JP2010146210A - 情報管理装置及び情報管理プログラム - Google Patents

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洋 高橋
Shunsuke Otake
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Abstract

【課題】設備等の物に紐付く様々な文書を一元管理し、効率的に参照等できるようにすることを目的とする。
【解決手段】種類別情報格納部101は、設備のマニュアル、関連法規等のデータを、設備の種類を一意に識別する種類識別子に対応付けて記憶装置152に格納する。科目別情報格納部102は、設備の取得に際して作成された稟議書、伝票等のデータを、予算の科目を一意に識別する科目識別子に対応付けて記憶装置152に格納する。物品選択部106は、任意の設備をユーザに選択させる。情報取得部107は、物品選択部106にて選択された設備に対応する種類識別子と科目識別子とを設備情報データベースから読み出し、それぞれの識別子に対応付けられたデータを取得する。情報出力部108は、情報取得部107により取得されたデータを表示装置154に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理装置及び情報管理プログラムに関するものである。本発明は、特に、設備法定管理資料管理装置に関するものである。
従来、設備の管理に関する業務を効率的に行うためのシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−249683号公報
企業の設備管理においては、導入時・運用時に管理者や利用者等、多くの要員が関わり、それぞれの立場で情報を管理しているため、情報の横通しが不十分な状況にあり、業務の重複が不効率化を招いているという現状がある。特に、法律に関わる情報については、対象の設備がどのような法規に従って管理・運用されるべきかを網羅的に知ることが困難であるため、遵法上、安全管理上の課題となっている。また、予算に関わる情報については、同じ予算科目で購入又は借用(リースやレンタル等)された設備であっても、多種多様なものが含まれる可能性があるため、設備の種類ごとにまとめて管理することができないことが課題となっている。
そのため、設備に紐付く文書を一元管理することが必要である。法律に関わる文書については、該当する設備をシステムから参照することで、各種法規(会社法、環境法、消防法、安全衛生法、電波法等)の情報とそれに付帯する管理履歴等の文書のほか、その設備に関わる全ての文書を芋蔓式に逆引きできる仕組みが必要である。同様に、予算に関わる文書についても、該当する設備をシステムから参照することで、各種伝票(納品書、請求書、見積書、注文書、領収証等)の情報とその設備に関わる全ての文書を芋蔓式に逆引きできる仕組みが必要である。
本発明は、例えば、設備等の物に紐付く様々な文書を一元管理し、効率的に参照等できるようにすることを目的とする。
本発明の一の態様に係る情報管理装置は、
予算を執行して取得される物である複数の物品に係る情報を管理する情報管理装置であって、
物の種類ごとに共通して参照される情報である種類別情報を、物の種類を一意に識別する種類識別子に対応付けて記憶装置に格納する種類別情報格納部と、
予算の科目ごとに共通して参照される情報である科目別情報を、予算の科目を一意に識別する科目識別子に対応付けて記憶装置に格納する科目別情報格納部と、
物品を一意に識別する物品識別子と、種類識別子と、科目識別子との対応関係を記憶する設備情報データベースと、
入力装置を介して任意の物品をユーザに選択させ、選択された物品に対応する物品識別子を入力する物品選択部と、
前記物品選択部により入力された物品識別子に対応付けられた種類識別子と科目識別子とを前記設備情報データベースから読み出し、読み出した種類識別子に対応付けられた種類別情報を前記種類別情報格納部から取得し、読み出した科目識別子に対応付けられた科目別情報を前記科目別情報格納部から取得する情報取得部と、
前記情報取得部により取得された種類別情報と科目別情報とを表示装置に出力する情報出力部とを備えることを特徴とする。
前記情報管理装置は、さらに、
前記複数の物品のそれぞれが存在する位置を表示する地図を表示装置に出力する地図出力部を備え、
前記物品選択部は、前記地図出力部により出力された地図上で任意の位置をユーザに選択させ、選択された位置に存在する物品に対応する物品識別子を入力することを特徴とする。
前記情報管理装置は、さらに、
前記複数の物品が存在する地域を区分けした複数のブロックを一覧表示するブロック一覧を表示装置に出力し、出力したブロック一覧から任意のブロックをユーザに選択させ、選択されたブロック内に存在する物品を一覧表示する物品一覧を表示装置に出力する物品一覧出力部を備え、
前記物品選択部は、前記物品一覧出力部により出力された物品一覧から任意の物品をユーザに選択させることを特徴とする。
前記種類別情報格納部は、種類別情報を記録したファイルを、名前に種類識別子を含む複数のフォルダに分けて格納し、
前記科目別情報格納部は、科目別情報を記録したファイルを、名前に科目識別子を含む複数のフォルダに分けて格納し、
前記情報取得部は、前記設備情報データベースから読み出した種類識別子を名前に含むフォルダから種類別情報を記録したファイルを取得し、前記設備情報データベースから読み出した科目識別子を名前に含むフォルダから科目別情報を記録したファイルを取得し、
前記情報出力部は、前記情報取得部により取得されたファイルに記録された種類別情報と科目別情報とを出力することを特徴とする。
前記種類別情報格納部は、種類別情報として、物品を使用するために参照されるマニュアルと関連法規との少なくともいずれかのデータを格納することを特徴とする。
前記科目別情報格納部は、科目別情報として、物品を取得するために作成された稟議書と伝票との少なくともいずれかのデータを格納することを特徴とする。
前記情報管理装置は、さらに、
物品ごとに異なる情報である物品情報を、物品識別子に対応付けて記憶装置に格納する物品情報格納部を備え、
前記情報取得部は、さらに、前記物品選択部により入力された物品識別子に対応付けられた物品情報を前記物品情報格納部から取得し、
前記情報出力部は、前記情報取得部により取得された種類別情報と科目別情報と物品情報とを表示装置に出力することを特徴とする。
前記物品情報格納部は、物品情報として、物品の点検履歴と修理履歴との少なくともいずれかのデータを格納することを特徴とする。
本発明の一の態様に係る情報管理プログラムは、
予算を執行して取得される物である複数の物品に係る情報を管理する情報管理プログラムであって、
物の種類ごとに共通して参照される情報である種類別情報を、物の種類を一意に識別する種類識別子に対応付けて記憶装置に格納する種類別情報格納処理と、
予算の科目ごとに共通して参照される情報である科目別情報を、予算の科目を一意に識別する科目識別子に対応付けて記憶装置に格納する科目別情報格納処理と、
物品を一意に識別する物品識別子ごとに、該当する物品の種類に対応する種類識別子と、該当する物品を取得するために執行された予算の科目に対応する科目識別子とを対応付けて記憶装置に記憶する識別子記憶処理と、
入力装置を介して任意の物品をユーザに選択させ、選択された物品に対応する物品識別子を入力する物品選択処理と、
前記物品選択処理により入力された物品識別子に対応付けられた種類識別子と科目識別子とを記憶装置から読み出し、読み出した種類識別子に対応付けられた種類別情報を記憶装置から取得し、読み出した科目識別子に対応付けられた科目別情報を記憶装置から取得する情報取得処理と、
前記情報取得処理により取得された種類別情報と科目別情報とを表示装置に出力する情報出力処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の一の態様によれば、情報管理装置において、種類別情報格納部が、種類別情報を、物の種類を一意に識別する種類識別子に対応付けて記憶装置に格納し、科目別情報格納部が、科目別情報を、予算の科目を一意に識別する科目識別子に対応付けて記憶装置に格納し、設備情報データベースが、物品識別子と、種類識別子と、科目識別子との対応関係を記憶することにより、設備等の物に紐付く様々な文書を一元管理することができ、それらの文書を効率的に参照等することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る情報管理装置100の構成を示すブロック図である。
