JP2010121361A - 電子キーシステム及び携帯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】適正な電池交換時期を報知することができ、この報知後も使用することができる電子キーシステム及び携帯機を提供する。
【解決手段】
送信機(携帯機)100は、当該送信機100に実際に電源を供給する電池である供給電池を第1電池101及び第2電池103の間で切り替える切替スイッチ107と、この切替スイッチ107によって切り替えられた供給電池の電圧を検出する電圧検出部105と、電圧検出部105によって検出される電圧が所定の判定電圧Vthを下回るか否かを判断し、下回ると判断する場合、切替スイッチ107によって供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨をユーザに報知する判断制御部109を備える。
【選択図】図1
【解決手段】
送信機(携帯機)100は、当該送信機100に実際に電源を供給する電池である供給電池を第1電池101及び第2電池103の間で切り替える切替スイッチ107と、この切替スイッチ107によって切り替えられた供給電池の電圧を検出する電圧検出部105と、電圧検出部105によって検出される電圧が所定の判定電圧Vthを下回るか否かを判断し、下回ると判断する場合、切替スイッチ107によって供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨をユーザに報知する判断制御部109を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯機と車両側装置との間での無線通信を用いたコード照合の結果に基づいて、少なくとも車両ドアの施錠及び解錠の何れか一方を行なう電子キーシステム及びこの電子キーシステムを構成する携帯機に関する。
従来、この種の電子キーシステムを構成する携帯機として、いわゆるワイヤレス送信機やスマート携帯機が知られており、こうした携帯機にはリチウムコイン電池が1つのみ内蔵されている(例えば特許文献1参照)。リチウムコイン電池の電池電圧は残容量の低下に伴って低下することから、電池の残容量を把握する簡素な構成として電池電圧を検出する電圧検出回路を備える携帯機が知られている。この携帯機は、電圧検出回路にて検出する電池電圧が所定の判定電圧を下回った場合、内蔵電池の交換時期であるとして、その旨をユーザに報知する報知部も備えている。
しかしながら、例えば電池電圧を検出する際に電池の流し出している電流の電流値によって電池電圧が大きく変動してしまったり、電池自体の温度によって電池電圧が大きく変動してしまったり等、電池電圧は変動し易いことが知られている。また、リチウムコイン電池は、電池電圧が通電時には低下するものの、ある程度時間が経過すると再び上昇する特性を有している。そのため、上記簡素な構成では、残容量を正確に把握すること、ひいては、電池交換時期を正確にユーザに報知することは難しい。
特開2008−196194号公報
上述したように、上記簡素な構成では、残容量を正確に把握すること、ひいては、電池交換時期を正確にユーザに報知することは難しい。それにもかかわらず、リチウムコイン電池の使用可能期間が最長となるように上記判定電圧を設定することが求められている。
ここで、リチウムコイン電池は、同一の残容量であっても、残容量が少ないほど、常温時の電池電圧に対して低温時の電池電圧が低くなるという特性を有する。
例えば電池の使用期間が最長になるように冬場(低温時)を想定して上記判定電圧を低く設定したとする。低く設定すると、電池電圧が低い冬場においては、電池電圧が判定電圧を下回ったときの残容量は適量である。しかしながら、電池電圧が高い夏場においては、電池電圧が判定電圧を下回ったときの残容量は極めて少ないことを意味する。そのため、電池電圧が判定電圧を下回るとすぐに携帯機を使用することができなくなる可能性がある。
これに対し、夏場(高温時)も想定して上記判定電圧を僅かながら高く設定したとする。高く設定すると、電池電圧が高い夏場においても、電池電圧が判定電圧を下回ってすぐに使用できなくなることを防止することができる。しかしながら、電池電圧が低い冬場においては、電池電圧が判定電圧を下回ったとしても、十分な残容量であることが多い。それにもかかわらず電池交換時期であるとして報知するため、結果として、短期間で電池交換を行なうことになる。
