JP2010146137A - パラメータ調整支援装置 - Google Patents

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恭二郎 河口
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元太朗 深野
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新 石丸
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Abstract

【課題】プロセスモデルのパラメータを変更しシミュレーションを実行した場合、その変更がシミュレーション結果のプラント全域に及ぼす影響を把握しやすいように視覚化し、プロセスモデルのパラメータ調整を支援する装置を提供すること。
【解決手段】実際のプラントに入力されたデータに基づきシミュレーションを実行しながら、前記プラントの出力と前記シミュレーションの結果が一致するようにパラメータを調整するパラメータ調整支援装置において、前記シミュレーションの結果を保存するシミュレーション結果データベースと、前記シミュレーションの結果と前記プラントの出力一致度を時系列的に計算する適合率計算部と、この適合率計算部の計算結果に基づき適合率の変化量を計算し、この計算結果を大きさ順に並べる適合率変化量計算整列部とを有することを特徴とするもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パラメータ調整支援装置に関し、詳しくは、石油・石油化学などのプロセス産業で使用されるプロセスシミュレータのパラメータ調整支援装置に関するものである。
石油・石油化学などのプロセス産業では、プラント操業の安全や効率化に向けて、計算機上に実プロセスを忠実に再現するシミュレータを構築し、このシミュレーションの結果を操業へ活用しようとする関心が近年急速に高まっている。
これは、たとえば、計算機上にプラントを忠実に模擬するシミュレータを構築することにより、
(1)シミュレータを利用することで実際に測定できない内部状態の可視化
(2)様々な運転条件をシミュレーションすることによる予測シミュレーション
(3)プロセスシミュレーションを自動制御に組み込むモデルベース制御
(4)生産コストや製品品質の最適化
などの実現が可能となるからである。
このように、プロセスシミュレータをプラントの実操業に活用することで、大きなメリットが得られるが、プロセスシミュレータをプラントの実操業に適用できるか否かはそのプロセスモデルの持つパラメータを現実プロセスに適合させることができるかどうかにかかっている。
ところが、プラント全体がモデル化されたプロセスモデルには膨大な数のパラメータがあり、また物理化学的原理に基づいて構築された厳密モデルにおいては個々のパラメータに物理的意味があるため、プロセスモデルのパラメータチューニングには、プロセス全体の理解や多くの経験が必要となり、熟練した技術者にとっても試行錯誤を伴う困難な作業となっている。
そこで、上記のようなプロセスモデリングの困難さを軽減するために、プロセスモデルのパラメータ設定を支援するための提案が特許文献1や特許文献2などで行われている。これらの提案では、あるプロセス出力に対して感度の高いモデルパラメータを、プロセスモデルの持つ大量のパラメータから抽出し調製する方法が提案されている。
特許文献1は、プロセスの内部構造を熟知していないプロセス技術者がパラメータ調整を簡単に行えるプロセスモデルのパラメータ調整装置および調整支援装置および方法に関するものである。
特許文献2は、パラメータ設定を自動的に行い、予測誤差を感度よく低減させ、時間短縮を図った下水処理プロセスシミュレーション方法と装置に関するものである。
非特許文献1は、評価法の計算方法に関するものである。
特開2002−328702号公報 特開2004−121953号公報 足立修一著,「MATLABによる制御のための上級システム同定」,第1版第1刷,東京電機大学出版,2004年3月10日,p.13
図10は、従来の石油・石油化学などのプロセス産業で使用されるプラントシミュレータの一例を示す構成図である。図10において、プラントシミュレータは、プラント1と、プラント運転データDB2と、コンソール画面3と、プラントシミュレータ4とで構成されている。
