JP2010134989A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体レーザへの電流供給の停止に伴うレーザ駆動部の出力端子への高電圧の印加を回避することでレーザ駆動部の破損を阻止する光ディスク装置を提供する。
【解決手段】所定の発光パワーを得るための電流をレーザ1へ供給するレーザ駆動部10と、レーザ1とレーザ駆動部10が動作するための電源電圧を生成する電源電圧生成部13と、レーザ光の一部を受光して電気信号に変換して光検出信号を生成するレーザパワー検出部20と、レーザパワー検出部20から出力される光検出信号に基づいて、レーザの発光パワーが所望値になるようにレーザ駆動部10の駆動電流指示値を制御するレーザパワー制御部12とを備え、レーザパワー制御部12がレーザパワー制御の異常を検出した場合、電源電圧生成部13の出力電圧をレーザ駆動部10の耐圧より低い電圧まで減少させた後に、レーザ1への電流供給を停止させる、光ディスク装置である。
【選択図】図2
【解決手段】所定の発光パワーを得るための電流をレーザ1へ供給するレーザ駆動部10と、レーザ1とレーザ駆動部10が動作するための電源電圧を生成する電源電圧生成部13と、レーザ光の一部を受光して電気信号に変換して光検出信号を生成するレーザパワー検出部20と、レーザパワー検出部20から出力される光検出信号に基づいて、レーザの発光パワーが所望値になるようにレーザ駆動部10の駆動電流指示値を制御するレーザパワー制御部12とを備え、レーザパワー制御部12がレーザパワー制御の異常を検出した場合、電源電圧生成部13の出力電圧をレーザ駆動部10の耐圧より低い電圧まで減少させた後に、レーザ1への電流供給を停止させる、光ディスク装置である。
【選択図】図2
Description
本発明は、レーザパワー制御に異常が検出された場合、所定のプロシージャとしてまず半導体レーザの電源を減少させ、その後に半導体レーザへの電流供給を停止する光ディスク装置に関する。
半導体レーザを用いて記録媒体に情報を記録し再生する装置はこれまでに多数開発されている。このような装置の中でも光ディスク装置は、近年の情報量の増大に対応可能な装置として大いに注目されている。
光ディスク装置は光学ヘッドを有しており、その光学ヘッドに搭載された半導体レーザに電流を供給して半導体レーザを発光させる。情報の再生時には、光ディスク装置はディスク上に微弱な再生光を集光し、光ディスク上にマーク、ピット等として記録されている情報を反射率、偏向角などにより読み出す。また情報の記録時および消去時には、光ディスク装置は、半導体レーザに再生時よりも大きな電流を供給することによって強い光量(高パワー) で半導体レーザを発光させ、光ディスク上の材料に物理的な変化を生じさせることにより、マーク、ピット等として情報を記録し、または存在する情報を消去する。
ところが、レーザパワー制御に異常が検出された場合、光ディスクの記録内容の保障および半導体レーザの劣化防止のために、例えば、特許文献1などに開示されているように即時に半導体レーザへの電流の供給を停止する方法が取られていた。
特開2004−152375号公報
光ディスク装置は光学ヘッドを有しており、その光学ヘッドに搭載された半導体レーザに電流を供給して半導体レーザを発光させる。情報の再生時には、光ディスク装置はディスク上に微弱な再生光を集光し、光ディスク上にマーク、ピット等として記録されている情報を反射率、偏向角などにより読み出す。また情報の記録時および消去時には、光ディスク装置は、半導体レーザに再生時よりも大きな電流を供給することによって強い光量(高パワー) で半導体レーザを発光させ、光ディスク上の材料に物理的な変化を生じさせることにより、マーク、ピット等として情報を記録し、または存在する情報を消去する。
ところが、レーザパワー制御に異常が検出された場合、光ディスクの記録内容の保障および半導体レーザの劣化防止のために、例えば、特許文献1などに開示されているように即時に半導体レーザへの電流の供給を停止する方法が取られていた。
光ディスクとしてBD(Blu−Ray Disc)を記録又は再生する場合、上記半導体レーザとして青紫色GaNレーザが用いられている。この青紫色GaNレーザの今後の高出力化により、半導体レーザの動作電圧が上昇し、9.5[V]以上になる場合がある。この場合、レーザ駆動部(LDD)の動作最適点を1.8[V]程度確保するためには、電源電圧生成部(DC/DCコンバータなど)により半導体レーザのアノードに11.3V以上の電圧を供給する必要がある。
従来よりレーザパワー制御に異常が検出された場合に即時に半導体レーザへの電流を停止するが、これによりLDDの出力端子電圧Voutが電源電圧まで上昇する。LDDの出力回路にCMOSトランジスタを用いている場合、出力端子の耐圧は7Vから高耐圧品でも9.5V程度であるため、LDDを破損してしまう恐れがある。
