JP2010125955A - Slide rail apparatus for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両のシートを前後方向にスライドさせて位置調整を行うスライドレール装置に関し、特に、そのロック機構を改良した車両用スライドレール装置に関するものである。 The present invention relates to a slide rail device that adjusts the position by sliding a vehicle seat in the front-rear direction, and more particularly to a vehicle slide rail device that has an improved locking mechanism.
近年の車両においては、その車両用シートに車両用スライドレール装置が設けてあり、車両用シートの前後位置調整が行えるようになっている。このような車両用スライドレール装置は、車両用シートの位置調整が簡単に行えると同時に、固定時の剛性が高くなるようにして、衝突事故等の際の安全性を十分確保できるようにしなければならない。 In recent vehicles, a vehicle slide rail device is provided on the vehicle seat so that the front-rear position of the vehicle seat can be adjusted. Such a vehicular slide rail device must be capable of easily adjusting the position of the vehicular seat, and at the same time having a high rigidity at the time of fixing so as to ensure sufficient safety in the event of a collision accident or the like. Don't be.
勿論、車両にとって重要な車両用スライドレール装置については、上記のような使用上の簡便さや安全確保は当然として、その製造を容易にしたり、製造コストを低減したりすることも重要であり、そのような改良が、特許文献1や特許文献2にも提案されてきている。
上記特許文献1には、「別部材としてのブラケットを必要とせずにロック部材をアッパレール上に支持することができ、部品点数が少なく重量及び組立コストを低減したシートトラック装置を得る」ことを目的としてなされた、「シートトラック装置」が提案されている。 The above-mentioned Patent Document 1 aims to “obtain a seat track device that can support a lock member on an upper rail without requiring a separate member and has a reduced number of parts and reduced weight and assembly cost”. A “seat track device” has been proposed.
そして、この特許文献1の「シートトラック装置」は、「アッパレールに、ロック部材の収納回動穴と、この収納回動穴の前後に位置する軸支持部とを直接形成し、この前後の軸支持部に両端部を回動可能に支持したヒンジピンに、ロック部材を固定した」という構成を有していることから、上記の目的を達成できるものと思われる。 And the "seat track device" of this patent document 1 "is formed directly on the upper rail with a storage rotation hole of the lock member and a shaft support portion positioned before and after the storage rotation hole. It is considered that the above object can be achieved because the lock member is fixed to the hinge pin that rotatably supports both ends of the support portion.
しかしながら、この特許文献1の技術では、図9にも示すように、「アッパレールに、ロック部材の収納回動穴と、この収納回動穴の前後に位置する軸支持部とを直接形成」しなければならず、アッパレールにこれらの回動穴や軸支持部を直接形成する作業自体が非常にコストと手間の掛かるものであると考えられる。しかも、上記の「前後の軸支持部に、ヒンジピンの両端部を回動可能に支持」しなければならず、このことも、作業自体が非常にコストと手間の掛かるものであると考えられる。 However, in the technique of Patent Document 1, as shown in FIG. 9, “the storage rail rotation hole of the lock member and the shaft support portions positioned before and after the rotation rotation hole are directly formed on the upper rail”. It is considered that the operation itself of directly forming these rotation holes and the shaft support portion in the upper rail is very costly and troublesome. In addition, the above-mentioned “both ends of the hinge pin are rotatably supported by the front and rear shaft support portions”, which is considered to be very costly and labor-intensive.
