JP2010141760A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】改ざんの検出精度が高く、改ざんの有るフィールドを特定することができ、さらにデジタル画像に関連するログデータを改ざんから保護することができる画像記録装置を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明における画像記録装置20は、デジタルの画像データD1を第1の暗号化方式を用いてフィールド単位で暗号化する第1の暗号化手段と、デジタルの画像データD1に関連するログデータDRGを第1の暗号化方式と異なる第2の暗号化方式を用いてフィールド単位で暗号化する第2の暗号化手段と、暗号化されたデジタルの画像データD1とログデータDRGをフィールド単位で連結し、画像蓄積装置21に記録するフィールド連結記録手段44と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像記録装置に関する発明であり、特に、デジタル画像データと当該デジタル画像データに関連するログデータを併せて情報記録媒体に記録する画像記録装置に関するものである。
近年、様々な分野において、画像圧縮技術を利用したJPEG(Joint Picture Experts Group)、モーションJPEG、およびJPEG2000等のデジタル画像データが使用されている。このようなデジタル画像データは、例えば、所定の監視対象を監視する監視システム等の分野においては、撮像カメラで撮影された映像信号を画像圧縮後、デジタル画像データとして画像蓄積装置に連続的に蓄積するために使用されている。また、映像信号に関連したデータもデジタル画像データと併せて蓄積される。このように監視システムによって蓄積されたデジタル画像データや関連データは、何らかの事件が発生したときに、証拠映像として提供される場合がある。従って、監視システムにおいては、蓄積されたデジタル画像データや関連データの信頼性(真実性)の確保は必須であり、蓄積されたデジタル画像データが改ざんされていないことが証明でき、かつ関連データが保護されていることは大きな意味を持つ。
一方、近年、デジタル画像データを他のデジタル画像データと合成したり、又はデジタル画像データの一部を修正・削除したりすることができるアプリケーションソフトウェアが普及している。したがって、比較的簡単にデジタル画像データの改ざんを行うことが可能である。また、関連データ自体の改ざんも容易であることから、蓄積されたデジタル画像データが改ざんされた場合に、改ざんを検出して改ざん箇所を判別することや、関連データを改ざんから保護することが重要である。
このようなデジタル画像データの改ざんを検出する技術として、たとえば、特許文献1に開示されているものがある。この特許文献1に開示されている装置は、記録時に、1フィールドの画像データを横(水平)方向にnバイト長になるようブロック化している。そして、このブロック化されたデータを縦(垂直)方向に演算している。そして、この演算結果のnバイトのデータを第1の改ざん検出データとして保管、もしくは記録媒体に画像データと共に保管している。他方、再生時に、画像データに対して、上記記録時と同様の演算によって第2の検出データを得ている。そして、第1の検出データと第2の検出データを比較し、この比較結果に基づいて画像データが改ざんされたか否かを判定する。
特許第3022462号公報(段落0014−0019、図3)
しかしながら、上記した特許文献1に係る画像記録装置は、検出データを得るための処理が比較的簡単かつ単調な演算処理によるものである。したがって、演算内容が容易に類推されやすく、改ざんを許してしまう可能性があった。このため、特許文献1に係る画像記録装置では、改ざん検出の精度が低く、この主の装置に最も要求される信頼性に問題があった。
特に、ログデータは画像データに比べデータの改ざんが容易である。また、データの些細な1部分が改ざんされても、その改ざん箇所の検出は容易ではない。現状ではフィールド単位で改ざんの有無が検出されるため、1部分が改ざんされた場合であっても、関連するデータフィールドの内容の全てが信用されなくなる。
そこで本発明はかかる問題を解決するためになされたものであり、改ざんの検出精度が高く、改ざんの有るフィールドを特定することができ、さらにデジタル画像に関連するログデータを改ざんから保護することができる画像記録装置を得ることを目的とする。
本発明における画像記録装置は、デジタル画像データを第1の暗号化方式を用いてフィールド単位で暗号化する第1の暗号化手段と、前記デジタル画像データに関連するログデータを前記第1の暗号化方式と異なる第2の暗号化方式を用いてフィールド単位で暗号化する第2の暗号化手段と、暗号化された前記デジタル画像データと前記ログデータをフィールド単位で連結し、画像蓄積装置に記録するフィールド連結記録手段と、を備える。