このように、冬場を想定して判定電圧を設定すると、夏場では電池交換時期である旨の報知を受けてから短期間で携帯機が使用できなくなってしまい、逆に、夏場を想定して判定電圧を設定すると、冬場では短期間で電池交換を行なうことになるという、相反する課題が存在する。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、適正な電池交換時期を報知することができ、この報知後も使用することができる電子キーシステム及び携帯機を提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ユーザに携帯される携帯機と車両に搭載される車両側装置との間での無線通信を用いたコード照合の結果に基づいて、少なくとも車両ドアの施錠及び解錠の何れか一方を行なうとともに、前記携帯機の内蔵電池の交換時期の報知を行なう電子キーシステムであって、前記携帯機は、前記内蔵電池として第1電池及び第2電池を備えるとともに、前記携帯機の固有情報を通信コード化し、この通信コードを電波にて送信する携帯機送信部と、前記携帯機送信部を含め当該携帯機に実際に電源を供給する電池である供給電池を、前記第1電池及び第2電池の間で切り替える切替スイッチと、前記切替スイッチによって切り替えられた供給電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることに基づいて、前記切替スイッチによって前記供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知する判断制御部とを備えており、前記車両側装置は、前記携帯機側送信部から送信された通信コードを電波にて受信する車両側装置受信部と、前記車両側装置受信部によって受信される通信コードに含まれる前記固有情報に基づいて前記携帯機を照合する照合部と、前記照合部によって前記携帯機の照合が成立する場合、前記車両ドアの施錠及び解錠のいずれか一方を行なう車両制御部とを備えることを特徴とする。
電子キーシステムとしてのこのような構成では、まず、切替スイッチによって、当該携帯機に実際に電源を供給する電池である供給電池が第1電池及び第2電池の間で切り替えられ、電圧検出部によって、この供給電池の電圧が検出される。そして、判断制御部は、供給電池の電圧が所定の判定電圧を下回ると判断することに基づいて、供給電池(切換元の電池)を一方の電池(切替先の電池)へ切り替えるとともに、他方の電池(切替元の電池)が交換時期にある旨をユーザに報知する。これにより、切替先の電池が十分な残容量を有している場合には、冬場(低温時)であろうと、夏場(高温時)であろうと、切替元の電池電圧が判定電圧を下回るとすぐに携帯機を使用することができなくなるようなことはなくなるため、所定の判定電圧を極力低く設定することができるようになる。これによって、冬場(低温時)であろうと、夏場(高温時)であろうと、切替元の電池電圧の残容量が十分であるにもかかわらず電池交換時期であるとして報知してしまうようなことはなくなる。このように、適正な切替元の電池交換時期を報知することができ、この報知後も使用することができるようになる。
上記請求項1に記載の構成において、請求項2に記載の発明では、前記判断制御部は、前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることが連続して所定回数に達したことに基づいて、前記切替スイッチによって前記供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知することとした。これにより、供給電池の推定残容量に係る精度が向上し、ひいては、供給電池の切替実行精度及び電池交換時期の報知実行精度を向上することができるようになる。
なお、携帯機の内蔵電池の交換時期のユーザへの報知は、携帯機にて行なってもよく、車両側装置にて行なってもよい。
詳しくは、上記請求項1または2に記載の構成において、請求項3に記載の発明のように、前記車両側装置は、前記携帯機の内蔵電池の交換時期を報知する報知部をさらに備え、前記判断制御部は、前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることに基づいて、前記携帯機送信部を用いて、他方の電池が交換時期にある旨を通信コード化し、この通信コードを送信させる一方、前記車両制御部は、前記車両側受信部によって受信された通信コードに、他方の電池が交換時期にある旨が抽出されることに基づいて、前記報知部を用いて、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知することとしてもよく、請求項4に記載の発明のように、前記携帯機は、当該携帯機の内蔵電池の交換時期を報知する報知部をさらに備え、前記判断制御部は、前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることに基づいて、前記報知部を用いて、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知することとしてもよい。さらには、上記請求項3に記載の構成及び上記請求項4に記載の構成を併用することで、携帯機の内蔵電池の交換時期のユーザへの報知を携帯機及び車両側装置双方にて行なってもよい。
