JP2010122589A - 立体画像表示装置、偏光分離合成装置、立体画像表示方法 - Google Patents

立体画像表示装置、偏光分離合成装置、立体画像表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】一台のプロジェクターで立体画像投影を実現する。
【解決手段】偏光分離合成装置は、偏光分離合成素子の透過光進行面側と、反射光進行面側に、それぞれ反射型表示パネルを配置する。各反射型表示パネルには、それぞれ左眼用の画像と右眼用の画像を表示する。そしてこの場合、一方の反射型表示パネルにはP偏光成分が、また他方の反射型表示パネルにはS偏光成分が入射される。それぞれのパネル反射光である画像光は、偏光分離合成素子から合成されて出力される。つまり、1つの偏光分離合成装置により、左眼用の画像光と右眼用の画像光の合成光が得られる。従ってこの偏光分離合成装置を用いることで1台のプロジェクターで、左眼用の画像光と右眼用の画像光のそれぞれを、P偏光成分とS偏光成分として投射できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザ(視聴者)がいわゆる偏光メガネを着用して見ることで、立体的な画像を見ることのできる立体画像表示装置、立体画像表示方法に関し、さらに立体画像表示装置に用いることのできる偏光分離合成装置に関するものである。
特開2005−73013号公報
近年、立体画像表示装置の開発が活発である。従来の2次元のテレビで、右眼用、左眼用それぞれの異なる画像を生成する画像表示装置も、さまざま提案されている。特に、偏光を利用して、右眼、左眼に異なる画像を導光する方式は、液晶ディスプレイとの相性のよさや、めがねの簡便さなどから、今後も普及が期待できる。
その中でも、プロジェクターを用いた画像表示装置は、画像の大きさが自由に設定でき、また、今後の100インチを越えるディスプレイを実現する手段としても有望である。
従来のプロジェクターを用いた立体画像表示装置は、そのほとんどが、2台のプロジェクターを併設し、それぞれの偏光方向を直交させる機構を組み込んで実現されている。
しかしながらこの場合、装置が大掛かりになってしまうこと、コストが倍かかってしまうこと、2台のレジ合わせ等調整が大変なことなど、デメリットが多い。
例えば図9に従来の立体画像表示装置の構成例を示す。
この場合、右眼用画像と左眼用画像とをそれぞれ投影する2台のプロジェクター100S、100Pが用いられる。
プロジェクター100Sについて説明する。図示しない光源からの照明光は、フライアイレンズ101により照明強度が均一化され、さらにP/Sコンバータ102でP偏光成分のみの照明光とされる。
この照明光は、コンデンサレンズ103を介してダイクロイックミラー104,105に照射される。そしてR光(赤色光:一点鎖線で示す)及びG光(緑色光:点線で示す)はダイクロイックミラー104で反射され、ミラー107側に進行する。
一方、B光(青色光:実線で示す)は、ダイクロイックミラー105で反射され、ミラー106側に進行する。
ミラー107で反射されたR光及びG光は、さらにダイクロイックミラー108で波長分離される。即ちR光はダイクロイックミラー108を透過し、G光はダイクロイックミラー108で反射される。
以上の光路で、R光は偏光ビームスプリッタ121に導かれ、G光は偏光ビームスプリッタ122に導かれ、B光は偏光ビームスプリッタ123に導かれることになる。
偏光ビームスプリッタ121の一側面側にはR用液晶パネル110(以下「Rパネル」)が配置されている。Rパネル110は、例えば右眼用のR画像信号が供給され、これに基づいた表示を行う。
また偏光ビームスプリッタ122の一側面側にはG用液晶パネル111(以下「Gパネル」)が配置されている。Gパネル111は、例えば右眼用のG画像信号が供給され、これに基づいた表示を行う。
また偏光ビームスプリッタ123の一側面側にはB用液晶パネル112(以下「Bパネル」)が配置されている。Bパネル112は、例えば右眼用のB画像信号が供給され、これに基づいた表示を行う。
P偏光成分のみとされているR光は、偏光ビームスプリッタ121を透過してRパネル110に照射される。そしてRパネル110で反射されて得られるS偏光の画像光(Rパネル110の表示像光)は、偏光ビームスプリッタ121で反射されて色合成プリズム124に導かれる。
同様に、P偏光成分のみとされているG光は、偏光ビームスプリッタ122を透過してGパネル111に照射される。そしてGパネル111で反射されて得られるS偏光の画像光(Gパネル111の表示像光)は、偏光ビームスプリッタ122で反射されて色合成プリズム124に導かれる。
さらに同様に、P偏光成分のみとされているB光は、偏光ビームスプリッタ123を透過してBパネル112に照射される。そしてBパネル112で反射されて得られるS偏光の画像光(Bパネル112の表示像光)は、偏光ビームスプリッタ123で反射されて色合成プリズム124に導かれる。
そしてこれら、R、G、Bの各画像光は色合成プリズム124で合成され、投影レンズ125によって投影される。
この場合、このプロジェクター100Sから投影される画像は、例えば右眼用の画像として、S偏光成分によるR、G、B画像光となる。
もう一台のプロジェクター100Pも、ほぼ同様の構成となる。但し、Rパネル110、Gパネル111,Bパネル112では、左眼用のR画像信号、G画像信号、B画像信号に基づく表示が行われる点が異なる。また、投影レンズ126の出射端側に、λ/2板126が配置される。
従って、このプロジェクター100Pから投影される画像は、例えば左眼用の画像として、P偏光成分によるR、G、B画像光となる。