本発明の画像記録装置によれば、蓄積されたデジタル画像データのフィールド単位で画像データの改ざんの検出、および改ざん箇所を特定することができ、かつ、ログデータを改ざん等から保護することができる。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態に係る画像記録装置20の構成を概略的に示したブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る映像監視システムは、図示しない撮像カメラや入退場システム、画像記録装置20、画像蓄積装置21、およびモニタ22により構成されている。画像記録装置20の一般的な動作の一例は、撮像カメラからの映像信号や撮像情報、およびこれに関連する入退場システムからのデータを画像蓄積装置21に記録し、および/または、モニタ22に表示させることである。
図1に示すように、画像記録装置20は、映像信号入力端子1と、NTSCデコーダ2と、画像圧縮処理部3と、制御処理部4と、画像メモリ5と、映像信号情報入力端子6と、CPU(中央演算処理装置)7と、プログラムメモリ8と、ワーキングメモリ9と、鍵メモリ10と、指示入力部11と、画像伸張処理部12と、NTSCエンコーダ13と、合成処理回路14と、モニタ22に接続された映像信号出力端子15と、画像蓄積装置21に接続された画像データ入出力端子16と、ログデータ入力端子17と、を有している。
上記構成の画像記録装置20において、映像信号入力端子1には、映像信号(たとえば、監視システムにおける撮像カメラ等からの映像信号)SP1であるアナログ方式のNTSC信号が入力される。NTSCデコーダ2は、映像信号入力端子1を通して入力された上記NTSC信号を、デジタル信号であるデジタル画像データD0に変換する。画像圧縮処理部3は、NTSCデコーダ2を通して得られるデジタル画像データD0をJPEG2000等の所定の方式で圧縮して、デジタルの画像データD1を出力する。
また、映像信号情報入力端子6には、映像情報に基づいて作成されるヘッダ情報DHEが入力される。また、ログデータ入力端子17には、入退場システムからの情報に基づいて作成されるログデータDRGが入力される。制御処理部4は、ヘッダ情報DHE、ログデータDRG、および各種データの転送、ハッシュ値の生成・付加処理、暗号処理、各種信号の同期調整、改ざん検出等の処理を実行する。画像メモリ5は、画像圧縮処理部3において圧縮されたデジタルの画像データD1およびヘッダ情報DHEを、制御処理部4を通して入力し一時的に格納する。
CPU7は、プログラムメモリ8に格納されているプログラムおよび指示入力部11からのユーザー指示に基づいて動作し、制御処理部4の動作を制御する。例えば、CPUの制御により制御処理部4は、画像メモリ5に一時的に格納されたデジタルの画像データD1とヘッダ情報DHEとを連結してデジタル画像D2を生成する。このデジタル画像D2に生成されたハッシュ値を付加し、ハッシュ値付加デジタル画像を生成する。このハッシュ値付加デジタル画像と暗号処理されたログデータDRGとをフィールド単位で連結してデジタル画像データD3を生成し、画像データ入出力端子16を通して画像蓄積手段21に出力される。
また、鍵メモリ10は、イニシャライズ時にCPU7によって起動され、これにより乱数を発生し暗号化鍵K(秘密鍵)を生成して保管する。この保管した暗号化鍵Kは、ログデータフィールドの暗号データ生成時に、制御処理部4からの鍵要求に対応して送出をする。
ワーキングメモリ9は、画像蓄積装置21から読み出されたデジタル画像データD3に改ざんが検出されたときに、改ざん内容(改ざん結果情報)を記憶する。
画像伸張処理部12は、図示しない撮像カメラからの映像信号をモニタ22に表示させるときには、上記デジタルの画像データD1を伸張してデジタルの画像データD4を生成し、出力する。また、画像伸張処理部12は、画像蓄積装置21に蓄積されているデジタル画像データD3を再生する場合には、画像データ入出力端子16を通して画像蓄積装置21から読み出されたデジタル画像データD3の画像データ部を伸張してデジタルの画像データD4を生成し、出力する。
NTSCエンコーダ13は、画像伸張処理部12によって伸張されたデジタルの画像データD4をアナログ映像信号SP0に変換する。合成処理回路14は、画像蓄積装置21から読み出されたデジタル画像データD3に改ざんが検出されたときに、NTSCエンコーダ13から出力されたアナログ映像信号SP0に、ワーキングメモリ9に記憶されていた改ざん検出結果情報に関する映像信号を重畳する。
