JP2010122804A - Webサーバシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】24時間継続してサービスの提供を行うWebサーバシステムにおいて、営業日の切り替わり等においてコンテンツをリリースする際に、セッションが切れることなくシームレスにアクセスを継続可能とする。
【解決手段】複数のWebサーバ300およびコンテンツが格納された複数のボリュームからなるWebサーバシステムであって、前記複数のボリュームはWebサーバ300からそれぞれアクセス可能であり、複数世代の前記コンテンツをそれぞれ格納しており、Webサーバ300は、クライアント端末100からのログインの日付毎に、前記コンテンツの参照先となる前記ボリュームを指定する定義ファイル311と、アクセス要求に含まれるクライアント端末100からのログインの日付の情報に基づいて、定義ファイル311からコンテンツの参照先となるボリュームを特定してコンテンツを取得する振り分けエンジン310とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、Webコンテンツによりユーザに対してサービスを提供するWebサーバシステムに関し、特に、24時間継続してサービスの提供を行うWebサーバシステムに適用して有効な技術に関するものである。
近年、インターネットを経由したWebコンテンツによる金融取引や商品購入などのサービスが数多く提供されており、その中には原則として24時間365日サービスの提供を継続するものも存在する。しかし、このようなシステムにおいてもサービスの機能拡張や修正等のため、Webサーバにおいてコンテンツの追加や入れ替えといったリリース作業を行う必要がある。
このとき、一般的には、深夜・早朝などのユーザからのアクセスの少ない時間帯において、金融機関等のサービス提供主体の営業日が切り替わる際などにメンテナンス時間を設けて、その間にコンテンツのリリース作業を行う。また、複数台のWebサーバで負荷分散を行うようなシステムの場合は、1台ずつ本番環境から切り離してリリース作業を行い、本番環境に切り戻すといった手順が取られる。
しかし、従来技術によるコンテンツのリリースにおいては、メンテナンス時間を設けるか否かに関わらず新しいコンテンツに切り替えるタイミングにおいてクライアント端末との間のセッションがいったん切れてしまうという問題がある。従って、コンテンツのリリース作業は深夜・早朝などのユーザからのアクセスの少ない時間帯に行われているが、ユーザの数が少ないとはいうものの、セッションが切れたユーザに対して再度ログインからの処理の繰り返しを強いるのはユーザにとっての利便性を損ねる。
そこで本発明の目的は、24時間継続してサービスの提供を行うWebサーバシステムにおいて、営業日の切り替わり等においてコンテンツをリリースする際に、新たにログインしたユーザには新しいコンテンツを参照させると共に、既にログインしているユーザについては従前のコンテンツを継続して参照可能とすることにより、セッションが切れることなくシームレスにアクセスを継続可能とすることにある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によるWebサーバシステムは、クライアント端末に対してコンテンツによりサービスを提供する複数のWebサーバおよび前記コンテンツが格納された複数のボリュームからなり、前記複数のボリュームは、前記複数のWebサーバからそれぞれアクセス可能であり、リリースされる日付が異なる複数世代の前記コンテンツをそれぞれ格納しており、前記Webサーバは、前記クライアント端末からの前記Webサーバへのログインの日付毎に、対象の日付において使用する前記コンテンツの参照先となる前記ボリュームを指定する定義情報と、前記クライアント端末からの前記コンテンツへのアクセス要求に対して、前記アクセス要求に含まれる前記クライアント端末からの前記Webサーバへのログインの日付の情報に基づいて、前記定義情報から、前記日付において使用する第1のコンテンツの参照先となる第1のボリュームを特定して、前記第1のボリュームから前記第1のコンテンツを取得する振り分け部とを有することを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によれば、複数世代のコンテンツに対してユーザのログインのタイミングによりアクセス先を振り分けることによって、営業日の切り替わり等においてコンテンツをリリースする際に、新たにログインしたユーザには新しいコンテンツを参照させると共に、既にログインしているユーザについては従前のコンテンツを継続して参照させることが可能となり、セッションが切れることなくシームレスにアクセスを継続することが可能となる。また、コンテンツのリリース作業や不具合時の戻し作業をスムーズに行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下においては、本発明の特徴を分かり易くするために、従来の技術と比較して説明する。
<概要>
図9は、従来技術によるWebサーバシステムの構成およびコンテンツのリリース手順の概要の例を示した図である。図9において、上段はコンテンツリリース前の営業日「2008/08/31」の状況を示した図であり、下段はコンテンツリリース後の営業日「2008/09/01」の状況を示した図である。
