JP2010142312A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球の無駄が発生して遊技者が損失感を感じることを防止する。
【解決手段】保留球を記憶したときにこれに対応付けした開放抽選の結果及びラウンド数抽選の結果を識別する。識別の結果、開放抽選の抽選結果が「当選」で、かつラウンド数抽選で15ラウンドが選択された場合、15ラウンドの権利に係る大入賞口の開放開始時間を算出し、算出した開放開始時間を液晶ディスプレイから表示させる。また、大入賞口が開放したときに案内通路が高確率入賞位置に移動するか否かを判定し、高確率入賞位置に移動する場合は、保留球が発生してから案内通路が高確率入賞位置に移動するまでの高確率入賞時間を算出し、算出した高確率入賞時間を液晶ディスプレイから表示させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ店に設置されるパチンコ機に関する。
現在、遊技者の多様な好みに対応できるように遊技の態様が異なる様々なタイプのパチンコ機が提供されている。例えば投資を少なくして長時間遊技を行うことを好む遊技者は、いわゆる羽根モノと称されるタイプのパチンコ機で遊技を行うことが多い。
羽根モノのパチンコ機では、始動入賞口(以下「始動口」)に遊技球が入ると可動片が瞬間的に役物の入口を開閉する。一回の入賞に対する役物の入口の開放回数は始動口に遊技球が入賞したときに抽選により決定され、開放回数が複数回になった場合は役物の入口が連続的に開放される。可動片が開放したときに役物の入口から入った遊技球は役物内で転動してから役物内部のV入賞口又はハズレ口とのいずれかに振り分けられる。このとき、ハズレ口に遊技球が入ると入った遊技球はハズレ球として回収されるが、V入賞口に遊技球が入るとその後に当たりモードに移行する。当たりモードでは、1ラウンドあたり可動片が18回の開閉動作を繰り返す。可動片が開閉を繰り返している間に、上限個数(例えば10個)の遊技球が役物内に入ると1ラウンドの終了となるが、ラウンド中にV入賞口に遊技球が入った場合には、引き続き2ラウンドに移行して再び可動片が開閉を繰り返す。ほとんどの場合、各ラウンド中に役物内に流入した遊技球の少なくとも一個はV入賞するから、通常では当たりモードは上限のラウンド数(例えば15ラウンド)まで継続される。これにより、当たりモードでは大量の賞球を得ることができる。このため、遊技者は当たりモードに移行することを期待して、すなわち、V入賞口に遊技球が入ることを期待して遊技を行うことが一般的である。
このような事情から、役物の入口の開放中に始動口に遊技球が入賞した場合にこれを無効にしてしまうと遊技者の損失感が大きいため、最近の羽根モノタイプのパチンコ機では、役物の入口の開放中に始動口に遊技球が入賞した場合は、これを保留球として例えば4個を上限に記憶している(特許文献1)。記憶された保留球は、開放中の入口を閉じた後に可動片を開放して役物の入口を再度開放することによって消化される。このように保留球を記憶していくことにより、役物の入口の開放中に遊技球が始動口に入賞しても役物内に遊技球を入賞させるチャンスが得られるため、遊技者に損失感を抱かせることなく遊技を行わせることができる。また、最近の羽根モノタイプのパチンコ機では、例えば、V入賞口とハズレ口とが形成された円盤状のクルーンを一定周期で回転させて所定位置にクルーンが回転したときにV入賞口に遊技球を入りやすくする、あるいは、一定周期で移動する通路を設けるとともに、所定位置に移動したときのみ遊技球をV入賞口に案内する案内通路を設けるなど、役物の入口から役物内部に入ってからの遊技球の動きに興味を惹きつけることができるように、役物内部に様々な工夫が凝らされている。これにより、V入賞口に遊技球が入ることへの期待感を高めることができる。
特開2004−337259号公報
ところで、上記のような羽根モノタイプのパチンコ機では、役物の入口が開放されるタイミングや、クルーンや案内通路が所定位置に移動してV入賞口に遊技球が入るタイミングを識別できないため、役物の入口が開放されたときに遊技者は即座に遊技球の打ち出し強さを調節して役物の入口に向けて遊技球を打ち出さなければならない。しかし、遊技球の打ち出し強さを調節している途中又はこれを元に戻すときに打ち出された遊技球は無駄球となることが殆どであるため、遊技球を獲得する機会を得ることができたにも関わらず遊技者に損失感を感じさせてしまうことがあった。