図1において、画像蓄積装置21は、例えば、ハードディスク記録装置、光ディスク記録装置、および、時期テープ式記録装置のような情報記録媒体を備えた情報蓄積装置である。当該画像蓄積装置21は、画像記録装置20に並列に、または直列に複数台接続することもできる。また、画像蓄積装置21は、画像記録装置20の一部として内蔵してもよい。
図2は、画像メモリ5に格納されたデジタルの画像データD1、および当該デジタルの画像データD1に関連するヘッダ情報DHEを示した図である。
図2に示すように、デジタルの画像データD1およびヘッダ情報DHEにより、デジタル画像D2(57)が構成されている。ここで、当該デジタル画像57は、フィールド単位で分割可能である。図2において、符号58がフィールド単位を示している。また、デジタルの画像データD1(55)は、デジタル画像57の表示画像部分に対応するデータである。また、ヘッダ情報DHE(56)は、デジタル画像57の情報部分(例えば、撮像日時、撮影場所、記録条件、フィールド番号等)に対応するデータである。なお、各フィールド58には、一義的に決定されるフィールド番号(♯1,♯2,…)が付されている。
図3は、図1で示した制御処理部4の機能を示した機能ブロック図である。図3に示すように、制御処理部4は、第1のハッシュ値生成手段41と、ログデータ暗号化手段42と、ハッシュ値付加手段43と、フィールド連結記録手段44とを備えている。ここで、当該各手段41〜44は、上記デジタル画像データD3を画像蓄積装置21に記録する際に動作を行う機能ブロックである。
第1のハッシュ値生成手段は、図2で示したデジタル画像57において、各フィールド58毎に第1のハッシュ値61を生成する。ハッシュ値付加手段43は、第1のハッシュ値61を対応するフィールド58のデジタル画像57に付加することにより、ハッシュ値付加デジタル画像57Aを生成する。また、ログデータ暗号化手段42は、ログデータ入力端子17から入力するログデータDRGに基づいて、鍵メモリ10からの暗号化鍵Kにより、フィールド単位で暗号化ログデータ62を生成する。フィールド連結記録手段44は、第1のハッシュ値61が付加されたハッシュ値付加デジタル画像57Aと暗号化ログデータ62とを連結してデジタル画像データD3を生成し、画像蓄積装置21に記録する。
ここで、ログデータDRGは、全てのフィールドにおいて存在する情報ではないため、ログデータDRGが存在するフィールドのみ、ハッシュ値付加デジタル画像57Aと暗号化ログデータ62とを連結してデジタル画像データD3を生成する。また、ログデータDRGが存在しないフィールドの場合は、存在しない旨の情報を暗号化して、当該暗号化した情報とハッシュ値付加デジタル画像57Aとを連結してデジタル画像データD3を生成してもよい。
また、図3に示すように制御処理部4は、データ分離手段45と、第2のハッシュ値生成手段46と、比較手段47と、判定手段48と、復号化手段49と、出力制御手段50とを備えている。ここで、当該各手段45〜50は、改ざん検出動作を行う機能ブロックである。
データ分離手段45は、デジタル画像データD3からハッシュ値付加デジタル画像57Aと暗号化ログデータ62を分離する。第2のハッシュ値生成手段46は、上記ハッシュ値付加デジタル画像57Aのデジタル画像57に基づいて、各フィールド58毎に第2のハッシュ値65を生成する。比較手段47は、第2のハッシュ値生成手段46で生成された第2のハッシュ値65と当該フィールドに付加されている第1のハッシュ値61とを比較する。判定手段48は、比較手段47の比較の結果に基づいて、第1のハッシュ値61と第2のハッシュ値65とが一致するか否かを判定する。復号化手段49は、データ分離手段45で分離された暗号化ログデータ62を鍵メモリ10からの暗号化鍵Kで復号処理する。出力制御手段50は、上記判定手段48の判定結果に基づき、復号されたログデータDRGが有効か否かを判断し出力を制御する。
次に、上記比較手段47および判定手段48における改ざん検出処理の詳細について説明する。検出処理は、例えば、指示入力部11からの再生開始操作により起動される。改ざん検出動作時に、第2のハッシュ値生成手段46は、画像蓄積装置21から読み出されたハッシュ値付加デジタル画像57Aにおけるデジタル画像データD3から、フィールド毎に第2のハッシュ値65を生成する。すなわち、第1のハッシュ値生成手段41と同処理によって、ヘッダ56、デジタルの画像データ55を含むデジタル画像57の情報に基づいて第2のハッシュ値65を生成する。
