JP2010142760A - 酸素水素水製造方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水素のみによって製造される水素水によらず、より簡易で効率のよい方法と装置によって、水素水と同様の効果を奏する酸素水素水の製造方法及び装置を提供する。
【解決手段】 電気分解用原料水を電気分解して水素ガスと酸素ガスとを含む混合ガスを生成し、混合ガス及び原水を気液混合ポンプ3に供給して加圧ガス混合水を生成し、加圧ガス混合水を加圧溶解タンク4に供給して加圧溶解タンク4内で水素ガスと酸素ガスとを原水に溶解させることにより酸素水素水を生成し、次いで該酸素水素水を加圧溶解タンク4から導出し、可変オリフィス5によりバブル化する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、酸素水素水の製造方法及び製造装置に関し、特に、純水、イオン交換水、ミネラルウォーター、天然水、水道水、地下水、河川水、湖沼水、雨水、海水、浴槽水、または排水等の原水から簡易かつ効率的に酸素水素水を製造する方法及び装置に関する。また、本発明は、家庭、美容院、オフィス、工場、屋外等、屋内外を問わず簡易に設置できるとともに、効率良く継続的に酸素水素水を製造することができる方法及び装置を提供するものである。
水に水素を溶解させた水素水は、還元性を示すと共に、雑菌繁殖防止効果があり、人の健康増進に寄与することが報告されている。また、水素水の作用については、過酸化脂質等の皮膚の老化促進物質を無害化し、DNAの活性酸素による酸化障害を抑制し、ガン細胞の増殖を抑制し、インスリン分泌を促進し、また、過酸化脂質の生成が抑制されて抗動脈硬化症効果が期待される等の報告がなされている。水素水は飲用しても効果があり、また、水素水を浴槽水に供給することにより、浴槽のぬめりを抑えると共に、入浴者の美容や健康増進に寄与することができるとされる。(特許文献1)
このような水素水の製造方法としては、従前、水素ガスボンベから導出した水素ガスを水に溶解させたり(特許文献2)、あるいは、電解槽で発生させた水素ガスを気液混合タンク中の水に溶解させる方法等が提案されてきた。(特許文献1)
しかし、水素ガスボンベから導出した水素ガスを原料ガスとする場合は、一定量の水素ガスを消費するごとに水素ガスボンベの交換が必要になるため、ボンベ交換のための手間がかかると共に、連続的な操業に不利である。また、原料水を電解して水素ガスを発生させる場合は、電解で発生した水素ガスと酸素ガスとを分離する必要があるため、隔膜電解装置等の複雑な電解装置を用いるなど、発生した水素ガスと酸素ガスとを分離する手段を設ける必要があった。また、水素ガスと共に発生する酸素ガスは、有効に利用されることなく廃棄されるか、又は別途回収する必要があった。
特開2006−167683号公報 特開2004−66071号公報
水に水素を溶解させた水素水は、水素の還元作用に着目して利用が図られてきたものである。一方、酸素は酸化作用を有することから、従前、水素水を製造する場合、酸素を殊更共存させて溶解させることは行なわれなかった。したがって、水素水を製造する場合、水中に元来少量溶存している溶存酸素以外に、水素と共に酸素を溶解させることは考えられなかった。また、水素水中に酸素が共存すると、酸素濃度の増加にしたがって水素水の還元作用が低下することが懸念された。
本発明者は、水素を、酸素と共に水に溶解して酸素水素水とした場合、得られた酸素水素水は、酸素の共存に関わらず、水素水と同様の効果を奏することが期待できること、酸素水素水を水の電気分解を利用して簡易な装置で効率よく製造できること、及び、水素ガスと酸素ガスとの混合ガスによる多量のマイクロバブルを含有した酸素水素水が得られることに着目し、本発明を完成させたものである。
請求項1に記載の酸素水素水の製造方法は、電気分解用原料水を電気分解して水素ガスと酸素ガスを含む混合ガスを生成し、該混合ガス及び原水を気液混合ポンプに供給して加圧ガス混合水を生成し、該加圧ガス混合水を加圧溶解タンクに供給して該加圧溶解タンク内で該水素ガスと該酸素ガスとを上記原水に溶解させることにより酸素水素水を生成し、次いで該酸素水素水を該加圧溶解タンクから導出することを特徴としている。
請求項1に記載の酸素水素水の製造方法においては、電気分解用原料水を電気分解して水素ガスと酸素ガスを含む混合ガスを生成するので、水素ガス及び酸素ガスの供給源として、水素ガスボンベや酸素ガスボンベを用いる必要がなく、水素ガスと酸素ガスとは、電気分解用原料水の電気分解により、連続的にかつ長期間継続して供給することができる。また、水素ガスと酸素ガスとは、電気分解用原料水を電気分解することにより、同時に生成することができるので、水素ガス及び酸素ガスの両者を、個別に準備する必要がない。
