JP2010140396A - ファイル整合性確認システム、ファイル整合性確認方法、プログラム - Google Patents

ファイル整合性確認システム、ファイル整合性確認方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性を処理負荷を過大にせず確実に検証できるファイル整合性確認システムを提供する。
【解決手段】順次実行される複数のジョブのうち出力ジョブにおいて出力処理されたファイルを入力ジョブに入力処理する場合、ファイルの入出力順序としての整合性が出力ジョブと入力ジョブとの先行・後続関係からみて妥当であるかを確認するファイル整合性確認システム1Aに、出力ジョブ及び入力ジョブのうち少なくとも一方におけるファイルの所定の状態、及び、出力ジョブ及び入力ジョブ同士の所定の状態を確認することによって整合性を確認する整合性確認部13を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータシステムの運用シミュレーションシステムに関する。
証券、金融等をはじめ多くの業種において、顧客や取引先との取引を含めた各種業務にコンピュータシステム(以下単に「システム」と称する。)が用いられている。業務用のシステムは、一般に取り扱う業務の種類、情報処理量等が多く、多数のジョブ(処理の最小単位のこと。本明細書において同じ。)の集合体として形成されている場合が多い。そして、システムは、大量のプログラム、シェル、ジョブ等が実行されることで稼働される。従来、このようなシステムが正しく稼働しているか否かを確認するための確認システムが存在することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−222439号公報
しかし、システムにおいて各種業務の運用管理をしていく上で、プログラム、シェル、ジョブの変更が多く発生する。そして、引用文献1に記載の発明においては、このような変更に対して変更後のジョブの実行順序の妥当性の検証に多大な労力が発生するという問題がある。一方、それぞれのジョブにおいて、ファイルを入力し、入力されたファイルにデータの記録や修正を行い、出力するという処理が行われる場合も多い。そして、一のファイルが複数のジョブによって順次処理される場合、ジョブの実行順序の妥当性が担保されなければ、ファイルの内容が適正でなくなる恐れがあるが、ファイルの内容を全て確認していたのでは処理負荷が過大になってしまうという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性、及び複数のジョブの実行順序の妥当性を、処理負荷を過大にすることなく確実に検証できるファイル整合性確認システムを提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、順次実行される複数のジョブのうち一のジョブにおいて出力処理されたファイルを他のジョブに入力処理する場合、前記ファイルの入出力順序としての整合性が前記一のジョブと前記他のジョブとの先行・後続関係からみて妥当であるかを確認するファイル整合性確認システムであって、前記一のジョブ及び前記他のジョブのうち少なくとも一方における前記ファイルの所定の状態、及び、前記一のジョブ及び前記他のジョブ同士の所定の状態を確認することによって前記整合性を確認する整合性確認手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、複数の前記ジョブの実行スケジュールを管理する実行スケジュール管理手段を備え、前記整合性確認手段は、前記一のジョブ及び前記他のジョブが前記実行スケジュール管理手段において一連のジョブとしてスケジューリングされているか否かを確認することによって前記整合性を確認することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記ジョブにおけるファイルの入出力処理が行われる予定時としてのファイル基準時を管理する基準時情報管理手段を備え、前記整合性確認手段は、前記基準時情報管理手段において管理された、前記一のジョブにおいて前記ファイルの出力処理が行われる予定時としての前記ファイル基準時と前記他のジョブにおいて前記ファイルの前記入力処理が行われる予定時としての前記ファイル基準時とが所定の条件を満たすか否かを確認することによって前記整合性を確認することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記基準時情報管理手段は、前記ジョブの実行が行われる予定時としてのジョブ基準時を管理し、前記整合性確認手段は、前記基準時情報管理手段において管理された前記一のジョブ及び前記他のジョブにおける前記ジョブ基準時とが所定の条件を満たすか否かを確認することによって前記整合性を確認することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の構成に加え、特定の前記ジョブ基準時からの相対的な偏差としての世代情報を前記ファイル毎に管理する世代情報管理手段を備え、前記整合性確認手段は、前記世代情報管理手段において、前記一のジョブにおいて出力された前記ファイルの前記世代情報が前記他のジョブにおいて要求されている前記世代情報に適合するものとして管理されているか否かを確認することで前記整合性を確認することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の構成に加え、同一の前記ファイルを複数の世代にわたって記録するファイル記録手段を備え、前記世代情報管理手段は、それぞれの前記ファイル毎に設定された、前記ファイル記録手段に記録する前記同一の前記ファイルの上限世代数を管理することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の構成に加え、前記世代情報管理手段は、前記一のジョブから出力された前記ファイルで、前記ファイル記録手段に記録された前記ファイルの世代数が前記上限世代数に達している場合、記録された前記ファイルのうち最古の前記ファイルが最新の前記ファイルに置き換えられることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7のうち何れか一つに記載の構成に加え、前記整合性確認手段は、それぞれの前記ファイルの前記世代情報の更新を終了する時間情報としてのチェックポイントを前記ファイル基準時毎に設けると共に、該チェックポイントにおいては、該チェックポイント以前のファイル基準時に前記世代情報が更新されるべき前記ファイルであって前記世代情報が未更新のものについて、前記世代情報が更新されたものとして処理する特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項5乃至8のうち何れか一つに記載の構成に加え、前記整合性確認手段は、前記実行スケジュールの中で前記一のジョブ及び前記他のジョブが同一の前記ファイルを出力及び入力する場合であって、前記一のジョブにて出力される前記ファイルの前記世代情報が前記他のジョブにおいて入力が要求されている前記ファイルの前記世代情報よりも前の世代であり、かつ、前記世代情報管理手段において、前記他のジョブにおいて入力が要求されている前記世代情報を有する前記ファイルが管理されていない場合には