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、遊技球の無駄が発生して遊技者が損失感を感じることを防止できるパチンコ機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のパチンコ機は、内部に当たり口とハズレ口とが形成された役物と、前記役物の入口を開閉する可動片と、一定周期で移動するとともに、所定位置に移動したときに前記入口から前記役物内に入った遊技球を前記当たり口に導く案内通路又は一定周期で前記当たり口を移動させるとともに所定位置に前記当たり口が移動したときに前記当たり口に遊技球が入りやすくなる移動部材の少なくともいずれか一方とを備え、遊技球の入賞が発生したことを契機に所定のタイミングで前記可動片が可動して前記入口を開放し、前記入口が開放されたときに前記役物内に入った遊技球が前記当たり孔に入ると遊技上の特典が付与され、前記入口の開放中に前記入賞が発生した場合には入賞した遊技球が保留球として記憶され、前記保留球が記憶されると、開放中の前記入口が閉じられた後に前記入口が再度開放されるパチンコ機において、前記保留球が記憶された場合、前記入口が再度開放されるまでの開放開始時間と、前記入口が再度開放されてから前記案内通路が前記所定位置に移動するまで又は前記移動部材が前記所定位置に移動するまでの高確率入賞時間とを算出する時間算出手段と、前記開放開始時間と前記高確率入賞時間との各々を報知する報知手段とを備えたものである。
なお、前記時間算出手段は、前記保留球が記憶された場合、前記入口が再度開放されてから前記案内通路が前記所定位置に移動するか否か又は前記移動部材が前記所定位置に移動するか否かを判定し、前記案内通路が前記所定位置に移動する場合又は前記移動部材が前記所定位置に移動する場合に前記高確率入賞時間を算出することが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、一旦遊技球の打ち出しを中止し、可動片が開放するタイミング及び当たり口に遊技球が入りやすくなるタイミングで遊技球を打ち出すことが可能になり、遊技球の無駄が発生して遊技者が損失感を感じることを防止できる。
請求項2記載の発明によれば、可動片が開放したときに当たり口に遊技球が入りにくいタイミングで遊技球を打ち出してしまうことを防止することが可能になり、遊技球の無駄が発生して遊技者が損失感を感じることをより効果的に防止できる。
図1に示すように、パチンコ機10は、いわゆる羽根モノタイプである。パチンコ機10は遊技盤11を備えている。遊技盤11の盤面は、開閉自在な前面扉12のガラス窓12aを介して外部から視認できる。発射ハンドル13を回動操作すると遊技盤11の盤面上に遊技球が打ち出される。遊技盤11の盤面には複数の遊技釘11aが打ち込まれている。遊技盤11の盤面上に打ち出された遊技球は遊技釘11aによって流下方向に変化が加えられながら盤面上を流下する。なお、「入賞」とは賞球の払い出しを伴う入賞口で遊技球が検知されることを示している。
遊技盤11の盤面の略中央部には開口が形成されており、この開口にはセンター役物(役物)14が嵌め込まれている。センター役物14の外周は略円形に形成されている。センター役物14の前面は開口になっており、その内部は奥行きを有している。センター役物14と、その前方のガラス窓12aとの隙間は遊技球の直径よりも狭くなっている。このため、遊技盤11の盤面上を流下する遊技球がセンター役物14の前面からその内部に入ることはない。
センター役物14には内部に連通する一対の大入賞口(入口)14a,14bが左右対称となるように形成されている。大入賞口14aは可動片14cによって閉じられており、大入賞口14bは可動片14dによって閉じられている。可動片14c,14dは、先細で細長い形状に形成されている。可動片14c,14dの基端部は前後方向に延びる軸に軸着されており、ソレノイドの駆動によって大入賞口14a,14bを閉じる閉じ位置と大入賞口14a,14bを開放する開放位置との間で揺動する。これにより、大入賞口14a,14bは可動片14c,14dによって開閉される。
センター役物14の左側で、かつその下方には、始動入賞口(以下「始動口」)15が設けられている。始動口15の上方には袴状をなすように遊技釘11aが遊技盤11に打ち込まれている。始動口15に遊技球が入賞すると、賞球が払い出されるとともに、大入賞口14a,14bを開放するか否かを決定する開放抽選が行われる。開放抽選に当選すると、大入賞口14a,14bが1回開放される。大入賞口14a,14bの1回あたりの開放時間は0.5秒に設定されている。大入賞口14a,14bが開放されているときにこれらを通過した遊技球はセンター役物14内に入る。センター役物14内に遊技球が入ると入賞となり賞球が払い出される。賞球は、前面扉12の下方に設けられた受け皿11bに払い出される。遊技盤11の最下部にはアウト口16が設けられている。始動口15又は大入賞口14a,14bに入賞しなかった遊技球はアウト口16から回収される。
