JP2010131043A - 万能書見台 - Google Patents
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Abstract
【課題】座位、仰臥での読書、新聞閲覧等、多様な形態で書見台を使用でき、しかも製造コストが低減な書見台を提供する。
【解決手段】(イ)支柱に取り付ける取付孔と取付溝孔を設けた載置板と、ペットボトル蓋に取り付ける嵌入孔と、支柱を挿通する挿通孔を設けた基板と、載置板と基板を連結する支柱を有すること。(ロ)前記取付孔は、載置板の適宜の箇所に設けられていること。(ハ)前記取付溝孔は、載置板の下端部両側に設けられていること。(ニ)前記基板に設けた嵌入孔は、ペットボトル蓋の外径と同一の内径を形成し、基板の前後左右等間隔に複数設けられていること。(ホ)前記基板に設けた挿通孔は、基板の長手方向の中心線上に適宜の間隔で複数設けられ、そのうち、少なくても一箇の挿通孔の内径は、挿通する支柱の外径と同一であること。(ヘ)前記支柱は、先端部に取付孔を設け、円柱棒状体であること。
【選択図】 図1
【解決手段】(イ)支柱に取り付ける取付孔と取付溝孔を設けた載置板と、ペットボトル蓋に取り付ける嵌入孔と、支柱を挿通する挿通孔を設けた基板と、載置板と基板を連結する支柱を有すること。(ロ)前記取付孔は、載置板の適宜の箇所に設けられていること。(ハ)前記取付溝孔は、載置板の下端部両側に設けられていること。(ニ)前記基板に設けた嵌入孔は、ペットボトル蓋の外径と同一の内径を形成し、基板の前後左右等間隔に複数設けられていること。(ホ)前記基板に設けた挿通孔は、基板の長手方向の中心線上に適宜の間隔で複数設けられ、そのうち、少なくても一箇の挿通孔の内径は、挿通する支柱の外径と同一であること。(ヘ)前記支柱は、先端部に取付孔を設け、円柱棒状体であること。
【選択図】 図1
Description
本発明は、机やテーブルの上、床上、ソファーやリクライニング椅子、床に敷いた布団やベツト等多様な状態で使用でき、しかも、低コストで製造可能な万能書見台に関するものである。
従来の書見台には、載置板を支柱を介して錘を入れた箱に取り付けて寝ながら読書できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)
以下、図10により従来の書見台について説明する。図10においては、1は本を載せる載置板で11は支柱である。載置板1の上部裏面は取付板を介して支柱11に取り付け、載置板1を斜め下方に傾斜させて寝ながらの読書を可能にしている。また支柱11の下方は錘としての本等を入れた箱に紐18で緊縛して書見台の立設を保持している。
しかしながら、従来の書見台は主として仰臥して使用するものであり、あらゆる態様で使用することはできないという問題点を有していた。また、前記したもの以外に、一般に知られている寝ながら使用できる書見台は製造コストが高いという問題点を有していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、床に座しての使用、普通の椅子、ソファー椅子、リクライニング椅子等あらゆる椅子等に座しての使用、床やベツトに仰臥しての使用、踏み台運動等立った状態での使用等あらゆる態様で使用でき、且、製造コストを低減できる書見台を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第1の手段は下記に示す要件を備えて構成した。すなわち、載置板の下方部に本の下端部を保持し、且、頁の下方部を抑える頁抑えを具備した保持板部を形成し、載置板の両側と上端部に凹状部を形成した載置板と、基板を支柱を介して連結、且、立設した書見台において、(イ)支柱に取り付ける取付孔と取付溝孔を設けた載置板と、ペットボトル蓋に取り付ける嵌入孔と、支柱を挿通する挿通孔を設けた基板と、載置板と基板を連結する支柱を有すること。