図1において、情報管理装置100は、種類別情報格納部101、科目別情報格納部102、物品情報格納部103、カテゴリ判別部104、地図出力部105、物品選択部106、情報取得部107、情報出力部108を備える。また、情報管理装置100は、処理装置151、記憶装置152、入力装置153、表示装置154等のハードウェアを備える。ハードウェアは情報管理装置100の各部によって利用される。例えば、処理装置151は、情報管理装置100の各部でデータや情報の演算、加工、読み取り、書き込み等を行うために利用される。記憶装置152は、そのデータや情報を記憶するために利用される。また、入力装置153は、そのデータや情報を入力するために、表示装置154は、そのデータや情報を出力するために利用される。
情報管理装置100は、さらに、後述する設備情報データベースやカテゴリ対応ファイルを記憶装置152に記憶している。設備情報データベースのテーブル構成については、後で図7に例を示す。カテゴリ対応ファイルの内容については、後で図8に例を示す。
情報管理装置100は、上記の各部を動作させて、複数の物品に係る情報を管理する。ここで、物品とは、予算を執行して(例えば、購入、リース、レンタル等により)取得される物のことをいう。物品は、具体的には、設備や備品であるが、以下では、ある企業が保有する設備であるものとして説明する。このような設備としては、例えば、建物に設置されるエレベータ装置、給湯器、空調設備のほか、主に工場に設置されるボイラー、工作機械、産業用ロボット、FA(Factory・Automation)機器、フォークリフトといったものが挙げられる。
物品である設備に係る情報には、大別すると、(あ)全体に関連する情報、(い)特定のグループに関連する情報、(う)設備の単体に関連する情報の3種類がある。本実施の形態の特徴は、(あ)〜(う)の3種類の情報(書類)を一元管理し、効率的に参照できるようにしていることである。なお、(い)特定のグループに関連する情報については、任意のグループ分けが可能であり、例えば設備の種類によってグループ分けをしたり(同じ種類の設備が同じグループに属することになる)、設備の取得のために執行された予算の科目によってグループ分けをしたり(同じ科目で取得された設備が同じグループに属することになる)することができる。
設備に係る情報の具体的な例として、本実施の形態では、(1)全ての設備に共通して参照される情報(上述の(あ)に該当)、(2)設備の種類ごとに共通して参照される情報(上述の(い)に該当)、(3)設備ごとに異なる情報(上述の(う)に該当)、(4)予算の科目(設備の取得単位)ごとに共通して参照される情報(上述の(い)に該当)があるものとする。ここでは、(1)を共通情報、(2)を種類別情報、(3)を設備別情報(物品情報の一例)、(4)を科目別情報と称し、(1)〜(4)全体のことを関連情報と称する。(1)の共通情報としては、例えば設備の保有者・利用者である企業の社内規則、スローガン(環境スローガン等)といった、企業全体で共通する文書(全設備に紐付く文書)が挙げられる。(2)の種類別情報としては、例えば設備を使用するために参照されるマニュアル、関連法規(会社法、環境法、消防法、安全衛生法、電波法等)といった、設備種類単位で共通する文書(同じ種類の設備に紐付く文書)が挙げられる。(3)の設備別情報としては、例えば設備の点検履歴、修理履歴といった、設備個体単位で異なる文書(設備と1対1で紐付く文書)が挙げられる。(4)の科目別情報としては、例えば設備を取得するために作成された稟議書、伝票(納品書、請求書、見積書、注文書、領収証等)といった、設備取得単位で共通する文書(同じ予算で取得された設備に紐付く文書)が挙げられる。
種類別情報格納部101は、(2)の種類別情報を、設備の種類を一意に識別する種類識別子に対応付けて記憶装置152に格納する。上記の例でいえば、種類別情報格納部101は、設備のマニュアル、関連法規等のデータを、当該設備の種類に対応する種類識別子に紐付けて記憶装置152に格納する。
科目別情報格納部102は、(4)の科目別情報を、予算の科目を一意に識別する科目識別子に対応付けて記憶装置152に格納する。上記の例でいえば、科目別情報格納部102は、設備の取得に際して作成された稟議書、伝票等のデータを、当該設備に割り当てられた予算の科目に対応する科目識別子に紐付けて記憶装置152に格納する。
物品情報格納部103は、(3)の設備別情報を、設備を一意に識別する設備識別子(物品識別子の一例)に対応付けて記憶装置152に格納する。上記の例でいえば、物品情報格納部103は、設備の点検履歴、修理履歴等のデータを、当該設備に対応する設備識別子に紐付けて記憶装置152に格納する。
1つの設備には、その設備に対応する設備識別子と、その設備の種類に対応する種類識別子と、その設備を取得するために執行された予算の科目に対応する科目識別子との3つの識別子が対応することになるが、これら3つの識別子の対応関係(即ち、設備識別子と種類識別子と科目識別子との対応関係)は、設備情報データベースに記憶される。設備情報データベースは、企業の購買部門担当者やシステム管理担当者等により、予め設定され、記憶装置152に記憶されているものである。
関連情報には、前述したように、(1)共通情報、(2)種類別情報、(3)設備別情報、(4)科目別情報があるが、(1)〜(4)は、さらに、細かくカテゴリに分類される。(1)〜(4)のそれぞれと、カテゴリとの対応関係は、カテゴリ対応ファイルに記憶される。カテゴリ対応ファイルは、企業の購買部門担当者やシステム管理担当者等により、予め設定され、記憶装置152に記憶されているものである。
カテゴリ判別部104は、カテゴリが指定され、データが入力されると、カテゴリ対応ファイルを参照して、そのカテゴリが(1)共通情報、(2)種類別情報、(3)設備別情報、(4)科目別情報のいずれに該当するものかを処理装置151により判別する。カテゴリが(1)共通情報であれば、カテゴリ判別部104は、入力されたデータを(1)共通情報として記憶装置152に格納する。カテゴリが(2)種類別情報、(3)設備別情報、(4)科目別情報であれば、カテゴリ判別部104は、入力されたデータを種類別情報格納部101、物品情報格納部103、科目別情報格納部102に渡し、記憶装置152に格納させる。
地図出力部105は、それぞれの設備が存在する位置を表示する地図を表示装置154に出力する。なお、地図とは、建物のフロア図面、敷地の図面等を含むものである。
物品選択部106は、入力装置153を介して任意の設備をユーザに選択させ、選択された設備に対応する設備識別子を入力する。具体的には、物品選択部106は、地図出力部105により出力された地図上で任意の位置をユーザに選択させ、選択された位置に存在する設備に対応する設備識別子を入力する。
情報取得部107は、物品選択部106により入力された設備識別子に対応付けられた種類識別子と科目識別子とを設備情報データベースから読み出す。そして、情報取得部107は、読み出した種類識別子に対応付けられた(2)の種類別情報を種類別情報格納部101から取得する。また、情報取得部107は、読み出した科目識別子に対応付けられた(4)の科目別情報を科目別情報格納部102から取得する。さらに、情報取得部107は、物品選択部106により入力された設備識別子に対応付けられた(3)の設備別情報を物品情報格納部103から取得する。なお、(1)の共通情報も記憶装置152に格納されており、情報取得部107は、この共通情報を記憶装置152から取得する。
情報出力部108は、情報取得部107により取得された(1)共通情報、(2)種類別情報、(3)設備別情報、(4)科目別情報を表示装置154に出力する。
このように、本実施の形態では、設備に係る情報を含む様々な文書を全て設備個体単位で管理するのではなく、企業全体、設備種類単位、設備個体単位、設備取得単位(予算単位)で紐付けをして管理するため、企業の複数部門の担当者が効率的に情報を共有できるとともに、類似情報の登録を排除できる。
