JP2010123420A - 押しボタン式スイッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 押しボタン(26)と、この押しボタンを押圧操作可能に収容するケース(21)と、この押しボタンの押圧操作に追従して前記ケース内を移動するスライダ(24)と、このスライダの移動に伴ってオンオフするスイッチ(23)と、このスイッチの近くに位置して前記押しボタンを照明する光源(22c)とを有する押しボタン式スイッチ装置(20)において、前記スライダの外面に形成された収容部(24j)に装着される板バネ(24i)と、前記ケース内面に形成または取り付けられる突起(28)とを有し、前記板バネ(24i)の曲面部(24i_1)を前記突起(28)に当接させたことを特徴する。
【選択図】 図1
Description
図4(a)は、押しボタン式スイッチ装置のオンオフ特性図である。この図において、縦軸は押しボタンにかかる荷重であり、この荷重の量は縦軸の上に行くほど大きくなっている。横軸は押しボタンの押圧変位量(スイッチストローク)であり、このストロークは横軸の右に行くほど大きくなっている。T0は電気的切替点、P1〜P2は押しボタンを押したときの荷重設定値、P3〜P4は押しボタンを押し離すときの荷重設定値である。
図5(a)は、節度感付与機構の構成図である。この図において、節度感付与機構6は、圧縮コイルバネ(押しバネともいう)7と、その圧縮コイルバネ7の先端(図面に正対して下端)に位置する球体8と、突起9とにより構成されている。なお、圧縮コイルバネ7の基端(図面に正対して上端)は、不図示の部材によってその位置が固定されており、且つ、圧縮された状態にある。突起9は二つの連続斜面(第1斜面9aと第2斜面9b)を有しており、球体8を突起9の二つの連続斜面(第1斜面9aと第2斜面9b)に沿って動かすことにより、その第1斜面9aから第2斜面9bへまたはその逆への乗り越え時に所要の節度感を与えることができるようになっている。
図5(b)は、照明上の不都合を説明する図である。この図において、押しボタン式スイッチ装置10は、円筒状のケース11と、そのケース11の一端側(この図では右端側)を閉鎖するキャップ12と、そのケース11の他端側(この図では左端側)に取り付けられたリング13と、このリング13の内側に装着された押しボタン14と、押しボタン14と一体となってケース11の内部を左右に移動可能なスライダ15と、キャップ12の内側に取り付けられた基板16と、この基板16のほぼ中央に取り付けられた光源17とを備える。
請求項2に記載の発明は、前記突起は、前記押しボタンの非押圧時に前記板バネの曲面部が当接する第1斜面と、前記押しボタンの押圧時に、この第1斜面を乗り越えた先に続く第2斜面とを有することを特徴とする請求項1記載の押しボタン式スイッチ装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第1斜面と第2斜面の傾斜は、前記第1斜面が第1の所定角度を有する上り坂であり、前記第2斜面が、前記第1の所定角度よりは小さな第2の所定角度を有する下り坂であることを特徴とする請求項2記載の押しボタン式スイッチ装置である。
請求項4に記載の発明は、前記スイッチは、ラバースイッチであることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の押しボタン式スイッチ装置である。
したがって、照明上の不都合を招くことなく、且つ、低コストなスイッチ部を使用でき、しかも、適度な節度感を与えることができる押しボタン式スイッチ装置を提供することができる。
(1)節度感の付与:
図3(a)は、本実施形態に係る節度感付与の概念図である。この図に示すように、ユーザによって押しボタン25が押圧操作されると、スライダ24が移動するが、このスライダ25には板バネ24iが装着されているので、同ユーザ操作に伴い、板バネ24iがケース21の本体部21aの突起28を乗り越え(第1斜面28aから第2斜面28b)、その乗り越えの際に、ユーザに対して所要の節度感を与える。つまり、冒頭で説明した強い荷重(P1)から弱い荷重(P2)への荷重変化を与える。したがって、この区間(P1〜P2)に含まれる電気的切替点T0(図4(b)参照)付近の不安定さを招かずに、一気に押しボタンをストロークさせることができ、チャッタリングを回避することができる。加えて、適切な節度感(P1〜P2)の付与により、押しボタン操作に高級感を持たせることができ、しかも、ユーザに対して電気的切替点への到達を感覚的に認識させることができる。
図3(b)は、本実施形態に係る照明上の不都合回避の概念図である。この図に示すように、本実施形態における節度感付与機構は、スライダ24の本体部24aに形成された収容部24jと、その収容部24jに装着された板バネ24iと、ケース21の本体部21aに形成された(または取り付けられた)突起28とにより構成されている。
したがって、上記の(1)及び(2)より、本実施形態によれば、照明上の不都合を招くことなく、且つ、低コストなスイッチ部(ラバースイッチ23)を使用でき、しかも、適度な節度感を与えることができる押しボタン式スイッチ装置20を提供することができるのである。
21 ケース
22c 光源
23 ラバースイッチ(スイッチ)
24 スライダ
24i 板バネ
24j 収容部
25 押しボタン
28 突起
28a 第1斜面
28b 第2斜面
Claims (4)
- 押しボタンと、この押しボタンを押圧操作可能に収容するケースと、この押しボタンの押圧操作に追従して前記ケース内を移動するスライダと、このスライダの移動に伴ってオンオフするスイッチと、このスイッチの近くに位置して前記押しボタンを照明する光源とを有する押しボタン式スイッチ装置において、
前記スライダの外面に形成された収容部に装着される板バネと、
前記ケース内面に形成または取り付けられ突起とを有し、
前記板バネの曲面部を前記突起に当接させたことを特徴とする押しボタン式スイッチ装置。 - 前記突起は、前記押しボタンの非押圧時に前記板バネの曲面部が当接する第1斜面と、前記押しボタンの押圧時に、この第1斜面を乗り越えた先に続く第2斜面とを有することを特徴とする請求項1記載の押しボタン式スイッチ装置。
- 前記第1斜面と第2斜面の傾斜は、前記第1斜面が第1の所定角度を有する上り坂であり、前記第2斜面が、前記第1の所定角度よりは小さな第2の所定角度を有する下り坂であることを特徴とする請求項2記載の押しボタン式スイッチ装置。
- 前記スイッチは、ラバースイッチであることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の押しボタン式スイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008296541A JP2010123420A (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | 押しボタン式スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008296541A JP2010123420A (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | 押しボタン式スイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010123420A true JP2010123420A (ja) | 2010-06-03 |
Family
ID=42324584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008296541A Pending JP2010123420A (ja) | 2008-11-20 | 2008-11-20 | 押しボタン式スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010123420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019181467A1 (ja) * | 2018-03-23 | 2019-09-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 入力装置 |
-
2008
- 2008-11-20 JP JP2008296541A patent/JP2010123420A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019181467A1 (ja) * | 2018-03-23 | 2019-09-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 入力装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121031 |