本発明は上記課題に鑑み、半導体レーザへの電流供給の停止に伴うレーザ駆動部の出力端子への高電圧の印加を回避することでレーザ駆動部の破損を阻止する光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、光ディスクの再生または記録を行うための所定の光スポットを形成するためのレーザと、前記レーザのカソードに接続され、前記レーザから所定の発光パワーを得るための電流を前記レーザへ供給するレーザ駆動手段と、前記レーザのアノードに接続され、前記レーザと前記レーザ駆動手段が動作するための電源電圧を生成する電源電圧生成手段と、レーザ光の一部を受光して電気信号に変換して光検出信号を生成するレーザパワー検出手段と、前記レーザパワー検出手段から出力される光検出信号に基づいて、前記レーザの発光パワーが所望値になるように前記レーザ駆動手段の駆動電流指示値を制御するレーザパワー制御手段とを備え、前記レーザパワー制御手段がレーザパワー制御の異常を検出した場合、前記電源電圧生成手段の出力電圧を前記レーザ駆動手段の耐圧より低い電圧まで減少させた後に、レーザへの電流供給を停止させる、所定のプロシージャを用いることを特徴とする、光ディスク装置である。
本発明の光ディスク装置は、レーザパワー制御の異常を検出した場合、レーザ駆動手段の端子電圧をこのレーザ駆動手段の耐圧より低い電圧まで減少させた後に、レーザへの電流供給を停止させる、所定の手順を用いるので、レーザへの電流供給の停止に伴うレーザ駆動手段の出力端子への高電圧の印加が回避でき、レーザ駆動手段の破損を阻止することができる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態による光ディスク装置の機能ブロックの構成を示す。光ディスク装置は、光ディスク60に対してデータの書き込みおよび/または読み出しを行うことができる。光ディスク装置は、例えば光ディスクに記録された映画を再生する携帯型のビデオ再生機器や、光ディスクに映像および音声を記録するカムコーダである。
光ディスク60は、例えばBDが想定される。なお、本明細書では光ディスクを挙げて説明するが、他には、例えば光学的にデータを読み取りおよび書き込み可能なカードなどの光学式情報記録媒体にも適用できる。
光ディスク装置は、光学ヘッド52と、制御信号生成部54と、駆動回路56と、再生処理部58と、フォーマッタ70と、記録パルス生成部71と、パワー設定部11と、レーザパワー制御部12と、DC/DCコンバータ13を備えている。
光学ヘッド52は、光ディスク60に対してレーザ光を放射し、その反射光を受け取る光学系を有している。光学ヘッド52は、光の焦点位置を光ディスク60の半径方向および垂直方向に変化させて、光ディスク60のトラック上に正確に位置させるための制御を行う。そして、その制御が行われているときに、光ディスク60に対してデータの書き込みおよび/または読み出しを行う。光学ヘッド52の構成は後に詳述する。なお、図1には光ディスク60を記載しているが、これは説明の便宜のためであり、光ディスク装置の構成要素ではないことに留意されたい。光ディスク60は光ディスク装置に装填され、光ディスク装置から取り出される。
制御信号生成部54は、例えば、光学ヘッド52から出力されたトラッキングエラー信号(TE信号)、フォーカスエラー信号(FE信号)等のサーボ信号に基づいて、レーザ光の光スポットと光ディスク60のトラックとの半径方向および垂直方向の位置関係を制御するための制御信号を生成する。制御信号生成部54から出力された制御信号は駆動回路56に与えられる。駆動回路56は、受け取った制御信号に基づいて駆動信号を生成し、後述のアクチュエータ5または光学ヘッド52の移送台(図示せず)に印加する。これらはそれぞれ、対物レンズ4または光学ヘッド52全体を光ディスク60の半径方向および垂直方向に移動させることによって、レーザ光の光スポットと光ディスク60のトラックとの位置関係を調整する。再生処理部58は、フォーカス制御、トラッキング制御等のサーボ制御が安定して行われているとき、光ディスク60からの反射光に対して所定の再生処理を行い、再生の対象となる映像および音声の各信号を出力する。
フォーマッタ70は、ホストインタフェースを通じて装置外部から供給されるユーザデータに誤り訂正符号等の冗長データを付加し、所定のフォーマットに従い変調したビット系列(変調データ)を生成する。記録パルス生成部71は変調データに応じて所定の記録パルス信号を生成し、レーザ駆動装置10へ出力する。
フォーマッタ70は、ホストインタフェースを通じて装置外部から供給されるユーザデータに誤り訂正符号等の冗長データを付加し、所定のフォーマットに従い変調したビット系列(変調データ)を生成する。記録パルス生成部71は変調データに応じて所定の記録パルス信号を生成し、レーザ駆動装置10へ出力する。
パワー設定部11は、ユーザからの指示等に基づいて必要なレーザ発光強度を得るためのパワー設定指示信号を出力する。
レーザパワー制御部12はパワー設定部11から出力されるパワー設定指示信号を受け取り、半導体レーザ1の発光パワーが所望値になるように、レーザ駆動装置10への駆動電流指示値を出力する。詳細な動作については後述する。
