JP2010141756A - 撮像装置及び一眼レフ式デジタルカメラ - Google Patents

撮像装置及び一眼レフ式デジタルカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】粉塵等の除去効率を下げることなく、小型で低コストな撮像装置及び一眼レフ式デジタルカメラを提供すること。
【解決手段】被写体光束の入射側から順にローパスフィルタ10と撮像素子20を基板30上に配置してなる撮像装置1において、ローパスフィルタ10と少なくとも部分的に接触し、ローパスフィルタ10を基板30上に保持する保持枠40と、保持枠40にローパスフィルタ10とは非接触で設けられた圧電素子50とを有し、駆動電圧を印加して圧電素子50を振動させ、圧電素子50の振動をローパスフィルタ保持枠40を介してローパスフィルタ10に伝達する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置及び一眼レフ式デジタルカメラに関する。
一眼レフ式デジタルカメラのカメラ本体には、撮影レンズ交換時に侵入する空気中の浮遊ゴミ、フォーカルプレーンシャッタの羽根の磨耗片、及び接着剤の剥離による樹脂片などの粉塵(以下これらを「粉塵等」と総称する)が存在する場合がある。この粉塵等が撮像装置のローパスフィルタの表面(特に被写体光束の通過面)に付着すると画像として写ってしまい好ましくないので、撮像装置に防塵部材を設けることが提案されている(特許文献1)。
また、ローパスフィルタに付着した粉塵等をより効率的に除去するために、ローパスフィルタに直接圧電素子を貼付し、この圧電素子に駆動電圧を印加して振動させることにより、ローパスフィルタに付着した粉塵等を振り落とす撮像装置がある。
特開2004−32191号公報
しかしながら、ローパスフィルタに直接圧電素子を貼付する従来の撮像装置にあっては、高い粉塵等の除去効率を期待できるものの、被写体光束の通過面の他に圧電素子の貼付面をローパスフィルタに設けなければならず、ローパスフィルタが巨大化してしまうという問題がある。また、ローパスフィルタは他の部品と比べて高価なので、ローパスフィルタの巨大化は撮像装置のコストアップにつながる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、粉塵等の除去効率を下げることなく、小型で低コストな撮像装置及び一眼レフ式デジタルカメラを提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、被写体光束の入射側から順にローパスフィルタと撮像素子を基板上に配置してなる撮像装置において、上記ローパスフィルタと少なくとも部分的に接触し、上記ローパスフィルタを上記基板上に保持する保持枠と、上記保持枠に上記ローパスフィルタとは非接触で設けられた圧電素子とを有し、駆動電圧を印加して上記圧電素子を振動させ、該圧電素子の振動を上記ローパスフィルタ保持枠を介して上記ローパスフィルタに伝達することを特徴とする。
上記保持枠は、上記ローパスフィルタの周縁部近傍と接触し、上記ローパスフィルタを上記基板に向けて押し付ける爪部を有する。また、上記保持枠は、上記爪部と連続して形成された、上記ローパスフィルタの表面と略平行をなす中空四角状フレーム部を有する。
上記圧電素子は、上記保持枠の中空四角状フレーム部の全周に亘って設けることができる。また、上記圧電素子は、上記保持枠の中空四角状フレーム部の対向するフレームに対応して一対設けることもできる。更に、上記圧電素子は、上記保持枠の中空四角状フレーム部に連続して形成された、上記ローパスフィルタの表面と略直交する側面部に設けることもできる。
上記ローパスフィルタと上記保持枠の爪部の接触部分は接着されていることが好ましく、この接着は粘着材でなされていることがより好ましい。
上記ローパスフィルタと上記保持枠の爪部は、点接触していてもよい。
上記保持枠のいずれかの部分には、上記圧電素子の振動による保持枠の可動領域を拡げて、上記ローパスフィルタへの振動伝達率を高める振動伝達助長孔を設けることができる。
本発明の一眼レフ式デジタルカメラは、上述したいずれかの撮像装置を有するカメラ本体と、上記カメラ本体と着脱可能な撮影レンズとを有することを特徴とする。
