JP2010134803A - ドライブレコーダ装置 - Google Patents

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Yukiko Endo
有希子 遠藤
Ryuichi Hiroi
竜一 廣井
Toshiaki Nagasawa
敏明 長澤
Hiroyuki Mitsumoto
博之 三本
Shigeyuki Iwami
成行 石見
Yuji Imai
裕二 今井
Yuki Masuya
勇希 舛屋
Kazuhiko Watanuki
和彦 綿貫
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Abstract

【課題】 撮像カメラで撮像した画像を交通事故原因の解析以外にも利用可能なドライブレコーダ装置を提供する。
【解決手段】 ドライブレコーダ装置は、撮像カメラ31で撮像した画像をメモリ手段24に記録する。制御手段23は、撮像カメラ31で撮像した撮像範囲Sの一部である第一の領域S1をメモリ手段24に記録させると共に、撮像カメラ31にて撮像した撮像範囲Sの他の一部を切り出した第二の領域S2を表示器22に表示させる。選択手段25a,25bは、表示器22に第一の領域S1を表示させる第一の表示形態と、表示器22に第二の領域S2を表示させる第二の表示形態を切換える。調整手段25d,25eは、撮像範囲Sにおける第一の領域S1及び第二の領域S2の少なくとも一方の位置を変更する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、撮像カメラで撮像した画像を記録するドライブレコーダ装置に関するものである。
従来より、撮像カメラで車両の周辺を撮像した画像を記録するドライブレコーダ装置が種々提案されており、例えば特許文献1に開示されている。斯かるドライブレコーダ装置は、撮像カメラにて撮像した画像を常に記録しながら、所定時間を経過した過去の画像データを順次消去することにより、前記所定時間の画像データを保存すると共に、交通事故による衝撃を検知したときに、前記画像データの消去を停止するものである。ドライブレコーダ装置は、交通事故の直前の画像を記録しておくことにより、交通事故原因の解析や、交通事故の過失割合の判断を容易にすることができる。
特開2000−6854号公報
ドライブレコーダ装置は、交通事故が発生した場合には非常に有益なものであり、多くの車両に搭載されることが望ましい。しかしながら、実際に交通事故が起こるまでは、撮像カメラで撮像した画像が利用されることがなく、汎用性がないため、ドライブレコーダ装置の普及率は未だ低迷している状況である。
本発明は、この問題に鑑みてなされたものであり、撮像カメラで撮像した画像を交通事故原因の解析以外にも利用可能なドライブレコーダ装置を提供するものである。
本発明は、請求項1に記載したように、撮像カメラ31,41で撮像した画像をメモリ手段24に記録するドライブレコーダ装置であって、前記撮像カメラ31,41で撮像した撮像範囲S,Tの一部である第一の領域S1,T1を前記メモリ手段24に記録させると共に、前記撮像カメラ31,41にて撮像した前記撮像範囲S,Tの他の一部である第二の領域S2,T2を表示器22に表示させる制御手段23を備えたものである。
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記撮像カメラ31,41は、撮像素子31a,41a及びレンズ31b,41bを有するものである。
また、本発明は、請求項3に記載したように、前記撮像素子31a,41aの画素領域P,Qの縦横比の値は、前記表示器22に表示させる前記第二の領域S2,T2の画像の縦横比の値よりも大きいものである。
また、本発明は、請求項4に記載したように、前記レンズ31b,41bの光軸A,Cは、前記第一の領域S1,T1または前記第二の領域S2,T2の一方に位置しており、且つ、前記第一の領域S1,T1または前記第二の領域S2,T2の他方から外れているものである。
また、本発明は、請求項5に記載したように、前記撮像素子31a,41aは、前記レンズ31b,41bの光軸A,Cに対して、オフセット配置されているものである。