また、報知部による報知態様も任意である。そのため、上記請求項3または4に記載の構成において、請求項5に記載の発明のように、前記報知部は、所定のパターンにて発光する複数の発光素子、文字及び画像を表示するグラフィック表示部、並びに音声を出力する音声出力部の少なくとも1つであることとしてもよい。
また、上記請求項1〜5のいずれか一項に記載の構成において、請求項6に記載の発明のように、前記第2電池は、その蓄電可能容量が前記第1電池よりも少ない電池であることとしてもよい。これにより、携帯機に電源を供給する主の内蔵電池として第1電池を、この第1電池が交換される間をつなぐバックアップ用の内蔵電池として第2電池を、それぞれ使用することができるようになる。上記構成によれば、2つの電池を内蔵することに起因して懸念される携帯機の体格の大型化を抑制することができるようになる。
こうした請求項6に記載の構成においては、請求項7に記載の発明のように、前記第1電池及び前記第2電池の別に異なる判定電圧が定められており、前記判断制御部は、これら異なる判定電圧のうち、前記切替スイッチによって切り替えられた供給電池に対して定められた判定電圧を用いて判断することとしてもよい。これにより、第1電池及び第2電池それぞれの蓄電可能容量に応じて異なる判定電圧を定めることが可能となる。
またさらに、請求項8に記載の発明のように、前記第1電池及び前記第2電池の別に異なる報知内容が定められており、前記判断制御部は、これら異なる報知内容のうち、前記他方の電池に対し定められた報知内容にて前記ユーザに報知することが望ましい。これにより、第1電池及び第2電池のどちらの電池を交換すべきかユーザに指示することが可能となる。また、電池を交換せずに携帯機が使い続けられた場合には、携帯機自体が使用できなくなる旨をより強く警告することも可能となる。
もっとも、上記請求項1〜5のいずれか一項に記載の構成において、請求項9に記載の発明のように、前記第2電池は、その蓄電可能容量が前記第1電池と同一であることとしてもよい。これにより、携帯機に電源を供給する主の内蔵電池として、第1電池及び第2電池の双方とも使用することができるようになる。
一方、上記目的を達成するため、請求項10に記載の発明では、ユーザに携帯され、車両に搭載される車両側装置との無線通信を用いたコード照合の結果に基づいて、少なくとも車両ドアの施錠及び解錠の何れか一方を行なうとともに、内蔵電池の交換時期の報知を行なう携帯機であって、前記内蔵電池として第1電池及び第2電池を備えるとともに、固有情報を通信コード化し、この通信コードを送信する携帯機送信部と、前記携帯機送信部を含め当該携帯機に実際に電源を供給する電池である供給電池を、前記第1電池及び第2電池の間で切り替える切替スイッチと、前記切替スイッチによって切り替えられた供給電池の電圧を検出する電圧検出部と、前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることに基づいて、前記切替スイッチによって前記供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知する判断制御部とを備えることとした。
携帯機としてのこのような構成では、上記請求項1に記載の構成と同様に、まず、切替スイッチによって、当該携帯機に実際に電源を供給する電池である供給電池が第1電池及び第2電池の間で切り替えられ、電圧検出部によって、この供給電池の電圧が検出される。そして、判断制御部は、供給電池の電圧が所定の判定電圧を下回ると判断することに基づいて、供給電池(切換元の電池)を一方の電池(切替先の電池)へ切り替えるとともに、他方の電池(切替元の電池)が交換時期にある旨をユーザに報知する。これにより、切替先の電池が十分な残容量を有しており、且つ、所定の判定電圧が低温時を想定して低く設定されている場合には、冬場(低温時)であろうと、夏場(高温時)であろうと、切替元の電池電圧が判定電圧を下回るとすぐに携帯機を使用することができなくなるようなことはなくなり、切替元の電池電圧の残容量が十分であるにもかかわらず電池交換時期であるとして報知してしまうようなことはなくなる。このように、適正な切替元の電池交換時期を報知することができ、この報知後も使用することができるようになる。
