JP2010136046A - フェールセーフandゲート - Google Patents
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Abstract
【課題】安全性の検証作業が容易なフェールセーフANDゲートを提供することを目的とする。
【解決手段】全ての入力端子に論理値1の論理入力信号が入力したときのみ論理値1に相当する交流信号を発生し、回路故障時に交流信号が発生しないフェールセーフANDゲートであって、入力端子に論理値1の論理入力信号が入力したときに前段から入力する交流信号を後段へ伝達する交流信号伝達部1〜4を、入力側と出力側が電気的に絶縁されたフォトカプラPC2〜PC3を介して従続接続し、全ての入力端子a〜dに論理値1の論理入力信号が入力したときのみ初段の交流信号伝達部1の交流信号が最終段の交流信号伝達部4まで順次伝達されて論理値1に相当する交流信号を発生し、回路故障時に最終段の交流信号伝達部4から交流信号が発生しない構成とした。
【選択図】図1
【解決手段】全ての入力端子に論理値1の論理入力信号が入力したときのみ論理値1に相当する交流信号を発生し、回路故障時に交流信号が発生しないフェールセーフANDゲートであって、入力端子に論理値1の論理入力信号が入力したときに前段から入力する交流信号を後段へ伝達する交流信号伝達部1〜4を、入力側と出力側が電気的に絶縁されたフォトカプラPC2〜PC3を介して従続接続し、全ての入力端子a〜dに論理値1の論理入力信号が入力したときのみ初段の交流信号伝達部1の交流信号が最終段の交流信号伝達部4まで順次伝達されて論理値1に相当する交流信号を発生し、回路故障時に最終段の交流信号伝達部4から交流信号が発生しない構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、論理出力を交流信号の有無で表すダイナミック信号処理を用いたフェールセーフANDゲートに関する。
この種のフェールセーフANDゲートは、回路を構成する複数の信号増幅部を従続接続し、初段の信号増幅部からの交流信号が次段の信号増幅部へ伝搬していくか否かにより、各信号増幅部に論理入力信号として与える信号の論理積演算を行う。論理入力信号が全て論理値1(所定レベル以上)のとき、初段の信号増幅部からの交流信号が最終段の信号増幅部まで伝搬して交流信号が出力される(論理値1)。一方、論理入力信号のAND条件が成立しない場合や回路故障が生じた場合には交流信号の伝搬が途絶え、最終段の信号増幅部から交流信号が発生せず(論理値0)、フェールセーフ性が確保される。そして、従来のこの種のフェールセーフANDゲートとしては、例えば特許文献1等で記載されているように、抵抗と半導体素子で構成したものが知られている。
図5に、従来のこの種のフェールセーフANDゲートの具体的回路の一例を示し、その動作を簡単に説明する。
図5において、Ra〜Ruは抵抗、Qa〜Qhはトランジスタ、Da〜Dcはダイオード、Ca,Cbはコンデンサである。
このANDゲートは、それぞれ論理入力信号の入力端子を備え、論理入力信号の入力で前段からの交流信号を増幅して後段へ伝達する各信号増幅部を4つ従続接続した4入力ANDゲートの例である。4つ信号増幅部の各入力端子に入力する論理入力信号V1〜V4の全てが論理値1、即ち、電源電圧Eより高い所定レベル以上のときのみ、ダイオードDb,DcとコンデンサCa,Cbで構成した倍電圧整流回路から電源電圧Eより高レベルの出力Poutが発生し(論理値1に対応)、論理入力信号V1〜V4のいずれか1つでも論理値0、即ち、前記所定レベル未満の場合や、回路故障が発生した場合は、電源電圧Eより高レベルの出力が発生しない(論理値0に対応)。
図5において、Ra〜Ruは抵抗、Qa〜Qhはトランジスタ、Da〜Dcはダイオード、Ca,Cbはコンデンサである。
このANDゲートは、それぞれ論理入力信号の入力端子を備え、論理入力信号の入力で前段からの交流信号を増幅して後段へ伝達する各信号増幅部を4つ従続接続した4入力ANDゲートの例である。4つ信号増幅部の各入力端子に入力する論理入力信号V1〜V4の全てが論理値1、即ち、電源電圧Eより高い所定レベル以上のときのみ、ダイオードDb,DcとコンデンサCa,Cbで構成した倍電圧整流回路から電源電圧Eより高レベルの出力Poutが発生し(論理値1に対応)、論理入力信号V1〜V4のいずれか1つでも論理値0、即ち、前記所定レベル未満の場合や、回路故障が発生した場合は、電源電圧Eより高レベルの出力が発生しない(論理値0に対応)。