両図において、Webサーバシステムはローカルディスク400を有する複数のWebサーバ300からなり、これらに対してインターネット等のネットワーク200を経由して複数のクライアント端末100が接続されている構成となっている。なお、複数のWebサーバ300は、それぞれ同じサービスを提供するサーバであり、それぞれのローカルディスク400には同じコンテンツが格納されている。これら複数のWebサーバ300に対して、例えば、図示しない負荷分散サーバ等によってクライアント端末100からのアクセス要求を負荷分散して振り分けることにより、大量の処理を可能とし、かつシステムの可用性を高める。
上段の図では各Webサーバ300のローカルディスク400には全て営業日「2008/08/31」まで有効なコンテンツが格納されており、各Webサーバ300は、クライアント端末100からのアクセス要求に対してそれぞれのローカルディスク400からコンテンツを参照してサービスの提供を行っている。
ここで、翌営業日「2008/09/01」から有効となるコンテンツをリリースする際には、営業日が切り替わる際のメンテナンス時間などを利用して全てのローカルディスク400に対して営業日「2008/09/01」から有効となるコンテンツを配布する。これにより、下段の図に示すように、営業日「2008/09/01」からは、各Webサーバ300は、クライアント端末100からのアクセス要求に対してそれぞれのローカルディスク400から新しい世代のコンテンツを参照してサービスの提供を行うようになる。
このようなコンテンツのリリース方法をとる場合、複数のWebサーバ300のローカルディスク400に対してそれぞれコンテンツを配布もしくは書き換えしなければならないため、作業手順としては、メンテナンス時間を設けてサービスを全面的に停止してコンテンツを配布するという手順や、サービスを継続しつつ、各Webサーバ300を順次本番環境から切り離し、コンテンツを配布した後に本番環境に切り戻すといった手順となる。このとき、コンテンツのリリースのタイミングで既にログイン中のクライアント端末100との間のセッションがいったん切れてしまい、クライアント端末100からユーザが再度ログインしなければならないという問題が生ずる。
また、Webサーバ300の台数が数百台など多数になった場合はリリース作業に長時間を要する。また、リリース後にコンテンツに不具合が発見された場合、その戻し作業にも長時間を要し、システムの不具合も長時間継続されることとなる。また、サービスを継続しつつ行う場合は、リリース作業中に各Webサーバ300の間で複数世代のコンテンツが混在し、リンク不正などが発生する可能性がある。
そこで、本発明の実施の形態であるWebサーバシステムでは、コンテンツの格納場所を各Webサーバ300のローカルディスク400ではなく、ネットワーク経由で各Webサーバ300がアクセス可能な共有ディスクに格納して参照する構成とする。また、共有ディスクでは本番で使用しているコンテンツとリリースされるコンテンツの複数世代がそれぞれ格納されるボリュームを有し、リリースのタイミングやクライアント端末100からのログインのタイミングなどによりコンテンツの参照先のボリュームを切り替える構成を有する。
<実施の形態1>
以下に、本発明の実施の形態1であるWebサーバシステムについて説明する。図2は、本実施の形態のWebサーバシステムの構成およびコンテンツのリリース手順の概要の例を示した図である。図2において、上段はコンテンツリリース前の営業日「2008/08/31」の状況を示した図であり、下段はコンテンツリリース後の営業日「2008/09/01」の状況を示した図である。
両図においては、図9に示した従来技術によるWebサーバシステムの構成と比較して、コンテンツの格納場所が各Webサーバ300のローカルディスク400ではなく、ネットワーク経由で各Webサーバ300からそれぞれアクセスすることが可能なボリュームS1(501)、S2(502)になっている点が異なっている。なお、ボリュームS1(501)、S2(502)には、例えばファイルサーバやNAS(Network Attached Storage)などを用いることができる。また、各ボリュームは物理的に別のディスク上に構成されていてもよいし、同一のディスク上の別の領域として構成されていてもよい。
上段の図では、ボリュームS1(501)には営業日「2008/08/31」まで有効なコンテンツが格納されており、各Webサーバ300は、クライアント端末100からのアクセス要求に対してボリュームS1(501)からコンテンツを参照してサービスの提供を行っている。
ここで、翌営業日「2008/09/01」から有効となるコンテンツをリリースする場合、その準備としてボリュームS2(502)に営業日「2008/09/01」から有効となるコンテンツを格納しておく。このとき、事前にボリュームS1(501)とボリュームS2(502)の内容を同期させてから格納するようにしてもよい。
コンテンツの実際のリリースは、営業日の切り替わり等のタイミングで、各Webサーバ300がコンテンツの格納先として参照するボリュームをボリュームS1(501)からボリュームS2(502)に変更して切り替える。これにより、下段の図に示すように、営業日「2008/09/01」からは、各Webサーバ300は、クライアント端末100からのアクセス要求に対してボリュームS2(502)から新しいコンテンツを参照してサービスの提供を行う。