レーザ駆動装置(CMOSタイプのIC)10は、記録パルス生成部71から出力される記録パルス信号と、レーザパワー制御部12から出力される駆動電流指示値に基づいて、ディスクの再生の際には、半導体レーザ1が再生に必要な発光出力をするための電流を半導体レーザ1に供給する。また光ディスクの記録の際には、半導体レーザ1が記録に必要な光パルスを生成するためのパルス電流を半導体レーザ1に供給する。詳細な動作については後述する。
またDC/DCコンバータ13は、レーザパワー制御部12から出力される信号(CONT)がHiのとき、電源電圧Vcc2を半導体レーザ1およびレーザ駆動回路10が適切に動作するために適切な値に設定する。
次に、光学ヘッド52の構成を説明する。光学ヘッド52は、半導体レーザ1と、ビームスプリッタ2と、コリメートレンズ3と、対物レンズ4と、アクチュエータ5と、回折素子6と、受光部7および19と、電流電圧変換器8と、信号処理部9と、レーザ駆動装置10と、集光レンズ18とを有する。
半導体レーザ1は、例えば、波長が405nmの青紫レーザ光を出力する光源である。この波長の値は厳密でなくてもよく、例えば400nmから415nmの範囲や、400nmから430nmの範囲であればよい。405±5nmの範囲であればより好ましい。
ビームスプリッタ2は、光の一部を透過し、その残りを反射する。コリメートレンズ3は、半導体レーザ1からの光を平行光に変換する。対物レンズ4は、半導体レーザ1から放射されたレーザ光を集束させ、所定の距離の位置に焦点を形成する。回折素子6は、光ディスク60から反射された光を受け取って、所定の回折領域によってその一部を回折させる。
受光部7は複数の受光領域を有しており、その受光領域の各々は受光した光の光量に応じた大きさの光電流を出力する。信号処理部9は、光電流に基づいてトラッキングエラー信号(TE信号)、フォーカスエラー信号(FE信号)、再生信号等を生成する。TE信号は、光ディスク60の半径方向に関する、レーザ光の光スポット位置と光ディスク60の所望のトラックとのずれを表す。FE信号は、光ディスク60の垂直方向に関する、レーザ光の光スポット位置と光ディスク60の情報記録面とのずれを表す。
集光レンズ18には、半導体レーザ1から放射された光の一部が入射し、受光部19に光ビームを集光させる。受光部19は、受光した光量に応じた大きさの光電流を出力する。電流電圧変換器8は、受光部19から出力された光電流を電圧に変換し、パワー検出信号として出力する。
一般に、光ディスクの記録において、1つの記録マークを形成するためにはディスクへ照射する半導体レーザ1の発光状態を、図3(e)に示すような光パルスとしている。光パルスは複数のパルス部に分割されており、先頭から順に、ファーストパルス部、マルチパルス部、ラストパルス部、クーリングパルス部と呼ぶ。一方、図3(e)において発光波形の縦方向、即ち振幅は、半導体レーザの発光パワーを示しており、そのパワー値は低い順に、ボトムパワー、クーリングパワー、バイアスパワー、ピークパワーの4種類に分けられる。光ディスクの記録特性の品質を確保するためには、光パルスの各パルスの立上り、立下りを高速にする必要があり、さらに光パルスの各パワーを高精度に制御する必要がある。以後、光パルスの生成方法と、光パルスに各パワーを制御する方法について述べる。
図2は、光パルスを生成するためのレーザ駆動装置10と関連ブロックの詳細な構成を示している。図2では、受光部19および電流電圧変換器8をまとめて、発光パワー検出部20として示している。レーザ駆動装置10は電流源101、102、103、104と、スイッチ111、112、113、114と、電流増幅器120とから構成される。
パワー設定部11は、記録マークの形成に必要な光パルスの各パワーの目標値をレーザパワー制御部12に対し設定する。レーザパワー制御部12は、光パルスの各パワーが目標値と等しくなるように、発光パワー検出部20の出力に基づいて、レーザ駆動装置10への駆動電流指示値をフィードバック制御して出力する。詳細な制御方法については後述する。駆動電流指示値はこの例では4種類あり、各々の電流値はIip、Iie、Iic、Iibであり、各々電流源101、102、103、104に対し入力される。電流源101、102、103、104は各々Iip、Iie、Iic、Iibに等しい電流を出力する。また電流源101、102、103に接続されたスイッチ111、112、113は各々記録パルス生成部71から出力される記録パルス206c、206b、206aによって開閉される。スイッチ114はレーザパワー制御部12から出力される制御信号LDDENAに基づいて開閉される。これらのスイッチの開閉に応じて、電流源101、102、103、104の出力電流は電流増幅器120に入力される。電流増幅器120は、MOSトランジスタ121、122及び抵抗123、124から構成されるカレントミラーであり、抵抗比123と124の比率に略比例して電流増幅度Aが決定される。電流増幅器120の最終段であるMOSトランジスタ122のドレインは、半導体レーザ1のカソードに接続されている。