(ロ)前記取付孔は、載置板の適宜の箇所に設けられていること。(ハ)前記取付溝孔は、載置板の下端部両側に設けられていること。(ニ)前記基板に設けた嵌入孔は、ペットボトル蓋の外径と同一の内径を形成し、基板に、前後左右が等間隔に複数設けられていること。(ホ)前記基板に設けた挿通孔は、基板の長手方向の中心線上に適宜の間隔で複数設けられ、そのうち、少なくても一箇の挿通孔の内径は、挿通する支柱の外径と同一であること。(ヘ)前記支柱は、先端部に取付孔を設け円柱棒状体であること。(ト)前記載置板は、支柱に回動自在に取り付け、前記基板の挿通孔に挿通して取り付けた支柱は、基板に回動自在であること。
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第2の手段は下記に示す要件を備えて構成した。請求項1に記載のものにおいて、(イ)前記支柱は、円柱棒状体の支柱と角柱棒状体の支柱を連結して組合せ緊縛し、伸縮、回動自在であること。(ロ)前記の角柱棒状体の支柱は、その長手方向の一面に円柱棒状体の周壁を嵌合する嵌合溝を形成していること。
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第3の手段は下記に示す要件を備えて構成した。請求項1、2記載のものにおいて、(イ)前記支柱は、使用済み空きびんの口部に嵌合可能な外径であること。
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第4の手段は下記に示す要件を備えて構成した。請求項1~3のものにおいて、(イ)載置板の上部両側に、うちわの柄を挿入する挿入溝孔を形成していること。
上記第1の解決手段による作用は次の通りである。すなわち、錘として水を入れて蓋をしたペットボトルを複数用意し、箱等に2列にして配置する。箱とペツトボトル間に隙間がある場合は布等の詰め物をしてペットボトルと箱が一体化になるようにするとよい。次に、基板の各嵌入孔を各ペツトボトルの蓋の外周に嵌入し、基板を各ペットボトル蓋に取り付ける。次に、基板に設けた挿通孔に支柱を挿通する。支柱は基板の挿通孔と2列に配置したペツトボトル間に挟持され、垂直や傾斜の状態で立設を保持することができる。挿通孔の内径と支柱の外径は同一に形成すると、挿通孔に挿通した支柱は緊密、且、強く嵌合した状態になる。また、ペットボトル間に挿通した支柱は、ペットボトルが柔軟なプラスチックで型成しているので、隙間に挿通したときの支柱とペットボトルとの接触圧によっても立設を保持される。次に、載置板に設けた取付孔と支柱の取付孔をビスと蝶ナツトを螺合して載置板を支柱に回動自在に取り付ける。また、常に載置板の左右方向を水平に保持するため、水平にした載置板の取付溝孔又は保持板部を形成した抜部と支柱が交差する部分を紐で緊縛する。また、載置板を斜め上向き、斜め下向きに向きを切り替えるときは、支柱を回動させて行うだけでよい。また、載置板の傾斜角度は、挿通孔とペットボトル間に挿通する支柱の挿通角度を変える。図で後述するが、本を載せた載置板の使用態様は、支柱の傾斜方向や傾斜角度、支柱に取り付けた載置板の取り付け位置の変化で多様な態様で使用することができる。また、載置板に350頁以上もある比較的重量がある本を載置しても、支柱を取り付けた基板は、複数の水をいれたペットボトルの錘で基板を保持するので書見台の安定的立設は保持される。