各Webサーバ300において参照するボリュームを切り替えるには、ボリュームを仮想ドライブとして参照している場合は、仮想ドライブの実体であるボリュームをコマンド等により切り替えることで実現することができる。例えば、Windows(登録商標)サーバの場合は、ボリュームS1(501)およびボリュームS2(502)の共有名を切り替えることで、各Webサーバ300からは同一の共有名で異なるボリュームにアクセスすることが可能となる。
リリースしたコンテンツに不具合が発見された場合は、各Webサーバ300がコンテンツの格納先として参照するボリュームをボリュームS2(502)からボリュームS1(501)に変更して切り替えることにより瞬時に戻し作業が完了する。
このように、本実施の形態のWebサーバシステムでは、24時間継続してサービスの提供を行いつつ複数台のWebサーバ300に使用されるコンテンツのリリースをする際に、メンテナンス時間を設ける必要がなく、また、各Webサーバ300を順次本番環境から切り離し、コンテンツを配布もしくは書き換えした後に本番環境に切り戻すといった手順を必要とせず、クライアント端末100との間のセッションを維持したままコンテンツのリリースを行うことが可能となる。また、リリースおよびその戻しを整合性を保ちつつ瞬時に行うことが可能となる。
<実施の形態2>
以下に、本発明の実施の形態2であるWebサーバシステムについて説明する。実施の形態1で示したWebサーバシステムでは、各Webサーバが参照するコンテンツの格納場所を新旧二世代の間で一斉に切り替える構成をとっている。一方、本実施の形態のWebサーバシステムでは、二世代以上の複数世代のコンテンツを保持することが可能であり、さらに、コンテンツのリリース時に既にログインしているユーザについては、その時点で参照していた旧世代のコンテンツを継続して参照可能としつつ、新たにログインしてきたユーザについては新しい世代のコンテンツを参照可能とするものである。
[コンテンツリリース時のアクセスの継続]
図1は、本実施の形態のWebサーバシステムの構成およびコンテンツのリリース手順の概要の例を示した図である。図1において、上段はコンテンツリリース前の営業日「2008/08/31」の状況を示した図であり、下段はコンテンツリリース後の営業日「2008/09/01」の状況を示した図である。
両図においては、図2に示した実施の形態1のWebサーバシステムの構成と比較して、Webサーバ300が振り分けエンジン310および定義ファイル311を有し、また、ボリュームを二世代以上の複数世代有している点が異なっている。さらに、各クライアント端末100のWebブラウザには、Webサーバ300にログインした営業日を示すCookieが設定されている。
なお、図中では振り分けエンジン310および定義ファイル311を便宜上1つだけ記載しているが、振り分けエンジン310は、各Webサーバ300上でそれぞれ個別に稼働するプログラムとして実装されるものである。また、定義ファイル311は、各Webサーバ300上でそれぞれ個別に保持していてもよいし、共有ディスクなどに各Webサーバ300が共有する形で保持していてもよい。
図1において、ボリュームは、営業日「2008/08/30」まで有効なコンテンツを格納しているボリュームS1(601)、営業日「2008/08/31」に有効なコンテンツを格納しているボリュームS2(602)、営業日「2008/09/01」に有効となるコンテンツを格納しているボリュームS3(603)、営業日「2008/09/02」に有効となるコンテンツを格納しているボリュームS4(604)を有している。さらに多数の世代のコンテンツを有していてもよい。
なお、実施の形態1のWebサーバシステムと同様に、ボリュームとしては、例えばファイルサーバやNASなどを用いることができる。また、各ボリュームは物理的に別のディスク上に構成されていてもよいし、同一のディスク上の別の領域として構成されていてもよい。
上段の図では、営業日「2008/08/31」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、Webサーバ300では、振り分けエンジン310によってCookieに設定されたログイン営業日の情報を取得する。振り分けエンジン310が有する定義ファイル311には、クライアント端末100からのWebサーバ300へのログインの日付(営業日)毎に、コンテンツの参照先となるボリュームを指定する情報が設定されている。
振り分けエンジン310は、Cookieから取得したログイン営業日の情報をもとに定義ファイル311からアクセスすべきボリュームの情報(図1の例では「S2」)を取得し、コンテンツの参照先のボリュームをボリュームS2(602)に設定して、ボリュームS2(602)から営業日「2008/08/31」に有効なコンテンツを取得する。
ここで、翌営業日「2008/09/01」から有効となるコンテンツをリリースする場合、その準備としてボリュームS3(603)に営業日「2008/09/01」から有効となるコンテンツをあらかじめ格納しておく。なお、営業日「2008/09/02」など、さらに未来の日付のコンテンツをあらかじめ準備しておいても構わない。
これにより、例えば、営業日が「2008/08/31」から「2008/09/01」に変更されると、下段の図に示すように、各Webサーバ300では、営業日「2008/09/01」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、振り分けエンジン310により、定義ファイル311を参照してコンテンツの参照先のボリュームをボリュームS3(603)に設定し、ボリュームS3(603)から営業日「2008/09/01」から有効となる新しい世代のコンテンツを取得する。