このANDゲートの動作を簡単に説明する。
最初、トランジスタQa〜Qgは全てOFFであり、電源Eの投入でトランジスタQb,Qc,Qf,QgはONとなる。この状態で、4つ入力信号V1〜V4が全て論理値1(電圧値が所定レベル以上)になると、次のようにトランジスタQa〜Qgが動作する。
QaOFF→QbOFF→QcOFF→QdON→QeOFF→QfOFF→QgOFF→QaON→QbON→QcON→QdOFF→QeON→QfON→QgON→QaOFF→QbOFF→QcOFF→QdON→QeOFF→QfOFF→QgOFFと動作し、以後、各トランジスタQa〜QgがON/OFFを繰返す。これにより、トランジスタQhがON/OFFを繰返して交流出力(論理値1に相当)が発生する。尚、図5の回路では、前記交流出力を倍電圧整流回路で整流して、電源電圧Eより高レベルの出力Poutとして生成している。これにより、ANDゲートの入出力間の回路短絡に対しても誤出力を発生することがない。
特公昭45−29054号公報
最初、トランジスタQa〜Qgは全てOFFであり、電源Eの投入でトランジスタQb,Qc,Qf,QgはONとなる。この状態で、4つ入力信号V1〜V4が全て論理値1(電圧値が所定レベル以上)になると、次のようにトランジスタQa〜Qgが動作する。
QaOFF→QbOFF→QcOFF→QdON→QeOFF→QfOFF→QgOFF→QaON→QbON→QcON→QdOFF→QeON→QfON→QgON→QaOFF→QbOFF→QcOFF→QdON→QeOFF→QfOFF→QgOFFと動作し、以後、各トランジスタQa〜QgがON/OFFを繰返す。これにより、トランジスタQhがON/OFFを繰返して交流出力(論理値1に相当)が発生する。尚、図5の回路では、前記交流出力を倍電圧整流回路で整流して、電源電圧Eより高レベルの出力Poutとして生成している。これにより、ANDゲートの入出力間の回路短絡に対しても誤出力を発生することがない。
しかしながら、上述した従来のフェールセーフANDGゲートは、各信号増幅部が互いに電気的に独立されていないため、例えば回路に故障が生じたときの影響範囲が限定できない。従って、ANDゲートのフェールセーフ性の検証を行う場合、回路全体についてあらゆる故障状態を想定して行わなければならず、検証作業が容易でなかった。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、故障発生時の影響範囲を小さな範囲に限定できる構成とすることにより、検証作業が容易なフェールセーフANDゲートを提供することを目的とする。
このため、請求項1の発明は、論理入力信号の入力端子をn個(nは2以上の自然数)備え、前記n個の入力端子の全てに論理値1の論理入力信号が入力したときのみ論理出力信号として論理値1に相当する交流信号を発生し、前記入力端子に入力する論理入力信号の少なくとも1つが論理値0のとき及び故障時に交流信号が発生せず論理出力信号が論理値0となるフェールセーフANDゲートにおいて、1つの入力端子を備え当該入力端子に論理値1の論理入力信号が入力したときに前段から入力する交流信号を後段へ伝達する交流信号伝達部を、前記n個設け、これらn個の交流信号伝達部を、入力側と出力側を電気的に分離してそれぞれの交流信号伝達部の独立性を確保する結合手段を介して従続接続し、全ての交流信号伝達部に論理値1の論理入力信号が入力したときのみ初段の交流信号伝達部の交流信号が最終段の交流信号伝達部まで順次伝達されて論理出力信号として論理値1に相当する交流信号を発生し、少なくとも1つの交流信号伝達部の論理入力信号が論理値0のとき及び故障時には最終段の交流信号伝達部から交流信号が発生しない構成としたことを特徴とする。
かかる構成では、互いの交流信号伝達部を、入力側と出力側を電気的に分離してそれぞれの交流信号伝達部の独立性を確保する結合手段により結合して従続接続することで、交流信号伝達部間を電気的に独立するようにした。これにより、ANDゲートに回路故障が生じたときにその影響範囲を限定することができるようになる。
請求項2のように、前記結合手段を、前段の交流信号伝達部の交流信号を光信号に変換して後段の交流信号伝達部に伝達する光結合手段とするとよい。
請求項3のように、前記n個の入力端子を、トリガ端子とホールド端子に区分する一方、前記最終段の交流信号伝達部から交流信号が発生したときに、当該交流信号に基づいて帰還信号を生成し、当該帰還信号を、前記結合手段を介して前記トリガ端子側に帰還してトリガ端子の論理入力を自己保持する自己保持部を備える構成とするとよい。