本発明の撮像装置は、圧電素子とローパスフィルタが非接触であるにもかかわらず、圧電素子の振動がローパスフィルタ保持枠を介してローパスフィルタに伝達されるので、ローパスフィルタに付着した粉塵等を高効率で振り落とすことができ、ローパスフィルタに圧電素子の貼付面が不要となって装置を小型化することができ、この装置の小型化により低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る撮像装置1の構成を示す斜視図であり、図2は、同断面図である。
撮像装置1は、カメラ本体と撮影レンズを着脱可能な一眼レフ式デジタルスチルカメラのカメラ本体に収納され、撮影レンズから入射した被写体光束(以下単に「光束」という)の入射側から順に、ローパスフィルタ(LPF(Low Pass Filter))10と撮像素子(CCD(Charged Coupled Device))20を基板30上に配置してなる。カメラ本体には、撮像装置1の他に、画像処理部、表示部、外部メモリ挿入部、電源部、及びこれらを制御するCPU(Central Processing Unit)等の各種の装置部が収納されているが、これらの装置部は本発明には直接関係が無いので図示及び説明を省略する。
ローパスフィルタ10は、水晶又はニオブ酸リチウム等の材料からなる略矩形状の光学部材であり、基板30上の撮像素子20前面に配置されている。ローパスフィルタ10は、入射光束のうちの高周波成分だけを除去し、そのカットオフ周波数は、出力画像の解像度等に応じて設定される。
撮像素子20は、基板30上に配置された略矩形状の電子部品であり、ローパスフィルタ10を通って入射した光束を撮像信号に変換する。具体的には、撮像素子20は光電変換面21を有しており、この光電変換面21で受けた光束を処理して光電変換面21に形成される被写体像に対応した撮像信号を取得する。撮像素子20で取得された撮像信号はリード線22により画像処理部(図示せず)に送られて画像処理され、表示部(図示せず)への表示又は外部メモリ(図示せず)からの読み出し等が可能な画像データになる。
撮像素子20の光束の入射側には、撮像素子20とローパスフィルタ10の間に挟み込むように、撮像素子20の光電変換面21を保護するカバーガラス23が被せられている。また、カバーガラス23の周縁部には密閉部材24が設けられ、更に密閉部材24の周縁部の内側にローパスフィルタ10が設けられている。よって、カバーガラス23とローパスフィルタ10の間には密閉空間25が形成され、撮像素子20の光電変換面21は、カバーガラス23と密閉空間25の双方によって保護され、粉塵等の付着が防止される。
撮像装置1は、ローパスフィルタ10と少なくとも部分的に接触し、ローパスフィルタ10を基板30上に保持するローパスフィルタ保持枠(以下単に「保持枠」という)40を有している。保持枠40はある程度の可撓性を有する材料からなり、外部から加えられた力に応じて伸縮することができる。
保持枠40は、ローパスフィルタ10の周縁部近傍と接触し、ローパスフィルタ10を基板30に向けて押し付ける爪部41と、この爪部41と連続して形成された、ローパスフィルタ10の表面と略平行をなす中空四角状フレーム部42と、この中空四角状フレーム部42に連続して形成された、ローパスフィルタ10の表面と略直交する側面部43と、この側面部43から更に連続して形成され、基板30に接触する取付部44とを有している。中空四角状フレーム部42の中空部分からローパスフィルタ10が露見され、光束がローパスフィルタ10、更には撮像素子20に進入可能となっている。取付部44と基板30にはそれぞれ貫通孔が設けられており、これら貫通孔に取付部44の側からボルト45が挿入され、このボルト45に基板30の側からナット46が螺合されている。
ローパスフィルタ10と保持枠40の爪部41の接触部分(つまり、ローパスフィルタ10の周縁部近傍と保持枠40の爪部41内側の接触部分)は、例えば粘着材により接着されている。
圧電素子50は、保持枠40にローパスフィルタ10とは非接触で設けられている。具体的には、圧電素子50は四隅が丸みを帯びた中空四角形状を有し、保持枠40の中空四角状フレーム部42の全周に亘って(例えば、樹脂又は接着剤により)貼付されている。