また、請求項1に記載の酸素水素水の製造方法においては、該混合ガス及び原水を気液混合ポンプに供給して、加圧ガス混合水を生成するので、水素ガスと酸素ガスを含有し、加圧された加圧ガス混合水を、簡便な工程で容易に得ることができる。
また、請求項1に記載の酸素水素水の製造方法においては、水素ガスと酸素ガスを含む加圧ガス混合水を、加圧溶解タンクに供給して、該加圧溶解タンク内で水素ガスと酸素ガスとを加圧下に原水に溶解させるので、上記加圧溶解タンク内で酸素水素水を一工程で効率よく生成することができる。
請求項2に記載の酸素水素水の製造方法は、上記電気分解が無隔膜電気分解であることを特徴としている。
請求項2に記載の酸素水素水の製造方法においては、電気分解が無隔膜電気分解であり、陰極室と陽極室を隔てる隔膜を要しないので、電気分解用原料水の電気分解により、水素ガスと酸素ガスとを含む混合ガスが一工程で、しかも、隔膜を有しない無隔膜電気分解により、簡便な工程で酸素水素水を得ることができる。
請求項3に記載の酸素水素水の製造方法は、上記原水が、純水、イオン交換水、ミネラルウォーター、天然水、水道水、地下水、河川水、湖沼水、雨水、海水、浴槽水、または排水であることを特徴としている。
請求項3に記載の酸素水素水の製造方法においては、原水が、純水、イオン交換水、ミネラルウォーター、天然水、水道水、地下水、河川水、湖沼水、雨水、海水、浴槽水、または排水であることから、種々の原水を利用して酸素水が製造でき、また、浴槽水、河川水、湖沼水や排水等の未浄化水を原水とすることにより、これらの水の浄化にも適用することができる。
請求項4に記載の酸素水素水の製造方法は、上記生成した酸素水素水をマイクロバブル化することを特徴としている。
請求項4に記載の酸素水素水の製造方法においては、生成した酸素水素水をマイクロバブル化し、これによりマイクロバブル化した酸素水素水が得られる。マイクロバブルは水中での上昇速度が遅く、水中での滞留時間が長く、弾ける際に超音波を発生し、バブル表面が電荷を帯びてバブル表面に汚濁物が付着する等のことにより、酸素水素水による効果をさらに向上させることができる。また、マイクロバブル化した酸素水素水を浴槽水に適用した場合、浴槽水が外見上白濁することから、入浴者に効果感を与え、また、入浴中に第三者からの視認が防止されるので、入浴者、特に被介護者等に好適である。
請求項5に記載の酸素水素水の製造方法は、上記マイクロバブル化が上記酸素水素水を上記加圧溶解タンクから導出した配管途中に設けた可変オリフィスによりなされることを特徴としている。
請求項5に記載の酸素水素水の製造方法においては、マイクロバブル化が酸素水素水を加圧溶解タンクから導出した配管途中に設けた可変オリフィスによりなされるので、従来用いられていたマイクロバブル発生用のノズルを省略することができる。また、従前、マイクロバブル発生用のノズルは微細なノズル径であったことから、マイクロバブル発生器の運転を継続すると、汚濁物質等によりノズルが詰まる等の不具合が生じたが、本発明では、このようなノズルが不要であるので、ノズル詰まり等によるトラブルを回避することができる。
請求項6に記載の酸素水素水の製造方法は、酸素水素水の製造中に上記可変オリフィスの開口径を一時的に拡大し、可変オリフィスの汚濁物を流去することを特徴としている。
請求項6に記載の酸素水素水の製造方法においては、酸素水素水の製造中に可変オリフィスの開口径を一時的に大きくし、可変オリフィスを通過する酸素水素水の流量を増大させ、これにより、可変オリフィス部に蓄積した汚濁物質を容易に流去することができる。
また、このような可変オリフィスの開口径の一時的な拡大は、可変オリフィス前後の差圧を計測し、一定の差圧に達した時点で行なうことができる。また、可変オリフィスの開口径を、適宜の時間間隔で一時的に拡大することにより、実施することもできる。このような可変オリフィスの開口径の調整により、可変オリフィス部の汚濁物の流去を自動化することにより、メンテナンスフリーとすることもできる。
請求項7に記載の酸素水素水の製造装置は、電気分解用原料水を電気分解して水素ガスと酸素ガスを含む混合ガスを得る電気分解器と、得られた混合ガスと原水とを混合して加圧溶解タンクに供給する気液混合ポンプと、混合ガスと原水の供給を受けて、加圧下において原水に混合ガスを溶解させて酸素水素水として配管に送出する加圧溶解タンクとを備えることを特徴としている。