図2に示すように、センター役物14内には、円盤状のクルーン20と、クルーン20の奥側に配置された半円弧状のステージ21とが設けられている。大入賞口14a,14bからセンター役物14に入った遊技球はステージ21に落下する。ステージ21はクルーン20に向けて下り傾斜しており、ステージ21上の遊技球はクルーン20の上面に落下する。クルーン20は、その下方に配置されたステッピングモータ22の駆動軸に連結されている。クルーン20はステッピングモータ22の駆動によって周期的に時計回りに回転する。
クルーン20の上面には、V入賞口(当たり口)20aが1つ、ハズレ口20bが2つ設けられている。V入賞口20a及びハズレ口20bはクルーン20の周縁に沿って均等な間隔を置いて並べられている。通常モード中にV入賞口20aに遊技球が入ったことが検知されると、遊技上の特典として通常モードから当たりモードに移行する。当たりモードは2ラウンド又は15ラウンドの遊技が行われる。ラウンド数は、始動口15に遊技球が入賞したときに行われるラウンド数抽選で予め決められており、その入賞に対して大入賞口14a,14bが開放されたときにV入賞口20aに遊技球が入ると予め決められたラウンド数の下で当たりモードでの遊技が行われる。1ラウンドは大入賞口14a,14bが10回開閉されるか、又は、大入賞口14a,14bに遊技球が10個入賞すると終了する。通常モードでは始動口15への1回の入賞につき大入賞口14a,14bは1回しか開放されないが、当たりモードでは大入賞口14a,14bは最大10回まで繰り返して開放され、また、始動口15に連続的に遊技球を入賞させて大入賞口14a,14bを開放させた場合よりもその開放間隔が短くなるため、当たりモードでは通常モードよりも大入賞口14a,14bに遊技球を入賞させることが容易になる。このため、当たりモードでは通常モードでの遊技に比べて大量の賞球を獲得できる。以下、V入賞口20aに遊技球が入ると15ラウンドの当たりモードに移行するときの大入賞口14a,14bの開放を「15ラウンドの権利に係る大入賞口14a,14bの開放」と称し、V入賞口20aに遊技球が入ると2ラウンドの当たりモードに移行するときの大入賞口14a,14bの開放を「2ラウンドの権利に係る大入賞口14a,14bの開放」と称する。
ステージ21の上面には、ステージ21上を一定周期で往復移動する案内通路23が設けられている。案内通路23はステッピングモータ24に図示しないギヤを介して連結されており、ステッピングモータ24の駆動力が伝達されて移動する。案内通路23の横断面はコの字形に形成されており、その底板の底面に形成したレール(図示せず)がステージ21の上面に形成されたレール溝21aに取り付けられている。レール溝21aは、ステージ21の外周縁に沿って弧を描くようにステージ21の左側の端から中央部まで延びている。このため、案内通路23はステージ21の上面で円弧状の軌跡を描きながら左側の端と中央部との間を往復移動する。案内通路23はクルーン20に向けて延びている。案内通路23の両側壁23aの間隔は遊技球の直径よりもやや大きく(直径の2倍以下)形成されており、両側壁23aの間を遊技球が1個ずつ通過する。センター役物14内に入った遊技球が案内通路23を通過し、かつ案内通路23の先にV入賞口20aが位置するときは、案内通路23内の遊技球が確実にV入賞口20aに案内される。このため、センター役物14内に入った遊技球が案内通路23に進入したときはそれ以外のときと比べてV入賞口20aに遊技球が入る確率が高くなる(V入賞口20aに遊技球が入りやすくなる)。案内通路23は、最も可動片14c寄りに移動したとき、すなわちステージ21の左側の端に位置するときに遊技球を進入させやすくなる。このため、当該位置を高確率入賞位置と称する。
ステージ21の奥側には液晶ディスプレイ25が設けられている。液晶ディスプレイ26では、3列に横並びに配置された図柄が表示されている。各列の図柄は「0」〜「9」の10個の数字からなる。始動口15に遊技球が入賞すると図柄の変動表示が開始され、図柄が上から下へスクロールする。変動表示中の図柄は一定の変動時間が経過した後に1列ずつ順次(左→右→中央の順)に停止する。図柄が停止したときの数字の組み合わせによって開放抽選に当選したか否かが表示される。開放抽選に当選した場合は図柄が停止したときに同一の数字の組み合わせが揃い、開放抽選に当選しなかった場合は図柄が停止したときに異なる数字の組み合わせが揃う。図柄が停止して開放抽選に当選したことが表示されると可動片14c,14dが可動し、大入賞口14a,14bが開放する。