また、第2の解決手段による作用は、支柱の分解組立が容易で、且、伸縮自在であるので、載置板の低位置、中位置、高位置での使用の切り替えが簡単になつた。低位置では第1の解決手段と同様、載置板と基板を1本の支柱で構成して使用する。中位置では載置板と基板と1本の円柱棒状体の支柱と角柱棒状体の支柱で構成して使用する。ベツト等高位置では載置板と基板と2本の円柱棒状体の支柱と角柱棒状体の支柱で構成して使用する。また、支柱と基板及び夫々の支柱が回動自在に連結しているので、載置板の向きの切り替えが容易である。また夫々の支柱の連結が伸縮自在であるので載置板の高さ調整が容易である。また、円柱棒状体の支柱と角柱棒状体の支柱の連結は、角柱棒状体の支柱の嵌合溝に円柱棒状体の支柱の周壁を嵌合して連結するので、簡単な構造であっても紐等の緊縛で十分に結合でき、且、嵌合溝に沿って支柱を摺動させることができる。更に、円柱棒状体支柱と角柱棒状体支柱の2本の組合せにし、角柱棒状体支柱に載置板を取り付けてもよい。
また、第3の解決手段による作用は、まず、支柱の先端部を差し込んで取り付ける使用済み空きびんを用意する。例えば、使用に最適な酒類のびん口部の内径は18±1ミリが大半である。用意した空きびん口部の内径が、支柱の外径より大である場合は、支柱の差し込む部分をテープでテーピングして空きびん口部に嵌入し、支柱を取り付け立設することができる。次に、支柱を取り付けた空きびんは、箱等に傾斜させて入れ、錘と詰め物を兼ねた本等を空きびんの回りに詰め込み、傾斜した立設を保持することができる。載置板の傾斜角度は空きびんの傾斜角度で調整し、載置板の向きは支柱を取り付けた空きびんを回動させて簡単、容易に切り替えることができる。
また、第4の解決手段による作用は、まず、日常的に使用しているうちわを2本用意する。そして、2本のうちわの柄を載置板の上部両側に形成している挿入溝孔に挿入し、柄の先端部を載置板の両側に形成しているW状の凹部の凸状部の表側に通して、載置板に簡単容易にうちわを取り付け、載置板の表面積を拡大することができる。
上述したように本発明に係わる第1の手段によれば、支柱に取り付ける取付孔と取付溝孔設けた載置板と、ペットボトル蓋に取り付ける嵌入孔と、支柱を挿通する挿通孔を設けた基板と載置板と基板を連結する支柱を有し、取付孔は置板の適宜の箇所に設け、また、取付溝孔は載置板の下端部両側に設け、また、基板に設けた嵌入孔はペットボトル蓋の外周に嵌入且着脱自在で、前後左右等間隔に複数設け、また、基板に設けた挿通孔は基板の長手方向の中心上に適宜の間隔で複数設け、そのうち、少なくても一箇の挿通孔の内径は、挿通する支柱の外径と同一で、また、支柱は先端部に取付孔を設け、円柱棒状体であり、そして、載置板は、支柱に回動自在に取り付け、基板の挿通孔に挿通して取り付けた支柱は回動自在であるので、載置板の向きと角度を自在に変えることができるようになった。また、載置板の高さ位置を簡単に変えることができるようになった。そして、どのような向き、角度でも載置板を水平にすることができる。また、支柱は、挿通孔とペットボトル間に挿通挟持し、錘として水を入れたペットボトルによって安定的立設を保持することができ、よって、仰臥、多様な座位等あらゆる態様で書見台を使用することができるようになった。また、使用済みのペットボトルを有効活用することにより大幅なコスト低減を図ることができるようになった。
また、本発明の第2の手段によれば、支柱は、円柱棒状体の支柱と角柱棒状体の支柱を連結して組合せ緊縛し、伸縮、回動自在であり、角柱棒状体の支柱は、長手方向の一面に、円柱棒状体の周壁を嵌合する嵌合溝を形成しているので、嵌合溝に沿って伸縮及び回動させることができる。よって、載置板の向きの切り替えや高さ調整が簡単且容易に行うことができる。また、使用する支柱の数により、載置板の高さ位置を、上位、中位、下位位置と多様な態様での使用が容易になった。
また、本発明の第3の手段によれば、本等の錘を兼ねた詰め物で箱に入れた空きびんの傾斜した立設を簡単、容易に保持することができるので、空きびん口部に取り付けた支柱と載置板の角度調整は容易になった。また載置板の向きの切り替えは、空きびんを回動させるだけでよく、操作が簡単容易になった。また、詰め物を兼ねた本等の錘で本を載せた載置板の安定した立設を保持することができる。また、使用済みの空きびんの有効活用により大幅なコスト低減を図ることができるようになった。
