JP2010134563A - 排出権証明サービス提供システムおよび排出権証明サービスの提供方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インターネット上のサーバ1を用いて、アクセス利用者に対し流通排出権の出所情報を提供してその正当性を証明するシステムであって、源排出権情報を記憶するとともに、流通排出権識別情報を該流通排出権を取得したアクセス利用者に対して発行し、該発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報を記憶し、アクセス利用者から受付けた流通排出権識別情報に対応して記憶されている源排出権識別情報を特定し、該特定した源排出権識別情報を含む源排出権情報を読み出して前記アクセス利用者のアクセス利用者端末に対して配信する。
【選択図】図1
Description
オープンコンピュータネットワーク(インターネット)上のサーバコンピュータ(1)を用いて、アクセス利用者(会員等)に対し温室効果ガスの流通排出権(証明書)の出所情報を提供して当該流通排出権の正当性を証明するための排出権証明サービス提供システムであって、
前記サーバコンピュータは、
公的に証明された源排出権(例えば、国連開発計画により証明された二酸化炭素排出権)に固有に付与された源排出権識別情報(認証コード)と該源排出権の出所に関する情報(プロジェクト名)と排出枠の情報(排出量)とを少なくとも含む源排出権情報(プロジェクト情報)を記憶する源排出権情報記憶手段(プロジェクト情報テーブル)と、
前記流通排出権を個々に識別可能な流通排出権識別情報(証明書ID、証明書コード、受け渡しコード)を生成して、該流通排出権を取得したアクセス利用者に対して発行する流通排出権識別情報発行手段(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS304のステップ(証明書購入処理)を実行する制御部101)と、
該流通排出権識別情報発行手段にて発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報を記憶する流通排出権情報記憶手段(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS306のステップ(開封受付処理)を実行する制御部101)と、
アクセス利用者から、前記流通排出権識別情報を受付ける流通排出権識別情報受付け手段(証明書の閲覧処理(図5(b))におけるS503のステップ(会員から証明書の選択受付)を実行する制御部101)と、
該流通排出権識別情報受付け手段にて受付けた流通排出権識別情報に対応して前記流通排出権情報記憶手段に記憶されている源排出権識別情報を特定する源排出権識別情報特定手段(証明書の閲覧処理(図5(b))におけるS504のステップ(証明書表示処理)を実行する制御部101、証明書の閲覧ページ(図7(d))の生成)と、
該源排出権識別情報特定手段にて特定した源排出権識別情報を含む源排出権情報を前記源排出権情報記憶手段から読み出して前記アクセス利用者のアクセス利用者端末に対して配信する源排出権情報配信手段(証明書の閲覧処理(図5(b))におけるS504のステップ(証明書表示処理)を実行する制御部101、生成した証明書の閲覧ページ(図7(d))の送信)と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、流通排出権を取得したアクセス利用者は、多くの費用や労力をかけることなく、サーバコンピュータにおいて該取得した流通排出権に対して流通排出権識別情報の発行を受けて、該発行された流通排出権識別情報を取引先や顧客に開示することで、これら取引先や顧客がサーバコンピュータにアクセスして該流通排出権識別情報を入力することで、該流通排出権の出所情報を、取引先や顧客が簡便に確認できるようになるので、流通排出権の正当性を証明できるようになる。
前記流通排出権識別情報発行手段は、前記流通排出権識別情報(受け渡しコード)を含むURL情報(開封URL)を生成して発行し(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS305のステップ(開封URL送信処理)を実行する制御部101)、
前記流通排出権識別情報受付け手段は、前記流通排出権識別情報発行手段により発行されたURLへのアクセスによって流通排出権識別情報を自動的に受付け(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS306のステップ(開封受付処理)を実行する制御部101、開封URLのアクセスの受付)、
前記源排出権情報配信手段は、前記URLへのアクセスに応じて源排出権情報(認証コード、プロジェクト名)の配信を行う(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS306のステップ(開封受付処理)を実行する制御部101、証明書の開封ページ(図7(a))の送信)ことを特徴としている。
この特徴によれば、サーバへのアクセスにおいて、流通排出権識別情報を一々入力する必要がなく、アクセス利用者の利便性を向上できる。
前記流通排出権情報記憶手段(証明書情報テーブル)は、各流通排出権識別情報(証明書ID、証明書コード、受け渡しコード)に対応付けて、更に、当該流通排出権の排出枠の情報(排出量)と分割済みか否かを示す分割情報(分割済みフラグ)とを記憶し、
