JP2010130543A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なるアドレスで管理される複数の通信機能で他の機器と通信可能である場合に、該他の機器の同一性を確認することができる通信装置および通信方法を提供することができる通信装置および通信方法を提供する。
【解決手段】通信制御手段400は、映像通信制御手段410による映像通信機能を用いて相手機器の通信アドレスを取得して当該相手機器のネットワーク通信インタフェースを特定するとともに、ネットワーク通信制御手段420によるネットワーク通信機能を用いて相手機器の物理アドレスを取得して当該相手機器の映像通信インタフェースを特定し、相手機器側の物理アドレスおよび通信アドレスとの組の確認制御を行う。これにより、異なるアドレスで管理される複数の通信機能で他の機器と通信可能である場合に、該他の機器の同一性を確認することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、通信装置および通信方法に関する。
DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ、セットトップボックス等の映像送信装置とTV受像機・モニタ等の映像受信装置との間のマルチメディアインタフェースの一例としてHDMI(High Definition Multimedia Interface)規格がある。HDMI出力端子を有する機器をソース機器と称し、HDMI入力端子を有する機器をシンク機器と称する。映像送信装置はソース機器であり、映像受信装置はシンク機器である。また、HDMI入力端子とHDMI出力端子とを有し、ソース機器とシンク機器の両者の機能を有する機器をリピータ機器と称する。
上記したHDMI規格に準じた通信を行うHDMI通信装置では、映像、音声、補助情報を伝送するTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)伝送部と、ソース機器をシンク機器あるいはリピータ機器に接続した場合、ソースレディ信号として接続したことをシンク機器あるいはリピータ機器に知らせるための+5V電源信号伝送部と、シンク機器あるいはリピータ機器において映像情報の受信準備が整ったことを示すシンクレディ信号としてのHPD(Hot Plug Detect)信号を伝送するHPD信号伝送部と、接続されたシンク機器の製品情報や適合する映像フォーマット等のデータであるEDID(Extended Display Identification Data)を伝送するEDID伝送部と、シンク機器の認証を行うHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)認証部と、装置制御信号と制御プロトコルであるCEC(Consumer Electronics Control)を伝送するCEC伝送部とを有している。
このようなHDMI規格に準拠したデータの送受信方法において、ソース機器からシンク機器へのデータ送信だけでなく、シンク機器からソース機器へのデータ送信を行うことで双方向高速通信が可能となるようにした通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された通信システムは、TMDSデータチャンネルの少なくとも1つに受信装置から送信装置への通信部を設け、送信装置から受信装置へのデータ送信を行わない未使用区間において、受信装置から送信装置へ時分割送信によるデータ送信を行っている。
この特許文献1に記載された通信システムによると、送信装置から受信装置への送信タイミングと受信装置から送信装置への送信タイミングを制御することによって、HDMI規格に準拠したデータ送受信における互換性を保ちつつ、高速の双方向通信を行うことができるとしている。
近年、通信ネットワークの高速化が進み、大容量の映像信号等の伝送に対する需要が高まっていることから、既存のHDMIケーブル接続形態とHDMIデータ伝送方式とを継承しながら、従来のHDMI通信装置に新たな通信幾能を追加した新規のHDMI通信装置を他の新規のHDMI通信装置、又は従来のHDMI通信装置とHDMIケーブルで接続することが考えられる(例えば、非特許文献1参照)。
特開2007−311884号公報 Higl1-Definition Multimedia Interface Specification Version 1.3a