以下、本発明に係る電子キーシステムの一実施の形態について、図1〜図3を参照しつつ説明する。なお、図1(a)は、本実施の形態の電子キーシステムを構成する送信機100の全体構成を示すブロック図であり、図1(b)は、本実施の形態の電子キーシステムを構成する車両側装置200の全体構成を示すブロック図である。
電子キーシステムは、ユーザに携帯される送信機100(図1(a))と図示しない車両に搭載される車両側装置(図1(b))を備えている。なお、本実施の形態では、送信機100と車両側装置200との間での無線通信を用いたコード照合の結果に基づいて、車両ドア(図示略)の施錠及び解錠を行なういわゆるワイヤレスリモートコントロールシステムとして実現されている。
はじめに、図1(a)を参照して、送信機100の構成及び機能について説明する。図1(a)に示されるように、送信機100は、第1電池101、第2電池103、電圧検出部105、判断制御部109、ロックスイッチ111、アンロックスイッチ113、及び送信部115等々を有して構成されている。
このうち、第1電池101及び第2電池103は、送信機100の筐体内に内蔵された例えばリチウムコイン電池であり、後述の電圧検出部105、判断制御部109及び送信部115等々に電源を供給する。ちなみに、これら第1電池101及び第2電池103の夏場(高温時)における正常電圧は例えば「3.2[V]」であり、冬場(低温時)における正常電圧は例えば「2.9[V]」となっている。なお、ここでいう正常電圧とは、十分な残容量を有する状態においてリチウムコイン電池から出力される電圧である。
第1電池101は、電圧検出部105、判断制御部109及び送信部115等々に電源を供給する主の内蔵電池として使用され、第2電池103は、この第1電池101が交換される間をつなぐバックアップ用の内蔵電池として使用される。このように異なる目的にて使用されることから、第2電池103の蓄電可能容量は第1電池101の蓄電可能容量ほど不要であり、第2電池103は第1電池101よりも少ない蓄電可能容量とされている。これにより、2つの電池を内蔵することに起因して懸念される送信機100の体格の大型化を抑制している。
電圧検出部105は、当該電圧検出部105及び判断制御部109並びに送信部115に実際に電源を供給する電池である供給電池を、上記第1電池101及び第2電池103の何れか一方の電池(切替元の電池)に設定する切替スイッチ107を有している。そして、電圧検出部105は、判断制御部109から入力される後述の切替信号が入力されると、切替スイッチ107によって、供給電池を他方の電池(切替先の電池)に設定する。
既述したように、第1電池101及び第2電池103は主の内蔵電池及びバックアップ用の内蔵電池としてそれぞれ使用されるため、電圧検出部105は、当初、第1電池101を供給電池として設定しておき、判断制御部109から切替信号が入力されると、第2電池103を供給電池として設定することが多い。また、本実施の形態では、この切替スイッチ107として例えば半導体スイッチを採用するが、第1電池101及び第2電池103を切り替えて供給電池として設定することができればよいため、半導体スイッチに限らず適宜のスイッチを採用することができる。
また、電圧検出部105は、切替スイッチ107によって切り替えられ、設定された供給電池の電圧を検出する。そして、電圧検出部105は、供給電池の電圧を検出すると、後段に接続された判断制御部109にその検出結果を出力する。
ロックスイッチ111は、車両ドアを施錠するためにユーザが手動操作するスイッチであり、アンロックスイッチ113は、車両ドアを解錠するためにユーザが手動操作するスイッチである。これらロックスイッチ111及びアンロックスイッチ113は、ユーザによって手動操作されると、後段に接続された判断制御部109に対し、その手動操作された旨を示す信号である施錠信号及び解錠信号をそれぞれ出力する。
判断制御部109は、実際には、周知のCPU、例えばROMやRAM等のメモリ、I/O、及びこれらを接続するバスラインを有する通常のコンピュータとして構成されている(いずれも図示略)。以下では、メモリに記憶保持されたプログラムがCPUによって実行されることにより、判断制御部109の下記機能が実現されるものとして説明する。
判断制御部109は、供給電池から電源の供給を受けて動作し、電圧検出部105から入力される検出結果に基づいて供給電池の電圧を監視する。詳しくは、判断制御部109は、電圧検出部105によって検出される電圧と所定の判定電圧Vth(例えば「2.2V」)とを比較する。そして、判定電圧Vthを下回ると判断する場合、判断制御部109は、電圧検出部105に対して切替信号を出力する。
