JP2010136543A - 非接触給電システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移動体の移動経路に沿って配置された給電線に高周波電源から高周波電力を供給し、給電線から移動体に設けられた受電用コイルを介して非接触状態で給電する非接触給電システムであって、高周波電源は、順変換回路とスイッチング素子により構成されたインバータ回路とパワーコントロール回路とドライブ回路とゲート回路と出力電流センサと過電流検出回路とを有し、過電流検出回路が過電流を検出したときに、ゲート回路がドライブ回路に対し、ドライブ回路がインバータ回路を構成するスイッチング素子を駆動する信号の出力を一瞬遮断し、給電線へ流す電流を一瞬遮断する。
【選択図】 図5
Description
ここで、図2には、従来より公知の非接触給電システムの構成例が示されており、非接触給電システム200は、交流電力、例えば、商用交流電力などの交流電力を順変換回路により直流電力に変換し、該変換した直流電力をインバータ回路に入力して高周波電力に逆変換して出力する高周波電源202と、高周波電源202に接続された給電線(複巻きの絶縁トランス100の1次コイル102に相当する給電用コイルである。)204と、ピックアップコイル(複巻きの絶縁トランス100の2次コイル102に相当する受電用コイルである。)206が搭載された移動体208(本構成例においては、2台の移動体208が設置されている。)とを有して構成されている。
次に、図3には、給電線204と移動体208のピックアップコイル206との構成をより詳細に表した説明図が示されている。
ここで、高周波電源202の出力については、下記の式1を満たすようにして選定すればよい。
即ち、一般の動作環境においては、1台の高周波電源に対し複数台の移動体が配置されることになり、当該高周波電源の出力としては、移動体の消費電力の総和以上が必要となる。
次に、給電線204および移動体208により構成される高周波電源202の負荷回路について、図4に示す非接触給電システム200に接続される負荷回路の説明図を参照しながら詳細に説明する。
上記において説明したことより、非接触給電システム200は、以下のf0、f1およびf2で示す3つの周波数により回路構成されていることがわかる。
f1:高周波電源202の給電側の負荷回路の共振周波数
f2:高周波電源202の受電側の負荷回路の共振周波数
ここで、高周波電源202の出力周波数f0は、高周波電源202から給電線204へ供給する高周波電流の周波数であり、例えば、デジタルカウンタなどを用いて10Hz単位で高精度に調整できることが好ましい。
そして、伝送効率向上のためには、上記した高周波電源202の出力周波数f0、高周波電源202の給電側の負荷回路の共振周波数f1および高周波電源202の受電側の負荷回路の共振周波数f2の3つの周波数を同調させることが望ましいものであるが、移動体208の稼動状況により各ピックアップコイル206に流れる高周波電流が変化し、それに伴ってインダクタンスも変動するため、常時同調状態を維持するのは困難であった。
ところで、上記した共振コンデンサ300は、通常は、給電線204近辺に配置されるものであるが、軌道上には設置できない。
しかしながら、給電線204に共振コンデンサ300を接続するものであるため、この給電線204に共振コンデンサ300を接続する接続箇所は、給電線204における共振コンデンサ300の接続点の僅かな隙間により給電線204が不連続となるポイントとなり、給電線204を完全な連続状態とすることはできなかった。
換言すれば、移動体に非接触給電を行う際には、給電側となる高周波電源に直列共振回路が接続されるものであり、この直列共振回路のインダクタンスに相当する給電線が軌道範囲に敷設され、発生するコイル電圧を低下させるため、給電線に対してその一定間隔毎に共振コンデンサが接続されるものである。
なお、上記したような種々の問題点を解決するためには、例えば、負荷変動の範囲内で共振点を通過しない回路構成をとる必要があり、回路構成上の制約が多くなるという新たな問題点を招来するものであった。
即ち、本発明のうち請求項1に記載の発明は、移動体の移動経路に沿って配置された給電線に高周波電源から高周波電力を供給し、上記給電線から上記移動体に設けられた受電用コイルを介して非接触状態で給電する非接触給電システムであって、上記高周波電源は、交流電源から供給された交流電力を直流電力に変換して出力する順変換回路と、上記順変換回路から出力された直流電力を入力して高周波電力に逆変換して出力するスイッチング素子により構成されたインバータ回路と、上記順変換回路の出力を制御するパワーコントロール回路と、上記インバータ回路を構成する上記スイッチング素子を駆動するドライブ回路と、上記ドライブ回路を制御するゲート回路と、上記インバータ回路から出力される高周波電流の出力変動を検出する出力電流センサと、上記出力電流センサが検出した高周波電流の出力変動が所定の閾値を超えた過電流であるか否かを検出する過電流検出回路とを有し、上記過電流検出回路が過電流を検出したときに、上記ゲート回路が上記ドライブ回路に対し、上記ドライブ回路が上記インバータ回路を構成する上記スイッチング素子を駆動する信号の出力を一瞬遮断し、上記給電線へ流す電流を一瞬遮断するようにしたものである。
ここで、図5には、本発明による非接触給電システムにおける高周波電源のブロック構成説明図が示されている。
図5に示す高周波電源10は、交流電源、例えば、商用交流電源などの3相交流電源から供給された交流電力を直流電力に変換して出力する順変換回路12と、順変換回路12から出力された直流電力を入力して高周波交流電力に逆変換して出力するスイッチング素子により構成されたインバータ回路14と、順変換回路12の出力を制御するパワーコントロール回路16と、インバータ回路14を構成するスイッチング素子を駆動するドライブ回路18と、ドライブ回路18のオン/オフを制御するゲート回路20と、インバータ回路14から出力される高周波電流の出力変動を検出する出力電流センサ22と、出力電流センサ22が検出した出力変動が所定の値に設定された閾値を超える過電流であるか否かを検出する過電流検出回路24と、過電流検出回路24が過電流であると検出した回数をカウントするカウンタ26とを有して構成されている。