しかしながら、HDMIに別の通信機能を追加するようにした場合には、HDMI上で当該別の通信機能を利用できるが、これらは別のアドレス(機器を特定するための情報)により管理されている場合がある。このような場合には、別の通信方式を利用する機器からHDMI機器を特定したり、または、HDMI機器から当該別の通信方式を利用した機器を特定したりする事が難しい。これにより、相手機器がHDMIと別の通信機能とを備えている場合であっても、異なるアドレスを利用していることから同一機器か否かを判別することができず、統一的な制御を行うことができない可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異なるアドレスで管理される複数の通信機能で他の機器と通信可能である場合に、該他の機器の同一性を確認することができる通信装置および通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信装置は、映像送信側となるソース機器と映像受信側となるシンク機器との間で映像信号および制御信号を送受信する映像通信機能と、ネットワーク通信に基づくパケット信号を送受信するネットワーク通信機能とを有する通信装置であって、前記映像信号及び前記制御信号の送受信にかかる特定情報である物理アドレスを用いて前記映像通信機能を制御する映像通信制御手段と、前記ネットワーク通信にかかる特定情報である通信アドレスを用いて前記ネットワーク通信機能を制御するネットワーク通信制御手段と、前記映像通信機能を用いて相手機器の前記通信アドレスを取得して当該相手機器のネットワーク通信インタフェースを特定するとともに、前記ネットワーク通信機能を用いて相手機器の前記物理アドレスを取得して当該相手機器の映像通信インタフェースを特定し、前記相手機器側の前記物理アドレスおよび前記通信アドレスとの組の確認制御を行う通信制御手段と、を備える。
また、本発明の通信方法は、映像送信側となるソース機器と映像受信側となるシンク機器との間で映像信号および制御信号を送受信する映像通信機能と、ネットワーク通信に基づくパケット信号を送受信するネットワーク通信機能とを有する通信装置で実行される通信方法であって、前記映像信号及び前記制御信号の送受信にかかる特定情報である物理アドレスを用いて前記映像通信機能を制御するステップと、前記ネットワーク通信にかかる特定情報である通信アドレスを用いて前記ネットワーク通信機能を制御するステップと、前記映像通信機能を用いて相手機器の前記通信アドレスを取得して当該相手機器のネットワーク通信インタフェースを特定するとともに、前記ネットワーク通信機能を用いて相手機器の前記物理アドレスを取得して当該相手機器の映像通信インタフェースを特定し、前記相手機器側の前記物理アドレスおよび前記通信アドレスとの組の確認制御を行うステップと、を含む。
本発明によれば、異なるアドレスで管理される複数の通信機能で他の機器と通信可能である場合に、該他の機器の同一性を確認することができる通信装置および通信方法を提供することができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信装置および通信方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の一形態を図1ないし図8に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の一形態に係るデータ伝送システム1の一例を示す全体図である。図1に示すように、データ伝送システム1は、2つの通信装置をHDMIケーブルで接続したものであり、本実施の形態においてシンク機器となる映像受信装置(DTV:Digital Television)10と、ソース機器となるDVDレコーダ20と、映像受信装置10とDVDレコーダ20とを接続し、映像信号と音声信号とを1本のケーブルで伝送可能なHDMIケーブル3から構成されている。
映像受信装置10は、正面部にリモートコントローラの遠隔操作信号を受信する操作入力部10Bと、音声を出力するスピーカー14A,14Bを有し、アンテナに接続されたアンテナ線2と、IP(Internet Protocol)通信網に接続されたEthernet(登録商標)ケーブルであるネットワークケーブル4が接続されている。