プラント1へデータが入力され、この入力されたデータの結果としてプラント1からデータが出力されている。プラント運転データDB2には、プラント1への入力データと、この入力されたデータ結果としてプラント1からの出力データが、順次書き込まれている。
一方、プラント1の使用者は、コンソール画面3を介して、プロセスモデルのパラメータを設定し、プラントシミュレータ4にシミュレーションの実行命令を出している。
そして、プラントシミュレータ4は、この実行命令を受けて、プロセスモデルのパラメータを設定し、シミュレーションに必要なプラント1への入力をプラント運転データDB2から読み込み、シミュレーションを実行している。シミュレーション実行後、プラント1の使用者は、プラント運転データDB2に蓄えられているプラント1からの出力と、プラントシミュレータ4で計算されたシミュレータ出力をコンソール画面3で比較検討しながら、プロセスモデルのパラメータを調整している。
しかし、近年のプロセスプラントは生産効率やエネルギー効率の向上のため高度に統合化され、プロセス内部での物質回収や熱回収が積極的に行われ、プロセス内部の物理量の相互相関が強くなっている。そのため、あるモデルパラメータを変更することは、プロセスモデルの局所的な値のみならず、プロセスモデル全域に影響を与えるため、プロセスモデルのパラメータを調整していく場合、常にプラント全域に現れる影響を見ながら、検討しなければならないという問題がある。
さらに、確認すべきタグの数は、たとえば中規模の製造プロセスプラントの場合は100程度であるが、大規模なプロセスプラントの場合は1000前後になる。また、プラントの動特性をシミュレーションするダイナミックプロセスシミュレータでは、100〜1000の数のタグについて、プラント出力とシミュレータ出力の間で定常値に限らず、時系列データの動特性も比較検討しながらモデルパラメータを調整していかなくてはならないため、大変困難な作業となってしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するものであり、プロセスモデルのパラメータを変更しシミュレーションを実行した場合、その変更がシミュレーション結果のプラント全域に与える影響を把握しやすいように視覚化し、プロセスモデルのパラメータ調整を支援する装置を提供することを目的とする。
上記のような目的を達成するために、本発明の請求項1は、
実際のプラントに入力されたデータに基づきシミュレーションを実行しながら、前記プラントの出力と前記シミュレーションの結果が一致するようにパラメータを調整するパラメータ調整支援装置において、
前記シミュレーションの結果を保存するシミュレーション結果データベースと、
前記シミュレーションの結果と前記プラントの出力一致度を時系列的に計算する適合率計算部と、
この適合率計算部の計算結果に基づき適合率の変化量を計算し、この計算結果を大きさ順に並べる適合率変化量計算整列部と
を有することを特徴とする。
請求項2は、請求項1記載のパラメータ調整支援装置において、
前記適合率計算部は、前記プラントの出力と前記シミュレーションのモデルパラメータの変更前後における前記シミュレーションの結果との適合率の変化量から計算することを特徴とする。
請求項3は、請求項1記載のパラメータ調整支援装置において、
前記適合率変化量計算整列部は、計算した最大適合率変化量に基づき、前記シミュレーションの任意のモデルパラメータを変更した時の影響を整列し表示することを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3いずれかに記載のパラメータ調整支援装置において、
前記パラメータ調整支援装置は、前記プラント内を調整するモデルパラメータの感度を計算する適合率感度量計算部を有することを特徴とする。
請求項5は、請求項4記載のパラメータ調整支援装置において、
前記感度計算は、前記プラント内のモデルパラメータに微小変化量を加える前後の前記シミュレーションの結果と前記プラントの出力の適合率変化量から計算されることを特徴とする。
請求項6は、請求項5記載のパラメータ調整支援装置において、
前記適合率感度計算結果は、適合率変化量の大きさによって色分け表示されることを特徴とする。
このように構成することにより、プロセスモデルのパラメータを変更しながらシミュレーションを実行した場合、その変更がシミュレーション結果のプラント全域に与える影響を把握しやすいように視覚化することで、パラメータ調整時間を短縮でき、プラントの全体的な把握ができる。
