JP2010143394A - 車両の側部車体構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒンジピラー2に、ヒンジレインフォースメント30を介してアッパドアヒンジ10が取付けられる。ヒンジレインフォースメント30に、ヒンジピラーインナ2B側に位置された取付部30bが設けられる。ヒンジピラーインナ2Bの車幅方向内方側に、前記取付部30bとダッシュパネル6後面とを連結するガセット部材40が設けられる。
【選択図】 図4
Description
ヒンジピラーを備えた車両の側部車体構造であって、
前記ヒンジピラーに、ヒンジレインフォースメントを介してアッパドアヒンジが取付けられ、
前記ヒンジレインフォースメントに、ヒンジピラーインナ側に位置された取付部が設けられ、
前記ヒンジピラーインナの車幅方向内方側に、前記ヒンジレインフォースメントにおける前記取付部とダッシュパネル後面とを連結するガセット部材が設けられている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、前方衝突時、特にオフセット衝突時に、ヒンジピラーが車幅方向外方側に向けて変形しようとする外力に対してガセット部材が抵抗することとなって、ヒンジピラーの車幅方向外方側への変形が防止あるいは抑制されることになる。また、ガセット部材によって、ヒンジピラーやダッシュパネルそのものの補強が行われると共に、ヒンジピラーとダッシュパネルとの交差部分(角部)の剛性が大きく高められることにもなる。
前記ガセット部材と前記ダッシュパネルとの連結部位の高さ位置が、前記ヒンジピラーの上部から前方に向けて延びるエプロンレインフォースメントの高さ位置に対応する位置に設定されている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、前方衝突時には、エプロンレインフォースメントを介してヒンジピラーに衝突荷重が入力されるが、ガセット部材のダッシュパネルに対する連結部の高さ位置をエプロンレインフォースメントの高さ位置と対応させた位置とすることによって、ヒンジピラーの車幅方向外方側への変形を効果的に防止あるいは抑制することができる。
前記ガセット部材が前記ダッシュパネルレインフォースメントに対して連結されている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、ガセット部材とダッシュパネルとの連結強度を十分に確保することができる。勿論、ダッシュパネルそのものも、ダッシュパネルレインフォースメントによって十分に補強されて剛性の高いものとなる。
前記ガセット部材が、前記ダッシュパネルロアと前記ダッシュパネルアッパとにそれぞれ連結されている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、ガセット部材を、ダッシュパネルロアとアッパとの両方に連結することによって、ダッシュパネルに対する連結強度を十分に高める上で好ましいものとなる。また、ダッシュパネルロアとアッパとの結合も、ガセット部材によって補強されることになる。
前記ガセット部材における前記本体部の上面および下面の幅がそれぞれ、前記ヒンジレインフォースメントに対する連結部から前記ダッシュパネルに対する連結部に向けて徐々に大きくされている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、ダッシュパネルとガセット部材の連結強度を高めることとができる。また、ガセット部材を極力軽量化しつつガセット部材そのものの剛性(強度)を高める上で好ましいものとなる。さらに、ガセット部材の後側部分の車幅方向内方側への突出量を小さくすることができて、車室スペースを極力広く確保する上でも好ましいものとなる。
前記ガセット部材と前記ヒンジレインフォースメントとの上部同士および下部同士が、前記ヒンジピラーインナを挟んで連結されている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、ヒンジレインフォースメントの剛性を高いものとしてドアヒンジの取付強度を十分確保しつつ、ヒンジレインフォースメントとガセット部材との連結部の剛性を確保することができる。
2A:ヒンジピラーアウタ
2B:ヒンジピラーインナ
2C:ヒンジピラーレインフォースメント
4:エプロンレインフォースメント
6:ダッシュパネル
6A:ダッシュパネルロア
6B:ダッシュパネルアッパ
6C:カウル部
7:ダッシュパネルレインフォースメント
10:アッパドアヒンジ
30:ヒンジレインフォースメント
30a:膨出部(カップ部)
30b:取付部(ガセット部材連結用)
40:ガセット部材
40A:本体部
40B:フランジ部
40C:取付部(ヒンジレインフォースメント連結用)
40D:取付部(ダッシュパネル連結用)
Claims (6)
- ヒンジピラーを備えた車両の側部車体構造であって、
前記ヒンジピラーに、ヒンジレインフォースメントを介してアッパドアヒンジが取付けられ、
前記ヒンジレインフォースメントに、ヒンジピラーインナ側に位置された取付部が設けられ、
前記ヒンジピラーインナの車幅方向内方側に、前記ヒンジレインフォースメントにおける前記取付部とダッシュパネル後面とを連結するガセット部材が設けられている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項1において、
前記ガセット部材と前記ダッシュパネルとの連結部位の高さ位置が、前記ヒンジピラーの上部から前方に向けて延びるエプロンレインフォースメントの高さ位置に対応する位置に設定されている、ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項1または請求項2において、
前記ダッシュパネルの後面に、車幅方向に延びるダッシュパネルレインフォースメントが接合されており、
前記ガセット部材が前記ダッシュパネルレインフォースメントに対して連結されている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記ダッシュパネルが、ダッシュパネルロアとカウル部を構成するダッシュパネルアッパとによって構成され、
前記ガセット部材が、前記ダッシュパネルロアと前記ダッシュパネルアッパとにそれぞれ連結されている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記ガセット部材が、車幅方向外方側に向けた開口された断面コ字状の本体部を有し、
前記ガセット部材における前記本体部の上面および下面の幅がそれぞれ、前記ヒンジレインフォースメントに対する連結部から前記ダッシュパネルに対する連結部に向けて徐々に大きくされている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。 - 請求項5において、
前記ヒンジレインフォースメントが、車幅方向内方側に向けて開口するカップ状に形成され、
前記ガセット部材と前記ヒンジレインフォースメントとの上部同士および下部同士が、前記ヒンジピラーインナを挟んで連結されている、
ことを特徴とする車両の側部車体構造。
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JP2008322590A JP2010143394A (ja) | 2008-12-18 | 2008-12-18 | 車両の側部車体構造 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0642542U (ja) * | 1992-11-11 | 1994-06-07 | マツダ株式会社 | 自動車の上部車体構造 |
JP2008120221A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Toyota Motor Corp | 車両のピラー部構造 |
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2008
- 2008-12-18 JP JP2008322590A patent/JP2010143394A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPH0642542U (ja) * | 1992-11-11 | 1994-06-07 | マツダ株式会社 | 自動車の上部車体構造 |
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