JP2010122482A - ストロボ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第一反射面を大型化することなく、被写体に対する光量が均等になるようにする。
【解決手段】 底部側に閃光放電管3が配設される第一反射面2と、被写体側に面する閃光放電管3の半外周面に接触乃至近接するように且つ光軸を挟むように所定の間隔をおいて配設される一対の第二反射面8,8とを備え、第一反射面2を、第一反射面2の最深部に位置する閃光放電管3の円弧面に接触乃至近接するように配設し、反射光が光軸方向に集光するような曲率に設定される第一曲面4と、被写体の周囲に照射できるように、被写体側に面する閃光放電管3の半外周面の両端部位から、被写体側に向かうにしたがって大きく開口するように延出される一対の第二曲面5とで構成し、閃光放電管3からの光及び第一曲面4による反射光を、第二反射面8,8の間を通して光軸方向に集光できる位置に第二反射面8,8を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、閃光放電管から発光される光の照射範囲を制御するようにしたストロボ装置に関する。
例えばカメラのストロボ装置としては、その撮影画角に不必要な範囲への光の照射を抑制するため、遮光板や反射部材等によって制御するようにしている。
この種の従来のストロボ装置としては、凹状の放物面で構成されると共に、その底部側に閃光放電管が設けられる第一反射面と、被写体側に面する閃光放電管の半外周面に隣接するように且つ光軸を挟むように所定の間隔をおいて配設される一対の第二反射面とを備えたものが公知になっている(例えば特許文献1)。
第一反射面は、該第一反射面の底部側に位置する閃光放電管の半外周面の曲率よりも大きい曲率に設定されている曲面(放物面)であり、被写体側に向かうにしたがって大きく開口するように形成されている。
両第二反射面は、閃光放電管の中心から被写体側に向かう水平方向の直線を基準にして設定された所定の角度(上下12度)の位置に配設されている。
そして、12度〜50度の範囲の不要な上下の光を、第一及び第二反射面に反射させて光軸方向の中心側へ集光させるようにしている。
特開2000−292835号公報
しかしながら、従来の前記ストロボ装置の場合、第二反射面の配設位置が、光軸を基準にして設定された角度の位置に配設されているので、第二反射面の間隔が狭くなっている。このため、第二反射面の間を通る反射光は極僅かであることから、第二反射面の外側を通過して第一反射面から反射される反射光で補う必要がある。
したがって、第一反射面の開口は必然的に大きくなり、ストロボ装置の開口部が大きくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点を鑑み、第一反射面の開口を大きくすることなく、被写体に対する光量が均等になるように集光して照射できるようにしたストロボ装置を提供することを課題とする。
本発明に係るストロボ装置は、底部側に閃光放電管が配設され、閃光放電管からの光を被写体側に反射する第一反射面と、被写体側に面する閃光放電管の半外周面に接触乃至近接するように且つ光軸を挟むように所定の間隔をおいて配設され、閃光放電管からの光を第一反射面に反射する一対の第二反射面とを備え、前記第一反射面は、第一反射面の最深部に位置する閃光放電管の円弧面に接触乃至近接するように配設され、反射光が光軸方向に集光するような曲率に設定される第一曲面と、被写体側に面する閃光放電管の半外周面の両端部位から、被写体側に向かうにしたがって大きく開口するように延出される一対の第二曲面とで構成され、前記第二反射面は、閃光放電管からの光及び第一曲面による反射光を、第二反射面間を通して光軸方向に集光できる位置に配設されることを特徴とする。
この場合、被写体側とは反対側に照射される閃光放電管からの光が第一曲面で反射されて、第二反射面の間を通って光軸方向に集光されて被写体側に照射される。また、閃光放電管からの光が第二反射面で反射された後、第一曲面で反射され、上記と同様に、第二反射面間を通って光軸方向に集光されて被写体側に照射される。一方、第二曲面によって、不必要な領域に拡散しようとする、閃光放電管からの光及び反射光を被写体の周囲に集光させて照射できるようになる。
