JP2010130783A - 電力供給装置 - Google Patents

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伸彦 羽田野
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Abstract

【課題】単相インバータ回路2a、2b、2cを構成する直流電源2a1、2b1、2c1からの出力エネルギの割合を制御するとともに、各相に出力する出力エネルギの累積値の誤差を可及的に低減する。
【解決手段】直流電源2a1、2b1、2c1とその直流電源2a1、2b1、2c1の直流電圧を単相交流電圧に変換するスイッチング回路2a2、2b2、2c2とからなる3組の単相インバータ回路2a、2b、2cを、3相交流系統と3相負荷300の間に直列に接続し、基準電圧と系統電圧の差分を単相インバータ回路2a、2b、2cから出力することにより、負荷電圧を正常に維持させるように動作する電力供給装置であって、3組の単相インバータ回路2a、2b、2cから出力される3相交流電圧の零相電圧成分vを調節して、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの割合と、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの累積値の割合とを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、3組の単相インバータ回路を、3相交流系統と3相負荷の間に直列に接続し、基準電圧と系統電圧の差分をインバータから出力することにより、負荷電圧を正常に維持させるように動作する電力供給装置に関するものである。
従来、三相交流電圧を出力する電力供給装置として、例えば特許文献1に示すように、直流電圧を単相交流電圧に変換する単相インバータ回路を3組用いて構成するものがある。
しかしながら、単相インバータ回路を3組用いて3相交流電圧と基準電圧の差を出力する電力供給装置は、直流電源もまた3相個別に配置されるため、次の問題がある。
1相又は2相の系統事故による瞬時電圧低下(瞬低)を補償する場合のように、各相から不平衡な補償電圧を出力すると、各相毎の直流電源の出力に偏りが生じ、瞬低補償時間の点で効率の良くないという問題がある。つまり、大きな電力を出力する相の単相インバータ回路に設置された直流電源のエネルギがいち早く消耗してしまい、他相の単相インバータ回路に設置された直流電源のエネルギに余裕を残したまま、瞬低などを補償できる限界時間に達してしまうという問題が生じる。また、単相負荷を含むような不平衡な負荷に適用した場合にも,同様な問題が生じる。
そして近時、本願発明者は、特許文献2に示す電力供給装置を発明している。この電力供給装置は、出力電圧の零相電圧成分を調整することにより、3相の直流電源から出力されるエネルギを所定の割合にする(例えば、概ね等しくする)制御方法が用いられている。
しかしながら、この方法は、3相の出力エネルギの累積値に誤差が生じた場合、その誤差を補正することが考慮されていない。例えば、零相電圧成分の計算に移動積分を用いるため、積分結果を得るまでに基本周波数1サイクル分の遅延が発生する。このため、負荷や系統電圧が時間とともに変化すれば、零相電圧成分の計算結果に誤差が生じてしまう。また、測定系やインバータ動作によっても、誤差が発生してしまう。そして、以降の時刻においてその誤差を補正することが考慮されていない。
特開2000−050643号公報 再表2006−100918号公報
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、3組の単相インバータ回路を、3相交流系統と3相負荷の間に直列に接続し、基準電圧と系統電圧の差分をインバータから出力することにより、負荷電圧を正常に維持させるように動作する電力供給装置において、その単相インバータ回路を構成する直流電源からの出力エネルギの割合を制御するとともに、各相に出力する出力エネルギの累積値の誤差を可及的に低減することをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る電力供給装置は、3組の単相インバータ回路を、3相交流系統と3相負荷の間に直列に接続し、基準電圧と系統電圧の差分を単相インバータ回路から出力することにより、負荷電圧を正常に維持させるように動作する電力供給装置であって、前記3組の単相インバータ回路から出力される3相交流電圧の零相電圧成分vを調節して、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの割合と、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの累積値の割合とを制御する制御装置を備えていることを特徴とする。
