JP2010134321A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】研磨剤の添加されたトナーを効率良く供給するとともに像担持体と像担持体に接触する研磨部材との周速差を大きくすることにより、像担持体表面の付着物を効率良く除去できるタンデム式のカラー画像形成装置を提供する。
【解決手段】リフレッシュモードが実行されると、イエロー、シアン、マゼンタ、及びブラックの研磨用画像Y、C、M、Kが中間転写ベルト8上に形成される。次に、中間転写ベルト8を約1回転させて、研磨用画像Y〜Kを感光体ドラム1a〜1dの位置に移動させる。そして、中間転写ベルト8を停止させた状態で感光体ドラム1a〜1dを回転させることにより、感光体ドラム1a〜1dは研磨用画像Y〜Kを介在させた状態で中間転写ベルト8により擦擦される。
【選択図】図5

Description

本発明は、感光体を含む複数の画像形成ユニットが中間転写体に沿って並列配置されたタンデム式のカラー画像形成装置における感光体表面の研磨方法に関するものである。
近年、電子写真プロセスを用いた画像形成装置の像担持体として、a−Si感光体ドラムが広く用いられている。a−Si感光体ドラムは、高硬度で優れた耐久性を有しており、長期間使用後も感光体としての特性がほとんど劣化せず高画質が保持できるため、ランニングコストも低く取り扱いも容易であるとともに、環境に対する安全性も高い優れた像担持体である。
このようなa−Si感光体ドラムを用いた画像形成装置においては、帯電装置を用いて感光体ドラムの帯電を行うと、帯電装置からの放電によりオゾンが発生する。このオゾンにより空気中の成分が分解され、NOxやSOx等のイオン生成物が生成される。このイオン生成物は水溶性であることにより、感光体ドラムに付着し、感光体ドラム表面の0.1μm程度の粗さ構造内に入り込むために、汎用機で使用されるクリーニングシステムでは取り除くことができない。高湿環境下では、このイオン生成物が大気中の水分を取り込むことで感光体ドラム表面の抵抗が低下するため、感光体ドラム表面に形成された静電潜像のエッジ部で電位の横流れが起こり、その結果、像流れ現象が発生する。
特に、印字率が低い(トナー消費量が少ない)画像を出力した場合、感光体表面へのイオン生成物の付着量が増大し、高湿環境下では上述した像流れ現象が発生する。また、付着物により感光体表面の摩擦抵抗が上昇し、感光体から中間転写体への転写(一次転写)効率の低下、クリーニングブレード筋による画像劣化、クリーニングブレード端部の巻き上がり等の不具合が発生する。さらに、感光体の駆動負荷が増加するためジッタの原因にもなる。
そこで、簡易な構成で感光体ドラム表面の抵抗低下を抑えて像流れを低減する方法が提案されており、特許文献1、2には、研磨剤を混入させたトナー(研磨トナー)と研磨部材(摺擦ローラ及びクリーニングブレード)の相互作用で感光体を研磨することにより、ヒータ等を用いることなくオゾン生成物を除去する方法が開示されている。
上記のような研磨システムでは、通常の印字動作中においても感光体上の残留トナーを用いて感光体表面の研磨が行われるが、非印字時(装置立ち上げ時や印字後の待機モード)にトナーを印字または現像し、トナーを記録媒体に転写させることなく感光体ユニット内の研磨手段に積極的に供給して感光体表面の研磨に使用するリフレッシュモードが実行される。
特開平11−3014号公報 特開平11−133462号公報 特開2004−53917号公報
複数の感光体を備えたタンデム式のカラー画像形成装置においては、印字率が低い場合や単色の印字が連続した場合でも各色毎に感光体上にトナーを吐出して各感光体の研磨を実施し、感光体表面の摩擦抵抗を常に一定以下に維持しておく必要がある。ここで、同じ印字率の画像を印字した場合でも、中間転写体の移動方向上流側に位置する感光体表面への付着物が下流側に位置する感光体に比べて多くなり、表面摩擦抵抗値が上昇する。
つまり、上流側の感光体へ現像されたトナーは中間転写体上へ順次転写されるため、中間転写体上のトナー量は下流側へ行くほど多くなる。従って、同じ印字率の画像を印字しても下流側の感光体への逆転写現象により上流側の感光体に比べて感光体へのトナー供給量が多くなり、下流側の感光体表面の研磨効果が高くなるためである。この現象は、特に2%以下の低印字率で顕著となる。
そのため、リフレッシュモードの実施回数を多くして上流側の感光体を十分に研磨する必要が生じるが、リフレッシュモード実行中は通常の印字動作を停止する必要があるため画像形成効率が低下し、印字動作以外でのトナー消費量が増加してしまうという問題点があった。また、上流側の感光体へトナーを供給する方法として、特許文献3には中間転写体上の残留トナーを像担持体(感光体)上に逆転写し、クリーニング手段により回収して再利用する画像形成装置が開示されているが、特許文献3では最も上流の回収剤専用感光体にのみ逆転写されるため、他の全ての感光体にトナーを供給して表面摩擦抵抗の上昇を抑制することはできなかった。
また、摺擦ローラを用いた研磨システムでは、感光体表面の研磨効率を高めるためには感光体と摺擦ローラとの周速差を大きくする必要があるが、周速差を大きくとると摺擦ローラによる感光体の回転の振れが生じ、ジッタの発生要因となるおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑み、研磨剤の添加されたトナーを効率良く供給するとともに像担持体と像担持体に接触する研磨部材との周速差を大きくすることにより、像担持体表面の付着物を効率良く除去できるタンデム式のカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、像担持体と、該像担持体表面に研磨剤を含むトナーを付着させて静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置とを含む複数の画像形成ユニットと、前記像担持体上に現像されたトナー像が順次積層される無端状の中間転写体と、前記像担持体上に現像されたトナー像を前記中間転写体上に積層する転写手段と、前記中間転写体上に積層されたトナー像を記録媒体上に一度に転写する二次転写手段と、を備えたカラー画像形成装置において、前記中間転写体上に研磨用画像を形成するとともに、該研磨用画像を所定の前記像担持体に接触する位置まで移動し、前記研磨用画像を介して前記中間転写体と前記像担持体とを周速差をもって接触させるリフレッシュモードを実行することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記研磨用画像が通過する間、前記二次転写手段に印加されるバイアスをOFFとするか、或いはトナーと同極性のバイアスを印加することを特徴としている。