一方、半導体レーザ1のアノードはDC/DCコンバータ13の出力に接続されている。レーザパワー制御部12から出力される信号(CONT)がHiのとき、DC/DCコンバータ13はVcc2として所定の電源電圧を生成する。このとき電流増幅器120の出力電流Ioが半導体レーザ1に供給される動作が可能な状態になる。またレーザパワー制御部12から出力される信号(CONT)がLoのときはDC/DCコンバータ13の動作が停止しVcc2が0[V]となるので、電流増幅器120の出力電流を半導体レーザに供給することが出来ず、半導体レーザ1は発光しない。
以下、DC/DCコンバータ13により所定の電源電圧が設定されている場合においての動作を説明する。LDDENAがLoのときは、電流増幅器120の出力電流Ioはゼロとなり、半導体レーザ1への電流の供給はされない。また、LDDENAのみがHiで、記録パルス206c、206b、206aがすべてLoのときは、出力電流Ioは、A×(Iib)となり、この電流が半導体レーザ1に供給される(以後、A×(Iib)をボトム電流値Ibとする)。また、LDDENAがHiのとき、記録パルス206c、206b、206aが各々Hiになると、出力電流Ioには各々A×(Iip)、A×(Iie)、A×(Iic)の電流値が加算され、半導体レーザ1に供給される(以後、A×(Iip)をピーク電流値Ip、A×(Iie)をバイアス電流値Ie、A×(Iic)をクーリング電流値Icとする)。
図2は、光パルスを生成するためのレーザ駆動装置10と関連ブロックの詳細な構成を示している。図2では、受光部19および電流電圧変換器8をまとめて、発光パワー検出部20として示している。レーザ駆動装置10は電流源101、102、103、104と、スイッチ111、112、113、114と、電流増幅器120とから構成される。
パワー設定部11は、記録マークの形成に必要な光パルスの各パワーの目標値をレーザパワー制御部12に対し設定する。レーザパワー制御部12は、光パルスの各パワーが目標値と等しくなるように、発光パワー検出部20の出力に基づいて、レーザ駆動装置10への駆動電流指示値をフィードバック制御して出力する。詳細な制御方法については後述する。駆動電流指示値はこの例では4種類あり、各々の電流値はIip、Iie、Iic、Iibであり、各々電流源101、102、103、104に対し入力される。電流源101、102、103、104は各々Iip、Iie、Iic、Iibに等しい電流を出力する。また電流源101、102、103に接続されたスイッチ111、112、113は各々記録パルス生成部71から出力される記録パルス206c、206b、206aによって開閉される。スイッチ114はレーザパワー制御部12から出力される制御信号LDDENAに基づいて開閉される。これらのスイッチの開閉に応じて、電流源101、102、103、104の出力電流は電流増幅器120に入力される。電流増幅器120は、MOSトランジスタ121、122及び抵抗123、124から構成されるカレントミラーであり、抵抗比123と124の比率に略比例して電流増幅度Aが決定される。電流増幅器120の最終段であるMOSトランジスタ122のドレインは、半導体レーザ1のカソードに接続されている。
一方、半導体レーザ1のアノードはDC/DCコンバータ13の出力に接続されている。レーザパワー制御部12から出力される信号(CONT)がHiのとき、DC/DCコンバータ13はVcc2として所定の電源電圧を生成する。このとき電流増幅器120の出力電流Ioが半導体レーザ1に供給される動作が可能な状態になる。またレーザパワー制御部12から出力される信号(CONT)がLoのときはDC/DCコンバータ13の動作が停止しVcc2が0[V]となるので、電流増幅器120の出力電流を半導体レーザに供給することが出来ず、半導体レーザ1は発光しない。
以下、DC/DCコンバータ13により所定の電源電圧が設定されている場合においての動作を説明する。LDDENAがLoのときは、電流増幅器120の出力電流Ioはゼロとなり、半導体レーザ1への電流の供給はされない。また、LDDENAのみがHiで、記録パルス206c、206b、206aがすべてLoのときは、出力電流Ioは、A×(Iib)となり、この電流が半導体レーザ1に供給される(以後、A×(Iib)をボトム電流値Ibとする)。また、LDDENAがHiのとき、記録パルス206c、206b、206aが各々Hiになると、出力電流Ioには各々A×(Iip)、A×(Iie)、A×(Iic)の電流値が加算され、半導体レーザ1に供給される(以後、A×(Iip)をピーク電流値Ip、A×(Iie)をバイアス電流値Ie、A×(Iic)をクーリング電流値Icとする)。
したがって記録パルス206a〜206cとして図3の(a)〜(c)に示すような信号を生成し、レーザ駆動装置10により図3(d)のようなパルス電流を生成し半導体レーザ1に供給することにより、図3(e)に示すような光パルス波形を生成することができる。