また、本発明の第4の手段によれば、うちわを取り付けて載置板の表面積の拡大が簡単容易にできるので、比較的大型な印刷物である新聞を載置して使用することができるようになった。また、身近にあるうちわを利用できるので大幅なコスト低減になる。
以下、本発明の実施の形態を図1~図9に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る正面図とA−A矢視図である。図2は、本発明に係る基板の平面図である。まず構成を説明する。図1に示す載置板1は、柔軟な合成樹脂板で四角形状を形成し、下方部に本の両頁の下端部を保持し、且、両頁の下方部を抑える頁抑えを具備した一対の保持板部2を型抜いて抜き部17を形成し、載置板1と一体に形成している。また、載置板1の上端部と両側部に略波状の凹部3と凸状部31具備する略W状の凹部4を形成し、夫々の凹部に輪ゴムを掛け渡し本の頁を抑えるようになっている。また、載置板1の縦方向の中心部及びその左右方向に適宜に取付孔8と一対の取付孔8-aを設けている。取付孔8はビス12を挿通し、一対の取付孔8-aは紐18を通すようになっている。更に、載置板1の下端部の両側方に、略矩形形状で長手方向の下部側を凸凹状に形成した取付溝孔6を設けている。支柱11と取付溝孔6が交差する部分を紐18で緊縛する場合、紐18が凸凹状の凹部に嵌るようにする。
図1、2に示すように、7は基板である。基板7は柔軟な合成樹脂板で矩形形状を形成し、前後と左右方向に等間隔に6箇の取付孔5を設け、載置板1横方向の中心線上に内径の異なる複数の挿通孔9を設けている。各取付孔5の内径は、ペットボトル蓋10の外径と同一に形成し、基板7の各取付孔5を6本のペットボトル15のペットボトル蓋10に嵌合して取り付けている。
図1に示す11は円柱棒状体の支柱で、先端部には載置板1に回動自在にビス12と蝶ナット13で取り付ける取付孔14を設けている。載置板1を取り付けた支柱11は、ペットボトル蓋10に取り付けた基板7の挿通孔9とペットボトル15間に挿通して立設している。
図3は、本発明に係る載置板1と支柱11の取り付け状態を示す正面図である。載置板1の側方の取付孔8と支柱11の取付孔14に、ビス12と蝶ナツト13で回動自在に取り付けた載置板1が、常に平行状態を保持するように、載置板1の下端部両側に形成している取付溝孔6と支柱11が交差している部分を紐18で緊縛して、載置板1を支柱11に固定している。また、載置板1が反対側に構成するには、反対側の取付孔8と取付溝孔6で支柱11に取り付ける。また、載置板1の中心線上に支柱11を取り付ける場合は、保持板部16を形成した抜き部17と支柱11の交差する部分を紐18で緊縛して、載置板1の水平を保持することができる。
図4は、載置板1を支柱11に紐18で緊縛して取り付けた状態を示す参考図である。
載置板1を支柱11と基板7で傾斜を支え、載置板1の縦方向の中央部に一対に形成している取付孔8に紐18を通し、支柱11と各ペットボトル首部を捲いて、夫々緊縛している。
載置板1を支柱11と基板7で傾斜を支え、載置板1の縦方向の中央部に一対に形成している取付孔8に紐18を通し、支柱11と各ペットボトル首部を捲いて、夫々緊縛している。
以下、上記構成の動作を説明する。支柱11に取り付けた載置板1は、各ペットボトル蓋10に取り付けた基板7の挿通孔9に、支柱11を挿通し図1の矢印イに示すように倒すだけで容易に載置板の向きを変えることができる。また、支柱11を挿通する角度により載置板1の傾斜角度を形成することができる。また、同時に傾斜角度は、載置板1と支柱11の取り付けを支点に図3の矢印イに示すように載置板1を回動させて調整することができる。傾斜角度を設定した載置板1は、載置板1の下端部両側に形成している取付溝孔6、または、抜き部17と支柱11が交差する部分を紐18で緊縛し、水平状態を保持して固定することができる。