このようなプロジェクター100S、100Pによって投影された画像に対して、ユーザは、右眼側にP偏光遮断フィルタ、左眼側にS偏光遮断フィルタを設けた偏光メガネを装着して見ることで、立体画像を見ることができる。
しかしながら、このような2台のプロジェクター100S、100Pによる立体画像表示システムでは、上記のように装置規模が大きく、コスト的な面や、2台のレジ合わせ等の調整などでデメリットが多い。
また、図10はクワッドタイプと呼ばれる光学系を採用した他の構成例を示している。
この場合、図示しない光源からの照明光学系で、S偏光のR光、P偏光のG光、S偏光のB光が入射される。そしてダイクロイックプリズム131でB光が分離され、このB光は偏光ビームスプリッタ137に導かれる。偏光ビームスプリッタ134の一面側にはBパネル137が設けられており、B光は偏光ビームスプリッタ121で反射してBパネル137に照射される。そしてBパネル137で反射されて得られるP偏光のB画像光は、偏光ビームスプリッタ134を透過してダイクロイックプリズム132に導かれる。
またダイクロイックプリズム131で反射されたS偏光のR光、P偏光のG光は、偏光ビームスプリッタ133に入射する。偏光ビームスプリッタ133の一面側にはGパネル135が、また他の面側にはRパネル136が設けられている。
S偏光のR光は偏光ビームスプリッタ133で反射してRパネル136に照射される。そしてRパネル136で反射されて得られるP偏光のR画像光は、偏光ビームスプリッタ133を透過してダイクロイックプリズム132に導かれる。
P偏光のG光は偏光ビームスプリッタ133を透過してGパネル135に照射される。そしてGパネル135で反射されて得られるS偏光のG画像光は、偏光ビームスプリッタ133で反射されてダイクロイックプリズム132に導かれる。
ダイクロイックプリズム132では、R画像光、G画像光、B画像光が合成され、この合成された画像光が、投影レンズ125に入射され、画像が投影される。
但しこの場合、投影レンズ125からの合成画像光は、P偏光のR画像光、S偏光のG画像光、P偏光のB画像光となる。
この構成のプロジェクターを用いる場合も、立体画像表示を行うには、2台必要となる。さらに、偏光ビームスプリッタ133での分離の必要から、R光とG光が異なる偏光とされることが必要であり、図示していない光源からの照明光学系の構成が複雑化する。
また、投影レンズ138より出てくる光もたとえばG画像光のみがS偏光になってしまう。このため2台で立体画像表示システムを構成しようとする場合は、Gのみ偏光を回すカラーセレクト的な波長板が必要になったり、そのままで使うのであれば、たとえば、左眼用右眼用のGの信号のみ入れ替えて投影する等、大変複雑な処理が必要になってくる。
これらの事情に鑑みて本発明では、反射型液晶を用いた1台のプロジェクターで、簡易な構成で扱いやすい立体画像表示装置を実現することを目的とする。
本発明の立体画像表示装置は、無偏光の光を出射する光源部と、偏光分離合成装置部と、投影レンズ部とを備える。上記偏光分離合成装置部は、上記光源部からの無偏光の入射光を偏光成分によって透過及び反射させる偏光分離合成素子と、上記偏光分離合成素子を透過する偏光成分が入射する位置に配置され一方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第1の反射型表示パネルと、上記偏光分離合成素子で反射する偏光成分が入射する位置に配置され他方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第2の反射型表示パネルとを有し、上記第1の反射型表示パネルで反射された第1の画像光が上記偏光分離合成素子で反射され、上記第2の反射型表示パネルで反射された第2の画像光が上記偏光分離合成素子を透過することで、上記第1,第2の画像光の合成画像光を出射する。投影レンズ部は、上記偏光分離合成装置部から出射された合成画像光を投影する。
また、上記光源部は、レーザ光源と、該レーザ光源からのレーザを伝送する四角コア光ファイバーを有し、上記四角コア光ファイバーの出力として無偏光の光を出射する構成とする。
また上記光源部として、無偏光の赤色光を出射する赤色光源部と、無偏光の緑色光を出射する緑色光源部と、無偏光の青色光を出射する青色光源部とを有し、この場合さらに上記偏光分離合成装置部として、上記赤色光が入射光とされ、赤色合成画像光を出射する赤色光偏光分離合成装置部と、上記緑色光が入射光とされ、緑色合成画像光を出射する緑色光偏光分離合成装置部と、上記青色光が入射光とされ、青色合成画像光を出射する青色光偏光分離合成装置部とを有するようにする。そして上記赤色合成画像光と、上記緑色合成画像光と、上記青色合成画像光とを合成して、上記投影レンズ部に導く色合成光学素子部をさらに備える。
また上記色合成光学素子部は、複数のダイクロイックプリズムによって構成される。
また上記色合成光学素子部と、上記投影レンズ部の間に、スペックル除去機構部を設ける。
さらに、第4色光を出射する第4色光源部と、上記第4色光が入射光とされ、第4色合成画像光を出射する第4色光偏光分離合成装置部とを備え、上記色合成光学素子部は、上記赤色合成画像光と、上記緑色合成画像光と、上記青色合成画像光と、上記第4色合成画像光を合成して上記投影レンズ部に導く。
本発明の偏光分離合成装置は、無偏光の入射光を偏光成分によって透過及び反射させる偏光分離合成素子と、上記偏光分離合成素子を透過する偏光成分が入射する位置に配置され、一方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第1の反射型表示パネルと、上記偏光分離合成素子で反射する偏光成分が入射する位置に配置され、他方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第2の反射型表示パネルとを有し、上記第1の反射型表示パネルで反射された第1の画像光が上記偏光分離合成素子で反射され、上記第2の反射型表示パネルで反射された第2の画像光が上記偏光分離合成素子を透過することで、上記第1,第2の画像光の合成画像光を出射する。