次に、光パルスの各パワー(ボトムパワー、クーリングパワー、バイアスパワー、ピークパワー)を所望のパワー値に制御する方法について、図4のレーザパワー制御部12の構成図と図5の各種波形を用いながら述べる。ここでは、DVDディスクにおける記録トラック上の各セクターの先頭に設けられたALPC(Automatic Laser Power Control)領域をテスト発光区間として利用した例について示す。なお、BDディスクの場合は、ALPC領域に相当するOAPC領域を用いる。
図4に示すように、ALPC領域において、ボトムパワーの一定値発光と、クーリングパワーの一定値発光とバイアスパワーの一定値発光と、マルチパルス発光で構成されるテスト発光パターンが生成される。テスト発光パターンは記録パルス生成部71により記録パルス206a、記録パルス206b、記録パルス206cが各々図5(h)、(i)、(j)に示すような波形で入力されることにより実現される。
上記のような方法で生成された光パルスのテスト発光パターンを、発光レベルをモニタする光検出器19で受光し光電流に変換し、電流−電圧変換器8で電圧波形に変換する。
次に、電圧変換された受光波形をサンプルホールド回路(SH1、SH2、SH3)に入力する。サンプルホールド回路41(SH1)は、図4に示すように発光波形に応じて決定されたサンプリングパルスS1のタイミングで、テスト発光区間のボトムDC値(Pb)をサンプルホールドする。サンプルホールド回路42(SH2)は、サンプリングパルスS2のタイミングで、テスト発光区間のクーリングDC値(Pc)をサンプルホールドする。サンプルホールド回路43(SH3)は、サンプリングパルスS3のタイミングで、テスト発光区間のバイアス値(Pe)をサンプルホールドする。
また、電圧変換された受光波形をローパスフイルター(LPF)45に入力する。ローパスフイルター45は、ピークパワーとボトムパワーとの間でパルス発光されたマルチパルス部分の平均値を検出するために平滑化可能な遮断周波数特性に設定する。
次に、ローパスフイルター(LPF)45の出力をサンプルホールド回路44(SH4)に入力する。サンプルホールド回路SH4では、発光波形に応じて決定されたサンプリングパルスS4のタイミングで、テスト発光区間のマルチパルス平均値(Pa)をサンプルホールドする。
次に、サンプルホールド回路SH1、SH2、SH3、SH4の各々の出力をADコンバータAD1、AD2、AD3、AD4に入力し、デジタルデータに変換する。そして変換されたデジタルデータを、演算プロセッサ(DSP)25に、各々ボトムDC値データ(Pb)、クーリングDC値データ(Pc)、バイアス値DC値データ(Pe)、マルチパルス平均値データ(Pa)として入力する。ここで演算プロセッサ25は、内部に設定されているリミッタとこれらのPb、Pc、Pe、Paとを比較し、これらのPb、Pc、Pe、Paの値が、リミッタの値よりも過大な値であるときは、発光パラー値が異常であると判定する。
次に、演算プロセッサ(DSP)25により、テスト発光区間において検出した4種のパワー値と、光パルスの目標パワー値に相当する基準値と比較して、半導体レーザ1に流すピーク電流値Ip、バイアス電流値Ie、クーリング電流値Ic、ボトム電流値Ibが目標パワー値になるように比較演算を行う。ここで演算プロセッサ25は、内部に設定されているリミッタとこれらのIp、Ie、Ic、Ibとを比較し、これらのIp、Ie、Ic、Ibの値が、リミッタの値よりも過大な値であるときは、レーザへの供給電流が異常であると判定する。
演算プロセッサ(DSP)25より出力されたボトム電流値(Ib)、クーリング電流値(Ic)、バイアス電流値(Ie)、ピーク電流値(Ip)を各々レーザ駆動装置の電流増幅度Aで除算した値(Iib、Iie、Iic、Iip)の演算データは、DAコンバータ(DA1、DA2、DA3、DA4)に入力され、アナログの電流値に変換される。以上、このようにしてレーザ駆動装置10への駆動電流指示値Iib、Iie、Iic、Iipを制御することにより、光パルスの各パワーを所望の値に制御している。
なお、DC/DCコンバータ13により設定される電源電圧Vcc2は、半導体レーザ1の動作電圧(アノードとカソードとの間の電圧)をVopとし、レーザ駆動装置10の電流増幅器120が動作するために必要な最小電圧をVhrとすると、
Vcc2≧Vop+Vhr・・・・・・(式1)
を満たすように設定される。なお、上記条件を満たす範囲であれば、半導体レーザ1の発光パワーはVcc2には依存せず、発光パワーはレーザの駆動電流に応じて制御される。
また、レーザ駆動装置10の出力端子の電圧(MOSトランジスタ122のドレインの電圧)Voutは、
Vout=Vcc2−Vop・・・・・・(式2)
となる。GaN青紫色レーザは長期間の使用による動作電流の上昇に伴い動作電圧Vopも上昇する。また特に低温状態で動作電圧Vopが上昇することが知られており、今後の高出力化に伴い、動作電圧Vopが最大で9.5[V]程度に到達するケースを見越した設計をする必要がある。また、レーザ駆動装置10の電流増幅器120が動作するために必要な最小電圧Vhrは1.8[V]程度である。したがって、高出力レーザを想定した場合、式1よりVcc2を11.3[V]以上に設定する必要があり、ここでは11.3[V]に設定するものとする。
