JP2010143040A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像情報の属性の頻度から、最適な描画情報生成手段を構成し、処理の遅延(レイテンシ)発生を抑制する
【解決手段】本発明は、動的に回路が再構成される動的回路再構成部10と、動的回路再構成部10内の回路として構成され、画像情報の属性に応じて設けられる複数のラスタライザ100g、100f、100iと、動的回路再構成部10で構成する回路の種類を記憶するラスタライザ回路記憶部20と、画像情報の属性の出現頻度に応じてラスタライザ回路記憶部20に記憶される回路の属性を選択し、その選択した回路を動的回路再構成部10に構成させる選択制御部30とを有する画像処理装置である。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
特許文献1では、画像情報の所定領域(各バンド)の描画処理時間(ラスタライズ時間)の合計の時間がかかる課題に対して、複数の描画処理手段(ラスタライザ)を備える構成が開示されている。この技術では、中間言語の処理要求を複数のラスタライザに振り分け、並列化し、それぞれのメモリに一旦保持してから、描画要求順に処理して画像メモリへ蓄積している。
特開2001−222393号公報
本発明は、画像情報の属性の頻度から、最適な描画情報生成手段を構成し、処理の遅延(レイテンシ)発生を抑制することを目的とする。
本願請求項1に係る発明は、動的に回路が再構成される動的回路再構成手段と、前記動的回路再構成手段内の回路として構成され、画像情報の属性に応じて設けられる複数の描画情報生成手段と、前記動的回路再構成手段で構成する回路の種類を記憶する構成記憶手段と、前記画像情報の属性の出現頻度に応じて前記構成記憶手段に記憶される回路の属性を選択し、その選択した回路を前記動的回路再構成手段に構成させる選択制御手段とを有する画像処理装置である。
本願請求項2に係る発明は、前記動的回路再構成手段の回路として、前記複数の描画情報生成手段の各々の前段に、各描画情報生成手段で処理する画像情報を一時記憶する先入れ先出し記憶手段が構成される請求項1記載の画像処理装置である。
本願請求項3に係る発明は、前記複数の描画情報生成手段として、各々の描画情報生成手段の前段に構成される前記先入れ先出し記憶手段に画像情報が記憶されたことを契機として描画情報の生成処理を開始する請求項2記載の画像処理装置である。
本願請求項4に係る発明は、前記複数の描画情報生成手段として、各々の描画情報生成手段の前段に構成される前記先入れ先出し記憶手段に画像情報が記憶されていないことを契機として描画情報の生成処理を停止する請求項2または3記載の画像処理装置である。
本願請求項5に係る発明は、前記構成記憶手段が、前記画像情報の属性の出現頻度に応じてその属性に対応した前記先入れ先出し記憶手段の容量が設定される回路の種類を記憶する請求項2から4のうちいずれか1項に記載の画像処理装置である。
本願請求項6に係る発明は、前記動的回路再構成手段の回路として、前記複数の描画情報生成手段の各々の後段に、各描画情報生成手段で生成した描画情報を一時記憶する先入れ先出し記憶手段が構成される請求項1から5のうちいずれか1項に記載の画像処理装置である。
本願請求項7に係る発明は、前記動的回路再構成手段の回路として、前記複数の描画情報生成手段で生成した各描画情報を前記画像情報の入力順に応じて選択し出力する情報選択出力手段が構成される請求項1から6のうちいずれか1項に記載の画像処理装置である。
本願請求項8に係る発明は、前記動的回路再構成手段の回路として、前記画像情報の入力順を保持する入力順保持手段と、前記入力順保持手段で保持する入力順に応じて前記情報選択出力手段での前記描画情報の選択を制御する選択制御手段とが構成される請求項7記載の画像処理装置である。
本願請求項9に係る発明は、前記動的回路再構成手段の回路として、前記画像情報の属性に応じた前記描画情報生成手段へ前記画像情報の処理要求を振り分ける振り分け手段が構成される請求項1から8のうちいずれか1項に記載の画像処理装置である。
本願請求項10に係る発明は、前記構成記憶手段が、前記画像情報の属性の出現頻度に応じてその属性に対応した前記描画情報生成手段の個数が設定される回路の種類を記憶する請求項1から9のうちいずれか1項に記載の画像処理装置である。
本願請求項11に係る発明は、前記描画情報生成手段が、前記画像情報として中間言語を入力し、前記中間言語から描画情報を生成する請求項1から10のうちいずれか1項に記載の画像処理装置である。
本願請求項1に係る発明によれば、画像情報の属性の頻度に応じた描画処理手段を構成でき、本願請求項1に係る発明の構成を備えない場合に比べ、描画情報の生成の遅延を抑制することが可能となる。
本願請求項2に係る発明によれば、属性ごとに一時記憶して描画情報を並列で生成することができ、本願請求項2に係る発明の構成を備えない場合に比べ、描画情報の生成の遅延を抑制することが可能となる。