このようなものであれば、単相インバータ回路を構成する直流電源から出力されるエネルギの割合を制御することができ、直流電源のエネルギを3相偏りなく利用することができる。また、動作開始時又は動作中に生じた各直流電源の出力エネルギの誤差をフィードバック制御して、その累積値を所定の割合に制御することにより、各直流電源の容量に見合った補償時間をより一層延長することができる。
例えば、各単相インバータ回路の直流電源の容量が同一のものである場合には、制御装置は、3組の単相インバータ回路から出力される3相交流電圧の零相電圧成分vを調節することにより、各単相インバータ回路の直流電源の1サイクル毎の出力エネルギを同一にするとともに、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの累積値の平均値に対する各相毎の出力エネルギの累積値の偏差を用いてフィードバック制御することにより、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの累積値を同一にする。
また、前記制御装置が、負荷電流i、i、i、基準電圧vna、vnb、vnc、系統電圧vsa、vsb、vsc、各単相インバータ回路の直流電源の容量比率をa相:b相:c相=X:Y:Z、及びゲインKを用いて、以下に示される零相電圧成分vにより、各単相インバータ回路の直流電源からの出力エネルギの割合と、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの累積値の割合と制御することが望ましい。
但し、e、e、eは以下の式で示される。
このように構成した本発明によれば、3組の単相インバータ回路を、3相交流系統と3相負荷の間に直列に接続し、基準電圧と系統電圧の差分を単相インバータ回路から出力することにより、負荷電圧を正常に維持させるように動作する電力供給装置において、その単相インバータ回路を構成する直流電源からの出力エネルギの割合を制御するとともに、各相に出力する出力エネルギの累積値の誤差を可及的に低減し、直流電源に蓄えられたエネルギを有効に活用することができる。
以下に本発明の電力供給装置100を瞬時電圧低下補償装置(DVR;Dynamic Voltage Restorer)として用いた場合の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、図1は本発明の一実施形態に係る電力供給装置100を示す模式図である。
<1.装置構成>
本実施形態に係る電力供給装置100は、インバータを交流系統と負荷の間に直列に接続し、系統電圧の変動分をインバータから出力することにより、負荷電圧を正常に維持させるように動作する、いわゆる3相トランスレスDVRと言われるものである。そしてこの、電力供給装置100は、図1に示すように、3相交流電源200と3相負荷300を含む、a相301、b相302及びc相303からなる3相交流系統において、3相交流電源200及び3相負荷300の間に直列に接続される。そして、この装置100は、通常時は電力の出力を行わず、電力系統での瞬時電圧低下を監視している。そして、瞬時電圧低下を検出した場合には、3相負荷300の正常動作を維持するように補償電圧を出力する。
具体的にこのものは、図1に示すように、単相インバータ回路2a、2b、2cと、直流電圧測定部3と、系統電圧測定部4と、負荷電流測定部5と、各単相インバータ回路2a、2b、2cを制御する制御装置6と、を備える。なお、図1において、直流電圧測定部3、系統電圧測定部4、負荷電流測定部5及び制御装置6は図示しない。
以下、各部ついて詳述する。
単相インバータ回路2a、2b、2cは、直流電源2a1、2b1、2c1と、それらが出力する直流電圧を単相交流電圧に変換して、a相、b相又はc相に出力するスイッチング回路2a2、2b2、2c2と、を有する。
直流電源2a1、2b1、2c1は、エネルギの充放電機能を有し、かつスイッチング回路2a2、2b2、2c2以外とは電気的に絶縁された、例えばコンデンサである。
スイッチング回路2a2、2b2、2c2は、半導体スイッチ素子とそれに逆並列されたダイオードとから構成したフルブリッジインバータである。本実施形態では半導体スイッチ素子として、自己消弧能力を有するIGBT(Insulated Gate Bipolar