つまり、第一反射面の開口を大きくすることなく、換言すれば第一反射面を大型化することなく、被写体に対して略均等の光量を照射できるようになる。
請求項2記載の発明によれば、第二反射面を、閃光放電管の中心及び第二曲面の被写体側の端部を結ぶ一対の第一の直線と閃光放電管の外周面とが交差する点と、該両第一の直線と閃光放電管の内周面とが交差する点から光軸に沿って引かれる一対の第二の直線が閃光放電管の外周面と交差する点との間に設けるような構成を採用することもできる。
この場合、被写体に対する光量が略均等になるような位置に第二反射面を設定することができる。即ち、第二反射面の間を通過する光が、該第二反射面の位置によって低減されることなく照射される。また、不必要な領域に拡散しようとする、閃光放電管からの光及び反射光が、第二反射面によって妨げられることなく第二曲面で反射される。
請求項3記載の発明によれば、第一反射面の第一曲面が設けられる第一反射部材と、第二反射面が設けられる入射部、第一反射面の第二曲面が設けられる広角部、該広角部からの光を被写体側に照射するための光学パネルから構成される導光体とを備え、閃光放電管を、第一反射部材と導光体とで挟持するような構成を採用することもできる。この場合、閃光放電管を反射部材に固定するブッシングなどの部材が不要になると共に、閃光放電管の両端部に封止された電極と閃光放電管の外周面との間の絶縁がより確実になる他、光軸と第二反射面との位置合わせが不要となって、組み立て作業工程の簡素化が可能となる。
請求項4記載の発明によれば、第二反射面を金属蒸着膜で形成するようにしてもよい。この場合、金属板のプレスで成形した反射部材に第二反射面を設け、閃光放電管と組み合わせる場合に比べ、第二反射面を閃光放電管の外周面により密着できるようになるので効率よく第一曲面に反射できると共に、反射部材の部品公差などによって第二反射面の位置がずれ、光学性能が低下する恐れがない。
例えば、本発明を利用したストロボ装置に細管のキセノン管を用いる場合、閃光放電管の外周面に第二反射面を設けずに、導光体の入射部に金属蒸着膜による第二反射面を設け、閃光放電管と導光体の入射部を密着させることが好ましい。前記構成を用いることによって、細管の閃光放電管であっても容易に第二反射面を設けることが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、第一反射面の第一及び第二曲面の少なくとも一方が設けられる第一反射部材を、金属板のプレスで成形するようにしてもよい。
請求項6記載の発明によれば、第一反射面の第一及び第二曲面の少なくとも一方が設けられる第一反射部材を、樹脂成型によって成形し、第一及び第二曲面の少なくとも一方を金属蒸着膜により形成するようにしてもよい。例えば、本発明を利用したストロボ装置に細管のキセノン管を用いる場合には反射部材なども小型化され、加工が複雑になるが、樹脂成型によって曲面を成型した後に金属膜を蒸着することで、容易に反射部材を成形することが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、第一反射面の第一及び第二曲面の少なくとも一方の裏側に、熱伝導性シリコンを備えるような構成を採用することもできる。
例えば、閃光放電管として、外径が1.3mmのキセノン管などを用いた場合、外径1.3mmという細管に合わせた複雑な形状の反射傘は組み立て時に変形しやすく、わずかな歪みであっても光学性能に影響する恐れがあるため、反射傘の裏側にシリコンを設けることで、変形防止が可能になり、また、熱伝導性シリコンを採用することで放熱効果を得ることが可能となる。
請求項8記載の発明によれば、第一反射面の第一曲面及び第二曲面を、非球面形状にするような構成を採用することもできる。
この場合、第一曲面を非球面形状にすることによって、閃光放電管からの直接光を光軸方向に集光しやすくなり、第二曲面を非球面形状にすることによって、閃光放電管からの光束を被写体の周囲に照射しやすくなる。