なお出力電圧値の調整は、DC/DCコンバータ13の誤差アンプ入力端子に抵抗を介して電圧を入力することで可能であり、このような外部からの設定電圧で出力電圧を可変できる構成は、一般的なDC/DCコンバータやレギュレータで実現可能である(通常、外部から設定される電圧値が低いほど、DC/DCコンバータの出力電圧が高くなる関係になる)。本実施形態では、レーザパワー制御部12から出力されるアナログ電圧値Vadjによって、DC/DCコンバータ13の出力電圧値を所定値(この例では11.3[V])に調整している。
なお、DC/DCコンバータ13により設定される電源電圧Vcc2は、半導体レーザ1の動作電圧(アノードとカソードとの間の電圧)をVopとし、レーザ駆動装置10の電流増幅器120が動作するために必要な最小電圧をVhrとすると、
Vcc2≧Vop+Vhr・・・・・・(式1)
を満たすように設定される。なお、上記条件を満たす範囲であれば、半導体レーザ1の発光パワーはVcc2には依存せず、発光パワーはレーザの駆動電流に応じて制御される。
また、レーザ駆動装置10の出力端子の電圧(MOSトランジスタ122のドレインの電圧)Voutは、
Vout=Vcc2−Vop・・・・・・(式2)
となる。GaN青紫色レーザは長期間の使用による動作電流の上昇に伴い動作電圧Vopも上昇する。また特に低温状態で動作電圧Vopが上昇することが知られており、今後の高出力化に伴い、動作電圧Vopが最大で9.5[V]程度に到達するケースを見越した設計をする必要がある。また、レーザ駆動装置10の電流増幅器120が動作するために必要な最小電圧Vhrは1.8[V]程度である。したがって、高出力レーザを想定した場合、式1よりVcc2を11.3[V]以上に設定する必要があり、ここでは11.3[V]に設定するものとする。
なお出力電圧値の調整は、DC/DCコンバータ13の誤差アンプ入力端子に抵抗を介して電圧を入力することで可能であり、このような外部からの設定電圧で出力電圧を可変できる構成は、一般的なDC/DCコンバータやレギュレータで実現可能である(通常、外部から設定される電圧値が低いほど、DC/DCコンバータの出力電圧が高くなる関係になる)。本実施形態では、レーザパワー制御部12から出力されるアナログ電圧値Vadjによって、DC/DCコンバータ13の出力電圧値を所定値(この例では11.3[V])に調整している。
次に、本発明の実施形態による半導体レーザ1の停止方法を説明する。
図6は、従来技術による半導体レーザ1の停止方法を示すタイミングチャートである。
レーザパワー制御部12において、発光パワーの過大、過小、あるいは制御駆動電流が過大、過小など、レーザパワー制御の異常が検出された場合、半導体レーザ1の破損保護のため、LDDENAをLoにする、または駆動電流指示値(Iip、Iie、Iic、Iib)を0にして、レーザ駆動装置10の電流増幅器120の電流出力を停止し、半導体レーザ1への電流の供給を停止する。この動作により、レーザの動作電圧Vopは0[V]となるため、Vcc2を例えば11.3[V]に設定していた場合、レーザ駆動装置10の出力端子電圧Voutは、式2に従うと11.3[V]まで上昇することになる。レーザ駆動装置10の出力回路素子(トランジスタ122)の耐圧は、MOSトランジスタの場合、汎用素子では7V程度であり、高耐圧な素子を使用した場合でも9.5V程度であるため、レーザ駆動装置10の電流増幅器120を破損してしまう恐れがある。以上から、従来技術による半導体レーザ1の停止方法では、レーザ駆動装置10を破損させてしまう。
図7は、本発明の実施形態による半導体レーザ1の停止方法を示すタイミングチャートである。
レーザパワー制御の異常が検出された場合、まずレーザパワー制御部12はCONTをLoにする。これによりDC/DCコンバータ13の出力は停止になる。通常、図示していないが、電源のためデカップリングコンデンサが接続されるため、電源電圧Vcc2はコンデンサの放電に伴い徐々に低下する応答となる。そしてVcc2がレーザ駆動装置10の出力端子の耐圧未満となるように所定の期間経過したのちに、LDDENAをLoにする、または駆動電流指示値(Iip、Iie、Iic、Iib)を0にして、レーザ駆動装置10の出力電流を停止し、半導体レーザ1への電流の供給を停止する。この方法によれば、レーザ駆動装置10の出力回路素子の耐圧を超過することがないため、レーザ駆動装置10を破損することがなく、安全に停止させることができる。
以上から、本発明による半導体レーザ1の停止方法では、レーザ駆動装置10の出力回路素子の破損を阻止することができる。
図6は、従来技術による半導体レーザ1の停止方法を示すタイミングチャートである。