Transistor)を用いている。このスイッチング回路2a2、2b2、2c2は、後述する制御装置6を用いて、ゲートへの駆動信号によりオンオフ制御され、動作パターン(スイッチパターン)が制御されるようにしている。
直流出力測定部3は、直流電源2a1、2b1、2c1より出力されるエネルギを測定するためのものであり、その測定結果を示す直流出力データを制御装置6に出力するものである。
系統電圧測定部4は、電力系統のa相、b相、c相の系統電圧を測定し、その測定結果を示す系統電圧データを制御装置6に出力するものである。
負荷電流測定部5は、a相、b相、c相から3相負荷300に供給される負荷電流i、i、iを測定し、その測定結果を示す負荷電流データを制御装置6に出力するものである。
制御装置6は、常時系統電圧データを受信し、系統電圧低下の検出と、基準電圧vna、vnb、vncの設定を行っているものとする。
また、この際、制御装置6は、系統と負荷が直接接続されるように、スイッチング回路2a2、2b2、2c2の半導体スイッチ素子のオン・オフ状態を保持している。
そして、系統電圧の低下を検出した際には、制御装置6は、受信した系統電圧データより正相・逆相電圧成分(以下、単に「系統電圧」という。)vsa、vsb、vscを抽出し、次に、vsa、vsb、vscと受信した直流出力データと負荷電流データを用いて、後述する式(20)に示す零相電圧vを演算し、補償電圧vna−vsa+v(=via)、vnb−vsb+v(=vib)、vnc−vsc+v(=vic)を出力するように、単相インバータ回路2a、2b、2cをフィードバック制御するものである。
<2.電力供給装置100の動作>
次に、このように構成した本実施形態の電力供給装置100の動作について、従来の基本的な動作及びその課題を示した後に、詳細に説明する。
<3.従来の基本的な動作について>
本実施形態の電力供給装置100の基本的な動作を図2に示す。a相を例にとると、電力供給装置100は、系統電圧vsaを常時監視し、あらかじめ基準電圧vnaを定めておく。瞬低が発生すれば、系統電圧vsa及び基準電圧vnaの差分をインバータより補償電圧viaとして出力し、負荷電圧vLaを正常に維持するよう動作する。
図1において、電力供給装置100の出力する補償電圧via、vib、vicと有効電力pia、pib、picの関係は、以下の通りである。瞬低が発生したとき、電力供給装置100の出力する補償電圧via、vib、vicは、基準電圧vna、vnb、vncと系統電圧vsa、vsb、vscを用いて、式(1)のように表される。ただし、太字で表記した変数はそれぞれの電圧をフェーザで表示したものである。
そして、電力供給装置100が出力する有効電力pia、pib、picを、式(1)と、負荷電流i、i、iを用いて、以下の式(2)で表す。ここで、「・」で表す演算は、フェーザを複素平面上のベクトルとして取扱った場合の、ベクトルの内積である。
さらに、式(1)と式(2)を整理すると以下の式(3)が得られる。
この式(3)から分かるように、電力供給装置100は、負荷300の定格電力と系統が負荷300に対して供給する電力との差分を、補償電力pia、pib、picとして出力する。
次に、上記3で説明した従来の基本的な動作を不平衡な瞬低や負荷300に適用する場合において、直流電源2a1、2b1、2c1のエネルギ蓄積規模に対して、瞬低補償時間の点での問題点を以下に説明する。
まず、不平衡な瞬低に適用する場合の課題を示す。電力供給装置100は、基準電圧vna、vnb、vncを以下の式(4)のように定め、負荷電流i、i、iは、以下の式(5)で表されるものであったとする。
ここで、系統側でb−c相の2相短絡による瞬低が発生したとし、系統電圧vsa、vsb、vscを式(6)で表すものとする。
式(3)〜式(6)より、電力供給装置100が出力する有効電力pia、pib、picは、式(7)で表される。
この式(7)より分かるように、電力供給装置100のa相からは有効電力が出力されておらず、a相の直流電源2a1に蓄えられていたエネルギは利用できていない。つまり、3台の直流電源2a1、2b1、2c1の内2台しか利用できていない。通常の電力供給装置であれば、3相分の直流電源を1台で構成できるため、これと比べると、従来の電力供給装置(3相トランスレスDVR)は、2/3の時間しか瞬低を補償できないことになる。逆に同じ時間の瞬低補償を実現するためには、3相合計で1.5倍のエネルギを直流電源に蓄積しておかなければならないことになる。瞬低の約8割は、1相もしくは2相の系統事故によるものであり、このことは実用上重要な課題となる。