また、本発明は、請求項6に記載したように、前記表示器22に前記第一の領域S1,T1を表示させる第一の表示形態と、前記表示器22に前記第二の領域S2,T2を表示させる第二の表示形態を切換える選択手段25a,25bを備えたものである。
また、本発明は、請求項7に記載したように、前記第一の領域S1,T1は、前記第二の領域S2,T2よりも遠方を撮像した領域である。
また、本発明は、請求項8に記載したように、前記撮像範囲S,Tにおける前記第一の領域S1,T1及び前記第二の領域S2,T2の少なくとも一方の位置を変更する調整手段25d,25eを備えたものである。
また、本発明は、請求項9に記載したように、前記制御手段23は、車両の速度及び加速度の少なくとも一方を前記メモリ手段24に記録させるものである。
撮像カメラで撮像した撮像範囲の一部を記録し、交通事故原因の解析に利用すると共に、撮像カメラで撮像した撮像範囲の他の一部を表示器に表示させることにより、車両周辺の監視に利用することができる。
以下、添付の図面に基づいて、本発明をPND10に適用した一実施形態を説明する。図1乃至図12は、第一実施形態を示すものである。
PND(Personal Navigation Device)10は、吸着式スタンド11及び機器本体12を有しており、車両Vのダッシュボード上に配設される。機器本体12は、液晶表示器(表示器)22,制御部(制御手段)23,メモリ部(メモリ手段)24,操作部25,GPS受信部26,Gセンサ27及びGセンサ28を備えている。機器本体12は、吸着式スタンド11に、回動可能に支持されており、機器本体12が横長または縦長になるように、機器本体12を90度回動させることができる(図1及び図2参照)。また、機器本体12は、前後の傾斜角度を自在に調整することができるように支持されている。
液晶表示器22は、TFT(Thin Film Transistor)型の液晶表示パネルを有しており、制御部23が出力した画像データを入力して、ナビゲーション画像等を表示する。液晶表示器22の画面22aのアスペクト比は3:4である。制御部23は、CPU,ROM,RAM等を有するマイコンからなるものであり、GPS受信部26から入力した車両位置データ等に基づいて、周辺の地図及び車両位置マークを液晶表示器22の画面22aに表示させる。
メモリ部24はフラッシュメモリからなるものであり、このメモリ部24にはナビゲーション用の地図データ等が格納されている。操作部25は、押ボタンスイッチ25a,25b,25cと、スライドスイッチ25dと、十字形スイッチ25eと、押ボタンスイッチ25fとを有しており、液晶表示器22の画面22aに隣接して配置されている。押ボタンスイッチ25a,25bは半楕円形状になっており、押ボタンスイッチ25cは楕円形状になっている。GPS受信部26は、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信して、制御部23に車両位置データを出力する。
Gセンサ27は、3軸加速度センサからなり、機器本体12の姿勢を検出する。Gセンサ27は、前後方向の加速度を検出する検出部27xと、左右方向の加速度を検出する検出部27yと、上下方向の加速度を検出する27zとを有しており、制御部23に加速度データを出力する。Gセンサ28は、2軸加速度センサからなるものであり、車両Vが受けた水平方向の衝撃を検出し、制御部23に加速度データを出力する。
31は撮像カメラであり、この撮像カメラ31は車両Vの後端部に取付けられており、車両Vの後方を撮像する(図5参照)。撮像カメラ31は、CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサからなる撮像素子31aと、レンズ31bとを有している。撮像素子31aの画素領域Pは、第一の領域S1に対応するエリアP1と、第二の領域S2に対応するエリアP2とを含む縦長の矩形になっている。なお、図7におけるエリアP1,P2は、理解を助けるために図示したものであり、画素領域Pに境界線があるのではないことを念のため付言しておく。
撮像素子31aの画素領域Pの縦横比は4:3になっており、その縦横比の値は、約1.33である。第一の領域S1は、撮像範囲Sの内、車両Vの後側遠方に相当する領域であり、第二の領域S2は、車両Vの後側近傍に相当する領域である。第二の領域S2は、第一の領域S1から縦方向に間隔Zを有して撮像範囲Sから切り出されている。
