JP2010123336A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料電池評価システム1000は、評価対象である燃料電池FCと接続される供給配管201に設けられ、互いに並列に分岐した第1と第2の分岐配管10,20と、第1の分岐配管10に流入する計測対象ガスの露点温度を検出する露点計13とを備える。第2の分岐配管20は、第1の分岐配管10から計測対象ガスの一部または全部をバイパスさせるためのバイパス配管として機能する。
【選択図】図2
Description
燃料電池システムであって、燃料電池と接続されるガス配管に設けられ、互いに並列に分岐した第1と第2の分岐配管と、前記第1の分岐配管に流入する計測対象ガスの露点温度を検出する露点温度検出部とを備え、前記第2の分岐配管は、前記第1の分岐配管から前記計測対象ガスの一部または全部をバイパスさせるためのバイパス配管として機能する、燃料電池システム。
この燃料電池システムによれば、露点温度検出部に供給される計測対象ガスのガス量を、第2の分岐配管にバイパスさせる分だけ低減できる。従って、露点温度検出部が、計測対象ガスから受ける負荷を低減できるため、露点温度を計測するためのセンサ素子が劣化してしまうことを抑制できる。
適用例1に記載の燃料電池システムであって、さらに、前記第1と第2の分岐配管に流入するガス量を調整するための流量調整弁と、前記計測対象ガスの温度を検出するガス温度検出部と、前記流量調整弁を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記温度検出部の検出温度が許容温度範囲にある場合には、前記計測対象ガスの全てを前記第1の分岐配管に流入させ、前記検出温度が前記許容温度範囲から外れている場合には、前記計測対象ガスの一部または全部を前記第2の分岐配管にバイパスさせるバイパス処理を実行する、燃料電池システム。
この燃料電池システムによれば、許容温度範囲から外れる温度を有する計測対象ガスの一部または全部を第2の分岐配管にバイパスできる。従って、露点温度検出部が、許容温度範囲から外れる温度を有する計測対象ガスから受ける負荷を低減できるため、露点温度を計測するためのセンサ素子が劣化してしまうことを抑制できる。
適用例2に記載の燃料電池システムであって、前記ガス配管は、前記燃料電池の供給側に接続される供給用ガス配管であり、前記露点温度検出部は、前記燃料電池の供給側における前記計測対象ガスの露点温度を検出する供給側露点温度検出部であり、前記燃料電池システムは、さらに、前記燃料電池の排出側に接続される排出用ガス配管に設けられ、互いに並列な第3と第4の分岐配管と、前記第3の分岐配管に流入する前記燃料電池の排出側における前記計測対象ガスの露点温度を検出する排出側露点温度検出部とを備え、前記制御部は、前記供給側露点温度検出部の検出値と、前記排出側露点温度検出部の検出値とを用いて前記燃料電池における水分収支を示す指標値を算出する特性評価を実行する、燃料電池システム。
この燃料電池の特性評価をするための燃料電池評価システムによれば、燃料電池の特性評価において、供給側露点温度検出部及び排出側露点温度検出部が計測対象ガスから受ける負荷を低減できる。従って、燃料電池評価システムにおいて、露点温度を計測するためのセンサ素子が劣化してしまうことを抑制できる。
適用例2または適用例3に記載の燃料電池システムであって、前記計測対象ガスは、前記燃料電池システム内の水分をパージするためのパージ処理に用いられるパージガスを含み、前記制御部は、前記燃料電池システムの停止前に前記パージ処理を実行するとともに、前記パージ処理の際には、前記温度検出部の検出温度に拘わらず、前記露点温度検出部の検出値が室温より高い場合には、前記パージガスを前記第1の分岐配管に流入させ、前記露点温度検出部の検出値が室温以下である場合には、前記パージガスを前記第2の分岐配管にバイパスさせるバイパス処理を実行する、燃料電池システム。
この燃料電池システムによれば、第1の分岐配管に流れるパージガスが許容露点温度以下となったときにパージ処理の対象を第2の分岐配管に切り替えることができる。従って、第1の分岐配管に対してパージ処理が必要以上に実行されることを抑制でき、露点温度を計測するためのセンサ素子が劣化してしまうことを抑制できる。
適用例3に記載の燃料電池システムであって、さらに、前記第2の分岐配管に設けられ、前記供給側露点温度検出部とは計測範囲が異なる第2の供給側露点温度検出部と、前記第4の分岐配管に設けられ、前記排出側露点温度検出部とは計測範囲が異なる第2の排出側露点温度検出部とを備える、燃料電池システム。
この燃料電池システムによれば、計測範囲(計測レンジ)の異なる露点温度検出部を備えた2以上の並列な計測用配管が設けられているため、計測対象ガスの状態に応じて、計測対象ガスが流入する計測用配管を切り替えることができる。これによって、各露点温度検出部に対応した状態の計測対象ガスを適切に供給できるため、露点計が受ける負荷を軽減でき、その劣化を抑制できる。