かかる構成では、トリガ端子とホールド端子に論理値1の論理入力信号が入力して論理値1の交流信号が発生した後は、トリガ端子の論理値1の論理入力信号が消滅しても自己保持部からの帰還信号のトリガ端子への入力により、ホールド端子の論理値1の論理入力信号が消滅するまで論理値1の交流信号を保持するようになる。
請求項4の発明では、最終段の交流信号伝達部と初段の交流信号伝達部とを前記結合手段を介して結合し、最終段の交流信号伝達部で生成される交流信号を初段の交流信号伝達部に帰還させる構成とした。
また、請求項5の発明では、前記初段の交流信号伝達部に、外部の発振回路から交流信号を供給する構成とした。
本発明のフェールセーフANDゲートによれば、ANDゲートを構成する複数の構成要素である交流信号伝達部を、入力側と出力側を電気的に分離してそれぞれの交流信号伝達部の独立性を確保する結合手段を介して結合して従続接続することで、複数の構成要素である交流信号伝達部を互いに電気的に独立させたので、回路に故障が発生した場合にその影響範囲を限定することが容易となり、ANDゲートの安全性の検証作業を容易化できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るフェールセーフANDゲートの第1実施形態の回路構成図である。
図1において、フェールセーフANDゲートは、ANDゲートを構成する構成要素となるn個(本実施形態ではn=4)の信号増幅部1〜4と、これら信号増幅部1〜4を結合して従属接続する4つのフォトカプラPC1〜PC4とを備えて構成される。
図1は、本発明に係るフェールセーフANDゲートの第1実施形態の回路構成図である。
図1において、フェールセーフANDゲートは、ANDゲートを構成する構成要素となるn個(本実施形態ではn=4)の信号増幅部1〜4と、これら信号増幅部1〜4を結合して従属接続する4つのフォトカプラPC1〜PC4とを備えて構成される。
各信号増幅部1〜4は、それぞれ1つの入力端子を備え、その入力端子に論理値1の論理入力信号が入力したときに前段の信号増幅部から入力する交流信号を後段の信号増幅部へ伝達するもので、交流信号伝達部に相当する。
信号増幅部1は、論理入力信号を入力する入力端子aと、抵抗R1〜R3と、PNPトランジスタQ1とを備えて構成される。信号増幅部2は、論理入力信号を入力する入力端子bと、抵抗R4〜R6と、PNPトランジスタQ2とを備えて構成される。信号増幅部3は、論理入力信号を入力する入力端子cと、抵抗R7〜R9と、PNPトランジスタQ3とを備えて構成される。信号増幅部4は、論理入力信号を入力する入力端子dと、抵抗R10〜R14と、NPNトランジスタQ4,Q5と、PNPトランジスタQ6と、出力端子eとを備えて構成される。
前記フォトカプラPC2〜PC4は、信号増幅部1〜4を互いに電気的に絶縁して光結合するもので、前段の信号増幅部1(又は2、3)の交流信号を光信号に変換して後段の信号増幅部2(又は3、4)へ交流信号を伝達する。従って、信号増幅部1〜4は、フォトカプラPC2〜PC4により互いに電気的に独立して従続接続されている。フォトカプラPC1は、最終段の信号増幅部4と初段の信号増幅部1を光結合するもので、最終段の信号増幅部4で発生した交流信号を光信号に変換して初段の信号増幅部1に帰還する。ここで、フォトカプラPC1〜PC4は、フォトダイオードとフォトトランジスとで構成され、信号入力側であるフォトダイオードと信号出力側であるフォトトランジスとは電気的に絶縁されており、その入力側と出力側を電気的に分離して隣合う交流信号伝達部間の独立性を確保する結合手段に相当している。尚、上記における「電気的に分離する」とは、入力側と出力側が電気配線で結線されていないことを意味するもので、入力側から出力側へ交流信号が伝達されないことを意味するものではない。
次に、図1に示す第1実施形態のフェールセーフANDゲートの動作を説明する。