この映像受信装置10は、DVDレコーダ20で再生されたDVDの映像及び音声等に基づくデータをHDMIケーブル3を介して伝送されることにより再生する。また、映像受信装置10は、アンテナ線2に接続されたアンテナで受信したテレビジョン放送信号に基づく映像出力及び音声出力を行う。さらに、ネットワークケーブル4を介して受信したIPTV(Internet Protocol Television)に基づく映像出力及び音声出力を行う。
HDMIケーブル3は、映像受信装置10とDVDレコーダ20との間で双方向通信を行う。
図2は、データ伝送システム1の構成を概略的に示すブロック図である。図2に示すように、映像受信装置10は、テレビジョン放送信号を受信するテレビ機能部110と、HDMI規格に準拠したデジタル映像信号を受信する通信装置であるHDMI通信部100と、ネットワークケーブル4を介して伝送されるIPTVを受信するLAN(Local Area Network)通信部130と、テレビ機能部110、HDMI通信部100及びLAN通信部130の出力を選択するセレクタ12と、セレクタ12から出力される映像信号に基づいて表示部11に映像を表示させる表示駆動部13と、セレクタ12から出力される音声信号に基づいてスピーカー14A,14Bに音声を出力させる音声駆動部15と、映像受信装置10の各部を統括的に制御する制御部18とを有している。
テレビ機能部110は、TV(Television)入力端子111にアンテナ線2を介して接続されるアンテナ112によってテレビジョン放送信号を受信し、所定のチャンネルの信号を抽出するチューナ部113と、チューナ部113から出力される受信信号を入力して映像信号V1及び音声信号A1に復元する信号処理部114とを有する。
HDMI通信部100は、コネクタ121にHDMIケーブル3を介して接続されるDVDレコーダ20のHDMI通信部200から受信したHDMI規格のデジタル映像信号を映像成分と音声成分とに分離し、映像信号V2と,音声信号A2として出力する。また、HDMI通信部100は、HDMI通信部200との間でDDC線30を介して通信可能な通信部153を含む制御部であるマイクロコンピュータ152と、映像受信装置10の表示能力をコード化した記憶内容等を読み書き可能に格納し、HDMIケーブル3のDDC線30に接続されるEDIDメモリ154とを有する。
LAN通信部130は、LAN端子131に接続されるネットワークケーブル4を介してIPTV放送信号を受信し、受信信号から図示しないデコーダで復号された映像信号V3及び音声信号A3を出力する。
セレクタ12は、テレビ機能部110から出力された映像信号V1及び音声信号A1とHDMI通信部100から出力された映像信号V2及び音声信号A2と、LAN通信部130から出力された映像信号V3及び音声信号A3とを選択的に切り換えて表示駆動部13及び音声駆動部15に出力する機能を有する。
DVDレコーダ20は、コネクタ201に接続されるHDMIケーブル3を介して映像受信装置10のHDMI通信部100と接続される通信装置であるHDMI通信部200と、DVD等の記録媒体202に対する記録及び再生を行う記録再生部203と、記録再生部203から供給されるエンコードデータを、ベースバンドの映像信号と音声信号にMPEGデコードし、そのベースバンドの映像信号と音声信号を、HDMI通信部200に供給するコーデック204とを有する。記録再生部203は、コーデック204から出力されるエンコードデータや、HDMI通信部200から出力されるエンコードデータを記録することができる。
HDMI通信部200は、HDMI通信部100との間でDDC線30を介して通信可能な通信部253を含む制御部であるマイクロコンピュータ252を有している。
図3は、データ伝送路を部分的に示すブロック図である。本実施の形態では、シンク機器に、通信線(HDMIケーブル3)を介して映像信号を受信する高速デジタル伝送路と、高速デジタル伝送についての情報を記憶する記憶部(EDIDメモリ154)と、記億部(EDIDメモリ154)に接続するために通信線に含まれるIICバス(DDC線30)を介して記憶部(EDIDメモリ154)及び他の通信装置と通信する情報伝送路とを具備している。
本実施の形態において、ソース機器とシンク機器とを接続するデータ伝送路は、ソース側のHDMI通信部200、HDMIケーブル3、及びシンク側のHDMI通信部100とで構成されている。