また、判断制御部109は、電圧検出部105から施錠信号や解錠信号が入力されると、車両側装置200に対する車両ドアの施錠指示や解錠指示を、上記メモリに記憶保持された当該送信機100の固有情報とともに通信コード化し、通信コードを生成する。そして、判断制御部109は、後段に接続された送信部115に、この生成した通信コードを出力する。
また、判断制御部109は、電圧検出部105によって検出される電圧が判定電圧Vthを下回ると判断すると、他方の電池(切替元の電池)が交換時期にある旨をユーザに報知すべき指示を、当該送信機100の固有情報とともに通信コード化し、電池電圧低下情報を含む通信コードを生成する。そして、判断制御部109は、後段に接続された送信部115に、この生成した通信コードを出力する。
送信部115は、判断制御部109から通信コードが入力されると、この入力された通信コードを送信用アンテナ117から高周波数帯のRF電波にて車両側装置200に対し送信する。なお、送信部115や送信用アンテナ117については公知であるため、ここでの詳しい説明を割愛する。なお、送信部115及び送信用アンテナ117が特許請求の範囲に記載の携帯機送信部に相当する。
以上説明したように構成された送信機100が特許請求の範囲に記載の携帯機に相当する。
次に、図1(b)を参照して、車両側装置200の構成及び機能について説明する。この図1(b)に示されるように、車両側装置200は、受信用アンテナ201、受信部203、照合制御部205、車両ドア制御部211、グラフィック表示部213及び音声出力部215等々を有して構成されている。
このうち、受信部203は、送信機100から送信されるRF電波を受信可能な受信用アンテナ201を有し、車両の所定位置に設置されている。そして、受信部203は、受信用アンテナ201によってRF電波を受信すると、後段に接続された照合制御部205に受信信号として出力する。なお、受信用アンテナ201や受信部203については公知であるため、ここでの詳しい説明を割愛する。また、これら受信用アンテナ201及び受信部203が特許請求の範囲に記載の車両側装置受信部に相当する。
照合制御部205は、実際には、周知のCPU207、例えばROMやRAM等のメモリ209、I/O及びこれらを接続するバスラインを有する通常のコンピュータとして構成されている(一部図示略)。以下では、メモリ209に記憶保持されたプログラムがCPU207によって実行されることにより、照合制御部205の下記機能が実現されるものとして説明する。
照合制御部205は、受信部203から入力された受信信号に基づき上記通信コードを解析する。詳しくは、照合制御部205は、まず、通信コードに含まれる送信機100の固有情報がメモリ209に予め記憶保持された固有情報と一致するか否かを判断(照合)する。ここで、一致しないと判断される場合、受信部203にて受信されたRF電波は送信機100から送信されたRF電波ではないことを意味し、照合が成立しなかったことを意味する。このとき、照合制御部205は、受信信号に含まれる車両側装置200に対する指示を無視する。一方、一致すると判断される場合、受信部203にて受信されたRF電波は送信機100から送信されたRF電波であることを意味し、照合が成立したことを意味する。このとき、照合制御部205は、受信信号に含まれる車両側装置200に対する指示を判別する。このように、照合制御部205が特許請求の範囲に記載の照合部に相当する。
既述したように、通信コードには、車両側装置200に対する車両ドアの施錠指示または解錠指示が含まれている。車両ドアの施錠指示が含まれていると判別された場合、照合制御部205は、後段に接続された車両ドア制御部211に対し、車両ドア全てを施錠する指示である施錠信号を出力する。一方、車両ドアの解錠指示が含まれていると判別された場合、照合制御部205は、車両ドア制御部211に対し、車両ドア全てを解錠する指示である解錠信号を出力する。
また、これも既述したように、通信コードには、電池電圧低下情報が含まれている場合がある。電池電圧低下情報が含まれていると判別された場合、照合制御部205は、グラフィック表示部213に対し、送信機100の内蔵電池の交換時期をユーザに対し報知する指示である報知信号を出力する。
車両ドア制御部211は、照合制御部205と接続され、上記施錠信号及び上記解錠信号の受信が可能である。ここで、車両ドア制御部211は、照合制御部205から上記施錠信号が入力されると、車両ドアを全て施錠する。一方、車両ドア制御部211は、照合制御部205から上記解錠信号が入力されると、車両ドアを全て解錠する。なお、この車両ドア制御部211が特許請求の範囲に記載の車両制御部に相当する。