例えば、ある企業Aにおいて、経営部門が、工場に新たな生産設備を導入するため、その予算科目として「新規生産設備購入費」という科目を設定したとする。そして、企業Aの購買部門が、その科目の予算内で企業Bから工作機械、産業用ロボット、FA機器を複数購入したとする。
この場合、企業Aの購買部門は、「新規生産設備購入費」という科目に紐付く文書として、購入した工作機械、産業用ロボット、FA機器の伝票(科目別情報の一例)を情報管理装置100に登録する(このとき、伝票は、科目別情報格納部102によって記憶装置152に格納される)。企業Aの法務部門は、「工作機械」という設備の種類、「産業用ロボット」という設備の種類、「FA機器」という設備の種類に紐付く文書として、購入された工作機械、産業用ロボット、FA機器の関連法規の文書(種類別情報の一例)を情報管理装置100に登録する(このとき、関連法規の文書は、種類別情報格納部101によって記憶装置152に格納される)。この法務部門による登録処理は、設備の購入後に改めて行われるものではなく、「工作機械」、「産業用ロボット」、「FA機器」に紐付く文書登録が必要になったときに、随時行われるものである。
企業Aの運用部門は、それぞれの設備の運用が開始したときに、運用に関する文書(点検履歴、修理履歴等)を情報管理装置100に登録する(このとき、点検履歴、修理履歴等は、物品情報格納部103によって記憶装置152に格納される)。また、企業Aの運用部門は、例えば、工作機械の点検を行う際に、情報管理装置100を利用して地図上を検索する。ある工作機械を地図上で選択すると、その工作機械に紐付く文書として、「新規生産設備購入費」という科目に関わる伝票、「工作機械」の関連法規の文書を芋蔓式に(一括で)取り出すことができる(このとき、これらの文書は、情報出力部108によって表示装置154に出力される)。これにより、企業Aの運用部門は、点検を目的として情報を参照していたにもかかわらず、必要となる法規の情報等も同時に引き出すことができる。このような情報を参照して必要な法規に則った点検を行った後、企業Aの運用部門は、点検の対象となった工作機械に紐付く文書として、その工作機械の点検・修理記録(設備別情報の一例)を情報管理装置100に登録する(このとき、点検・修理記録は、物品情報格納部103によって記憶装置152に格納される)。同様に、企業Aの運用部門は、他の工作機械の各個体、産業用ロボットの各個体、FA機器の各個体に紐付く文書として、購入された工作機械、産業用ロボット、FA機器の点検・修理記録(設備別情報の一例)を情報管理装置100に登録する(このときも、点検・修理記録は、物品情報格納部103によって記憶装置152に格納される)。従来は、企業Aの運用部門が、購入された工作機械、産業用ロボット、FA機器の点検・修理に際して参照すべき法規の文書を自ら管理等する必要があったが、上記のように、本実施の形態によれば、企業Aの法務部門によって登録された文書を利用することができるため、管理等の手間が省ける。また、同じ法規の文書の二重登録を防止できる。
このように、本実施の形態によれば、ユーザは必要な資料等を一括して取り出すことができるため、設備に対して行う必要がある作業の漏れの防止や、必要な文書を探す作業の効率の改善が期待できる。
図2は、情報管理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、情報管理装置100は、コンピュータであり、LCD901(Liquid・Crystal・Display)、キーボード902(K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、CDD905(Compact・Disc・Drive)、プリンタ906といったハードウェアデバイスを備えている。これらのハードウェアデバイスはケーブルや信号線で接続されている。LCD901の代わりに、CRT(Cathode・Ray・Tube)等が用いられてもよい。マウス903の代わりに、タッチパネル、タッチパッド、トラックボール、ペンタブレット、あるいは、その他のポインティングデバイスが用いられてもよい。
情報管理装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit)を備えている。CPU911は、処理装置151の一例である。CPU911は、バス912を介してROM913(Read・Only・Memory)、RAM914(Random・Access・Memory)、通信ボード915、LCD901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ906、HDD920(Hard・Disk・Drive)と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。HDD920の代わりに、フラッシュメモリ、光ディスク装置、メモリカードリーダライタ又はその他の記憶媒体が用いられてもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、HDD920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置152の一例である。通信ボード915、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905は、入力装置153の一例である。また、LCD901は、表示装置154の一例である。
通信ボード915は、LAN(Local・Area・Network)等に接続されている。通信ボード915は、LANに限らず、IP−VPN(Internet・Protocol・Virtual・Private・Network)、広域LAN、ATM(Asynchronous・Transfer・Mode)ネットワークといったWAN(Wide・Area・Network)、あるいは、インターネットに接続されていても構わない。LAN、WAN、インターネットは、ネットワークの一例である。
HDD920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。プログラム群923には、本実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが含まれている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。ファイル群924には、本実施の形態の説明において、「〜データ」、「〜情報」、「〜ID(識別子)」、「〜フラグ」、「〜結果」として説明するデータや情報や信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」の各項目として含まれている。「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」は、RAM914やHDD920等の記憶媒体に記憶される。RAM914やHDD920等の記憶媒体に記憶されたデータや情報や信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出、検索、参照、比較、演算、計算、制御、出力、印刷、表示といったCPU911の処理(動作)に用いられる。抽出、検索、参照、比較、演算、計算、制御、出力、印刷、表示といったCPU911の処理中、データや情報や信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
本実施の形態の説明において用いるブロック図やフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示す。データや信号は、RAM914等のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク(FD)、CDD905のコンパクトディスク(CD)、HDD920の磁気ディスク、光ディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)、あるいは、その他の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912、信号線、ケーブル、あるいは、その他の伝送媒体により伝送される。