次に、不平衡な負荷に適用する場合にも、同様な課題があることを示す。負荷がb−c相間に接続された単相負荷のみであったとし、負荷電流i、i、iを、式(5)に替えて式(8)で表す。また、系統電圧は式(6)に替え、式(9)のように3相とも0まで低下したとする。
式(3)、式(4)、式(8)、式(9)より、電力供給装置100が出力する有効電力pia、pib、picは、式(10)で表される。
式(10)より、従来の電力供給装置(三相トランスレスDVR)を不平衡な負荷に適用する場合にも、不平衡な瞬低に適用する場合と同様な課題があることが分かる。
<4.電力供給装置が出力する補償エネルギ(出力エネルギ)の各相制御>
<4−1.基本原理>
3相3線式の負荷供給の場合には、線間電圧のみを制御し、余った自由度を利用するという考え方(線間電圧制御)がある。これに基づき、筆者らは特許文献2で、例えば瞬時電圧低下補償装置において、補償電圧の零相電圧成分vを調整することにより、直流電源2a1、2b1、2c1の出力エネルギの偏りを回避する方法を発明している。以下に、これをさらに拡張し、三相トランスレスDVR等の電力供給装置100において、それぞれの直流電源2a1、2b1、2c1が出力する有効電力(出力エネルギ)を任意の比率に制御する方法を示す。
図1において、電力供給装置100により式(11)のように補償電圧via、vib、vicを出力したとする。vは、直流電源2a1、2b1、2c1が出力する有効電力の各相制御を行うために用いる零相電圧成分であるが、負荷の線間電圧には影響を与えない。
ここで、零相電圧成分vを、負荷電流i、i、i、比率X、Y、Z、基準電圧vna、vnb、vnc、および系統電圧vsa、vsb、vscを用いて、式(12)のように定める。ここで比率X、Y、Zは、各相に接続される直流電源2a1、2b1、2c1の容量の比であり、「a相に接続される直流電源2a1、2b1、2c1の容量」:「b相に接続される直流電源2a1、2b1、2c1の容量」:「c相に接続される直流電源2a1、2b1、2c1の容量」=X:Y:Zである。
、iの位相関係が、0又はπの場合は、式(12)によりvを計算することができず、本実施形態で提案する手法の適用対象外となる。ただし、3相3線式の場合、負荷電流の3相合計は、式(13)の通り0であり、iの位相も0又はπとなる。定常的には稀なケースであるが、過渡的にこのような状態となれば、零相電圧成分vを用いずに、つまりv=0として補償を行う。
式(2)、式(11)、式(12)を整理すると、電力供給装置100がa相に出力する有効電力piaは、式(14)となる。
ここで、式(12)より、ΔP+ΔP=−ΔPであるため、式(14)は、式(15)のように整理できる。
さらに、式(13)を用いて、iを、式(12)を用いてΔPを消去すると、式(15)は、式(16)のように整理できる。
同様の計算により、電力供給装置100がb相とc相より出力する有効電力pib、picは、式(17)のようになる。
式(16)と式(17)のように、式(12)の零相電圧成分vにより、電力供給装置100のa相、b相、c相から、任意のX:Y:Zの比率で補償電力を出力させることが可能となる。例えば、X、Y、Zは、三相それぞれに接続された直流電源2a1、2b1、2c1の容量の比率に設定すればよい。ただし、通常は直流電源2a1、2b1、2c1の容量は等しく設定されるため、X=Y=Z=1とすることが一般的になると考える。
<4−2.瞬時値制御>
以上は電圧と電流のフェーザを用いて基本原理を説明したが、現実の装置では瞬時値を取扱わなければならない。瞬時値制御において、電力供給装置100の動作の基本となる式(11)は、式(18)のようになる。
式(12)によるvを計算するにあたっては、式(12)の「・」で示した内積演算を、式(19)のように、1サイクル時間の移動積分を用いて近似する。
ここで、x及びyは、式(12)の中の任意のフェーザであり、x(t)とy(t)は、それらの瞬時値である。また、Tは系統基本周波数の1サイクル分の時間である。
式(19)のように、瞬時値制御では、ある時刻tで零相電圧成分vを計算するときには、1サイクル前までの電圧と電流の瞬時値を用いることになる。これらの電圧と電流が定常状態にあれば、二つの積に1サイクル時間の移動積分を施した結果は、時刻tにかかわらず定数になる。このとき、<4−1>節と同様の方法により、式(16)に対応する結果を導くことができる。
しかし、負荷や系統電圧が時間とともに変化すれば、移動積分による1サイクルの遅れにより、以降の時刻に用いる零相電圧成分vの計算に誤差が生じる。これに対し、次に、各相の補償エネルギ(出力エネルギ)を補正するための方法を説明する。
<4−3.補償エネルギの制御誤差に対する改善>
