JP2010129026A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置と別体で設置される光学式タッチパネルを使用して機器を遠隔で操作する入力装置において、操作面上にゴミ等の異物が付着してもユーザが操作面上の対応する位置を簡単に特定することができる入力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の接触点による接触位置を含む接触情報を検知する光学式タッチパネルからなる多点接触位置検知部と、多点接触位置検知部が検出した接触情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されている接触情報が異物の接触によるものかユーザの指の接触によるものかを判定する接触判定部と、接触判定部により判定された接触情報に対応したカーソルを選定するカーソルGUI選定部と、カーソルGUI選定部により選定された各カーソルを各接触位置の表示装置上の対応する位置に同時に表示させる表示制御部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザが表示装置に表示された情報に基づいて機器に対して命令等を入力するための入力装置に関し、より特定的には、表示装置と別体で設置される光学式タッチパネルを使用して遠隔で機器を操作する入力装置に関する。
選択操作を行える遠隔タッチパッドをカーナビゲーション装置の表示装置と別体で設け、タッチ入力により当該ナビゲーション装置を遠隔操作可能とした入力装置が開発されている(例えば特許文献1参照)。当該入力装置では、遠隔タッチパッドにより表示装置前面に設置されたタッチパネルと同じような操作感覚を与えることが可能である。また、ユーザはディスプレイを直接接触することがないため、ディスプレイに指紋等の汚れが付着することを回避することができる。
また、別の技術として、ディスプレイ前面に設置された光学式タッチパネルにおいて、表示画面上に付着したゴミにより入力障害が起こることを回避するために、ゴミ等の異物を検出するとその位置をディスプレイ上に表示する技術が開発されている(例えば特許文献2参照)。ユーザはディスプレイ上に表示された位置の部分を清掃することにより、ゴミ等の異物を除去し、障害を復旧させることができる。
特開2006−134184号公報 特開平2−108116号公報
しかし、特許文献1記載の技術において、ユーザは別体で設置されたタッチパッドを見ずにディスプレイを見ながら操作するため、もし操作面上にゴミ等の異物が付着していても気づかない。そのため、光学式タッチパネルを遠隔タッチパッドとして使用した場合に操作面上にゴミ等の異物が付着していると、誤動作によりユーザは操作に混乱をきたす場面があった。
また、特許文献2記載の技術の様に、ゴミ等の異物を検出した場合にその位置をディスプレイ上に表示しても、遠隔で操作する入力装置においては、ディスプレイ上の表示位置と遠隔タッチパッドの操作面上の位置とが異なるため、ゴミ等の異物の操作面上の対応する位置を簡単に特定できないという課題が有った。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、表示装置と別体で設置される光学式タッチパネルを使用して機器を遠隔で操作する入力装置において、操作面上にゴミ等の異物が付着してもユーザが操作面上の対応する位置を簡単に特定することができる入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
本発明の第1の局面は、表示装置と別体で設置される光学式タッチパネルを使用して遠隔で機器を操作する入力装置であって、複数の接触点による接触位置を含む接触情報を検知する光学式タッチパネルからなる多点接触位置検知部と、多点接触位置検知部が検出した接触情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されている接触情報が異物の接触によるものかユーザの指の接触によるものかを判定する接触判定部と、接触判定部により判定された接触情報に対応したカーソルを選定するカーソルGUI選定部と、カーソルGUI選定部により選定された各カーソルを各接触位置の表示装置上の対応する位置に同時に表示させる表示制御部とを備える。
これにより、操作面上に異物があることをユーザに知らせることが可能となり、さらに、異物の接触による位置とユーザの指の接触による位置が同時に表示されるので、ユーザが操作面上の対応する位置を簡単に特定することができ、操作面の清掃を容易にすることができる。
また、接触判定部は、接触位置の領域の面積に基づいて接触情報が異物の接触によるものかユーザの指の接触によるものかを判定する。