本実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜工程」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。即ち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアのみ、あるいは、素子、デバイス、基板、配線といったハードウェアのみで実現されていても構わない。あるいは、「〜部」として説明するものは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実現されていても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。即ち、プログラムは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、プログラムは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
図3及び図4は、情報管理装置100の動作(情報管理プログラムの処理手順)の一例を示すフローチャートである。図5は、この例において、情報管理装置100により管理される情報を記録したファイルの種別を示す図である。図6は、この例において、各ファイルが格納されるフォルダの構造を示す図である。図7は、この例において、識別子の対応関係を定義する設備情報データベースのテーブル構成を示す図である。図8は、この例において、関連情報とカテゴリとの対応関係を示すカテゴリ対応ファイルを示す図である。なお、ファイル、フォルダ、データベース、テーブルは、いずれも情報管理装置100の記憶装置152で実現されるものである。図9は、情報管理装置100の地図出力部105によって表示装置154に出力(表示)される地図の一例である。図10及び図11は、情報管理装置100の情報出力部108によって表示装置154に出力(表示)される設備情報表示画面200の一例である。後述するように、企業の各部門のユーザは、設備情報表示画面200を介して、関連情報(関連文書)を情報管理装置100に格納する処理と、関連情報を情報管理装置100から取得する処理を行うことができる。
図5において、情報管理装置100により管理される関連情報を記録したファイルは、以下の4つに分類されている。
(1)全設備共通ファイル(共通情報を記録したファイル):全ての設備に関連付く。
(2)設備関連ファイル(種類別情報を記録したファイル):設備種別(種類)に関連付く。
(3)設備単体関連ファイル(設備別情報を記録したファイル):個々の設備に関連付く。
(4)予算関連ファイル(科目別情報を記録したファイル):個々の予算に関連付く。
(1)の全設備共通ファイルは、前述した共通情報として、企業の社内規則、スローガン等のデータを記録したファイルである。(2)の設備関連ファイルは、前述した種類別情報として、設備のマニュアル、関連法規等のデータを記録したファイルである。(3)の設備単体関連ファイルは、前述した設備別情報として、設備の点検履歴、修理履歴等のデータを記録したファイルである。(4)の予算関連ファイルは、前述した科目別情報として、設備の取得に際して作成された稟議書、伝票等のデータを記録したファイルである。
図6において、各ファイルが格納されるフォルダの構造は、以下のようなツリー構造となっている。
(1)全設備共通ファイル用フォルダ(「共通」というフォルダ名をもつ):各カテゴリを子フォルダに分け、子フォルダ内にファイルを置く。例えば、社内規則(カテゴリの一例)のデータを記録したファイルは、「社内規則」という名前の子フォルダに格納する。
(2)設備関連ファイル用フォルダ(「設備」というフォルダ名をもつ):各設備種別(種類)を子フォルダに分け、さらに、各カテゴリのファイルを孫フォルダに分け、孫フォルダ内にファイルを置く。例えば、資産種別(種類識別子の一例)が“エレベータ装置”であるエレベータ装置全般の関連法規(カテゴリの一例)のデータを記録したファイルは、「エレベータ装置」という名前の子フォルダ内にある「法規」という名前の孫フォルダに格納する。
(3)設備単体関連ファイル用フォルダ(「単体」というフォルダ名をもつ):設備種別ごとに(設備関連ファイル用フォルダの子フォルダの配下で)、各設備単体を子フォルダ(設備関連ファイル用フォルダからみると曾孫フォルダ)に分け、さらに、各カテゴリのファイルを孫フォルダ(設備関連ファイル用フォルダからみると曾々孫フォルダ)に分け、孫フォルダ内にファイルを置く。例えば、資産ID(設備識別子の一例)として“006090801”が付与されたエレベータ装置の点検履歴(カテゴリの一例)のデータを記録したファイルは、「設備006090801」という名前の子フォルダ内にある「エレベータ点検履歴」という名前の孫フォルダに格納する。
(4)予算関連ファイル用フォルダ(「予算」というフォルダ名をもつ):各予算を子フォルダに分け、さらに、各カテゴリのファイルを孫フォルダに分け、孫フォルダ内にファイルを置く。例えば、予算No.(科目識別子の一例)として“0020101”が付与された予算科目の見積書(カテゴリの一例)のデータを記録したファイルは、「予算No.0020101」という名前の子フォルダ内にある「見積書」という名前の孫フォルダに格納する。
なお、図6に示した例のように、1つのカテゴリにつき、1つのフォルダを作成するのではなく、1つのカテゴリをさらに分類して、当該分類ごとにフォルダの数や階層を増やしてもよい。例えば、エレベータ装置全般の関連法規は1つのカテゴリであるが、このカテゴリのフォルダとして「法規」フォルダを用いる代わりに、「環境六法」フォルダ、「安全衛生法」フォルダといった複数のフォルダを用いて、各フォルダの名前に対応するファイルを別々に格納するようにしてもよい。あるいは、「法規」フォルダの中に「環境六法」フォルダ、「安全衛生法」フォルダといった下位層のフォルダを作成して、各フォルダの名前に対応するファイルを別々に格納するようにしてもよい。
図6に示したフォルダ構造は、例えばファイルシステムにより実装される。情報管理装置100は、上記のようなフォルダ構造を採用することで、ユーザに意識させることなく、各ファイルを、対応する識別子(種類識別子、科目識別子、設備識別子)に応じて作成されたフォルダに自動的に整理・分類することができる。そして、これにより、文書の検索を高速化することができる。なお、上記のようなフォルダ構造を用いる代わりに、各ファイルのファイル名に識別子を埋め込んだり、各ファイルのファイル名と識別子との対応関係をデータベース等で管理したりしてもよい。
図7において、資産IDと資産種別と予算No.との対応関係が設備情報データベースの「設備情報」テーブルで定義されている。「設備情報」テーブルには、設備識別子の一例である「資産ID」(主キー)ごとに、設備(資産)の名称を示す「資産名称」、種類識別子の一例である「資産種別」、科目識別子の一例である「予算No.」、設備を使用している事業所を示す「事業所コード」、設備を使用している部門を示す「部門コード」、設備が設置されている建物を示す「建物コード」、設備の製造番号を示す「製造番号」、設備が対応する地図上の図形を示す「図形ID」、設備の画像データである「画像」等が格納される。「設備ポリゴン」テーブルには、「図形ID」ごとに、地図上の座標群を示す「座標点列」等が格納される。設備情報データベースでは、その他にも、各種マスタ、各種トランザクションテーブルが管理される。なお、図7では、「資産ID」ごとに、該当する設備の点検・修理履歴が「設備点検修理履歴情報」テーブルに、棚卸情報が「設備棚卸履歴情報」テーブルに格納される例を示しているが、前述した通り、このような情報は図5の設備単体関連ファイルとして管理できるものである。
図8において、関連情報とカテゴリとの対応関係がカテゴリ対応ファイルで定義されている。例えば、関連情報のうち、(1)共通情報を示す「全設備」には、カテゴリとして、社内規則、スローガンが対応付けられている。また、(2)種類別情報を示す「設備関連」には、カテゴリとして、関連法規、手順書が対応付けられている。また、(3)設備別情報を示す「設備単体」には、カテゴリとして、点検履歴、修理履歴が対応付けられている。また、(4)科目別情報を示す「予算」には、カテゴリとして、稟議書、伝票が対応付けられている。