HDMIケーブル3は、一方の端部に設けられて複数の信号端子310aを有してDVDレコーダ20の複数の信号端子201aを有したコネクタ201に接続されるコネクタ310と、コネクタ310が設けられる側と反対側の他方の端部に設けられて複数の信号端子311aを有して映像受信装置10の複数の信号端子121aを有したコネクタ121に接続されるコネクタ311とを有し、映像成分及び音声成分を含む映像信号を3つのTMDSチャンネル(Ch0,Ch1,Ch2)でソース機器からシンク機器に伝送する差動信号線を構成する信号線3A〜3F、及び3つのTMDSチャンネルで伝送する画素データに同期したピクセルクロックをCKチャンネルで伝送する信号線3G及び3Hからなる高速デジタル伝送路と、HDMIケーブル3の接続状熊を示すPW+5V線3I、HPD線3J、RSV線3K、機器の状態を制御するCEC線3L、EDID情報の伝送、等を伝送する一対の線3M,3Nで構成されたDDC線30からなる情報伝送路とで構成されている。
HPD線3J及びRSV線3Kは、例えば、ツイストペア線からなる通信線300を構成しており、ソース機器とシンク機器との間でIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3に準拠したフレームに基づくEthernet(登録商標)通信に基づくネットワーク信号を伝送する双方向のデジタル伝送路として機能する。なお、通信線300を用いたデータ伝送については、上記したIEEE802.3に準拠したフレーム伝送方式以外の他の伝送方式で行うこともできる。
高速デジタル伝送路は、DVDレコーダ20のエンコーダ250からTMDSチャンネルに応じて設けられる信号線251、HDMIケーブル3の各信号線3A〜3H、信号線151を介して映像受信装置10のデコーダ150に映像信号及びその制御クロックを伝送する。
情報伝送路は、映像受信装置10の通信部153及びDVDレコーダ20の通信部253からEDIDメモリ154の記憶領域への接続機能、通信部153又は通信部253によるEDIDメモリ154の記憶領域に対する書き込み及び読み出し機能、及び通信部153,通信部253が送信するコマンドの双方向通信等で使用される。
HDMI通信部200は、TMDSチャンネルで送信する映像信号をエンコードするエンコーダ250と、エンコーダ250とコネクタ201の各々の端子間を接続する複数の線を有する信号線251と、PW+5V線3I,HPD線3J,RSV線3K,CEC線3L、及びDDC線30と接続されるマイクロコンピュータ252と、マイクロコンピュータ252によって制御されるとともに、信号線258及び信号線259を介してDDC線30と接続される通信部253とを有する。
マイクロコンピュータ252は、ソース機器の映像受信装置10との通信を実行するのに必要な信号処理回路を備え、信号線256を介してHPD線3Jと接続され、信号線260を介してRSV線3Kと接続されるとともに、信号線257を介してCEC線3Lと接続されている。
HDMI通信部100には、TMDSチャンネルで受信した映像信号をデコードするデコーダ150と、デコーダ150とコネクタ121の各々の端子間を接続する複数の線を有する信号線151と、PW+5V線3I,HPD線3J,RSV線3K,CEC線3L、及びDDC線30と接続されるマイクロコンピュータ152と、マイクロコンピュータ152によって制御されるとともに信号線160及び信号線161によってDDC線30に接続される通信部153と、信号線158及び信号線159を介してDDC線30に接続されるEDIDメモリ154と、を有する。なお、通信部153は、信号線160及び信号線161、信号線158及び信号線159を介してEDIDメモリ154に接続可能に構成されている。
マイクロコンピュータ152は、シンク機器のDVDレコーダ20との通信を実行するのに必要な信号処理回路を備え、信号線155を介してPW+5V線3Iと接続され、信号線156を介してHPD線3Jと接続され、信号線162を介してRSV線3Kと接続されるとともに、信号線157を介してCEC線3Lと接続されている。
次に、シンク機器のHDMI通信部100に設けられるマイクロコンピュータ152およびソース機器のHDMI通信部200に設けられるマイクロコンピュータ252により実行される機能のうち、特徴的な機能について図4の機能ブロック図を参照しつつ説明する。