本発明の立体画像表示方法は、無偏光の入射光を偏光分離合成素子に入射し、上記入射光のうち上記偏光分離合成素子を透過する偏光成分を、一方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第1の反射型表示パネルに入射し、上記入射光のうち上記偏光分離合成素子で反射する偏光成分を、他方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第2の反射型表示パネルに入射し、上記第1の反射型表示パネルで反射された第1の画像光を、上記偏光分離合成素子で反射させ、かつ上記第2の反射型表示パネルで反射された第2の画像光が上記偏光分離合成素子を透過させることで、上記第1,第2の画像光の合成画像光を形成し、上記合成画像光を投影レンズ部で投影する。
このような本発明の立体画像表示装置、立体画像表示方法は、本発明の偏光分離合成装置を利用することで、1台のプロジェクターにより、立体画像表示を可能とするものである。
本発明の偏光分離合成装置は、偏光分離合成素子(例えば偏光ビームスプリッタ)の透過光進行面側と、反射光進行面側に、それぞれ反射型表示パネル(例えば反射型液晶パネル)を配置する。各反射型表示パネルには、それぞれ左眼用の画像と右眼用の画像を表示する。そしてこの場合、一方の反射型表示パネルにはP偏光成分が、また他方の反射型表示パネルにはS偏光成分が入射される。
それぞれの反射型表示パネルでの反射光、即ち画像光は、再び偏光分離合成素子に戻るが、一方の反射型表示パネルに入射したP偏光成分は反射してS偏光成分の画像光となり、他方の反射型表示パネルに入射したS偏光成分は反射してP偏光成分の画像光となる。従って、元の無偏光の光が入射した面とは異なる面から、S偏光成分の画像光とP偏光成分の画像光が合成されて出力されることになる。
つまり、1つの偏光分離合成装置により、左眼用の画像光と右眼用の画像光の合成光が得られる。従ってこの偏光分離合成装置を用いれば、1台のプロジェクターで、左眼用の画像光と右眼用の画像光のそれぞれを、P偏光成分とS偏光成分として投射できることを意味する。このためユーザは、偏光メガネをかけて視聴することで、立体画像を見ることができる。
また本発明の立体画像表示装置は、無偏光の光を偏光分離合成装置部に入射する。このため光源部としては、無偏光の光を出射するものであればよいが、特にはレーザ光源と四角コア光ファイバーにより光源部を構成すると好適である。
本発明によれば、プロジェクターとしての立体画像表示装置において、反射型表示パネルを用いた簡便な光学ユニットとしての偏光分離合成装置を利用する。これにより、1台のプロジェクターにより立体画像表示を行うことができる。従って、プロジェクターを2台用いた大規模なシステム構成は不要であり、2台の間の調整も不要であって、低コスト、小規模、かつ使用性のよい立体画像表示装置を実現できるという効果がある。また、偏光分離合成装置自体も簡易な構成であり、プロジェクター自体の構成も複雑化することもない。
またレーザ光源と四角コア光ファイバーにより光源部を構成することで、プロジェクターの光学構成の自由度が増し、装置開発に適し、小型化や性能向上を促進できる。
以下、本発明の実施の形態を次の順序で説明する。
[1.3D用分離合成装置例]
[2.立体画像表示装置例I]
[3.立体画像表示装置例II]
[4.立体画像表示装置例III]
[5.立体画像表示装置例IV]
[6.立体画像表示装置例V]
[7.立体画像表示装置例VI]
[1.3D用分離合成装置例]

図1に、本発明の偏光分離合成装置の実施の形態としての3D用分離合成装置1を示す。
この3D用分離合成装置1は、偏光分離素子としての偏光ビームスプリッタ2と、左眼用反射型液晶表示パネル(以下、左眼用パネル)3と、右眼用反射型液晶表示パネル(以下、右眼用パネル)4を有して成る。
左眼用パネル3は、偏光ビームスプリッタ2で反射される反射光が進行する側の面に、位置調整を施して装着されている。即ち左眼用パネル3には偏光ビームスプリッタ2で反射される光が入射される。
また右眼用パネル4は、偏光ビームスプリッタ2を透過する透過光が進行する側の面に、位置調整を施して装着されている。即ち右眼用パネル4には偏光ビームスプリッタ2を透過する光が入射される。
偏光ビームスプリッタ2に対しては、P偏光成分とS偏光成分を有する無偏光の光が入射される。そして図のように、例えばS偏光成分は偏光ビームスプリッタ2で45°反射して左眼用パネル3に照射され、P偏光成分は偏光ビームスプリッタ2を透過して右眼用パネル4に照射される。
ここで、左眼用パネル3には、立体画像を構成する際の左眼用の画像とした画像信号VD(L)が供給される。左眼用パネル3は、画像信号VD(L)に基づいて、液晶駆動を行う。従って、左眼用パネル3に照射された光(S偏光成分)の反射光は、左眼用の画像に基づいた画像光となる。この画像光は、液晶パネル面で反射することで偏光面の回転が生じ、P偏光となる。従ってビームスプリッタ2を透過する。
また、右眼用パネル4には、立体画像を構成する際の右眼用の画像とした画像信号VD(R)が供給される。右眼用パネル4は、画像信号VD(R)に基づいて、液晶駆動を行う。従って、左眼用パネル3に照射された光(S偏光成分)の反射光は、右眼用の画像に基づいた画像光となる。この画像光は、液晶パネル面で反射することで偏光面の回転が生じ、S偏光となる。従ってビームスプリッタ2で45°反射されて出射される。