トランジスタQ1〜Q4がOFFの状態にあるとする。この状態で、各入力端子a〜dにそれぞれ入力する論理入力信号V1〜V4が、全て所定レベル以上の論理値1になった場合、フォトカプラPC4のフォトトランジスがOFFしているので、信号増幅部4のトランジスタQ4のベースに抵抗R10、R11を介して高レベルの論理値1の信号が入力し、トランジスタQ4がONする。トランジスタQ4がON動作すると、フォトカプラPC1のフォトダイオードが発光しその光信号を受けてフォトトランジスがONする。これにより、信号増幅部1のトランジスタQ1がONする。トランジスタQ1がONすると、フォトカプラPC2のフォトダイオードからの光信号によりそのフォトトランジスがONして信号増幅部2のトランジスタQ2がONする。トランジスタQ2がONすると、フォトカプラPC3のフォトダイオードからの光信号によりそのフォトトランジスがONして信号増幅部3のトランジスタQ3がONする。トランジスタQ3がONすると、フォトカプラPC4のフォトダイオードからの光信号によりそのフォトトランジスがONして信号増幅部4のトランジスタQ4がOFFとなる。トランジスタQ4がOFFすると、フォトカプラPC1のフォトダイオードが発光せず光信号が消滅してそのフォトトランジスがOFFし信号増幅部1のトランジスタQ1がOFFする。トランジスタQ1がOFFすると、フォトカプラPC2のフォトダイオードの光信号が消滅してそのフォトトランジスがOFFして信号増幅部2のトランジスタQ2がOFFする。トランジスタQ2がOFFすると、フォトカプラPC3のフォトダイオードの光信号が消滅しそのフォトトランジスがOFFして信号増幅部3のトランジスタQ3がOFFする。トランジスタQ3がOFFすると、フォトカプラPC4のフォトダイオードの光信号が消滅しそのフォトトランジスがOFFして信号増幅部4のトランジスタQ4がONとなる。即ち、フェールセーフANDゲートの回路が正常なときは、Q4のON動作により、
Q1ON→Q2ON→Q3ON→Q4OFF→Q1OFF→Q2OFF→Q3OFF→Q4ON、と動作し、以後、上記動作を繰返す。
トランジスタQ1〜Q4がOFFの状態にあるとする。この状態で、各入力端子a〜dにそれぞれ入力する論理入力信号V1〜V4が、全て所定レベル以上の論理値1になった場合、フォトカプラPC4のフォトトランジスがOFFしているので、信号増幅部4のトランジスタQ4のベースに抵抗R10、R11を介して高レベルの論理値1の信号が入力し、トランジスタQ4がONする。トランジスタQ4がON動作すると、フォトカプラPC1のフォトダイオードが発光しその光信号を受けてフォトトランジスがONする。これにより、信号増幅部1のトランジスタQ1がONする。トランジスタQ1がONすると、フォトカプラPC2のフォトダイオードからの光信号によりそのフォトトランジスがONして信号増幅部2のトランジスタQ2がONする。トランジスタQ2がONすると、フォトカプラPC3のフォトダイオードからの光信号によりそのフォトトランジスがONして信号増幅部3のトランジスタQ3がONする。トランジスタQ3がONすると、フォトカプラPC4のフォトダイオードからの光信号によりそのフォトトランジスがONして信号増幅部4のトランジスタQ4がOFFとなる。トランジスタQ4がOFFすると、フォトカプラPC1のフォトダイオードが発光せず光信号が消滅してそのフォトトランジスがOFFし信号増幅部1のトランジスタQ1がOFFする。トランジスタQ1がOFFすると、フォトカプラPC2のフォトダイオードの光信号が消滅してそのフォトトランジスがOFFして信号増幅部2のトランジスタQ2がOFFする。トランジスタQ2がOFFすると、フォトカプラPC3のフォトダイオードの光信号が消滅しそのフォトトランジスがOFFして信号増幅部3のトランジスタQ3がOFFする。トランジスタQ3がOFFすると、フォトカプラPC4のフォトダイオードの光信号が消滅しそのフォトトランジスがOFFして信号増幅部4のトランジスタQ4がONとなる。即ち、フェールセーフANDゲートの回路が正常なときは、Q4のON動作により、
Q1ON→Q2ON→Q3ON→Q4OFF→Q1OFF→Q2OFF→Q3OFF→Q4ON、と動作し、以後、上記動作を繰返す。
このように、入力端子a〜dの全てに論理値1の論理入力信号が入力した場合は、信号増幅部4のトランジスタQ4がON/OFF動作を繰返し、これに伴って、その後段のトランジスタQ5,Q6が交互にON/OFFして、出力端子eから論理出力信号Poutとして交流信号が発生して論理値1を示す。
一方、論理入力信号V1〜V4の少なくとも1つが論理値0になった場合には、出力端子eから交流信号は発生せず、論理出力信号Poutは論理値0となる。例えば、論理入力信号V4が論理値0になった場合、トランジスタQ4は、フォトカプラPC4のフォトトランジスのON/OFF動作に関係なくOFF状態に固定し、初段の信号増幅部1に帰還信号として交流信号が伝達されず、出力端子eから交流信号は発生しない。また、論理入力信号V2が論理値0になった場合、信号増幅部2のトランジスタQ2がフォトカプラPC2のフォトトランジスのON/OFF動作に関係なくOFF状態に固定して信号増幅部3に交流信号が伝達されず、同じく出力端子eから交流信号は発生しない。