以下、図面を用いて、本発明のパラメータ調整支援装置を説明する。図1は、本発明のパラメータ調整支援装置の一実施例を示すブロック図である。
図1において、本発明のパラメータ調整支援装置は、図10の従来のプラントシミュレータにはない、シミュレータのシミュレーション結果を保存するシミュレーション結果DB5と、シミュレーション結果と前記プラントの出力の一致度を時間の経過にしたがって時系列的に計算する適合率計算部6と、この適合率計算部6の計算結果に基づき適合率の変化量を計算し、この計算結果を大きさ順に並べる適合率変化量計算整列部7を有することを特徴とする。
ここで、プラント運転データDB2には、時間の経過に関連した時系列パラメータkとして、q個のプラント1の操作入力{us(k)}(1≦s≦q)と、その時点でのN個のプラント1の出力yi(k)}(1≦i≦N)が保存されている。
図2は、パラメータ調整支援装置の動作を示すフローチャートである。
開始にあたり、使用者は、コンソール画面3から、シミュレーションを行う区間1≦k≦Lを指定し、シミュレーション実行命令を出す。
ステップS1では、プラントシミュレータ4は、プラント運転データDB2に保存されているプラント1の入力{us(k)}(1≦s≦q)と、変更前のモデルパラメータセット{θj old}(1≦j≦M)でシミュレーションを実行し、そのシミュレーション結果{yi ~old(k)}(1≦i≦N)をシミュレーション結果DB5へ保存する。なお、モデルパラメータとは、たとえばプラント1内に反応器が有る場合、この反応器の高さや大きさなどのことをいう。
ステップS2では、プロセス運転データDB2に保存されたプラント1の出力{yi(k)}とシミュレーション結果DB5に保存されたシミュレーション結果{yi ~old(k)}に基づき、時間の経過にしたがった両者の一致度を、時系列的な適合率{Ai old}(1≦i≦N)として適合率計算部6で計算する。
ここで、適合率Aioldの計算方法としては、たとえば非特許文献1に記載されている次式などが挙げられる。
ステップS3では、使用者は、コンソール画面3を通じて、調整を行うあるモデルパラメータθjについて、パラメータの変更値をθj newとして設定する。
ステップS4では、プラントシミュレータ4は、プラント運転データDB2に保存されているプラント1の入力{us(k)}(1≦s≦q)と、変更後のモデルパラメータセット{θj new}(1≦j≦M)でシミュレーションを実行し、シミュレーション結果{yi ~new(k)}(1≦i≦N)をシミュレーション結果DB5へ保存する。
ステップS5では、モデルパラメータ変更後のシミュレーション結果{yi ~new(k)}とプロセス出力{yi(k)}の適合率{Ai new}(1≦i≦N)を、ステップS2と同様に適合率計算部6で計算する。たとえば、実プラント1とシミュレーション結果が一致するように両者の差分をより小さくするためには、ステップS2の計算結果からモデルパラメータの反応器の高さを小さくすればよいと判断できる場合、反応器の高さをステップS2よりも小さい値にして、適合率を計算する。
ステップS6では、ステップS2で計算された適合率{Ai old}と、ステップS5で計算された適合率{Ai new}とから、適合率の変化量{ΔAi}(1≦i≦N)を以下のように計算し、適合率変化量計算整列部7で適合率の大きさ順に並べる。
ΔAi=i new-i old
ステップS7では、ステップS6で計算された適合率の変化量{ΔAi}をコンソール画面3へ図3のように表示する。
そして、ステップS7で表示された任意のタグiを選択することにより、図4に示すように、シミュレーション結果DB5に保存されたパラメータ修正前後のシミュレーション結果yi ~old(k)およびyi ~new(k)と、プラント運転データDB2に保存されたプラント1の出力yi(k)が表示される。
図3は、シミュレーション結果の適合率変化量結果表示の一例である。このように、本発明のプロセスシミュレータのパラメータ調整支援装置を用いて、任意のモデルパラメータを変更することにより、プラント1の全域に渡って、正負両方向の適合率の変化量の大きなタグを一目で把握できる。