以下、図3を用いて、情報管理装置100が関連情報を該当するフォルダに格納する動作について説明する。
図3において、地図出力部105は、図7の「設備ポリゴン」テーブル等を参照して、図9に例示するような地図を作成し、表示装置154に出力する(ステップS101:地図出力処理)。図9の地図上には、ある建物内で、複数の設備のそれぞれが存在する位置が表示されている。例えば、図9の「設備006090801」のブロックは、資産IDとして“006090801”が付与されたエレベータ装置の位置を示している。
物品選択部106は、地図出力部105により出力された地図上で、入力装置153を介して任意の位置をユーザに選択させる。例えば、ユーザが図9の地図上で「設備006090801」のブロックをマウス903でクリックすると、物品選択部106は、そのブロックを黒く塗りつぶし(図9ではその状態を示している)、該当するエレベータ装置が選択されたことをユーザに通知する。物品選択部106は、選択されたブロックの「図形ID」を特定し、図7の「設備情報」テーブルを参照して、その「図形ID」に対応する「資産ID」を取得し、情報取得部107に入力する(ステップS102:物品選択処理)。
情報取得部107は、物品選択部106により入力された「資産ID」に対応付けられた情報を図7の「設備情報」テーブルから読み出す(ステップS103:情報取得処理)。情報出力部108は、情報取得部107により読み出された情報を表示する画面として、図10に例示するような設備情報表示画面200(以下、「設備属性情報表示画面」という)を作成し、表示装置154に出力する(ステップS104:情報出力処理)。
図10の設備属性情報表示画面は、上記のように、地図上で設備が選択されるとデフォルトで(あるいは、さらに、設備属性タブ201がユーザによって選択されたときに)表示されるものである。設備属性情報表示画面には、該当する設備の属性情報が表示される。属性情報とは、例えば、図7の「設備情報」テーブルに格納された情報のことをいう。図10の例では、資産ID“006090801”のほか、その資産IDが付与されたエレベータ装置の資産名称、資産種別、取得年月等の設備情報、当該エレベータ装置の設備画像、当該エレベータ装置の点検・修理履歴、当該エレベータ装置の棚卸履歴が設備属性情報表示画面に表示されている。
設備属性情報表示画面で関連文書タブ202がユーザによって選択されると、情報取得部107は、図7の「設備情報」テーブルから既に読み出していた(物品選択部106により入力された「資産ID」に対応付けられた)「資産種別」を名前に含む、図6の設備関連ファイル用フォルダの子フォルダ(例えば、「エレベータ装置」フォルダ)から、各カテゴリのフォルダ(例えば、「法規」フォルダ)の名前を取得する。また、情報取得部107は、図7の「設備情報」テーブルから既に読み出していた(物品選択部106により入力された「資産ID」に対応付けられた)「予算No.」を名前に含む、図6の予算関連ファイル用フォルダの子フォルダ(例えば、「予算No.0020101」フォルダ)から、各カテゴリのフォルダ(例えば、「見積書」フォルダ)の名前を取得する。さらに、情報取得部107は、物品選択部106により入力された「資産ID」を名前に含む、図6の設備単体関連ファイル用フォルダの子フォルダ(例えば、「設備006090801」フォルダ)から、各カテゴリのフォルダ(例えば、「エレベータ点検履歴」フォルダ)の名前を取得する。情報取得部107は、図6の全設備共通ファイル用フォルダ(「共通」フォルダ)から、各カテゴリのフォルダ(例えば、「社内規則」フォルダ)の名前を取得する(ステップS103:情報取得処理)。情報出力部108は、情報取得部107により取得されたフォルダの名前の一覧等を表示する画面として、図11に例示するような設備情報表示画面200(以下、「関連文書表示画面」という)を作成し、表示装置154に出力する(ステップS104:情報出力処理)。
図11の関連文書表示画面は、上記のように、設備属性情報表示画面で関連文書タブ202がユーザによって選択されると表示されるものである。関連文書表示画面には、カテゴリ一覧203、フォルダ一覧204、ファイル一覧205が表示される。カテゴリ一覧203には、全てのカテゴリが一覧表示される。フォルダ一覧204には、該当する設備の関連情報を記録したファイルの格納場所として、情報取得部107により取得されたフォルダの名前が一覧表示される。ファイル一覧205には、フォルダ一覧204の中から選択されたフォルダに格納されているファイルの名前が一覧表示される。図11の例では、カテゴリ一覧203に、図8のカテゴリ対応ファイルに記述されたカテゴリが表示されている。また、フォルダ一覧204に、「関連法規」のフォルダである「環境六法」、「安全衛生法」(ここでは、図6の「法規」フォルダの代わりに、「環境六法」フォルダ、「安全衛生法」フォルダが存在することを想定する)、「手順書」のフォルダである「ISO14000」、「ISO9000マニュアル」、「エレベータ運用マニュアル」、「点検履歴」のフォルダである「エレベータ点検履歴」(図6の「エレベータ点検履歴」フォルダ)、「修理履歴」のフォルダである「エレベータ修理履歴」、「稟議書」のフォルダである「稟議書」が表示されている。また、ファイル一覧205に、4つのファイル名が表示されている。
カテゴリ判別部104は、カテゴリ一覧203の項目(即ち、カテゴリ)とフォルダ一覧204の項目(即ち、フォルダ名)との指定をユーザから入力装置153により受け付けるとともに、ファイルの入力をユーザから入力装置153により受け付ける(ステップS105:カテゴリ入力受付処理)。そして、カテゴリ判別部104は、図8に示したカテゴリ対応ファイルを参照し、ユーザによって指定されたカテゴリに対応する関連情報の項目を特定し、特定した項目に該当するフォルダが(1)全設備共通ファイル用フォルダ、(2)設備関連ファイル用フォルダ、(3)設備単体関連ファイル用フォルダ、(4)予算関連ファイル用フォルダのいずれかを処理装置151により判別する(S106:カテゴリ判別処理)。カテゴリ判別部104は、判別したフォルダに、ユーザによって指定されたフォルダ名のフォルダを作成し(既に、同じフォルダ名のフォルダが存在する場合には、当該フォルダを選択する)、作成したフォルダに、ユーザによって入力されたファイルを、自ら、あるいは、種類別情報格納部101、物品情報格納部103、科目別情報格納部102によって格納する(S107:カテゴリに応じた情報格納処理)。
以下、ステップS107の詳細について説明する。
ステップS106で、カテゴリ判別部104が、ユーザによって指定されたカテゴリが(1)共通情報であると判別したときは、カテゴリ判別部104は、図5の全設備共通ファイル(ステップS105で入力されたファイル)を、図6の全設備共通ファイル用フォルダの子フォルダ(ステップS105で指定されたフォルダ名をもつフォルダ)に格納する。
ステップS106で、カテゴリ判別部104が、ユーザによって指定されたカテゴリが(2)種類別情報であると判別したときは、種類別情報格納部101は、図5の設備関連ファイル(ステップS105で入力されたファイル)を、図6の設備関連ファイル用フォルダの孫フォルダ(フォルダ名に該当する種類識別子を含むフォルダの子フォルダであって、ステップS105で指定されたフォルダ名をもつフォルダ)に格納する。
ステップS106で、カテゴリ判別部104が、ユーザによって指定されたカテゴリが(3)設備別情報であると判別したときは、物品情報格納部103は、図5の設備単体関連ファイル(ステップS105で入力されたファイル)を、図6の設備単体関連ファイル用フォルダの孫フォルダ(フォルダ名に該当する設備識別子を含むフォルダの子フォルダであって、ステップS105で指定されたフォルダ名をもつフォルダ)に格納する。
ステップS106で、カテゴリ判別部104が、ユーザによって指定されたカテゴリが(4)科目別情報であると判別したときは、科目別情報格納部102は、図5の予算関連ファイル(ステップS105で入力されたファイル)を、図6の予算関連ファイル用フォルダの孫フォルダ(フォルダ名に該当する科目識別子を含むフォルダの子フォルダであって、ステップS105で指定されたフォルダ名をもつフォルダ)に格納する。