センター役物14には4つの保留ランプ26が設けられている。図柄の変動表示中又は大入賞口14a,14bの開放中に始動口15に遊技球が入賞すると、入賞した遊技球が保留球として記憶される。そして、保留球が記憶されるたびに保留ランプ26が1個ずつ点灯していく。保留球は4個を上限に記憶される。保留球が発生したときには開放抽選及びラウンド数抽選が行われ、これらの抽選の結果が対応付けされて保留球は記憶される。記憶された保留球はその記憶順に消化されていく。保留球の消化時には、その保留球が発生したときに点灯した保留ランプ26が1個消灯して図柄の変動表示が1回行われる。保留球を消化する際には、大入賞口14a,14bを閉じた後、所定のインターバル時間が経過してから再度図柄の変動表示が開始される。保留球が上限の4個記憶された状態で始動口15に遊技球が入賞した場合は、開放抽選及び図柄の変動表示は行われず賞球の払い出しのみが行われる。
メインCPU27は、メモリ28のROM領域に格納された遊技の制御プログラムに従ってパチンコ機10全体の動作を制御する。メモリ28のRAM領域は、遊技の実行に係るデータの一時的な記憶に用いられる。保留球が発生したときには保留球フラグがその発生順に書き込まれていく。これにより、図柄の変動表示中又は大入賞口14a,14bの開放中に始動口15に遊技球が入賞すると、入賞した遊技球がその入賞順に順次に保留球として記憶されていく。
メインCPU27には、V入賞口20aに入賞した遊技球を検知するV入賞検知センサ29が接続されている。V入賞口20aに遊技球が入賞すると、V入賞検知センサ29からメインCPU27にV入賞検知信号が入力される。メインCPU27は、V入賞検知センサ29からのV入賞検知信号に応答し、通常モードから当たりモードでの遊技の処理を実行する。
メインCPU27には、始動口15に遊技球が入賞したことを検知する始動センサ30が接続されている。始動口15に遊技球が入賞すると始動センサ30からメインCPU27に始動入賞検知信号が入力される。メインCPU27は、始動入賞検知信号に応答して開放抽選部31を作動する。開放抽選部31は、電子的な乱数を用いた開放抽選を行って、大入賞口14a,14bを開放するか否かを決定する。
メインCPU27は、ソレノイド32a,32bのオン/オフを切り替えて可動片14c,14dを閉じ位置と開放位置との間で揺動させる。常態では、可動片14c,14dは図示しないバネの付勢によって閉じ位置にあり、開放抽選に当選すると、メインCPU27はソレノイド32a,32bを駆動して可動片14c,14dを閉じ位置から開放位置に移動させるとともに再度閉じ位置に移動させる。
また、メインCPU27は、始動センサ30からの始動入賞検知信号に応答して、ラウンド数抽選部33を作動する。ラウンド数抽選部33は、電子的な乱数を用いたラウンド数抽選を行って当たりモードでのラウンド数を2ラウンド又は15ラウンドのいずれかから選択する。これにより、始動口15に遊技球が入賞したときに大入賞口14a,14bの開放に先行して当たりモードでのラウンド数が予め決定される。
メインCPU27は、保留球の発生に伴って開放抽選及びラウンド数抽選が行われた場合には、これらの抽選結果を対応付けして保留球フラグをメモリ28のRAM領域に書き込む。そして、メインCPU27は、メモリ28のRAM領域を参照して保留球に対応付けされた開放抽選の結果及びラウンド数抽選の結果を識別し、識別した結果に基づいてその後の処理を行う。
開放開始時間算出部(時間算出手段)34は、保留球に対応付けされた開放抽選の結果が「当選」でかつラウンド数抽選で「15ラウンド」が選択されたことが識別された場合に作動される。開放開始時間算出部34は、保留球の発生から15ラウンドの権利が得られた保留球に対する大入賞口14a,14bの開放開始までの開放開始時間を算出する。
図3,4に示すように、大入賞口14a,14bの開放開始時間の算出は、具体的には、以下のように行われる。
(a)保留球が1個目で15ラウンドの権利が得られた場合で、かつ保留球が発生したとき図柄の変動表示中である場合。
保留球が発生したときに変動表示中の図柄が停止するまでの時間T1が開放開始時間となる。
(b)保留球が1個目で15ラウンドの権利が得られ、かつ保留球が発生したとき大入賞口14a,14bの開放中である場合。
保留球が発生したときに開放中の大入賞口14a,14bが閉じられるまでの時間T2と、この後に行われる図柄の変動表示の開始までのインターバル時間T3と、保留球に係る図柄の変動時間T4の合計が開放開始時間となる。
(c)保留球が2〜4個目のいずれかで15ラウンドの権利が得られ、かつ保留球が発生したときに図柄の変動表示中である場合。