請求項7に記載の酸素水素水の製造装置においては、酸素水素水の原料の一つとなる水素ガスと酸素ガスの混合ガスを、電気分解用原料水から電気分解器によって直接的にかつ容易に生成することができる。そのため、水素ガス及び酸素ガスの両者を、個別に準備するなどの必要がない。
また、混合ガスと原水とは、気液混合ポンプにおいて、混合されるとともに次の工程の装置である加圧溶解タンクに向けて圧送されることから、気液混合装置とポンプとを個別に設ける必要がなく、簡易な設備構成とすることができる。
そして、気液混合ポンプから送られた混合ガスと原水との混合流体は、加圧溶解タンクにおいて、効率よく混合ガスの原水への溶解が加圧下でなされ、酸素水素水が生成されて、配管に送出される。
請求項8に記載の酸素水素水の製造装置は、上記電気分解器は、無隔膜電気分解器であることを特徴としている。
請求項8に記載の酸素水素水の製造装置においては、電気分解器は、無隔膜電気分解器であることから、陽極室と陰極室とを隔てる隔膜を必要とせず、またそれぞれの室において水素と酸素を別々に採取する装置構成も必要としない。そして、水素と酸素とを混合した混合ガスを1つの室から直接に採取して、酸素水素水の製造のための原料として供することができる。
請求項9に記載の酸素水素水の製造装置は、上記気液混合ポンプは、渦流ポンプであることを特徴としている。
請求項9に記載の酸素水素水の製造装置においては、気液混合ポンプは、渦流ポンプであることから、混合ガスを原水に混合する際の気液混合に適したポンプの構成とすることができる。
請求項10に記載の酸素水素水の製造装置は、酸素水素水をさらにバブル化する手段を備えることを特徴としている。
請求項10に記載の酸素水素水の製造装置においては、酸素水素水をさらにバブル化する手段を備えることから、生成された酸素水素水はさらにマイクロバブル等のバブルとされて、浴槽やシャワー等に供給されて、酸素水素水の効果とともにバブルによる人体への優れた効果を果たすことができる。
請求項11に記載の酸素水素水の製造装置は、上記バブル化する手段は、上記配管に設けられた可変オリフィスであることを特徴としている。
請求項11に記載の酸素水素水の製造装置においては、バブル化手段は配管に設けられた可変オリフィスである。可変オリフィスの上流側において加圧状態にあった酸素水素水は、可変オリフィスを通過すると圧力が解放されて、酸素水素水中の酸素水素混合ガスは、断熱膨張して気泡を生じる。従前、バブル化のためには配管吐出口に微細な多数の孔からなるノズルを配置して、それによってバブルを形成していたが、そのようなノズルを必要としない。そのため、ノズル部分での目詰まりを生じ難く、また、目詰まりを生じた際も汚濁物の除去が容易である。
請求項12に記載の酸素水素水の製造装置は、上記可変オリフィスは、その前後の差圧検知手段によって自動的に開度調整されるものであることを特徴としている。
請求項12に記載の酸素水素水の製造装置においては、可変オリフィスは、その前後の差圧検知手段によって自動的に開度調整されるものであることから、差圧が所定の範囲から外れた場合には、可変オリフィスの開度が自動的に調整される。そのため、例えば、可変オリフィスが目詰まりを生じて、前後の差圧が一定値より大きくなった際には、オリフィスの開口が自動的に大きくなって、汚濁物を自動的に除去することができる。
請求項13に記載の酸素水素水の製造装置は、上記可変オリフィスの下流側配管には、シャワーホースが接続されるものであることを特徴としている。
請求項13に記載の酸素水素水の製造装置においては、可変オリフィスの下流側配管には、シャワーホースが接続されるものである。従前、バブル化のために配管の吐出口に設けられていた微細な多数の孔からなるノズルを不要として、配管に設けた可変オリフィスによってバブル化を行うことから、可変オリフィスの下流側については、装置構成の自由度が増す。そのため、配管の下流には、通常のシャワー装置などに使用されるシャワーホースを接続して、シャワー等を行うことができる。
本発明によれば、水素のみによって製造される水素水によらず、より簡易で効率のよい方法と装置によって、水素水と同様の効果が期待される酸素水素水の製造方法及び装置を提供することができる。
本発明において、電気分解用原料水は、水を主成分とし、通常、電気伝導度を増加させる電解質等の物質を含有させることができる。
電気分解用原料水に用いる水としては、通常、イオン交換水、純水等をはじめ、清浄な水を利用することができる。