図4は、選択タグのパラメータ調整結果表示の一例である。図3で表示された任意のタグを選択することにより、選択したタグのパラメータ修正前および修正後のシミュレーション結果を、プラント1の出力に対して表示することができる。たとえば、図3で表示された最大の適合率変化量のタグを選択した場合、プラント1の出力に対するパラメータ修正前後のシミュレーション結果の全体的な変化が確認できる。
すなわち、図4のようにシミュレーション結果DB5に保存されているモデルパラメータの調整前後におけるシミュレーション結果と、プロセス運転データDBに保存されているプラント1の出力を表示することにより、任意のパラメータを変更した場合の影響がタグに表れる効果を迅速に把握できる。
すなわち、本発明によれば、任意のモデルパラメータを変更した場合、プラント1の全域に渡って表れる影響を迅速に把握できるため、プロセスモデルのパラメータ調整作業効率を上げることができる。
図5は本発明の他の実施例を示す構成図であり、図1と共通する部分には同一の符号を付けている。図1と異なる点は、適合率感度量計算部8を有することである。
図6は、プロセスシミュレータのパラメータ調整支援装置の動作を示すフローチャートである。
開始にあたり、使用者は、コンソール画面3から、シミュレーションを行う区間1≦k≦Lを指定し、感度解析実行命令を適合率感度量計算部8へ出す。
ステップS11では、プラントシミュレータ4は、プラント運転データDB2に保存されているプラント1の入力{us(k)}(1≦s≦q)と、変更前のモデルパラメータセット{θj old}(1≦j≦M)でシミュレーションを実行し、そのシミュレーション結果{yi ~old(k)}(1≦i≦N)をシミュレーション結果DB5へ保存する。
ステップS12では、プロセス運転データDB2に保存されたプラント1の出力{yi(k)}とシミュレーション結果DB5に保存されたシミュレーション結果{yi ~old(k)}に基づき、時間の経過にしたがった両者の一致度を、時系列的な適合率{Ai old}(1≦i≦N)として適合率計算部6で計算する。
ステップS13では、適合率感度量計算部8で適合率変化量を計算していないモデルパラメータjを選択し、選択したパラメータ値に微小変化量Δθjを加え、以下の式のように変更する。この変更されたモデルパラメータ値が、プラントシミュレータ4に設定される。
θj new=θj old+Δθj
ステップS14では、プラントシミュレータ4は、プラント運転データDB2に保存されているプラント1の入力{us(k)}(1≦s≦q)と変更後のモデルパラメータセット{θj new}(1≦j≦M)でシミュレーションを実行し、シミュレーション結果{yi ~new(k)}(1≦i≦N)をシミュレーション結果DB5へ保存する。
ステップS15では、モデルパラメータ変更後のシミュレーション結果{yi ~new(k)}とプロセス出力{yi(k)}に基づき、時間の経過にしたがった両者の一致度を、時系列的な適合率{Aij new}(1≦i≦N,j)として適合率計算部6で計算する。
ステップS16では、ステップS12で計算された適合率{Ai old}とステップS15で計算された適合率{Aij new}から、適合率の変化量{ΔAi,j}を以下のように計算し、適合率変化量計算整列部7で適合率の大きさ順に並べる。
ΔAi,j=i,j new−Ai old
ステップS17では、全てのモデルパラメータについて適合率変化量を計算したか調べ、全てのモデルパラメータについて調べていなければモデルパラメータセットを{θj old}へ設定し直してステップS13へ戻り、全てのモデルパラメータについて調べていればステップS18へと移る。
ステップS18では、ステップS11〜ステップS17で計算された適合率の変化量{ΔAi,j}(1≦i≦N,1≦j≦M)の各要素を図7のように適合率の大きさによって色分けし、コンソール画面3へ表示する。
ステップS18において、コンソール画面3で計算結果が表示されることにより、図6の一連の動作は終了する。
図7は、適合率変化量の感度計算結果表示の一例である。図6で説明した動作により、プラントシミュレータ4のモデルパラメータを調整する場合、各パラメータに対する適合率変化量が感度計算結果として表示される。図7のように表示することにより、プラント1の全域に渡ってどのパラメータがどのタグにどれだけ影響を与えるかを一目で把握できる。
ここで、図7に示すように、着目するタグiのモデルパラメータj方向について適合率の変化量{ΔAi,j}を適合率の変化量の大きさ順に並べることにより、タグiの適合率に対して感度のあるモデルパラメータjを一目で知ることができる。