保留球が発生したときに変動表示中の図柄が停止するまでの時間T1と、先行して消化される保留球に対しての大入賞口14a,14bの開放時間の合計T5と、インターバル時間の合計T3と、保留球に係る図柄の変動時間T4の合計が開放開始時間となる。なお、保留球が2個目の場合は、図に示す通り、開放開始時間=T1+T5+T3+T4となるが、保留球が3個目の場合は、開放開始時間=T1+(T5+T3+T4)×2、保留球が4個目の場合は、開放開始時間=T1+(T5+T3+T4)×3となる。
(d)保留球が2〜4個目のいずれかで15ラウンドの権利が得られ、かつ保留球が発生したとき大入賞口14a,14bの開放中である場合。
保留球が発生したときに開放中の大入賞口14a,14bが閉じられるまでの時間T2と、先行して消化される保留球に対しての大入賞口14a,14bの開放時間の合計T5と、インターバル時間の合計T3と、保留球に係る図柄の変動時間T4の合計が開放開始時間となる。なお、保留球が2個目の場合は、図に示す通り、開放開始時間=T2+T5+T3+T4となるが、保留球が3個目の場合は、開放開始時間=T2+(T5+T3+T4)×2、保留球が4個目の場合は、開放開始時間=T2+(T5+T3+T4)×3となる。
算出された大入賞口14a,14bの開放開始時間は開放開始時間タイマー35にセットされる。開放開始時間タイマー35にセットされた開放開始時間は、セットされると同時にカウントダウンが開始される。
変動時間タイマー36には、図柄の変動表示を開始するたびに図柄の変動時間(変動開始から停止までの時間)がセットされ、セットされると同時にカウントダウンが開始される。これにより、図柄の変動時間が識別される。保留球が発生したときに図柄の変動表示中であった場合、変動表示中の図柄が停止するまでの時間は、変動時間タイマー36の時間から識別される。
また、前述したインターバル時間は、インターバルタイマー37によって識別される。インターバルタイマー37には、保留球が記憶されているときに先行して開放された大入賞口14a,14bが閉じられたときにインターバル時間がセットされる。インターバル時間は、そのセットと同時にカウントダウンが開始される。保留球フラグがメモリ28に書き込まれている場合、インターバルタイマー37の時間が「0」になったときに図柄の変動表示が開始される。
また、大入賞口14a,14bの開放時間は開放時間タイマー38によって管理される。メインCPU27は、大入賞口14a,14bの開放開始とともに開放時間タイマー38を作動する。開放時間タイマー38には予め大入賞口14a,14bの開放時間がセットされており、セットされている時間がその作動とともにカウントダウンされる。開放時間タイマー38が「0」になるとメインCPU27はソレノイド31a,31bをオフにして可動片14c,14dを可動し、大入賞口14a,14bを閉じる。
高確率入賞時間算出部(時間算出手段)39は、発生した保留球に対する大入賞口14a,14bの開放中に案内通路23が高確率入賞位置に移動してくるか否かを判定する。そして、案内通路23が高確率入賞位置に移動してくることを判定した場合は、保留球の発生時から案内通路23が高確率入賞位置に移動してくるまでの高確率入賞時間を算出する。
高確率入賞時間算出部39は、ステッピングモータ24に供給した駆動パルス数をカウントするパルスカウンタを備えている。案内通路23は駆動パルスの入力のたびに一定の距離を一定時間で移動する。案内通路23が基準位置を通過すると、図示しない光電センサによって案内通路23が基準位置を通過したことが検知される。基準位置は高確率入賞位置に設定されている。案内通路23が高確率入賞位置を通過したことが検知されるとパルスカウンタのリセット信号が高確率入賞時間算出部39に入力される。したがって、パルスカウンタには、案内通路23が一往復する間の各移動位置に対応する駆動パルス数が逐次保存されることになる。メモリ28のROM領域には、案内通路23の各移動位置と、パルスカウンタの駆動パルス数とを対応付けした移動位置テーブルが格納されている。このため、高確率入賞時間算出部39は、パルスカウンタの値に基づいて移動位置テーブルを参照することにより案内通路の移動位置を識別できる。
高確率入賞時間算出部39は、大入賞口14a,14bの開放開始時間が算出された後に、算出された開放開始時間を駆動パルスの1回の入力あたりの案内通路23の移動時間で除する。これにより、保留球の発生から開放開始時間が経過するまでにステッピングモータ24に供給される駆動パルス数の合計が算出される。
また、高確率入賞時間算出部39は、保留球が発生したときに、その時点での案内通路23の移動位置をパルスカウンタのカウント値に基づいて識別する。そして、前述の計算によって算出した駆動パルス数の合計を、案内通路23が一往復する間にステッピングモータ24に供給される駆動パルス数で除する。