、前記整合性を満たさないものとして判断することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項3乃至9のうち何れか一つに記載の構成に加え、前記ジョブ基準時及び前記ファイル基準時は、それぞれ、年、月、日、時のうち少なくとも何れか一つであることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、順次実行される複数のジョブのうち一のジョブにおいて出力処理されたファイルを他のジョブに入力処理する場合、前記ファイルの入出力順序としての整合性が前記一のジョブと前記他のジョブとの先行・後続関係からみて妥当であるかを確認するファイル整合性確認方法であって、前記一のジョブ及び前記他のジョブのうち少なくとも一方における前記ファイルの所定の状態、及び、前記一のジョブ及び前記他のジョブ同士の所定の状態を確認することによって前記整合性を確認する整合性確認手順を備えたことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを請求項1乃至10の何れか一つに記載のファイル整合性確認システムとして機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータに請求項11に記載のファイル整合性確認方法を実行させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、整合性確認手段が、一のジョブ及び他のジョブのうち少なくとも一方におけるファイルの所定の状態、及び、一のジョブ及び他のジョブ同士の所定の状態を確認することによって整合性を確認することにより、所定の状態にあるジョブにおいてファイルの入出力順序の妥当性を確認できる。そして、ファイルの入出力順序の確認は、ファイルを形成するデータ全体の確認する場合よりも処理負荷が軽く、また入出力順序に起因するファイルの内容の不適正さを検出できる。更に、ファイルの入出力順序を確認することで一のジョブ及び他のジョブの実行順序の妥当性も確認できる。これにより、複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性、及び複数のジョブの実行順序の妥当性を、処理負荷を過大にすることなく確実に検証できる。
請求項2に記載の発明によれば、複数のジョブの実行スケジュールを管理する実行スケジュール管理手段を備え、整合性確認手段は、一のジョブ及び他のジョブが実行スケジュール管理手段において一連のジョブとしてスケジューリングされているか否かを確認することによって整合性を確認することにより、先行・後続関係のあるジョブにおいてそれぞれ処理されるファイルについて処理状態の妥当性を確認することになる。これにより、ファイルの整合性を確認することで、当該ファイルをそれぞれ処理する複数のジョブの先行・後続関係の妥当性を検証することが可能になり、複数のジョブの実行順序の妥当性の検証及びシステムの検証の一層の効率化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ジョブにおけるファイルの入出力処理が行われる予定時としてのファイル基準時を管理する基準時情報管理手段を備え、整合性確認手段は、基準時情報管理手段において管理された、一のジョブにおいてファイルの出力処理が行われる予定時としてのファイル基準時と他のジョブにおいてファイルの入力処理が行われる予定時としてのファイル基準時とが所定の条件を満たすか否かを確認することによって整合性を確認することにより、先行・後続関係のある複数のジョブにおける、ファイルの入力処理が行われる時点の情報とファイルの出力処理が行われる時点の情報とをファイルの整合性を確認するための必須要件とし、複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性、及び複数のジョブの実行順序の妥当性を、ファイルの入出力処理が行われる具体的な時間に基づいて詳細に検証できる。
請求項4に記載の発明によれば、基準時情報管理手段は、ジョブの実行が行われる予定時としてのジョブ基準時を管理し、整合性確認手段は、一のジョブのジョブ基準時及び他のジョブのジョブ基準時を用いてそれぞれのファイル基準時を設定することにより、ファイルの入出力処理が行われる具体的な時間情報を、一のジョブ及び他のジョブが実行される時間の情報に基づいて設定することができる。これにより、複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性、及び複数のジョブの実行順序の妥当性を、現実の処理が行われる時間に基づいて詳細に検証できる。
請求項5に記載の発明によれば、特定のジョブ基準時からの相対的な偏差としての世代情報をファイル毎に管理する世代情報管理手段を備え、整合性確認手段は、世代情報管理手段において、一のジョブにおいて出力されたファイルの世代情報が他のジョブにおいて要求されている世代情報に適合するものとして管理されているか否かを確認することで整合性を確認することにより、それぞれのジョブにおいて一のファイルが時間をおいて複数回処理される場合に、ファイルの処理時に基づいてファイルの整合性を確認することが可能になる。これにより、システムの検証をより多面的に行い、検証の一層の効率化を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、同一のファイルを複数の世代にわたって記録するファイル記録手段を備え、世代情報管理手段は、それぞれのファイル毎に設定された、ファイル記録手段に記録する同一のファイルの上限世代数を管理することにより、一のジョブにおいて時間を置いて複数回処理された一のファイルの処理ごとの内容を上限世代数分記録することができて、記録されるデータ量が過大になることを防ぎつつファイルをバックアップすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、世代情報管理手段は、一のジョブから出力されたファイルで、ファイル記録手段に記録されたファイルの世代数が上限世代数に達している場合、記録されたファイルのうち最古のファイルが最新のファイルに置き換えられることにより、簡易な手順で使用可能性の低いファイルを使用可能性の高いファイルに置き換えて記録できる。これにより、記録されるデータ量が過大になることを防ぎつつ必要性の高いファイルをバックアップすることができる。
請求項8に記載の発明によれば、整合性確認手段は、それぞれのファイルの世代情報の更新を終了する時間情報としてのチェックポイントをファイル基準時毎に設けると共に、チェックポイントにおいては、チェックポイント以前のファイル基準時に世代情報が更新されるべきファイルであって世代情報が未更新のものについて、世代情報が更新されたものとして処理することにより、実際のファイルの処理が終了の如何にかかわらず、特定のファイル基準時のうちに更新されるべきファイルの世代情報の更新が完了したものとして扱い、チェックポイント以降は直ちに次のファイル基準時の世代情報の更新をすることができる。これにより、ファイルの処理結果が適正である可能性の検証を迅速に行うことができる。