また本発明は、像担持体と、該像担持体表面に研磨剤を含むトナーを付着させて静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置とを含む複数の画像形成ユニットと、該画像形成ユニットに記録媒体を搬送する無端状の搬送部材と、前記像担持体上に現像されたトナー像を記録媒体上若しくは前記搬送部材上に転写する転写手段と、を備えた画像形成装置において、前記搬送部材上に研磨用画像を形成するとともに、該研磨用画像を所定の前記像担持体に接触する位置まで移動し、前記研磨用画像を介して前記搬送部材と前記像担持体とを周速差をもって接触させるリフレッシュモードを実行することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記リフレッシュモードは、前記中間転写体若しくは前記搬送部材を停止させた状態で前記像担持体を回転させて行うことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記リフレッシュモードは、前記中間転写体若しくは前記搬送部材を一定時間経過毎に一定間隔ずつ移動させて行うことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記中間転写体若しくは前記搬送部材上の残留トナーを除去するクリーニング手段が設けられており、前記研磨用画像が通過する間、前記クリーニング手段に印加されるバイアスをOFFとするか、或いはトナーと同極性のバイアスを印加することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記研磨用画像を所定の前記像担持体に接触する位置まで移動させる間、当該像担持体よりも前記中間転写体若しくは前記搬送部材の移動方向上流側に位置する前記像担持体をトナーと同極性に帯電させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、リフレッシュモードは、全ての前記像担持体について同時に実行されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記リフレッシュモードは前記像担持体の一部について実行されるとともに、研磨を行わない前記像担持体を前記中間転写体若しくは前記搬送部材に同期して周速差なく駆動させることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記リフレッシュモードは、前記各画像形成ユニットのうち所定印字枚数当たりの平均印字率が所定値以下の低印字ユニットにおいて実行されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記研磨用画像を形成するトナー量は、前記低印字ユニットの平均印字率と基準印字率との印字率差に印字枚数を乗じて算出されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記リフレッシュモードは、装置外部若しくは内部の温度及び/又は湿度が所定値を超えた場合のみ実行されることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、中間転写式のタンデム式カラー画像形成装置において、中間転写体上に研磨用画像を形成するとともに研磨用画像を介して像担持体を中間転写体に摺擦させるリフレッシュモードを実行することにより、通常の印字動作によるトナー供給量の少ない上流側の像担持体にトナーを供給可能となり、さらに従来の摺擦ローラによる研磨に比べて大きな周速差で像担持体表面を研磨可能となるため、像担持体表面の研磨効果を促進して像担持体表面の摩擦係数の上昇を抑制可能となる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、研磨用画像が通過する間、二次転写手段に印加されるバイアスをOFFとするか、或いはトナーと同極性のバイアスを印加することにより、二次転写手段を中間転写体から離間させることなく二次転写手段への研磨用画像の付着を防止することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、直接転写式のタンデム式カラー画像形成装置において、搬送部材上に研磨用画像を形成するとともに研磨用画像を介して像担持体を搬送部材に摺擦させるリフレッシュモードを実行することにより、通常の印字動作によるトナー供給量の少ない上流側の像担持体にトナーを供給可能となり、さらに従来の摺擦ローラによる研磨に比べて大きな周速差で像担持体表面を研磨可能となるため、像担持体表面の研磨効果を促進して像担持体表面の摩擦係数の上昇を抑制可能となる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の画像形成装置において、中間転写体若しくは搬送部材を停止させた状態で像担持体を回転させてリフレッシュモードを行うことにより、像担持体と中間転写体若しくは搬送部材との周速差を100%として研磨効率を最大にすることができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第4の構成の画像形成装置において、中間転写体若しくは搬送部材を一定時間経過毎に一定間隔ずつ移動させてリフレッシュモードを行うことにより、像担持体の接触位置を研磨用画像の先端から後端まで徐々に移動させて研磨用画像全体を効率良く使用することができる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかの構成の画像形成装置において、研磨用画像が通過する間、中間転写体若しくは搬送部材上の残留トナーを除去するクリーニング手段に印加されるバイアスをOFFとするか、或いはトナーと同極性のバイアスを印加することにより、クリーニング手段を中間転写体から離間させることなくクリーニング手段への研磨用画像の付着を防止することができる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第1乃至第6のいずれかの構成の画像形成装置において、研磨用画像を所定の像担持体に接触する位置まで移動させる間、当該像担持体よりも中間転写体若しくは搬送部材の移動方向上流側に位置する像担持体をトナーと同極性に帯電させることにより、研磨用画像を接触させる像担持体よりも上流側の像担持体への研磨用画像の逆転写を防止することができる。