本願請求項3に係る発明によれば、特別な指示を必要としないで描画情報の生成処理を開始することができ、本願請求項3に係る発明の構成を備えない場合に比べ、描画情報の生成の遅延を抑制することが可能となる。
本願請求項4に係る発明によれば、特別な指示を必要としないで描画情報の生成処理を開始することができ、本願請求項4に係る発明の構成を備えない場合に比べ、描画情報の生成の遅延を抑制することが可能となる。
本願請求項5に係る発明によれば、画像情報の属性の出現頻度に応じた容量の先入れ先出し記憶手段を構成する回路の種類を記憶することが可能となる。
本願請求項6に係る発明によれば、生成した描画情報を属性ごとに一時記憶することができ、本願請求項6に係る発明の構成を備えない場合に比べ、描画情報の生成の遅延を抑制することが可能となる。
本願請求項7に係る発明によれば、並列処理で生成した描画情報を画像情報の入力順に応じて出力することが可能となる。
本願請求項8に係る発明によれば、並列処理で生成した描画情報を画像情報の入力順に応じて出力することが可能となる。
本願請求項9に係る発明によれば、画像情報の属性に応じた描画情報生成手段で描画情報を生成することができ、本願請求項9に係る発明の構成を備えない場合に比べ、画像情報の属性ごとに適した描画情報生成手段で描画情報を生成することが可能となる。
本願請求項10に係る発明によれば、画像情報の属性の出現頻度に応じた個数の描画情報生成手段を構成する回路の種類を記憶することが可能となる。
本願請求項11に係る発明によれば、画像情報として中間言語から描画情報を生成することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」という。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.印刷プロセスの概要
2.比較例の説明
3.本実施形態に係る画像処理装置の説明
4.レイテンシの相違
<1.印刷プロセスの概要>
図1は、印刷プロセスの概要を説明するフローチャートである。ユーザは、所望の情報について情報処理装置であるホストコンピュータに印刷命令を与える。ホストコンピュータは、印刷命令の対象となる情報についてページ記述言語(以下、単に「PDL」という。)への変換を行う。すなわち、直線、文字、ビットマップ等の複数のオブジェクトに対し、オブジェクトの配置を決める位置情報、線の色を決める情報、ビットマップの画像情報、文字情報、フォント情報、文字の大きさ情報などを所定の形式で表したPDLを生成する。
ホストコンピュータは、PDLをプリンタ、複合機等の印刷処理装置へ送る。印刷処理装置では、プリンタコントローラがPDLを受け取る。プリンタコントローラは、中央演算装置(CPU)でソフトウェアとして処理する部分と、画像処理装置であるハードウェアで処理する部分とに分けられる。
PDLを受け取ったプリンタコントローラは、CPUでのソフトウェア処理によってPDLからディスプレイリスト(中間言語:以下、単に「DL」という。)を生成する。すなわち、インタープリタによってPDLコマンドをDLに翻訳する。これにより、PDLで表される1オブジェクトは1DLに変換される。また、オブジェクトの重ね合わせが生じている場合には、重ね合わせの描画順にDLを出力する。
インタープリタによって生成されたDLは、ハードウェアで構成される画像処理装置に送られる。画像処理装置は、ハードウェアによって描画情報生成部(以下、「ラスタライザ」という。)が構成されている。ラスタライザは、複数のDLをビットマップ上のオブジェクトに展開する処理、イメージの伸長処理、グラフィックやフォントの展開処理を行う。その後、ビットマップ上のオブジェクトデータを画像メモリに配置する。
画像処理装置は、画像メモリに配置したビットマップ上のオブジェクトデータを印刷処理部へ送る。印刷処理部は、受け取ったオブジェクトデータを用いて印刷処理を実行する。
<2.比較例の説明>
[画像処理装置の構成]
図2は、比較例となる画像処理装置の構成を説明するブロック図である。画像処理装置は、DL解釈部、グラフィックスラスタライザ、フォントラスタライザ、イメージラスタライザ、出力セレクタを備えている。
DL解釈部は、受け付けたDLのコマンドの属性(グラフィックス、フォント、イメージ)を解釈し、対応する後段のラスタライザへ振り分ける処理を行う。グラフィックスラスタライザは、DL解釈部から送られるグラフィックスのDLコマンドからビットマップイメージを生成する処理を行う。フォントラスタライザは、DL解釈部から送られるフォントのDLコマンドからビットマップイメージを生成する処理を行う。イメージラスタライザは、DL解釈部から送られるイメージのDLコマンドからビットマップイメージを生成する処理を行う。
出力セレクタは、グラフィックスラスタライザ、フォントラスタライザ、イメージラスタライザから各々送られるビットマップイメージを順次選択して出力する。
[DL解釈部の動作]