算出の結果、割り切れた数は案内通路23の往復回数を示すことになる。他方、保留球が発生したときの案内通路23の位置から、余りとなった駆動パルス数をステッピングモータ24に供給して移動した案内通路23の位置が、大入賞口14a,14bが開放されたときの案内通路23の移動位置となる。
メモリ28のROM領域には、保留球が発生したときの案内通路23の位置、すなわち、保留球が発生したときのパルスカウンタのカウント値ごとに、余りとなった駆動パルス数と、これをステッピングモータ24に供給したときの案内通路23の位置とを対応付けした移動位置予測テーブルが格納されている。
そして、高確率入賞時間算出部39は、保留球が発生したときのパルスカウンタのカウント値を識別し、識別したカウント値に対応する移動位置予測テーブルを参照して、大入賞口14a,14bが開放されたときの案内通路23の移動位置を識別する。
他方、メモリ28のROM領域には、大入賞口14a,14bが開放されたとき案内通路23の移動位置と、各移動位置から高確率入賞位置までの移動時間とを対応付けした移動時間テーブルが格納されている。
高確率入賞時間算出部39は、移動時間テーブルを参照して大入賞口14a,14bが開放されたときの案内通路23の移動位置から案内通路23が高確率入賞位置に移動するまでの時間を識別する。そして、識別した時間を大入賞口14a,14bの開放時間と比較して、大入賞口14a,14bの開放中に案内通路23が高確率入賞位置に移動するか否かを判定する。大入賞口14a,14bの開放中に案内通路23が高確率入賞位置に移動することを判定した場合には、大入賞口14a,14bが開放されてから案内通路23が高確率入賞位置に移動するまでの時間と、開放開始時間とを合計することにより、高確率入賞時間を算出する。なお、高確率入賞時間は開放開始時間の算出後に算出されるが、開放開始時間の算出時間は無視できるものとし、高確率入賞時間は保留球の発生から案内通路23が高確率入賞位置に移動するまでの時間とする。
サブCPU40は、メインCPU27から送信される各種コマンドを受けて液晶ディスプレイ25での画像の表示制御を行う。メインCPU27から送信されるコマンドには、保留球がないときには始動口15に遊技球が入賞したときに入力され、かつ保留球の消化時にはインターバルタイマー37が「0」になったときに入力される変動開始コマンド、変動時間タイマー36にセットされた時間が「0」になったことを示す変動終了コマンド、開放開始時間タイマー35に開放開始時間がセットされたときに入力される開放開始時間表示コマンド、開放開始時間タイマー35の時間が「0」になったときに入力される開放開始時間表示終了コマンド、高確率入賞時間が算出されたときに入力される高確率入賞時間表示コマンド、大入賞口14a,14bが閉じられたときに入力される高確率入賞時間表示終了コマンドがある。サブCPU40は、変動開始コマンドを受けて図柄の変動表示を開始させ、変動終了コマンドを受けて図柄を停止させる。また、開放開始時間表示コマンドを受けて大入賞口14a,14bの開放開始時間を液晶ディスプレイ25からカウントダウン表示させ、開放開始時間表示コマンド終了コマンドを受けて開放開始時間の表示を終了する。また、高確率入賞時間表示コマンドを受けて高確率入賞時間を液晶ディスプレイ25からカウントダウン表示し、高確率入賞時間表示終了コマンドを受けて当該表示を終了する。なお、図柄の変動表示を行う際の変動パターンや停止図柄の種類は変動コマンドを受けてサブCPU40で抽選により決定される。
メモリ28のRAM領域に保留球フラグが書き込まれていない場合、メインCPU37は、図柄の変動時間を変動時間タイマー36にセットして変動開始コマンドをサブCPU40に入力する。これを受けて、サブCPU40は、液晶ディスプレイ25から図柄の変動表示を開始させ、変動終了コマンドを受けて図柄を停止させる。メモリ28のRAM領域に保留球フラグが書き込まれている場合、保留球の消化時には、メインCPU27は、先ず、インターバルタイマー37にインターバル時間をセットする。この後、インターバル時間が経過したことを識別すると、変動時間タイマー36に変動時間をセットして変動開始コマンドをサブCPU40に入力する。これを受けて、サブCPU40は、液晶ディスプレイ25から図柄の変動表示を開始させる。そして、変動終了コマンドが入力されるとサブCPU40は図柄を停止させ、再度インターバルタイマー37にインターバル時間をセットする。保留球が複数記憶されている場合はこの処理が繰り返し行われる。これにより、保留球の記憶順に順次に液晶ディスプレイ25から図柄の変動表示が行われる。
次に、開放開始時間及び高確率入賞時間の表示処理の流れについて説明する。