これにより、偏光ビームスプリッタ2の出射面(図中、下側の面)からは、P偏光成分による左眼用の画像光と、S偏光成分による右眼用の画像光が合成されて出射されることになる。
つまりこの3D用分離合成装置1は、入射された無偏光の光について、P/S偏光分離を行い、さらに左眼用の画像光と、右眼用の画像光を生成し、かつ各画像光をそれぞれP偏光成分とS偏光成分として合成して出力するという機能を有する。
換言すれば、入射光の各偏光成分を利用して、1つの光学コアで左右両画像の変調及び合成を行うものである。これによって、左右画像光の変調・合成を、非常に簡単な構成で実現できる。
[2.立体画像表示装置例I]

本発明の立体画像表示装置の実施の形態として、上記の3D用分離合成装置1を用いたカラー立体画像表示用のプロジェクター10を図2で説明する。
プロジェクター10は、照明光源としてランプ11を有する。ランプ11は、例えばメタルはライドランプ、高圧水銀ランプ、キセノンランプなどを採用できる。或いはLED(Light Emitting Diode)を用いることも考えられる。本例の場合、無偏光の光を出射する光源であればよい。
ランプ11からはR、G、B各波長成分としてのP偏光成分とS偏光成分を有する照明光が出射される。
ランプ11からの照明光は、フライアイレンズ12により照明強度が均一化され、コンデンサレンズ13を介してダイクロイックミラー14,15に照射される。
そしてR光(赤色光:一点鎖線で示す)及びG光(緑色光:点線で示す)はダイクロイックミラー14で反射され、ミラー17側に進行する。
一方、B光(青色光:実線で示す)は、ダイクロイックミラー15で反射され、ミラー16側に進行する。
ミラー17で反射されたR光及びG光は、さらにダイクロイックミラー18で波長分離される。即ちR光はダイクロイックミラー18を透過し、G光はダイクロイックミラー18で反射される。
以上の光路で、R光は偏光ビームスプリッタ31に導かれ、G光は偏光ビームスプリッタ32に導かれ、B光は偏光ビームスプリッタ33に導かれることになる。
偏光ビームスプリッタ31、32、33は、それぞれ図1で説明した3D用分離合成装置1の構成要素である。
即ち偏光ビームスプリッタ31と、R光用の左眼用パネル(以下、左眼用Rパネル)21と、R光用の右眼用パネル(以下、右眼用Rパネル)22で、R光についての3D用分離合成装置1Rが形成されている。
左眼用Rパネル21は、立体画像を構成する際の左眼用のR画像信号が供給されて液晶駆動動作を行い、右眼用Rパネル22は、立体画像を構成する際の右眼用のR画像信号が供給されて液晶駆動動作を行う。
また、偏光ビームスプリッタ32と、G光用の左眼用パネル(以下、左眼用Gパネル)23と、G光用の右眼用パネル(以下、右眼用Gパネル)24で、G光についての3D用分離合成装置1Gが形成されている。
左眼用Gパネル23は、立体画像を構成する際の左眼用のG画像信号が供給されて液晶駆動動作を行い、右眼用Gパネル24は、立体画像を構成する際の右眼用のG画像信号が供給されて液晶駆動動作を行う。
さらに、偏光ビームスプリッタ33と、B光用の左眼用パネル(以下、左眼用Bパネル)25と、B光用の右眼用パネル(以下、右眼用Bパネル)26で、B光についての3D用分離合成装置1Bが形成されている。
左眼用Bパネル25は、立体画像を構成する際の左眼用のB画像信号が供給されて液晶駆動動作を行い、右眼用Bパネル26は、立体画像を構成する際の右眼用のB画像信号が供給されて液晶駆動動作を行う。
ダイクロイックミラー18を透過したR光は、P偏光成分とS偏光成分を含んで偏光ビームスプリッタ31に入射する。そしてP偏光成分は透過して右眼用Rパネル22に照射され、S偏光成分は45°反射して左眼用Rパネル21に照射される。
そして左眼用Rパネル21と右眼用Rパネル22は、それぞれ左眼用R画像信号と右眼用R画像信号によって液晶駆動されている。
このため、左眼用Rパネル21の反射光は、左眼用のR画像に基づいたR画像光となる。このR画像光はP偏光となっており、偏光ビームスプリッタ31を透過する。また、右眼用Rパネル22の反射光は、右眼用のR画像に基づいたR画像光となる。このR画像光はS偏光となっており、偏光ビームスプリッタ31で反射される。そして、これらP偏光及びS偏光のR画像光は、色合成プリズム(4ピースプリズム)34に導かれる。
また、ダイクロイックミラー18で反射したG光は、P偏光成分とS偏光成分を含んで偏光ビームスプリッタ32に入射する。そしてP偏光成分は透過して右眼用Gパネル24に照射され、S偏光成分は45°反射して左眼用Gパネル23に照射される。
そして左眼用Gパネル23と右眼用Gパネル24は、それぞれ左眼用G画像信号と右眼用G画像信号によって液晶駆動されている。
このため、左眼用Gパネル23の反射光は、左眼用のG画像に基づいたG画像光となる。このG画像光はP偏光となっており、偏光ビームスプリッタ32を透過する。また、右眼用Gパネル24の反射光は、右眼用のG画像に基づいたG画像光となる。このG画像光はS偏光となっており、偏光ビームスプリッタ32で反射される。そして、これらP偏光及びS偏光のG画像光は、色合成プリズム34に導かれる。
さらに、ミラー16で反射したB光は、P偏光成分とS偏光成分を含んで偏光ビームスプリッタ33に入射する。そしてP偏光成分は透過して右眼用Bパネル26に照射され、S偏光成分は45°反射して左眼用Bパネル25に照射される。
そして左眼用Bパネル25と右眼用Bパネル26は、それぞれ左眼用B画像信号と右眼用B画像信号によって液晶駆動されている。
このため、左眼用Bパネル25の反射光は、左眼用のB画像に基づいたB画像光となる。このB画像光はP偏光となっており、偏光ビームスプリッタ33を透過する。また、右眼用Bパネル26の反射光は、右眼用のB画像に基づいたB画像光となる。このB画像光はS偏光となっており、偏光ビームスプリッタ33で反射される。そして、これらP偏光及びS偏光のB画像光は、色合成プリズム34に導かれる。