図3は、DL解釈部の動作を説明するフローチャートである。DL解釈部は、受け取ったDLのコマンドから属性に適応するラスタライザを選択し、そのラスタライザに必要な設定情報を送り、開始命令を送る(ステップS101)。ラスタライザは、DL解釈部から送られる設定情報および開始命令によってラスタライズを実行することになる。
次に、DL解釈部は、開始命令を送ったラスタライザからラスタライズ終了の応答があったか否かを判断する(ステップS102)。応答があった場合、DL解釈部は次のDLの解釈を行う(ステップS103)。DL解釈部は、このステップS101〜103を繰り返すことになる。
[レイテンシについて]
図4は、比較例となる画像処理装置でのラスタライズの処理の遅延(以下、「レイテンシ」という。)について説明する図である。この図では、DL解釈部と各ラスタライザとの間の情報、各ラスタライザでの処理および出力される描画情報の流れを示している。
DL解釈部は、DLコマンドを受け取り解釈すると、このDLコマンドに適応するラスタライザに設定情報および開始命令を送る。図4に示す例では、先ず、DL解釈部からグラフィックスラスタライザに設定情報および開始命令が送られている。
グラフィックスラスタライザは、DL解釈部から送られた設定情報を用い、開始命令によってラスタライザを開始する。図4に示す例では、描画情報Aを3クロック分生成し、DL解釈部へ終了応答を送っている。
DL解釈部は、グラフィックスラスタライザから送られた終了応答を受けると、次のDLコマンドを解釈し、そのDLコマンドに適応するラスタライザへ設定情報および開始命令を送る。図4に示す例では、DL解釈部からフォントラスタライザに設定情報および開始命令が送られている。
フォントラスタライザは、DL解釈部から送られた設定情報を用い、開始命令によってラスタライザを開始する。図4に示す例では、描画情報Bを4クロック分生成し、DL解釈部へ終了応答を送っている。
DL解釈部は、フォントラスタライザから送られた終了応答を受けると、次のDLコマンドを解釈し、そのDLコマンドに適応するラスタライザへ設定情報および開始命令を送る。図4に示す例では、DL解釈部からイメージラスタライザに設定情報および開始命令が送られている。
イメージラスタライザは、DL解釈部から送られた設定情報を用い、開始命令によってラスタライザを開始する。図4に示す例では、描画情報Cを2クロック分生成した状態となっている。
図4に示す描画情報の出力では、各ラスタライザからDL解釈部へ終了応答を送ってから、DL解釈部が次のDLコマンドを解釈し、次のラスタライザへ設定情報を送り、描画処理が開始されるまでの間、描画情報が出力されない期間が発生している。これがレイテンシとなる。本実施形態では、このようなレイテンシの発生を抑制する。
<3.本実施形態に係る画像処理装置の説明>
[画像処理装置の構成]
図5は、本実施形態に係る画像処理装置の構成を説明するブロック図である。本実施形態に係る画像処理装置は、主として、動的回路再構成部10、ラスタライザ回路記憶部20、選択制御部30を備えている。
動的回路再構成部10は、所定のタイミングで内部回路が再構成されるもので、例えば、DRP(Dynamically Reconfigurable Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)が用いられる。好ましくは、クロック単位で回路の再構成が成されるDRPを用いる。
動的回路再構成部10には、複数のラスタライザ(本実施形態では、グラフィックスラスタライザ100g、フォントラスタライザ100f、イメージラスタライザ100i)と、DLキュー振り分け部101と、出力セレクタ102と、出力セレクタ制御部103と、出力データカウンタ104とが構成されている。また、各部の間に先入れ先出し記憶部であるFIFOも構成されている。
ラスタライザ(グラフィックスラスタライザ100g、フォントラスタライザ100f、イメージラスタライザ100i)は、DLを解釈し、ラン長展開してビットマップ上のオブジェクトとして描画情報を展開する。ラスタライザは、拡縮処理等の各実現できる機能を動作させる。
FIFO111g、111f、111iは各ラスタライザ100g、100f、100iの前段に設けられている。FIFO112g、112f、112iは各ラスタライザ100g、100f、100iの後段に設けられている。FIFO113は、出力セレクタ制御部103の前段に設けられている。
DLキュー(要求)振り分け部101は、インタープリタから送られるDLに含まれる命令(以下、「DLコマンド」という。)の属性(グラフィックス、フォント、イメージ等)を解釈し、属性に応じたラスタライザ(本実施形態では、グラフィックスラスタライザ100g、フォントラスタライザ100f、イメージラスタライザ100i)に処理要求を振り分ける処理を行う。また、DLキュー振り分け部101は、振り分け先のラスタライザの選択情報を出力セレクタ制御部103に向けて出力する。
出力セレクタ102は、複数のラスタライザ(本実施形態では、グラフィックスラスタライザ100g、フォントラスタライザ100f、イメージラスタライザ100i)から出力される描画情報を選択し、画像メモリへ出力する処理を行う。出力セレクタ102は、出力セレクタ制御部103からの指示に応じて複数のラスタライザのうちいずれか選択し、その選択したラスタライザから出力された描画情報を画像メモリへ送る。