また、接触判定部は、接触位置の領域の幅に基づいて接触情報が異物の接触によるものかユーザの指の接触によるものかを判定してもよい。
また、表示制御部は、ユーザの指の接触に対応する接触位置が一意に確定することができない条件下では、ユーザの指の接触に対応するカーソルのサイズを調整して表示させる。
本発明の入力装置は、ゴミや埃等の異物を検出した場合にその位置と、操作面上のユーザの指の接触位置にそれぞれ対応するカーソルを表示装置上に同時に表示するため、遠隔で操作する入力装置であっても、ユーザがゴミや埃等の異物の操作面上の対応する位置を簡単に特定することができ、操作面の清掃を容易にすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る入力装置について図面を用いて説明する。なお、各図面において、視認性を考慮し、本発明の実施について特に重要ではない要素は省略している。
図1は、本発明の一実施形態に係る入力装置100のハードウエア構成例を示す図である。図1に示すように、入力装置100は、多点接触位置検知部1と演算部2とを備える。演算部2は、データの入出力を行うI/O11と、データやプログラム等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)12と、BIOS等の基本プログラムを格納するROM13と、HDD12に記憶されたプログラム及びROM13に格納されたプログラムを実行するCPU14と、データを保持するRAM15と、画像データを処理する画像プロセッサ17と、画像データを保持するVRAM18と、以上の構成要素を接続するバス線16とを備える。
多点接触位置検知部1は、I/O11の入力側に接続され、操作面に接触したユーザの手19の接触点を多点で検知し、検知した接触位置のデータ(以下、接触位置データという)を出力する光学式タッチパネルである。この光学式タッチパネルの検出方式については後に詳細に説明する。多点接触位置検知部1からI/O11の入力側に入力される接触位置データは、RAM15に保持される。
I/O11の出力側には、表示装置3が接続される。表示装置3は、画像データに対応する画像を表示するディスプレイで、液晶・CRTなどどのような方式を用いても良い。また、I/O11の出力側には、入力装置100によって操作されるカーナビゲーション装置、オーディオ装置、エアコン等の操作対象機器4が接続される。演算部2は、接触領域検知部1で検知されたユーザの指示に基づいて、操作対象機器4に指示を出力する。
HDD12は、RAM15に記憶されるカーソルを表示装置3に表示させたり、操作対象機器4にユーザの指示を出力するようにCPU14を機能させる制御プログラムを記憶している。
なお、入力装置100における制御は、ハードウエア、又は、ハードウエア及びソフトウエアの協働によって実行される。
以下では、入力装置100の構成及び動作について、より詳しく説明する。図2は、入力装置100の機能ブロックを示す図である。図2に示すように、入力装置100は、多点接触位置検知部1と演算部2とを備える。演算部2は、多点接触位置検知部1が検出した接触位置データなどを記憶する記憶部22と、記憶部22に記憶されている接触位置データが異物の接触によるものかユーザの指の接触によるものかを判定する接触判定部21と、接触判定部21により判定された接触情報に対応したカーソルを選定するカーソルGUI選定部23と、カーソルGUI選定部23により選定された各カーソルを各接触位置の表示装置上の対応する位置に同時に表示させる表示制御部24から構成される。
ここで、カーソルとは、接触位置を示すために表示装置上に表示される図形、文字、記号などを意味する。なお、カーソルは文字、図形、記号だけでなく接触位置をユーザが特定できるものであればよい。例えば、背景色に対して接触位置に対応する点のみ色を変える様な表示をしても、接触位置を特定することはできるため、その様な表示形態もカーソルの意味に含まれる。
次に、図3を用いて、本発明の実施の形態で用いる光学式タッチパネルの検出方式について説明する。光学方式タッチパネルは、矩形の一辺に沿って等間隔に設置され赤外線を発光するLED301と、対向する辺に沿って等間隔に設置されLED301から発光された光を受光する受光部302を備えている。LED301から受光部302に向けて赤外線が放射され、各LED301に対応した受光部302がその光を受光しているときは、操作面への接触はないと判定し、逆にその受光が妨げられたときは、操作面に何かが接触していると判定する。