前記流通排出権識別情報受付け手段による前記流通排出権識別情報(証明書ID)の受付けに基づいて(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS403のステップ(会員から証明書の選択受付)を実行する制御部101)、前記流通排出権情報記憶手段において該流通排出権識別情報に対応して記憶されている分割情報が分割済みでないことを示す情報(分割済みフラグがクリア(未済))であることを条件に、該流通排出権識別情報から特定される流通排出権(証明書)の排出枠(排出量)を分割するための分割ページ(証明書の分割ページ(図8(a))を配信して、分割する排出枠の大きさ(排出量)と分割数(戸数)とを含む分割内容を受付ける分割受付け手段(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS405のステップ(証明書の分割操作の受付)を実行する制御部101)と、
該分割受付け手段にて受付けた分割する排出枠の大きさと分割数とに基づく分割排出権(分割後の証明書)の総排出枠(個数と排出量の積の総和)が、分割元である流通排出権の排出枠の範囲内であるか否かを判定し、範囲内であると判定されたことを条件に分割を許諾する分割可否判定手段(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS406のステップ(証明書分割処理)を実行する制御部101)と、
該分割可否判定手段にて分割が許諾されたことを条件に、該分割元の排出枠を前記分割内容に基づいて分割して新たな流通排出権を生成し、当該分割元の流通排出権の流通排出権識別情報に対応する分割情報を分割済み(分割済みフラグをセット(済み))に更新するとともに、該新たな流通排出権を個々に識別可能な流通排出権識別情報を生成して前記アクセス利用者(会員)に対して発行する流通排出権分割手段(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS406のステップ(証明書分割処理)を実行する制御部101)と、
を備え、
前記流通排出権情報記憶手段(証明書情報テーブル(図3(b))は、前記流通排出権分割手段にて発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報(原始証明書ID)を記憶することを特徴としている。
この特徴によれば、流通排出権の取得者は、該取得した流通排出権の排出枠を、該排出枠を確実に超えることなく分割して新たな流通排出権にできるとともに、これら分割した新たな流通排出権の流通排出権識別情報の発行を一括して受けられるので、例えば、流通排出権を商品に付与する場合等における利便性を著しく向上できるとともに、これら付与する各流通排出権の正当性を容易に証明することができるようになる。
前記流通排出権情報記憶手段(証明書情報テーブル(図3(b))は、前記流通排出権識別情報(証明書ID)に対応付けて、当該流通排出権の分割元の流通排出権識別情報(親証明書ID)を記憶することを特徴としている。
この特徴によれば、分割元の流通排出権識別情報が分割された各流通排出権識別情報に対応付けて記憶されるので、分割が繰返し実施されても、これら分割された経歴を正確にトレースすることができ、源排出権情報に加えて、例えば、分割された流通排出権識別情報の重複使用や、不正に分割数を増やして使用する等の不正が発生した際等に、必要に応じて、これら分割経歴の情報も提供することが可能となるため、流通排出権の信用度を高めることができる。
前記分割された新たな流通排出権の流通排出権識別情報(分割後の証明書の受け渡しコード)の出力形態(例えば、メール、ラベル、テキストのいずれか)を受付ける出力形態受付け手段(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS407のステップ(分割後の証明書の出力形式の受付)を実行する制御部101)と、
該出力形態受付け手段に受付けた出力形態にて分割された新たな流通排出権の流通排出権識別情報を出力する出力手段(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS408のステップ(分割済み証明書送信処理)を実行する制御部101)と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、所望の出力形態にて新たな流通排出権の流通排出権識別情報の出力を受けることができるので、これら流通排出権識別情報の利用や管理を容易化することができる。
前記出力形態受付け手段は、複数の流通排出権識別情報(受け渡しコードを含む開封URL)が所定の記述形式(格子状に印刷された携帯電話機用の2次元バーコード)にて記述された特定ファイル(ラベル用紙に印刷するためのデータファイル)による出力形態を受付け可能とされ(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS407のステップ(分割後の証明書の出力形式の受付)を実行する制御部101)、
該特定ファイルによる出力形態の受付けに応じて、前記流通排出権分割手段にて分割された新たな流通排出権(証明書)の少なくとも一部の一覧を含む排出権指定ページ(分割した証明書の一覧ページ(図8(b))を配信して、前記特定ファイルに記述する流通排出権の指定を受付けるファイル記述排出権受付け手段(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS407のステップ(分割後の証明書の出力形式の受付)を実行する制御部101、チェックボックス)と、
を備え、
前記出力手段は、前記ファイル記述排出権受付け手段にて受付けた全ての流通排出権の流通排出権識別情報を含む特定ファイルを出力する(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS408のステップ(分割済み証明書送信処理)を実行する制御部101)ことを特徴としている。