本発明によれば、底部側に閃光放電管が配設される第一反射面を、反射光が光軸方向に集光するような曲率に設定される第一曲面と、被写体側に面する閃光放電管の半外周面の両端部位から、被写体側に向かうにしたがって大きく開口するように延出される一対の第二曲面とで構成し、被写体側に面する閃光放電管の半外周面に接触乃至近接する第二反射面を、閃光放電管からの光及び第一曲面による反射光を、第二反射面間を通して光軸方向に集光できる位置に配設するようにしたので、被写体に照射される光量が均一化される。また、第一反射面の小型化を図ることができる。
本発明に係る導光体の実施形態について図1及び図2を参照して説明する。
(第一実施形態)
まず、第一実施形態に係るストロボ装置について図1を参照して説明する。なお、図1を正面から見て、その左側を前側(被写体側)、右側を後側(装置本体側)として、この前後を基準にして上下左右が決定されるものとする。また、閃光放電管の中心と被写体とを結ぶ前後方向の軸線をX軸(光軸)とし、該X軸に対して直交する上下方向の軸線をY軸とする。
第一実施形態に係るストロボ装置は、複数の曲面によって略凹状の放物面、即ち第一反射面2が形成されると共に、該第一反射面2の底部側に閃光放電管3が配設される樹脂製の第一反射部材1と、被写体側に面する閃光放電管3の半外周面に隣接するように且つ光軸を挟むように所定の間隔をおいて配設される一対の第二反射部材7,7と、本ストロボ装置が組み込まれる、例えば、カメラや携帯電話などの装置本体9の開口9aに挿入された導光体10とを備えている。
第一反射面2は、第一反射面2の最深部に位置する閃光放電管3の円弧面に近接して配設され、閃光放電管3からの光が光軸方向に集光するような曲率、即ち上記円弧面よりも大きい曲率に設定された第一曲面4と、被写体の周囲に照射できるように、被写体側に面する閃光放電管3の半外周面の両端部位から、被写体側に向かうにしたがって大きく開口するように延出される一対の第二曲面5と、第一曲面4と第二曲面5の間に設けられ、閃光放電管3の外周面の外側に同心状に設けられた第三曲面6とで構成されている。
このように、第一反射面2は、異なる曲率に設定された複数の曲面、即ち第一〜第三曲面4〜6から構成されているので、第一反射面2の開口を大きくする必要がなく、小型化が可能になる。
そして、第一曲面4及び第二曲面5は、非球面形状を呈しており、次式を満たす。
(式)…y=x/R/[1+{1−(k+1)x/R1/2

x:第一反射面2の最深部から光軸と直交する方向における第一曲面4及び第二曲面5の位置
y:第一反射面2の最深部から光軸方向における第一曲面4及び第二曲面5の位置
第一曲面4:0<k<−1 R>閃光放電管3の半径
第二曲面5:0<k<−1 R<閃光放電管3の半径
第二反射部材7,7は、閃光放電管3外周面の軸方向に沿って帯状の金属蒸着膜によって形成され、その裏面に第二反射面8,8が構成される。そして、閃光放電管3からの光及び第一曲面4による反射光を、両第二反射面8,8の間を通して光軸方向に集光できる位置に設けられている。
この位置は以下のように設定される。即ち、閃光放電管3の中心と第二曲面5の被写体側端部(開口端部)を第一直線A,A’で結ぶ。つぎに、この両第一直線A,A’が閃光放電管3の内周面に交差する交点から光軸に沿って閃光放電管3の外周面に一対の第二直線を引き、その交点と閃光放電管3の中心とを直線B、B’で結ぶ。このように、閃光放電管3の中心から外周面に向かって一対の直線A,B、A’,B’が上下にそれぞれ設けられ、上側の両直線A,Bの間、及び下側の両直線A’,B’の間にそれぞれ金属が帯状に蒸着され、閃光放電管の外周面側が第二反射面8,8となる。例えば、直線A,A’は、Y軸に対して40度以下に設定され、直線B,B’は、Y軸に対して50度以下に設定される。この場合、従来のように、X軸(光軸)を基準にして、上記各直線A,B、A’,B’の角度を設定していないので、従来に比して、両第二反射面8,8の間の開口が大きく設定できる。つまり、第一曲面4及び第二反射面8,8からの反射光を、第二反射面8,8の開口を通過させて被写体に照射できるようになる。