出力セレクタ制御部103は、DLキュー振り分け部101から送られた選択情報に基づき、出力セレクタ102にラスタライザ選択のための指示を与える。これにより、出力セレクタ102は、DLコマンドの入力順に描画情報を出力することになる。
出力データカウンタ104は、出力セレクタ102から出力される描画情報のクロックをカウントする。このカウントによって出力セレクタ制御部103から出力セレクタ102への選択指示のタイミングが制御される。
FIFO111g、111f、111iは、DLキュー振り分け部101から送られるDLコマンドの処理要求に含まれる設定情報を一時記憶する。FIFO111g、111f、111iは、記憶量が一杯(full)の場合、DLキュー振り分け部101にfullの信号を送る。fullの信号を受け取ったDLキュー振り分け部101は、fullの信号を送ったFIFOへの設定情報の書き込みを停止する。反対に、FIFO111g、111f、111iからfullの信号が送られていない場合、DLキュー振り分け部101は、設定情報の振り分けおよび書き込みを行う。
FIFO111g、111f、111iは、設定情報が何も記憶されていない空(empty)の場合、ラスタライザ100g、100f、100iへemptyの信号を送る。emptyの信号を受け取ったラスタライザ100g、100f、100iは、描画処理を停止する。反対に、FIFO111g、111f、111iからemptyの信号が送られていない場合、ラスタライザ100g、100f、100iは、描画処理を実行する。
FIFO111g、111f、111iから送られるfullやemptyの信号によってDLキュー振り分け部101およびラスタライザ100g、100f、100iの処理開始/停止が制御されることで、DLキュー振り分け部101およびラスタライザ100g、100f、100iへの特別な制御信号が不要となる。
FIFO112g、112f、112iは、ラスタライザ100g、100f、100iから出力される描画情報を一時記憶する。FIFO112g、112f、112iは、記憶量が一杯(full)の場合、ラスタライザ100g、100f、100iにfullの信号を送る。fullの信号を受け取ったラスタライザ100g、100f、100iは、描画処理の実行を停止する。反対に、FIFO112g、112f、112iからfullの信号が送られていない場合、ラスタライザ100g、100f、100iは、描画処理の実行を行う。
FIFO112g、112f、112iは、設定情報が何も記憶されていない空(empty)の場合、出力セレクタ102へemptyの信号を送る。emptyの信号を受け取った出力セレクタ102は、描画処理の選択処理を停止する。反対に、FIFO112g、112f、112iからemptyの信号が送られていない場合、出力セレクタ102は、描画情報の選択を行う。
FIFO112g、112f、112iから送られるfullやemptyの信号によってラスタライザ100g、100f、100iおよび出力セレクタ102の処理開始/停止が制御されることで、ラスタライザ100g、100f、100iおよび出力セレクタ102への特別な制御信号が不要となる。
FIFO113は、DLキュー振り分け部101から送られる選択情報を一時記憶する。選択情報は、DLキュー振り分け部101がどのラスタライザ100g、100f、100iを選択したかの情報である。
FIFO113は、記憶量が一杯(full)の場合、DLキュー振り分け部101にfullの信号を送る。fullの信号を受け取ったDLキュー振り分け部101は、選択情報の送信処理を停止する。反対に、FIFO113からfullの信号が送られていない場合、DLキュー振り分け部101は選択情報の送信処理を行う。
FIFO113は、設定情報が何も記憶されていない空(empty)の場合、出力セレクタ制御部103へemptyの信号を送る。emptyの信号を受け取った出力セレクタ制御部103は、出力セレクタ102に対する制御を停止する。反対に、FIFO113からemptyの信号が送られていない場合、出力セレクタ制御部103は、出力セレクタ102に対する制御を行う。
FIFO113から送られるfullやemptyの信号によってDLキュー振り分け部101や出力セレクタ制御部103の処理開始/停止が制御されることで、DLキュー振り分け部101や出力セレクタ制御部103への特別な制御信号が不要となる。
ラスタライザ回路記憶部20は、動的回路再構成部10で構成されるラスタライザの回路構成の種類(Type)を記憶する。ここでは、記憶する回路構成の種類をType1、Type2、Type3、…とする。回路構成は、主としてラスタライザの個数、FIFOの容量の組み合わせとなっている。
選択制御部30は、DLコマンドの属性の出現頻度に応じてラスタライザ回路記憶部20に記憶される回路構成を選択し、その選択した回路構成を動的回路再構成部10に構成させる制御を行う。