図3で示すように、ユーザの指304がパネル部303に2点で接触している場合は、その指304で遮断された信号により斜線で示す領域305がY座標として検出される。同様に、指304で遮断された信号により斜線で示す領域306がX座標として検出される。そのため、接触位置データとしては格子点307〜310で示す領域が検出されることになる。
次に、本実施形態の入力装置の全体の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS401において、接触判定部21は多点接触位置検知部1からの信号を受信して、接触位置データの入力があるかどうかを判定する。接触位置データが入力されていれば(ステップS401でYes)、ステップS402に進み、接触位置データが入力されていなければ(ステップS401でNo)、接触位置データの入力があるまで待機する。ステップS402において、接触判定部21は多点接触位置検知部1から受信した接触位置データの接触位置が、ゴミや埃等の異物によるものかを判定し、接触情報として記憶部22に保存する。ステップS402の処理については、後に詳細に説明する。
次にステップS403において、接触判定部21はゴミや埃等の異物による接触情報が存在するかどうかを判定し、存在しなければ(ステップS403でNo)、S404に進む。ステップS404ではカーソルGUI選定部23は、接触情報がゴミや埃等の異物によるものではなくユーザによる指等の接触によるものであるため、指を示すカーソルを選定する。そして表示制御部24は、選定された指を示すカーソルを記憶部22から読み込んで、接触位置に対応する表示装置3上の位置に表示させる。
ステップS405では、操作対象機器4への各種命令に対応付けられ表示装置3に表示されているGUIと指の接触位置との衝突を判定してユーザの指示を特定し、対応する命令を操作対象機器4に送信する。このステップS405の処理については詳細な説明は省略する。次に、ステップS406に進み、ステップS405でユーザが処理を終了する旨の指示をした場合は処理を終了し、ユーザによる処理終了の指示がない場合は、ステップ401に処理を戻す。
ステップS403において、接触判定部21がゴミや埃等の異物による接触が存在すると判定した場合は、ステップS407に進む。ステップS407において、表示制御部24は表示装置3に表示され通常は選択可能なGUIをトーンダウン(非アクティブ)状態にし、ユーザがGUIに対応する位置を接触しても無効にする。この処理により、ゴミや埃等の異物による接触があっても、誤ってGUIが接触されと判断して、GUIに割り当てられた命令が実行されるのを防ぐことができる。そして、表示制御部24は異物の位置を特定するためにユーザに多点接触位置検知部1の操作面から手を離すように指示する。ユーザへの指示は、「操作面から手を離して下さい」のようなメッセージを表示装置3に表示しても良いし、スピーカ(図示せず)により音声で知らせても良い。
次に、ステップS408において、接触判定部21は多点接触位置検知部1から接触位置データを受信して異物の接触位置を検出し、接触情報として記憶部22に保存する。ここで、ステップS407において、ユーザは多点接触位置検知部1の操作面から手を離しているため、操作面上にはゴミや埃等の異物しかない。そのため、異物の接触位置を正確に特定することができる。なお、ユーザが多点接触位置検知部1の操作面に指を置いたままにしていた場合でも、後述するように、一般にゴミや埃等の異物による接触位置の領域のX座標の幅、Y座標の幅は、ユーザの指による接触位置の領域のX座標の幅、Y座標の幅よりかなり狭いため、その幅の違いを利用して、異物の接触位置を特定することができる。
ステップS408で接触判定部21が異物の接触位置を特定すると、ステップS409において、カーソルGUI選定部23は、ゴミや埃等の異物による接触情報に対してゴミを示すカーソルを選定する。そして、表示制御部24は、選定されたゴミを示すカーソルを記憶部22から読み込んで、接触位置に対応する表示装置3上の位置に表示させ、ステップS410へ処理を進める。
ステップS410において、表示制御部24はユーザに多点接触位置検知部1の操作面を指で掃除する様に指示する。ユーザへの指示は、「ゴミを指で掃除して下さい」のようなメッセージを表示装置3に表示しても良いし、スピーカ(図示せず)により音声で知らせても良い。そして、接触判定部21は多点接触位置検知部1からの接触位置データを受信してユーザの指の接触位置を検出し、接触情報として記憶部22に保存する。接触判定部21がユーザの指の接触情報を特定すると、ステップS411において、カーソルGUI選定部23はその接触情報に対して指を示すカーソルを選定する。そして、表示制御部24は選定された指を示すカーソルを記憶部22から読み込んで、接触位置に対応する表示装置3上の位置に表示させ、ステップS412へ進む。