また、本発明の第8の構成によれば、上記第1乃至第6のいずれかの構成の画像形成装置において、全ての像担持体について同時にリフレッシュモードを実行することにより、リフレッシュモードの実行時間を短縮して画像形成効率を向上させることができる。
また、本発明の第9の構成によれば、上記第1乃至第7のいずれかの構成の画像形成装置において、像担持体の一部についてリフレッシュモードを実行されるとともに、研磨を行わない像担持体を中間転写体若しくは搬送部材に同期して周速差なく駆動させることにより、所望の像担持体のみを選択的に研磨することができる。また、研磨を行わない像担持体と中間転写体若しくは搬送部材との摺擦による像担持体の表面劣化も防止できる。
また、本発明の第10の構成によれば、上記第1乃至第9のいずれかの構成の画像形成装置において、各画像形成ユニットのうち所定印字枚数当たりの平均印字率が所定値以下の低印字ユニットにおいてリフレッシュモードを実行することにより、トナー供給量が少なく摩擦抵抗が上昇し易い像担持体を選択的に研磨して、全ての像担持体を過不足なく研磨することができる。
また、本発明の第11の構成によれば、上記第10の構成の画像形成装置において、低印字ユニットの平均印字率と基準印字率との印字率差に印字枚数を乗じて研磨用画像を形成するトナー量を算出することにより、実際の印字率に応じた消費不足分のトナーが現像装置から強制排出されるため、現像装置内の現像剤リフレッシュ効果も期待できる。
また、本発明の第12の構成によれば、上記第1乃至第11のいずれかの構成の画像形成装置において、装置外部若しくは内部の温度及び/又は湿度が所定値を超えた場合のみリフレッシュモードを実行することにより、像流れの防止に必要な最低限のリフレッシュモードを過不足なく実行することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の構成を示す概略図である。画像形成装置100本体内には4つの画像形成ユニットPa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では右側)から順に配設されている。これらの画像形成ユニットPa〜Pdは、異なる4色(イエロー、シアン、マゼンタ及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの画像を順次形成する。
この画像形成ユニットPa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、駆動手段(図示せず)により図1において時計回りに回転しながら各画像形成ユニットに隣接して移動する中間転写ベルト8上に順次転写(一次転写)された後、二次転写ローラ9において用紙P上に一度に転写(二次転写)され、さらに、定着部7において用紙P上に定着された後、装置本体より排出される構成となっている。感光体ドラム1a〜1dを図1において反時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される用紙Pは、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ12a及びレジストローラ対12bを介して二次転写ローラ9へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。また、二次転写ローラ9の下流側には中間転写ベルト8表面に残存するトナーを除去するためのクリーニングブレード19が配置されている。
次に、画像形成ユニットPa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電装置2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する露光ユニット4と、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像装置3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング装置5a、5b、5c及び5dが設けられている。
ユーザにより画像形成開始が入力されると、先ず、帯電装置2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで露光ユニット4によって光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dは、感光体ドラム1a〜1dに対向配置された現像ローラ(現像剤担持体)を備え、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各色のトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。このトナーは、現像装置3a〜3dの現像ローラにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、露光ユニット4からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、中間転写ベルト8に所定の転写電圧で電界が付与された後、転写ローラ6a〜6dにより感光体ドラム1a〜1d上のイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナーがクリーニング装置5a〜5dにより除去される。
中間転写ベルト8は、従動ローラ10、駆動ローラ11及びテンションローラ20に掛け渡されており、駆動モータ(図示せず)による駆動ローラ11の回転に伴い中間転写ベルト8が時計回りに回転を開始すると、用紙Pがレジストローラ12bから所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた二次転写ローラ9へ搬送され、中間転写ベルト8とのニップ部(二次転写ニップ部)において用紙P上にフルカラー画像が二次転写される。トナー像が転写された用紙Pは定着部7へと搬送される。
定着部7に搬送された用紙Pは、定着ローラ対13のニップ部(定着ニップ部)を通過する際に加熱及び加圧されてトナー像が用紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された用紙Pは、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。用紙Pの片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラ15によって排出トレイ17に排出される。