また、第二反射面8,8の配置される位置は、閃光放電管の内径の頂上部及び底部(即ち、閃光放電管の中心からY軸方向に最も遠い内径の端部)からX軸(光軸)の略直線上に位置している。
一般的に、閃光放電管は内部に封止されたガス全体が励起され発光するため、閃光放電管の中心部のみならず、閃光放電管の内径の端部(例えば、図1で言う閃光放電管3の内径の頂上部及び底部)からも発光する。閃光放電管3の内径の端部から発光した光が照射角外(即ち、図1の直線A,B間、A’,B’間)に照射されることがないよう、第二反射面8,8を設け、第一曲面4に反射することが可能となる。
つぎに閃光放電管3が発光した場合の光の照射状態について説明する。閃光放電管3が放電によって発光すると、例えば第一曲面4に当たった閃光放電管3の直接光H1は、両第二反射面8,8の間を通ってX軸(光軸)方向に沿うように被写体に照射される。第二曲面5に当たった閃光放電管3の直接光H2は上下からX軸(光軸)に集光されて被写体に照射される。第三曲面6に当たった閃光放電管3の直接光H3は、第二曲面5に当たって被写体の周囲に照射される。一方、第二反射面8,8に当たった閃光放電管3の直接光H4は、第一曲面4に当たって両第二反射面8,8の間を通ってX軸(光軸)から上下に広がるように被写体の周囲に照射される。つまり、被写体に対する全体の光量が均一になるように照射される。
(第二実施形態)
つぎに第二実施形態に係るストロボ装置について図2を参照して説明する。なお、図2において、図1と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。
第二実施形態に係るストロボ装置は、図2に示すように、断面が略凹字形状の曲面、即ち第一反射面12が形成されると共に、該第一反射面12に閃光放電管3の半外周面が沿うように近接して設けられる樹脂製の第一反射部材11と、被写体側に面する閃光放電管3の半外周面に隣接するように設けられる導光体とを備えている。
この第一反射部材11は、金型によって反射面の曲面形状が形成された後に、金属蒸着によって第一反射面12が形成される。
第一反射面12は、第一反射部材11の最深部に位置する閃光放電管3の円弧面に接触するように配設され、閃光放電管3から光が光軸方向に集光するような曲率、即ち上記円弧面よりも大きい曲率に設定された第一曲面13と、該第一曲面13の両端部から延出され、閃光放電管3の外周面の外側に同心状に設けられた第三曲面15とで構成されている。
導光体16は、閃光放電管3の被写体側の外周面に接触する円弧状の曲面を有する入射部16aと、閃光放電管3からの光を被写体の周囲に照射できるように、被写体側に面する閃光放電管3の半外周面の両端部位から、被写体側に向かうにしたがって大きく開口するように延出される一対の曲面が形成される広角部16bと、第一反射部材11の上端面に当接する上側導光部16cと、第一反射部材11の下端面に当接する下側導光部16dと、装置本体18の開口部18aから被写体側に向かって延出される出射部16eとを備え、該出射部16eの被写体側に面する端面には一体化された板状の光学パネル17とを備えている。尚、出射部16eの被写体側に面する端面に直接フレネル面を設けることによって、光学パネル17の代わりとしても良い。
入射部16aの曲面は、閃光放電管3の外周面に、軸方向に沿って形成される第二反射面19,19が蒸着されている。そして、図1と同様に、閃光放電管3からの光及び第一曲面13による反射光を、両第二反射面19,19の間を通してX軸(光軸)方向に集光できる位置に設けられている。
広角部16bの曲面は、第一反射面12を構成する第二曲面14が設けられている。本実施例においては、第二曲面14は広角部16bの、上側導光部16c、下側導光部16d側の外曲面に金属蒸着膜によって形成される。
つぎに閃光放電管3が発光した場合の光の照射状態は、図1の場合と同様であり、第一曲面12に当たった閃光放電管3の直接光は、両第二反射面19,19の間を通って被写体に照射され、第二曲面14に当たった直接光は光軸方向に集光して被写体に照射され、第三曲面15に当たった直接光は、第二曲面14に当たって被写体の周囲に照射される。一方、第二反射面19,19に当たった直接光は、第一曲面13に当たって両第二反射面19,19の間を通って被写体の周囲に照射される。