圧電素子50は、分極処理が施された圧電板を内部電極で挟んだ単層型圧電素子、又はこの単層型圧電素子を積層した積層型圧電素子である。圧電板は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT:Pb(Zr,Ti)O3)等の酸化金属材料、又はポリフッ化ビニリデン(PVDF:PolyVinylidine DiFluoride)等の高分子材料からなる。
圧電素子50の内部電極間にはリード線(図示せず)が接続され、このリード線を介して駆動電圧を印加すると圧電板に駆動力が与えられ、圧電素子50が振動する。圧電素子50の振動動作は、圧電板の分極方向を変えることにより設定可能である。例えば、圧電板の分極方向を一方向に揃え、又は交互に反対方向にすることにより、圧電素子50の振動の方向(光束の光軸と平行な方向、垂直な方向、又は斜行する方向)及び振動の種類(縦振動、横振動又は楕円振動)を設定することができる。
ここで、上述のように、カメラ本体内に存在する粉塵等がローパスフィルタ10の表面(特に、光束の通過面)に付着すると画像の乱れ等の悪影響を及ぼすので、ローパスフィルタ10に付着した粉塵等を除去する必要がある。
そのために、粉塵等を除去したいタイミング(例えば、カメラの電源をオンにしたタイミング、電源オン期間中の所定時間ごとのタイミング等)で、圧電素子50の内部電極間に接続されたリード線に駆動電圧を印加する。これにより圧電素子50が振動し、この振動は、保持枠40を介してローパスフィルタ10に伝達される。
従って、圧電素子50とローパスフィルタ10が非接触であるにもかかわらず、ローパスフィルタ10は、圧電素子50の振動力を駆動源として利用して振動し、表面に付着した粉塵等を振り落とすことができる。
しかも、ローパスフィルタ10に圧電素子50の貼付面を設ける必要がないので、ローパスフィルタ10、ひいては撮像装置1の小型化及び低コスト化を図ることができる。
また、保持枠40の爪部41がローパスフィルタ10の周縁部近傍と接触し、ローパスフィルタ10を基板30に向けて押し付けるので、ローパスフィルタ10と保持枠40の接触を良好に維持することができるとともに、光束に対するローパスフィルタ10の位置決めを高精度に行うことができる。
また、圧電素子50が保持枠40の中空四角状フレーム部42の全周に亘って設けられているので、ローパスフィルタ10の全周縁から圧電素子50の振動力が伝達され、ローパスフィルタ10の全面から粉塵等を満遍なく除去することができる。
また、ローパスフィルタ10と保持枠40の爪部41の接触部分が接着されているので、ローパスフィルタ10と保持枠40が一体振動し、保持枠40からローパスフィルタ10への振動伝達率、ひいては粉塵等の除去効率を高めることができる。ローパスフィルタ10と保持枠40の爪部41は粘着材により接着できるので、既存の粘着材により簡単に接着することができる。
尚、圧電素子50への印加電圧の周波数は、保持枠40の材質や形状等に応じた固有の共振周波数と同じ周波数とすることが好ましい。これにより、保持枠40が圧電素子50と共振状態で振動するので振幅を大きくとることができ、圧電素子50の振動力がローパスフィルタ10に伝達され易くなる。
更に、撮像装置1は、保持枠40を介することによりローパスフィルタ10と圧電素子50を別部材とした構成となっているので、ローパスフィルタに直接圧電素子を貼付する構成と比較して以下の利点がある。
第1に、ローパスフィルタに直接圧電素子を貼付する場合、エポキシ系樹脂又はUV接着剤等で強固に接着しなければならず、その貼付精度も問題になってくる。また、これらが接着の際に貼付面から漏れてローパスフィルタの光束通過面に付着し、又は圧電素子への配線時に発生したフラックスがローパスフィルタの光束通過面まで飛散すると、良好な画像を得ることはできず、歩留まり等の問題が生じ、ローパスフィルタとしての機能が著しく低下してしまう。その点、本願では、ローパスフィルタへの圧電素子の貼付という繊細な製造工程が不要なので組み立てが簡単であり、ローパスフィルタの光束通過面に樹脂又は接着剤等が付着することもない。