一方、用紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着部7を通過した用紙Pの一部を一旦排出ローラ15から装置外部にまで突出させる。その後、用紙Pは排出ローラ15を逆回転させることにより分岐部14で用紙搬送路18に振り分けられ、画像面を反転させた状態で二次転写ローラ9に再搬送される。そして、中間転写ベルト8上に形成された次の画像が二次転写ローラ9により用紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着部7に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
また、装置設置環境(機械周辺環境)を測定する目的で、画像形成部Pa〜Pdの上方に機外温湿度センサ35が設置されている。この機外温湿度センサ35の温湿度情報を用いて後述するリフレッシュモードの実行の要否を決定する。
図2は、図1における画像形成ユニットPa付近の拡大図である。なお、画像形成ユニットPb〜Pdについても基本的に同様の構成であるため説明を省略する。感光体ドラム1aの周囲には、ドラム回転方向(図2の反時計回り)に沿って帯電装置2a、現像装置4a、クリーニング装置5aが配設され、中間転写ベルト8を挟んで一次転写ローラ6aが配置されている。また、感光体ドラム1aに対し中間転写ベルト8の回転方向上流側には中間転写ベルト8を挟んで従動ローラ10に対向するベルトクリーニングローラ19aを備えたベルトクリーニング装置19が配置されている。
帯電装置2aは、感光体ドラム1aに接触してドラム表面に帯電バイアスを印加する帯電ローラ21と、帯電ローラ21をクリーニングするための帯電クリーニングローラ23とを有している。現像装置3aは、2本の攪拌搬送スクリュー25と、磁気ローラ27と、現像ローラ29とを有するタッチダウン現像式であり、現像ローラ29にトナーと同極性(正)の現像バイアスを印加してドラム表面にトナーを飛翔させる。
クリーニング装置5aは、摺擦ローラ30、クリーニングブレード31、及び回収スクリュー33を有している。摺擦ローラ30は感光体ドラム1aに所定の圧力で圧接されており、図示しない駆動手段により感光体ドラム1aとの当接面において同一方向に回転駆動されるが、その周速は感光体ドラム1aの周速よりも速く(ここでは1.2倍)制御されている。摺擦ローラ30としては、例えば金属シャフトの周囲にローラ体としてEPDMゴム製でアスカC硬度55°の発泡体層を形成した構造が挙げられる。ローラ体の材質としてはEPDMゴムに限定されず、他の材質のゴムや発泡ゴム体であっても良く、アスカC硬度が10〜90°の範囲のものが好適に使用される。
感光体ドラム1a表面の、摺擦ローラ30との当接面よりも回転方向下流側には、クリーニングブレード31が感光体ドラム1aに当接した状態で固定されている。クリーニングブレード31としては、例えばJIS硬度が78°のポリウレタンゴム製のブレードが用いられ、その当接点において感光体接線方向に対し所定の角度で取り付けられている。なお、クリーニングブレード31の材質及び硬度、寸法、感光体ドラム1aへの食い込み量及び圧接力等は、感光体ドラム1aの仕様に応じて適宜設定される。
摺擦ローラ30及びクリーニングブレード31によって感光体ドラム1a表面から除去された残留トナーは、回収スクリュー33の回転に伴ってクリーニング装置5a(図2参照)の外部に排出される。本発明に用いられるトナーとしては、トナー粒子表面に研磨剤としてシリカ、酸化チタン、チタン酸ストロンチウム、アルミナ等が埋め込まれて表面に一部突出するように保持されたものや、研磨剤がトナー表面に静電的に付着しているものが用いられる。
このように摺擦ローラ30を感光体ドラム1aに対し速度差を持って回転させることで研磨剤を含む残留トナーによって感光体ドラム1aの表面を研磨し、摺擦ローラ30及びクリーニングブレード31によってドラム表面の水分や汚染物質を残留トナーと共に除去する。
次に、本発明の画像形成装置の制御経路について説明する。図3は、本発明の画像形成装置に用いられる制御経路の一例を示すブロック図である。なお、画像形成装置100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、画像形成装置100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き自在の記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、カウンタ95、画像形成装置100内の各装置に制御信号を送信したり操作部50からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96を少なくとも備えている。また、制御部90は、装置本体内部の任意の場所に配置可能である。
ROM92には、画像形成装置100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、画像形成装置100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、画像形成装置100の制御途中で発生した必要なデータや、画像形成装置100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。また、ROM92(或いはRAM93)には、後述するリフレッシュモードの実行の要否を判断する印刷枚数や、リフレッシュモードの実行時に中間転写ベルト8上に研磨用画像を形成する際、研磨用画像のトナー量の決定に用いられる基準印字率も格納されている。カウンタ95は、印刷枚数を積算してカウントする。なお、カウンタ95を別途設けなくても、例えばRAM93でその回数を記憶するようにしてもよい。
また、制御部90は、画像形成装置100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F96を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や入力信号がI/F96を通じてCPU91に送信される。制御部90が制御する各部分、装置としては、例えば、画像形成ユニットPa〜Pd、露光ユニット4、一次転写ローラ6a〜6d、定着部7、中間転写ベルト8、二次転写ローラ9、画像入力部40、バイアス制御回路41、操作部50等が挙げられる。