また、各信号増幅部1〜4における抵抗やトランジスタに故障が発生した場合、故障が発生した信号増幅部から次段の信号増幅部へ交流信号が伝達されないので、論理入力信号V1〜V4の少なくとも1つが論理値0になった場合と同様に、出力端子eから交流信号は発生せず論理出力信号Poutは論理値0となる。
かかる第1実施形態の構成によれば、ANDゲートを構成する構成要素である各信号増幅部1〜4を、フォトカプラPC2〜PC4を用いて結合して従続接続し、各信号増幅部1〜4を互いに電気的に独立させた状態で、初段の信号増幅部1からの交流信号を最終段の信号増幅部4まで順次伝達する構成としたので、回路に故障が発生した場合にその影響範囲を限定することが容易となる。従って、ANDゲートの安全性の検証作業が容易になる。
尚、図1に点線で示すように、2つのダイオードD1,D2と2つのコンデンサC1,C2で構成する周知の倍電圧整流回路5を、信号増幅部4の後段に設け、信号増幅部4からの交流信号を倍電圧整流して論理入力信号V4の略2倍のレベルの信号を、出力端子fから論理出力信号Poutとして出力して負荷に供給する構成としてもよい。
上記第1実施形態は、最終段の信号増幅部で発生した交流信号を帰還信号として初段の信号増幅部に帰還する自己発振回路の例であるが、外部から発振のための信号を供給する構成としてもよい。図2にその例を示す。
図2は、本発明のフェールセーフANDゲートの第2実施形態の回路構成図を示し、外部から発振のための信号を供給する場合の構成例である。尚、図1に示す第1実施形態と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
図2において、第2実施形態のフェールセーフANDゲートは、第1実施形態におけるフォトカプラPC1のフォトダイオードを信号増幅部4の代わりに、外部の発振回路6に接続し、発振回路6と信号増幅部1とをフォトカプラPC1を介して光結合する構成である。その他の構成は第1実施形態と同様である。
図2において、第2実施形態のフェールセーフANDゲートは、第1実施形態におけるフォトカプラPC1のフォトダイオードを信号増幅部4の代わりに、外部の発振回路6に接続し、発振回路6と信号増幅部1とをフォトカプラPC1を介して光結合する構成である。その他の構成は第1実施形態と同様である。
第2実施形態のフェールセーフANDゲートの動作を説明する。
トランジスタQ1〜Q4がOFFの状態にあるとする。この状態で、各入力端子a〜dにそれぞれ入力する論理入力信号V1〜V4が、全て所定レベル以上の論理値1になった場合、発振回路6の発振信号に同期して以下のように動作する。尚、発振回路6の信号をSとし、信号Sが0VのときをS=0、信号SがフォトカプラPC1を動作させる電圧より高い電圧のときをS=1とする。
トランジスタQ1〜Q4がOFFの状態にあるとする。この状態で、各入力端子a〜dにそれぞれ入力する論理入力信号V1〜V4が、全て所定レベル以上の論理値1になった場合、発振回路6の発振信号に同期して以下のように動作する。尚、発振回路6の信号をSとし、信号Sが0VのときをS=0、信号SがフォトカプラPC1を動作させる電圧より高い電圧のときをS=1とする。
S=0のとき、論理値1の論理入力信号V4によって信号増幅部4のトランジスタQ4がONし、トランジスタQ1〜Q3はOFFのままである。S=1のとき、フォトカプラPC1が動作しフォトトランジスがONするので、信号増幅部1のトランジスタQ1がONする。トランジスタQ1がONすると、第1実施形態の場合と同様にして、信号増幅部2のトランジスタQ2、信号増幅部3のトランジスタQ3が順次ONし、信号増幅部4のトランジスタQ4がOFFとなる。
即ち、フェールセーフANDゲートが正常であれば、発振回路6の信号Sに同期して、
S=0のとき、Q1OFF→Q2OFF→Q3OFF→Q4ON、
S=1のとき、Q1ON→Q2ON→Q3ON→Q4OFF
という動作を繰返す。
S=0のとき、Q1OFF→Q2OFF→Q3OFF→Q4ON、
S=1のとき、Q1ON→Q2ON→Q3ON→Q4OFF
という動作を繰返す。