図5に示すように、先ず、通常モードでの遊技が行われる。発射ハンドル13の回動操作によって1球ずつ発射された遊技盤11の盤面上を流下する。遊技盤11の盤面上を流下した遊技球は、始動口15に入賞、あるいは、アウト口16に入って回収される。始動口15に遊技球が入賞すると開放抽選及びラウンド数抽選が行われる。開放抽選に当選した場合は大入賞口14a,14bが開放される。
始動口15に遊技球が入賞したときに図柄の変動表示中又は大入賞口14a,14bのいずれかの開放中であった場合、保留球が上限の4個に達しているか否かが判定される。保留球が4個に達していなかった場合、すなわち保留球が3個以下の場合には、開放抽選の抽選結果及びラウンド数抽選の抽選結果が対応付けされた保留球フラグをメモリ28のRAM領域に書き込む。これにより、保留球が記憶される。保留球フラグが書き込まれると、これに対応付けされた開放抽選の結果及びラウンド数抽選の結果が識別される。識別の結果、開放抽選の抽選結果が「当選」で、かつラウンド数抽選で15ラウンドが選択された場合、15ラウンドの権利に係る大入賞口14a,14bの開放開始時間が算出される。また、大入賞口14a,14bを開放したときに案内通路23が高確率入賞位置に移動するか否かを判定する。大入賞口14a,14bの開放中に案内通路23が高確率入賞位置に移動する場合は、保留球の発生時から高確率入賞位置に移動するまでの高確率入賞時間が算出される。この後、開放開始時間表示コマンドがメインCPU27からサブCPU40に入力されるとともに、算出された開放開始時間が開放開始時間タイマー35にセットされる。また、高確率入賞時間が算出された場合は高確率入賞時間表示コマンドがメインCPU27からサブCPU40に入力される。サブCPU40は、開放開始時間表示コマンドに応答して、15ラウンドの権利に係る大入賞口14a,14bの開放開始時間を液晶ディスプレイ25から表示させ、その時間の経過とともに開放開始時間をカウントダウンさせていく。これと同期して、開放開始時間タイマー35にセットされた開放開始時間はカウントダウンされていく。また、サブCPU40は、高確率入賞時間表示コマンドに応答して液晶ディスプレイ25から高確率入賞時間を表示させる。開放開始時間タイマー35の時間が「0」になると、開放開始時間表示終了コマンドがメインCPU27からサブCPU40に入力される。開放開始時間表示終了コマンドに応答して、サブCPU40は開放開始時間の表示を終了させ、これと同時にメインCPU27は大入賞口14a,14bを開放させる。大入賞口14a,14bが閉鎖されると高確率入賞時間表示終了コマンドがメインCPU27からサブCPU40に入力される。これに応答してサブCPU40は液晶ディスプレイ25からの当該表示を終了する。
大入賞口14a,14bが開放したときに遊技球がセンター役物14内に入るとV入賞口20a又はハズレ口20bに遊技球が入る。V入賞口20aに遊技球が入ると当たりモードに移行する。当たりモードでの遊技が終了すると再度通常モードに移行する。ハズレ口20bに遊技球が入ると通常モードでの遊技が継続して行われる。
遊技者は、液晶ディスプレイ25で表示された開放開始時間を見て、一旦遊技球の打ち出しを中止し、大入賞口14a,14bが開放する寸前に大入賞口14a,14bに向けて遊技球を発射させれば無駄な遊技球を減らして効率良く遊技を行うことができる。また、高確率入賞時間に合わせて遊技球を打ち出せば無駄な遊技球を減らして当たりモードに移行させることができ、遊技球の獲得個数を増加させるうえで有利になる。
上記実施形態では、開放開始時間が表示される保留球の個数に制限を設けなかったがこれに制限を設けてもよい。この場合、2ラウンド及び15ラウンドのいずれの権利が得られた場合も開放開始時間を表示するときは、15ラウンドの権利が得られた保留球に対する開放開始時間を優先的に表示することが好ましい。例えば2個分の保留球に対して開放開始時間を表示する場合、2ラウンド及び15ラウンドに係る開放開始時間がそれぞれ表示されているとする。この状態において、センター役物14内に遊技球が入り、かつこの遊技球がV入賞口20aに入らず、さらに15ラウンドの権利を有する保留球が発生したときは、2ラウンドの開放開始時間の表示を終了し、新たに発生した15ラウンドの権利が得られた保留球に対する開放開始時間を算出してこれを表示する。
上記実施形態では、案内通路23が高確率入賞位置に移動してきたときの高確率入賞時間を表示したが、クルーン20の回転位置が高確率入賞位置になったときの高確率入賞時間を表示してもよい。この場合、例えばV入賞口20aが可動片14c又は可動片14dに最も近づいたとき、あるいは、V入賞口20aが奥側すなわちステージ21の手前側を移動しているときは、大入賞口14a,14bから入った遊技球が一旦ステージ21に落下する本実施形態ではそれ以外の位置をV入賞口20aが移動しているときよりもV入賞口20aに遊技球を入れることが容易になるので、これらの位置を高確率入賞位置とすることができる。また、案内通路23の先にV入賞口20aが移動してきたときを高確率入賞位置としてもよい。この場合は、両者が一致するタイミングが少なくなるが案内通路23を通過した遊技球は確実にV入賞口20aに入るので、遊技者が高確率入賞時間に合わせて遊技球を打ち出す意欲を高めることができる。