レーザパワー制御部12において、発光パワーの過大、過小、あるいは制御駆動電流が過大、過小など、レーザパワー制御の異常が検出された場合、半導体レーザ1の破損保護のため、LDDENAをLoにする、または駆動電流指示値(Iip、Iie、Iic、Iib)を0にして、レーザ駆動装置10の電流増幅器120の電流出力を停止し、半導体レーザ1への電流の供給を停止する。この動作により、レーザの動作電圧Vopは0[V]となるため、Vcc2を例えば11.3[V]に設定していた場合、レーザ駆動装置10の出力端子電圧Voutは、式2に従うと11.3[V]まで上昇することになる。レーザ駆動装置10の出力回路素子(トランジスタ122)の耐圧は、MOSトランジスタの場合、汎用素子では7V程度であり、高耐圧な素子を使用した場合でも9.5V程度であるため、レーザ駆動装置10の電流増幅器120を破損してしまう恐れがある。以上から、従来技術による半導体レーザ1の停止方法では、レーザ駆動装置10を破損させてしまう。
図7は、本発明の実施形態による半導体レーザ1の停止方法を示すタイミングチャートである。
レーザパワー制御の異常が検出された場合、まずレーザパワー制御部12はCONTをLoにする。これによりDC/DCコンバータ13の出力は停止になる。通常、図示していないが、電源のためデカップリングコンデンサが接続されるため、電源電圧Vcc2はコンデンサの放電に伴い徐々に低下する応答となる。そしてVcc2がレーザ駆動装置10の出力端子の耐圧未満となるように所定の期間経過したのちに、LDDENAをLoにする、または駆動電流指示値(Iip、Iie、Iic、Iib)を0にして、レーザ駆動装置10の出力電流を停止し、半導体レーザ1への電流の供給を停止する。この方法によれば、レーザ駆動装置10の出力回路素子の耐圧を超過することがないため、レーザ駆動装置10を破損することがなく、安全に停止させることができる。
以上から、本発明による半導体レーザ1の停止方法では、レーザ駆動装置10の出力回路素子の破損を阻止することができる。
なお、レーザ駆動装置10の出力回路の素子はMOSトランジスタに限るものではなく、バイポーラトランジスタなど、レーザパワー制御部12の出力値に応じて半導体レーザ1に供給する電流を制御できる構成要素である場合にも適用できる。
また、本発明の実施例においては、半導体レーザのアノード端子に接続される電源を生成する部品として、DC/DCコンバータを用いた例で説明したが、低損失レギュレータを用いた構成にも適用できる。
また、レーザパワー制御の異常が検出された場合、図8に示すようにまずレーザパワー制御部12から設定されるVadjの電圧値を変化させ、DC/DCコンバータ13の出力電圧Vcc2を下げるようにしても、同様の効果が得られる。
また、レーザパワー制御の異常が検出された場合、まず駆動電流指示値をIip、Iie、Iicを0に設定し、Iibを半導体レーザ1のしきい値電流に近い所定の値に設定するなどの方法で、図9に示すようにレーザ駆動装置10の出力電流Ioを下げ、半導体レーザ1の発光パワーを下げた後に、上述の方法と同様にVcc2をレーザ駆動装置10の出力端子の耐圧未満まで下げ、その後にレーザ駆動装置10の出力電流を停止し、半導体レーザ1への電流の供給を停止するようにしてもよい。このようにすれば、より確実に、半導体レーザ1の保護とレーザ駆動装置10の出力端子の素子の保護を両立させることができる。
なお、図10は図2に示すレーザ駆動装置10の別の回路例を示す図であり、この場合、レーザ1に接続される出力回路素子122a、122b、122c、122dが4つある場合を示している。本発明を用いると、これら4つの出力回路素子の破損を阻止できる。
なお、本実施形態は、本発明をレーザパワー制御の異常時に適用したが、記録又は再生時における通常のレーザの点灯・消灯時においても適用可能である。
図11に本発明のレーザ点灯時の動作を示す。まずレーザの点灯前において、レーザパワー制御部12から出力されるVadjの電圧値を適切に設定することにより、DC/DCコンバータ13の出力電圧Vcc2をレーザ駆動装置10の出力端子の耐圧未満まで下げた値に設定する。その後、LDDENAをHiにしてレーザを点灯する。この動作に伴い、レーザ駆動装置10の出力端子の電圧は、Vcc2からレーザの動作電圧Vopだけ低下した値になる。レーザ点灯時は、再生パワーでの発光動作になるが、再生パワー発光に必要な動作電圧Vopは4[V]程度と低いため、Vcc2の設定が低くても再生パワーでの発光動作が可能である。この後Vadjの電圧を変化させることにより、DC/DCコンバータ13の出力電圧Vcc2を記録時に必要な高電圧まで上昇させる。
また、図12を用いてレーザの消灯の動作を説明ずる。レーザの消灯前においては、Vcc2として記録発光に必要な高電圧が設定されているものとする。そこでまずレーザパワー制御部12から出力されるVadjの電圧値を変更し、DC/DCコンバータ13の出力電圧Vcc2をレーザ駆動装置10の出力端子の耐圧未満まで下げた値に設定する。その後LDDENAをLoにしてレーザを点灯する。
このようにレーザの点灯・消灯を行えば、レーザ駆動装置10の出力回路素子の耐圧を超過することがないため、レーザ駆動装置10を破損することがなく、安全に停止させることができる。