撮像素子31aは、レンズ31bの光軸Aに対してオフセット配置されており、レンズ31bの光軸Aと、撮像素子31aの画素領域Pの中心軸Bとは、所定間隔Wだけ離れている(図6及び図7参照)。レンズ31bの光軸Aは、第一の領域S1に位置しており、第二の領域S2からは外れている。撮像カメラ31は、図示しない配線コードにて機器本体12に接続されており、撮像範囲Sの撮像データを制御部23に出力する。
32はシフトポジションセンサであり、このシフトポジションセンサ32は、車両Vのシフトポジションを検出して、制御部23にシフトポジションデータを出力する。33は速度センサであり、この速度センサ33は車両Vの速度を検出して、スピードメータに速度データを出力するものである。速度センサ33は、図示しない配線コードにて機器本体12に接続されており、制御部23に前記速度データを出力する。
機器本体12の制御部23は、撮像カメラ31が出力した撮像範囲Sの撮像データを入力し、その撮像範囲Sの一部を切り出した第一の領域S1の画像をメモリ部24に記憶させる。制御部23は、第一の領域S1の画像をメモリ部24に記録させながら、所定時間(例えば30秒間)を経過した撮像データは順次消去することにより、メモリ部24に前記所定時間の画像データを保存する。
制御部23は、Gセンサ28から出力された加速度データが所定値以上であったとき、車両Vに大きな衝撃があったと判断し、前記所定値以上の加速度データが入力されてから所定時間後(例えば10秒後)に、第一の領域S1の撮像データの消去を停止する。従って、メモリ部24には、交通事故があったと推定される大きな衝撃の直前20秒間及び直後10秒間の画像が保存される。
制御部23は、第一の領域S1の画像と共に、Gセンサ28から入力した加速度データと、速度センサ33から入力した速度データとをメモリ部24に記録する。メモリ部24に記録された画像,加速度データ及び速度データは、追突事故原因の解析に利用される。例えば、追突事故時に自車が停止していたことが判明すれば、自車の運転者には、追突事故の責任がないと推定され、追突事故の直前に自車が急減速していたことが判明すれば、後続車両の運転者だけでなく、自車の運転者にも過失があったと推定される。
制御部23は、押ボタンスイッチ25aが押圧されたことを示す信号を操作部25から入力すると、撮像カメラ31で撮像した領域S1の画像を液晶表示器22の画面22aに表示させ、押ボタンスイッチ25bが押圧されたことを示す信号を操作部25から入力すると、撮像カメラ31で撮像した領域S2の画像を液晶表示器22の画面22aに表示させる。
また、制御部23は、機器本体12が回動されて縦長の姿勢になった旨の信号をGセンサ27から入力すると、撮像カメラ31で撮像した撮像範囲Sの画像を液晶表示器22の画面22aに表示させる。また、制御部23は、押ボタンスイッチ25cが押圧されたことを示す信号を操作部25から入力すると、ナビゲーション画像を液晶表示器22の画面22aに表示させる。
即ち、車両運転者は押ボタンスイッチ25a,25b,25cを押圧すること、または、機器本体12を回動させることにより、液晶表示器22の画面22aの表示形態を選択することができ、押ボタンスイッチ25aを押圧すれば領域S1の画像が表示され、押ボタンスイッチ25bを押圧すれば領域S2の画像が表示され、機器本体12を回動させれば撮像範囲Sの画像が表示され、押ボタンスイッチ25cを押圧すればナビゲーション画像が表示される。
撮像範囲Sの縦横比は、画素領域Pの縦横比に対応して、4:3になっている。つまり、撮像範囲Sの画像は縦長の矩形になっており、撮像範囲Sの画像の縦横比の値は、約1.33である。一方、第一の領域S1及び第二の領域S2の画像は、横長の矩形になっている。第一の領域S1及び第二の領域S2の画像の縦横比は3:4になっており、その縦横比の値は、0.75である。
制御部23は、シフトポジションセンサ32から、シフトポジションがリバース(後退)になったことを示す信号を入力したときには、押ボタンスイッチ25a,25cによる表示形態の選択に関わらず、液晶表示器22の画面22aに第二の領域S2の画像を表示させる。つまり、車両運転者は、PND10を所謂バックモニタとして使用することができる。