例えば、ステップS102で、資産IDとして“006090801”が付与されたエレベータ装置が選択され、ステップS105で、カテゴリ一覧203の項目として「点検履歴」が指定(選択)され、フォルダ一覧204の項目として「エレベータ点検履歴」が指定(選択)され、「xxx.txt」という名前のファイルが入力された場合は、物品情報格納部103が、図6の「設備006090801」フォルダ内にある「エレベータ点検履歴」フォルダに(なければ「エレベータ点検履歴」フォルダを作成した上で)「xxx.txt」ファイルを格納することになる。
以下、図4を用いて、情報管理装置100が関連情報を該当するフォルダから取得する動作について、説明する。
図4において、地図出力部105は、図7の「設備ポリゴン」テーブル等を参照して、図9に例示するような地図を作成し、表示装置154に出力する(ステップS201:地図出力処理)。前述したように、図9の地図上には、ある建物内で、複数の設備のそれぞれが存在する位置が表示されている。例えば、図9の「設備006090801」のブロックは、資産IDとして“006090801”が付与されたエレベータ装置の位置を示している。
物品選択部106は、地図出力部105により出力された地図上で、入力装置153を介して任意の位置をユーザに選択させる。例えば、ユーザが図9の地図上で「設備006090801」のブロックをマウス903でクリックすると、物品選択部106は、そのブロックを黒く塗りつぶし(図9ではその状態を示している)、該当するエレベータ装置が選択されたことをユーザに通知する。物品選択部106は、選択されたブロックの「図形ID」を特定し、図7の「設備情報」テーブルを参照して、その「図形ID」に対応する「資産ID」を取得し、情報取得部107に入力する(ステップS202:物品選択処理)。
情報取得部107は、物品選択部106により入力された「資産ID」に対応付けられた情報を図7の「設備情報」テーブルから読み出す(ステップS203:情報取得処理)。情報出力部108は、情報取得部107により読み出された情報を表示する画面として、前述した図10の設備属性情報表示画面を作成し、表示装置154に出力する(ステップS204:情報出力処理)。
設備属性情報表示画面で関連文書タブ202がユーザによって選択されると、情報取得部107は、図7の「設備情報」テーブルから既に読み出していた(物品選択部106により入力された「資産ID」に対応付けられた)「資産種別」を名前に含む、図6の設備関連ファイル用フォルダの子フォルダ(例えば、「エレベータ装置」フォルダ)から、各カテゴリのフォルダ(例えば、「法規」フォルダ)の名前を取得する。また、情報取得部107は、図7の「設備情報」テーブルから既に読み出していた(物品選択部106により入力された「資産ID」に対応付けられた)「予算No.」を名前に含む、図6の予算関連ファイル用フォルダの子フォルダ(例えば、「予算No.0020101」フォルダ)から、各カテゴリのフォルダ(例えば、「見積書」フォルダ)の名前を取得する。さらに、情報取得部107は、物品選択部106により入力された「資産ID」を名前に含む、図6の設備単体関連ファイル用フォルダの子フォルダ(例えば、「設備006090801」フォルダ)から、各カテゴリのフォルダ(例えば、「エレベータ点検履歴」フォルダ)の名前を取得する。情報取得部107は、図6の全設備共通ファイル用フォルダ(「共通」フォルダ)から、各カテゴリのフォルダ(例えば、「社内規則」フォルダ)の名前を取得する(ステップS203:情報取得処理)。情報出力部108は、情報取得部107により取得されたフォルダの名前の一覧等を表示する画面として、図11に例示するような設備情報表示画面200(以下、「関連文書表示画面」という)を作成し、表示装置154に出力する(ステップS204:情報出力処理)。
フォルダ一覧204の項目がユーザによって選択されると、情報取得部107は、選択されたフォルダ内に格納されているファイルの名前を取得する(ステップS203:情報取得処理)。情報出力部108は、情報取得部107により取得されたファイルの名前をファイル一覧205に表示する(ステップS204:情報出力処理)。
ファイル一覧205の項目がユーザによって選択されると、情報取得部107は、選択されたファイルを取得する(ステップS203:情報取得処理)。情報出力部108は、情報取得部107により取得されたファイルの内容を表示装置154に出力する(ステップS204:情報出力処理)。
本実施の形態によれば、ユーザが地図を利用して簡単に設備を探し出すことができる。
なお、本実施の形態では、共通情報、種類別情報、設備別情報、科目別情報といった各種情報を、ユーザが選択した設備と結び付けて管理しているが、本実施の形態の変形例として、各種情報を、自動的に関連する設備と結び付けて管理するようにしてもよい。この場合、カテゴリ判別部104は、各種情報を記録したファイルの入力をユーザから受け付けると、ファイルの内容をテキストマイニング等の手法により分析し、そのファイルに記録された情報が、どのカテゴリに該当し、どのようなフォルダ名のフォルダに格納されるべきものであるかを自動的に判別する。そして、カテゴリ判別部104は、判別したカテゴリに対応するフォルダに、判別したフォルダ名のフォルダを作成し(既に、同じフォルダ名のフォルダが存在する場合には、当該フォルダを選択する)、作成したフォルダに、ユーザによって入力されたファイルを格納する。
また、本実施の形態の応用例として、情報管理装置100が、種類別情報として管理する設備のマニュアル、関連法規等、及び、設備別情報として管理する設備の点検履歴、修理履歴、棚卸履歴等を参照し、それぞれの設備の点検、修理、棚卸等がマニュアル、関連法規等に則って実施されているかを確認するようにしてもよい。さらに、情報管理装置100が、それぞれの設備の点検、修理、棚卸等の実施予定日を予め(設備別情報の一部(例えば実施計画書)として、あるいは、関連情報とは別の情報として)記憶しておき、実施予定日が近づいたら、該当する部門担当者やシステム管理担当者に注意を促すメッセージを画面表示したり、電子メールを発送したりするようにしてもよい。さらに、情報管理装置100が、それぞれの設備の契約内容(例えば、無料定期点検期間、有料点検・修理期間、リース・レンタル期間等)を予め(設備別情報や科目別情報の一部(例えば契約書)として、あるいは、関連情報とは別の情報として)記憶しておき、該当する部門担当者やシステム管理担当者に契約内容に関する注意を喚起するためのメッセージを画面表示したり、電子メールを発送したりするようにしてもよい。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図12は、本実施の形態に係る情報管理装置100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態が実施の形態1と異なるのは、情報管理装置100が、図1に示した地図出力部105の代わりに、物品一覧出力部109を備える点である。実施の形態1では、ユーザに、物品の一例である設備を地図から選択させたが、本実施の形態では、設備選択画面に表示する設備一覧から選択させる。
物品一覧出力部109は、複数のブロックを一覧表示するブロック一覧を表示装置154に出力する。ここで、ブロックとは、設備が存在する地域を区分けしたものであり、例えば、1つの建物あるいは建物内の1つのフロアを地域としたときに、その建物内あるいはフロア内の部屋や廊下等をそれぞれブロックとして扱うことができる。なお、部屋や廊下のように物理的な仕切りで囲まれた領域でなくとも、任意に取り決めた領域をブロックとして定義してもよい。物品一覧出力部109は、出力したブロック一覧から任意のブロックをユーザに選択させ、選択されたブロック内に存在する設備を一覧表示する設備一覧(物品一覧の一例)を表示装置154に出力する。
物品選択部106は、物品一覧出力部109により出力された設備一覧から任意の設備をユーザに選択させ、選択された設備に対応する設備識別子を入力する。