請求項9に記載の発明によれば、整合性確認手段は、実行スケジュールの中で一のジョブ及び他のジョブが同一のファイルを出力及び入力する場合であって、一のジョブにて出力されるファイルの世代情報が他のジョブにおいて入力が要求されているファイルの世代情報よりも前の世代であり、かつ、世代情報管理手段において、他のジョブにおいて入力が要求されている世代情報を有するファイルが管理されていない場合には、整合性を満たさないものとして判断することにより新しい世代情報とを有する新しいファイルが、それよりも古い世代情報とを有する古いファイルによって書き換えられてしまう事態を防止できる。これにより、常に必要性の高いファイルによってバックアップされるようにすることができる。
請求項10に記載の発明によれば、ジョブ基準時及びファイル基準時は、それぞれ、年、月、日、時のうち少なくとも何れか一つであることにより、現実のシステムの運用時に基準となる時間帯を単位としてファイル整合性の確認を行うことができ、実効性の高い確認作業を行うことができる。
請求項11に記載の発明によれば、整合性確認手順において、一のジョブ及び他のジョブのうち少なくとも一方におけるファイルの所定の状態、及び、一のジョブ及び他のジョブ同士の所定の状態を確認することによって整合性を確認することにより、所定の状態にあるジョブにおいてファイルの入出力順序の妥当性を確認できる。そして、ファイルの入出力順序の確認は、ファイルを形成するデータ全体の確認する場合よりも処理負荷が軽く、また入出力順序に起因するファイルの内容の不適正さを検出できる。更に、ファイルの入出力順序を確認することで一のジョブ及び他のジョブの実行順序の妥当性も確認できる。これにより、複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性、及び複数のジョブの実行順序の妥当性を、処理負荷を過大にすることなく確実に検証できる。
請求項12、及び請求項13に記載の発明によれば、本発明をプログラム化することにより、多様なコンピュータハードウェア上で本発明を実現させることができる。
図1乃至図11には、この発明の実施の形態を示す。
図1は、この発明の実施の形態のファイル整合性確認システムのシステム構成図である。このファイル整合性確認システム1Aは、順次実行される複数のジョブのうち一のジョブにおいて出力処理されたファイルを他のジョブに入力処理する場合、ファイルの入出力順序としての整合性が一のジョブと他のジョブとの先行・後続関係からみて妥当であるかを確認するために用いられる。
同図に示すとおり、この発明の実施の形態のファイル整合性確認システム1Aは、ファイル整合性確認サーバ1に実装されたプログラムが実行されることで形成されている。ファイル整合性確認サーバ1はLAN等のネットワーク(図示せず)を介して確認対象である業務サーバシステム2の資源管理サーバ3、DBサーバ4、DAサーバ5、運用バックアップサーバ6と通信可能に接続されている。
ファイル整合性確認サーバ1はパーソナルコンピュータであって、少なくとも1のCPUを備え、図示しないが、RAM、ROM、ハードディスク等、プログラムやデータの記憶領域やCPUの演算処理の作業領域を形成する記憶部や、通信に必要な処理を行う通信インターフェース部を備えている。また、ファイル整合性確認サーバ1は、マウス、キーボード等の操作部11、LCD等からなる表示部12を有している。
ファイル整合性確認サーバ1には、CPUにおけるプログラムの演算処理の結果、「整合性確認手段」としての整合性確認部13、「実行スケジュール管理手段」としての実行スケジュール管理部14、「基準時情報管理手段」としての基準時情報管理部15が形成されている。
整合性確認部13は、「一のジョブ」としての出力ジョブ及び「他のジョブ」としての入力ジョブのうち少なくとも一方におけるファイルの所定の状態、及び、出力ジョブ及び入力ジョブ同士の所定の状態を確認することによって整合性を確認する。
実行スケジュール管理部14は、複数のジョブの実行スケジュールを管理する。具体的には、それぞれのジョブが実行される日時等に関するジョブの実行予定、及び複数のジョブの実行順序を管理する。
基準時情報管理部15は、ジョブにおけるファイルの入出力処理が行われる予定時としてのファイル基準時を管理する。この実施の形態においてファイルの入出力処理は日を基準として行われ、従ってこの実施の形態におけるファイル基準時はファイル基準日として管理される。
資源管理サーバ3はプログラムやシェルのソースなど、各種資源を管理する。
また、資源管理サーバ3には、以下(a)〜(c)のデータが記録されている。これらのデータは後述する入力情報ファイルを形成する。
(a)I/Oファイル定義情報・・・ジョブで入出力されるファイルを定義する情報
(b)ジョブ基準日情報・・・それぞれのジョブが実行される予定日である、「ジョブ基準時」としてのジョブ基準日を定義する情報
(c)ファイル通称名一覧・・・それぞれのファイルのファイル名を定義する情報
DBサーバ4及びDAサーバ5はファイル世代管理用サーバであり、世代情報管理部16においてジョブ基準日からの相対的な偏差(後述)としての世代(後述)情報をジョブ毎に管理する。DBサーバ4は主として業務サーバシステム2のオンライン業務に用いるファイルの世代情報を、DAサーバ5は主として業務サーバシステム2のバッチ業務に用いるファイルの世代情報をそれぞれ管理する。
DBサーバ4及びDAサーバ5には、以下(d),(e)のデータが記録されている。これらのデータは後述する入力情報ファイルを形成する。
(d)カレンダ情報・・・日時を定義する情報。具体的には、休日や祝日を定義するためのフラグ情報
(e)世代管理マスタ情報,世代管理情報・・・それぞれのファイルの世代を管理するための情報
なお、ここでいう「世代」とは、特定の基準日からの相対的な偏差であって、対象となるファイルが前記特定の基準日に対して現在、過去、未来にどれだけ離れているかを相対的な日数で指定したものである。この実施の形態において、特定の基準日は対象となるファイルを処理する特定のジョブのジョブ基準日が相当するものとし、また、それぞれのファイルの世代は、それぞれのジョブにおいてファイルが更新される毎に更新される。また、この実施の形態においては、後述するように「日次周期」のジョブにおいて出力されるファイルや「月次周期」のジョブにおいて出力されるファイルなどが存在する。例えば、日次周期のジョブにおいて対象となるジョブの実行日(又は実行予定日)が特定のジョブ基準日の2日前であれば2世代前のファイル、3日後であれば3世代後のファイルになる。また、月時周期のジョブにおいて対象となるジョブの実行日(又は実行予定日)が特定のジョブ基準日の50日前であれば2世代前のファイル、80日後であれば3世代後のファイルになる。
運用バックアップサーバ6は資源管理サーバ3、DBサーバ4、DAサーバ5のバックアップサーバである。また、運用バックアップサーバ6には、実行スケジュール管理部14で管理される、複数のジョブの実行スケジュールが記録されている。
更に、運用バックアップサーバ6には、以下(f),(g)のデータが記録されている。
(f)ジョブ定義情報・・・それぞれのジョブを定義するための情報。なおここには、二つのジョブが先行後続関係をもって実行される場合における当該先行後続関係を規定する情報としてのパス(以下単に「パス」と称する。本明細書において同じ。詳しくは後述する。)情報、このパスによって規定された、ジョブ毎の先行後続関係の一覧としてのジョブクロス(以下単に「ジョブクロス」と称する。本明細書において同じ。)情報、更に、ジョブ毎のスケジュール情報等の一覧としてのジョブ一覧(以下単に「ジョブ一覧」と称する。本明細書において同じ。)情報、ファイル記録部17に形成されたそれぞれのジョブが使用するファイル・テーブル(図示せず)の使用状況の一覧としてのファイルクロス(以下単に「ファイルクロス」と称する。本明細書において同じ。)情報も含まれる。