シンク機器のHDMI通信部100に設けられるマイクロコンピュータ152およびソース機器のHDMI通信部200に設けられるマイクロコンピュータ252は、図4に示すように、通信制御手段である通信制御部400と、映像通信制御手段であるHDMI制御部410と、ネットワーク通信制御手段であるネットワーク制御部420とを備えている。
図4に示すように、HDMI制御部410は従来のHDMI通信、より具体的には、映像信号やCEC線3Lを用いて通信される制御信号等の通信にかかる特定情報であるEDIDの物理アドレス411を用いて通信する。該EDIDの物理アドレス411は、EDIDメモリ154に記憶されるアドレスであり、1つのHDMIポートに対して1つ付与される。
HDMI制御部410は、ネットワーク制御部420とは異なり、圧縮符号化せずに映像信号を通信する。
ネットワーク制御部420は、ネットワーク通信にかかる特定情報である通信アドレスであるMACアドレス421を用いて通信線300を介して通信する。MAC(Media Access Control)アドレス421は、各ネットワーク通信機能を有する各通信デバイスに対して1つ付与されるアドレスであり、EDIDの物理アドレス411とは異なるアドレスである。
ネットワーク制御部420は、例えば、映像信号をMPEG−2やH.264/AVC等の符号化方式により圧縮符号化してパケット化したパケット信号を通信することができる。
すなわち、シンク機器およびソース機器は、EDIDの物理アドレス411とMACアドレス421との2つのアドレスを有している。映像信号及び制御信号にかかるHDMI通信と、IPパケットを用いて通信するネットワークであるEthernet(登録商標)の両方で統一的な制御を行おうとすると、両方のアドレスを対応付けて管理する必要がある。
通信制御部400は、HDMI制御部410とネットワーク制御部420とを制御するものである。より詳細には、通信制御部400は、シンク機器(ソース機器)がHDMI機能を使って、MACアドレスを利用して相手機器のネットワークインタフェース(例えば、Ethernet(登録商標)インタフェース)を特定し、シンク機器(ソース機器)がネットワーク機能を使って、相手機器のEDIDの物理アドレスを利用して相手機器のHDMIインタフェースを特定し、相手機器側の物理アドレスおよびMACアドレスとの組の確認制御を行う。具体的には、下記に示すような制御を行う。
ここで、図5はHDMIを用いたネットワーク上のMACアドレス取得例を示すシーケンスチャートである。図5に示すように、シンク機器(またはソース機器)のHDMI制御部410上から相手機器に対しEDIDの物理アドレスを指定してMACアドレス取得要求を行うと、HDMIケーブル3を介して要求を受けた相手機器であるソース機器(またはシンク機器)のHDMI制御部410はネットワーク制御部420にアクセスできる通信制御部400にMACアドレスの取得要求を行う。通信制御部400は、ネットワーク制御部420からMACアドレス421を取得すると、MACアドレス取得要求を受けたシンク機器(またはソース機器)にMACアドレス421を返す。これにより、通信制御部400は、シンク機器(ソース機器)がHDMI機能を使って、MACアドレスを利用して相手機器のネットワークインタフェースを特定し、相手機器側の物理アドレスおよびMACアドレスとの組の確認制御を行うことができる。なお、当該MACアドレスの取得は、例えばCEC線3Lを用いて通信される制御信号により行うことができる。
一方、図6はネットワークを用いたHDMIのEDIDの物理アドレス取得例を示すシーケンスチャートである。図6に示すように、シンク機器(またはソース機器)のネットワーク制御部420上から相手機器に対しMACアドレスを指定してEDIDの物理アドレス取得要求を行うと、HDMIケーブル3を介して要求を受けた相手機器であるソース機器(またはシンク機器)のネットワーク制御部420はHDMI制御部410にアクセスできる通信制御部400にEDIDの物理アドレス取得要求を行う。通信制御部400は、HDMI制御部410からEDIDの物理アドレス411を取得すると、EDIDの物理アドレス取得要求を受けたシンク機器(またはソース機器)にEDIDの物理アドレス411を返す。これにより、通信制御部400は、シンク機器(ソース機器)がネットワーク機能を使って、相手機器のEDIDの物理アドレスを利用して相手機器のHDMIインタフェースを特定し、相手機器側の物理アドレスおよびMACアドレスとの組の確認制御を行うことができる。