この特徴によれば、所望の数或いは所望の流通排出権の流通排出権識別情報を1つのファイルにまとめて取り扱うことが可能であるので、流通排出権識別情報の取り扱いを容易化することができる。
前記流通排出権識別情報受付け手段によるアクセス利用者(会員)からの流通排出権識別情報(受け渡しコード)の受付けに応じ(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS306のステップ(開封受付処理)を実行する制御部101、開封URLのアクセスの受付)、該アクセス利用者に対して該流通排出権識別情報から特定される流通排出権(証明書)の排出枠(排出量)の分割に必要とされる権利識別情報(証明書コード)を発行し、該発行した権利識別情報を当該流通排出権識別情報に対応付けて記憶する開封処理を実施する開封処理手段(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS306のステップ(開封受付処理)を実行する制御部101)を備え、
前記分割受付け手段は、さらに権利識別情報を受付け(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS405のステップ(証明書の分割操作の受付)を実行する制御部101、証明書の分割ページ(図8(a))における証明書コードの入力個所)、
前記分割可否判定手段は、さらに、前記分割受付け手段にて受付けた権利識別情報が、当該分割元の流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている権利識別情報に一致することを条件に分割を許諾する(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS406のステップ(証明書分割処理)を実行する制御部101)ことを特徴としている。
この特徴によれば、分割した新たな流通排出権が他者に譲渡される場合において、該譲渡された流通排出権の開封処理を当該他者が実施することにより、当該他者のみが権利識別情報を獲得することで当該流通排出権の分割等が可能とされ、当該流通排出権を譲渡した譲渡者や第三者は、これら権利識別情報を知得することができないので、これら譲渡を受けた当該流通排出権が、譲渡者や第三者により分割されてしまうことを防止できる。
前記流通排出権分割手段は、分割した新たな流通排出権の譲渡に使用される前記流通排出権識別情報(証明書ID)とは個別の仮流通排出権識別情報(受け渡しコード)を前記流通排出権識別情報に代えて発行し(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS406のステップ(証明書分割処理)を実行する制御部101)、
前記流通排出権識別情報受付け手段は、アクセス利用者(会員)から前記仮流通排出権識別情報を受付け(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS306のステップ(開封受付処理)を実行する制御部101、開封URLのアクセスの受付)、
前記開封処理手段は、前記流通排出権識別情報受付け手段によるアクセス利用者からの仮流通排出権識別情報の受付けに応じ、前記権利識別情報(証明書コード)とともに流通排出権識別情報(証明書ID)を発行する(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS306のステップ(開封受付処理)を実行する制御部101)ことを特徴としている。
この特徴によれば、流通排出権の譲渡を受けた他者のみが、権利識別情報に加えて流通排出権識別情報を獲得でき、当該流通排出権を譲渡した譲渡者や第三者は、これら流通排出権識別情報についても獲得することができないので、これら譲渡を受けた当該流通排出権が、譲渡者や第三者により分割されてしまうことをさらに防止できる。
前記開封処理手段は、アクセス利用者(会員)を個々に識別可能な利用者識別情報(ユーザID)を受付けて、該受付けた利用者識別情報を、発行する権利識別情報(証明書コード)とともに当該流通排出権識別情報(証明書ID)に対応付けて記憶し(証明書の購入および開封処理(図4(c))におけるS306のステップ(開封受付処理)を実行する制御部101、証明書IDに対応付けてコード情報テーブル(図3(a))および通帳履歴テーブル(図3(d))に登録される)、
各アクセス利用者に専用とされたアクセス利用者専用ページ(マイページ)へのアクセスに応じて、当該アクセス利用者専用ページに対応するアクセス利用者の利用者識別情報に対応付けて記憶されている全ての流通排出権識別情報を抽出し、該抽出した流通排出権識別情報から特定される流通排出権の少なくとも一部の一覧を含む保有排出権一覧ページ(所有証明書の一覧ページ(図7(c)))を配信する保有排出権一覧ページ配信手段(証明書の分割および出力処理(図5(a))におけるS402のステップ(所有証明書を含むマイページの生成)を実行する制御部101)を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、アクセス利用者は、自己が所有している流通排出権を容易に確認することができる。
前記流通排出権情報記憶手段(証明書情報テーブル(図3(b)))は、前記流通排出権識別情報(証明書ID)に対応付けて該流通排出権(証明書)の償却の有無を示す償却情報(償却済みフラグ)がさらに記憶されており、
前記保有排出権一覧ページ配信手段にて配信された保有排出権一覧ページ(所有証明書の一覧ページ(図7(c)))において、償却する流通排出権の選択を受付ける償却排出権受付け手段(証明書の償却処理(図5(c))におけるS603のステップ(会員から証明書の選択受付)を実行する制御部101、チェックボックス)と、