また、図8は、TAG1についてθ方向の感度の大きさ順に並べた適合率変化量の感度計算結果表示の一例である。併せてタグiの方向についても感度の大きさ順に並べることにより、タグi以外のモデルパラメータjを調整することにより相関のあるタグを一目で知ることができる。
さらに、図9は、θ5についてTAG方向の感度の大きさ順に並べた適合率変化量の感度計算結果表示の一例である。この場合、たとえばθ5について、TAG方向の感度の大きさ順に並べた適合率変化量の感度計算結果として、感度の変化量が大きいTAG順に並べられていることが確認できる。
このようにして、プラントシミュレータ4の調整すべきモデルパラメータの選択に指針を与えることができ、モデルパラメータを変更したことによる影響を一目で確認できる適合率感度解析装置を構築できる。
以上説明したように、本発明によれば、プロセスモデルのパラメータを変更しシミュレーションを実行した場合、その変更がシミュレーション結果のプラント1の全域に与える影響を把握しやすいように視覚化することで、時間の短縮およびプラント1の全体的な把握ができる。さらに本発明を応用した場合、プラントシミュレータ4のパラメータ調整を行う際に、調整すべきモデルパラメータの選択に指針を与える適合率感度解析装置が構築できる。
本発明の一実施例を示すブロック図である。 図1の動作の一実施例を示すフローチャートである。 図1のシミュレータ出力の一実施例を示す適合率変化量結果表示である。 図3の選択タグの一実施例を示すパラメータ調整結果表示である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 図5の動作の一実施例を示すフローチャートである。 図5のシミュレータ出力の一実施例を示す適合率変化量感度計算結果表示である。 図7のTAG1についてθ方向の感度でソートした場合の一実施例を示す適合率変化量の感度計算結果表示である。 θ5についてTAG方向の感度でソートした適合率変化量の感度計算結果表示である。 従来の石油・石油化学などのプロセス産業で使用されるプラントシミュレータの一例を示す構成図である。
符号の説明
1 プラント
2 プラント運転データDB
3 コンソール画面
4 プラントシミュレータ
5 シミュレーション結果DB
6 適合率計算部
7 適合率変化量計算整列部
8 適合率感度量計算部

Claims (6)

  1. 実際のプラントに入力されたデータに基づきシミュレーションを実行しながら、前記プラントの出力と前記シミュレーションの結果が一致するようにパラメータを調整するパラメータ調整支援装置において、
    前記シミュレーションの結果を保存するシミュレーション結果データベースと、
    前記シミュレーションの結果と前記プラントの出力一致度を時系列的に計算する適合率計算部と、
    この適合率計算部の計算結果に基づき適合率の変化量を計算し、この計算結果を大きさ順に並べる適合率変化量計算整列部と
    を有することを特徴とするパラメータ調整支援装置。
  2. 前記適合率計算部は、前記プラントの出力と前記シミュレーションのモデルパラメータの変更前後における前記シミュレーションの結果との適合率の変化量から計算することを特徴とする請求項1記載のパラメータ調整支援装置。
  3. 前記適合率変化量計算整列部は、計算した最大適合率変化量に基づき、前記シミュレーションの任意のモデルパラメータを変更した時の影響を整列し表示することを特徴とする請求項1記載のパラメータ調整支援装置。
  4. 前記パラメータ調整支援装置は、前記プラント内を調整するモデルパラメータの感度を計算する適合率感度量計算部を有することを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のパラメータ調整支援装置。
  5. 前記感度計算は、前記プラント内のモデルパラメータに微小変化量を加える前後の前記シミュレーションの結果と前記プラントの出力の適合率変化量から計算されることを特徴とする請求項4記載のパラメータ調整支援装置。
  6. 前記適合率感度計算結果は、適合率変化量の大きさによって色分け表示されることを特徴とする請求項5記載のパラメータ調整支援装置。
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