一方、特許文献2の「車両用シートスライド装置」は、「製造コストの低廉化及び省スペースを実現することのできる車両用シートスライド装置を提供する」ことを目的としてなされてはいるが、図10にも示すように、「ロック機構は、ロアレールの長手方向に並設された複数のロック孔と、アッパレールの長手方向に伸びる回動軸線を持つ支軸と、回動軸線回りに回動し、ロック孔に対し係脱可能なロックレバーとを有する。また、アッパレールを内側に折り返して凹設された折返し部で支軸を支持する」という構成を有しているため、非常に複雑な構造のものとなっている。つまり、この特許文献2の技術も、製造作業自体が非常にコストと手間の掛かるものになっていると考えられる。 On the other hand, the “vehicle seat slide device” of Patent Document 2 is made for the purpose of “providing a vehicle seat slide device capable of realizing a reduction in manufacturing cost and saving space”. As shown in FIG. 10, “The lock mechanism rotates around the rotation axis, a plurality of lock holes arranged in parallel in the longitudinal direction of the lower rail, a support shaft having a rotation axis extending in the longitudinal direction of the upper rail, and the rotation axis. And a lock lever that can be engaged and disengaged with respect to the lock hole, and the support shaft is supported by a folded portion that is recessed by folding the upper rail inward, so that the structure is very complicated. Has become. That is, it is considered that the technique of Patent Document 2 is very costly and labor-intensive for the manufacturing operation itself.
そこで、本発明者等は、この種の車両用スライドレール装置について、必要な機能を十分備えたものとして簡単に製造することができて、しかもその製造コストを低減するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。 Therefore, the present inventors can easily manufacture this kind of vehicle slide rail device as having sufficient necessary functions, and how to reduce the manufacturing cost, As a result of various studies on the above, the present invention has been completed.
すなわち、本発明の目的とするところは、特にそのロック装置を改良することによって、車両用スライドレール装置としての製造及び組み付け作業を簡単に行うことができ、容易にかつコストを低減して製造することのできる車両用スライドレール装置を提供することにある。 In other words, the object of the present invention is to improve the lock device in particular, so that the manufacturing and assembling work as a vehicle slide rail device can be easily performed, and the manufacturing is easily performed at a reduced cost. An object of the present invention is to provide a vehicular slide rail device.
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「互いにスライド可能に組み付けた車体側のロアレール10と、シート側のアッパレール20との間に、両者のスライドを規制するロック装置30を設けた車両用スライドレール装置100であって、
ロック装置30を、
アッパレール20と一体的で、当該アッパレール20内に突出する一対の保持部材21と、
これらの保持部材21間に支持アーム32にて取り付けられて、アッパレール20内にての揺動が可能なロック部材31と、
このロック部材31に一体的に形成されて、ロアレール10側の係止溝11に係合し得るロック爪33と、
このロック爪33がその係合方向に揺動すべくロック部材31を付勢する弾発手段40と
を備えたものとしたことを特徴とする車両用スライドレール装置100」
である。
In order to solve the above problems, first, the means taken by the invention according to claim 1 will be described with reference numerals used in the description of the best mode described below