該償却排出権受付け手段にて選択を受付けた流通排出権について、各流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている償却情報が償却済みを示すものでない(償却済みフラグがクリア(未済))とともに、各流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている源排出権識別情報(認証コード)が同一であって、各流通排出権の排出枠の総量が所定の償却枠(例えば、1000Kg)以上であることを条件に、償却を許諾する償却許諾手段(証明書の償却処理(図5(c))におけるS604のステップ(償却処理)を実行する制御部101)と、
該償却許諾手段により許諾されたことを条件に、前記償却排出権受付け手段にて受付けた流通排出権の流通排出権識別情報(証明書コード)に対応する償却情報を償却済み(償却済みフラグをセット(済み))に更新する償却登録手段(証明書の償却処理(図5(c))におけるS604のステップ(償却処理)を実行する制御部101)と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、アクセス利用者は、流通排出権の償却を、サーバコンピュータにおいて簡便に実施することができる。
オープンコンピュータネットワーク上のサーバコンピュータを用いて、アクセス利用者に対し温室効果ガスの排出権の出所情報を提供して当該排出権の正当性を証明する排出権証明サービスの提供方法であって、
前記サーバコンピュータには、公的に証明された源排出権に固有に付与された源排出権識別情報と該源排出権の出所に関する情報と排出枠の情報とを少なくとも含む源排出権情報が記憶されており、
前記流通排出権を個々に識別可能な流通排出権識別情報を生成して、該流通排出権を取得したアクセス利用者に対して発行する流通排出権識別情報発行ステップと、
該流通排出権識別情報発行ステップにて発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報を記憶する流通排出権情報記憶ステップと、
アクセス利用者から、前記流通排出権識別情報を受付ける流通排出権識別情報受付けステップと、
該流通排出権識別情報受付けステップにて受付けた流通排出権識別情報に対応して前記流通排出権情報記憶ステップにおいて記憶された源排出権識別情報を特定する源排出権識別情報特定ステップと、
該源排出権識別情報特定ステップにて特定した源排出権識別情報を含む源排出権情報を、前記源排出権情報記憶ステップにて記憶された源排出権情報のうちから読み出して前記アクセス利用者のアクセス利用者端末に対して配信する源排出権情報配信ステップと、
を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、流通排出権を取得したアクセス利用者は、多くの費用や労力をかけることなく、サーバコンピュータにおいて該取得した流通排出権に対して流通排出権識別情報の発行を受けて、該発行された流通排出権識別情報を取引先や顧客に開示することで、これら取引先や顧客がサーバコンピュータにアクセスして該流通排出権識別情報を入力することで、該流通排出権の出所情報を、取引先や顧客が簡便に確認できるようになるので、流通排出権の正当性を証明できるようになる。
前記流通排出権識別情報発行ステップにおいては、前記流通排出権識別情報を含むURL情報を生成して発行し、
前記流通排出権識別情報受付けステップにおいては、前記流通排出権識別情報発行ステップにて発行されたURLへのアクセスによって流通排出権識別情報を自動的に受付け、
前記源排出権情報配信ステップにおいては、前記URLへのアクセスに応じて源排出権情報の配信を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、サーバへのアクセスにおいて、流通排出権識別情報を一々入力する必要がなく、アクセス利用者の利便性を向上できる。
前記サーバコンピュータには、各流通排出権識別情報に対応付けて、更に、当該流通排出権の排出枠の情報と分割済みか否かを示す分割情報とが記憶されており、
前記流通排出権識別情報受付けステップによる前記流通排出権識別情報の受付けに基づいて、該流通排出権識別情報に対応して記憶されている分割情報が分割済みでないことを示す情報であることを条件に、該流通排出権識別情報から特定される流通排出権の排出枠を分割するための分割ページを配信して、分割する排出枠の大きさと分割数とを含む分割内容を受付ける分割受付けステップと、
該分割受付けステップにて受付けた分割する排出枠の大きさと分割数とに基づく分割排出権の総排出枠が、分割元である流通排出権の排出枠の範囲内であるか否かを判定し、範囲内であると判定されたことを条件に分割を許諾する分割可否判定ステップと、
該分割可否判定ステップにて分割が許諾されたことを条件に、該分割元の排出枠を前記分割内容に基づいて分割して新たな流通排出権を生成し、当該分割元の流通排出権の流通排出権識別情報に対応する分割情報を分割済みに更新するとともに、該新たな流通排出権を個々に識別可能な流通排出権識別情報を生成して前記アクセス利用者に対して発行する流通排出権分割ステップと、
前記流通排出権分割ステップにて発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報を記憶する分割流通排出権識別情報登録ステップと、