(g)翌営業日実行スケジュール情報・・・それぞれのジョブが特定の実行スケジュールの次に稼働するスケジュールの情報、即ち、それぞれのジョブにおける一の営業日の翌営業日の実行スケジュールを規定する情報
DBサーバ4、DAサーバ5のうち少なくとも何れか一方には、同様に「世代情報管理手段」としての世代情報管理部16、及び「ファイル記録手段」としてのファイル記録部17が形成されている。
ファイル記録部17には、それぞれのジョブにおいて出力または入力されるジョブが複数記録されている。これらのジョブは、複数の同一のファイルが複数の世代にわたって記録された状態となっている。
世代情報管理部16は、それぞれのファイル毎に設定された、ファイル記録部17に記録する同一のファイルの上限世代数を管理する。図2は、世代情報管理部16に記録された世代管理用テーブルのイメージ図である。同図に示す通り、世代情報管理部16に記録されたテーブルは、世代管理マスターテーブル161と世代管理情報テーブル162とからなる。世代管理マスターテーブル161には、日次周期(世代周期1611が“md”で示されたファイル)のジョブで実行される論理ファイル1612の世代数1613、月次周期(世代周期162が“mm”)のジョブで実行される論理ファイルの世代数1614が定義され、世代管理情報テーブル162には、個々の論理ファイル1621が格納される物理ファイル1622の名称、及び個々の論理ファイルの世代数を示すシーケンスNo1623が定義される。なお、この論理ファイル1612,1621は、出力ジョブ及び入力ジョブのアプリケーションで出力又は入力される態様のファイルのことをいい、物理ファイル1622は、記録媒体に記録される態様のファイルのことをいう。
次に、この実施の形態のファイル整合性確認システムの処理手順について説明する。
図3は、この実施の形態のファイル整合性確認システム1Aの処理手順を示すフローチャートである。同図に基づいて処理手順を説明すると、ファイル整合性確認サーバ1は、図1に示す通り、オペレータによる操作部11からのコマンド入力により、資源管理サーバ3、DBサーバ4、DAサーバ5、運用バックアップサーバ6からファイル整合性のチェックに必要な情報を入力情報ファイルとして取得する(ステップS1)。
具体的には、ファイル整合性確認サーバ1からのコマンドを取得した資源管理サーバ3、DBサーバ4、DAサーバ5、運用バックアップサーバ6は、予め定められた処理開始時間が到来すると、処理終了時間が到来するまでの間、上記(a)〜(g)の情報をそれぞれファイル化した入力情報ファイル18を生成し、この入力情報ファイル18を各種ネットワーク転送プロトコルを用いてファイル整合性確認サーバ1に逐次送信する。この実施の形態においては、整合性確認部13において、この処理開始時間及び処理終了時間と同一の時刻が、それぞれのファイルの世代情報を更新するためのチェックポイントとして設定されている。
図5は、この実施の形態におけるファイル整合性確認システム1Aの動作状態を示すタイムチャートである。同図に示す通り、ファイル整合性確認サーバ1は毎日決まった時刻から決まった時刻までの間ファイル整合性確認処理を行い、各サーバ3〜6は、ファイル整合性確認サーバ1が当該処理を行っている間、入力情報ファイル18をファイル整合性確認サーバ1に送信し続ける。
この実施の形態におけるファイル整合性確認サーバ1は、運用バックアップサーバ6から取得した翌営業日実行スケジュール情報を用いて、整合性確認処理を開始した時に翌営業日にあたるファイル基準日のファイルの整合性を確認する。具体的には、例えば、図5に示すように、7月30日には、翌営業日である7月31日に実行されるジョブにおけるファイルの整合性の確認を開始する。また例えば、7月31日には、翌営業日である8月1日に実行されるジョブにおけるファイルの整合性の確認を開始する。
次に、ファイル整合性確認サーバ1は、取得したファイルに基づいて整合性のチェックを行う(整合性確認手順、ステップS2)。図4は、この実施の形態のファイル整合性確認システム1Aにおける整合性のチェックの手順の詳細を示すフローチャートである。この実施の形態の具体的には、以下の事項を確認する。
〔実行スケジュール取得、及び基準時情報取得(ステップS21)〕
実行スケジュール管理部14は、運用バックアップサーバ6から取得されたジョブ管理情報を記録する。更に、実行スケジュール管理部14は、これらのジョブ管理情報からそれぞれのジョブの前後関係を取得し管理する。更にまた、基準時情報管理部15は、資源管理サーバ3から取得されたジョブ基準日一覧を記録し管理する。このジョブ基準日一覧には、ジョブの実行が行われる予定時としてのジョブ基準日が記録されており、基準時情報管理部15はこのジョブ基準日を管理する。
〔実行スケジュール確認(ステップS22)〕
整合性確認部13は、実行スケジュール管理部14に記録されたジョブ管理情報を取得し、一のジョブ及び他のジョブが実行スケジュール管理部14において一連のジョブとしてスケジューリングされているか否かを確認することによって前記整合性を確認する。図6は、この実施の形態のファイル整合性確認システム1Aにおける、それぞれのファイルの出力ジョブと入力ジョブとの有無のパターン、及び、各パターン毎のファイル整合性確認の処理の方法、及び、それぞれの処理によるファイル整合性の有無の確認結果を定義するテーブルを模式的に示す図であり、図7は、ファイル整合性確認の際に整合性確認部で用いられる、ファイル及びジョブの重大なエラーである形式不正の種類を定義するテーブルを模式的に示す図である。これらのテーブルは整合性確認部13に記録されており、整合性確認部13は確認の対象となるファイルやジョブをこれらのテーブルに照合することでファイル整合性の確認を行う。
図8は、この実施の形態のファイル整合性確認システム1Aにおけるジョブ同士の相関関係及びファイル整合性の確認の代表例を模式的に示す図である。同図の(a),(d)に示すように、複数のジョブが、同図において矢印で示されたパスによって一連になっており、ジョブA→ジョブB→ジョブC→ジョブDの順で連続して実行される場合には、これらのジョブは一連のジョブとして扱われる。更に、図8の(b)に示すように、ジョブC、ジョブD、ジョブEのように並列処理する箇所が一部に含まれていても、始点のジョブAから終点のジョブFまでがパスによって連なっており、それらが連続して実行される場合にも、これらのジョブは一連のジョブとして扱われる。一方、図8の(c)に示すように、ジョブA→ジョブB、及びジョブC→ジョブDはそれぞれ連続しているものの、ジョブBとジョブCとがパスによって連続していない場合、ジョブA及びジョブBと、ジョブC及びジョブCとはそれぞれ連続していないものとして扱われる。整合性確認部13は、ジョブ定義情報中のジョブクロス情報を取得すると共に整合性の確認の対象となったジョブのパス情報を確認し、それらが一連のジョブか否かを判断することで上述のような判断を行う。
