67 切換え部(第4スイッチング素子)
100 スイッチング電源装置
120 スイッチング電源装置
130 スイッチング電源装置

Claims (5)

  1. 電圧供給源から供給される電圧を蓄積して主電源とするための主電源コンデンサと、電圧供給源から供給される電圧を蓄積して副電源とするための副電源コンデンサとを含むスイッチング電源装置であって、
    上記電圧供給源の停電を検出する停電検出手段と、
    上記電圧供給源と上記主電源コンデンサとの間の導通のオン/オフ状態を切換える第1スイッチング素子と、
    上記主電源コンデンサと、上記主電源コンデンサが電圧を出力するための主電源出力端子との間の導通のオン/オフ状態を切換える第2スイッチング素子と、
    上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとの間の導通のオン/オフ状態を切換える第3スイッチング素子と、を備え、
    さらに、上記停電検出手段により停電が検出されたとき、上記第1スイッチング素子および上記第2スイッチング素子をオフ状態とし、上記第3スイッチング素子をオン状態とする第1状態切換え手段とを備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとの間に、上記第3スイッチング素子と直列して、上記主電源コンデンサから上記副電源コンデンサへ供給する電流の速度を調整する第1電流供給速度調整手段が接続されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 上記電圧供給源から供給される電圧を蓄積して、当該蓄積した電圧を上記主電源コンデンサと、上記副電源コンデンサとに供給するための第1コンデンサを備え、
    上記第1スイッチング素子は、上記第1コンデンサと、上記主電源コンデンサとの間に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 上記電圧供給源から供給される電圧を蓄積して、当該蓄積した電圧を上記主電源コンデンサに供給するための第1コンデンサと、
    上記電圧供給源から供給される電圧を蓄積して、当該蓄積した電圧を上記副電源コンデンサに供給するための第2コンデンサと、
    上記第1コンデンサと、上記第2コンデンサとの間の導通のオン/オフ状態を切換える第4スイッチング素子とを備え、
    上記停電検出手段により停電が検出されたとき、上記第4スイッチング素子をオン状態とする第2状態切換え手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチング電源装置。
  5. 上記第1コンデンサと、上記第2コンデンサとの間に、上記第4スイッチング素子と直列して、上記第1コンデンサから上記第2コンデンサへ供給する電流の速度を調整する第2電流供給速度調整手段が接続されていることを特徴とする請求項4に記載のスイッチング電源装置。
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