を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、流通排出権の取得者は、該取得した流通排出権の排出枠を、該排出枠を確実に超えることなく分割して新たな流通排出権にできるとともに、これら分割した新たな流通排出権の流通排出権識別情報の発行を一括して受けられるので、例えば、流通排出権を商品に付与する場合等における利便性を著しく向上できるとともに、これら付与する各流通排出権の正当性を容易に証明することができるようになる。
前記分割流通排出権識別情報登録ステップにおいては、前記流通排出権識別情報に対応付けて当該流通排出権の分割元の流通排出権識別情報を記憶することを特徴としている。
この特徴によれば、分割元の流通排出権識別情報が分割された各流通排出権識別情報に対応付けて記憶されるので、分割が繰返し実施されても、これら分割された経歴を正確にトレースすることができ、源排出権情報に加えて、例えば、分割された流通排出権識別情報のを重複使用や、不正に分割数を増やして使用する等の不正が発生した際等に、必要に応じて、これら分割経歴の情報も提供することが可能となるため、流通排出権の信用度を高めることができる。
前記分割された新たな流通排出権の流通排出権識別情報の出力形態を受付ける出力形態受付けステップと、
該出力形態受付けステップに受付けた出力形態にて分割された新たな流通排出権の流通排出権識別情報を出力する出力ステップと、
を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、所望の出力形態にて新たな流通排出権の流通排出権識別情報の出力を受けることができるので、これら流通排出権識別情報の利用や管理を容易化することができる。
前記出力形態受付けステップにおいては、複数の流通排出権識別情報が所定の記述形式にて記述された特定ファイルによる出力形態を受付け可能とされ、
該特定ファイルによる出力形態の受付けに応じて、前記流通排出権分割ステップにて分割された新たな流通排出権の少なくとも一部の一覧を含む排出権指定ページを配信して、前記特定ファイルに記述する流通排出権の指定を受付けるファイル記述排出権受付けステップと、
を含み、
前記出力ステップにおいては、前記ファイル記述排出権受付けステップにて受付けた全ての流通排出権の流通排出権識別情報を含む特定ファイルを出力することを特徴としている。
この特徴によれば、所望の数或いは所望の流通排出権の流通排出権識別情報を1つのファイルにまとめて取り扱うことが可能であるので、流通排出権識別情報の取り扱いを容易化することができる。
前記流通排出権識別情報受付けステップによるアクセス利用者からの流通排出権識別情報の受付けに応じ、該アクセス利用者に対して該流通排出権識別情報から特定される流通排出権の排出枠の分割に必要とされる権利識別情報を発行し、該発行した権利識別情報を当該流通排出権識別情報に対応付けて記憶する開封処理を実施する開封処理ステップを含み、
前記分割受付けステップにおいては、さらに権利識別情報を受付け、
前記分割可否判定ステップにおいては、さらに、前記分割受付けステップにて受付けた権利識別情報が、当該分割元の流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている権利識別情報に一致することを条件に分割を許諾することを特徴としている。
この特徴によれば、分割した新たな流通排出権が他者に譲渡される場合において、該譲渡された流通排出権の開封処理を当該他者が実施することにより、当該他者のみが権利識別情報を獲得することで当該流通排出権の分割等が可能とされ、当該流通排出権を譲渡した譲渡者や第三者は、これら権利識別情報を知得することができないので、これら譲渡を受けた当該流通排出権が、譲渡者や第三者により分割されてしまうことを防止できる。
前記流通排出権分割ステップにおいては、分割した新たな流通排出権の譲渡に使用される前記流通排出権識別情報とは個別の仮流通排出権識別情報を前記流通排出権識別情報に代えて発行し、
前記流通排出権識別情報受付けステップにおいては、アクセス利用者から前記仮流通排出権識別情報を受付け、
前記開封処理ステップにおいては、前記流通排出権識別情報受付けステップにおけるアクセス利用者からの仮流通排出権識別情報の受付けに応じ、前記権利識別情報とともに流通排出権識別情報を発行することを特徴としている。
この特徴によれば、流通排出権の譲渡を受けた他者のみが、権利識別情報に加えて流通排出権識別情報を獲得でき、当該流通排出権を譲渡した譲渡者や第三者は、これら流通排出権識別情報についても獲得することができないので、これら譲渡を受けた当該流通排出権が、譲渡者や第三者により分割されてしまうことをさらに防止できる。
前記開封処理ステップにおいては、アクセス利用者を個々に識別可能な利用者識別情報を受付けて、該受付けた利用者識別情報を、発行する権利識別情報とともに当該流通排出権識別情報に対応付けて記憶し、
各アクセス利用者に専用とされたアクセス利用者専用ページへのアクセスに応じて、当該アクセス利用者専用ページに対応するアクセス利用者の利用者識別情報に対応付けて記憶されている全ての流通排出権識別情報を抽出し、該抽出した流通排出権識別情報から特定される流通排出権の少なくとも一部の一覧を含む保有排出権一覧ページを配信する保有排出権一覧ページ配信ステップを含むことを特徴としている。
この特徴によれば、アクセス利用者は、自己が所有している流通排出権を容易に確認することができる。
前記サーバコンピュータには、前記流通排出権識別情報に対応付けて該流通排出権の償却の有無を示す償却情報がさらに記憶されており、
前記保有排出権一覧ページ配信ステップにて配信された保有排出権一覧ページにおいて、償却する流通排出権の選択を受付ける償却排出権受付けステップと、