色合成プリズム34は、上記の各画像光を合成して投影レンズ35に導く。そして投影レンズ35によって画像投影される。
この場合、このプロジェクター10から投影される画像は、例えば右眼用の画像として、S偏光成分によるR、G、B画像光を有するとともに、左眼用の画像として、P偏光成分によるR、G、B画像光を有することになる。
つまり、1台のプロジェクター10で、右眼用のカラー画像と左眼用のカラー画像をS偏光成分、P偏光成分として投影でき、ユーザは、偏光メガネを着用することで、立体画像をみることができる。従って、プロジェクターを2台用いた大規模なシステム構成は不要であり、2台の間の調整も不要であって、低コスト、小規模、かつ使用性のよい立体画像表示装置を実現できる。
また、このプロジェクター10は、図9で示した従来の構成と同様のトライコアタイプの光学系を有するものであり、プロジェクター自体の構成として、従来と比して構成の複雑化を招くものではない。つまりプロジェクター10自体も、立体画像表示のための2台分のプロジェクターの機能を備えながら、従来と同程度の構成規模であるという利点も有する。
なお、偏光ビームスプリッタ21,22,23に入射する光は、無偏光でよいというとことから、照明光の均一化の手法は、フライアイレンズ12によるものにとらわれず、たとえばロッドインテグレータや光ファイバーを用いた構成を採用することも可能である。例えばランプ11からの光を光ファイバーで光学系(ダイクロイックミラー14,15以降)に導入するような構成も考えられる。
[3.立体画像表示装置例II]

続いてレーザ光源を用いた例を説明する。
図3に、無偏光の照明光を得る光源部として、レーザ光を出射するレーザユニット6と、四角コア光ファイバー7を用いた例を示す。
レーザ光は、偏光が揃っているため、そのまま3D用分離合成装置1に入射させることは適切でない。
一方、レーザ光は点光源であり、光ファイバーへの入射に適している。さらに、光ファイバー、特に四角コア光ファイバー7によって偏光がランダムに回転することで、ほぼ完全な無偏光の照明光を得ることができる。
そこで、図3のように、レーザユニット6からのレーザ光を四角コア光ファイバー7を用い、レンズ5を介して3D用分離合成装置1に導入するようにする。
四角コア光ファイバー7からは、均一性の高い、四角形の光が得られるので、縦横比をレンズ5などで自由に整形して、左眼用パネル3及び右眼用パネル4に照明することができる。
このように、無偏光かつ強度の均一な照明光を3D用分離合成装置1に入射させることが容易に実現できる。
3D用分離合成装置1の構成は図1で説明したとおりであり、従って左眼用パネル3と右眼用パネル4で変調された左眼用の画像光と右眼用の画像光が合成されて偏光ビームスプリッタ2から出力される。これが投影レンズ8によって投影されることで、立体画像表示が行われる。
なお、この図3は、モノクロ画像としての立体画像を表示するものとなる。カラー表示を行う場合の構成例を次に説明する。
[4.立体画像表示装置例III]

上記のようにレーザユニットと光ファイバーを用いた構成において、カラー立体画像表示を行うプロジェクター10の構成を、図4で説明する。
光源としてGレーザ光を出力するGレーザユニット41、Rレーザ光を出力するRレーザユニット42、Bレーザ光を出力するBレーザユニット43が用いられる。
各レーザユニット41,42,43からのレーザ光は、それぞれ四角コア光ファイバー44,45,46によって、光学系に導入される。
光学系の構成は、3D用分離合成装置1R、1G、1Bが、R、G、B各色に対して設けられている。
四角コア光ファイバー44から得られる無偏光かつ均一強度のG光は、レンズ47で縦横比が整形されて偏光ビームスプリッタ32に入射される。
偏光ビームスプリッタ32及び左眼用Gパネル23,右眼用Gパネル24によって、G光用の3D用分離合成装置1Gが形成されている。従って、偏光ビームスプリッタ32に入射したP偏光成分とS偏光成分は、それぞれ右眼用Gパネル24と左眼用Gパネル23に照射される。そして、左眼用Gパネル23の反射光と右眼用Gパネル24の反射光として、左眼用、右眼用の各G画像光が得られ、これらが偏光ビームスプリッタ32で合成されて色合成プリズム34に導かれる。
また四角コア光ファイバー45から得られる無偏光かつ均一強度のR光は、レンズ48で縦横比が整形されて偏光ビームスプリッタ31に入射される。
偏光ビームスプリッタ31及び左眼用Rパネル21,右眼用Rパネル22によって、R光用の3D用分離合成装置1Rが形成されている。従って、偏光ビームスプリッタ31に入射したP偏光成分とS偏光成分は、それぞれ右眼用Rパネル22と左眼用Rパネル21に照射される。そして、左眼用Rパネル21の反射光と右眼用Rパネル22の反射光として、左眼用、右眼用の各R画像光が得られ、これらが偏光ビームスプリッタ31で合成されて色合成プリズム34に導かれる。
また四角コア光ファイバー46から得られる無偏光かつ均一強度のB光は、レンズ49で縦横比が整形されて偏光ビームスプリッタ33に入射される。
偏光ビームスプリッタ33及び左眼用Bパネル25,右眼用Bパネル26によって、B光用の3D用分離合成装置1Bが形成されている。従って、偏光ビームスプリッタ33に入射したP偏光成分とS偏光成分は、それぞれ右眼用Bパネル26と左眼用Bパネル25に照射される。そして、左眼用Bパネル25の反射光と右眼用Bパネル26の反射光として、左眼用、右眼用の各B画像光が得られ、これらが偏光ビームスプリッタ33で合成されて色合成プリズム34に導かれる。