画像入力部40は、画像形成装置100が図1に示すようなプリンタである場合、パーソナルコンピュータ等から送信される画像データを受信する受信部であり、画像形成装置100が複写機である場合、複写時に原稿を照明するスキャナランプや原稿からの反射光の光路を変更するミラーが搭載された走査光学系、原稿からの反射光を集光して結像する集光レンズ、及び結像された画像光を電気信号に変換するCCD等から構成される画像読取部である。画像入力部40より入力された画像信号はデジタル信号に変換された後、一時記憶部94に送出される。
バイアス制御回路41は、帯電バイアス電源42、現像バイアス電源43、転写バイアス電源44、及びベルトクリーニングバイアス電源45と接続され、制御部90からの出力信号によりこれらの各電源を作動させるものであり、これらの各電源はバイアス制御回路41からの制御信号によって、帯電装置2a〜2d、現像ローラ29、一次転写ローラ6a〜6d、二次転写ローラ9、及びベルトクリーニングローラ19aに所定のバイアスを印加する。
操作部50には、液晶表示部51、各種の状態を示すLED52、テンキー53が設けられており、ユーザは操作部50を操作して指示を入力することで、画像形成装置100の各種の設定をし、画像形成等の各種機能を実行させる。液晶表示部51は、画像形成装置100の状態を示したり、画像形成状況や印刷部数を表示したり、タッチパネルとして、両面印刷や白黒反転等の機能や倍率設定、濃度設定など各種設定を行えるようになっている。テンキー53は、印刷部数の設定や、画像形成装置100がFAX機能も有する場合に相手方のFAX番号を入力等するためのものである。
その他、操作部50には、画像形成を開始するようにユーザが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン等が設けられている。
図1に示したようなタンデム式のカラー画像形成装置においては、感光体ドラム1a〜1dから各色のトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写されて順次積層されるため、中間転写ベルト8の下流側へ行くほど中間転写ベルト8上のトナー量が増加する。そして、下流側の感光体ドラムでの転写の際に一旦中間転写ベルト8に転写されたトナーの一部が感光体ドラム表面に再付着する。
そのため、各画像形成ユニットPa〜Pdにおいて同じ印字率(トナー消費量)の画像を出力した場合であっても、最上流側に位置する感光体ドラム1aへのトナー供給量が最も少なく、感光体ドラム1b、1c、1dと下流側へ行くほど感光体ドラムへのトナー供給量が順次増加する。つまり、上流側の感光体ドラムに対する研磨が十分に行われないことになる。また、各画像形成ユニットPa〜Pdにおける印字率や環境条件等によっては、画像形成後の残留トナーによる研磨だけでは感光体ドラム1a〜1dの研磨が十分でない場合もある。
そこで、本発明の画像形成装置では、各画像形成ユニットPa〜Pdにおいて形成されたソリッド画像を中間転写ベルト8上に転写して研磨用画像とし、研磨用画像を介して感光体ドラム1a〜1dと中間転写ベルト8とを所定の周速差をもって接触させる研磨動作(以下、リフレッシュモードという)を実行することとした。
このリフレッシュモードを、例えば画像形成装置を電源オフ状態やスリープ(省電力)モードからコピー開始状態まで立ち上げる際、或いは所定枚数の印字毎に実行することにより、感光体ドラム1a〜1d表面の付着物を短時間で除去することができ、長期間に亘って像流れを効果的に防止するとともにドラム表面の感光層の研磨量も一定にできる有効な研磨システムとなる。
図4は、各画像形成ユニットにおいて中間転写ベルト上に研磨用画像が形成された状態を示す概略図であり、図5は、中間転写ベルトが1回転して研磨用画像の先端が感光体ドラムの位置に到達した状態を示す概略図である。図1〜図5を参照しながらリフレッシュモード中の各工程について詳細に説明する。
リフレッシュモードが実行されると、帯電装置2a〜2dにより感光体ドラム1a〜1dが一様に正帯電され、露光ユニット4によるレーザ露光により感光体ドラム1a〜1d表面の帯電を部分的に減衰する。このレーザ露光領域(帯電減衰領域)に現像ローラ29上のトナーが現像バイアスに反発して付着することにより、感光体ドラム1a〜1d上にソリッド画像が形成される。そして、一次転写ローラ6a〜6dを用いて中間転写ベルト8上に転写することにより、図4に示すようなイエロー、シアン、マゼンタ、及びブラックの研磨用画像Y、C、M、Kが中間転写ベルト8上に形成される。図の白矢印は中間転写ベルト8の回転方向を示す。
次に、図4の状態から中間転写ベルト8を約1回転させて、研磨用画像Y〜Kを感光体ドラム1a〜1dの上流側に移動させる。研磨用画像Y〜Kは、研磨用画像KからM、C、Yの順に二次転写ローラ9及びベルトクリーニング装置19を通過するが、研磨用画像Y〜Kが二次転写ローラ9及びベルトクリーニングローラ19aに付着しないように、二次転写ローラ9及びベルトクリーニングローラ19aへ印加されるバイアスをOFFとするか、トナーと逆極性のバイアスを印加しておく。或いは、二次転写ローラ9及びベルトクリーニングローラ19aを中間転写ベルト8から離間させる機構を設けても良い。
そして、先頭の研磨用画像Kの先端が最下流側の感光体ドラム1dに到達した時点で中間転写ベルト8を一旦停止させる。このとき、研磨用画像Kは上流側の感光体ドラム1a〜1cに接触するが、感光体ドラム1a〜1cにはトナーと同極性のバイアスが印加されているため、研磨用画像Kは逆転写されない。同様に、研磨用画像M、Cも感光体ドラム1a、1bに逆転写されない。
中間転写ベルト8が停止しても感光体ドラム1a〜1dは回転を継続しているため、感光体ドラム1a〜1dは研磨用画像Y〜Kを介在させた状態で中間転写ベルト8により擦擦される。そして、一定時間(感光体2〜3周分)経過後に中間転写ベルト8を所定量(10mm程度)移動させて再度停止させる。この中間転写ベルト8の移動及び停止動作は各感光体ドラム1a〜1dの間隔よりも短い範囲で実施され、研磨用画像Y〜Kの後端が感光体ドラム1a〜1dに到達するまで繰り返し行われる。その後、ベルトクリーニング装置19により中間転写ベルト8上の残留トナーを除去してリフレッシュモードを終了する。
上記のように研磨用画像Y〜Kが形成された中間転写ベルト8を用いて感光体ドラム1a〜1dを摺擦することにより、通常の印字動作ではトナー供給量の少ない上流側の感光体ドラム表面を十分に研磨することができ、ドラム表面の摩擦係数の上昇を効果的に抑制可能となる。また、中間転写ベルト8を停止させた状態で感光体ドラム1a〜1dを駆動させるため、中間転写ベルト8(研磨部材)と感光体ドラム1a〜1d(研磨対象物)との周速差は100%となる。従って、従来行われていた摺擦ローラ30による研磨(周速差20〜40%)に比べて大きな研磨効果が得られることとなり、リフレッシュモードの実行時間を短縮することができる。