このとき、営業日「2008/08/31」から既にログインしていたクライアント端末100からのアクセスについては、振り分けエンジン310によりコンテンツの参照先のボリュームがボリュームS2(602)に設定される。従って、ボリュームS2(602)から営業日「2008/08/31」に有効なコンテンツを参照し、セッションが切れることなく継続して以前と同様のサービスを提供することが可能である。
なお、このとき、ボリュームS2(602)のコンテンツを継続して参照するのではなく、営業日「2008/09/01」付の新しいコンテンツがリリースされたことをクライアント端末100のユーザに通知する画面をWebサーバ300から提示し、ユーザがどちらのコンテンツにアクセスするかを自発的に選択できるようにして、新しい世代のコンテンツに誘導するようにしてもよい。
このように、クライアント端末100から見たアクセス先のコンテンツは同じであっても、ログイン営業日によって参照先のボリュームを振り分けて別の世代のコンテンツを参照することにより、コンテンツのリリース時においてシームレスにアクセスを継続することが可能となる。また、あらかじめリリース対象のコンテンツを格納したボリュームを準備し、定義ファイル311に有効となる営業日の設定をしておくことで、夜間等のリリース作業に伴う作業負荷を軽減し、スムーズなリリースを行うことが可能となる。
なお、振り分けエンジン310については、例えば、ApacheなどのWebサーバソフトウェアにおいて、Webサーバ300上でコンテンツを参照する際のルートディレクトリが設定されるDocumentRootの設定値と、クライアント端末100からのアクセス要求のURL(Uniform Resource Locator)とからコンテンツの実際の格納場所の物理パスを生成してコンテンツを取得する処理を行う部分にプログラムとして組み込んで実装することができる。
具体的には、例えば、WebサーバソフトウェアにおいてDocumentRootの設定値とアクセス要求のURLとからコンテンツの格納場所の物理パスを生成する処理を行う部分に、クライアント端末100からの要求に含まれるCookieのログイン営業日の情報に基づいて、定義ファイル311から当該営業日についての参照先のボリュームの情報を取得し、当該ボリュームの情報に基づいてコンテンツの格納場所の物理パスを新たに生成する処理を行うプログラムを組み込むことによって実現することができる。
[定義ファイルの更新による参照先変更]
図3は、本実施の形態のWebサーバシステムの構成および定義ファイル311を更新した場合の処理の概要の例を示した図である。図3において、上段は定義ファイル311の更新前の営業日「2008/09/01」の状況を示した図であり、下段は定義ファイル311の更新後の営業日「2008/09/02」の状況を示した図である。
上段の図では、営業日「2008/08/31」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、Webサーバ300では、振り分けエンジン310によってコンテンツの参照先のボリュームをボリュームS2(602)に設定して、ボリュームS2(602)からコンテンツを取得する。同様に、営業日「2008/09/01」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対しては、ボリュームS3(603)からコンテンツを取得する。
ここで、営業日の切り替わり等のタイミングで定義ファイル311の内容を下段の図に示すように更新すると、営業日「2008/08/31」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対しては、コンテンツの参照先のボリュームが「−」と設定されているため、アクセス不可である旨をクライアント端末100のユーザに通知する画面をWebサーバ300から提示してアクセスを拒否することができる。これにより、新しいコンテンツのリリースから一定期間以上経過してログインを継続しているユーザについては、強制的にアクセスを拒否して新しいコンテンツに誘導することができる。
また、営業日「2008/09/01」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対しては、継続してボリュームS3(603)からコンテンツを取得する。また、営業日「2008/09/02」に新たにログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対しては、Webサーバ300では、振り分けエンジン310によってコンテンツの参照先のボリュームを新たに定義されているボリュームS4(604)に設定して、ボリュームS4(604)からコンテンツを取得する。
このように、定義ファイル311の内容を更新することで、コンテンツの参照先のボリュームの設定内容を変更することが可能である。
[リリース戻し]
図4は、本実施の形態のWebサーバシステムの構成および障害時のリリース戻しの概要の例を示した図である。図4において、上段は営業日「2008/09/02」におけるリリース戻し前の状況を示した図であり、下段は営業日「2008/09/02」におけるリリース戻し後の状況を示した図である。