色合成プリズム34は、上記の各画像光を合成して投影レンズ35に導く。そして投影レンズ35によって画像投影される。この場合、このプロジェクター10から投影される画像は、例えば右眼用の画像として、S偏光成分によるR、G、B画像光を有するとともに、左眼用の画像として、P偏光成分によるR、G、B画像光を有することになる。
この図4の構成でも、1台のプロジェクター10で、右眼用のカラー画像と左眼用のカラー画像をS偏光成分、P偏光成分として投影でき、ユーザは、偏光メガネを着用することで、立体画像をみることができる。
さらに、レーザ光源のように、RGBが独立の光源の場合は、レーザユニットと光ファイバーを用いた構成により、光学系が非常に簡素化される。即ち図2で示した構成におけるダイクロイックミラー14,15,18、ミラー16,17は不要であり、図4のように3つの3D用分離合成装置1R、1G、1Bと、色合成プリズム34のみでよい。
また、四角コア光ファイバー44,45,46によって照明光を導入するため、各レーザユニット41,42,43の配置の自由度が高く、設計も容易となる。
レーザ光が点光源であることで、レーザユニット41,42,43から四角コア光ファイバー44,45,46への光の導入も容易である。
また、もともと偏光の揃ったレーザ光を光ファイバーによって無偏光とするものであるが、これは逆にランダムな偏光回転によって、P偏光強度とS偏光強度を殆ど均一化できることにもなる。従って、右眼用画像と左眼用画像の表示上の輝度バランスも一層良好となる。
なお、レーザ光をプロジェクションの光源として用いる場合、一番の問題はスペックルである。従来からその対策はいろいろなされてきたが、光ファイバーに導光し、それに、微小振動を与えることにより、かなり低減されることが知られている。
ただし、液晶パネルとの相性は、その偏光光の必要性から、あまり相性がよくないとされてきた。
ところが、本実施の形態の3D用分離合成装置1(1R、1G、1B)では、液晶パネルを用いていながら、偏光光を必要としていない。逆に光ファイバー出力は無偏光であることを要する。
すると、例えば四角コア光ファイバー44,45,46に微小振動を与えるような構成を付加することによるスペックル回避が、そのまま好適に採用できることになる。
[5.立体画像表示装置例IV]

図5に立体画像表示装置10の光学系構成としての他の例を示す。
なお、図5において照明系は図示を省略しているが、図4と同様に、レーザユニット41,42,43、四角コア光ファイバー44,45,46、及びレンズ47,48,49がそれぞれ所要位置に配置されると考えればよい。
この場合、R、G、B各色に対応する3つの3D用分離合成装置1R、1G、1Bを有することは図2,図4と同様である。
これに加えて、ダイクロイックプリズム51,52、透過コア53が設けられる。そして、偏光ビームスプリッタ31,32,33、ダイクロイックプリズム51,52、透過コア53が、それぞれ各パネル(21,22,23,24,25,26,27)からの画像光について同一の光路長を形成する光学的コアとして配置されている。
B照明光は、3D用分離合成装置1Bに入射される。そして上述した例と同様に、この3D用分離合成装置1B(偏光ビームスプリッタ33,左眼用Bパネル25,右眼用Bパネル26)によって、左眼用と右眼用のそれぞれのB画像光が得られる。
各B画像光は、透過コア53を通過した後、ダイクロイックプリズム52によって反射されて投影レンズ35に導かれる。
R照明光は、3D用分離合成装置1Rに入射される。そして、この3D用分離合成装置1R(偏光ビームスプリッタ31,左眼用Bパネル21,右眼用Bパネル22)によって、左眼用と右眼用のそれぞれのR画像光が得られる。
各R画像光は、ダイクロイックプリズム51で反射し、さらにダイクロイックプリズム52を透過して投影レンズ35に達する。
G照明光は、3D用分離合成装置1Gに入射される。そして、この3D用分離合成装置1G(偏光ビームスプリッタ32,左眼用Bパネル23,右眼用Bパネル24)によって、左眼用と右眼用のそれぞれのG画像光が得られる。
各G画像光は、ダイクロイックプリズム51、52を透過して投影レンズ35に達する。
そして投影レンズ35によって各画像光による画像投影が行われる。この場合も、プロジェクター10から投影される画像は、例えば右眼用の画像として、S偏光成分によるR、G、B画像光を有するとともに、左眼用の画像として、P偏光成分によるR、G、B画像光を有することになる。
このような図5の構成の利点は以下のようになる。
レーザ光のように非常に直進性のいい光源をプロジェクターで用いると、図2,図4のような構成例において示した4ピース構造の色合成プリズム34の影が問題になることがある。
ところがこの図5の構成では、色合成プリズムを用いておらず、ダイクロイックプリズム51,52によって色合成を行うものとしているため、4ピースプリズムの影が画像上に影響を与えることは回避できる。
また、この図5の構成では、投影レンズ35からみて、各画像光のバックフォーカスとして3コア分の光路距離を得ることができる。
つまりバックフォーカスをとりたい場合の構成として好適であり、かつレーザ光源であればこそ、3つコアの距離に相当する投影レンズのバックフォーカスであったとしても、十分な照明輝度を得られるものともなる。
[6.立体画像表示装置例V]

図6によりさらに他の構成例を説明する。
上述のようにレーザ光源を用いた場合にスペックル対策を施すことが必要な場合としては、レーザ光を導く光ファイバーに微小振動を与える構造を採ることが考えられる。
ところが、そのような構造を採ってもスペックルが問題になるような高輝度の場合には、図6の構成を採ることが考えられる。
図6は、照明系及び光学系の構成は図4と同様であり、同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