選択制御部30は、回路構成の選択のために必要なDLコマンドの属性に応じた出現頻度を頻度解析部40から得ている。頻度解析部40は、インタープリタから送られるDLコマンドの属性(グラフィックス、フォント、イメージ等)に応じた出現頻度を解析する。そして、その解析した出現頻度を選択制御部30へ送る。
[全体動作]
図6は、画像処理装置の全体の動作を説明するフローチャートである。なお、以下の説明で図6に示されない符号は図5を参照するものとする。ここでは、処理の単位としてページもしくはバンド(所定幅領域)が適用される。また、画像処理装置で行われる処理ステップは、ステップS202以降である。
まず、インタープリタでページもしくはバンド分のDLを生成する(ステップS201)。次に、ページもしくはバンド分のDLコマンドの属性の出現頻度を頻度解析部40で解析する。頻度解析部40は、解析した出現頻度の結果(頻度レベル)を選択制御部30へ送る(ステップS202)。
次に、選択制御部30は、頻度解析部40から送られた頻度の結果(頻度レベル)に基づき、適正なラスタライザの回路構成の種類(Type)を選択し、ラスタライザ回路記憶部20から読み出して動的回路再構成部10に送る(ステップS203)。これにより、DLコマンドの属性の出現頻度に応じたラスタライザの回路構成が構築されることになる。
次に、回路構成されたラスタライザによってラスタライズを実行する(ステップS204)。そして、ページもしくはバンド分のラスタライズが終了したか否かを判断し(ステップS205)、終了していない場合には次のページもしくはバンド分の処理を繰り返す(ステップS201〜204)。一方、終了している場合にはラスタライズ動作を終了する。
なお、上記の動作において、インタープリタは、ラスタライザが描画処理を実行している間に次のページもしくはバンド分のDL生成を行うようにしてもよい。
[ラスタライザの選択の概要]
図7は、ラスタライザの選択について説明する模式図である。図7(a)〜(c)は、各々ラスタライザの回路構成が異なるTypeの一例を示している。各図とも、右側にDLコマンドの属性に応じた出現頻度、左側にラスタライザの回路構成を示している。
図7(a)に示す回路構成は、DLコマンドの属性に応じた出現頻度として、グラフィックスが最も多く、フォントおよびイメージが少ない場合である。このような出現頻度の場合、グラフィックスラスタライザ100gの前段に設けられるFIFO111gのサイズ(記憶容量)を、フォントおよびイメージのラスタライザ100g、100iの前段に設けられるFIFO111f、111iのサイズより大きく構成している。
グラフィックスについての描画処理の頻度が高くなることから、FIFO111gのサイズを他のFIFO111f、111iのサイズに比べて大きくすることで、DLの停滞を防ぐことになる。
図7(b)に示す回路構成は、DLコマンドの属性に応じた出現頻度として、グラフィックスのみの場合である。このような出現頻度の場合、グラフィックスラスタライザ100gおよびFIFO111gを各々複数構成する。
そして、複数のグラフィックスラスタライザ100gおよびFIFO111gについてDLコマンドを交互に振り分け送る。これにより、1つのグラフィックスラスタライザ100gおよびFIFO111gの場合に比べ、描画情報の生成を短時間で済ませられるようになる。
図7(c)に示す回路構成は、DLコマンドの属性に応じた出現頻度として、イメージが最も多く、グラフィックスラスおよびフォントが少ない場合である。このような出現頻度の場合、イメージラスタライザ100iおよびその前段に設けられるFIFO111iの個数を、他のラスタライザ100g、100fおよびFIFO111g、111fの個数より多く構成する。
3つ以上のイメージラスタライザ100iおよびFIFO111iが設けられている場合、イメージのDLコマンドをラウンドロビン(巡回的並列処理)で振り分ける。イメージの描画処理は他の属性の描画処理に比べて時間を要することから、複数のイメージラスタライザ100iおよびFIFO111iによる並列処理でレイテンシの発生を抑制する。
上記の回路構成は一例であり、DLコマンドの属性に応じた頻度レベルに対応付けしてレイテンシの発生を抑制するラスタライザの回路構成をラスタライザ回路記憶部20に予め記憶しておくようにする。
[DLコマンドの頻度とラスタライザの回路構成例]
図8は、DLコマンドの属性の出現頻度とラスタライザの回路構成例を示す図である。図8に示す例では、Type1〜Type13の13種類の回路構成が用意されている。各Typeには、DLコマンドの属性の出現頻度に対応したフラグが付けられている。
ここでは、DLコマンドの属性はグラフィックス、フォント、イメージの3つである。頻度解析部40(図5参照)は、ページもしくはバンド単位でDLコマンドの属性の出現頻度を解析している。出現頻度は、例えば「大」、「中」、「小」、「無」の4つから構成されている。ここで、「大」、「中」、「小」は相対的なものでも、絶対的なものであってもよい。