電気分解用原料水に添加する電解質としては、例えば、水酸化ナトリウム、硫酸、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム等、通常の電解質を用いることができる。
電気分解は、0〜70℃程度の任意の温度で行なうことができ、特に、1〜30℃、更には1〜15℃、または、室温で行なうことができる。
電気分解の電流は、必要な水素ガス量及び酸素ガス量に基づき適宜調整でき、例えば、1〜100A、特に、1〜30A、更には3〜12Aの範囲とすることができる。
本発明では、電気分解用原料水の電気分解により、化学量論にしたがい、体積比2:1で水素ガスと酸素ガスが生成する。本発明では、生成した水素ガスと酸素ガスとの混合ガスを、特段分離することなく、原水と共に気液混合ポンプに供給する。
気液混合ポンプでは、原水と混合ガスとが混合され、加圧ガス混合水となって圧力下に送出される。気液混合ポンプとしては、渦流ポンプが好ましいが、気液混合が可能なポンプであれば、例えば、ターボ形の遠心ポンプや軸流ポンプ等であってもよい。
気液混合ポンプから送給された加圧ガス混合水は、加圧溶解タンクに供給され、該加圧溶解タンク内で該水素ガスと該酸素ガスとを上記原水に溶解させることにより酸素水素水が生成する。
加圧溶解タンク内の圧力は、例えば、0.1〜100メガパスカル程度、特に、0.2〜1メガパスカルとすることができ、気液混合ポンプの出力等を調整することにより、適宜の圧力に調節することができる。
生成した酸素水素水に含まれる水素濃度は、例えば、0.02〜50ppm、特に、0.1〜15ppmとすることができる。また、酸素水素水に含まれる酸素濃度は、例えば、3〜50%、特に、6〜13%とすることができる。
本発明において、無隔膜電気分解とは、無隔膜電解槽等、隔膜を有さない電解槽を用いて電解することを意味する。無隔膜電解においては、陰極室と陽極室とを隔てる隔膜が不要であり、装置が簡素化、小型化され、水の電気分解によって生成した水素ガスと酸素ガスは、両者の混合ガスとして得られる。
本発明において、原水とは、水素ガスと酸素ガスとの混合ガスを溶解させる対象となる水を意味する。このような原水としては、例えば、純水、イオン交換水、ミネラルウォーター、天然水、水道水、地下水、河川水、湖沼水、雨水、海水、浴槽水、及び排水等を挙げることができる。
上記原水のうち、得られた酸素水素水が飲用に供される場合や、スプレー、シャワー等で人肌等の生体面に適用される場合は、水道水や地下水のほか、純水、イオン交換水、ミネラルウォーター、天然水等の清浄な原水を用いることが好ましい。
また、本発明の酸素水素水の製造方法又は製造装置を水の浄化に適用する場合、浄化する原水としては、河川水、湖沼水、雨水、海水、浴槽水、及び排水等の被浄化水を対象とすることができる。被浄化水を本発明の酸素水素水製造方法にしたがい処理した後、元の原水に還流させ、あるいは循環することができる。
酸素水素水をバブル化、特に、マイクロバブル化することにより、酸素水素水の効果をさらに向上させることができる。マイクロバブルは水中での上昇速度が遅く、水中での滞留時間が長く、弾ける際に超音波を発生し、バブル表面が電荷を帯びてバブル表面に汚濁物が付着するので、酸素水素水による効果をさらに向上させることができる。
また、マイクロバブル化した酸素水素水を浴槽水に適用した場合、浴槽水が外見上白濁することから、入浴者に更なる効果感を与え、また、入浴中に第三者からの視認が防止されるので、入浴者、特に、被介護者等に好適である。
本発明において、マイクロバブルとは、マイクロバブルを中心として構成し、これより大径のバブル、及び/又は、小径のナノバブルを含有することができる。本発明において、マイクロバブルのバブル径の分布は、例えば、0.001〜100μmの範囲、特に、5〜50μmの範囲に亘って分布することができる。本発明におけるマイクロバブルの最頻径、すなわち、バブル径の分布中、最も頻度の高いバブル径は、通常、約10〜30μmとすることができる。マイクロバブルのバブル径が大きすぎると、水中の上昇速度が速くなり、水中での滞留時間が短くなる等、マイクロバブルとしての効果を奏することができず、また、バブル径が小さすぎると酸素水素水の白濁度が低下する。
本発明において、マイクロバブルは、加圧溶解タンクから導出した酸素水素水を、当該加圧溶解タンクから導出した配管途中に設けた可変オリフィスを通過する際に生成される。すなわち、加圧溶解タンクから導出した、水素ガス及び酸素ガスを多量に溶解した酸素水素水は、可変オリフィスを高速で通過する際に、溶解した水素ガスと酸素ガスの一部が気相となって水相から分離し、水素ガスと酸素ガスを含むマイクロバブルが形成される。これにより、水素ガスと酸素ガスを含むマイクロバブルを含有した酸素水素水が形成される。