誤差補正にあたり、式(12)に替えて、零相電圧成分vを負荷電流i、i、i、基準電圧vna、vnb、vnc、系統電圧vsa、vsb、vsc、比率X、Y、Z、及びゲインKを用いて、式(20)のように定める。
ただし、e、e、eは、瞬低補償開始後に電力供給装置100(各相に接続された直流電源2a1、2b1、2c1)から出力された補償エネルギであり、式(21)で表す。
この時、例えばa相を例に取ると、式(20)と式(21)により定まる電力供給装置100の出力は、式(22)となる。式(22)の導出方法は、式(16)と同様である。
ここで、式(13)より、e、e、eの間には式(23)の関係がある。
式(21)〜式(23)を整理すると、式(24)が得られる。
式(24)にラプラス変換を施すと、式(25)が得られる。ここで、sはラプラス演算子を表す。
このように、式(20)及び式(21)からなる零相電圧成分vを用いることにより、式(25)の右辺第2項の誤差は、時定数1/Kで減衰し、eは平均値に収束する。以上の計算は、b相及びc相の補償エネルギに関しても同様である。
次に、比例ゲインKの設定方法について説明する。
瞬時電圧低下補償装置は、通常は数百msec以上の瞬低を補償するよう設計されるため、それよりも十分短い数十msecで誤差を減衰させるよう、式(25)右辺の伝達関数の時定数を設定する。本実施形態では式(26)のように、比例ゲインをK=60とする。
<4−4.直流電圧による制約に対する改善>
ここまでは、式(20)等から定まる補償電圧を、インバータが概ね正確に出力できることを前提としていた。ところが現実には、インバータが出力できる電圧は、直流電源2a1、2b1、2c1の直流電圧により制約を受ける。
例えば、3相平衡な純抵抗負荷に対して、b−c相の2相短絡による瞬低が発生したとする。図3に、式(12)の零相電圧成分vを含む補償電圧と系統電圧との関係を示す。
上述した方法を用いない場合には、b相及びc相の補償電圧vnb−vsbとvnc−vscのピーク値は、√3/2puである。ところが、上述した方法を用いた場合には、補償電圧vnb−vsb+vとvnc−vsc+vのピーク値は、1puとなる。そして、この補償電圧を出力するためには、直流電圧には1puが必要となる。このことは、直流電源2a1、2b1、2c1がコンデンサのように、補償エネルギの出力とともに充電電圧が低下する電源であった場合、瞬低を補償できる時間に影響を及ぼすことを示している。つまり、充電電圧が1pu以下になった場合以降は、零相電圧成分vを用いなければb相及びc相のインバータの直流電圧vCb、vCcが√3/2puに低下するまで瞬低補償を継続できるが、vを加えた補償電圧は出力できない状態となる。
この対策として、可能な範囲で3相均等に補償エネルギを出力できるよう、直流電圧vCa、vCb、vCc、系統電圧vsa、vsb、vsc、および基準電圧vna、vnb、vncを用いて、零相電圧成分vを式(27)のように制限する。
図3の場合では、直流電圧が1puを下回ると、式(27)による制限が発生し、b相とc相からはvを加えた補償電圧を正確に出力できなくなる。この結果、3相均等な補償エネルギの出力はできなくなる。しかし、a相では、補償電圧viaのピーク値を出力する時に式(27)による制限は発生しない。これにより、a相からも十分な補償エネルギが出力され、b相とc相より出力する補償エネルギとの差を低減することができる。
<4−5.制御フロー>
次に、式(20)および式(21)による零相電圧成分vの値を演算するためのフローチャートを図4に示す。ただし、式(20)における比率X、Y、Zは、いずれも1としている。また0≦t<Tの場合の記載は省略している。
ステップS1において、系統電圧測定部4、負荷電流測定部5直流電圧測定部3から系統電圧vsa、vsb、vscと、負荷電流i、i、iと、補償電圧via、vib、vicの各測定データを取得する。また、基準電圧vna、vnb、vncの振幅は系統の定格電圧と一致させ、位相は正相分離式乗算型PLLを用いて系統電圧の正相分と同期をとった値を用いる。
ステップS2では、これらの値を用いて、パラメータΔP、ΔP、ΔPを演算する。ここで時刻tは、電力供給装置100が補償電圧の出力を開始する時刻を0としている。
ステップS3では、ステップS1及びステップS2で得られた値を用いて、仮の零相電圧成分v’を演算する。ステップS2及びステップS3の演算には、積分を用いるため、v’に正確な値が設定されるのは、補償開始の1サイクル後以降となる。
ステップS4では、式(27)の処理を行い、零相電圧成分vを確定させる。なお、式(27)を満足するvが存在しなければ、負荷の線間電圧を正常に維持することはできないが、このような場合にも負荷電圧を可能な限り基準電圧に近づけるという観点から、vを0として瞬低補償を行う処理を加える。