なお、図4及び図5では、全4色の研磨用画像Y〜Kを同時に形成して感光体ドラム1a〜1dの研磨を同時に行う場合について説明したが、特定の1色または複数色の研磨用画像を形成し、特定の感光体ドラムのみ研磨を行うこともできる。リフレッシュモードの実行手順は全色同時に行う場合と基本的には同様であるが、研磨を行わない感光体ドラムについては中間転写ベルト8との間で周速差が生じないように、中間転写ベルト8の移動及び停止に同期させて回転及び停止させる必要がある。
ところで、感光体ドラム1a〜1dの表面摩擦係数(摩擦抵抗)の上昇は、各画像形成ユニットPa〜Pdにおける印字率と密接な関係がある。印字率が4%以上であれば、感光体ドラム上に残留する未転写トナーのみで十分な研磨効果が得られるため、ドラム表面の摩擦係数の上昇を抑制することができる。一方、印字率が2%未満、特に1%以下になると、未転写トナーのみでは摺擦ローラ30へのトナー供給量が不足し、ドラム表面の摩擦係数が上昇する。
そこで、印字率によってドラム表面の研磨必要性を判断することが好ましい。例えば、各画像形成ユニットPa〜Pdにおける平均印字率を算出し、平均印字率が所定値(例えば2%)以下の画像形成ユニットに配置された感光体ドラムに対してリフレッシュモードを実行する。これにより、感光体ドラム1a〜1dの研磨効果を略均等化して表面摩擦係数をほぼ一定に維持することができる。平均印字率は、一時記憶部94内のデジタル信号に基づいて画像毎の印字率(全画素数に対するドットの割合)bnを算出し、さらに印字率bnを積算した積算印字率Σbnを算出する。そして、積算印字率Σbnをカウンタ95でカウントされた印刷枚数Aで除して所定枚数当たりの平均印字率Σbn/A(%)を算出する。印刷枚数Aはユーザの使用状況や各色のトナーの特性等に応じて適宜設定することができる。
研磨用画像を形成するためのトナー量についても、印字率を考慮して決定することが好ましい。低印字率ユニットにおいては、摺擦ローラ30へのトナー供給量が不足してドラム表面の摩擦係数が上昇するとともに、現像ローラ29からのトナー吐出量も低下するため、現像装置内のトナー粒子の入れ替わりが少なく、トナーが過剰に帯電して画像濃度低下やカブリが発生することがある。
そのため、画像濃度低下やカブリが発生しない基準印字率を設定し、各画像形成ユニットの平均印字率と基準印字率との印字率差に印刷枚数を乗じて算出された消費不足分のトナーを用いて研磨用画像を形成することが好ましい。これにより、研磨用画像の形成と同時に現像ローラ29上のトナーのリフレッシュも行うことができ、感光体ドラムの表面摩擦抵抗の上昇を抑制するとともに画像濃度低下やカブリも防止可能となる。
また、装置周辺の環境条件、特に温湿度条件によって像流れの発生し易さが変化するため、機外温湿度センサ35で検出された温湿度から像流れを判定し、判定結果に基づいてリフレッシュモードの実行の要否を決定するようにしても良い。リフレッシュモードの制御は、なるべく直前の検出値を用いて行うことが好ましいが、他のタイミングで検出した湿度を用いて制御を行ってもよい。また、温度及び湿度の検出を所定回数行い、各検出値の平均値を用いることもできる。機外温湿度センサ35は、例えば画像形成ユニットPa〜Pd(図1参照)の上方に設置されるが、装置外部の湿度を正確に検出可能な他の場所に設置することもできる。
図6は、本発明の画像形成装置において実行されるリフレッシュモードの一例を示すフローチャートである。図1〜図5を参照しながら、図6のステップに沿ってリフレッシュモードの実行手順について説明する。
先ず、電源投入直後や所定枚数の印字終了後、或いはユーザによる操作パネル50の操作によりリフレッシュモードの実行指示が入力されると、機外温湿度センサ35により機外湿度Hが検出される(ステップS1)。また、制御部90は、一時記憶部94内のデジタル信号に基づいて各画像形成ユニットPa〜Pdにおける画像毎の印字率bnを算出し、さらに印字率bnを積算した積算印字率Σbnを算出する。そして、Σbn/nにより平均印字率を算出する(ステップS2)。なお、電源投入直後においては、RAM93に記憶された印字率の履歴から電源投入前の平均印字率を算出する。
次に、制御部90は機外湿度Hが60%を超えているか否かを判断し(ステップS3)、さらに平均印字率が所定値(ここでは2%)以下の画像形成ユニット(以下、低印字率ユニットという)があるか否かを判断する(ステップS4)。機外湿度Hが60%を超えており、且つ低印字率ユニットがある場合は、低印字率ユニットにおいて中間転写ベルト8上に研磨用画像を形成する(ステップS5)。
例えば画像形成ユニットPaが印字率2%であり、画像形成ユニットPb〜Pdが印字率2%を超えている場合、イエローの研磨用画像Yのみを形成する。印字枚数を10枚、基準印字率を5%とすると、研磨用画像Yを形成するためのトナー量は、(5−2=3)%×10枚分のトナー量とする。これは、A4サイズ画像(幅210mm×搬送方向長さ297mm)を印字率算出の基準(100%)としたとき、L=297(=L0)×(5−2)×10/100=89.1mmとなり、幅210mm、L=89.1mmのベタ画像に相当する。
次に、二次転写ローラ9にトナーと同極性の転写逆バイアスを印加する(ステップS6)。また、ベルトクリーニングローラ19aへ印加される中間転写クリーニングバイアスのOFF状態を継続する(ステップS7)。これにより、研磨用画像が二次転写ローラ9及びベルトクリーニングローラ19aに付着することはない。
そして、中間転写ベルト8を1回転させて、研磨用画像の先端が低印字率ユニットの感光体ドラムと接触する位置で停止する(ステップS8)。具体的には、中間転写ベルト8への研磨用画像の転写開始からの経過時間tと、中間転写ベルト8が1回転するのに必要な時間Tとを比較し、t=Tとなった時点でベルトの駆動を停止する。時間Tは、予めROM92(或いはRAM93)に記憶されている。ここで、低印字率ユニットの感光体ドラムは継続して回転しているため、研磨用画像を介して中間転写ベルト8に感光体ドラムが摺擦され、ドラム表面が研磨される。
そして、低印字率ユニットの感光体ドラムが2〜3回転した時点で中間転写ベルト8を一定量(例えば10mm)だけ移動させ(ステップS9)、再び中間転写ベルト8を停止する(ステップS10)。そして、中間転写ベルト8が所定量(研磨用画像の長さ)移動するまで中間転写ベルト8の移動及び停止を繰り返す(ステップS11)。これにより、感光体ドラムの接触位置を研磨用画像の先端から後端まで徐々に移動させて研磨用画像全体を効率良く使用することができる。