グラフィック表示部213は、照合制御部205に接続されており、上記報知信号の受信が可能である。ここで、グラフィック表示部213は、照合制御部205から上記報知信号が入力されると、例えばテキスト(文字)や画像等にて、送信機100の内蔵電池の交換時期を報知する。なお、車両のユーザが視認可能であれば、グラフィック表示部213の設置位置は任意である。また、このグラフィック表示部213が特許請求の範囲に記載の報知部に相当する。
音声出力部215は、照合制御部205に接続されており、上記報知信号の受信が可能である。ここで、音声出力部215は、照合制御部205から上記報知信号が入力されると、例えばブザーや音声等にて、送信機100の内蔵電池の交換時期を報知する。なお、車両のユーザが聴くことが可能であれば、音声出力部215の設置位置は任意である。また、この音声出力部215が特許請求の範囲に記載の報知部に相当する。
以下、送信機100の動作について、図2を参照しつつ説明する。なお、図2は、送信機100によって実行される送信処理S1の処理手順を示すフローチャートである。また、この送信処理S1は、ロックスイッチ111及びアンロックスイッチ113のいずれか一方がユーザによって手動操作されることで実行開始される。また、当初、切替スイッチ107によって、送信機100の供給電池は第1電池101に設定されているものとする。
こうした前提のもと、ユーザがロックスイッチ111及びアンロックスイッチ113の何れか一方を手動操作すると、施錠信号または解錠信号が電圧検出部105を介して判断制御部109に入力される。施錠信号または解錠信号が入力されると、判断制御部109は、ステップS10の処理として、車両ドアの施錠指示または車両ドアの解錠指示を当該送信機100の固有情報とともに通信コード化し、通信コードを生成する。
通信コードが生成されると、判断制御部109は、生成した通信コードを送信部115に出力し、続くステップS11の処理として、この送信部115及び送信用アンテナ117を用いて高周波数帯のRF電波にて車両側装置200に対し通信コードを送信する。
RF電波にて通信コードを送信すると、判断制御部109は、続くステップS12の判断処理として、供給電池(この場合、第1電池101)の電圧が判定電圧Thを下回るか否かを判断する。
ここで、供給電池の電圧が判定電圧Thを下回らないと判断される場合(ステップS12の判断処理で「NO」)、判断制御部109は、続くステップS13の判断処理として、スイッチ操作が継続されているか否かを判断する。すなわち、判断制御部109は、第1電池101の電圧が判定電圧Th以上であると判断される場合、ロックスイッチ111及びアンロックスイッチ113のいずれか一方から電圧検出部105を介して施錠信号または解錠信号が継続して入力されているか否かを判断する。
ここで、施錠信号または解錠信号が継続して入力されていないと判断する場合(ステップS13の判断処理で「NO」)、判断制御部109は、この送信処理S1を一旦終了する一方、先のステップS13の判断処理において、施錠信号または解錠信号が継続して入力されていると判断する場合(ステップS13の判断処理で「YES」)、判断制御部109は、続くステップS14の処理として、送信部115及び送信用アンテナ117を用いてRF電波の送信を継続するとともに、先のステップS13の判断処理を再度実行する。換言すれば、判断制御部109は、ロックスイッチ111またはアンロックスイッチ113のユーザによる手動操作が行なわれなくなるまで、ステップS13の判断処理及びステップS14の処理を繰り返し実行する。
また、先のステップS12の判断処理において、供給電池の電圧が判定電圧Thを下回ると判断される場合(ステップS12の判断処理で「YES」)、判断制御部109は、電池電圧低下情報を通信コードに付加する。詳しくは、判断制御部109は、切替元の電池(第1電池101)が交換時期にある旨をユーザに報知すべき指示を、当該送信機100の固有情報とともに通信コード化し、電池電圧低下情報を含む通信コードを生成する。
そして、判断制御部109は、先のステップS13の判断処理と同様に、続くステップS16の判断処理として、スイッチ操作が継続されているか否かを判断する。すなわち、判断制御部109は、施錠信号または解錠信号が継続して入力されているか否かを判断する。