<4−6.シミュレーションによる検証>
<4−6−1.シミュレーションモデル>
シミュレーションに用いる回路モデルと定数を、図5と図6に示す。
交流電源200は3相200Vとした。負荷300には、3相平衡な純抵抗負荷(R Load)、単相負荷を含む不平衡な純抵抗負荷(Unbalance Load)、純抵抗とインダクタンスを直列接続した遅れ力率負荷(RL Load)、整流器負荷(Rec Load)、の4種類を用い、容量はいずれも100kWとした。
電力供給装置100のインバータは、図7に示すように、可変電圧源により模擬した。直流電源との結合は、インバータと直流電源2a1、2b1、2c1の出力する瞬時電力を一致させる形で模擬した。制御については、式(18)の関係と図4のフローチャートを用いた。電力供給装置100の直流電源2a1、2b1、2c1には、コンデンサを用いた。コンデンサの初期充電電圧VCHは、三相短絡による瞬低の補償も可能なように、系統の相電圧ピーク値の約2割増しとし、式(28)により定めた。
コンデンサ容量Cは、直流電源を3相で共有し、且つ零相の調整を行わなかった場合に、3相平衡負荷300に対して2相短絡による瞬低を300msec補償できるよう、式(29)により定めた。ここで第1式右辺の50%とは、式(7)の結果より計算される、補償電力の1相あたりの平均値である。
<4−6−2.2相短絡事故、純抵抗負荷に対する検証>
図8(a)の3相平衡な定格100kWの純抵抗負荷300に対して、b−c相の2相短絡事故による瞬低が発生した場合のシミュレーション結果を示す。基本的な瞬低補償動作に関して、c相の電圧波形を図9に示す。2段目と3段目のグラフは、補償エネルギを調整するための零相電圧成分vを含む補償電圧と負荷電圧である。零相電圧成分vの存在により、瞬低補償が正常になされているかどうかは、判断できない。一方、4段目と5段目は零相電圧成分vを除く補償電圧と負荷電圧である。電力供給装置100は系統電圧vscに対して補償電圧vic−vにより、負荷電圧vLc−vを正常に維持、すなわち負荷の線間電圧を正常に維持するよう動作している。電力供給装置100のコンデンサ電圧は図10の通りであり、時刻400msecに至るまで、vCa、vCb、vCcは概ね等しい。つまり3相均等に補償エネルギを出力することができている。零相電圧成分vの、瞬低補償中の様子を、図11に示す。零相電圧成分vの波形は補償開始から1サイクル程度は安定していない。これは、<4−2.>節などで説明したとおり、零相電圧成分vの計算には1サイクルの遅れがあるためである。その結果、図10からは目視では確認できない程度であるが、コンデンサ電圧vCa、vCb、vCcが3相等しくなるようには制御できていない。ただし、負荷の相間電圧は、これにかかわらず正常に補償される。
一方、max_vとmin_vは、vを制限するための上限値と下限値であり、式(30)により定まる。
瞬低補償を進めるにつれ、コンデンサ電圧vCa、vCb、vCcが低下するため、max_vとmin_vの間が狭まってゆく。しかし、瞬低が開始した時刻100msecから400msec付近までは、常にmax_vがmin_vを上回っており、負荷の線間電圧を基準電圧に維持できるよう零相電圧成分vを設定できている。すなわち、式(29)で行ったコンデンサ容量Cの設計通り、2相短絡による瞬低を300msec補償することができた。一方、詳細な図示は省略するが、図9の元となるデータでは、時刻400msec付近以降では、負荷電圧の歪が徐々に増加する。これは、min_vがmax_vを上回り、零相電圧成分v=0として補償電圧を出力するタイミングが発生することによる。
<4−6−3.補償エネルギ誤差の補正制御の検証>
瞬低時の系統電圧と、負荷300が前節と同じ条件において、<4−3.>節で説明した3相の補償エネルギの誤差を補正する制御の検証を行った。誤差は、コンデンサ電圧vCaの初期値を、VCH(=200V)から190Vに変更することにより模擬した。補償開始前後のコンデンサ電圧vCa、vCb、vCcを図12に示す。コンデンサ電圧の誤差は、50msec程度で解消している。これは式(26)で設定した時定数1/60secとよく整合がとれており、3相の補償エネルギの誤差を補正するための手法の妥当性を示すことができたと考える。
<4−6−4.3相短絡事故、不平衡負荷に対する検証>
図8(b)の三相平衡な定格50kWの純抵抗負荷と単相で定格50kWの純抵抗負荷を組み合わせた負荷300に対して、3相短絡事故により電圧が70%低下した瞬低が発生した場合のシミュレーション結果を示す。