かかる動作の繰返しにより、入力端子a〜dの全てに論理値1の論理入力信号が入力した場合は、発振回路6の信号Sに同期して、第1実施形態と同様にして出力端子eから論理出力信号Poutとして交流信号が発生して論理値1を示す。
また、論理入力信号V1〜V4の少なくとも1つが論理値0になった場合や、回路に故障が発生した場合は、第1実施形態と同様に出力端子eから交流信号は発生せず、論理出力信号Poutは論理値0となる。
かかる第2実施形態も、ANDゲートを構成する構成要素である各信号増幅部1〜4の電気的な独立性を確保できるので、第1実施形態と同様に、回路に故障が発生した場合でもその影響範囲の限定が容易となり、ANDゲートの安全性の検証作業が容易になる。また、本実施形態では、各信号増幅部1〜4の動作速度が向上できる。
図3に、本発明のフェールセーフANDゲートの第3実施形態の回路構成図を示し、論理入力信号を自己保持する自己保持機能を付加した場合の構成例である。尚、図2に示す第2実施形態と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
図3において、本実施形態のフェールセーフANDゲートは、第2実施形態の信号増幅部4に、抵抗R15と後述するフォトカプラPC6のフォトトランジスの直列回路を付加し、この直列回路を、抵抗R11とフォトカプラPC4のフォトトランジスの直列回路と並列に接続する構成とすると共に、倍電圧整流回路5と自己保持部7を付加して構成されている。その他の構成は、図2の第2実施形態と同様である。
図3において、本実施形態のフェールセーフANDゲートは、第2実施形態の信号増幅部4に、抵抗R15と後述するフォトカプラPC6のフォトトランジスの直列回路を付加し、この直列回路を、抵抗R11とフォトカプラPC4のフォトトランジスの直列回路と並列に接続する構成とすると共に、倍電圧整流回路5と自己保持部7を付加して構成されている。その他の構成は、図2の第2実施形態と同様である。
前記自己保持部7は、PNPトランジスタQ7と、3つの抵抗R16〜R18とを備え、フォトカプラPC5を介して発振回路6と結合すると共に、前述のフォトカプラPC6を介して信号増幅部4へ帰還信号を供給する構成である。
第3実施形態のフェールセーフANDゲートの自己保持動作を説明する。
トランジスタQ1〜Q4がOFFの状態にあるとする。この状態で、各入力端子a〜dにそれぞれ入力する論理入力信号V1〜V4が、全て所定レベル以上の論理値1になった場合、第2実施形態で説明したように、発振回路6の発振信号Sに同期して、
S=0のとき、Q1OFF→Q2OFF→Q3OFF→Q4ON、
S=1のとき、Q1ON→Q2ON→Q3ON→Q4OFF
という動作を繰返す。
トランジスタQ1〜Q4がOFFの状態にあるとする。この状態で、各入力端子a〜dにそれぞれ入力する論理入力信号V1〜V4が、全て所定レベル以上の論理値1になった場合、第2実施形態で説明したように、発振回路6の発振信号Sに同期して、
S=0のとき、Q1OFF→Q2OFF→Q3OFF→Q4ON、
S=1のとき、Q1ON→Q2ON→Q3ON→Q4OFF
という動作を繰返す。
上記の動作によって出力端子eに交流信号が発生すると、倍電圧整流回路5によって昇圧された論理入力信号V4の略2倍の電圧レベルの直流信号が発生して自己保持部7に入力する。自己保持部7では、発振回路6の信号に同期してフォトカプラPC5が動作してそのフォトトランジスがON/OFFし、フォトカプラPC5のフォトトランジスのON時にトランジスタQ7がONしてフォトカプラPC6が動作する。フォトカプラPC5は発振回路6の信号S=1のときにそのフォトトランジスがONするので、フォトカプラPC6のON/OFFタイミングはフォトカプラPC4のON/OFFタイミングと同じとなる。そして、フォトカプラPC6のフォトトランジスとフォトカプラPC4のフォトトランジスは、互いに並列接続されておりOR条件を構成しているので、フォトカプラPC6とフォトカプラPC4のいずれか一方が動作すれば、トランジスタQ4がOFFする。
従って、入力端子a〜dに入力する論理入力信号V1〜V4の全てが論理値1となって、出力端子eに交流信号が発生して自己保持部7からフォトカプラPC6を介して信号増幅部4に帰還信号が入力した後は、入力端子a〜cの論理入力信号V1〜V3が論理値0となっても、入力端子dの論理入力信号V4が論理値1のままであれば、出力端子eからは交流信号が発生し、論理値1の論理出力信号Poutが継続して出力される。