図13及び図14は、情報管理装置100の動作(情報管理プログラムの処理手順)の一例を示すフローチャートである。図15は、この例において、識別子の対応関係を定義する設備情報データベースのテーブル構成を示す図である。図16は、フロアを説明した概念図である。図17は、情報管理装置100の物品一覧出力部109によって表示装置154に出力(表示)される設備選択画面300の一例である。
図15に示した設備情報データベースでは、図7に示した設備情報データベースと比較して、「設備情報」テーブルに「フロアコード」と「ブロックコード」(ブロックを一意に識別するブロック識別子の一例)とが追加されている。また、マスタとして、「フロアマスタ」と「ブロックマスタ」とが追加されている。「フロアマスタ」には、「フロアコード」(主キー)ごとに、「建物コード」、「フロア名」が格納されている。「フロアマスタ」の各レコードは、「フロアコード」により「設備情報」テーブルの「フロアコード」と紐付いている(即ち、「設備情報」テーブルの各レコードと対応づけられている)。また、「建物コード」により「建物マスタ」の「建物コード」と紐付いている(即ち、「建物マスタ」の各レコードと対応づけられている)。一方、「ブロックマスタ」には、「ブロックコード」(主キー)ごとに、「建物コード」、「フロアコード」、「ブロック名」(ブロックに関するブロック情報の一例)が格納されている。「ブロックマスタ」の各レコードは、「ブロックコード」により「設備情報」テーブルの「ブロックコード」と紐付いている(即ち、「設備情報」テーブルの各レコードと対応づけられている)。また、「フロアコード」により「フロアマスタ」の「フロアコード」と紐付いている(即ち、「フロアマスタ」の各レコードと対応づけられている)。また、「建物コード」により「建物マスタ」の「建物コード」と紐付いている(即ち、「建物マスタ」の各レコードと対応づけられている)。
図16において、A301研究室、A302研究室、東倉庫、南機械室といったブロックが予め設定され、前述した設備情報データベースの「ブロックマスタ」にて定義されているものとする。前述したように、ブロックとは、フロア(建物の1階床、又は、1階床の一部)の中で、物理的に仕切られた領域や任意に取り決められた(例えば、部屋番号が与えられた)領域のことである。
図17に示したものは、物品一覧出力部109が出力する設備選択画面300である。設備選択画面300では、建物一覧301から建物名が選択され、フロア一覧302からフロア名が選択され、ブロック一覧303からブロック名が選択され、設備一覧304から資産名称が選択される。建物一覧301、フロア一覧302、ブロック一覧303、設備一覧304は、それぞれプルダウンメニューとして構成される。なお、図17では、建物名として「北研究棟」が選択され、フロア名として「3F」が選択され、ブロック名として「南機械室」が選択され、資産名称として「南エレベータ」が選択された例を示している。言うまでもなく、設備選択画面300は、建物一覧301、フロア一覧302、ブロック一覧303、設備一覧304の順に自動的に絞り込み検索を行うように構成されている。
以下、図13を用いて、情報管理装置100が関連情報を該当するフォルダに格納する動作について説明する。
図13において、物品一覧出力部109は、図15に示した設備情報データベースに基づき、図17に示す設備選択画面300を表示装置154に出力する。建物一覧301は、「建物マスタ」の「建物名」を参照して、一覧で表示したものであり、フロア一覧302は、「フロアマスタ」の「フロア名」を参照して、一覧で表示したものであり、ブロック一覧303は、「ブロックマスタ」の「ブロック名」を参照して、一覧で表示したものであり、設備一覧304は、「設備情報」テーブルの「資産名称」を一覧で表示したものである。まず、物品一覧出力部109は、出力した設備選択画面300の建物一覧301から任意の建物をユーザに選択させ、選択された建物内のフロアを一覧表示するフロア一覧302を設備選択画面300に出力する。次に、物品一覧出力部109は、出力したフロア一覧302から任意のフロアをユーザに選択させ、選択されたフロア内のブロックを一覧表示するブロック一覧303を設備選択画面300に出力する。そして、物品一覧出力部109は、出力したブロック一覧303から任意のブロックをユーザに選択させ、選択されたブロック内に存在する設備を一覧表示する設備一覧304を設備選択画面300に出力する(ステップS301:物品一覧出力処理)。
物品選択部106は、物品一覧出力部109により出力された設備選択画面300の設備一覧304から、入力装置153を介して任意の設備をユーザに選択させ、選択された設備に対応する設備識別子を入力する(ステップS302:物品選択処理)。
具体的には、ステップS301において、物品一覧出力部109は、まず建物一覧301から「建物名」をユーザに選択させることにより建物を決定し、次に決定した建物の「建物コード」と紐付く「フロア名」を「フロアマスタ」を参照することによりフロア一覧302に表示し、フロア一覧302から「フロア名」をユーザに選択させることによりフロアを決定する。物品一覧出力部109は、次に決定したフロアの「フロアコード」と紐付く「ブロック名」を「ブロックマスタ」を参照することによりブロック一覧303に表示し、ブロック一覧303から「ブロック名」をユーザに選択させることによりブロックを決定し、次に決定したブロックの「ブロックコード」と紐付く「資産名称」を「設備情報」テーブルを参照することにより設備一覧304に表示する。ステップS302において、物品選択部106は、設備一覧304から「資産名称」をユーザに選択させることにより設備を決定し、決定した設備の「資産ID」を「設備情報」テーブルを参照することにより取得する。例えば、ユーザが設備一覧304から「南エレベータ」をマウス903でクリックし、さらに、選択ボタン305をマウス903で押下すると、物品選択部106は、「設備情報」テーブルを参照して「南エレベータ」に対応する「資産ID」を取得し、情報取得部107に入力する。
ステップS303〜S307の処理は、図3に示したステップS103〜S107と同様であり、図10の設備情報表示画面200が表示装置154に出力され、利用される。
以下、図14を用いて、情報管理装置100が関連情報を該当するフォルダから取得する動作について、説明する。
図14において、物品一覧出力部109は、図15に示した設備情報データベースに基づき、図17に示す設備選択画面300を表示装置154に出力する(ステップS401:物品一覧出力処理)。物品選択部106は、物品一覧出力部109により出力された設備選択画面300の設備一覧304から、入力装置153を介して任意の設備をユーザに選択させ、選択された設備に対応する設備識別子を入力する(ステップS402:物品選択処理)。ステップS401〜S402の処理は、図13に示したステップS301〜S302の処理と同様である。また、ステップS403〜S404の処理は、図4に示したステップS203〜S204と同様である。
本実施の形態によれば、特に、ユーザが設備の建物名、フロア名、ブロック名を把握しているときに、効率的に設備を探し出すことができる。
なお、本実施の形態の変形例として、設備選択画面300に、テキスト入力欄を設け、このテキスト入力欄にロケーションアドレスデータ(設備の存在する位置を示す住所、緯度経度等)をユーザが直接入力して、設備を選択できるようにしてもよい。この場合、物品選択部106は、テキスト入力欄に入力されたロケーションアドレスデータで示される位置に存在する設備に対応する設備識別子を入力することになる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