基本的な瞬低補償動作に関して、c相に関する電圧波形を図13に示す。時刻400msec付近までは、電力供給装置100は、系統電圧に対して負荷電圧を正常に維持するよう動作している。図14では、瞬低補償開始から早々に、コンデンサ電圧vCa、vCb、vCcの乖離が始まっている。この原因は、図15に示すように、瞬低補償開始直後から零相電圧成分vの制限が発生し、電力供給装置100から3相均等に有効電力を出力できなかったためである。しかし、図15では、時刻400msec付近までは、常にmax_vがmin_vを上回っており、負荷の線間電圧の維持という点で、約300msecの間は瞬低を補償できている。仮に、直流電源を3相で共有しても、零相電圧成分vの調整を行わなかった場合の補償可能な時間は、式(31)よりTcmp≒288msecであった。
このように、不平衡な負荷300に対しても、直流電源を3相で共有した場合と同等の補償時間を得ることができた。また、電力供給装置100より3相均等に有効電力を出力できなくとも、可能な範囲で3相均等に補償エネルギを出力するように零相電圧成分vを制御し、補償時間を延長することができた。
<4−6−5.2相短絡事故、遅れ力率負荷に対する検証>
図8(c)の定格100kW、力率0.7(遅れ)の負荷300に対して、b−c相の2相短絡事故による瞬低が発生した場合のシミュレーションを行った。結果を図16~図18に示す。負荷電流が3相平衡であるという点においては、図9に示した純抵抗負荷300に対するケースと同じであるが、コンデンサ電圧vCa、vCb、vCcが低下する様子は、図17に示す通り、図10に示したものとは全く異なる。この理由を以下に説明する。
本ケースにおいて、3相均等に補償出力する場合の、補償電圧、系統電圧及び負荷電流の振幅と位相の関係を図19に示す。負荷電流が遅れ力率であるため、iとvnc−vscの力率が高く、iとvnb−vsbの力率が低くなる。式(12)による零相電圧成分vは、c相の補償電圧vicのピークを抑制し、b相の補償電圧vibのピークを増加させるように計算される。ところが、このままであると、vibのピークは約1.4puとなり、式(27)による制約が、早い時刻から発生する。この結果、vicのピークを十分抑制できず、c相から大きな補償エネルギが出力されることにより、c相のコンデンサ電圧vCcが他相よりも早く低下する。そして図12の純抵抗負荷300のケースと比べ、若干ではあるがmax_vがmin_vを下回る時間が早くなる、つまり瞬低を補償できる時間が短くなる。以上のように、提案手法を用いた場合、瞬低を補償できる時間は、負荷力率に影響を受けることを注意しなければならない。
<4−6−6.2相短絡事故、整流器負荷に対する検証>
図8(d)の定格100kWの整流器負荷300に対して、b−c相の2相短絡事故による瞬低が発生した場合のシミュレーションを行った。結果を図20~図22に示す。コンデンサ電圧vCa、vCb、vCcの低下の様相を他の負荷と比べると、図10の純抵抗負荷300のケースが、最も近いものとなった。
本ケースで用いた整流器負荷300の電流波形を、図23に示す。ピーク値が600A近くに達するなど、100kW相当の基本波のみによる波形とは大きく異なる。しかし、図23から分かるように、用いた負荷300の電流は、電圧に対する位相遅れが、あまり大きくない。このため、図20に示した遅れ力率負荷300とは異なり、式(27)によるvのピーク値付近での制約は、瞬低補償開始後の早い時刻では発生しなかった。その結果、コンデンサ電圧の低下は、図10の純抵抗負荷300のケースと似た傾向となった。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態に係る電力供給装置100によれば、単相インバータ回路2a、2b、2cを構成する直流電源2a1、2b1、2c1から出力されるエネルギの割合を制御することができ、直流電源2a1、2b1、2c1のエネルギを3相偏りなく利用することができる。また、動作開始時又は動作中に生じた各直流電源2a1、2b1、2c1の出力エネルギの誤差をフィードバック制御して、その累積値を所定の割合に制御することにより、各直流電源2a1、2b1、2c1の容量に見合った補償時間をより一層延長することができる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。以下の説明において前記実施形態に対応する部材には同一の符号を付すこととする。
例えば、前記実施形態では、各相1つの単相インバータ回路から構成しているが、複数個の単相インバータ回路を直列接続して単相電源回路を構成するようにしても良い。