また、制御部23は、押ボタンスイッチ25fが押圧されたことを示す信号を操作部25から入力すると、その信号を入力してから所定時間(例えば1分間)の画像は消去せずに、メモリ部24に保存する。車両運転者は、例えば、後続車両が充分な車間距離を取らずに蛇行運転をしている場合は、押ボタンスイッチ25fを押圧することにより、撮像カメラ31で撮像した領域S1の画像を保存することができ、後続車両が粗暴な運転をしていた証拠を残すことができる。また、例えば、サーキットレース場にて、車両Vの後方を走行する後続車両を撮影すれば、高速走行する後続車両を正面から撮影した映像を比較的容易に得ることができる。
次に、第一の領域S1及び第二の領域S2の位置調整について説明する。操作部25のスライドスイッチ25dを上側に移動させると、撮像範囲Sの上半分の画像と共に、第一の領域S1を示す枠線L1が液晶表示器22の画面22aに表示される(図9参照)。そして、十字形スイッチ25eを操作することにより、画面22aに表示された範囲内で、第一の領域S1を上下左右に移動させることができる。
同様に、スライドスイッチ25dを下側に移動させると、撮像範囲Sの下半分の画像と共に、第二の領域S2を示す枠線L2が液晶表示器22の画面22aに表示される(図10参照)。そして、十字形スイッチ25eを操作することにより、画面22aに表示された範囲内で、第二の領域S2を上下左右に移動させることができる。操作部25のスライドスイッチ25dを中間位置に移動させると、位置調整が終了し、第一の領域S1の位置,第二の領域S2の位置が、メモリ部24に記憶される。
液晶表示器22の画面22aに第一の領域S1または第二の領域S2の画像が表示されており、且つ、操作部25のスライドスイッチ25dが中間位置にある状態で、機器本体12の前後の傾斜角度α1,α2が変更されると、撮像範囲Sにおける第一の領域S1または第二の領域S2の上下位置が移動する。例えば、機器本体12の傾斜角度α1が5°であった状態から、傾斜角度α2が20°になると、第一の領域S1は下方に移動する(図11及び図12参照)。
図13乃至図17は、第二実施形態を示す図である。第二実施形態は、撮像カメラ41及び液晶表示器42等が相違し、他の構成は第一実施形態と略同様であるので、詳細な説明を省略する。
撮像カメラ41は車両Vの前端部に取付けられており、車両Vの前方を撮像する(図13参照)。撮像カメラ41は、CCD等のイメージセンサからなる撮像素子41aと、レンズ41bとを有している。撮像素子41aの画素領域Qは、第一の領域T1に対応するエリアQ1と、第二の領域T2に対応するエリアQ2とを含む横長の矩形になっている。画素領域Qの縦横比は3:4になっており、その縦横比の値は、0.75である。第一の領域T1は、撮像範囲Tの内、車両Vの前側遠方に相当する領域であり、第二の領域T2は、車両Vの前側近傍に相当する領域である。
撮像素子41aは、レンズ41bの光軸Cに対してオフセット配置されており、レンズ41bの光軸Cと、撮像素子41aの画素領域Qの中心軸Dとは、所定間隔W2だけ離れている(図14及び図15参照)。レンズ41bの光軸Cは、第二の領域T2に位置しており、第一の領域T1から外れている。撮像範囲Tの縦横比は、画素領域Qの縦横比に対応して、3:4になっており、その縦横比の値は、0.75である。
第一の領域T1及び第二の領域T2の画像の縦横比は9:16になっており、その縦横比の値は、0.56である。第二の領域T2は、第一の領域T1から縦方向に間隔Z2を有して、撮像範囲Tから切り出されている。第一の領域T1の位置及び第二の領域T2の位置は、操作部25のスライドスイッチ25d及び十字形スイッチ25eを操作することにより、上下左右に調整することができ、調整された第一の領域T1の位置及び第二の領域T2の位置はメモリ部24に記憶される。ただし、PND10の工場出荷時には、デフォルト値としての第一の領域T1の位置は、対向車線を充分に含むように、第二の領域T2から横方向に間隔Hを有する位置になっている。
制御部23は、第一の領域T1の画像と共に、Gセンサ28から入力した加速度データと、速度センサ33から入力した速度データとをメモリ部24に記録する。メモリ部24に記録された画像,加速度データ及び速度データは、交通事故原因の解析に利用される。