その場合、取付溝孔6の凸凹状の凹部分に紐18を通すとより確実に固定できる。更に、図4に示すように、支柱11と載置板1の取り付けを紐18で緊縛することにより、載置板1の傾斜角度を鋭角にすることができる。また、支柱11に載置板1を取り付ける載置板1の取付孔8の位置により、ペットボトル15の斜め上方に載置板1を形成することができるので、仰臥やリクライニング椅子で使用する場合、載置板1を体の上方に配置することができる。また、基板7を取り付けるペットボトル15に錘として水を入れるので、載置板1に本を載置しても転倒を防止でき、複数のペットボトルによって立設の安定を保持することができる。
図5は、本発明に係る支柱11の取り付け状態を示す参考図である。支柱11は、円柱棒状体支柱19と角柱棒状体支柱20を紐18で緊縛して構成したものである。角柱棒状体支柱20の一面縦方向に半円状の摺動溝21を形成し、その両端部側に円柱棒状体支柱19を嵌合し、且、紐18で緊縛し、図5に矢印イロで示すように回動且摺動自在としている。
以下、上記構成の動作を説明する。載置板1を上位位置、すなわち、ベットで仰臥、または、踏み台運動をしながら立居で使用する場合は、基板7の挿通孔9に挿通した支柱11を回動させて、載置板1を斜め下向き、または、斜め下向きに簡単、容易に形成することができる。また、載置板1の高さ調整は円柱棒状体支柱19と角柱棒状体支柱20を紐18で緊縛しているだけであるので、容易に上下に摺動させて調節することができる。
図6は、本発明に係る支柱に傘を利用した状態を示す参考図である。支柱11と傘22を紐18で緊縛して連結して載置板1を取り付け、傘22の先端部を基板7の挿通孔9に挿通して取り付け、載置板を中位または上位の位置で使用できるようにしている。
以下、上記構成の動作を説明する。傘22は、構成している軸管と骨組と布張りを畳んで、外周に凸凹を形成した棒状となるので、紐18を緊縛して支柱を取り付けた部分と、基板7の挿通孔9とペットボトル15間に挿通すると、凸凹部分でその状態を保持することができる。一方、載置板1の向きを切り替える場合は、骨組みの凸凹でその状態を保持しているだけであるので、手で容易に回動させて切り替えることができる。
図7は、本発明の支柱を空きびんに取り付けた状態を示す参考図である。別途用意した箱に使用済みの空きびん23を傾斜させて立設し、その状態を保持するために錘を兼ねた本等を詰め物として詰め込んでいる。また、支柱11の先端部側に比較的柔軟なテープ24を捲着して突起状を形成している。そして、突起部25の外径ハは、使用する空きびん23口部の入口の内径と同一とし、空きびん23口部に突起部25を嵌入して支柱11を立設している。
以下、上記構成の動作を説明する。現在流通している大半の空きびん23は、図7に示すように口部から首部にかけて内径が狭くなるように形成しているので、支柱11に捲着した突起部25の外径が空きびん23口部の入口の内径より小でも、狭く形成している首部で嵌合して支柱11を取り付け立設させることができる。また、載置板1の高さ位置は、支柱11に捲着するテープ24のテーピング位置を図7矢印イの方向に変えて調整することができる。また、載置板11の傾斜角度は空きびん23の傾斜角度を変えて調節できる。更に、載置板11の向きは図7矢印ロの方向に空きびん23を回動させて切り替えることができる。
図8は、本発明に係る支柱が伸縮自在であることを示す参考図である。径の異なる支柱11を差し込んで組合せ、径小の支柱11の先端部に固定部26を設けている。固定部26には楕円形状の割リング27が遊着して支柱11は伸縮自在としている。
以下、上記構成の動作を説明する。希望する載置板1の高さ位置は、径大の支柱を図8矢印イの方向に上下に摺動させ、且、径大 の支柱11を図8矢印ロの方向に回動させて固定する。径小の先端部に形成した固定部26に略楕円形状の割リング27を遊着しており、径大の支柱11を回動した場合、割リング27が開いて拡大し、且、径大の支柱11の内周に圧着し、径大と径小の支柱11は一体化する。