該償却排出権受付けステップにて選択を受付けた流通排出権について、各流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている償却情報が償却済みを示すものでないとともに、各流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている源排出権識別情報が同一であって、各流通排出権の排出枠の総量が所定の償却枠以上であることを条件に、償却を許諾する償却許諾ステップと、
該償却許諾ステップにより許諾されたことを条件に、前記償却排出権受付けステップにて受付けた流通排出権の流通排出権識別情報に対応して記憶されている償却情報を未償却から償却済みに更新する償却登録ステップと、
を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、アクセス利用者は、流通排出権の償却を、サーバコンピュータにおいて簡便に実施することができる。
101 制御部
102 通信部
103 記憶部
Claims (20)
- オープンコンピュータネットワーク上のサーバコンピュータを用いて、アクセス利用者に対し温室効果ガスの流通排出権の出所情報を提供して当該流通排出権の正当性を証明するための排出権証明サービス提供システムであって、
前記サーバコンピュータは、
公的に証明された源排出権に固有に付与された源排出権識別情報と該源排出権の出所に関する情報と排出枠の情報とを少なくとも含む源排出権情報を記憶する源排出権情報記憶手段と、
前記流通排出権を個々に識別可能な流通排出権識別情報を生成して、該流通排出権を取得したアクセス利用者に対して発行する流通排出権識別情報発行手段と、
該流通排出権識別情報発行手段にて発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報を記憶する流通排出権情報記憶手段と、
アクセス利用者から、前記流通排出権識別情報を受付ける流通排出権識別情報受付け手段と、
該流通排出権識別情報受付け手段にて受付けた流通排出権識別情報に対応して前記流通排出権情報記憶手段に記憶されている源排出権識別情報を特定する源排出権識別情報特定手段と、
該源排出権識別情報特定手段にて特定した源排出権識別情報を含む源排出権情報を前記源排出権情報記憶手段から読み出して前記アクセス利用者のアクセス利用者端末に対して配信する源排出権情報配信手段と、
を備えることを特徴とする排出権証明サービス提供システム。 - 前記流通排出権識別情報発行手段は、前記流通排出権識別情報を含むURL情報を生成して発行し、
前記流通排出権識別情報受付け手段は、前記流通排出権識別情報発行手段により発行されたURLへのアクセスによって流通排出権識別情報を自動的に受付け、
前記源排出権情報配信手段は、前記URLへのアクセスに応じて源排出権情報の配信を行うことを特徴とする請求項1に記載の排出権証明サービス提供システム。 - 前記流通排出権情報記憶手段は、各流通排出権識別情報に対応付けて、更に、当該流通排出権の排出枠の情報と分割済みか否かを示す分割情報とを記憶し、
前記流通排出権識別情報受付け手段による前記流通排出権識別情報の受付けに基づいて、前記流通排出権情報記憶手段において該流通排出権識別情報に対応して記憶されている分割情報が分割済みでないことを示す情報であることを条件に、該流通排出権識別情報から特定される流通排出権の排出枠を分割するための分割ページを配信して、分割する排出枠の大きさと分割数とを含む分割内容を受付ける分割受付け手段と、
該分割受付け手段にて受付けた分割する排出枠の大きさと分割数とに基づく分割排出権の総排出枠が、分割元である流通排出権の排出枠の範囲内であるか否かを判定し、範囲内であると判定されたことを条件に分割を許諾する分割可否判定手段と、
該分割可否判定手段にて分割が許諾されたことを条件に、該分割元の排出枠を前記分割内容に基づいて分割して新たな流通排出権を生成し、当該分割元の流通排出権の流通排出権識別情報に対応する分割情報を分割済みに更新するとともに、該新たな流通排出権を個々に識別可能な流通排出権識別情報を生成して前記アクセス利用者に対して発行する流通排出権分割手段と、
を備え、
前記流通排出権情報記憶手段は、前記流通排出権分割手段にて発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報を記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の排出権証明サービス提供システム。 - 前記流通排出権情報記憶手段は、前記流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の分割元の流通排出権識別情報を記憶することを特徴とする請求項3に記載の排出権証明サービス提供システム。
- 前記分割された新たな流通排出権の流通排出権識別情報の出力形態を受付ける出力形態受付け手段と、
該出力形態受付け手段に受付けた出力形態にて分割された新たな流通排出権の流通排出権識別情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする請求項3または4に記載の排出権証明サービス提供システム。 - 前記出力形態受付け手段は、複数の流通排出権識別情報が所定の記述形式にて記述された特定ファイルによる出力形態を受付け可能とされ、
該特定ファイルによる出力形態の受付けに応じて、前記流通排出権分割手段にて分割された新たな流通排出権の少なくとも一部の一覧を含む排出権指定ページを配信して、前記特定ファイルに記述する流通排出権の指定を受付けるファイル記述排出権受付け手段と、
を備え、