このことは、第3実施形態の回路構成は、入力端子a〜cをトリガ端子とし、入力端子dをホールド端子とし、一旦交流信号が出力(論理値1)された後は、トリガ端子への論理値1の論理入力信号を自己保持し、ホールド端子への論理値1の入力がなくなるまで論理値1の出力(交流信号の発生)を継続する自己保持回路を構成している。
図4は、本発明の第4実施形態の回路構成図で、論理入力信号を自己保持する自己保持機能を付加した場合の別の構成例である。尚、図3に示す第3実施形態と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
図4において、本実施形態は、信号増幅部4側と自己保持部7側とを電気的に独立させる構成であり、図3の信号増幅部4のトランジスタQ4に代えてフォトカプラPC5を設けて、信号増幅部4側と自己保持部7側(出力端子eと倍電圧整流回路5を含めて)とを電気的に独立させて結合すると共に、自己保持部7には定電圧Vccを供給する構成である。更に、図3のフォトカプラPC5に代えて発振器8を設け、信号増幅部1〜4の発振源と帰還信号源を独立させて構成した。その他の構成は、図3と同様である。
図4において、本実施形態は、信号増幅部4側と自己保持部7側とを電気的に独立させる構成であり、図3の信号増幅部4のトランジスタQ4に代えてフォトカプラPC5を設けて、信号増幅部4側と自己保持部7側(出力端子eと倍電圧整流回路5を含めて)とを電気的に独立させて結合すると共に、自己保持部7には定電圧Vccを供給する構成である。更に、図3のフォトカプラPC5に代えて発振器8を設け、信号増幅部1〜4の発振源と帰還信号源を独立させて構成した。その他の構成は、図3と同様である。
かかる構成では、各入力端子a〜dにそれぞれ入力する論理入力信号V1〜V4が、全て所定レベル以上の論理値1になると、図3と同様に、発振回路6の発振信号に同期して初段の信号増幅部1から最終段の信号増幅部4に順次交流信号が伝達され、フォトカプラPC5を介して出力端子eから交流信号が出力される。これにより、倍電圧整流回路5から略2Vccの電圧レベルの直流信号が自己保持部7に入力する。自己保持部7では、発振器8の出力に同期してトランジスタQ7がON/OFFし、フォトカプラPC6がON/OFFし、トリガ入力端子a〜cへの論理値1の論理入力信号が消滅しフォトカプラPC4の動作が停止しても出力端子eからの交流出力を自己保持する。
第4実施形態の構成によれば、自己保持部7からの帰還信号の周波数を、発振回路6の発振周波数に対して高く設定したり低く設定したりすることができるようになる。また、最終段の信号増幅部4を自己保持部側と電気的に独立させたので、図3の回路構成よりも更に故障発生時の影響範囲を限定でき、自己保持機能を付加した場合のANDゲートの安全性の検証作業がより一層容易になる。
図3及び図4に示した自己保持機能を付加したフェールセーフANDゲートは、例えばプレス機械等における再起動防止制御(非常停止させられた機械が非常停止状態を解除されただけでは再起動しないようにする制御)等に有効である。
上述した各実施形態では、信号増幅部を4つ従続接続する例を示したが、信号増幅部は少なくともn個(nは2以上の自然数)従続接続する構成であればよい。
また、互いの信号増幅部を電気的に独立させて結合する結合手段として、フォトカプラの例を示したが、結合手段は、入力側と出力側を電気的に分離して交流信号伝達部の電気的な独立性を確保できる構成のものであればよく、例えば、1次側(入力側)と2次側(出力側)が電気的に絶縁されているトランス等を適用することが考えられる。
また、図1や図3の各実施形態では、最終段の信号増幅部4から初段の信号増幅部1への帰還信号や自己保持部7から信号増幅部4への帰還信号を、光結合によって帰還させる構成としたが、これら帰還経路については、電気配線によって帰還信号を帰還させる構成としてもよい。
尚、本発明のフェールセーフANDゲートを利用してフェールセーフなウィンドウコンパレータを構成することが可能である。例えば、入力端子を2つ有する2入力ANDゲートとして、入力端子に入力する論理入力信号の一方に信号レベルの上限閾値を設定し、他方に信号レベルの下限閾値を設定した回路構成し、2つ入力端子を互いに接続して共通化すれば、前記閾値範囲内の信号レベルの論理入力信号が入力するときのみ、交流信号を発生するフェールセーフなウィンドウコンパレータを構成することができる。