図9は、本発明に係る支柱に載置板とうちわを取り付けた状態を示す参考図である。うちわ28の柄29は、載置板1の上部両側に形成した挿入溝孔30に挿入して取り付けている。挿入溝孔30は矩形形状を形成し、載置板1の上部両側に縦方向の形状で形成している。
以下、上記構成の動作を説明する。載置板1に形成した挿入溝孔30にうちわ28の柄29を挿入し、柄29の先端部を載置板1のW状の凹部4の凸状部31の表側に通し、バネ効果で柄29を抑え、載置板1にうちわ28を取り付けることができる。
ペットボトルに取り付けた基板に長めの支柱を立設して、物干竿を支える支柱として利用することができる。また、スポーツ用の簡易ネット支柱として使用することができる。また、立設した支柱に人形や小物を吊設して飾り棒等広く多用途に使用することができる。
1 載置板
5 取付孔(基板)
6 取付溝孔
7 基板
8 取付孔(載置板)
9 挿通孔
10 ペットボトル蓋
11 支柱
14 取付孔 (支柱)
18 紐
19 円柱棒状体支柱
20 角柱棒状体支柱
21 摺動溝
22 傘
23 空きびん
24 テープ
25 突起部
26 固定部
27 割リング
28 うちわ
29 柄
30 挿入溝孔
31 凸状部
5 取付孔(基板)
6 取付溝孔
7 基板
8 取付孔(載置板)
9 挿通孔
10 ペットボトル蓋
11 支柱
14 取付孔 (支柱)
18 紐
19 円柱棒状体支柱
20 角柱棒状体支柱
21 摺動溝
22 傘
23 空きびん
24 テープ
25 突起部
26 固定部
27 割リング
28 うちわ
29 柄
30 挿入溝孔
31 凸状部
Claims (4)
- 載置板の下方部に本の下端部を保持し、且、頁の下方部を抑える頁抑えを具備した保持板部を形成し、載置板の両側と上端部に凹状部を形成した載置板と基板を、支柱を介して連結、且、立設した書見台において、下記の要件を備えたことを特徴とする万能書見台
(イ)支柱に取り付ける取付孔と取付溝孔を設けた載置板と、ペットボトル蓋に取り付ける嵌入孔と、支柱を挿通する挿通孔を設けた基板と、載置板と基板を連結する支柱を有すること
(ロ)前記取付孔は、載置板の適宜の箇所に設けられていること
(ハ)前記取付溝孔は、載置板の下端部両側に設けられていること
(ニ)前記基板に設けた嵌入孔は、ペットボトル蓋の外径と同一の内径を形成し、基板に、前後左右が等間隔に複数設けられていること
(ホ)前記基板に設けた挿通孔は、基板の長手方向の中心線上に適宜の間隔で複数設けられ、そのうち、少なくても一箇の挿通孔の内径は、挿通する支柱の外径と同一であること
(ヘ)前記支柱は、先端部に取付孔を設け円柱棒状体であること
(ト)前記載置板は、支柱に回動自在に取り付け、前記基板の挿通孔に挿通して取り付けた支柱は、基板に回動自在であること - 請求項1に記載のものにおいて、下記の要件を備えたことを特徴とする万能書見台
(イ)前記支柱は、円柱棒状体の支柱と角柱棒状体の支柱を連結して組合せ緊縛し、伸縮、回動自在であること
(ロ)前記の角柱棒状体の支柱は、その長手方向の一面に、円柱棒状体の周壁を嵌合する嵌合溝を形成していること - 請求項1、2に記載のものにおいて、下記の要件を備えたことを特徴とする万能書見台
(イ)前記支柱は、使用済み空きびんの口部に嵌合可能な外径であること - 請求項1~3に記載のものにおいて、下記の要件を備えたことを特徴とする万能書見台
(イ)載置板の上部両側に、うちわの柄を挿入する挿入溝孔を形成していること
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2008
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