ここで、施錠信号または解錠信号が継続して入力されていないと判断する場合(ステップS16の判断処理で「NO」)、判断制御部109は、この送信処理S1を一旦終了する一方、先のステップS16の判断処理において、施錠信号または解錠信号が継続して入力されていると判断する場合(ステップS16の判断処理で「YES」)、判断制御部109は、続くステップS17の処理として、送信部115及び送信用アンテナ117を用いて、高周波数帯のRF電波にて電池電圧低下情報を含む通信コードを車両側装置200に対し送信する。さらに、判断制御部109は、続くステップS18の処理として、電圧検出部105に対し切替信号を出力し、先のステップS16の判断処理を再度実行する。ちなみに、この切替信号が入力されると、電圧検出部105は、切替スイッチ107によって供給電池を他方の電池(この場合、第2電池103)に切替・設定する。そして、判断制御部109は、ロックスイッチ111またはアンロックスイッチ113のユーザによる手動操作が行なわれなくなるまで、ステップS16の判断処理、ステップS17の処理及びステップS18の処理を繰り返し実行する。
以下、車両側装置200の動作について、図3を参照しつつ説明する。なお、図3は、車両側装置200によって実行される受信処理S2の処理手順を示すフローチャートである。なお、この受信処理S2は、受信用アンテナ201及び受信部203によってRF電波を受信することで実行開始される。
こうした前提のもと、受信用アンテナ201及び受信部203によってRF電波を受信すると、照合制御部205は、ステップS20の処理として、受信部203から入力された受信信号に基づき通信コードを解析する。詳しくは、照合制御部205は、まず、通信コードに含まれる送信機100の固有情報がメモリ209に予め記憶保持された固有情報と一致するか否かを判断(照合)する。ここで、照合が成立しない場合、照合制御部205は、受信信号に含まれる車両側装置200に対する指示を無視する一方、照合が成立する場合、照合制御部205は、受信信号に含まれる車両側装置200に対する指示を判別する。そして、車両ドアの施錠指示が含まれていると判別された場合、照合制御部205は、車両ドア制御部211に対し、車両ドア全てを施錠する指示である施錠信号を出力する一方、車両ドアの解錠指示が含まれていると判別された場合、照合制御部205は、車両ドア制御部211に対し、車両ドア全てを解錠する指示である解錠信号を出力する。
また、照合制御部205は、続くステップS21の判断処理として、受信信号に電池電圧低下情報が含まれているか否かを判断する。ここで、電池電圧低下情報が含まれていると判断される場合(ステップS21の判断処理で「YES」)、照合制御部205は、続くステップS22の処理として、交換時期にある旨を報知する。詳しくは、照合制御部205は、グラフィック表示部213及び音声出力部215に対し、送信機100の内蔵電池の交換時期をユーザに対し報知する指示である報知信号を出力する。ちなみに、報知信号が入力されると、グラフィック表示部213は、テキスト(文字)や画像等にて、送信機100の内蔵電池の交換時期を報知し、音声出力部215は、例えばブザーや音声等にて、送信機100の内蔵電池の交換時期を報知する。一方、電池電圧低下情報が含まれていると判断されない場合(ステップS21の判断処理で「NO」)、照合制御部205は受信処理S2をそのまま一旦終了する。
以上説明したように、本実施の形態の電子キーシステムでは、切替スイッチ107によって、供給電池が第1電池及び第2電池の間で切り替えられ、電圧検出部105によって、この供給電池の電圧が検出される。そして、判断制御部109は、供給電池の電圧が所定の判定電圧Vthを下回ると判断すると、供給電池を他方の電池(切替元の電池)から一方の電池(切替先の電池)へ切り替えるとともに、他方の電池(切替元の電池)が交換時期にある旨をユーザに報知する。これにより、冬場(低温時)であろうと、夏場(高温時)であろうと、切替元の電池電圧が判定電圧を下回るとすぐに送信機100を使用することができなくなるようなことはなくなり、切替元の電池電圧の残容量が十分であるにもかかわらず電池交換時期であるとして報知してしまうようなことはなくなる。このように、適正な切替元の電池交換時期を報知することができ、この報知後も使用することができるようになる。
なお、本発明に係る電子キーシステム及び送信機100は、上記実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々に変形して実施することが可能である。すなわち、上記実施の形態を適宜変更した例えば次の形態として実施することもできる。
上記実施の形態では、蓄電可能容量が第1電池101よりも少ない電池を第2電池103として採用したが、これに限らない。他に例えば、蓄電可能容量が第1電池101と同一である電池を第2電池103として採用してもよい。あるいは、蓄電可能容量が第1電池101よりも多い電池を第2電池103として採用してもよい。