前記出力手段は、前記ファイル記述排出権受付け手段にて受付けた全ての流通排出権の流通排出権識別情報を含む特定ファイルを出力することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の排出権証明サービス提供システム。 - 前記流通排出権識別情報受付け手段によるアクセス利用者からの流通排出権識別情報の受付けに応じ、該アクセス利用者に対して該流通排出権識別情報から特定される流通排出権の排出枠の分割に必要とされる権利識別情報を発行し、該発行した権利識別情報を当該流通排出権識別情報に対応付けて記憶する開封処理を実施する開封処理手段を備え、
前記分割受付け手段は、さらに権利識別情報を受付け、
前記分割可否判定手段は、さらに、前記分割受付け手段にて受付けた権利識別情報が、当該分割元の流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている権利識別情報に一致することを条件に分割を許諾することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の排出権証明サービス提供システム。 - 前記流通排出権分割手段は、分割した新たな流通排出権の譲渡に使用される前記流通排出権識別情報とは個別の仮流通排出権識別情報を前記流通排出権識別情報に代えて発行し、
前記流通排出権識別情報受付け手段は、アクセス利用者から前記仮流通排出権識別情報を受付け、
前記開封処理手段は、前記流通排出権識別情報受付け手段によるアクセス利用者からの仮流通排出権識別情報の受付けに応じ、前記権利識別情報とともに流通排出権識別情報を発行することを特徴とする請求項7に記載の排出権証明サービス提供システム。 - 前記開封処理手段は、アクセス利用者を個々に識別可能な利用者識別情報を受付けて、該受付けた利用者識別情報を、発行する権利識別情報とともに当該流通排出権識別情報に対応付けて記憶し、
各アクセス利用者に専用とされたアクセス利用者専用ページへのアクセスに応じて、当該アクセス利用者専用ページに対応するアクセス利用者の利用者識別情報に対応付けて記憶されている全ての流通排出権識別情報を抽出し、該抽出した流通排出権識別情報から特定される流通排出権の少なくとも一部の一覧を含む保有排出権一覧ページを配信する保有排出権一覧ページ配信手段を備えることを特徴とする請求項7または8に記載の排出権証明サービス提供システム。 - 前記流通排出権情報記憶手段は、前記流通排出権識別情報に対応付けて該流通排出権の償却の有無を示す償却情報がさらに記憶されており、
前記保有排出権一覧ページ配信手段にて配信された保有排出権一覧ページにおいて、償却する流通排出権の選択を受付ける償却排出権受付け手段と、
該償却排出権受付け手段にて選択を受付けた流通排出権について、各流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている償却情報が償却済みを示すものでないとともに、各流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている源排出権識別情報が同一であって、各流通排出権の排出枠の総量が所定の償却枠以上であることを条件に、償却を許諾する償却許諾手段と、
該償却許諾手段により許諾されたことを条件に、前記償却排出権受付け手段にて受付けた流通排出権の流通排出権識別情報に対応する償却情報を償却済みに更新する償却登録手段と、
を備えることを特徴とする請求項9に記載の排出権証明サービス提供システム。 - オープンコンピュータネットワーク上のサーバコンピュータを用いて、アクセス利用者に対し温室効果ガスの排出権の出所情報を提供して当該排出権の正当性を証明する排出権証明サービスの提供方法であって、
前記サーバコンピュータには、公的に証明された源排出権に固有に付与された源排出権識別情報と該源排出権の出所に関する情報と排出枠の情報とを少なくとも含む源排出権情報が記憶されており、
前記流通排出権を個々に識別可能な流通排出権識別情報を生成して、該流通排出権を取得したアクセス利用者に対して発行する流通排出権識別情報発行ステップと、
該流通排出権識別情報発行ステップにて発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報を記憶する流通排出権情報記憶ステップと、
アクセス利用者から、前記流通排出権識別情報を受付ける流通排出権識別情報受付けステップと、
該流通排出権識別情報受付けステップにて受付けた流通排出権識別情報に対応して前記流通排出権情報記憶ステップにおいて記憶された源排出権識別情報を特定する源排出権識別情報特定ステップと、
該源排出権識別情報特定ステップにて特定した源排出権識別情報を含む源排出権情報を、前記源排出権情報記憶ステップにて記憶された源排出権情報のうちから読み出して前記アクセス利用者のアクセス利用者端末に対して配信する源排出権情報配信ステップと、
を含むことを特徴とする排出権証明サービスの提供方法。 - 前記流通排出権識別情報発行ステップにおいては、前記流通排出権識別情報を含むURL情報を生成して発行し、
前記流通排出権識別情報受付けステップにおいては、前記流通排出権識別情報発行ステップにて発行されたURLへのアクセスによって流通排出権識別情報を自動的に受付け、
前記源排出権情報配信ステップにおいては、前記URLへのアクセスに応じて源排出権情報の配信を行うことを特徴とする請求項11に記載の排出権証明サービスの提供方法。 - 前記サーバコンピュータには、各流通排出権識別情報に対応付けて、更に、当該流通排出権の排出枠の情報と分割済みか否かを示す分割情報とが記憶されており、
前記流通排出権識別情報受付けステップによる前記流通排出権識別情報の受付けに基づいて、該流通排出権識別情報に対応して記憶されている分割情報が分割済みでないことを示す情報であることを条件に、該流通排出権識別情報から特定される流通排出権の排出枠を分割するための分割ページを配信して、分割する排出枠の大きさと分割数とを含む分割内容を受付ける分割受付けステップと、