ここで、ステップS408〜S411の処理について、図5の具体的な例を用いて説明する。図5(a)に示すように、ステップS408で異物の接触位置として、多点接触位置検知部1の操作面上に領域501が検出されたとする。ステップ409では、図5(b)に示すように、その領域501の接触位置に対応する表示装置3上の位置にゴミを示すカーソル511が表示される。ステップ410では、図5(c)に示すように、ユーザの指の接触位置として、多点接触位置検知部1の操作面上に領域502が検出される。ステップ409では、図5(d)に示すように、その領域502の接触位置に対応する表示装置3上の位置に指を示すカーソル512が表示される。
図5(c)において、ユーザが指を領域502の位置に置くと、図3で説明したように、領域503、504も接触位置として検出されてしまう。しかし、予め領域501が異物による接触位置であると特定されているため、それと同じX座標もしくはY座標を持つ領域503、504は接触によるものではないと判別できる。そのため、ステップ410では、接触判定部21は領域502をユーザの指の接触位置として特定できることになる。
図4のフローチャートに戻り、ステップS412において、接触判定部21はユーザの指による清掃により、異物による接触位置の領域501が検出されなくなったかを判定する。異物による接触位置データが無くなった場合には、ステップS413に処理を進め、異物による接触情報がまだある場合には、ステップS408に処理を戻す。ここでは、ユーザの指による清掃で、異物の接触位置が変わる場合があるため、再度、異物による接触位置を特定するステップS408に処理を戻している。
ステップS413では、異物による接触情報が無くなったため、表示制御部24は表示装置3上のゴミを示すカーソルの表示を消し、トーンダウン(非アクティブ)状態にしていた表示装置3をアクティブな通常の状態に戻す。その後、ステップS401に処理を戻す。
次に、図4のステップS402の処理について、図6のフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、ステップS402−1において、接触判定部21は多点接触位置検知部1からの接触位置データを取得する。ここで取得した接触位置データは、接触情報として記憶部22に記憶しておく。次に、ステップS402−2において、接触判定部21は検出される接触位置の領域のX座標、Y座標の幅のいずれかが所定の閾値以下か否かを判定する。
ステップS402−2で所定の閾値以下の領域があると判定すると、接触判定部21は当該接触位置にゴミや埃等の異物による接触があると判定して、接触情報として記憶部22に保存する(ステップS402−3)。その後、ステップS403に進む。ステップS402−2において、接触判定部21は所定の閾値以下の領域がないと判定すると、ステップS402−4に進む。ステップS402−4では、接触判定部21は当該接触位置にゴミや埃等の異物による接触はないと判定し、ステップS403に進む。
ここで、図7(a)に示すように、ゴミや埃等の異物の付着により検知される接触位置を領域701、指による接触位置を領域702とすると、領域701の面積は非常に狭く、領域702と区別することが比較的容易である。したがって、検出される領域のX座標の幅もしくはY座標の幅が所定の閾値より小さいものがあれば、ゴミや埃等の異物による接触があると判断できる。
また、図7(b)に示すように、ゴミや埃等の異物の付着により検知される接触位置を領域711、指による接触位置を領域712として、領域711と領域712のY座標が重なった場合でも、X座標に関しては、領域711のX座標の幅が所定の閾値以下であると判定できる。したがって、ゴミや埃等の異物による接触があると判断できる。
なお、本実施形態において、ユーザの指による接触位置を正確にユーザーに提示することができなくても、ゴミや埃等の異物を除去しうるだけの位置が取得することができれば構わない。ユーザが1本の指ではなく2本の指で多点接触位置検知部1の操作面に接触した場合を例にあげて、図8を用いて説明する。図8(a)において、ゴミや埃等の異物の付着により検知される接触位置を領域801、指による接触位置を領域802とする。図5(c)で説明したように、予め領域801が異物による接触位置であると特定されているため、それと同じX座標もしくはY座標を持つ領域804、805は接触によるものではないと判別できる。しかし、ユーザの指による接触位置は領域802なのか、領域803なのか一意に確定することが困難な場合がある。その場合、表示制御部24は表示装置3上に表示するカーソルのサイズを調整する。例えば、図8(b)に示すように、領域802、803の両方を含む表示装置3上に対応する広い領域813や、大きな箒のマーク812を表示する様にしてもよい。