その後、中間転写ベルト8が所定量移動すると、中間転写ベルト8の駆動を再開するとともに(ステップS12)中間転写クリーニングバイアスをONとして中間転写ベルト8上の残留トナーを除去する(ステップS13)。なお、ステップS3において機外湿度が60%以下であった場合、及びステップS4において印字率が2%以下の画像形成ユニットが無かった場合は、リフレッシュモードを実行せずに終了する。
上記手順によれば、中間転写ベルト8上に研磨用画像を形成し、研磨用画像を介して中間転写ベルト8と感光体ドラム1a〜1dとを摺擦するリフレッシュモードによりドラム表面の摩擦抵抗の上昇を抑制することが可能になり、良好な画像を継続的に出力することができる。また、中間転写ベルト8を停止させた状態で感光体ドラム1a〜1dとの摺擦を行うことで中間転写ベルト8と感光体ドラム1a〜1dとの周速差を大きくすることができるため、摺擦ローラ30を用いた従来のリフレッシュモードに比べて実行頻度を低下させることができ、印字動作以外での無駄なトナーの消費を抑えるとともに画像形成効率の低下も抑制可能となる。
また、機外湿度が60%を超える場合で、平均印字率が2%以下の低印字率ユニットがある場合のみリフレッシュモードを実行することにより、像流れが発生し易い場合に画像形成後の残留トナーによる研磨が不十分な低印字率ユニットの感光体ドラムが重点的に研磨されるため、像流れの防止に必要な最低限の研磨を各感光体ドラム1a〜1dについて過不足なく実行することができる。
さらに、研磨用画像を形成するトナー量を、各画像形成ユニットの所定枚数当たりの平均印字率と基準印字率との印字率差に印刷枚数を乗じて算出することにより、実際の印字率に応じた消費不足分のトナーが現像ローラ29から強制排出されるため、現像ローラ29上の現像剤リフレッシュ効果も期待できる。
なお、図4及び図5に示した制御は一例に過ぎず、装置の仕様等に応じて適宜変更可能である。例えば、ステップS7で研磨用画像が通過する間のベルトクリーニングローラ19aに印加する中間転写クリーニングバイアスをOFFとしているが、トナーと同極性のバイアスを印加すれば、ベルトクリーニングローラ19aへの研磨用画像の付着を一層効果的に抑制できる。
また、ステップS8において中間転写ベルト8の停止タイミングを他の方法で決定しても良い。例えば、中間転写ベルト8上の基準画像の濃度や色ずれを検知するセンサを備えている場合、研磨用画像の検知タイミングとセンサ位置から所定の画像形成ユニットまでの中間転写ベルト8の移動時間とに基づいて決定することもできる。
また、上記実施形態においては、機外温湿度センサ35により検出された装置外部の湿度に基づいてリフレッシュモードの要否を決定しているが、装置外部の温度に基づいて、或いは温度及び湿度の両方に基づいて要否を決定することもできる。また、機外温湿度センサ35に代えて装置内部の温湿度を検出する機内温湿度センサを設け、装置内部の温度及び/又は湿度に基づいてリフレッシュモードの要否を決定しても良いし、機外及び機内温湿度センサにより検出された装置外部と装置内部との温湿度差に基づいて決定しても良い。
図7は、本発明の第2実施形態に係るタンデム型カラー画像形成装置の構成を示す概略図であり、図8は、図7における搬送ベルト周辺の構成を示す側面断面図である。本実施形態では、中間転写ベルト8に代えて用紙Pを各画像形成部Pa〜Pbに順次搬送する無端状の搬送ベルト60が感光体ドラム1a〜1dの下部に当接するように配置されており、搬送ベルト60に付着したトナーを除去するブレード状のベルトクリーニング装置19が設けられている。また、現像装置3a〜3dはタッチダウン現像式ではなく一成分現像式であり、露光ユニット4に代えて各感光体ドラム1a〜1dを個別に露光するLEDヘッド4a〜4dを備えている。他の部分の構成については第1実施形態と基本的に同様であるため説明は省略する。
本実施形態においても、図8に示すように、搬送ベルト60に研磨用画像Y〜Kを形成し、搬送ベルト60を1回転させて研磨用画像Y〜Kを感光体ドラム1a〜1dの位置に移動させる。そして、搬送ベルト60を停止した状態で感光体ドラム1a〜1dを回転させることにより、感光体ドラム1a〜1dは研磨用画像Y〜Kを介在させた状態で搬送ベルト60により擦擦される。
即ち、第1実施形態と同様に、通常の印字動作ではトナー供給量の少ない上流側の感光体ドラム表面を十分に研磨することができ、ドラム表面の摩擦係数の上昇を効果的に抑制可能となる。また、リフレッシュモードの実行時間や実行頻度も低減される。リフレッシュモードの詳細な方法や実行手順については第1実施形態と同様であるが、本実施形態では、搬送ベルト60のクリーニング手段としてクリーニングブレードを備えたベルトクリーニング装置19を用いているため、中間転写ベルト8に対してベルトクリーニング装置19を接触及び離間させる機構を設け、リフレッシュモード実行中はベルトクリーニング装置19を搬送ベルト60から離間させておけば良い。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記各実施形態では、中間転写ベルト8若しくは搬送ベルト60を停止させた状態で感光体ドラム1a〜1dを摺擦させているが、中間転写ベルト8若しくは搬送ベルト60と感光体ドラム1a〜1dとの間に周速差をもたせておけば研磨効果が期待できるため、例えば中間転写ベルト8若しくは搬送ベルト60を超低速で移動させながら感光体ドラム1a〜1dを摺擦させても良い。
本発明は、タンデム式のカラー画像形成装置に利用可能であり、無端状の中間転写体若しくは搬送部材上に研磨用画像を形成するとともに、該研磨用画像を所定の像担持体に接触する位置までに移動し、研磨用画像を介して中間転写体若しくは搬送部材と像担持体とを周速差をもって接触させるリフレッシュモードを実行するものである。
これにより、通常の印字動作においてトナー供給量の少ない上流側の像担持体にもトナーを供給可能となり、且つ従来に比べて研磨効果の高いリフレッシュモードを実行可能な画像形成装置を提供することができる。
また、中間転写体若しくは搬送部材を停止させた状態で像担持体を回転させてリフレッシュモードを行い、一定時間毎に一定間隔ずつ中間転写体若しくは搬送部材を移動させることにより、像担持体の研磨効率及び研磨用画像の使用効率をより高めることができる。