フラグは、例えば3桁の数値によって構成されている。3桁のうち上位の桁はグラフィックスの出現頻度、中位の桁はフォントの出現頻度、下位の桁はイメージの出現頻度を表している。出現頻度の「大」、「中」、「小」、「無」に対応してフラグの桁の数値が「3」、「2」、「1」、「0」になっている。したがって、3桁の「3」〜「0」の数値の組み合わせによって、DLコマンドの属性に応じた出現頻度が表されることになる。
図8では、Type1〜Type13の13種類について、各々異なる出現頻度(フラグ)に対応付けされたラスタライザの回路構成が設けられている。このような回路構成がラスタライザ回路記憶部20に記憶されており、選択制御部30によって選択される。すなわち、選択制御部30は、頻度解析部40から送られる頻度レベルに対応したフラグを受け取り、このフラグに対応したラスタライザの回路構成をラスタライザ回路記憶部20から選択する。そして、選択した回路構成の情報を動的回路再構成部10に送ることで、動的回路再構成部10内に選択した回路構成から成るラスタライザが構築されることになる。
[レイテンシについて]
図9は、本実施形態に係る画像処理装置でのラスタライズの処理のレイテンシ抑制について説明する図である。この図では、DLキュー振り分け部と各ラスタライザとの間の情報、各ラスタライザでの処理、出力される描画情報の流れ、出力セレクタ制御部の選択情報、出力サイズ情報、出力データカウンタを示している。
DLキュー振り分け部は、DLコマンドを受け取ると、このDLコマンドに適応するラスタライザに設定情報を送る。図9に示す例では、先ず、DLキュー振り分け部からグラフィックスラスタライザに設定情報が送られている。
グラフィックスラスタライザは、DLキュー振り分け部から送られた設定情報を用い、FIFOからのempty信号の解除によってラスタライズを開始する。図9に示す例では、描画情報Aを3クロック分生成している。また、この際、出力セレクタ制御部はグラフィックスの描画情報Aの選択情報を出力セレクタに送り、出力サイズ情報(3クロック分)を出力データカウンタに送る。
描画情報Aの選択情報を受けた出力セレクタは、次のクロックからグラフィックスラスタライザで生成した描画情報を選択し、画像メモリに出力する。一方、出力サイズ情報(3クロック分)を受けた出力データカウンタは、出力セレクタから出力されるグラフィックスの描画情報Aのクロック数を3クロック分カウントする。3クロック分カウントした後は、出力セレクタ制御部にその旨を通知し、出力セレクタによる描画情報Aの選択を終了する。
ここまでの処理の間、DLキュー振り分け部は、グラフィックスのDLコマンドの設定情報をグラフィックスラスタライザに送った後、次のDLコマンドの振り分けを行う。図9に示す例では、DLキュー振り分け部からフォントラスタライザに設定情報が送られている。
フォントラスタライザは、DLキュー振り分け部から送られた設定情報を用い、FIFOからのempty信号の解除によってラスタライザを開始する。図9に示す例では、描画情報Bを4クロック分生成している。また、この際、出力セレクタ制御部はグラフィックスの描画情報Bの選択情報を出力セレクタに送り、出力サイズ情報(4クロック分)を出力データカウンタに送る。
描画情報Bの選択情報を受けた出力セレクタは、次のクロックからフォントラスタライザで生成した描画情報を選択し、画像メモリに出力する。一方、出力サイズ情報(4クロック分)を受けた出力データカウンタは、出力セレクタから出力されるフォントの描画情報Bのクロック数を4クロック分カウントする。4クロック分カウントした後は、出力セレクタ制御部にその旨を通知し、出力セレクタによる描画情報Bの選択を終了する。
ここまでの処理の間、DLキュー振り分け部は、フォントのDLコマンドの設定情報をフォントラスタライザに送った後、次のDLコマンドの振り分けを行う。図9に示す例では、DLキュー振り分け部からイメージラスタライザに設定情報が送られている。
イメージラスタライザは、DLキュー振り分け部から送られた設定情報を用い、FIFOからのempty信号の解除によってラスタライザを開始する。図9に示す例では、描画情報Cを2クロック分生成している。また、この際、出力セレクタ制御部はイメージの描画情報Cの選択情報を出力セレクタに送り、出力サイズ情報(2クロック分)を出力データカウンタに送る。
描画情報Cの選択情報を受けた出力セレクタは、数クロック後からイメージラスタライザで生成した描画情報を選択し、画像メモリに出力する。一方、出力サイズ情報(2クロック分)を受けた出力データカウンタは、出力セレクタから出力されるイメージの描画情報Cのクロック数を2クロック分カウントする。2クロック分カウントした後は、出力セレクタ制御部にその旨を通知し、出力セレクタによる描画情報Cの選択を終了する。
図9に示す描画情報の出力では、各ラスタライザによる描画処理が並列に行われ、出力セレクタ制御部によってDLコマンドの入力順に出力セレクタによる選択制御が行われている。その結果、描画情報A、B、Cの連続出力によってレイテンシの発生が抑制されている。