燃料電池と接続されるガス配管に設けられ、互いに並列に分岐した第1と第2の分岐配管と、前記第1の分岐配管に流入する計測対象ガスの露点温度を検出する露点温度検出部とを備える燃料電池システムの起動方法であって、
(a)前記計測対象ガスのガス温度を検出する工程と、
(b)前記ガス温度が許容温度範囲にある場合には、前記第1の分岐配管へ前記計測対象ガスの全てを流入させ、前記ガス温度が前記許容温度範囲から外れる場合には、前記第2の分岐配管に前記計測対象ガスの一部または全部をバイパスさせる工程と、
を備える、燃料電池システムの起動方法。
この燃料電池システムの起動方法によれば、システム起動時に、露点温度検出部に対して、許容温度範囲から外れる計測対象ガスの全部が供給されてしまうことを抑制できる。従って、露点温度検出部が計測対象ガスから受ける負荷を軽減できるため、露点温度を計測するためのセンサ素子が劣化してしまうことを抑制できる。
燃料電池と接続されるガス配管に設けられ、互いに並列に分岐した第1と第2の分岐配管と、前記第1の分岐配管に流入する計測対象ガスの露点温度を検出する露点温度検出部とを備える燃料電池システムの停止方法であって、
(a)前記第1の分岐配管をドライパージする工程と、
(b)前記露点温度検出部により、前記工程(a)のドライパージに用いられるパージガスの露点温度を検出する工程と、
(c)前記パージガスの露点温度が許容露点温度以下である場合には、前記第2の分岐配管に前記パージガスをバイパスさせて前記第2の分岐配管をドライパージする工程と、
を備える、燃料電池システムの停止方法。
この燃料電池システムの停止方法によれば、露点温度検出部の検出した露点温度が許容露点温度以下である場合には、ドライパージの対象である配管を第2の分岐配管に切り替える。従って、許容露点温度に到達した後も第1の分岐配管に対してパージガスが供給され続けることを抑制でき、パージガスによって露点温度検出部が受ける負荷を低減でき、露点温度を計測するためのセンサ素子が劣化してしまうことを抑制できる。
図1は本発明の一実施例としての燃料電池評価システムの構成を示すブロック図である。図1は、燃料電池評価システム1000に、評価対象である固体高分子型の燃料電池FCが接続された状態を示している。この燃料電池評価システム1000は、ユーザから入力された運転条件に従って燃料電池FCを運転し、その運転状態に関する各種の計測値から燃料電池FCの特性を示す指標値を算出するシステムである。燃料電池評価システム1000は、ユーザインタフェース100と、アノードガス供給部200及びカソードガス供給部300と、アノード排ガス排出部400及びカソード排ガス排出部500と、制御部600とを備える。
Td≦Tg≦Td+20℃ …(1)
図6(A)は、本発明の第2実施例としての燃料電池評価システムの露点計測部230A,330A,420A,520Aの構成を示す概略図である。図6(A)は、高分子容量式の露点計13に換えて鏡面式露点計13Aが図示されている点以外は、ほぼ図2と同じである。なお、第2実施例の燃料電池評価システムの全体構成は、露点計測部230,330,420,520に換えて、この露点計測部230A,330A,420A,520Aが用いられている点以外は、第1実施例の燃料電池評価システム1000とほぼ同じである(図1)。
図9は、本発明の第3実施例としての燃料電池評価システムの露点計測部230B,330B,420B,520Bの構成を示す概略図である。図9は、第2のバイパス配管30が追加されている点以外は、図2とほぼ同じである。以下においては、上記実施例で説明したバイパス配管20を、便宜上、「第1のバイパス配管20」と呼ぶ。また、以下において、供給側露点計測部230Bについて説明するが、他の露点計測部330B,420B,520Bについても同様であるため、説明は省略する。なお、第3実施例の燃料電池評価システムの全体構成は、各露点計測部220,320,420,520に換えて、この各露点計測部230B,330B,420B,520Bが用いられる点以外は、第1実施例と同様である(図1)。
図11は、本発明の第4実施例としての燃料電池評価システムの露点計測部230C,330C,420C,520Cの構成を示す概略図である。図11は、第1のバイパス配管20と第2のバイパス配管30との間に、第2の計測用配管40が追加されている点以外は、図9とほぼ同じである。以下においては、上記実施例で説明した計測用配管10を、便宜上、「第1の計測用配管10」と呼ぶ。また、以下において、供給側露点計測部230Cについて説明するが、他の露点計測部330C,420C,520Cも同様であるため、説明は省略する。なお、第3実施例の燃料電池評価システムの全体構成は、各露点計測部220,320,420,520に換えて、この各露点計測部230B,330B,420B,520Bが用いられる点以外は、第1実施例と同様である(図1)。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。例えば、燃料電池評価システムを燃料電池評価装置として実施することも可能である。また、他に、次のような変形も可能である。