なお、本発明は、前記の第一及び第二実施形態に限定することなく種々変更することができる。いうまでもなく、前記構成は、一例であることはいうまでもない。
本発明に係るストロボ装置は、カメラなどの撮像装置を構成するものとして有効に利用することができる。
本発明に係る第一実施形態に係るストロボ装置の要部拡大側面図 本発明に係る第二実施形態に係るストロボ装置の要部拡大側面図
符号の説明
1、11 第一反射部材
2、12 第一反射面
3 閃光放電管
4、13 第一曲面
5、14 第二曲面
6、15 第三曲面
7 第二反射部材
8、19 第二反射面
16 導光体
16a 入射部
16b 広角部
16e 出射部
17 光学パネル

Claims (8)

  1. 底部側に閃光放電管が配設され、閃光放電管からの光を被写体側に反射する第一反射面と、被写体側に面する閃光放電管の半外周面に接触乃至近接するように且つ光軸を挟むように所定の間隔をおいて配設され、閃光放電管からの光を第一反射面に反射する一対の第二反射面とを備え、前記第一反射面は、第一反射面の最深部に位置する閃光放電管の円弧面に接触乃至近接するように配設され、反射光が光軸方向に集光するような曲率に設定される第一曲面と、被写体の周囲に照射できるように、被写体側に面する閃光放電管の半外周面の両端部位から、被写体側に向かうにしたがって大きく開口するように延出される一対の第二曲面とで構成され、前記第二反射面は、閃光放電管からの光及び第一曲面による反射光を、第二反射面間を通して光軸方向に集光できる位置に配設されることを特徴とするストロボ装置。
  2. 第二反射面は、閃光放電管の中心及び第二曲面の被写体側の端部を結ぶ一対の第一の直線と閃光放電管の外周面とが交差する点と、該両第一の直線と閃光放電管の内周面とが交差する点から光軸に沿って引かれる一対の第二の直線が閃光放電管の外周面と交差する点との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載のストロボ装置。
  3. 第一反射面の第一曲面が設けられる第一反射部材と、第二反射面が設けられる入射部、第一反射面の第二曲面が設けられる広角部、該広角部からの光を被写体側に照射するための光学パネルから構成される導光体とを備え、閃光放電管が、第一反射部材と導光体とで挟持されることを特徴とする請求項1又は2に記載のストロボ装置。
  4. 第二反射面が金属蒸着膜であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のストロボ装置。
  5. 第一反射面の第一及び第二曲面の少なくとも一方が設けられる第一反射部材を、金属板のプレスで成形することを特徴とする請求項1又は2に記載のストロボ装置。
  6. 第一反射面の第一及び第二曲面の少なくとも一方が設けられる第一反射部材を、樹脂成型によって成形し、第一及び第二曲面の少なくとも一方を金属蒸着膜により形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のストロボ装置。
  7. 第一反射面の第一及び第二曲面の少なくとも一方の裏側に、熱伝導性シリコンを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のストロボ装置。
  8. 第一反射面の第一曲面及び第二曲面は、非球面形状に形成され、該非球面は次式を満たすことを特徴とする1乃至7のいずれか1項に記載のストロボ装置。

    (式)…y=x/R/[1+{1−(k+1)x/R1/2

    x:第一反射面の最深部から光軸と直交する方向における第一及び第二曲面の位置
    y:第一反射面の最深部から光軸方向における第一及び第二曲面の位置

    第一曲面:0<k<−1 R>閃光放電管半径
    第二曲面:0<k<−1 R<閃光放電管半径
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