可変オリフィスの種類、及び可変オリフィスの開口径は、所望のバブル径及びマイクロバブル量が得られるように適宜選択することができる。
マイクロバブルを含有した酸素水素水の製造を継続する間に、可変オリフィス部に汚濁物質が蓄積する場合がある。このような場合、可変オリフィスの開口径を一時的に大きくし、流量を増加することにより、汚濁物質を容易に流去することができる。
細径ノズルを用いた従前のマイクロバブル発生器では、使用継続中に汚濁物質によりノズルが閉塞すること問題となっていたが、本発明では、可変オリフィスの開口径操作のみで、簡単に汚濁物を除去できるという利点がある。
可変オリフィスの開口径操作による汚濁物質の流去は、適宜手動で行なうことができる。また、汚濁物質の流去を自動化し、メンテナンスフリーとすることもできる。このような自動化としては、例えば、適宜の期間毎に可変オリフィスの開口径を一時的に大きくして汚濁物質を流去することや、可変オリフィス前後の差圧を検知して、汚濁物質により差圧が一定量以上に達したら、可変オリフィスの開口径を一時的に大きくして、汚濁物質を流去すること等により行なうことができる。
以下、本発明の実施例を図面にしたがって詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものでないことは勿論である。
図1〜6は、本発明の酸素水素水の製造方法及び装置を、シャワーに適用した場合の一例である。
図1は、シャワー装置1の全体を示す概念図であり、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2と電気分解装置6が、本発明に特に関連する要部である。
水(W)と湯(HW)を混合する湯水混合水栓11の下流には、ソレノイドバルブV1が設けられた配管WP1を介して、シャワー用サブタンク12が配置されている。その下流には、配管WP2を介して、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2が配置されている。
一方、電気分解装置6は、無隔膜電気分解器7と電解液貯水タンク8から構成されている。無隔膜電気分解器7は、ガス配管GP1を介して、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2に接続されている。
また、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2には、シャワーホース13が接続されており、マイクロバブルを含む湯水のシャワーを放出するようにされている。なお、シャワーホース13の先端には、シャワー放出のためのノズルが設けられているが、これは、従前のマイクロバブル発生のために、耐圧性ホース先端に設けられていたような0.1mm程度の微細な孔の特殊なノズルではなく、通常のシャワーのためと同様のノズルである。
図2は、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2に供給される原水としての湯水を一時的に貯水するシャワー用サブタンク12の一部を破断して内部を示す一部破断斜視図である。サブタンク12は、合成樹脂製の容器であるプラスチックタンク121から形成されている。
内部には給水停止レベルセンサ122と給水開始レベルセンサ123とからなるレベルセンサが設けられており、タンク内の湯水のレベルが給水開始レベルセンサ123のレベルまで低下すると、ソレノイドバルブV1を開いて、タンク内への貯水を開始し、給水停止レベルセンサ122のレベルに達すると、ソレノイドバルブV1を閉じてタンク内への給水を停止することで、タンク内の湯水の量を一定の範囲に維持している。また、タンクには、アース124が施されている。
図3、4は、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2に供給される水素ガス・酸素ガスの混合ガスを生成するための電気分解装置6を示している。
図3においては、無隔膜電気分解器7のみは、中心で切断した場合の縦断面で示し、図4においては、無隔膜電気分解器7の配管を除いたものの分解斜視図を示している。
電解液貯水タンク8は、電気分解用原料水に電解質を添加した電解液を貯留しておくためのものである。電解液貯水タンク8の上部には、ガス抜き孔が形成されており、それと連通するガス抜き栓8aが設けられている。また、必要時にタンク内の電解液を排出するためのバルブ4が設けられている。