図11に本発明のレーザ点灯時の動作を示す。まずレーザの点灯前において、レーザパワー制御部12から出力されるVadjの電圧値を適切に設定することにより、DC/DCコンバータ13の出力電圧Vcc2をレーザ駆動装置10の出力端子の耐圧未満まで下げた値に設定する。その後、LDDENAをHiにしてレーザを点灯する。この動作に伴い、レーザ駆動装置10の出力端子の電圧は、Vcc2からレーザの動作電圧Vopだけ低下した値になる。レーザ点灯時は、再生パワーでの発光動作になるが、再生パワー発光に必要な動作電圧Vopは4[V]程度と低いため、Vcc2の設定が低くても再生パワーでの発光動作が可能である。この後Vadjの電圧を変化させることにより、DC/DCコンバータ13の出力電圧Vcc2を記録時に必要な高電圧まで上昇させる。
また、図12を用いてレーザの消灯の動作を説明ずる。レーザの消灯前においては、Vcc2として記録発光に必要な高電圧が設定されているものとする。そこでまずレーザパワー制御部12から出力されるVadjの電圧値を変更し、DC/DCコンバータ13の出力電圧Vcc2をレーザ駆動装置10の出力端子の耐圧未満まで下げた値に設定する。その後LDDENAをLoにしてレーザを点灯する。
このようにレーザの点灯・消灯を行えば、レーザ駆動装置10の出力回路素子の耐圧を超過することがないため、レーザ駆動装置10を破損することがなく、安全に停止させることができる。
本発明によれば、半導体レーザへの電流供給の停止に伴うレーザ駆動部の出力端子への高電圧の印加を回避することでレーザ駆動部の破損を阻止する光ディスク装置が提供される。
1 半導体レーザ
7、19 受光部
8 電流電圧変換器
10 レーザ駆動装置
11 パワー設定部
12 レーザパワー制御部
13 DC/DCコンバータ
20 発光パワー検出部
52 光学ヘッド
54 制御信号生成部
56 駆動回路
58 再生処理部
60 光ディスク
70 フォーマッタ
71 記録パルス生成部
7、19 受光部
8 電流電圧変換器
10 レーザ駆動装置
11 パワー設定部
12 レーザパワー制御部
13 DC/DCコンバータ
20 発光パワー検出部
52 光学ヘッド
54 制御信号生成部
56 駆動回路
58 再生処理部
60 光ディスク
70 フォーマッタ
71 記録パルス生成部
Claims (2)
- 光ディスクの再生または記録を行うための所定の光スポットを形成するためのレーザと、
前記レーザのカソードに接続され、前記レーザから所定の発光パワーを得るための電流を前記レーザへ供給するレーザ駆動手段と、
前記レーザのアノードに接続され、前記レーザと前記レーザ駆動手段が動作するための電源電圧を生成する電源電圧生成手段と、
レーザ光の一部を受光して電気信号に変換して光検出信号を生成するレーザパワー検出手段と、
前記レーザパワー検出手段から出力される光検出信号に基づいて、前記レーザの発光パワーが所望値になるように前記レーザ駆動手段の駆動電流指示値を制御するレーザパワー制御手段とを備え、
前記レーザパワー制御手段がレーザパワー制御の異常を検出した場合、前記電源電圧生成手段の出力電圧を前記レーザ駆動手段の耐圧より低い電圧まで減少させた後に、レーザへの電流供給を停止させる、所定のプロシージャを用いることを特徴とする、光ディスク装置。 - 前記レーザパワー制御の異常とは、発光パワー値の異常、またはレーザへの供給電流の異常の何れかを指す、請求項1記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008309385A JP2010134989A (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008309385A JP2010134989A (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010134989A true JP2010134989A (ja) | 2010-06-17 |
Family
ID=42346132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008309385A Pending JP2010134989A (ja) | 2008-12-04 | 2008-12-04 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010134989A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105633776A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-06-01 | 苏州旭创科技有限公司 | 激光器的驱动装置、驱动方法以及高速光模块 |
CN113189899A (zh) * | 2021-03-23 | 2021-07-30 | 广州万孚倍特生物技术有限公司 | 医疗仪器的硬件控制装置和系统 |
-
2008
- 2008-12-04 JP JP2008309385A patent/JP2010134989A/ja active Pending
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