上述した機能を利用する事例について説明する。
まず、DLNA(Digital Living Network Alliance)技術を用い、シンク機器がネットワークを介してソース機器のコンテンツ情報(図7参照)を取得する例について説明する。従来は、シンク機器側でコーデックAVCを再生できない場合、ネットワーク(例えば、Ethernet(登録商標))上からタイトルを取得して再生できないという問題があった。そこで、上述したような機能を利用することにより、通信制御部400がコーデックAVCをHDMI制御部410に渡し、HDMI制御部410でデコードを行ってからHDMIケーブル3経由でシンク機器側に再生した映像を表示することができる。これは、ネットワーク(例えば、Ethernet(登録商標))上でHDMIの特定情報であるEDIDの物理アドレス、HDMI上でネットワーク(例えば、Ethernet(登録商標))上の特定情報であるMACアドレスを取得する事で、相互機器が正しく繋がっている事を確認することができるからである。なお、本事例は、コーデック未対応の場合だが、ソース機器側でDLNAで配信しないタイトルに対しても利用できる。
次に、図1に示したようなシンク機器となるDTV(Digital Television)10とソース機器となるDVDレコーダ20との間はHDMIケーブル3を介して接続された状態に加えて、図8に示すようにDTV(Digital Television)10とソース機器となるDVDレコーダ20とシンク機器となるテレビ500とソース機器となるNAS(Network Attached Storage)600とが無線ネットワークで接続されているような構成において、HDMI−CEC(Consumer Electronics Control)による機器間認証を用いてDTV10上からDLNA機能を用いてソース機器であるDVDレコーダ20にあるタイトルを選択する操作について説明する。
従来は、DVDレコーダ20とネットワーク(例えば、Ethernet(登録商標))で接続された複数の表示機器から、ユーザが機器を選択しなければならなかった。しかしながら、上述したような機能を利用することにより、DVDレコーダ20とネットワーク(例えば、Ethernet(登録商標))で接続された複数の表示機器中から、HDMIにも接続中のシンク機器か否かを確認し、物理アドレスおよびMACアドレスとの組が確認された相手機器に対する処理を他の機器に比べて優先制御することで、HDMI機器であるDTV10を優先して映像を表示でき、ユーザの選択操作を簡略化できる。より詳細には、ソース機器であるDVDレコーダ20のHDMI制御部410上から相手機器に対しEDIDの物理アドレスを指定してMACアドレス取得要求を行うと、HDMIケーブル3を介して要求を受けた相手機器であるシンク機器であるDTV10のHDMI制御部410はネットワーク制御部420にアクセスできる通信制御部400にMACアドレスの取得要求を行う。DTV10の通信制御部400は、ネットワーク制御部420からMACアドレス421を取得すると、MACアドレス取得要求を受けたソース機器であるDVDレコーダ20にMACアドレス421を返す。
このように本実施の形態によれば、映像通信機能を用いて相手機器の通信アドレスを取得して当該相手機器のネットワーク通信インタフェースを特定するとともに、ネットワーク通信機能を用いて相手機器の物理アドレスを取得して当該相手機器の映像通信インタフェースを特定し、相手機器側の物理アドレスおよび通信アドレスとの組の確認制御を行うことにより、異なるアドレスで管理される複数の通信機能で他の機器と通信可能である場合に、該他の機器の同一性を確認することができるので、例えばHDMI/Ethernet(登録商標)機器の両方が相互に接続された機器構成において、相手機器側のHDMI操作でMACアドレスを特定して操作でき、また、相手機器側のネットワーク(例えば、Ethernet(登録商標))上の操作でHDMI機器のEDIDの物理アドレスを特定して操作できる、という効果を奏する。
なお、本実施の形態においては、ネットワーク制御部420はMACアドレス421を有しているものとしたが、これに限るものではなく、MACアドレスの代わりに通信アドレスとしてIPアドレスを指定して機器を特定することも可能である。