“A vehicle
A pair of holding
A
A lock claw 33 formed integrally with the
The vehicle
It is.
すなわち、本発明に係る車両用スライドレール装置100は、図1及び図2に示すように、互いにスライド可能に組み付けた車体側のロアレール10と、シート側のアッパレール20との間に、両者のスライドを規制するロック装置30を設けたものであるが、ロック装置30自体に工夫を行ったものである。なお、一般的な車両用シート200では、その両側下部にそれぞれ左右対称形状の車両用スライドレール装置100が配置してあって、各車両用スライドレール装置100はそれぞれ、本発明の重要構成要素であって左右対称であるロック装置30を備えている。
That is, as shown in FIGS. 1 and 2, the vehicle
まず、ロック装置30は、図2及び図4に示すように、アッパレール20と一体的で、当該アッパレール20内に突出する一対の保持部材21と、この保持部材21に揺動可能に取り付けたロック部材31とを備えている。これらの保持部材21及びロック部材31は、図4に示すように、ロック部材31を保持部材21の中に組み入れることができる形状にしてあり、図7に示すような一体化が簡単に行えるようにしてある。
First, as shown in FIGS. 2 and 4, the
各保持部材21は、アッパレール20の内面に溶接した別部材であってもよいが、後述する最良形態において説明するような、アッパレール20を製造する際に同時に打ち抜き加工されるものであってもよい。つまり、各保持部材21は、図4及び図7に示すように、アッパレール20の上面の一部を打ち抜いてアッパレール20内に折り曲げることにより形成されるものであってもよく、言わばアッパレール20の製造と同時に形成されるものであってもよいものである。
Each
これらの保持部材21及びロック部材31を組み込むにあたっては、アッパレール20側の各保持部材21に対してロック部材31が揺動し得るようにするとともに、両者間に弾発手段40(後述する最良形態ではトーションスプリング)を位置させて一定の方向に回動するように常に付勢させておく。そして、ロック部材31に、ロアレール10側の係止溝11に係合し得るロック爪33を形成しておくのである。換言すれば、このロック爪33は、ロアレール10側の係止溝11に係合し得るように動けばよいものである。
When the
つまり、このロック装置30を取り付けることにより完成された車両用スライドレール装置100においては、ロック爪33がロアレール10側の係止溝11に係合しており、この係合状態は、アッパレール20とロック部材31との間に位置させた弾発手段40によって維持されている。
That is, in the vehicle
このロック爪33の係止溝11に対する係合状態を解くためには、ロック部材31を弾発手段40の弾発力に抗して回動させなければならないが、それを行うのが、次に述べる操作レバー210によって操作される操作片220によるロック部材31自体の押圧なのである。
In order to release the engagement state of the lock claw 33 with respect to the
以上のように構成したロック装置30は、左右の車両用スライドレール装置100に適用できるように、左右対称のものとして構成されることはいうまでもなく、これらのロック装置30は、図1〜図3に示すような、一本の操作レバー210によって同時に操作されるものである。この操作レバー210は、これを車両用シート200の前方下部にて引き上げることにより、車両用シート200の側面で支点部材230にて揺動されることになる部材の後端に設けた操作片220を下動させるのであり、これによりロック装置30のロック状態は解除されるのである。
Needless to say, the
さて、以上のように構成したロック装置30による車両用スライドレール装置100のロック状態、及びロック解除操作について以下に説明していくが、まず、図8を使用してロック状態から説明する。このロック装置30によるロック状態は、図8に示すように、ロック爪33がロアレール10側の係止溝11内に係合しており、弾発手段40によってロック部材31が係止方向に付勢されていて、ロック状態が維持されている。
Now, the locked state and unlocking operation of the vehicle
以上のロック状態を解除するには、車両用シート200に座った使用者が操作レバー210を上側に引き上げる。そうすると、図2からも理解できるように、操作片220が支点部材230を中心に下動して、ロック装置30を構成しているロック部材31を弾発手段40の付勢力に抗して押し下げることになる。これにより、ロック部材31が係止解除方向に回動するのである。そうすると、各ロック爪33は下方に揺動することになって、係止溝11から離れる、つまりロックが解除されることになる。
In order to release the above lock state, a user sitting on the vehicle seat 200 raises the
勿論、使用者が操作レバー210から手を離せば、操作レバー210は元位置に復帰して、操作片220が被押圧部34から離れてその押圧をしなくなる。そうなると、弾発手段40の付勢力によってロック部材31が図8に示した状態に復帰してロック状態となるのである。
Of course, when the user releases his / her hand from the