上記したように、出力電流センサ22は、インバータ回路14から出力される高周波電流の出力変動を検出するが、その検出結果はパワーコントロール回路16および過電流検出回路24へ供給される。
ここで、パワーコントロール回路16は、当該出力電流センサ22から供給された検出結果に応じて順変換回路12をフィードバック制御(図5において、一点鎖線で図示した符号Aで示すフィードバックループを参照する。)して、移動体208の稼働状況などの負荷回路の条件の変化に追随して、出力電流の電流値が所定の値となるように、順変換回路12の出力を連続的に変動する。
また、出力電流センサ22の検出結果を供給された過電流検出回路24は、出力電流センサ22が検出した出力変動が所定の値に設定された閾値を超える過電流であるか否かを検出し、その検出結果が過電流である場合には、ゲート回路20およびカウンタ26へ信号を出力する。
なお、この実施の形態においては、所定時間内にカウンタ26がカウントしたカウント数が5になると、ドライブ回路18はインバータ回路14の駆動を停止を継続するように制御し、給電線204への電流の流れが停止した状態が継続する。
ここで、移動体208のピックアップコイル206が、給電線204における共振コンデンサ300の接続点の僅かな隙間により給電線204が不連続となる不連続ポイントを通過する瞬間に、急激な負荷変動が発生する場合がある。
また、過電流検出回路24からの信号を入力したカウンタ26は、カウンタのカウント数を1だけインクリメントする。
ところで、上記したドライブ回路18のインバータ回路14を駆動する信号の遮断による出力遮断が一定間隔以上継続すると、フィードバックループAによる通常の出力制御のためのフィードバック制御が起動して、出力低下を修正しようと制御するため、逆に出力変動が過電流として検出される要因となる。
ここで、高周波電源10においては、上記したドライブ回路18のインバータ回路14を駆動する信号の遮断による出力遮断の時間間隔よりも、負荷変動の時間間隔が長い場合について検討する。
一方、高周波電源10においては、所定の時間内にカウンタ26がカウントするカウント数が5になった場合には、高周波電源10の出力を停止すべき異常現象である場合に備えて、インバータ回路14を構成するスイッチング素子たるIGBTブリッジを駆動する信号を完全に停止して、インバータ回路14を構成するスイッチング素子たるIGBTブリッジを駆動を再開させ、出力を完全に停止する(図6(a)(b)を参照する。)。これにより、給電線への電流の流れは完全に遮断される。
なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(4)に示すように変形することができるものである。
12 順変換回路
14 インバータ回路
16 パワーコントロール回路
18 ドライブ回路
20 ゲート回路
22 出力電流センサ
24 過電流検出回路
26 カウンタ
28 周波数発生器
30 アンドゲート
32 出力回路
100 複巻きの絶縁トランス
102 1次コイル
104 2次コイル
200 非接触給電システム
202 高周波電源
204 給電線
206 ピックアップコイル
208 移動体
210 コア
300 共振コンデンサ
302 共振コンデンサ
304 整流回路
A フィードバックループ
Claims (4)
- 移動体の移動経路に沿って配置された給電線に高周波電源から高周波電力を供給し、前記給電線から前記移動体に設けられた受電用コイルを介して非接触状態で給電する非接触給電システムであって、
前記高周波電源は、
交流電源から供給された交流電力を直流電力に変換して出力する順変換回路と、
前記順変換回路から出力された直流電力を入力して高周波電力に逆変換して出力するスイッチング素子により構成されたインバータ回路と、
前記順変換回路の出力を制御するパワーコントロール回路と、
前記インバータ回路を構成する前記スイッチング素子を駆動するドライブ回路と、
前記ドライブ回路を制御するゲート回路と、
前記インバータ回路から出力される高周波電流の出力変動を検出する出力電流センサと、
前記出力電流センサが検出した高周波電流の出力変動が所定の閾値を超えた過電流であるか否かを検出する過電流検出回路と
を有し、
前記過電流検出回路が過電流を検出したときに、前記ゲート回路が前記ドライブ回路に対し、前記ドライブ回路が前記インバータ回路を構成する前記スイッチング素子を駆動する信号の出力を一瞬遮断し、前記給電線へ流す電流を一瞬遮断する
ことを特徴とする非接触給電システム。 - 請求項1に記載の非接触給電システムにおいて、さらに、
前記過電流検出回路が過電流を検出した回数をカウントするカウンタを備えた
ことを特徴とする非接触給電システム。 - 請求項2に記載の非接触給電システムにおいて、
前記カウンタが所定の時間内に所定の回数をカウントしたときに、前記ゲート回路が前記ドライブ回路に対し、前記ドライブ回路が前記インバータ回路を構成する前記スイッチング素子を駆動する信号の出力を停止するための制御信号を出力する
ことを特徴とする非接触給電システム。 - 請求項1、2または3のいずれか1項の非接触給電システムにおいて、
前記出力電流センサが検出した出力変動に応じて、前記パワーコントロール回路が前記順変換回路をフィードバック制御する
ことを特徴とする非接触給電システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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