上段の図では、営業日「2008/09/02」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、Webサーバ300では、振り分けエンジン310によってコンテンツの参照先のボリュームをボリュームS4(604)に設定して、ボリュームS4(604)からコンテンツを取得する。
ここで、当該コンテンツに何らかの不具合が発見されたものとすると、緊急のリリース戻しとして、定義ファイル311の内容を下段の図のように更新する。ここでは、営業日「2008/09/02」にログインしたユーザからのアクセスに対してリリース前の旧世代のコンテンツが格納されているボリュームS3(603)からコンテンツを取得するように定義ファイル311を更新する。これにより、緊急のリリース戻しを整合性をもって瞬時に行うことが可能となる。
このように、本実施の形態のWebサーバシステムでは、複数世代のコンテンツに対してユーザのログインのタイミングにより参照先を振り分けることによって、コンテンツをリリースする際に、営業日の切り替わりにおいて、新たにログインしたユーザには新しい世代のコンテンツを参照させると共に、既にログインしているユーザについては旧世代のコンテンツを継続して参照させることが可能となる。これにより、既にログインしているユーザについては、セッションが切れることなくシームレスにアクセスを継続することが可能となる。また、コンテンツのリリース作業や不具合時の戻し作業を効率的に行うことが可能となる。
なお、実施の形態1に示したWebサーバシステムにおいて、本実施の形態のWebサーバシステムにおける振り分けエンジン310および定義ファイル311によるコンテンツの参照先のボリュームを切り替える手段を適用して、ユーザのログインのタイミングに関わらず一斉にコンテンツの参照先のボリュームを切り替えるようにすることも可能である。
また、本実施の形態では、ユーザがログインした営業日を特定する手段としてCookieを用いているが、Cookieの書式等については本実施の形態で示した例に限らない。また、Cookieに限らず他の手段によってユーザがログインした営業日を特定できるようにしてもよい。
<実施の形態3>
以下に、本発明の実施の形態3であるWebサーバシステムについて説明する。本実施の形態のWebサーバシステムは、実施の形態2で示したWebサーバシステムの応用例として、Webサーバ300において、振り分けエンジン310および定義ファイル311によって、ユーザがログインした時間帯毎にコンテンツの参照先のボリュームを振り分けて、参照するコンテンツを変更することを可能とするものである。
これにより、例えば、「10:00〜12:00にログインしたユーザに限り、商品購入時の獲得ポイントを2倍にするキャンペーンを利用可能とする」といったことや、「12:00から14:00にログインしたユーザに限り、前場のマーケットについての分析レポートを参照可能とする」といったようなタイムバーゲンのサービスが容易に提供可能となる。
図5は、本実施の形態のWebサーバシステムの構成およびタイムバーゲン処理の概要の例を示した図である。Webサーバ300の定義ファイル311の定義内容は、ログイン営業日毎ではなくログイン時間帯毎に、コンテンツの参照先となるボリュームを指定する情報が設定されている。
また、ボリュームは、時間帯「8/31 10:00-12:00」に有効なコンテンツを格納しているボリュームS1(701)、時間帯「8/31 12:00-14:00」に有効なコンテンツを格納しているボリュームS2(702)、時間帯「8/31 14:00-16:00」に有効なコンテンツを格納しているボリュームS3(703)、時間帯「8/31 16:00-」に有効なコンテンツを格納しているボリュームS4(704)を有している。
各Webサーバ300では、例えば、「8/31 11:00」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、振り分けエンジン310が定義ファイル311を参照して、コンテンツの参照先のボリュームをボリュームS1(701)に設定して、ボリュームS1(701)から時間帯「8/31 10:00-12:00」に有効なコンテンツを取得する。
同様に、「8/31 15:00」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、振り分けエンジン310が定義ファイル311を参照して、コンテンツの参照先のボリュームをボリュームS3(703)に設定して、ボリュームS3(703)から時間帯「8/31 14:00-16:00」に有効なコンテンツを取得する。
また、「8/31 17:00」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、振り分けエンジン310が定義ファイル311を参照して、コンテンツの参照先のボリュームをボリュームS4(704)に設定して、ボリュームS4(704)から時間帯「8/31 16:00-」に有効なコンテンツを取得する。
このように、本実施の形態のWebサーバシステムでは、定義ファイル311の定義内容を時間帯で区切り、時間帯毎に用意された複数世代のコンテンツに対してユーザのログインのタイミングにより参照先を振り分けることによって、短いスパンで表示されるコンテンツを変更してタイムバーゲンのようなサービスを提供することが可能となる。
<実施の形態4>
以下に、本発明の実施の形態4であるWebサーバシステムについて説明する。本実施の形態のWebサーバシステムは、実施の形態2で示したWebサーバシステムの応用例として、Webサーバ300において、定義ファイル311に特殊な定義を設定することにより、一般のユーザが通常はアクセスすることができない未来日付のコンテンツにアクセス可能とするものである。