上述したように、本発明のフェールセーフANDゲートは、交流信号伝達部を、それぞれの交流信号伝達部の独立性を確保する結合手段を介して従続接続する構成としたことを特徴としている。ここで、「独立性」は、国際規格で最も重要な概念であり、国際規格IEC62425では、システムの独立性を、次の3通りで定義している。
人的独立性:同一の知的、商業的及び/又は管理上での関与が不在であること
物理的独立性:偶発的故障の結果として、1つ以上のシステム/サブシステム/設備の正しい運用に影響する、いかなる機構も不在であること
機能的独立性:系統的又は偶発的故障の結果として、機能の正しい運用に影響する、いかなる機構も不在であること
人的独立性:同一の知的、商業的及び/又は管理上での関与が不在であること
物理的独立性:偶発的故障の結果として、1つ以上のシステム/サブシステム/設備の正しい運用に影響する、いかなる機構も不在であること
機能的独立性:系統的又は偶発的故障の結果として、機能の正しい運用に影響する、いかなる機構も不在であること
従って、安全システムは、その構成要素をできる限り独立させて構築することが望ましい。安全システムを本発明のフェールセーフANDゲートに置き換えて考えれば、フェールセーフANDゲートを構成する構成要素となるn個の交流信号伝達部を電気的に独立させてその独立性を確保することにより、ANDゲートのフェールセーフ性を格段に向上させることができる。従って、本発明のフェールセーフANDゲートは、安全性の確保が重要な機械、装置、システム等を構築する上で極めて有用である。
1〜4 信号増幅部
6 発振回路
7 自己保持部
a〜d 入力端子
Q1〜Q7 トランジスタ
R1〜R18 抵抗
PC1〜PC6 フォトカプラ
V1〜V4 論理入力信号
Pout 論理出力信号
6 発振回路
7 自己保持部
a〜d 入力端子
Q1〜Q7 トランジスタ
R1〜R18 抵抗
PC1〜PC6 フォトカプラ
V1〜V4 論理入力信号
Pout 論理出力信号
Claims (5)
- 論理入力信号の入力端子をn個(nは2以上の自然数)備え、前記n個の入力端子の全てに論理値1の論理入力信号が入力したときのみ論理出力信号として論理値1に相当する交流信号を発生し、前記入力端子に入力する論理入力信号の少なくとも1つが論理値0のとき及び回路故障時に交流信号が発生せず論理出力信号が論理値0となるフェールセーフANDゲートにおいて、
1つの入力端子を備え当該入力端子に論理値1の論理入力信号が入力したときに前段から入力する交流信号を後段へ伝達する交流信号伝達部を、前記n個設け、これらn個の交流信号伝達部を、入力側と出力側を電気的に分離してそれぞれの交流信号伝達部の独立性を確保する結合手段を介して従続接続し、全ての交流信号伝達部に論理値1の論理入力信号が入力したときのみ初段の交流信号伝達部の交流信号が最終段の交流信号伝達部まで順次伝達されて論理出力信号として論理値1に相当する交流信号を発生し、少なくとも1つの交流信号伝達部の論理入力信号が論理値0のとき及び回路故障時には最終段の交流信号伝達部から交流信号が発生しない構成としたことを特徴とするフェールセーフANDゲート。 - 前記結合手段が、前段の交流信号伝達部の交流信号を光信号に変換して後段の交流信号伝達部に伝達する光結合手段である請求項1に記載のフェールセーフANDゲート。
- 前記n個の入力端子を、トリガ端子とホールド端子に区分する一方、前記最終段の交流信号伝達部から交流信号が発生したときに、当該交流信号に基づいて帰還信号を生成し、当該帰還信号を、前記結合手段を介して前記トリガ端子側に帰還してトリガ端子の論理入力を自己保持する自己保持部を備える構成とした請求項1又は2に記載のフェールセーフANDゲート。
- 最終段の交流信号伝達部と初段の交流信号伝達部とを前記結合手段を介して結合し、最終段の交流信号伝達部で生成される交流信号を初段の交流信号伝達部に帰還させる構成とした請求項1〜3のいずれか1つに記載のフェールセーフANDゲート。
- 前記初段の交流信号伝達部に、外部の発振回路から交流信号を供給する構成とした請求項1〜3のいずれか1つに記載のフェールセーフANDゲート。
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JP2008309309A JP2010136046A (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | フェールセーフandゲート |
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