なお、Ethernet(登録商標)/HDMIの2インタフェースを利用していれば、特定値を取得可能である。この場合、Ethernet(登録商標)/HDMIのインタフェースが関連付けられていないため、先にEthernet(登録商標)からのEDID物理アドレス情報、HDMIからのMACアドレス情報を取得しておき、相手機器とEthernet(登録商標)/HDMI機器が両方とも繋がっているか、確認する必要がある。
本発明の実施の一形態に係るデータ伝送システムの一例を示す全体図である。 データ伝送システムの構成を概略的に示すブロック図である。 データ伝送路を部分的に示すブロック図である。 シンク機器およびソース機器の備える特徴的な機能を示すブロック図である。 HDMIを用いたネットワーク上のMACアドレス取得例を示すシーケンスチャートである。 ネットワークを用いたHDMIのEDIDの物理アドレス取得例を示すシーケンスチャートである。 ソース機器のコンテンツ情報の一例を示す模式図である。 応用例を示す模式図である。
符号の説明
10 シンク機器
20 ソース機器
100,200 通信装置
152,252 制御部
400 通信制御手段
410 映像通信制御手段
411 物理アドレス
420 ネットワーク通信制御手段
421 通信アドレス

Claims (5)

  1. 映像送信側となるソース機器と映像受信側となるシンク機器との間で映像信号および制御信号を送受信する映像通信機能と、ネットワーク通信に基づくパケット信号を送受信するネットワーク通信機能とを有する通信装置であって、
    前記映像信号及び前記制御信号の送受信にかかる特定情報である物理アドレスを用いて前記映像通信機能を制御する映像通信制御手段と、
    前記ネットワーク通信にかかる特定情報である通信アドレスを用いて前記ネットワーク通信機能を制御するネットワーク通信制御手段と、
    前記映像通信機能を用いて相手機器の前記通信アドレスを取得して当該相手機器のネットワーク通信インタフェースを特定するとともに、前記ネットワーク通信機能を用いて相手機器の前記物理アドレスを取得して当該相手機器の映像通信インタフェースを特定し、前記相手機器側の前記物理アドレスおよび前記通信アドレスとの組の確認制御を行う通信制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記通信制御手段は、前記物理アドレスおよび前記通信アドレスとの組が確認された前記相手機器に対する処理を他の機器に比べて優先制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記通信制御手段は、前記ネットワーク通信機能によって通信されるべき前記パケット信号の元となる映像信号を、前記映像通信制御手段に渡して前記映像通信機能による通信に切り替える、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記通信制御手段は、前記映像通信機能によって通信されるべき映像信号を元に作成したパケット信号を、前記ネットワーク通信制御手段に渡して前記ネットワーク通信機能による通信に切り替える、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 映像送信側となるソース機器と映像受信側となるシンク機器との間で映像信号および制御信号を送受信する映像通信機能と、ネットワーク通信に基づくパケット信号を送受信するネットワーク通信機能とを有する通信装置で実行される通信方法であって、
    前記映像信号及び前記制御信号の送受信にかかる特定情報である物理アドレスを用いて前記映像通信機能を制御するステップと、
    前記ネットワーク通信にかかる特定情報である通信アドレスを用いて前記ネットワーク通信機能を制御するステップと、
    前記映像通信機能を用いて相手機器の前記通信アドレスを取得して当該相手機器のネットワーク通信インタフェースを特定するとともに、前記ネットワーク通信機能を用いて相手機器の前記物理アドレスを取得して当該相手機器の映像通信インタフェースを特定し、前記相手機器側の前記物理アドレスおよび前記通信アドレスとの組の確認制御を行うステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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