第2に、製品完成後のトラブルによりローパスフィルタのみ(又は圧電素子のみ)を交換する必要が生じ得るが、ローパスフィルタに直接圧電素子を貼付する構成では、ローパスフィルタと圧電素子が強固に接着されているので、ローパスフィルタと圧電素子の双方を一体として交換せざるを得ない。その点、本願では、保持枠を介することによりローパスフィルタと圧電素子が非接触なので、ローパスフィルタと圧電素子を物理的に引き離すこともでき、ローパスフィルタ又は圧電素子の一方のみを相互に依存することなく交換することができる。特に、ローパスフィルタは高価な材料なので、圧電素子の交換に伴い何ら異常のないローパスフィルタを交換するといった無駄を省くことができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2に係る撮像装置2の構成を示す斜視図である。
撮像装置2は、実施の形態1の撮像装置1において、圧電素子50に代えて圧電素子60、61を設けた構成となっている。その他の構成要素は撮像装置1と同一なので、同一の符号を付して説明を省略する。
圧電素子60、61は細長形状を有しており、保持枠40の中空四角状フレーム部42の対向するフレーム(左右に対向するフレーム)に対応して一対設けられている。尚、圧電素子60、61は、保持枠40の中空四角状フレーム部の上下方向に対向するフレームに対応して一対設けてもよい。
この構成によっても、駆動電圧を印加すると一対の圧電素子60、61が振動し、この振動が保持枠40を介して伝達されることによりローパスフィルタ10が振動する。これにより、ローパスフィルタ10は、圧電素子60、61と非接触であるにもかかわらず、圧電素子60、61の振動力を駆動源として利用して振動し、表面に付着した粉塵等を振り落とすことができる。本実施の形態の圧電素子60、61によれば、圧電素子の使用量を低減でき、除去対象である粉塵等の量が少ない場合には特に効果的である。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3に係る撮像装置3の構成を示す斜視図である。
撮像装置3は、実施の形態1の撮像装置1において、圧電素子50に代えて圧電素子70又は71を設けた構成となっている。その他の構成要素は撮像装置1と同一なので、同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態1、2では、保持枠40の中空四角状フレーム部42に圧電素子50、60、61を設けているのに対し、本実施の形態では、中空四角状フレーム部42に連続して形成された側面部43に細長形状の圧電素子を設けている。側面部43への圧電素子の貼付位置は任意であり、側面部43のうち、中空四角状フレーム部42の上側フレーム対応部分に圧電素子70を設けてもよいし(図4(A))、右側フレーム対応部分に圧電素子71を設けてもよい(図4(B))。また、ローパスフィルタ10と接触しない範囲であれば、圧電素子を保持枠40の側面部43の内側部分に設けてもよい。
この構成によっても、駆動電圧を印加すると圧電素子70、71が振動し、この振動が保持枠40を介して伝達されることによりローパスフィルタ10が振動する。これにより、ローパスフィルタ10は、圧電素子70、71と非接触であるにもかかわらず、圧電素子70、71の振動力を駆動源として利用して振動し、表面に付着した粉塵等を振り落とすことができる。
[変形例]
1.ローパスフィルタと保持枠の爪部を点接触させる。
上記各実施の形態では、ローパスフィルタと保持枠の爪部の接触部分(つまり、ローパスフィルタの周縁部近傍と保持枠の爪部の内側部分)はともに平坦なので、これらは面接触している。これに対し、保持枠の爪部の内側部分に突起を設けることによりローパスフィルタと保持枠の爪部の接触を点接触とすることができる。この構成によれば、点接触部分(突起先端部分)を振動中心としてローパスフィルタの振動幅を大きくすることができ、粉塵等の除去効率を向上させることができる。
2.保持枠の一部を除去する。
保持枠は可撓性材料からなるので一定の振動伝達率を有しているが、その一部を除去することにより保持枠の可動領域が拡がり、更なる振動伝達率を得ることができる。具体的な例としては、保持枠の側面部のうち、左右方向の部分を除去すること(図5(A))、保持枠の中空四角状フレーム部のうち左右方向に対向するフレームに一対の振動伝達助長孔を設けること(図5(B))、保持枠の側面部のうち、中空四角状フレーム部の上側フレーム対応部分に振動伝達助長孔を設けること(図5(C))が考えられる。また、保持枠の全体又は一部に、微細なドット状の孔を設けることにより、可撓性が高まり、保持枠が圧電素子の振動に共鳴し易くなる。結果として、ローパスフィルタへの振動伝達率を高めることができる。