上記実施例において、燃料電池評価システムの評価対象である燃料電池FCは固体高分子型燃料電池であったが、他の種類の燃料電池を評価対象とするものとしても良い。
上記実施例において、燃料電池評価システム1000が計測用配管10及びバイパス配管20を備えていた。しかし、計測用配管10及びバイパス配管20は、燃料電池評価システム以外の燃料電池を備える他の燃料電池システムに設けられているものとしても良い。例えば、燃料電池に供給される反応ガスの露点温度を制御しつつ、燃料電池を運転する燃料電池システムに用いられるものとしても良い。
上記実施例において、計測用配管10に設けられた圧力計14及び流量計15や、バイパス配管に設けられた流量調整弁22は省略されるものとしても良い。また、上記実施例では、システム起動時及びシステム停止時に三方弁202,203によって、計測用配管10またはバイパス配管20のいずれかを遮断する制御を実行していた。しかし、そうした制御を行うことなく、システムの起動時及び停止時には常時、計測用配管10及びバイパス配管20のいずれにもガスが導通されるように制御されるものとしても良い。このような構成であっても、システム起動時及びドライパージ処理実行時に露点計13に供給されるガス流量を低減できるため、露点計13の劣化を抑制できる。
上記実施例において、制御部600は、システム起動時及びシステム停止時に、計測対象ガスの温度(露点温度を含む)が許容範囲から外れる場合に、バイパス配管に計測対象ガスの一部または全部を流すバイパス処理を実行していた。しかし、システム起動時やシステム停止時以外にも、バイパス処理が実行されるものとしても良い。例えば、計測処理実行中に、何らかの原因で計測対象ガスの温度が予め設定された許容範囲から外れた場合に、計測処理を中止して、バイパス処理を実行し、露点計13に対する過負荷を回避するものとしても良い。
上記実施例において、燃料電池FCに接続される各配管201,301,401,501のそれぞれについて、計測用配管10とバイパス配管20とを備える露点温度計測部220,320,420,520が設けられていた。しかし、計測用配管10とバイパス配管20のような分岐配管を備える露点温度計測部は、各配管201,301,401,501の全てに設けられている必要はなく、例えば、供給側の配管201,301にのみ設けられているものとしても良い。
上記第1実施例のシステム起動処理において、計測対象ガスの温度許容範囲を上記不等式(1)に示された範囲としていたが、許容範囲は、さらに広範な範囲で設定されても良いし、狭い範囲に設定されるものとしても良い。また、計測対象ガスの温度許容範囲は、露点温度の予測値を用いることなく設定されるものとしても良い。
上記第1実施例のシステム停止処理において、制御部600は、パージガスの露点温度が室温以下となったときに、ドライパージ処理を完了していた。しかし、ドライパージ処理の完了条件は、他の条件であるものとしても良い。例えば、制御部600は、露点温度が10℃以下のときにドライパージ処理を完了するものとしても良い。
上記第1実施例のシステム停止処理において、制御部600は、計測用配管10に流れるパージガスの温度を温度検出部12によって検出し、パージガスの温度をその許容範囲内となるように制御するものとしても良い。これによって、ドライパージ処理実行時にパージガスから露点計13が受ける負荷を軽減できる。
上記第1実施例において、計測用配管10に流入させる計測対象ガスの一部をバイパス配管20にバイパスさせていた(図4;ステップS150〜S160)。しかし、ステップS150〜S160の工程は省略されるものとしても良く、ステップS140の後に、全ての計測対象ガスが計測用配管10に流入されるものとしても良い。
上記第2実施例において、ステップS111及びステップS170において、計測用配管10またはバイパス配管20の接続切替処理が実行されていた。しかし、ステップS111やステップS170は実行されなくとも良く、計測用配管10に計測対象ガスの全てが流入する状態で、ペルチェ素子4の作動制御(ステップS114,S140,S146)が実行されるものとしても良い。ただし、バイパス配管20に計測対象ガスの一部をバイパスさせることにより、鏡面式露点計13Aが計測対象ガスから受ける負荷を軽減できるため、上記第2実施例の処理手順で実行されることが好ましい。
2…受光素子
3…ミラー
4…ペルチェ素子
10…計測用配管(第1の分岐配管)
11…配管ヒータ
12…温度検出部
13…露点計(高露点計測用露点計)
13A…鏡面式露点計
13C…低露点計測用露点計
14…圧力計
15…流量計
20…バイパス配管(第2の分岐配管、第1のバイパス配管)
22…流量調整弁
30…第2のバイパス配管
40…第2の計測用配管
100…ユーザインタフェース
110…入力部
120…表示部
200…アノードガス供給部
202…上流側三方弁
203…下流側三方弁