以上、説明した通り、当該車両用スライドレール装置100は、そのロック装置30を、アッパレール20に一体的に形成した保持部材21、ロック部材31、及び弾発手段40との3点で構成できるから、部品点数を少なくできて加工工程も省略でき、結果的にコストを低減させ得るものとなっている。
As described above, the vehicular
特に、このロック装置30を構成するに当たっては、先ず、アッパレール20側に保持部材21を形成するのであるが、これらの各保持部材21はアッパレール20の製造時に打ち抜き加工によって同時に形成されるため、非常に簡単に形成できる。それだけでなく、ロック部材31を揺動可能に支持するものである各保持部材21が、後述する最良形態で説明するようなアッパレール20の一部を利用したもの、つまりアッパレール20と一体的なものであれば、ロック部材31の支持を、ロック部材31が位置ズレしたり揺動軸が変化したりすることなく、常に安定した状態で行う。
In particular, when the
そして、このロック装置30を組み立てるに当たっては、両保持部材21間に当該ロック部材31を差し込むのである。これにより、ロック部材31は、アッパレール20の両保持部材21の間に揺動可能に連結されることになるから、今度は、図5の(b)、図6、及び図7に示すように、弾発手段40の一端をロック部材31に係止させるとともに、他端をその付勢力に抗しながらアッパレール20の内側面に当接させるのである。弾発手段40は、トーションスプリングであって、一端がロック部材31に係止しているから、ロック部材31を図7に示した位置に常になるように付勢することになるのである。以上によって、アッパレール20に対するロック装置30の取付が完了する。
In assembling the
その後は、このロック装置30が取り付けられたアッパレール20をロアレール10に対して組み付けることにより、車両用スライドレール装置100が完成するのであるが、この組み付けの際には、ロック爪33がロアレール10側の係止溝11に係止しないようにしながら、当該アッパレール20をロアレール10内に単に差し込むだけでよい。
After that, the vehicle
従って、この車両用スライドレール装置100は、製造や組み付け作業を簡単に行うことができ、容易にかつコストを低減して製造することのできるものとなっているのである。
Therefore, the vehicle
また、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記 請求項1に記載の車両用スライドレール装置100について、
「各保持部材21の先端部を、互いに外側に開くように折曲したこと」
である。
Moreover, in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on Claim 2 took about the
“The front ends of the holding
It is.
すなわち、この請求項2に係る車両用スライドレール装置100においては、その重要構成要素であるロック装置30の保持部材21の先端部を、図7に示すように、互いに外側に開くように折曲したのである。
That is, in the vehicle
特に、このロック装置30を組み立てるに当たっては、ロック部材31をアッパレール20の下側から挿入して、その各支持アーム32に形成してある係止部32aが、当該アッパレール20内に突出している各保持部材21の支持穴21b内に係合するように、当該ロック部材31を両保持部材21間に差し込むのであるが、この差し込み作業は、簡単に行えるものとなっている。何故なら、保持部材21の先端部が互いに外側に開くように折曲してあるから、係止部32aが突出形成してあっても各支持アーム32の挿入が円滑に行えるためである。
In particular, when assembling the
従って、この請求項2の車両用スライドレール装置100は、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、アッパレール20の各保持部材21に対するロック部材31の差し込みが容易に行えるものとなっているのである。
Therefore, the vehicular
さらに、上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1または請求項2に記載の車両用スライドレール装置100について、
「ロック部材31の支持アーム32の先端部外側にテーパ部32bを形成したこと」
である。
Furthermore, in order to solve the above-mentioned problem, the means taken by the invention according to claim 3 is about the vehicle
“The tapered portion 32b is formed outside the distal end portion of the
It is.
すなわち、この請求項3に係る車両用スライドレール装置100においては、その重要構成要素であるロック装置30のロック部材31が有している支持アーム32の先端部外側に、図7の(b)に示すように、テーパ部32bを形成したものである。
That is, in the vehicle
このロック装置30を組み立てるに当たっては、前述したように、ロック部材31をアッパレール20の下側から挿入して、その各支持アーム32に形成してある係止部32aが、当該アッパレール20内に突出している各保持部材21の支持穴21b内に係合するように、当該ロック部材31を両保持部材21間に差し込むのであるが、この差し込み作業は、簡単に行えるものとなっている。
In assembling the