これにより、例えば、ある特定のユーザに限り、新商品を試験的に利用できるようなモニターとして正式リリース前の新しい世代のコンテンツにアクセス可能としたり、コンテンツのリリース作業の一環として、リリース確認用の端末から正式リリース前の新しい世代のコンテンツについて本番環境で事前に動作確認したりすることが可能となる。
図6は、本実施の形態のWebサーバシステムの構成およびモニターアクセス処理の概要の例を示した図である。図6では、営業日「2008/09/01」にログインしたことを示すCookie(「20080901」)を有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、Webサーバ300では、振り分けエンジン310によってコンテンツの参照先のボリュームをボリュームS3(603)に設定して、ボリュームS2(602)からコンテンツを取得する。
一方、営業日「2008/09/01」にモニターユーザとしてログインしたことを示すCookie(「M20080901」)を有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、Webサーバ300では、振り分けエンジン310によってコンテンツの参照先のボリュームをボリュームS4(604)に設定して、モニターユーザ向けとして、ボリュームS4(604)から正式リリース前の営業日「2008/09/02」から有効となるコンテンツを取得する。
図7は、本実施の形態のWebサーバシステムの別の構成およびコンテンツ事前動作確認処理の概要の例を示した図である。図7では、定義ファイル311とは別に、リリースされたコンテンツの確認用として確認用定義ファイル312を有している。営業日「2008/09/01」において、営業日「2008/09/02」にリリースされるコンテンツについて事前に動作確認するためにログインしたことを示すCookie(「T20080902」)を有する事前確認用端末800からのアクセス要求に対して、Webサーバ300では、振り分けエンジン310によってコンテンツの参照先のボリュームをボリュームS4(604)に設定して、ボリュームS4(604)から正式リリース前の営業日「2008/09/02」から有効となるコンテンツを取得する。
これにより、事前確認用端末800では、営業日「2008/09/01」において、営業日「2008/09/02」から有効となるコンテンツの本番環境での事前の動作確認を行うことが可能となる。このとき、営業日「2008/09/01」で有効なコンテンツが格納されているボリュームS3(603)と、確認対象の営業日「2008/09/02」から有効となるコンテンツが格納されているボリュームS4(604)とは物理的に異なるファイルシステムである。従って、営業日「2008/09/01」における本番環境でのサービスに影響を与えることなく、リリースされるコンテンツの動作確認を行うことが可能となる。
なお、図7に示す構成では、確認用定義ファイル312を定義ファイル311とは別に設けているが、図6に示す構成と同様に、確認用定義ファイル312の定義内容を定義ファイル311に直接定義するようにしてもよい。
このように、本実施の形態のWebサーバシステムでは、定義ファイル311に、例えばモニターユーザによるアクセスの場合や、リリースコンテンツの事前動作確認のためのアクセスの場合などを示す特殊な定義を設定することにより、一般のユーザが通常はアクセスすることができない未来日付にリリースされるコンテンツに対して、本番環境での通常のアクセスに影響を与えることなくアクセスすることが可能となる。
<実施の形態5>
以下に、本発明の実施の形態5であるWebサーバシステムについて説明する。本実施の形態のWebサーバシステムは、実施の形態2で示したWebサーバシステムに対して、保持するコンテンツの世代数が大きく増加した場合に、仮想ボリュームを利用して物理ボリュームを有効利用するものである。
実施の形態2で示したWebサーバシステムでは、複数世代のコンテンツを保持するボリュームに対して、ユーザのログインのタイミングにより参照先を振り分けることを可能とする。しかし、先々の未来日付におけるコンテンツのリリースまで考慮して、用意するコンテンツの世代数を多くすればするほど、各世代のコンテンツを格納するボリューム(物理ボリューム)も多く必要となり莫大なコストがかかることとなる。
そこで、本実施の形態のWebサーバシステムでは、物理ボリュームとしては1つもしくは少数のボリュームのみ有し、当該物理ボリュームに格納されているコンテンツよりも未来日付に有効となる複数世代のコンテンツについては、各日付毎の差分データのみを複数の仮想ボリュームにそれぞれ保持する構成とする。
図8は、本実施の形態のWebサーバシステムの構成およびコンテンツの参照手順の概要の例を示した図である。図8では、図1に示した実施の形態2のWebサーバシステムの構成と比較して、Webサーバ300の振り分けエンジン310が未来検索エンジン313および差分管理DB314を有する点が異なっている。
また、物理ボリュームとしてはボリュームS1(601)のみを有し、さらに仮想ボリュームとして、ボリュームS1(601)と同じ内容のデータが格納されている仮想ボリュームS1’(901)、および未来日付にリリースされて有効となるコンテンツの差分情報のみがそれぞれ格納されている仮想ボリュームVS2(902)〜仮想ボリュームVSn(906)、および仮想ボリュームVSx(907)を有する点が異なっている。