210…燃料ガス供給源
300…カソードガス供給部
310…酸化ガス供給源
201,301…供給配管
220,320…加湿部
221,321…温水
222,322…配管
225,325…加湿温度検出部
230,330,230A,330A,230B,330B,220C,330C…供給側露点計測部
240,340…入口側圧力計
400,500…排ガス排出部
401,501…排出配管
410,510…出口側圧力計
420,520,420A,520A,420B,520B,420C,520C…排出側露点計測部
430,530…背圧調整弁
500…カソード排ガス排出部
600…制御部
1000…燃料電池評価システム
FC…燃料電池
MS…計測空間
Claims (7)
- 燃料電池システムであって、
燃料電池と接続されるガス配管に設けられ、互いに並列に分岐した第1と第2の分岐配管と、
前記第1の分岐配管に流入する計測対象ガスの露点温度を検出する露点温度検出部と、
を備え、
前記第2の分岐配管は、前記第1の分岐配管から前記計測対象ガスの一部または全部をバイパスさせるためのバイパス配管として機能する、燃料電池システム。 - 請求項1に記載の燃料電池システムであって、さらに、
前記第1と第2の分岐配管に流入するガス量を調整するための流量調整弁と、
前記計測対象ガスの温度を検出するガス温度検出部と、
前記流量調整弁を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記温度検出部の検出温度が許容温度範囲にある場合には、前記計測対象ガスの全てを前記第1の分岐配管に流入させ、前記検出温度が前記許容温度範囲から外れている場合には、前記計測対象ガスの一部または全部を前記第2の分岐配管にバイパスさせるバイパス処理を実行する、燃料電池システム。 - 請求項2に記載の燃料電池システムであって、
前記ガス配管は、前記燃料電池の供給側に接続される供給用ガス配管であり、
前記露点温度検出部は、前記燃料電池の供給側における前記計測対象ガスの露点温度を検出する供給側露点温度検出部であり、
前記燃料電池システムは、さらに、
前記燃料電池の排出側に接続される排出用ガス配管に設けられ、互いに並列な第3と第4の分岐配管と、
前記第3の分岐配管に流入する前記燃料電池の排出側における前記計測対象ガスの露点温度を検出する排出側露点温度検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記供給側露点温度検出部の検出値と、前記排出側露点温度検出部の検出値とを用いて前記燃料電池における水分収支を示す指標値を算出する特性評価を実行する、燃料電池システム。 - 請求項2または請求項3に記載の燃料電池システムであって、
前記計測対象ガスは、前記燃料電池システム内の水分をパージするためのパージ処理に用いられるパージガスを含み、
前記制御部は、前記燃料電池システムの停止前に前記パージ処理を実行するとともに、前記パージ処理の際には、前記温度検出部の検出温度に拘わらず、前記露点温度検出部の検出値が室温より高い場合には、前記パージガスを前記第1の分岐配管に流入させ、前記露点温度検出部の検出値が室温以下である場合には、前記パージガスを前記第2の分岐配管にバイパスさせるバイパス処理を実行する、燃料電池システム。 - 請求項3に記載の燃料電池システムであって、さらに、
前記第2の分岐配管に設けられ、前記供給側露点温度検出部とは計測範囲が異なる第2の供給側露点温度検出部と、
前記第4の分岐配管に設けられ、前記排出側露点温度検出部とは計測範囲が異なる第2の排出側露点温度検出部と、
を備える、燃料電池システム。 - 燃料電池と接続されるガス配管に設けられ、互いに並列に分岐した第1と第2の分岐配管と、前記第1の分岐配管に流入する計測対象ガスの露点温度を検出する露点温度検出部とを備える燃料電池システムの起動方法であって、
(a)前記計測対象ガスのガス温度を検出する工程と、
(b)前記ガス温度が許容温度範囲にある場合には、前記第1の分岐配管へ前記計測対象ガスの全てを流入させ、前記ガス温度が前記許容温度範囲から外れる場合には、前記第2の分岐配管に前記計測対象ガスの一部または全部をバイパスさせる工程と、
を備える、燃料電池システムの起動方法。 - 燃料電池と接続されるガス配管に設けられ、互いに並列に分岐した第1と第2の分岐配管と、前記第1の分岐配管に流入する計測対象ガスの露点温度を検出する露点温度検出部とを備える燃料電池システムの停止方法であって、
(a)前記第1の分岐配管をドライパージする工程と、
(b)前記露点温度検出部により、前記工程(a)のドライパージに用いられるパージガスの露点温度を検出する工程と、
(c)前記パージガスの露点温度が許容露点温度以下である場合には、前記第2の分岐配管に前記パージガスをバイパスさせて前記第2の分岐配管をドライパージする工程と、
を備える、燃料電池システムの停止方法。
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