[DLキュー振り分け部の動作]
図10は、DLキュー振り分け部の動作を説明するフローチャートである。先ず、DLキュー振り分け部は、インタープリタから送られるDLを解釈し、DLコマンドの属性に対応したラスタライザを選択する(ステップS301)。
次に、選択したラスタライザの前段に設けられたFIFOからfullの信号が出力されているか否かを判断する(ステップS302)。fullの信号が出力されていない場合、DLキュー振り分け部は、先に選択したラスタライザ(DLコマンドの属性に対応したラスタライザ)のFIFOへ必要な設定情報をセットする(ステップS303)。
次に、DLキュー振り分け部は、選択したラスタライザが識別できる情報と、FIFOに送ったDLコマンドの出力サイズとを出力セレクタ制御部のFIFOにセットする(ステップS304)。
そして、DLキュー振り分け部は、ページもしくはバンド分の処理が終了したか否かを判断し(ステップS305)、終了していない場合には次のページもしくはバンド分の処理を繰り返す(ステップS301〜304)。一方、終了している場合には振り分け処理を終了する。
[ラスタライザの動作]
図11は、動的再構成処理部内で構成されるラスタライザの動作を説明するフローチャートである。先ず、ラスタライザは、前段に設けられたFIFOからemptyの信号が出力されているか否かを判断する(ステップS401)。emptyの信号が出力されていない場合、ラスタライザはFIFOの情報を読み込み、描画処理を開始する(ステップS402)。
次に、ラスタライザは、後段に設けられたFIFOからfullの信号が出力されているか否かを判断する(ステップS403)。fullの信号が出力されている場合、ラスタライザは描画処理を停止する(ステップS404)。一方、fullの信号が出力されていない場合、ラスタライザは描画処理によって得た描画情報を後段のFIFOに出力する(ステップS405)。
次に、指定情報分の処理が終了したか否かを判断し(ステップS406)、終了していない場合にはステップS403〜405の処理を繰り返す。一方、終了している場合には、ページもしくはバンド分の処理が終了したか否かを判断し(ステップS407)、終了していない場合には次のページもしくはバンド分の処理を繰り返す(ステップS401〜406)。一方、終了している場合には描画処理を終了する。
[描画情報の読み出し動作]
図12は、描画情報の読み出し動作を説明するフローチャートである。先ず、出力セレクタ制御部は、前段のFIFOからemptyの信号が出力されているか否かを判断する(ステップS501)。emptyの信号が出力されていない場合、出力セレクタ制御部は、前段のFIFOの情報を読み込み、適用するラスタライザの後段のFIFOを選択するよう出力セレクタに指示を送る(ステップS502)。
出力セレクタは、出力セレクタ制御部から送られた指示に基づきFIFOを選択し、その選択したFIFOからemptyの信号が出力されているか否かを判断する(ステップS503)。emptyの信号が出力されていない場合、選択したFIFOから描画情報を読み出す(ステップS504)。
その後、出力データカウンタは、読み出した描画情報の出力データカウントをカウントアップする(ステップS505)。出力セレクタ制御部は、指定情報サイズと出力データカウンタのカウント値とが一致したか否かを判断する(ステップS506)。一致していない場合にはステップS503〜505の処理を繰り返す。一方、一致している場合には出力データカウンタのカウント値をリセットする(ステップS507)。
そして、出力セレクタ制御部は、ページもしくはバンド分の処理が終了したか否かを判断し(ステップS508)、終了していない場合には次のページもしくはバンド分の処理を繰り返す(ステップS501〜507)。一方、終了している場合には処理を終了する。
<4.レイテンシの相違>
図13は、本実施形態と比較例とのレイテンシの相違を説明する図である。この図では、本実施形態におけるDLキュー振り分け部と各ラスタライザとの間の情報、各ラスタライザでの処理、出力される描画情報の流れ、出力セレクタ制御部の選択情報、出力サイズ情報、出力データカウンタを示している。ここで、出力セレクタ制御部の選択情報が本実施形態の描画情報の出力状態を示している。また、その下段に比較例の描画情報の出力状態を示している。
この例では、グラフィックスラスタライザで3クロック分の描画情報Aを生成し、フォントラスタライザで4クロック分の描画情報Bを生成し、イメージラスタライザ1で3クロック分の描画情報C1を生成し、イメージラスタライザ2で2クロック分の描画情報C2を生成している。
同じ描画情報A、B、C1、C2の生成について比較例の画像処理装置(図2参照)では、描画情報A、B、C1、C2の各々の出力間に数クロック分ずつレイテンシが発生している。一方、本実施形態では、描画情報A、B、C1、C2の間にレイテンシは発生していない。これにより、比較例に対して本実施形態では、描画情報A、B、C1、C2の全ての出力にかかる時間が半分で済むことになる。