比較手段47は、改ざん検出動作時に生成された第2のハッシュ値65を同フィールドに付加されている第1のハッシュ値61と比較する。つまり、当該比較処理は、同じ所定のフィールド58を対象として実施される。判定手段48は、比較手段47の比較結果に基づいて、画像蓄積装置21に蓄積されているデジタル画像データD3のデジタル画像57が改ざんされたか否かの判定をフィールド毎に行う。
ここで、比較手段47による上記比較処理および判定手段48による上記判定処理は、フィールド58単位で繰り返し実施される。出力制御手段50は、判定手段48により画像蓄積装置21に蓄積されたデジタル画像データD3のデジタル画像57が改ざんされたと判定された場合に、判定結果である改ざん検出結果をモニタ22上に表示すべく合成処理回路14に出力する。また、ペアとなる当該フィールドの復号されたログデータDRGも無効としてモニタ22上に表示する。
なお、図3に示した各手段41〜50は、制御処理部4が有する機能を示すものであり、必ずしも各手段41〜50の個々に対応する構成(回路)が存在することを意味するものではない。図3において、各手段41〜50として示される機能は、ソフトウエアによって実現されてもよく、又は、演算処理回路等のハードウエアによって実現されてもよい。
図4は、制御処理部4による画像記録時の動作を説明するための図である。また、図5は、画像蓄積装置21に蓄積されたデジタル画像データD3を説明するための図である。また、図6は、本実施の形態に係る画像記録装置20の制御処理部4による画像記録時の処理内容を示すフローチャートである。
以下に、図2から図6までを参照して、本実施の形態に係る画像記録装置の制御処理部4による画像記録時の動作を説明する。
はじめに、指示入力部11から記録開始のユーザー指示が入力される(図6のステップST1)。すると、制御処理部4にフィールド単位でデジタルの画像データD1とヘッダ情報DHEが入力される(図6のステップST2)。その後、図2に示したように、デジタル画像57が、フィールド単位(符号58は1フィールドを示す)で、画像メモリ5に一時的に格納される(図6のステップST3)。
次に、図4に示すように、制御処理部4(より具体的には、第1のハッシュ値生成手段41)は、画像メモリ5に一時的に格納されているデジタル画像57をフィールド単位で読み出し、デジタル画像57に基づく第1のハッシュ値61を生成する(図6のステップST4)。
次に、制御処理部4(より具体的には、ログデータ暗号化手段42)は、デジタルの画像データD1と共に入力されるログデータDRGを、鍵メモリ10から送出される暗号化鍵Kにより暗号化し、暗号化ログデータ62を生成する(図6のステップST5)。
次に、図4に示すように制御処理部4(より具体的には、ハッシュ値付加手段43)は、ステップST4で生成された第1のハッシュ値61を、当該第1のハッシュ値61の算出の元になったデジタル画像57のフィールドに付加して、ハッシュ値付加デジタル画像57Aを生成する(図6のステップST6)。
また、制御処理部4(より具体的には、フィールド連結記録手段44)は、ステップST6と共に、ハッシュ値付加デジタル画像57Aと暗号化ログデータ62とをフィールド単位で連結してデジタル画像データD3を生成し、画像蓄積装置21に送出、蓄積する(図6のステップST7)。
その結果、図5に示すように、画像蓄積装置21には、第1のハッシュ値61(または61a,61b,…)がデジタル画像57に付加したハッシュ値付加デジタル画像57Aと、暗号化ログデータ62(62a,62b,…)とが連結されたデジタル画像データD3が蓄積される。
図7は、本実施の形態に係る画像記録装置20による「改ざん箇所」の検出による改ざんの検出動作時の処理内容を説明するための図である。また、図8は、本実施の形態に係る画像記録装置20の制御処理部4による改ざん検出動作時の処理内容を示すフローチャートである。
以下に、図7、図8を参照して、本実施の形態に係る画像記録装置20の制御処理部4による改ざん検出動作、および検出後の動作を説明する。
はじめに、指示入力部11から改ざん検出開始のユーザー指示が入力される(図8のステップST11)。次に、制御処理部4(より具体的には、データ分離手段45)は、画像蓄積装置21から、第1のハッシュ値61がデジタル画像57に付加されたハッシュ値付加デジタル画像57Aと暗号化ログデータ62とが連結されたデジタル画像データD3を読み出す(図8のステップST12)。読み出されたデジタル画像データD3は、ハッシュ値付加デジタル画像57Aと暗号化ログデータ62とに分離され、ハッシュ値付加デジタル画像57Aを一時的に画像メモリ5に格納する(図8のステップST13)。
次に、制御処理部4(より具体的には、第2のハッシュ値生成手段46)は、画像メモリ5からハッシュ値付加デジタル画像57Aを読み出す。そして、ハッシュ値付加デジタル画像57Aのデジタル画像57に基づいて、フィールド単位で第2のハッシュ値65(または65a,65b・・・)を生成する(図8のステップST14)。