電解液貯水タンク8は、電解液配管LP1を介して、無隔膜電気分解器7に接続されている。電解液配管LP1には、電解液注入用の流量調整バルブV2が設けられており、電解液貯水タンク8から、無隔膜電気分解器7に対して、一定量の混合ガスを継続的に発生するような電気分解を行うための所定量の電解液を供給する構成とされている。
無隔膜電気分解器7について、図3と図4を合わせて参照して説明する。
無隔膜電気分解器7の両端には、絶縁性の合成樹脂から形成される絶縁端板71が配置されている。絶縁端板71には、連通孔71aが形成されており、図における左側の絶縁端板71の連通孔71aは電解液貯水タンク8からの電解液の供給を受けるために電解液配管LP1に連通している。また、右側の絶縁端板71の連通孔71aは、必要時に電解液を排出するためのバルブ3に接続されている。
絶縁端板71の内側には、ニッケル板からなる電極板72と、絶縁端板71と同様の絶縁性合成樹脂からなる絶縁板枠73とが、交互に配置されている。電極板72には、絶縁端板71と同様の位置に連通孔72aが形成されている。また、電極板72のうちで、両側に位置するものの上部側面には、電線を接続するための電線取り付け部72bが設けられている。これに取り付けられた電線は、電圧12V、電流5〜15Aの直流電源74に接続されている。一方、絶縁板枠73は、枠体からなっており、中央部分は空間であって、左右の電極板72における電気分解のためのスペースと発生した水素ガスと酸素ガスの混合ガスを保持するための電気分解室73aを形成している。
本実施例においては、水素ガスと酸素ガスとを分離せずに、そのまま混合して用いることから、電気分解室73aには隔膜を設ける必要がない。
絶縁板枠73の側面には、連通孔73bが形成されており、各絶縁板枠73の連通孔73bは、ガス配管GP1に連通していて、生成された水素ガスと酸素ガスの混合ガスが、ガス配管GP1を通じて酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2に供給される。
図5は、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2における回路の概念図を示している。
シャワー用サブタンク12からの湯水を供給される配管WP2は、逆止弁V5を介して渦流ポンプ3に接続されている。この逆止弁V5によって、渦流ポンプ3の運転を一時中断した場合に、湯水の逆流を防止することから、直ちに運転再開することが可能となる。
一方、電気分解装置6から水素ガスと酸素ガスの混合ガスを供給するガス配管GP1は、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2におけるガス配管GP2と、ガス流量調整バルブV8、逆止弁V9、ソレノイドバルブV10を介して連続している。このガス配管GP2も渦流ポンプ3に接続されている。
渦流ポンプ3は、外周に沿って多数の放射状に設けられた羽根を有する円板からなる羽根車3aがポンプケーシング内で回転するもので、吸入口から吸入された湯水は、羽根車3aの外周とケーシング内面との間を通って吐出口から送出される間に、放射状の羽根の間の溝部から放射状に飛び出す湯水の多数の流れが渦を形成して、湯水どうしが混合作用を受けるとともに大きな圧力上昇がなされる。
本実施例においては、このような作用をなす渦流ポンプ3を湯水に水素ガスと酸素ガスとの混合ガスを混合するための気液混合装置として兼用させている。渦流ポンプ3の吸入側において大きな混合作用がなされる気液混合のための最適ポイント3bに、ガス配管GP2からの混合ガスが供給されるようにしている。
なお、渦流ポンプ3には、最初の運転を開始する際に呼び水を導入するが、そのための開閉バルブV6を備えている。
配管WP3によって、渦流ポンプ3の吐出口と加圧溶解タンク4の入口とが接続されている。
加圧溶解タンク4は、図6に示すとおりであり、図6では、加圧溶解タンク4を、配管WP3、WP4が接続される入口4bと出口4cを通る切断線で縦断した断面図で表示するとともに、入口4b部分の一部説明図を合わせて表示している。
この加圧溶解タンク4は、渦流ポンプ3で十分に昇圧されて配管WP3内を送られてきた湯水と混合ガスとの混合流体について、加圧下で移送速度を一時的に落として混合作用を与え、水素ガスと酸素ガスとの混合ガスを湯水に溶解させて酸素水素水を生成させるものである。