制御部23は、押ボタンスイッチ25aが押圧されたことを示す信号を操作部25から入力すると、撮像カメラ41で撮像した領域T1の画像を液晶表示器42の画面42aに表示させ、押ボタンスイッチ25bが押圧されたことを示す信号を操作部25から入力すると、撮像カメラ31で撮像した領域T2の画像を液晶表示器42の画面42aに表示させる。また、制御部23は、押ボタンスイッチ25cが押圧されたことを示す信号を操作部25から入力すると、ナビゲーション画像を液晶表示器42の画面42aに表示させる。
即ち、車両運転者は押ボタンスイッチ25a,25b,25cを押圧することにより、液晶表示器42の画面42aの表示形態を選択することができ、押ボタンスイッチ25aを押圧すれば領域T1の画像が表示され、押ボタンスイッチ25bを押圧すれば領域T2の画像が表示され、押ボタンスイッチ25cを押圧すればナビゲーション画像が表示される。なお、液晶表示器42の画面42aのアスペクト比は9:16である。
第一,第二実施形態によれば、撮像カメラ31,41で撮像した撮像範囲S,Tの一部である第一の領域S1,T1をメモリ部24に記録し、交通事故原因の解析に利用すると共に、撮像カメラ31,41で撮像した撮像範囲S,Tの他の一部である第二の領域S2,T2を表示器22,42の画面22a,42aに表示させることにより、車両後方または車両前方を監視することができる。
仮に、第一の領域S1,T1または第二の領域S2,T2の一方を選択的に表示するのであれば、撮像カメラ31,41を角度変位させて、第一の領域S1,T1または第二の領域S2,T2の一方を選択的に撮像することも考えられるが、第一,第二実施形態では、第一の領域S1,T1をメモリ部24に記録することと同時に、第二の領域S2,T2を表示器22,42の画面22a,42aに表示させることを可能にするため、縦横比が比較的大きい撮像範囲S,Tの一部を、縦方向に間隔Z,Z2を有して切り出した第二の領域S2,T2を表示器22,42の画面22a,42aに表示させる構成になっている。
また、操作部25のスライドスイッチ25d及び十字形スイッチ25eを操作することにより、撮像範囲S,Tにおける第一の領域S1,T1及び第二の領域S2,T2の位置を調整することができ、例えば、撮像カメラ31,41の取付け位置を変更した場合であっても、所望の箇所を撮像することができる。また、機器本体12を前後に傾けることによって、傾斜角度α1,α2が変わり、表示器22,42の画面22a,42aに表示させる第一の領域S1または第二の領域S2の位置を微調整できる。
撮像範囲S,Tにおける第一の領域S1,T1及び第二の領域S2,T2の位置は、操作部25によって調整できるのであるが、第一の領域S1,T1及び第二の領域S2,T2の位置は、メモリ部24にデフォルト値として記憶されており、PND10の工場出荷時の第一の領域S1,T1及び第二の領域S2,T2の位置は、既述のように、レンズ31bの光軸Aは、第一の領域S1に位置しており、第二の領域S2からは外れており、レンズ41bの光軸Cは、第二の領域T2に位置しており、第一の領域T1から外れており、使用頻度が高い領域の画像歪が小さくなる。
また、第一実施形態では、撮像カメラ31で撮像した撮像範囲Sの一部である領域S1を表示器22の画面22aに表示させることにより、例えば、大量の荷物を積載したことによって、ルームミラーで車両後方を視認できないときにも車両後方を監視することができる。また、撮像カメラ31のレンズ31bの光軸Aを第一の領域S1に位置させたことにより、使用頻度が高い第一の領域S1の画像歪みが小さくなる。一方、第二の領域S2の画像歪みは若干大きくなるが、第二の領域S2の画像は、第二の領域S2における予期せぬ物体の有無が判断できれば良いので、第二の領域S2の画像歪みは問題が少ない。
また、第二実施形態では、撮像カメラ41で撮像した撮像範囲Tの一部である領域T2を表示器42の画面42aに表示させることにより、死角になり易い車両Vの前側近傍を監視することができる。また、撮像カメラ41のレンズ41bの光軸Cを第二の領域T2に位置させたことにより、使用頻度が高い第二の領域T2の画像歪みが小さくなる。