〔基準日確認(ステップS23)〕
整合性確認部13は、基準時情報管理部15において管理された、一のジョブにおいてファイルの出力処理が行われる予定時としてのファイル基準日と、他のジョブにおいてファイルの入力処理が行われる予定時としてのファイル基準日とが所定の条件を満たすか否かを確認することによって、整合性を確認する。
具体的には、整合性確認部13は、出力ジョブのジョブ基準日、及び入力ジョブのジョブ基準日を用いてそれぞれのファイル基準日を設定する。
より具体的には、整合性確認部13は、入力情報ファイルから出力ジョブ情報100及び入力ジョブ情報110を取得し、これらジョブ情報100,110からジョブ基準日情報と相対指定情報とを取得し、両情報からファイル基準日を設定する。
図9は、この実施の形態のファイル整合性確認システム1Aにおける出力ジョブ情報及び入力ジョブ情報を模式的に示す図である。同図に示す通り、出力ジョブ情報100には、ジョブ基準日101及び世代情報102が、入力ジョブ情報110には、ジョブ基準日111及び世代情報112がそれぞれ記録されている。ジョブ基準日101,111は出力ジョブ、及び入力ジョブの実行される日、及び、“−d0”という営業日の相対指定情報が規定されている。この相対指定情報の“−d0”は営業日の0日前(つまり営業日当日)にジョブが実行されることを規定している。また、世代情報102,112は、出力ジョブ、入力ジョブの何れかを規定する“out”“in”の情報、“FILE−1”というファイル名を示す情報、基準時情報が「日」である(つまり、毎営業日毎に出入力される)ことを規定する“d”という基準日情報(毎月毎なら“m”、毎年毎なら“y”と記載される)、入力ジョブにおいては相対指定情報“d0”が規定されている。
整合性確認部13は、これら出力ジョブ情報100、入力ジョブ情報110からジョブ基準日情報103、世代管理ファイルの入出力情報104を抽出し、更に実行順序情報105を規定する。
〔世代情報確認(ステップS24)〕
整合性確認部13は、出力ジョブ情報100及び入力ジョブ情報110に記録された世代情報102,112によってそれぞれの出力ジョブ、及び入力ジョブの世代を確認する。
〔世代整合性確認(ステップS25)〕
整合性確認部13は、世代情報管理部16において、(出力ジョブ情報100が規定する)出力ジョブにおいて出力されたファイルX200の世代情報が(入力ジョブ情報110が規定する)入力ジョブにおいて要求されている世代情報に適合するものとして管理されているか否かを確認することで整合性を確認する。具体的には、以下(A)〜(D)のように整合性を確認する。
〔(A)出力ジョブ及び入力ジョブの双方にジョブ基準日が存在する場合〕
〔(A1)“出力側の世代情報=入力側の世代情報”の場合の整合性確認手順〕
まず、図8の(a),(b)に示すように、順次実行される複数のジョブにおいて、先に実行されるジョブAから出力されたファイルX200が後に実行されるジョブD又はジョブFに入力される場合、整合性確認部13は整合性があるものとして扱う。一方、図8の(c)に示すように、ジョブAから出力されたファイルX200が連続性のないジョブDで実行される場合には、整合性確認部13は整合性がないものとして扱う。但し、図6のテーブルにおいて、符号310に示す通り、過去日登録(出力ファイル基準日について、“最古のバッチ処理基準日>出力ジョブから出力されるファイルのファイル基準日”という条件を満たすもの。但し、この「最古のバッチ処理基準日」とは、“出力ジョブにおいて出力しようとしているファイル(論理ファイル)のファイル名+世代周期のバッチ処理基準日の中で最も古い日付のもの”を示す。本明細書において同じ。)をしていないものは整合性がないものとして扱う。
〔(A2)“出力側の世代情報<入力側の世代情報”の場合の整合性確認手順〕
図6の符号311に示す通り、整合性確認部13は、実行スケジュールの中で出力ジョブ及び入力ジョブが同一のファイルX200を出力及び入力する場合であって、出力ジョブから出力されるファイルX200のファイル基準日が入力ジョブのファイル基準日よりも小さく、かつ、出力ジョブにおいて出力されたファイルX200の世代情報が入力ジョブにおいて要求されている世代情報よりも過去の世代である場合には、整合性を満たさないものとして判断する。
例えば、図8の(d)に示すように、順次実行される複数のジョブのうち、先に実行されたジョブAから出力されたファイルX200のファイル基準日が昨日であり、後に実行されるジョブDはファイルX200が入力されるがジョブDには今日付のファイルX200が存在せず、また、ジョブAから出力されたファイルX200の世代情報(即ち、世代管理情報テーブル162の該当する列においてシーケンスNo1623で示された世代情報)がジョブDで要求されているファイルX200の世代情報(同様に、世代管理情報テーブル162の該当する列においてシーケンスNo1623で示された世代情報)よりも過去の世代である場合には、整合性確認部13は整合性がないものとして扱う。
但し、先に実行されるジョブAからファイルX200が出力されたとき、ファイル基準日が先に実行されたジョブAから出力されたファイルX200よりも未来であって、後から実行されるジョブDにおいて要求されている世代情報を有するファイルX200がファイル記録部17に既に記録されており、かつ、ファイル記録部17に当該ファイルX200を記録するための未使用の記録領域がある場合には、整合性確認部13は整合性があるものとして扱う。更に、例えば図8の(a)に示すようにジョブAから本日付で出力されたファイルX200が本日付でジョブDに入力される場合(即ち、図9において、符号106に示された出力ジョブ情報100の引当引数d=符号113に示された入力ジョブ情報110の引当引数d−1である場合)であって、ジョブAにおいて出力されたファイルX200の世代情報がジョブDにおいて要求されているファイルX200の世代情報以降の世代である場合には、整合性確認部13は整合性があるものとして扱う。
〔(A3)出力側の世代情報>入力側の世代情報、の場合の整合性確認手順〕
この場合、世代管理情報テーブル162と前日分の基準日付きファイルクロス情報を参照して、ファイルの存在を確認する。世代管理情報テーブル162の管理する物理ファイルがある場合には、整合性確認部13は過去日登録の有無を確認する。
一方、世代管理情報テーブル162の管理する物理ファイルがない場合であって、世代管理情報テーブル162の管理する物理ファイルがない場合には、整合性確認部13は過去日登録の有無を確認する。図6の符号312に示す通り、過去日登録がない場合、前日分のファイルクロス情報からシミュレーションした、前日終了時のファイル世代管理情報でファイル作成の有無を確認する。ファイルの作成予定があり、それが最古世代でなければ整合性はあるものとして扱われる。ファイルの作成予定がなければ整合性はないものとして扱われる。一方、過去日登録がある場合には、整合性はないものとして扱われる。
〔(B)出力ジョブのみにジョブ基準日が存在する場合〕
この場合、図6の符号313に示す通り、整合性確認部13は、実行予定のない入力ジョブの有無と、出力ジョブの実行予定の有無とによって判定を振り分ける。入力ジョブ自体がない場合、及び入力ジョブ自体がある場合のいずれも、過去日登録の有無によって整合性の有無を判断する。
〔(C)入力ジョブのみにジョブ基準日が存在する場合〕