なお、図8では、営業日が「2008/09/01」であり、営業日「2008/08/31」まで有効なコンテンツの全体がボリュームS1(601)に格納されており、営業日「2008/08/31」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対しては、定義ファイル311により、振り分けエンジン310がボリュームS1(601)からコンテンツを取得する設定となっている状態を示している。ここで、定義ファイル311では、さらに、ユーザが営業日「2008/09/01」以降の未来日付でログインしている場合は一律に未来検索エンジン313による処理を行うように設定がされている(図8の例では「SF」という設定)。
例えば、営業日「2008/09/01」にログインしたことを示すCookieを有するクライアント端末100からのアクセス要求に対して、Webサーバ300では定義ファイル311の設定に基づいて未来検索エンジン313による処理が行われる。未来検索エンジン313では、例えば、差分管理DBなどを参照して、営業日「2008/09/01」から有効となるコンテンツの差分情報が格納されている仮想ボリュームの情報を取得する。この情報に基づいて、ベースとなるコンテンツの全体分が格納されている仮想ボリュームS1’(901)および営業日「2008/09/01」についての差分情報が格納されている仮想ボリュームVS2(902)にアクセスして、営業日「2008/09/01」から有効となるコンテンツを取得する。
また、例えば、営業日「2008/09/01」において、営業日「2008/12/25」におけるコンテンツについて事前に動作確認するためにログインしたことを示すCookie(「T20081225」)を有する事前確認用端末800からのアクセス要求に対しても同様に、Webサーバ300では、定義ファイル311の設定に基づいて未来検索エンジン313による処理が行われる。
未来検索エンジン313では、差分管理DBなどを参照して営業日「2008/12/25」から有効となるコンテンツの差分情報が格納されている仮想ボリュームの情報を取得する。この情報に基づいて、ベースとなるコンテンツの全体分が格納されている仮想ボリュームS1’(901)および営業日「2008/12/25」についての差分情報が格納されている仮想ボリュームVSn(906)にアクセスして、営業日「2008/12/25」から有効となるコンテンツを取得する。
このとき、仮想ボリュームVSn(906)に差分情報が格納されていなかった場合は、当該営業日にリリース対象のコンテンツが無いものとして、差分情報が見つかるまで順次日付を遡って仮想ボリュームを参照していく。全ての仮想ボリュームに差分情報が格納されていなかった場合は、ベースとなるコンテンツの全体分が格納されている仮想ボリュームS1’(901)からコンテンツを取得することになる。
このように、本実施の形態のWebサーバシステムでは、物理ボリュームとしては1つもしくは少数のボリュームのみ有し、当該物理ボリュームに格納されているコンテンツよりも未来日付に有効となる複数世代のコンテンツについては、当該未来日付にリリースされる差分データのみを仮想ボリュームにそれぞれ保持する構成とすることで、少ない物理ボリュームで多くの世代のコンテンツを保持し、物理ボリュームを有効利用することが可能となる。
これにより、例えば、先々の未来日付まで対応したコンテンツの事前リリースや、細かな時間帯でコンテンツを切り替えるタイムバーゲンなどによって、保持するコンテンツの世代数が大きく増加した場合であっても、物理ボリュームを多数要することなく、ユーザのログインしたタイミングによって参照するコンテンツを適切に切り替えて、シームレスにアクセスを継続してサービスを提供することが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、Webコンテンツによりユーザに対してサービスを提供するWebサーバシステムに利用可能である。
本発明の実施の形態2におけるWebサーバシステムの構成およびコンテンツのリリース手順の概要の例を示した図である。 本発明の実施の形態1におけるWebサーバシステムの構成およびコンテンツのリリース手順の概要の例を示した図である。 本発明の実施の形態2におけるWebサーバシステムの構成および定義ファイルを更新した場合の処理の概要の例を示した図である。 本発明の実施の形態2におけるWebサーバシステムの構成および障害時のリリース戻しの概要の例を示した図である。 本発明の実施の形態3におけるWebサーバシステムの構成およびタイムバーゲン処理の概要の例を示した図である。 本発明の実施の形態4におけるWebサーバシステムの構成およびモニターアクセス処理の概要の例を示した図である。 本発明の実施の形態4におけるWebサーバシステムの別の構成およびコンテンツ事前動作確認処理の概要の例を示した図である。 本発明の実施の形態5におけるWebサーバシステムの構成およびコンテンツの参照手順の概要の例を示した図である。 従来技術によるWebサーバシステムの構成およびコンテンツのリリース手順の概要の例を示した図である。
符号の説明
100…クライアント端末、200…ネットワーク、300…Webサーバ、310…振り分けエンジン、311…定義ファイル、312…確認用定義ファイル、313…未来検索エンジン、314…差分管理DB、
400…ローカルディスク、