本発明は、第一,第二実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能であり、例えば、操作部25は、第一の領域S1,T1及び第二の領域S2,T2の位置だけでなく、第一の領域S1,T1及び第二の領域S2,T2の大きさを調整するものであっても良い。また、撮像範囲S,Tの画像歪みを補正する補正回路を設け、この補正回路により補正された画像を液晶表示器22,42の画面22a,42aに表示させても良い。
また、第一,第二実施形態の撮像素子31a,41aはCCDからなるものであったが、例えばCMOSからなるものであっても良い。また、第一,第二実施形態のメモリ部24はフラッシュメモリからなるものであったが、例えばハードディスクドライブであっても良い。
本発明の第一実施形態を示すPNDの正面図 同上実施形態を示すPNDの正面図。 同上実施形態を示すブロック図。 同上実施形態を示す操作部の拡大図。 同上実施形態を示す車両の側面図。 同上実施形態を示す撮像カメラの拡大図。 同上実施形態を示す撮像素子の拡大図。 同上実施形態を示す撮像範囲の説明図。 同上実施形態を示す輪郭線の説明図。 同上実施形態を示す輪郭線の説明図。 同上実施形態を示す位置調整の説明図。 同上実施形態を示す位置調整の説明図。 本発明の第二実施形態を示す車両の側面図。 同上実施形態を示す撮像カメラの拡大図。 同上実施形態を示す撮像素子の拡大図。 同上実施形態を示す撮像範囲の説明図。 同上実施形態を示す機器本体の正面図。
符号の説明
22 液晶表示器(表示器)
24 メモリ部(メモリ手段)
25a 押ボタンスイッチ(選択手段)
25b 押ボタンスイッチ(選択手段)
25d スライドスイッチ(調整手段)
25e 十字形スイッチ(調整手段)
31 撮像カメラ
31a 撮像素子
31b レンズ
41 撮像カメラ
41a 撮像素子
41b レンズ
42 液晶表示器(表示器)
A 光軸
C 光軸
S 撮像範囲
S1 第一の領域
S2 第二の領域
T 撮像範囲
T1 第一の領域
T2 第二の領域

Claims (9)

  1. 撮像カメラで撮像した画像をメモリ手段に記録するドライブレコーダ装置であって、前記撮像カメラで撮像した撮像範囲の一部である第一の領域を前記メモリ手段に記録させると共に、前記撮像カメラにて撮像した前記撮像範囲の他の一部である第二の領域を表示器に表示させる制御手段を備えたことを特徴とするドライブレコーダ装置。
  2. 前記撮像カメラは、撮像素子及びレンズを有することを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ装置。
  3. 前記撮像素子の画素領域の縦横比の値は、前記表示器に表示させる前記第二の領域の画像の縦横比の値よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載のドライブレコーダ装置。
  4. 前記レンズの光軸は、前記第一の領域または前記第二の領域の一方に位置しており、且つ、前記第一の領域または前記第二の領域の他方から外れていることを特徴とする請求項2に記載のドライブレコーダ装置。
  5. 前記撮像素子は、前記レンズの光軸に対して、オフセット配置されていることを特徴とする請求項2に記載のドライブレコーダ装置。
  6. 前記表示器に前記第一の領域を表示させる第一の表示形態と、前記表示器に前記第二の領域を表示させる第二の表示形態を切換える選択手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ装置。
  7. 前記第一の領域は、前記第二の領域よりも遠方を撮像した領域であることを特徴とする請求項6に記載のドライブレコーダ装置。
  8. 前記撮像範囲における前記第一の領域及び前記第二の領域の少なくとも一方の位置を変更する調整手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ装置。
  9. 前記制御手段は、車両の速度及び加速度の少なくとも一方を前記メモリ手段に記録させることを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ装置。
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