該分割受付けステップにて受付けた分割する排出枠の大きさと分割数とに基づく分割排出権の総排出枠が、分割元である流通排出権の排出枠の範囲内であるか否かを判定し、範囲内であると判定されたことを条件に分割を許諾する分割可否判定ステップと、
該分割可否判定ステップにて分割が許諾されたことを条件に、該分割元の排出枠を前記分割内容に基づいて分割して新たな流通排出権を生成し、当該分割元の流通排出権の流通排出権識別情報に対応する分割情報を分割済みに更新するとともに、該新たな流通排出権を個々に識別可能な流通排出権識別情報を生成して前記アクセス利用者に対して発行する流通排出権分割ステップと、
前記流通排出権分割ステップにて発行された流通排出権識別情報に対応付けて、当該流通排出権の出所元の源排出権識別情報を記憶する分割流通排出権識別情報登録ステップと、
を含むことを特徴とする請求項11または12に記載の排出権証明サービスの提供方法。 - 前記分割流通排出権識別情報登録ステップにおいては、前記流通排出権識別情報に対応付けて当該流通排出権の分割元の流通排出権識別情報を記憶することを特徴とする請求項13に記載の排出権証明サービスの提供方法。
- 前記分割された新たな流通排出権の流通排出権識別情報の出力形態を受付ける出力形態受付けステップと、
該出力形態受付けステップに受付けた出力形態にて分割された新たな流通排出権の流通排出権識別情報を出力する出力ステップと、
を含むことを特徴とする請求項13または14に記載の排出権証明サービスの提供方法。 - 前記出力形態受付けステップにおいては、複数の流通排出権識別情報が所定の記述形式にて記述された特定ファイルによる出力形態を受付け可能とされ、
該特定ファイルによる出力形態の受付けに応じて、前記流通排出権分割ステップにて分割された新たな流通排出権の少なくとも一部の一覧を含む排出権指定ページを配信して、前記特定ファイルに記述する流通排出権の指定を受付けるファイル記述排出権受付けステップと、
を含み、
前記出力ステップにおいては、前記ファイル記述排出権受付けステップにて受付けた全ての流通排出権の流通排出権識別情報を含む特定ファイルを出力することを特徴とする請求項13〜15のいずれかに記載の排出権証明サービスの提供方法。 - 前記流通排出権識別情報受付けステップによるアクセス利用者からの流通排出権識別情報の受付けに応じ、該アクセス利用者に対して該流通排出権識別情報から特定される流通排出権の排出枠の分割に必要とされる権利識別情報を発行し、該発行した権利識別情報を当該流通排出権識別情報に対応付けて記憶する開封処理を実施する開封処理ステップを含み、
前記分割受付けステップにおいては、さらに権利識別情報を受付け、
前記分割可否判定ステップにおいては、さらに、前記分割受付けステップにて受付けた権利識別情報が、当該分割元の流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている権利識別情報に一致することを条件に分割を許諾することを特徴とする請求項13〜16のいずれかに記載の排出権証明サービスの提供方法。 - 前記流通排出権分割ステップにおいては、分割した新たな流通排出権の譲渡に使用される前記流通排出権識別情報とは個別の仮流通排出権識別情報を前記流通排出権識別情報に代えて発行し、
前記流通排出権識別情報受付けステップにおいては、アクセス利用者から前記仮流通排出権識別情報を受付け、
前記開封処理ステップにおいては、前記流通排出権識別情報受付けステップにおけるアクセス利用者からの仮流通排出権識別情報の受付けに応じ、前記権利識別情報とともに流通排出権識別情報を発行することを特徴とする請求項17に記載の排出権証明サービスの提供方法。 - 前記開封処理ステップにおいては、アクセス利用者を個々に識別可能な利用者識別情報を受付けて、該受付けた利用者識別情報を、発行する権利識別情報とともに当該流通排出権識別情報に対応付けて記憶し、
各アクセス利用者に専用とされたアクセス利用者専用ページへのアクセスに応じて、当該アクセス利用者専用ページに対応するアクセス利用者の利用者識別情報に対応付けて記憶されている全ての流通排出権識別情報を抽出し、該抽出した流通排出権識別情報から特定される流通排出権の少なくとも一部の一覧を含む保有排出権一覧ページを配信する保有排出権一覧ページ配信ステップを含むことを特徴とする請求項17または18に記載の排出権証明サービスの提供方法。 - 前記サーバコンピュータには、前記流通排出権識別情報に対応付けて該流通排出権の償却の有無を示す償却情報がさらに記憶されており、
前記保有排出権一覧ページ配信ステップにて配信された保有排出権一覧ページにおいて、償却する流通排出権の選択を受付ける償却排出権受付けステップと、
該償却排出権受付けステップにて選択を受付けた流通排出権について、各流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている償却情報が償却済みを示すものでないとともに、各流通排出権の流通排出権識別情報に対応付けて記憶されている源排出権識別情報が同一であって、各流通排出権の排出枠の総量が所定の償却枠以上であることを条件に、償却を許諾する償却許諾ステップと、
該償却許諾ステップにより許諾されたことを条件に、前記償却排出権受付けステップにて受付けた流通排出権の流通排出権識別情報に対応して記憶されている償却情報を未償却から償却済みに更新する償却登録ステップと、
を含むことを特徴とする請求項19に記載の排出権証明サービスの提供方法。
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