印刷プロセスの概要を説明するフローチャートである。 比較例となる画像処理装置の構成を説明するブロック図である。 DL解釈部の動作を説明するフローチャートである。 比較例となる画像処理装置でのラスタライズの処理のレイテンシについて説明する図である。 本実施形態に係る画像処理装置の構成を説明するブロック図である。 画像処理装置の全体の動作を説明するフローチャートである。 ラスタライザの選択について説明する模式図である。 DLコマンドの属性の出現頻度とラスタライザの回路構成例を示す図である。 本実施形態に係る画像処理装置でのラスタライズの処理のレイテンシ抑制について説明する図である。 DLキュー振り分け部の動作を説明するフローチャートである。 動的再構成処理部内で構成されるラスタライザの動作を説明するフローチャートである。 描画情報の読み出し動作を説明するフローチャートである。 本実施形態と比較例とのレイテンシの相違を説明する図である。
符号の説明
10…動的再構成処理部、20…ラスタライザ回路記憶部、30…選択制御部、40…頻度解析部、100g…グラフィックスラスタライザ、100f…フォントラスタライザ、100i…イメージラスタライザ、101…DLキュー振り分け部、102…出力セレクタ、103…出力セレクタ制御部、104…出力データカウンタ、111g、111f、111i…FIFO、112g、112f、112i…FIFO、113…FIFO

Claims (11)

  1. 動的に回路が再構成される動的回路再構成手段と、
    前記動的回路再構成手段内の回路として構成され、画像情報の属性に応じて設けられる複数の描画情報生成手段と、
    前記動的回路再構成手段で構成する回路の種類を記憶する構成記憶手段と、
    前記画像情報の属性の出現頻度に応じて前記構成記憶手段に記憶される回路の属性を選択し、その選択した回路を前記動的回路再構成手段に構成させる選択制御手段と
    を有する画像処理装置。
  2. 前記動的回路再構成手段の回路として、前記複数の描画情報生成手段の各々の前段に、各描画情報生成手段で処理する画像情報を一時記憶する先入れ先出し記憶手段が構成される
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記複数の描画情報生成手段は、各々の描画情報生成手段の前段に構成される前記先入れ先出し記憶手段に画像情報が記憶されたことを契機として描画情報の生成処理を開始する
    請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記複数の描画情報生成手段は、各々の描画情報生成手段の前段に構成される前記先入れ先出し記憶手段に画像情報が記憶されていないことを契機として描画情報の生成処理を停止する
    請求項2または3記載の画像処理装置。
  5. 前記構成記憶手段は、前記画像情報の属性の出現頻度に応じてその属性に対応した前記先入れ先出し記憶手段の容量が設定される回路の種類を記憶する
    請求項2から4のうちいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記動的回路再構成手段の回路として、前記複数の描画情報生成手段の各々の後段に、各描画情報生成手段で生成した描画情報を一時記憶する先入れ先出し記憶手段が構成される
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記動的回路再構成手段の回路として、前記複数の描画情報生成手段で生成した各描画情報を前記画像情報の入力順に応じて選択し出力する情報選択出力手段が構成される
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記動的回路再構成手段の回路として、
    前記画像情報の入力順を保持する入力順保持手段と、
    前記入力順保持手段で保持する入力順に応じて前記情報選択出力手段での前記描画情報の選択を制御する選択制御手段とが構成される
    請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記動的回路再構成手段の回路として、前記画像情報の属性に応じた前記描画情報生成手段へ前記画像情報の処理要求を振り分ける振り分け手段が構成される
    請求項1から8のうちいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記構成記憶手段は、前記画像情報の属性の出現頻度に応じてその属性に対応した前記描画情報生成手段の個数が設定される回路の種類を記憶する
    請求項1から9のうちいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記描画情報生成手段は、前記画像情報として中間言語を入力し、前記中間言語から描画情報を生成する
    請求項1から10のうちいずれか1項に記載の画像処理装置。
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