この場合、整合性確認部13は、実行予定のない出力ジョブの有無によって判定を振り分ける。
図6の符号314に示す通り、出力ジョブ自体がない場合、入力ジョブの実行予定の有無によって整合性がないかあるかを判断する。
出力ジョブ自体がある場合、世代管理情報テーブル162と前日分の基準日付きファイルクロス情報を参照して、ファイルの存在を確認する。図6の符号315に示す通り、世代管理情報テーブル162の管理する物理ファイルがある場合には、整合性確認部13は前日分のファイルクロス情報からシミュレーションした、前日終了時のファイル世代管理情報でファイル残存を確認する。ファイルが残存している場合は整合性があるものとして扱われ、ファイルが残存していない場合には整合性がないものとして扱われる。一方、図6の符号316に示す通り、世代管理情報テーブル162の管理する物理ファイルがない場合には、整合性確認部13は前日分のファイルクロス情報からシミュレーションした、前日終了時のファイル世代管理情報でファイル作成の有無を確認する。作成予定がある場合には整合性があるものとして扱われ、作成予定がない場合には整合性はないものとして扱われる。
〔(D)出力ジョブ及び入力ジョブの双方にジョブ基準日が存在しない場合〕
この場合、整合性確認部13は、整合性があるものとして扱う。
以上の手順が完了すると、整合性確認部13は出力結果ファイルを出力する(ステップS3)。図1に示す通り、出力結果ファイル19には、上述のファイル整合性の確認の結果が記録されたファイル整合性確認結果ファイル191、及びジョブクロス情報、ジョブ一覧情報、ファイルクロス情報、一連のジョブにおいて始点のジョブから終点のジョブまでパス情報によって形成された経路情報としての2点間パス結果情報、更に、複数の各種確認結果が記録されたその他の複数種類のファイルが含まれる。
ところで、上記(B)に示すように世代情報があるファイルが出力された場合、そのファイルはファイル記録部17に記録されることになる。ここで、出力ジョブ情報100から出力されたファイルX200をファイル記録部17に入力する際において、ファイル記録部17に既に記録されたファイルX200の世代数が上限世代数に達している場合、世代情報管理部16は、ファイル記録部17に記録されたファイルX200のうち最古のファイルX200を最新のファイルX200に置き換える。
例えば、図10の(a)に示すように、世代情報管理部16が出力ジョブ情報100から出力されたファイルX200に含まれる新たな世代情報を取得すると、自らが管理しているファイルX200の世代情報の更新を行うと共に、ファイル記録部17に記録されたファイルX200を置き換えさせる。
また例えば、図10の(b)に示すように、同一ファイルを3世代まで記録可能なファイル記録部17には世代の違う3つのファイルX200,200,200が(それぞれ物理ファイルの形で、所定の記録領域(図示せず)に)既に記録されており、出力ジョブからは新たな世代のファイルX200が出力された場合、世代情報管理部16は、これまで最新の世代だったファイルX200を、最新ファイルの記録領域から二番目に新しいファイルの記録領域に移動させる。同様に、これまで二番目に新しい世代だったファイルX200を二番目に新しいファイルの記録領域から最古のファイルの記録領域へ、これまで最古の世代だったファイルX200を最古のファイル記録領域から最新のファイルの記録領域へ移動させたのち、このファイルX200をファイルX200に置き換えて最新のファイルの記録領域に記録する。
一方、業務サーバシステム2が大規模なシステムであってジョブ数が膨大である場合には、業務サーバシステム2からファイル整合性確認サーバ1の入力情報ファイル18の送信や整合性確認部13等での処理に多大な時間を要することが考えられる。一方で、オンライン処理が終了した後も業務サーバシステム2におけるジョブの実行及びファイルの出入力処理は継続して行われる場合が多い。そのため、実際に運用されている業務サーバシステム2にこのファイル整合性確認システム1Aが適用されて整合性確認が行われた場合、業務サーバシステム2の全てのファイルの出入力処理が完了し世代情報が更新されるのを待っていては、バッチ処理期間内にファイルの整合性の確認を完了することができなくなる恐れがある。
そこで、図5に示す通り、この実施の形態において、整合性確認部13は、それぞれのファイルの世代情報の更新を終了する時間情報としてのチェックポイント300,300をジョブ基準日毎に設けると共に、チェックポイント300,300においては、チェックポイント300,300以前のファイル基準日に世代情報が更新されるべきファイルであって世代情報が未更新のものについて、世代情報が更新されたものとして処理する。
具体的には、以下(処理1)(処理2)のように処理が行われる。
(処理1)特定のファイル基準日、例えば図5に示す、7月31日のファイルの整合性の確認を終了するチェックポイント300までに、業務サーバシステム2において前のファイル基準日である7月30日のジョブ(オンライン処理、バッチ処理の双方を含む)が全て終了している場合には、当該ジョブにおいて更新されたファイルの世代情報をそのまま更新されたものとして扱う。
(処理2)特定のファイル基準日、例えば図5に示す、8月1日のファイルの整合性の確認を終了するチェックポイント300までに、業務サーバシステム2において前のファイル基準日である7月31日のジョブのうち、符号301に示すバッチ処理の一部がまだ終了していない場合には、当該ジョブのうち終了したジョブ302において更新されたファイルの世代情報に加え、まだ終了していないジョブ301において更新される予定のファイルの世代情報を更新されたものとして扱う。
以上の処理手順によってファイル整合性の確認が全て終了すると、ファイル整合性確認サーバ1は表示部12に確認の結果を表示させる。図11は、この実施の形態のファイル整合性確認システム1Aにおいて、ファイル整合性確認サーバ1の表示部12に表示される確認結果画面121のイメージ図である。同図に示すように、確認結果画面121には、各行毎にそれぞれのファイル整合性確認の結果が表示される。それぞれの確認結果は、ファイル基準日1211、ファイル名1212、出力ジョブの基本項目1213、入力ジョブの基本項目1214、エラーの種類を示す記号としてのメッセージID1215、それぞれファイルのパターン(図6参照)や形式不正(図7参照)の組合せとしての整合性確認方式1216、整合性の有無の判断の理由1217が文字情報として表示される。
この確認結果画面121を見た業務サーバシステム2の開発者は、エラーが表示されたファイル(図11のメッセージID1215に“E−○○○”と表示された行の各ファイル)や、当該ファイルを実行するジョブを、当該ファイルやジョブの開発担当者に修正させることで、ファイルの入出力順序や出力ジョブ及び入力ジョブの実行順序を適正な状態に修正する。なお、このエラーの修正は、ファイル整合性確認サーバ1から出力された出力結果ファイルを業務サーバシステム2に送信して、業務サーバシステム2において自動的に行わせることもできる。