また、平均印字率が所定値以下の低印字ユニットにおいてリフレッシュモードを実行することにより、全ての像担持体を過不足なく研磨可能な画像形成装置となる。さらに、平均印字率と基準印字率との印字率差に印字枚数を乗じて研磨用画像のトナー量を算出することにより、像担持体のリフレッシュ効果とともに現像装置内の現像剤リフレッシュ効果も得られる。
また、所定の温湿度条件を満たす場合のみリフレッシュモードを実行することで、像流れの防止に必要な最低限のリフレッシュモードを過不足なく実行できる画像形成装置となる。
は、本発明の第1実施形態に係るタンデム式カラー画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 は、図1における画像形成ユニットPa周辺の部分拡大図である。 は、本発明の画像形成装置の制御経路を示すブロック図である。 は、各画像形成ユニットにおいて中間転写ベルト上に研磨用画像が形成された状態を示す概略図である。 は、中間転写ベルトが1回転して研磨用画像の先端が感光体ドラムに到達した状態を示す概略図である。 は、本発明の画像形成装置において実行されるリフレッシュモードの一例を示すフローチャートである。 は、本発明の第2実施形態に係るタンデム式カラー画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 は、図7における搬送ベルト上に研磨用画像が形成され、搬送ベルトが1回転して研磨用画像の先端が感光体ドラムに到達した状態を示す側面拡大図である。
符号の説明
1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)
2a〜2d 帯電装置
3a〜3d 現像装置
4 露光ユニット
5a〜5d クリーニング装置
6a〜6d 一次転写ローラ(転写手段)
8 中間転写ベルト(中間転写体)
9 二次転写ローラ(二次転写手段)
19 ベルトクリーニング装置(クリーニング手段)
19a ベルトクリーニングローラ
30 摺擦ローラ
31 クリーニングブレード
35 機外温湿度センサ
60 搬送ベルト(搬送部材)
90 制御部
100 画像形成装置
Pa〜Pd 画像形成ユニット
Y〜K 研磨用画像

Claims (12)

  1. 像担持体と、該像担持体表面に研磨剤を含むトナーを付着させて静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置とを含む複数の画像形成ユニットと、
    前記像担持体上に現像されたトナー像が順次積層される無端状の中間転写体と、
    前記像担持体上に現像されたトナー像を前記中間転写体上に積層する転写手段と、
    前記中間転写体上に積層されたトナー像を記録媒体上に一度に転写する二次転写手段と、を備えたカラー画像形成装置において、
    前記中間転写体上に研磨用画像を形成するとともに、該研磨用画像を所定の前記像担持体に接触する位置まで移動し、前記研磨用画像を介して前記中間転写体と前記像担持体とを周速差をもって接触させるリフレッシュモードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記研磨用画像が通過する間、前記二次転写手段に印加されるバイアスをOFFとするか、或いはトナーと同極性のバイアスを印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 像担持体と、該像担持体表面に研磨剤を含むトナーを付着させて静電潜像に応じたトナー像を形成する現像装置とを含む複数の画像形成ユニットと、
    該画像形成ユニットに記録媒体を搬送する無端状の搬送部材と、
    前記像担持体上に現像されたトナー像を記録媒体上若しくは前記搬送部材上に転写する転写手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記搬送部材上に研磨用画像を形成するとともに、該研磨用画像を所定の前記像担持体に接触する位置まで移動し、前記研磨用画像を介して前記搬送部材と前記像担持体とを周速差をもって接触させるリフレッシュモードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記リフレッシュモードは、前記中間転写体若しくは前記搬送部材を停止させた状態で前記像担持体を回転させて行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記リフレッシュモードは、前記中間転写体若しくは前記搬送部材を一定時間経過毎に一定間隔ずつ移動させて行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記中間転写体若しくは前記搬送部材上の残留トナーを除去するクリーニング手段が設けられており、前記研磨用画像が通過する間、前記クリーニング手段に印加されるバイアスをOFFとするか、或いはトナーと同極性のバイアスを印加することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記研磨用画像を所定の前記像担持体に接触する位置まで移動させる間、当該像担持体よりも前記中間転写体若しくは前記搬送部材の移動方向上流側に位置する前記像担持体をトナーと同極性に帯電させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記リフレッシュモードは、全ての前記像担持体について同時に実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記リフレッシュモードは、前記像担持体の一部について実行されるとともに、研磨を行わない前記像担持体を前記中間転写体若しくは前記搬送部材に同期して周速差なく駆動させることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記リフレッシュモードは、前記各画像形成ユニットのうち所定印字枚数当たりの平均印字率が所定値以下の低印字ユニットにおいて実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記研磨用画像を形成するトナー量は、前記低印字ユニットの平均印字率と基準印字率との印字率差に印字枚数を乗じて算出されることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記リフレッシュモードは、装置外部若しくは内部の温度及び/又は湿度が所定値を超えた場合のみ実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
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