この場合、R、G、B各画像光が色合成プリズム34から出射される段階で、すぐに1対1でリレーを形成し、回折拡散板62によって微小な揺動もしくは回転運動を加えるようにする。
即ち色合成プリズム34と投影レンズ35の間に、レンズ61及び回折拡散板62を配置する。回折拡散板62は可動部と固定部からなり、駆動部63によって可動部が揺動又は回転される構造である。
回折拡散板62の可動部が揺動される構造の場合、駆動部63は可動部を例えば数KHzオーダーで振動させる。或いは可動部が回転される構造の場合は、駆動部63は可動部を例えば数Hzオーダーで回転させる。
レンズ61によって集光される画像光は、回折拡散板62によって微小な揺動もしくは回転運動が加えられることで、スペックルをなくした画像光とされ、これが投影レンズ35で投影される。
このような構成により、適切なスペックル対策が可能となり、レーザ光を光源とする本例のプロジェクター10として、高品質な立体画像表示を行うことができる。
なお、この場合、回折拡散板62にて発散角が生じるわけだが、レーザ光のように非常に直進性がよい光の場合は、投影レンズ35の光の取り込み角に十分余裕があるので、問題にはならない。
[7.立体画像表示装置例VI]

次に、より色の再現性に優れた構成例を図7,図8で説明する。
R、G、Bの3原色では、色の再現域に不足がある場合は、4色目を加えることが考えられる。例えば図8にUCS色度図を示しているが、R、G、B3原色での色域は破線で示される。これに対し、シアン(Cy)を加えて4色レーザ構成とすることで、実線で示すように再現可能な色域を広げることができる。
図7に、4色レーザ構成とする場合の構成例を示す。
図6は、照明系及び光学系の構成は図4と同様であり、同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
この場合、R、G、Bの各レーザユニット41,42,43に加え、Cyレーザユニット74が設けられる。Cyレーザユニット74からのCyレーザ光は四角コア光ファイバー75によって導光される。
光学系としては、R、G、B各色に対応する3D用分離合成装置1R、1G、1Bに加え、Cyに対応する3D用分離合成装置1Cyが設けられる。
3D用分離合成装置1Cyは、偏光ビームスプリッタ73と、Cy光用の左眼用パネル(以下、左眼用Cyパネル)71と、Cy光用の右眼用パネル(以下、右眼用Cyパネル)72で構成される。
左眼用Cyパネル71は、立体画像を構成する際の左眼用のCy画像信号が供給されて液晶駆動動作を行い、右眼用Cyパネル72は、立体画像を構成する際の右眼用のCy画像信号が供給されて液晶駆動動作を行う。
また、ダイクロイックプリズム81,82,83が設けられる。
この場合、Bレーザユニット43、四角コア光ファイバー46、レンズ49としての照明系からのB照明光は、3D用分離合成装置1Bに入射される。そして3D用分離合成装置1B(偏光ビームスプリッタ33,左眼用Bパネル25,右眼用Bパネル26)によって、左眼用と右眼用のそれぞれのB画像光が得られる。
各B画像光は、ダイクロイックプリズム81を通過した後、ダイクロイックプリズム83によって反射されて投影レンズ35に導かれる。
Rレーザユニット42、四角コア光ファイバー45、レンズ48としての照明系からのR照明光は、3D用分離合成装置1Rに入射される。そして、この3D用分離合成装置1R(偏光ビームスプリッタ31,左眼用Bパネル21,右眼用Bパネル22)によって、左眼用と右眼用のそれぞれのR画像光が得られる。
各R画像光は、ダイクロイックプリズム82で反射し、さらにダイクロイックプリズム83を透過して投影レンズ35に達する。
Gレーザユニット41、四角コア光ファイバー44、レンズ47としての照明系からのG照明光は、3D用分離合成装置1Gに入射される。そして、この3D用分離合成装置1G(偏光ビームスプリッタ32,左眼用Bパネル23,右眼用Bパネル24)によって、左眼用と右眼用のそれぞれのG画像光が得られる。
各G画像光は、ダイクロイックプリズム82、83を透過して投影レンズ35に達する。
Cyレーザユニット74、四角コア光ファイバー75、レンズ76としての照明系からのCy照明光は、3D用分離合成装置1Cyに入射される。そして、この3D用分離合成装置1Cy(偏光ビームスプリッタ73,左眼用Bパネル71,右眼用Bパネル72)によって、左眼用と右眼用のそれぞれのCy画像光が得られる。
各Cy画像光は、ダイクロイックプリズム81で反射し、さらにダイクロイックプリズム83でも反射されて投影レンズ35に達する。
そして投影レンズ35によってR、G、B、Cyの各画像光による画像投影が行われる。この場合、プロジェクター10から投影される画像は、例えば右眼用の画像として、S偏光成分によるR、G、B、Cy画像光を有するとともに、左眼用の画像として、P偏光成分によるR、G、B、Cy画像光を有することになる。
従って、非常に広い範囲の色を再現できる高品位な立体画像表示を行うことができる。
また、この構成からわかるように、第4色目を加える構成も容易に実現できる。
なお、R、G、Bの三原色に加える第4色は、シアン以外でもよい。
以上、実施の形態について各種の例を説明してきたが、本発明は上記各例に限定されず、多様な変形例が想定される。
例えば光学素子の配置や形成される光路などは多様に考えられる。また図5や図7の構成に図6の回折拡散板62によるスペックル除去機構を設けるなど、各例を組み合わせた構成も考えられる。