実施の形態1に係る情報管理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る情報管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る情報管理装置の動作(情報管理プログラムの処理手順)の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る情報管理装置の動作(情報管理プログラムの処理手順)の一例を示すフローチャートである。 図3及び図4の例において、情報管理装置により管理される情報を記録したファイルの種別を示す図である。 図3及び図4の例において、図5の各ファイルが格納されるフォルダの構造を示す図である。 図3及び図4の例において、識別子の対応関係を定義する設備情報データベースのテーブル構成を示す図である。 図3及び図4の例において、関連情報とカテゴリとの対応関係を定義するカテゴリ対応ファイルの内容を示す図である。 図3及び図4の例において、出力される地図を示す図である。 図3及び図4の例において、出力される設備情報表示画面を示す図である。 図3及び図4の例において、出力される設備情報表示画面を示す図である。 実施の形態2に係る情報管理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る情報管理装置の動作(情報管理プログラムの処理手順)の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る情報管理装置の動作(情報管理プログラムの処理手順)の一例を示すフローチャートである。 図13及び図14の例において、識別子の対応関係を定義する設備情報データベースのテーブル構成を示す図である。 図13及び図14の例において、フロアを説明した概念図である。 図13及び図14の例において、出力される設備選択画面を示す図である。
符号の説明
100 情報管理装置、101 種類別情報格納部、102 科目別情報格納部、103 物品情報格納部、104 カテゴリ判別部、105 地図出力部、106 物品選択部、107 情報取得部、108 情報出力部、109 物品一覧出力部、151 処理装置、152 記憶装置、153 入力装置、154 表示装置、200 設備情報表示画面、201 設備属性タブ、202 関連文書タブ、203 カテゴリ一覧、204 フォルダ一覧、205 ファイル一覧、901 LCD、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 HDD、921 オペレーティングシステム、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群。

Claims (9)

  1. 予算を執行して取得される物である複数の物品に係る情報を管理する情報管理装置であって、
    物の種類ごとに共通して参照される情報である種類別情報を、物の種類を一意に識別する種類識別子に対応付けて記憶装置に格納する種類別情報格納部と、
    予算の科目ごとに共通して参照される情報である科目別情報を、予算の科目を一意に識別する科目識別子に対応付けて記憶装置に格納する科目別情報格納部と、
    物品を一意に識別する物品識別子と、種類識別子と、科目識別子との対応関係を記憶する設備情報データベースと、
    入力装置を介して任意の物品をユーザに選択させ、選択された物品に対応する物品識別子を入力する物品選択部と、
    前記物品選択部により入力された物品識別子に対応付けられた種類識別子と科目識別子とを前記設備情報データベースから読み出し、読み出した種類識別子に対応付けられた種類別情報を前記種類別情報格納部から取得し、読み出した科目識別子に対応付けられた科目別情報を前記科目別情報格納部から取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された種類別情報と科目別情報とを表示装置に出力する情報出力部とを備えることを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記情報管理装置は、さらに、
    前記複数の物品のそれぞれが存在する位置を表示する地図を表示装置に出力する地図出力部を備え、
    前記物品選択部は、前記地図出力部により出力された地図上で任意の位置をユーザに選択させ、選択された位置に存在する物品に対応する物品識別子を入力することを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記情報管理装置は、さらに、
    前記複数の物品が存在する地域を区分けした複数のブロックを一覧表示するブロック一覧を表示装置に出力し、出力したブロック一覧から任意のブロックをユーザに選択させ、選択されたブロック内に存在する物品を一覧表示する物品一覧を表示装置に出力する物品一覧出力部を備え、
    前記物品選択部は、前記物品一覧出力部により出力された物品一覧から任意の物品をユーザに選択させることを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  4. 前記種類別情報格納部は、種類別情報を記録したファイルを、名前に種類識別子を含む複数のフォルダに分けて格納し、
    前記科目別情報格納部は、科目別情報を記録したファイルを、名前に科目識別子を含む複数のフォルダに分けて格納し、
    前記情報取得部は、前記設備情報データベースから読み出した種類識別子を名前に含むフォルダから種類別情報を記録したファイルを取得し、前記設備情報データベースから読み出した科目識別子を名前に含むフォルダから科目別情報を記録したファイルを取得し、
    前記情報出力部は、前記情報取得部により取得されたファイルに記録された種類別情報と科目別情報とを出力することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の情報管理装置。
  5. 前記種類別情報格納部は、種類別情報として、物品を使用するために参照されるマニュアルと関連法規との少なくともいずれかのデータを格納することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の情報管理装置。
  6. 前記科目別情報格納部は、科目別情報として、物品を取得するために作成された稟議書と伝票との少なくともいずれかのデータを格納することを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の情報管理装置。
  7. 前記情報管理装置は、さらに、
    物品ごとに異なる情報である物品情報を、物品識別子に対応付けて記憶装置に格納する物品情報格納部を備え、
    前記情報取得部は、さらに、前記物品選択部により入力された物品識別子に対応付けられた物品情報を前記物品情報格納部から取得し、
    前記情報出力部は、前記情報取得部により取得された種類別情報と科目別情報と物品情報とを表示装置に出力することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の情報管理装置。
  8. 前記物品情報格納部は、物品情報として、物品の点検履歴と修理履歴との少なくともいずれかのデータを格納することを特徴とする請求項7に記載の情報管理装置。
  9. 予算を執行して取得される物である複数の物品に係る情報を管理する情報管理プログラムであって、
    物の種類ごとに共通して参照される情報である種類別情報を、物の種類を一意に識別する種類識別子に対応付けて記憶装置に格納する種類別情報格納処理と、
    予算の科目ごとに共通して参照される情報である科目別情報を、予算の科目を一意に識別する科目識別子に対応付けて記憶装置に格納する科目別情報格納処理と、
    物品を一意に識別する物品識別子ごとに、該当する物品の種類に対応する種類識別子と、該当する物品を取得するために執行された予算の科目に対応する科目識別子とを対応付けて記憶装置に記憶する識別子記憶処理と、
    入力装置を介して任意の物品をユーザに選択させ、選択された物品に対応する物品識別子を入力する物品選択処理と、
    前記物品選択処理により入力された物品識別子に対応付けられた種類識別子と科目識別子とを記憶装置から読み出し、読み出した種類識別子に対応付けられた種類別情報を記憶装置から取得し、読み出した科目識別子に対応付けられた科目別情報を記憶装置から取得する情報取得処理と、
    前記情報取得処理により取得された種類別情報と科目別情報とを表示装置に出力する情報出力処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
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