また、半導体スイッチ素子にはIGBTを用いたがこれに限られることなく、例えばゲートターンオフサイリスタのような他の自己消弧形半導体スイッチ素子であっても差支えない。
その他、前述した実施形態や変形実施形態の一部又は全部を適宜組み合わせてよいし、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
本発明の第1実施形態に係る電力供給装置の概略構成図。 補償電圧を出力して負荷電圧を維持する動作を示す図。 零相電圧成分を含む補償電圧と系統電圧との関係を示す図。 零相電圧成分を算出するためのフローチャート。 シミュレーションに用いる回路モデルを示す図。 回路定数を示す表。 インバータから可変電圧源への模擬を示す図。 純抵抗負荷等のシミュレーションに用いる負荷を示す図。 2相短絡、純抵抗負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 2相短絡、純抵抗負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 2相短絡、純抵抗負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 補償エネルギ誤差の補正結果を示す図。 3相短絡、不平衡負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 3相短絡、不平衡負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 3相短絡、不平衡負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 2相短絡、遅れ力率負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 2相短絡、遅れ力率負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 2相短絡、遅れ力率負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 3相均等に補償出力する場合の補償電圧、系統電圧及び負荷電流の振幅と位相の関係を示す図。 2相短絡、整流器負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 2相短絡、整流器負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 2相短絡、整流器負荷に対するシミュレーション結果を示す図。 同シミュレーションで用いた整流器負荷の電流波形を示す図。
符号の説明
100・・・電力供給装置
200・・・交流電源
300・・・3相負荷
2a、2b、2c・・・単相インバータ回路
2a1、2b1、2c1・・・直流電源
2a2、2b2、2c2・・・スイッチング回路
6・・・制御装置

Claims (2)

  1. 直流電源とその直流電源の直流電圧を単相交流電圧に変換するスイッチング回路とからなる3組の単相インバータ回路を、3相交流系統と3相負荷の間に直列に接続し、基準電圧と系統電圧の差分を前記単相インバータ回路から出力することにより、負荷電圧を正常に維持させるように動作する電力供給装置であって、
    前記3組の単相インバータ回路から出力される3相交流電圧の零相電圧成分vを調節して、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの割合と、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの累積値の割合とを制御する制御装置を備えている電力供給装置。
  2. 前記制御装置が、負荷電流i、i、i、基準電圧vna、vnb、vnc、系統電圧vsa、vsb、vsc、各単相インバータ回路の直流電源の容量比率をa相:b相:c相=X:Y:Z、及びゲインKを用いて、以下に示される零相電圧成分vにより、各単相インバータ回路の直流電源からの出力エネルギの割合と、各単相インバータ回路の直流電源の出力エネルギの累積値の割合と制御する請求項1記載の電力供給装置。
    但し、e、e、eは以下の式で示される。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101229279B1 (ko) * 2011-05-30 2013-02-04 주식회사 신지 3상 위상제어 전원장치의 입력부하 보정방법

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