本発明の実施の形態の3D用分離合成装置の説明図である。 実施の形態の立体画像表示装置例Iの説明図である。 実施の形態の立体画像表示装置例IIの説明図である。 実施の形態の立体画像表示装置例IIIの説明図である。 実施の形態の立体画像表示装置例IVの説明図である。 実施の形態の立体画像表示装置例Vの説明図である。 実施の形態の立体画像表示装置例VIの説明図である。 実施の形態の立体画像表示装置例VIによる色再現の説明図である。 従来の立体画像表示装置の説明図である。 従来の立体画像表示装置の説明図である。
符号の説明
1,1R,1G,1B,1Cy 3D用分離合成装置、2 偏光ビームスプリッタ、3 左眼用パネル、5 レンズ、4 右眼用パネル、6 レーザユニット、7 四角コア光ファイバー、8 投影レンズ、11 ランプ、12 フライアイレンズ、13 コンデンサレンズ、14,15,18 ダイクロイックミラー、16,17 ミラー、21 左眼用Rパネル、22 右眼用Rパネル、23 左眼用Gパネル、24 右眼用Gパネル、25 左眼用Bパネル、26 右眼用Bパネル、31,32,33,73 偏光ビームスプリッタ、34 色合成プリズム、35 投影レンズ、41 Gレーザユニット、42 Rレーザユニット、43 Bレーザユニット、44,45,46,75 四角コア光ファイバー、47,48,49,76 レンズ 51,52,81,82,83 ダイクロイックプリズム、74 Cyレーザユニット

Claims (8)

  1. 無偏光の光を出射する光源部と、
    上記光源部からの無偏光の入射光を偏光成分によって透過及び反射させる偏光分離合成素子と、上記偏光分離合成素子を透過する偏光成分が入射する位置に配置され一方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第1の反射型表示パネルと、上記偏光分離合成素子で反射する偏光成分が入射する位置に配置され他方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第2の反射型表示パネルとを有し、上記第1の反射型表示パネルで反射された第1の画像光が上記偏光分離合成素子で反射され、上記第2の反射型表示パネルで反射された第2の画像光が上記偏光分離合成素子を透過することで、上記第1,第2の画像光の合成画像光を出射する偏光分離合成装置部と、
    上記偏光分離合成装置部から出射された合成画像光を投影する投影レンズ部と、
    を備えた立体画像表示装置。
  2. 上記光源部は、レーザ光源と、該レーザ光源からのレーザを伝送する四角コア光ファイバーを有し、上記四角コア光ファイバーの出力として無偏光の光を出射する構成とされている請求項1に記載の立体画像表示装置。
  3. 上記光源部として、
    無偏光の赤色光を出射する赤色光源部と、
    無偏光の緑色光を出射する緑色光源部と、
    無偏光の青色光を出射する青色光源部と、
    を有し、
    また上記偏光分離合成装置部として、
    上記赤色光が入射光とされ、赤色合成画像光を出射する赤色光偏光分離合成装置部と、
    上記緑色光が入射光とされ、緑色合成画像光を出射する緑色光偏光分離合成装置部と、
    上記青色光が入射光とされ、青色合成画像光を出射する青色光偏光分離合成装置部と、
    を有するとともに、
    上記赤色合成画像光と、上記緑色合成画像光と、上記青色合成画像光とを合成して、上記投影レンズ部に導く色合成光学素子部をさらに備える請求項2に記載の立体画像表示装置。
  4. 上記色合成光学素子部が、複数のダイクロイックプリズムによって構成される請求項3に記載の立体画像表示装置。
  5. 上記色合成光学素子部と、上記投影レンズ部の間に、スペックル除去機構部を設けた請求項3に記載の立体画像表示装置。
  6. さらに、第4色光を出射する第4色光源部と、
    上記第4色光が入射光とされ、第4色合成画像光を出射する第4色光偏光分離合成装置部と、
    を備え、
    上記色合成光学素子部は、上記赤色合成画像光と、上記緑色合成画像光と、上記青色合成画像光と、上記第4色合成画像光とを合成して、上記投影レンズ部に導く請求項3に記載の立体画像表示装置。
  7. 無偏光の入射光を偏光成分によって透過及び反射させる偏光分離合成素子と、
    上記偏光分離合成素子を透過する偏光成分が入射する位置に配置され、一方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第1の反射型表示パネルと、
    上記偏光分離合成素子で反射する偏光成分が入射する位置に配置され、他方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第2の反射型表示パネルと、
    を有し、
    上記第1の反射型表示パネルで反射された第1の画像光が上記偏光分離合成素子で反射され、上記第2の反射型表示パネルで反射された第2の画像光が上記偏光分離合成素子を透過することで、上記第1,第2の画像光の合成画像光を出射する偏光分離合成装置。
  8. 無偏光の入射光を偏光分離合成素子に入射し、
    上記入射光のうち上記偏光分離合成素子を透過する偏光成分を、一方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第1の反射型表示パネルに入射し、
    上記入射光のうち上記偏光分離合成素子で反射する偏光成分を、他方の眼に対応する画像信号が供給されて表示画像を形成する第2の反射型表示パネルに入射し、
    上記第1の反射型表示パネルで反射された第1の画像光を、上記偏光分離合成素子で反射させ、かつ上記第2の反射型表示パネルで反射された第2の画像光が上記偏光分離合成素子を透過させることで、上記第1,第2の画像光の合成画像光を形成し、
    上記合成画像光を投影レンズ部で投影する立体画像表示方法。
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