上記実施形態では、15ラウンドの権利に係る大入賞口14a,14bの開放開始時間のみを表示したが、例えば2ラウンドが選択されたときのみ、あるいは、両方のラウンドについて表示してもよい。また、開放開始時間を表示するタイミングは、例えば一旦表示した後はこれを消去するなど大入賞口14a,14bの開放開始前であれば適宜のタイミングで表示してよい。
上記実施形態では、高確率入賞時間を保留球の発生時に算出したが、大入賞口14a,14bの開放時に案内通路23が高確率入賞位置に移動してくるか否かを判定し、高確率入賞位置に移動してくる場合に高確率入賞時間を算出してもよい。
上記実施形態では、液晶ディスプレイ25での表示によって開放開始時間及び高確率入賞時間を報知したが、音声による報知、ランプによる報知、7セグメント型の表示器による報知など、適宜の方法で報知してよい。
上記実施形態では、開放抽選を実行したが始動口に遊技球が入賞した場合には必ず可動片が開閉するようにしてもよい。
上記実施形態では、可動片としてセンター役物14の可動片を例に挙げたが、遊技盤11の盤面に形成された大入賞口を開閉する可動片(アタッカ)や始動口での遊技球の入賞率を変化させる可動片を用いて本発明を適用してもよい。
上記実施形態では、液晶ディスプレイによって図柄の変動表示を行うパチンコ機を例に挙げて説明したが、モータの駆動によって回転するリールを用いて図柄の変動表示を行うパチンコ機など、他の態様で開放抽選の結果を表示するパチンコ機に本発明を適用してもよい。また、画像表示装置は、液晶ディスプレイに限らず、7セグメント型の表示装置やEL(エレクトロルミネッセンス)を用いた表示装置など適宜の表示装置を用いてよい。
パチンコ遊技機の正面図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 開放開始時間を算出する具体例についての説明図である。 開放開始時間を算出する具体例についての説明図である。 開放開始時間及び高確率入賞時間の表示処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ機
14 センター役物(役物)
14a,14b 大入賞口
14c,14d 可動片
15 始動入賞口
26 液晶ディスプレイ(報知手段)
28 メインCPU
29 メモリ
34 開放開始時間算出部(時間算出手段)
39 高確率入賞時間算出部(時間算出手段)

Claims (2)

  1. 内部に当たり口とハズレ口とが形成された役物と、前記役物の入口を開閉する可動片と、一定周期で移動するとともに、所定位置に移動したときに前記入口から前記役物内に入った遊技球を前記当たり口に導く案内通路又は一定周期で前記当たり口を移動させるとともに所定位置に前記当たり口が移動したときに前記当たり口に遊技球が入りやすくなる移動部材の少なくともいずれか一方とを備え、遊技球の入賞が発生したことを契機に所定のタイミングで前記可動片が可動して前記入口を開放し、前記入口が開放されたときに前記役物内に入った遊技球が前記当たり孔に入ると遊技上の特典が付与され、前記入口の開放中に前記入賞が発生した場合には入賞した遊技球が保留球として記憶され、前記保留球が記憶されると、開放中の前記入口が閉じられた後に前記入口が再度開放されるパチンコ機において、
    前記保留球が記憶された場合、前記入口が再度開放されるまでの開放開始時間と、前記入口が再度開放されてから前記案内通路が前記所定位置に移動するまで又は前記移動部材が前記所定位置に移動するまでの高確率入賞時間とを算出する時間算出手段と、
    前記開放開始時間と前記高確率入賞時間との各々を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記時間算出手段は、前記保留球が記憶された場合、前記入口が再度開放されてから前記案内通路が前記所定位置に移動するか否か又は前記移動部材が前記所定位置に移動するか否かを判定し、前記案内通路が前記所定位置に移動する場合又は前記移動部材が前記所定位置に移動する場合に前記高確率入賞時間を算出することを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
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