以上、この実施の形態においては、整合性確認部13が、出力ジョブ及び入力ジョブのうち少なくとも一方におけるファイルの所定の状態、及び、出力ジョブ及び入力ジョブ同士の所定の状態を確認することによって整合性を確認することにより、所定の状態にあるジョブにおいてファイルの入出力順序の妥当性を確認できる。そして、ファイルの入出力順序の確認は、ファイルを形成するデータ全体の確認する場合よりも処理負荷が軽く、また入出力順序に起因するファイルの内容の不適正さを検出できる。更に、ファイルの入出力順序を確認することで出力ジョブ及び入力ジョブの実行順序の妥当性も確認できる。これにより、複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性、及び複数のジョブの実行順序の妥当性を、処理負荷を過大にすることなく確実に検証できる。
この実施の形態においいては、複数のジョブの実行スケジュールを管理する実行スケジュール管理部14を備え、整合性確認部13は、出力ジョブ及び入力ジョブが実行スケジュール管理部14において一連のジョブとしてスケジューリングされているか否かを確認することによって整合性を確認することにより、先行・後続関係のあるジョブにおいてそれぞれ処理されるファイルについて処理状態の妥当性を確認することになる。これにより、ファイルの整合性を確認することで、当該ファイルをそれぞれ処理する複数のジョブの先行・後続関係の妥当性を検証することが可能になり、複数のジョブの実行順序の妥当性の検証及びシステムの検証の一層の効率化を図ることができる。
この実施の形態においては、ジョブにおけるファイルの入出力処理が行われる予定時としてのファイル基準日を管理する基準時情報管理部15を備え、整合性確認部13は、基準時情報管理部15において管理された、出力ジョブにおいてファイルの出力処理が行われる予定時としてのファイル基準日と入力ジョブにおいてファイルの入力処理が行われる予定時としてのファイル基準日とが所定の条件を満たすか否かを確認することによって整合性を確認することにより、先行・後続関係のある複数のジョブにおける、ファイルの入力処理が行われる時点の情報とファイルの出力処理が行われる時点の情報とをファイルの整合性を確認するための必須要件とし、複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性、及び複数のジョブの実行順序の妥当性を、ファイルの入出力処理が行われる具体的な時間に基づいて詳細に検証できる。
この実施の形態においては、基準時情報管理部15は、ジョブの実行が行われる予定時としてのジョブ基準日を管理し、整合性確認部13は、出力ジョブのジョブ基準日及び入力ジョブのジョブ基準日を用いてそれぞれのファイル基準日を設定することにより、ファイルの入出力処理が行われる具体的な時間情報を、出力ジョブ及び入力ジョブが実行される時間の情報に基づいて設定することができる。これにより、複数のジョブで処理されるファイルの処理結果が適正である可能性、及び複数のジョブの実行順序の妥当性を、現実の処理が行われる時間に基づいて詳細に検証できる。
この実施の形態においては、特定のジョブ基準日からの相対的な偏差としての世代情報をファイル毎に管理する世代情報管理部16を備え、整合性確認部13は、世代情報管理部16において、一のジョブにおいて出力されたファイルの世代情報が他のジョブにおいて要求されている世代情報に適合するものとして管理されているか否かを確認することで整合性を確認することにより、それぞれのジョブにおいて一のファイルが時間をおいて複数回処理される場合に、ファイルの処理時に基づいてファイルの整合性を確認することが可能になる。これにより、システムの検証をより多面的に行い、検証の一層の効率化を図ることができる。
この実施の形態においては、同一のファイルを複数の世代にわたって記録するファイル記録部17を備え、世代情報管理部16は、それぞれのファイル毎に設定された、ファイル記録部17に記録する同一のファイルの上限世代数を管理することにより、一のジョブにおいて時間を置いて複数回処理された一のファイルの処理ごとの内容を上限世代数分記録することができて、記録されるデータ量が過大になることを防ぎつつファイルをバックアップすることができる。
この実施の形態においては、世代情報管理部16は、出力ジョブから出力されたファイルで、ファイル記録部17に記録されたファイルの世代数が上限世代数に達している場合、記録されたファイルのうち最古のファイルが最新のファイルに置き換えられることにより、簡易な手順で使用可能性の低いファイルを使用可能性の高いファイルに置き換えて記録できる。これにより、記録されるデータ量が過大になることを防ぎつつ必要性の高いファイルをバックアップすることができる。
この実施の形態においては、整合性確認部13は、それぞれのファイルの世代情報の更新を終了する時間情報としてのチェックポイント300,300をファイル基準日毎に設けると共に、チェックポイント300,300においては、チェックポイント300,300以前のファイル基準日に世代情報が更新されるべきファイルであって世代情報が未更新のものについて、世代情報が更新されたものとして処理することにより、実際のファイルの処理が終了の如何にかかわらず、特定のファイル基準日のうちに更新されるべきファイルの世代情報の更新が完了したものとして扱い、チェックポイント300,300以降は直ちに次のファイル基準時の世代情報の更新をすることができる。これにより、ファイルの処理結果が適正である可能性の検証を迅速に行うことができる。
この実施の形態においては、整合性確認部13は、実行スケジュールの中で一のジョブ及び他のジョブが同一のファイルを出力及び入力する場合であって、一のジョブにて出力されるファイルの世代情報が他のジョブにおいて入力が要求されているファイルの世代情報よりも前の世代であり、かつ、世代情報管理部16において、他のジョブにおいて入力が要求されている世代情報を有するファイルが管理されていない場合には、整合性を満たさないものとして判断することにより新しい世代情報とを有する新しいファイルが、それよりも古い世代情報とを有する古いファイルによって書き換えられてしまう事態を防止できる。これにより、常に必要性の高いファイルによってバックアップされるようにすることができる。
なお、上記実施の形態においては、ジョブ基準時及びファイル基準時をそれぞれジョブ基準日及びファイル基準日として日を単位としたが、これに限定されず、例えばジョブ基準時及びファイル基準時をジョブ基準年及びファイル基準年、また、ジョブ基準月及びファイル基準月、ジョブ基準時(分、秒)又はファイル基準時(分、秒)等、あるいはそれらの組合せとすることができる。これにより、現実のシステムの運用時に基準となる時間帯を単位としてファイル整合性の確認を行うことができ、実効性の高い確認作業を行うことができる。
また、上記実施の形態においては、ファイル整合性確認システム1Aは業務サーバシステム2にネットワーク接続されたファイル整合性確認サーバ1に形成したが、業務サーバシステム2内に本願発明のファイル整合性確認システムを設ける構成とすることや、同様の構成にさらにクライアント端末を設け、クライアント・サーバシステムとして実現することも可能である。
上記実施の形態は例示であって、この発明が上記実施の形態に限定されることを示すものではないことは、いうまでもない。