以上の様に、本発明の入力装置は、ゴミや埃等の異物を検出した場合にその位置と、操作面上のユーザの指の接触位置にそれぞれ対応するカーソルを表示装置上に同時に表示するため、遠隔で操作する入力装置であっても、ユーザがゴミや埃等の異物の操作面上の対応する位置を簡単に特定することができ、操作面の清掃を容易にすることができるという効果を有している。
例えば、従来技術である特開平2−108116号公報のように、タッチパネルが表示装置前面に設置される入力装置においては、タッチパネル面上の点と表示装置の表示面上の点が一致しているため、異物の接触位置を示すカーソルを表示すれば、その点をそのまま清掃することができるので、ユーザの指の接触位置を示すカーソルは表示する必要はない。
しかし、表示装置と別体で設置される光学式タッチパネルを使用して遠隔で機器を操作する入力装置においては、タッチパネル面上の点と表示装置の表示面上の点が一致しないため、ゴミや埃等の異物の接触位置を示すカーソルだけを表示してもタッチパネル面上の対応する位置を簡単に特定できない。
本発明の入力装置は、光学式タッチパネルにおいて、ゴミや埃等の異物による接触か、指による接触かを判定して、それぞれ対応するカーソルを表示装置上に同時に表示することで、この課題を解決するものである。
本発明の入力装置は、操作面上にゴミや埃等の異物を検出した場合に、ユーザがゴミや埃等の異物の操作面上の対応する位置を簡単に特定することができ、操作面の清掃を容易にすることができるという効果を有し、表示装置と別体で設置される光学式タッチパネルを使用して遠隔で操作するカーナビゲーション装置等の入力装置として有用である。
本発明の実施の形態にかかる入力装置100のハードウエア構成例を示す図 本発明の実施の形態にかかる入力装置100の機能ブロック図 本発明の実施の形態にかかる光学式タッチパネルの検出方式の説明図 入力装置100の全体の動作の流れを示すフローチャート 図4のステップS408〜S411の各処理の具体例を説明するための図で、(a)ステップS408の処理を説明する図、(b)ステップS409の処理を説明する図、(c)ステップS410の処理を説明する図、(d)ステップS411の処理を説明する図 図4のステップS402の詳細な処理の流れを示すフローチャート 図6の判定処理を説明するための図で、(a)異物による接触位置の領域と指による接触位置の領域のX座標、Y座標が重ならない場合を示す図、(b)異物による接触位置の領域と指による接触位置の領域のY座標が重る場合を示す図 ユーザが2本の指で多点接触位置検知部1の操作面に接触した場合を説明するための図で、(a)異物による接触位置の領域と指による接触位置の領域を示す図、(b)表示装置3上への表示の一例を示す図
符号の説明
1 多点接触位置検知部
2 演算部
3 表示装置
4 操作対象機器
21 接触判定部
22 記憶部
23 カーソルGUI選定部
24 表示制御部
100 入力装置

Claims (4)

  1. 表示装置と別体で設置される光学式タッチパネルを使用して遠隔で機器を操作する入力装置であって、
    複数の接触点による接触位置を含む接触情報を検知する前記光学式タッチパネルからなる多点接触位置検知部と、
    前記多点接触位置検知部が検出した接触情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている接触情報が異物の接触によるものかユーザの指の接触によるものかを判定する接触判定部と、
    前記接触判定部により判定された接触情報に対応したカーソルを選定するカーソルGUI選定部と、
    前記カーソルGUI選定部により選定された各カーソルを各前記接触位置の前記表示装置上の対応する位置に同時に表示させる表示制御部とを備える入力装置。
  2. 前記接触判定部は、前記接触位置の領域の面積に基づいて前記接触情報が異物の接触によるものかユーザの指の接触によるものかを判定することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 前記接触判定部は、前記接触位置の領域の幅に基づいて前記接触情報が異物の接触によるものかユーザの指の接触によるものかを判定することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  4. 前記表示制御部は、ユーザの指の接触に対応する接触位置が一意に確定することができない条件下では、ユーザの指の接触に対応するカーソルのサイズを調整して表示させることを特徴とする請求項1記載の入力装置。
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