そのため、入口4bと出口4cでのタンク側面4aの内壁面には、円筒を縦に2分割した形状の邪魔板41、42が水平方向に取り付けられている。これによって、入口4bからタンク内に流入した混合流体は、邪魔板41の両側から押し出されて、タンク内で旋回を重ねながら、邪魔板42の両側から吸い込まれて出口4cから配管WP4に吐出される。このとき、邪魔板42の両側から吸い込まれた流体は、出口部分でさらに旋回流となって、混合ガスの湯水への溶解が一段と向上する。
なお、加圧溶解タンク4には、上部に自動ガス抜き弁4dと、必要時に中の水を排水するための排水バルブV7が備えられている。
図5のとおり、加圧溶解タンク4の出口に接続された配管WP4には、可変オリフィス5が設けられている。可変オリフィス5は、酸素水素水をマイクロバブル化するためのものである。
可変オリフィス5の開口は、例えば直径5〜6mmであって、渦流ポンプ3の昇圧作用とこの可変オリフィス5によって、その上流側での酸素水素水は、例えば、約15L/分(リットル/分)の流量において圧力0.3〜0.5MPa(メガパスカル)に維持される。
そして、可変オリフィス5の下流においては、圧力が解放されることから、酸素水素水中の酸素ガスと水素ガスは断熱膨張によってマイクロバブルとなる。
本実施例においては、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2における配管WP4内にバブル発生のために可変オリフィス5を設けており、従前のように、装置に連結した高圧に耐えるホース末端に0.1mm程度の微細な多数の孔を有するノズルを備えて、そのようなノズルによって、圧力を解放してバブルを生じるものではない。
そのため、可変オリフィス5の下流側は、特段、耐圧性が要求されず、図1に示されるような引き回し可能な通常のシャワーホース13を接続して使用することができる。
また、可変オリフィス5には、その前後の差圧を検知して可変オリフィス5の開度を自動的に調整する差圧スイッチ51が設けられている。これによって、マイクロバブル生成に適した圧力範囲に自動的に調整するとともに、汚濁物が可変オリフィス5の開口に詰まって、差圧が上昇すると、自動的に可変オリフィス5の開口が拡大することで、汚濁物を排除する。
次に、図1〜6の装置による処理について説明する。
湯水混合水栓11によって、適宜の温度になるように混合された湯水は、配管WP1からシャワー用サブタンク12に一旦貯留される。サブタンク12では、レベルセンサ122,123とソレノイドバルブV1によって、湯水混合水栓11からの水量が変動しても、水量を一定範囲に維持している。
シャワー用サブタンク12からの湯水は、配管2によって酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2内の渦流ポンプ3の吸入口からポンプ内に供給される。
一方、電気分解装置6においては、電気分解用原料水に適宜の電解質が加えられた電解液は、電解液貯水タンク8に貯留されており、流量調整バルブV2を介して無隔膜電気分解器7の電気分解室73aに供給される。
無隔膜の電解室73aを構成する絶縁板枠73と交互に配置される電極板72の両端のものは、直流電源74に接続されることで、電気分解室73a内においては、電気分解用原料水の電気分解が起こり、各電極板72でそれぞれ水素ガスと酸素ガスが発生する。電気分解室73aは、隔膜によって区切られていないために、これらのガスは互いに混合して、ガス配管GP1から、ガス流量調整バルブV8、逆止弁V9,ソレノイドバルブV10を介して、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2内のガス配管GP2に連通し、渦流ポンプ3内の混合作用の大きい混合最適ポイント3bに導入される。
ここで、上記のように、酸素水素水生成・マイクロバブル発生器2内を流通して可変オリフィス5から吐出される酸素水素水の流量は、例えば、約15L/分(リットル/分)であり、その場合、供給される水素ガスと酸素ガスの混合ガスは、例えば、その約10分の1である約1.5NL/分(ノルマルリットル/分)である。
そして、渦流ポンプ3内において混合された、湯水と混合ガスとの混合流体は、例えば、0.3〜0.5MPa(メガパスカル)に昇圧されて、渦流ポンプ3から加圧溶解タンク4に送られる。
加圧溶解タンク4内においては、入口4bに設けられた邪魔板41の作用により、旋回流を生じて、加圧下で十分に滞留し、かつ出口4cにおいても邪魔板42の作用によってさらに旋回することで、湯水に水素ガスと酸素ガスの混合ガスが溶解して、酸素水素水を生じる。