501…ボリュームS1、502…ボリュームS2、
601…ボリュームS1、602…ボリュームS2、603…ボリュームS3、604…ボリュームS4、
701…ボリュームS1、702…ボリュームS2、703…ボリュームS3、704…ボリュームS4、
800…確認用端末、
901…仮想ボリュームS1’、902…仮想ボリュームVS2、903…仮想ボリュームVS3、904…仮想ボリュームVS4、905…仮想ボリュームVS5、906…仮想ボリュームVSn、907…仮想ボリュームVSx。

Claims (6)

  1. クライアント端末に対してコンテンツによりサービスを提供する複数のWebサーバおよび前記コンテンツが格納された複数のボリュームからなるWebサーバシステムであって、
    前記複数のボリュームは、前記複数のWebサーバからそれぞれアクセス可能であり、リリースされる日付が異なる複数世代の前記コンテンツをそれぞれ格納しており、
    前記Webサーバは、前記クライアント端末からの前記Webサーバへのログインの日付毎に、対象の日付において使用する前記コンテンツの参照先となる前記ボリュームを指定する定義情報と、
    前記クライアント端末からの前記コンテンツへのアクセス要求に対して、前記アクセス要求に含まれる前記クライアント端末からの前記Webサーバへのログインの日付の情報に基づいて、前記定義情報から、前記日付において使用する第1のコンテンツの参照先となる第1のボリュームを特定して、前記第1のボリュームから前記第1のコンテンツを取得する振り分け部とを有することを特徴とするWebサーバシステム。
  2. 請求項1に記載のWebサーバシステムにおいて、
    前記定義情報には、前記クライアント端末からの前記Webサーバへのログインの時間帯毎に、対象の時間帯において使用する前記コンテンツの参照先となる前記ボリュームが指定され、
    前記振り分け部は、前記クライアント端末からの前記コンテンツへのアクセス要求に対して、前記アクセス要求に含まれる前記クライアント端末からの前記Webサーバへのログインの時刻の情報に基づいて、前記定義情報から、前記時刻において使用する第2のコンテンツの参照先となる第2のボリュームを特定して、前記第2のボリュームから前記第2のコンテンツを取得することを特徴とするWebサーバシステム。
  3. 請求項1または2に記載のWebサーバシステムにおいて、
    前記定義情報には、所定の期間以上過去の日付もしくは時刻において使用する前記コンテンツの参照先となる前記ボリュームが存在しない旨の指定を含み、
    前記振り分け部は、前記クライアント端末からの前記コンテンツへのアクセス要求に対して、前記アクセス要求に含まれる前記クライアント端末からの前記Webサーバへのログインの日付もしくは時刻の情報が前記所定の期間以上過去の日付もしくは時刻である場合は、アクセスを拒否することを特徴とするWebサーバシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のWebサーバシステムにおいて、
    前記定義情報には、前記クライアント端末からの前記Webサーバへのアクセス要求が特定のものである場合に、未来の日付においてリリースされる第3のコンテンツが格納されている第3のボリュームを参照先とする指定を含み、
    前記振り分け部は、前記クライアント端末からの前記コンテンツへのアクセス要求に対して、前記アクセス要求に、前記アクセス要求が特定のものであることを示す情報が含まれている場合は、前記定義情報に基づいて、前記第3のコンテンツの参照先となる前記第3のボリュームを特定して、前記第3のボリュームから前記第3のコンテンツを取得することを特徴とするWebサーバシステム。
  5. 請求項4に記載のWebサーバシステムにおいて、
    前記クライアント端末からの前記Webサーバへのアクセス要求が、前記第3のコンテンツに対する事前の動作確認の要求であり、前記クライアント端末が前記動作確認のための端末であることを特徴とするWebサーバシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のWebサーバシステムにおいて、
    前記複数のボリュームは、特定の日付において使用される第4のコンテンツの全体を格納する物理ボリュームと、前記特定の日付より未来の日付においてそれぞれリリースされる複数世代の前記コンテンツについての、前記第4のコンテンツからの前記各日付における差分情報をそれぞれ格納する複数の仮想ボリュームとからなり、
    前記定義情報には、前記クライアント端末からの前記Webサーバへのアクセス要求が前記特定の日付より未来の日付である場合に、対象の日付において使用する前記コンテンツを取得するための未来検索処理を行うための指定を含み、
    前記振り分け部は、前記クライアント端末からの前記コンテンツへのアクセス要求に対して、前記アクセス要求に含まれる前記クライアント端末からの前記Webサーバへのログインの日付の情報が前記特定の日付より未来の日付である場合は、前記定義情報に基づいて、前記物理ボリュームから取得した前記第4のコンテンツと、前記仮想ボリュームから取得した前記未来の日付から前記特定の日付までのそれぞれの前記差分情報とから、前記未来の日付において使用する第5のコンテンツを取得する前記未来検索処理を行うことを特徴とするWebサーバシステム。
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