この発明の実施の形態のファイル整合性確認システムのシステム構成図及び機能ブロック図である。 同上ファイル整合性確認システムのデータベースの詳細を示すイメージ図である。 同上ファイル整合性確認システムの処理手順を示すフローチャートである。 同上ファイル整合性確認システムにおける整合性のチェックの手順の詳細を示すフローチャートである。 同上ファイル整合性確認システムの動作状態を示すタイムチャートである。 同上ファイル整合性確認システムにおける、それぞれのファイルの出力ジョブと入力ジョブとの有無のパターン、及び、各パターン毎のファイル整合性確認の処理の方法、及び、それぞれの処理によるファイル整合性の有無の確認結果を定義するテーブルを模式的に示す図である。 同上ファイル整合性確認システムにおける、それぞれのファイル及びジョブの重大なエラーである形式不正の種類を定義するテーブルを模式的に示す図である。 同上ファイル整合性確認システムにおけるジョブ同士の相関関係及びファイル整合性の確認の代表例を模式的に示す図である。 同上ファイル整合性確認システムにおける出力ジョブ情報及び入力ジョブ情報を模式的に示す図である。 同上ファイル整合性確認システムにおける、(a)ファイル記録部に既に記録されたファイルがない場合に、ファイルがファイル記録部に記録される状態を模式的に示した図、(b)ファイル記録部に既に記録されたファイルがある場合における、新たな世代のファイルがファイル記録部に記録される状態を模式的に示した図である。 同上ファイル整合性確認システムにおいて、クライアントPCの表示部に表示される確認結果画面のイメージ図である。
符号の説明
1A・・・ファイル整合性確認システム
13・・・整合性確認部(整合性確認手段)
14・・・実行スケジュール確認部(実行スケジュール確認手段)
15・・・基準時情報確認部(基準時情報確認手段)
16・・・世代情報管理部(世代情報管理手段)
17・・・ファイル記録部(ファイル記録手段)
200,200,200,200,200・・・ファイルX(ファイル)
300,300・・・チェックポイント

Claims (13)

  1. 順次実行される複数のジョブのうち一のジョブにおいて出力処理されたファイルを他のジョブに入力処理する場合、前記ファイルの入出力順序としての整合性が前記一のジョブと前記他のジョブとの先行・後続関係からみて妥当であるかを確認するファイル整合性確認システムであって、
    前記一のジョブ及び前記他のジョブのうち少なくとも一方における前記ファイルの所定の状態、及び、前記一のジョブ及び前記他のジョブ同士の所定の状態を確認することによって前記整合性を確認する整合性確認手段を備えたことを特徴とするファイル整合性確認システム。
  2. 複数の前記ジョブの実行スケジュールを管理する実行スケジュール管理手段を備え、
    前記整合性確認手段は、前記一のジョブ及び前記他のジョブが前記実行スケジュール管理手段において一連のジョブとしてスケジューリングされているか否かを確認することによって前記整合性を確認することを特徴とする請求項1に記載のファイル整合性確認システム。
  3. 前記ジョブにおけるファイルの入出力処理が行われる予定時としてのファイル基準時を管理する基準時情報管理手段を備え、
    前記整合性確認手段は、前記基準時情報管理手段において管理された、前記一のジョブにおいて前記ファイルの出力処理が行われる予定時としての前記ファイル基準時と、前記他のジョブにおいて前記ファイルの前記入力処理が行われる予定時としての前記ファイル基準時とが所定の条件を満たすか否かを確認することによって、前記整合性を確認することを特徴とする請求項1又は2に記載のファイル整合性確認システム。
  4. 前記基準時情報管理手段は、前記ジョブの実行が行われる予定時としてのジョブ基準時を管理し、
    前記整合性確認手段は、前記一のジョブの前記ジョブ基準時及び前記他のジョブの前記ジョブ基準時を用いてそれぞれの前記ファイル基準時を設定することを特徴とする請求項3に記載のファイル整合性確認システム。
  5. 特定の前記ジョブ基準時からの相対的な偏差としての世代情報を前記ファイル毎に管理する世代情報管理手段を備え、
    前記整合性確認手段は、前記世代情報管理手段において、前記一のジョブにおいて出力された前記ファイルの前記世代情報が前記他のジョブにおいて要求されている前記世代情報に適合するものとして管理されているか否かを確認することで前記整合性を確認することを特徴とする請求項3又は4に記載のファイル整合性確認システム。
  6. 同一の前記ファイルを複数の世代にわたって記録するファイル記録手段を備え、
    前記世代情報管理手段は、それぞれの前記ファイル毎に設定された、前記ファイル記録手段に記録する前記同一の前記ファイルの上限世代数を管理することを特徴とする請求項5に記載のファイル整合性確認システム。
  7. 前記世代情報管理手段は、前記一のジョブから出力された前記ファイルで、前記ファイル記録手段に記録された前記ファイルの世代数が前記上限世代数に達している場合、記録された前記ファイルのうち最古の前記ファイルが最新の前記ファイルに置き換えられることを特徴とする請求項6に記載のファイル整合性確認システム。
  8. 前記整合性確認手段は、それぞれの前記ファイルの前記世代情報の更新を終了する時間情報としてのチェックポイントを前記ファイル基準時毎に設けると共に、該チェックポイントにおいては、該チェックポイント以前のファイル基準時に前記世代情報が更新されるべき前記ファイルであって前記世代情報が未更新のものについて、前記世代情報が更新されたものとして処理することを特徴とする請求項5乃至7のうち何れか一つに記載のファイル整合性確認システム。
  9. 前記整合性確認手段は、前記実行スケジュールの中で前記一のジョブ及び前記他のジョブが同一の前記ファイルを出力及び入力する場合であって、前記一のジョブにて出力される前記ファイルの前記世代情報が前記他のジョブにおいて入力が要求されている前記ファイルの前記世代情報よりも前の世代であり、かつ、前記世代情報管理手段において、前記他のジョブにおいて入力が要求されている前記世代情報を有する前記ファイルが管理されていない場合には、前記整合性を満たさないものとして判断することを特徴とする請求項5乃至8のうち何れか一つに記載のファイル整合性確認システム。
  10. 前記ジョブ基準時及び前記ファイル基準時は、それぞれ、年、月、日、時のうち少なくとも何れか一つであることを特徴とする請求項3乃至9のうち何れか一つに記載のファイル整合性確認システム。
  11. 順次実行される複数のジョブのうち一のジョブにおいて出力処理されたファイルを他のジョブに入力処理する場合、前記ファイルの入出力順序としての整合性が前記一のジョブと前記他のジョブとの先行・後続関係からみて妥当であるかを確認するファイル整合性確認方法であって、
    前記一のジョブ及び前記他のジョブのうち少なくとも一方における前記ファイルの所定の状態、及び、前記一のジョブ及び前記他のジョブ同士の所定の状態を確認することによって前記整合性を確認する整合性確認手順を備えたことを特徴とするファイル整合性確認方法。
  12. コンピュータを請求項1乃至10の何れか一つに記載のファイル整合性確認システムとして機能させることを特徴とするプログラム。
  13. コンピュータに請求項11に記載のファイル整合性確認方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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