ここで、加圧溶解タンク4内では少なくとも1分程度は滞留させることが望ましく、上記のように、混合流体の流量が約15L/分であれば、タンクの容量は約15Lとなる。
加圧溶解タンク4から、配管WP4に送出された酸素水素水は、例えば、5〜6mmの孔直径に設定された可変オリフィス5を通過して圧力を解放され、マイクロバブルを生じる。
上記のような条件での運転によって、分布の最頻径が約10μm程度の多数のマイクロバブルを生じる。このようなマイクロバブルを生じた酸素水素水を手持ち用シャワーホース13によって、ノズルから吹き出して、シャワーとして使用することができる。
本発明の実施形態における酸素水素水をシャワーに適用した場合の一例を示す概念図である。 本発明の実施形態における酸素水素水をシャワーに適用した場合の一例におけるサブタンクの一部破断斜視図である。 本発明の実施形態における電気分解装置の一部断面図である。 本発明の実施形態における無隔膜電気分解器の配管を除いた分解斜視図である。 本発明の実施形態における酸素水素水生成・マイクロバブル発生部の概念図である。 本発明の実施形態における加圧溶解タンクの説明図である。
符号の説明
1‥シャワー装置、11‥混合水栓、12‥シャワー用サブタンク、121‥プラスチックタンク、122‥給水停止レベルセンサ、123‥給水開始レベルセンサ、124‥アース、13‥シャワーホース、2‥酸素水素水生成・マイクロバブル発生器、3‥渦流ポンプ、4‥加圧溶解タンク、41、42‥邪魔板、5‥可変オリフィス、51‥差圧スイッチ、6‥電気分解装置、7‥無隔膜電気分解器、71‥絶縁端板、72‥電極板、73‥絶縁板枠、74‥直流電源、8‥電解液貯水タンク

Claims (13)

  1. 電気分解用原料水を電気分解して水素ガスと酸素ガスを含む混合ガスを生成し、該混合ガス及び原水を気液混合ポンプに供給して加圧ガス混合水を生成し、該加圧ガス混合水を加圧溶解タンクに供給して該加圧溶解タンク内で該水素ガスと該酸素ガスとを上記原水に溶解させることにより酸素水素水を生成し、次いで該酸素水素水を該加圧溶解タンクから導出することを特徴とする酸素水素水の製造方法。
  2. 上記電気分解が無隔膜電気分解であることを特徴とする請求項1記載の酸素水素水の製造方法。
  3. 上記原水が、純水、イオン交換水、ミネラルウォーター、天然水、水道水、地下水、河川水、湖沼水、雨水、海水、浴槽水、または排水であることを特徴とする請求項1又は2記載の酸素水素水の製造方法。
  4. 上記生成した酸素水素水をマイクロバブル化することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに1項に記載の酸素水素水の製造方法。
  5. 上記マイクロバブル化が上記酸素水素水を上記加圧溶解タンクから導出した配管途中に設けた可変オリフィスによりなされることを特徴とする請求項4記載の酸素水素水の製造方法。
  6. 酸素水素水の製造中に上記可変オリフィスの開口径を一時的に拡大し、可変オリフィスの汚濁物を流去することを特徴とする請求項5記載の酸素水素水の製造方法。
  7. 電気分解用原料水を電気分解して水素ガスと酸素ガスを含む混合ガスを得る電気分解器と、
    得られた混合ガスと原水とを混合して加圧溶解タンクに供給する気液混合ポンプと、
    上記混合ガスと上記原水の供給を受けて、加圧下において上記原水に上記混合ガスを溶解させて酸素水素水として配管に送出する加圧溶解タンクとを、
    備えることを特徴とする酸素水素水の製造装置。
  8. 上記電気分解器は、無隔膜電気分解器であることを特徴とする請求項7に記載の酸素水素水の製造装置。
  9. 上記気液混合ポンプは、渦流ポンプであることを特徴とする請求項7又は8に記載の酸素水素水の製造装置。
  10. 酸素水素水をさらにバブル化する手段を備えることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の酸素水素水の製造装置。
  11. 上記バブル化する手段は、上記配管に設けられた可変オリフィスであることを特徴とする請求項10に記載の酸素水素水の製造装置。
  12. 上記可変オリフィスは、その前後の差圧検知手段によって自動的に開度調整されるものであることを特徴とする請求項11に記載の酸素水素水の製造装置。
  13. 上記可変オリフィスの下流側配管には、シャワーホースが接続されるものであることを特徴とする請求項11又は12に記載の酸素水素水の製造装置。
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