尚、上記各実施の形態では、圧電素子を保持枠にローパスフィルタとは非接触で設ける場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、圧電素子を、保持枠とローパスフィルタの双方に接触するように跨って設けてもよい。また、保持枠に複数の圧電素子を設ける場合、圧電素子の全部を保持枠とローパスフィルタに跨って設けてもよいし、圧電素子の一部を保持枠とローパスフィルタに跨って設けてもよい。この構成によっても、圧電素子の貼付面を削減することができ、撮像装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る撮像装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る撮像装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る撮像装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る撮像装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例を示す図である。
符号の説明
1、2、3 撮像装置
10 ローパスフィルタ
20 撮像素子
21 光電変換面
30 基板
40 ローパスフィルタ保持枠
41 爪部
42 中空四角状フレーム部
43 側面部
44 取付部
50、60、61、70、71 圧電素子

Claims (11)

  1. 被写体光束の入射側から順にローパスフィルタと撮像素子を基板上に配置してなる撮像装置において、
    上記ローパスフィルタと少なくとも部分的に接触し、上記ローパスフィルタを上記基板上に保持する保持枠と、
    上記保持枠に上記ローパスフィルタとは非接触で設けられた圧電素子とを有し、
    駆動電圧を印加して上記圧電素子を振動させ、該圧電素子の振動を上記ローパスフィルタ保持枠を介して上記ローパスフィルタに伝達する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置において、
    上記保持枠は、上記ローパスフィルタの周縁部近傍と接触し、上記ローパスフィルタを上記基板に向けて押し付ける爪部を有する撮像装置。
  3. 請求項2記載の撮像装置において、
    上記保持枠は、上記爪部と連続して形成された、上記ローパスフィルタの表面と略平行をなす中空四角状フレーム部を有する撮像装置。
  4. 請求項3記載の撮像装置において、
    上記圧電素子は、上記保持枠の中空四角状フレーム部の全周に亘って設けられている撮像装置。
  5. 請求項3記載の撮像装置において、
    上記圧電素子は、上記保持枠の中空四角状フレーム部の対向するフレームに対応して
    一対設けられている撮像装置。
  6. 請求項3記載の撮像装置において、
    上記圧電素子は、上記保持枠の中空四角状フレーム部に連続して形成された、上記ローパスフィルタの表面と略直交する側面部に設けられている撮像装置。
  7. 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の撮像装置において、
    上記ローパスフィルタと上記保持枠の爪部の接触部分は、接着されている撮像装置。
  8. 請求項7記載の撮像装置において、
    上記ローパスフィルタと上記保持枠の爪部の接触部分は、粘着材で接着されている撮像装置。
  9. 請求項2記載の撮像装置において、
    上記ローパスフィルタと上記保持枠の爪部は、点接触している撮像装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の撮像装置において、
    上記保持枠のいずれかの部分に、上記圧電素子の振動による保持枠の可動領域を拡げて上記ローパスフィルタへの振動伝達率を高める振動伝達助長孔を設けた撮像装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の撮像装置を有するカメラ本体と、
    上記カメラ本体と着脱可能な撮影レンズと、
    を有することを特徴とする一眼レフ式デジタルカメラ。
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