何故なら、ロック部材31の支持アーム32の先端部外側にテーパ部32bが形成してあるから、支持アーム32の先端に係止部32aが突出形成してあっても、あるいは保持部材21の先端に外側に開く折曲部が形成してなくても、このテーパ部32bが各支持アーム32の挿入時の案内を行うから、両保持部材21間への支持アーム32の挿入が円滑に行えるためである。
This is because the tapered portion 32 b is formed outside the distal end portion of the
従って、この請求項3の車両用スライドレール装置100は、上記請求項1または請求項2のそれと同様な機能を発揮する他、アッパレール20の各保持部材21に対するロック部材31の差し込みが容易に行えるものとなっているのである。
Therefore, the vehicular
以上、説明した通り、本発明においては、
「互いにスライド可能に組み付けた車体側のロアレール10と、シート側のアッパレール20との間に、両者のスライドを規制するロック装置30を設けた車両用スライドレール装置100であって、
ロック装置30を、
アッパレール20と一体的で、当該アッパレール20内に突出する一対の保持部材21と、
これらの保持部材21間に支持アーム32にて取り付けられて、アッパレール20内にての揺動が可能なロック部材31と、
このロック部材31に一体的に形成されて、ロアレール10側の係止溝11に係合し得るロック爪33と、
このロック爪33がその係合方向に揺動すべくロック部材31を付勢する弾発手段40とを備えたものとしたこと」
を主たる特徴とするものであり、これにより、製造は勿論、組み付け作業も簡単に行うことができ、容易にかつコストを低減して製造することのできる車両用スライドレール装置100を提供することができるのである。
As described above, in the present invention,
“A vehicle
Locking
A pair of holding
A
A lock claw 33 formed integrally with the
The lock claw 33 is provided with a resilient means 40 that urges the
Thus, it is possible to provide a vehicle
次に、以上のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した最良形態である車両用スライドレール装置100について説明すると、図1には、本発明に係る車両用スライドレール装置100を採用した車両用シート200の側面図が示してあり、この車両用シート200の前方下部には、当該車両用シート200に座った使用者が操作する操作レバー210の一部が突出している。
Next, the invention according to each claim configured as described above will be described with reference to the vehicle
つまり、当該車両用シート200の位置を調整したい使用者は、車両用シート200上に座った状態で操作レバー210を引くことにより、車両用スライドレール装置100をロック状態にしているロック装置30の解除を行うのである。なお、車両用シート200が適宜位置になったとき、使用者が操作レバー210から手を離せば、ロック装置30は再びロック状態に自動的に戻る。
In other words, the user who wants to adjust the position of the vehicle seat 200 pulls the
また、車両用シート200の操作レバー210には、図2及び図3に示したように、操作片220が連結されるものであり、この操作片220は支点部材230によってアッパレール20内に揺動可能に取り付けられるものである。つまり、操作片220は、操作レバー210の突出した部分を使用者が引き上げると支点部材230を中心に下動するのであり、図3に示したように、その先端部分にてロック部材31の一部を押圧するものである。
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, an
この車両用スライドレール装置100は、図2及び図3に示したように、車体側に固定されるロアレール10と、これにスライド可能に組み付けたアッパレール20と、このアッパレール20に取り付けたロック装置30とを備えているものであり、ロアレール10には、係止溝11が下方に向けて開口した状態で、等ピッチで多数形成してある。一方、アッパレール20は、図2、図5及び図6に示したように、ボールホルダに保持される転動ボール23を介してロアレール10に対してスライド可能に組み付けられるものであり、その上面には、上記車両用シート200を連結するためのシート連結ピン22が、図5及び図6に示したように、突出形成してある。
As shown in FIGS. 2 and 3, the vehicle
本発明の車両用スライドレール装置100では、図4に示したように、そのアッパレール20の上面において並んだ一対の開口21aが形成してあるが、これらの開口21aは、本発明の車両用スライドレール100を構成する重要構成部材であるロック装置30のための保持部材21を打ち抜き加工によって形成した跡である。
In the vehicle
つまり、ロック装置30を構成している保持部材21は、図3及び図4に示したように、アッパレール20の上面の一部を打ち抜いて、当該アッパレール20内に折り曲げたものである。これらの各保持部材21の先端部は、図7にも示したように、外側(すなわち、アッパレール20の前方及び後方の各方向であって、両保持部材21が互いに遠ざかる方向)に向けて広がるように折曲されているものである。また、各保持部材21の端部には、後述するロック部材31を取り付けるための支持穴21bが形成してある。