次に、図7に示すように、制御処理部4(より具体的には、比較手段47)は、記録時にフィールド単位でデジタル画像57に付加された第1のハッシュ値61(または61a,62b,・・・)と、同フィールドで生成された第2のハッシュ値65(または65a,65b,・・・)とを比較する(図8のステップST15)。
次に、制御処理部4(より具体的には、判定手段48)は、ステップ13における比較結果に基づいて、画像蓄積装置21に蓄積されていたデジタル画像データD3におけるデジタル画像57の改ざんの有無をフィールド単位で判定する(図8のステップST16)。具体的には、記録時にデジタル画像57に付加された第1のハッシュ値61(または61a,62b,・・・)と新たに生成された第2のハッシュ値65(または65a,65b,・・・)とが一致するフィールドでは改ざんが無いと判定し、不一致のフィールドでは改ざんが有ると判定する。
ステップST16において、デジタル画像57に改ざん有りと判定した場合、その結果をモニタ22に表示させるべく合成処理回路14に判定結果を送る(図8のステップST18)。
一方、制御処理部4(より具体的には、復号化手段49)は、デジタル画像データD3から分離された暗号化ログデータ62を、鍵メモリ10からの暗号化鍵Kで復号し、元のログデータDRGを生成する。そして、ステップST16の結果、ペアとなるデジタル画像57が改ざん有りと判定された場合、本フィールドの暗号化ログデータ62も無効と判定し(図8のステップST17)、その結果を同様にモニタ22に表示すべく合成処理回路14に判定結果を送る(図8のステップST18)。
なお、以上の改ざん検出処理は、連続した映像信号から変換されたデジタル画像データに対して、リアルタイムに、かつ1フィールド単位に行われる。また、これら検出処理によって改ざん有りと判定されたときには、判定結果、および改ざんされたデジタル画像データのフィールド番号がワーキングメモリ9に格納される。
以上のように、本実施の形態における画像記録装置20では、デジタル画像57とログデータDRGとで異なった暗号化方式を用いて暗号処理し、画像蓄積装置21に蓄積される。
デジタル画像57では、ハッシュ処理の暗号化手段を採用する。この暗号化方式では、フィールド単位に、ヘッダ56とデジタル画像データ55、つまりデジタル画像57に基づき第1のハッシュ値61を生成する。その後、当該ハッシュ値61を、生成したフィールドのデジタル画像57に付加してハッシュ値付加デジタル画像57Aを生成し、画像データ入力端子11を通して画像蓄積装置21に蓄積する。したがって、改ざんの有無を検出する際、画像データの高速検索性を維持しながら改ざん検出を可能にする。
一方、ログデータDRGは、鍵メモリ10が有する暗号化鍵Kを用いて秘匿の暗号化手段による暗号化ログデータ62を生成する。そして、ハッシュ値付加デジタル画像57Aと暗号化ログデータ62とが交互に連結したデジタル画像データD3が蓄積装置に蓄積される。したがって、ログデータそのものを最初から暗号化による秘匿処理することで、ログデータの改ざんを防止し、ログデータを保護することができる。
また、本実施の形態における画像記録装置20によれば、改ざん検出動作時、画像蓄積装置21から読み出されたデジタル画像データD3より、デジタル画像57と暗号化ログデータを分離し、デジタル画像57のフィールド単位に、第2のハッシュ値65を生成する。したがって、デジタル画像57に付加されている第1のハッシュ値と、生成された第2のハッシュ値とを比較することによって、蓄積されていたデジタル画像データD3のデジタル画像57が改ざんされたか否かの判定を行うことができる。
また、デジタル画像57が改ざんされたと判定された場合、ペアとなる暗号化ログデータ62も無効となる判定を行う。
さらに、本実施の形態における画像記録装置20によれば、入力されたデータ、画像を一切加工することなくヘッダ56、デジタル画像データ55の改ざんの事実と内容、箇所を容易に検出でき、その判定結果を出力することで改ざんに関する情報をモニタ22でユーザーに通知することができる。
本発明における画像記録装置の構成を示した図である。 本発明における画像記録装置の画像メモリに一時的に格納される画像データを説明するための図である。 本発明における画像記録装置の制御処理部の機能ブロックを示した図である。 本発明における画像記録装置の制御処理部による画像記録時の動作を説明するための図である。 本発明における画像記録装置の画像蓄積装置に蓄積されたデジタル画像データを説明するための図である。 本発明における画像記録装置の制御処理部による画像記録時の処理内容を示したフローチャートである。 本発明における画像記録装置の制御処理部による改ざん箇所の検出動作を説明するための図である。 本発明における画像記録装置の制御処理部による改ざん検出動作時の処理内容を示したフローチャートである。