That is, as shown in FIGS. 3 and 4, the holding
さらに、この保持部材21に対しては、図4に示したようなロック部材31が、図7に示したように、保持部材21側の両保持部材21内に嵌合されるのである。つまり、このロック部材31は、両保持部材21間に取り付けられて、アッパレール20内にての揺動が可能になるようになされるものである。
Further, a
そして、この保持部材21を形成したアッパレール20については、図4にも示したように、後述するロック部材31に対応する側面に揺動溝24が形成してある。これらの揺動溝24は、ロック部材31の各ロック爪33が揺動し得る空間を形成するとともに、ロック状態にある各ロック爪33の先端部を、ロアレール10側の係止溝11に係合し得るように突出させるためのものである。
As shown in FIG. 4, the
ロック部材31は、図4及び図7の(a)に示したように、前後一対の支持アーム32を有したものとしてあり、図4に示したように、支持アーム32に係止部32aを形成して、この係止部32aを保持部材21に形成した支持穴21b内に係合できるようにしてある。
As shown in FIG. 4 and FIG. 7A, the
各支持アーム32については、図7の(b)に示したように、その先端部外側にテーパ部32bを形成して実施してもよいものである。このテーパ部32bは、支持アーム32の先端に係止部32aが突出形成してあっても、あるいは保持部材21の先端に外側に開く折曲部が形成してなくても、各支持アーム32の両保持部材21間への挿入時の案内を行うことになるから、両保持部材21間への支持アーム32の挿入を円滑に行うのである。
About each
勿論、ロック部材31は、図4等に示したように、先端部がロアレール10側の係止溝1内に係合することになる複数のロック爪33を有するものである。
Of course, as shown in FIG. 4 and the like, the
そして、本最良形態における弾発手段40は、所謂トーションスプリングを採用しているものである。このトーションスプリング40は、金属線材からなり、図2に示したように、ロック部材31に向かって延びる先端部40aと、平面視「コ」字状に形成された後端部40bとを有する。この後端部40bには、幅方向両側に張り出した一対の係止部40cが設けられている。そして、図7に示したように、先端部40aをロック部材31の本体中央部の孔31a(図2参照)に係止させ、かつ後端部40bの両係止部40cをアッパレール20の両側壁に形成した孔25(図5の(b)参照)にそれぞれ係止させることにより、トーションスプリングである弾発手段40は、ロック部材を付勢しながらアッパレール20の内側に取り付けられている。
And the elastic means 40 in this best form employs what is called a torsion spring. The
100 車両用スライドレール装置
10 ロアレール
11 係止溝
20 アッパレール
21 保持部材
21a 開口
21b 支持穴
22 シート連結ピン
23 転動ボール
24 揺動溝
25 孔
30 ロック装置
31 ロック部材
32 アーム部
32a 係止部
32b テーパ部
33 ロック爪
40 弾発手段(トーションスプリング)
200 車両用シート
210 操作レバー
220 操作片
230 支点部材
DESCRIPTION OF
200
Claims (3)
前記ロック装置を、
前記アッパレールと一体的で、当該アッパレール内に突出する一対の保持部材と、
これらの保持部材間に支持アームにて取り付けられて、前記アッパレール内にての揺動が可能なロック部材と、
このロック部材に一体的に形成されて、前記ロアレール側の係止溝に係合し得るロック爪と、
このロック爪がその係合方向に揺動すべく前記ロック部材を付勢する弾発手段と
を備えたものとしたことを特徴とする車両用スライドレール装置。 A vehicle slide rail device provided with a lock device for restricting sliding between a lower rail on a vehicle body side and a seat side upper rail assembled so as to be slidable from each other,
The locking device;
A pair of holding members that are integral with the upper rail and project into the upper rail;
A locking member attached between these holding members with a support arm and capable of swinging in the upper rail;
A lock claw that is integrally formed with the lock member and can engage with the locking groove on the lower rail side,
A vehicular slide rail device characterized by comprising a resilient means for biasing the lock member so that the lock claw swings in the engaging direction.
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