符号の説明
1 映像信号入力端子、2 NTSCデコーダ、3 画像圧縮処理部、4 制御処理部、5 画像メモリ、6 映像信号情報入力端子、7 CPU、8 プログラムメモリ、9 ワーキングメモリ、10 鍵メモリ、11 指示入力部、12 画像伸張処理部、13 NTSCエンコーダ、14 合成処理回路、15 映像信号出力端子、16 画像データ入出力端子、17 ログデータ入力端子、20 画像記録装置、21 画像蓄積装置、22 モニタ、41 第1のハッシュ値生成手段、42 ログデータ暗号化手段、43 ハッシュ値付加手段、44 フィールド連結記録手段、45 データ分離手段、46 第2のハッシュ値生成手段、47 比較手段、48 判定手段、49 復号化手段、50 出力制御手段、55 デジタルの画像データ、56 ヘッダ、57 デジタル画像、57A ハッシュ値付加デジタル画像、58 1フィールドの画像データ、61 第1のハッシュ値、62 暗号化ログデータ、65 第2のハッシュ値、D0 画像データ、DHE ヘッダ情報、DRG ログデータ、SP0,SP1 アナログ映像信号。

Claims (6)

  1. デジタル画像データを第1の暗号化方式を用いてフィールド単位で暗号化する第1の暗号化手段と、
    前記デジタル画像データに関連するログデータを前記第1の暗号化方式と異なる第2の暗号化方式を用いてフィールド単位で暗号化する第2の暗号化手段と、
    暗号化された前記デジタル画像データと前記ログデータをフィールド単位で連結し、画像蓄積装置に記録するフィールド連結記録手段と、を備える画像記録装置。
  2. 前記第1の暗号化手段は、
    前記デジタル画像データのフィールド毎に、前記デジタル画像データに基づき第1のハッシュ値を生成する第1のハッシュ値生成手段と、
    前記生成された第1のハッシュ値を当該第1のハッシュ値の生成の元となったフィールドの前記デジタル画像データに付加することにより、ハッシュ値付加デジタル画像を生成するハッシュ値付加手段と、を備え、
    前記第2の暗号化手段は、
    秘密鍵が保存される鍵メモリと、
    前記秘密鍵を用いて前記ログデータをフィールド毎に暗号化することにより、暗号化ログデータを生成するログデータ暗号化手段と、を備え、
    前記フィールド連結記録手段は、前記ハッシュ値付加デジタル画像と前記暗号化ログデータをフィールド単位で連結することにより連結画像データを生成し、前記画像蓄積装置に記録する、請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記画像蓄積装置から前記連結画像データを読み出し、前記連結画像データからハッシュ値付加デジタル画像と暗号化ログデータとを分離する分離手段と、
    前記第1のハッシュ値生成手段と同じ処理によって、前記ハッシュ値付加デジタル画像における前記デジタル画像データのフィールド毎に、前記デジタル画像データに基づき第2のハッシュ値を生成する第2のハッシュ値生成手段と、
    前記第1のハッシュ値と前記第2のハッシュ値とを比較する比較手段と、
    前記比較手段の出力に基づいて当該フィールドにおけるデジタル画像データの改ざんの有無を判定する判定手段と、をさらに備える、請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記判定手段が「不一致」と判定した場合に、前記判定手段による判定結果を映像信号として出力する出力制御手段をさらに備える、請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記判定手段が「不一致」と判定した場合に、
    前記出力制御手段は、前記ログデータを無効と判定し、当該判定結果を前記映像信号として出力する、請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 前記フィールド連結記録手段は、
    前記ログデータが入力された場合、前記ハッシュ値付加デジタル画像と前記暗号化ログデータをフィールド単位で連結する連結画像データを出力し、
    前記ログデータが入力されない場合、前記暗号化ログデータが連結されない前記ハッシュ値付加デジタル画像を出力する、請求項2から5のいずれかに記載の画像記録装置。
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