なお、第1電池101及び第2電池103の蓄電可能容量が異なる場合、これら第1電池101及び第2電池103の別に異なる判定電圧を定め、判断制御部109は、これら異なる判定電圧のうち、切替スイッチ107によって切り替えられた供給電池に対して定められた判定電圧を用いて判断してもよい。これにより、第1電池101及び第2電池103それぞれの蓄電可能容量に応じて異なる判定電圧を定めることが可能となる。
さらに、第1電池101及び第2電池103の別に異なる報知内容を定めてもよい。これにより、第1電池101及び第2電池103のどちらの電池を交換すべきかユーザに指示することが可能となる。また、電池を交換せずに送信機100が使い続けられた場合には、送信機100自体が使用できなくなる旨をより強く警告することも可能となる。
上記実施の形態では、電池交換時期である旨を報知する報知部として、文字及び画像を表示するグラフィック表示部213、及び、音声を出力する音声出力部215を採用していたが、これに限らない。他に例えば、所定のパターンにて発光する複数の発光素子(LED)を報知部として採用してもよい。また、これらグラフィック表示部21、音声出力部215、発光素子の少なくとも1つを報知部として採用することとしてもよい。
上記実施の形態では、こうした報知部を車両側装置200が備えることとしたが、これに限らず、報知部を送信機100が備えることとしてもよい。
上記実施の形態では、先のステップS12の判断処理に示されるように、判断制御部109は、電圧検出部105によって検出される供給電池の電圧が判定電圧Thを下回るか否かの判断を1度のみ実行していたが、これに限らない。判断制御部109は、電圧検出部105によって検出される電圧が判定電圧Vthを下回るか否かの判断を複数回実行してもよい。そして、判断制御部109は、下回ると判断されることが連続して所定回数に達する場合に、切替スイッチ107によって供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨をユーザに報知することとしてもよい。ただし、背景技術の欄にも記載したように、リチウムコイン電池は、電池電圧が通電時には低下するものの、ある程度時間が経過すると再び上昇する特性を有している。そのため、こうした電圧の回復時間を考慮した時間間隔をもって、上記電圧が判定電圧Vthを下回るか否かの判断を連続して行なうことが望ましい。これにより、供給電池の切替実行精度及び電池交換時期の報知実行精度を向上することができるようになる。
上記実施の形態では、送信機100と車両側装置200との間での無線通信を用いたコード照合の結果に基づいて、少なくとも車両ドアの施錠及び解錠のいずれか一方を行なういわゆるワイヤレスリモートコントロールシステムに適用していたが、これに限らない。携帯機と車両側装置との間での無線双方向通信を用いたコード照合の結果に基づいて、車両の制御のうち少なくとも車両ドアの施錠及び解錠の何れか一方を行なういわゆるスマートシステムに適用することもできる。
100…送信機(携帯機)、101…第1電池、103…第2電池、105…電圧検出部、107…切替スイッチ、109…判断制御部、111…ロックスイッチ、113…アンロックスイッチ、115…送信部、117…送信用アンテナ、200…車両側装置、201…受信アンテナ、203…受信部、205…照合制御部、207…CPU、209…メモリ、211…車両ドア制御部、213…グラフィック表示部、215…音声出力部
Claims (10)
- ユーザに携帯される携帯機と車両に搭載される車両側装置との間での無線通信を用いたコード照合の結果に基づいて、少なくとも車両ドアの施錠及び解錠の何れか一方を行なうとともに、前記携帯機の内蔵電池の交換時期の報知を行なう電子キーシステムであって、
前記携帯機は、
前記内蔵電池として第1電池及び第2電池を備えるとともに、
前記携帯機の固有情報を通信コード化し、この通信コードを電波にて送信する携帯機送信部と、
前記携帯機送信部を含め当該携帯機に実際に電源を供給する電池である供給電池を、前記第1電池及び第2電池の間で切り替える切替スイッチと、
前記切替スイッチによって切り替えられた供給電池の電圧を検出する電圧検出部と、
前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることに基づいて、前記切替スイッチによって前記供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知する判断制御部とを備えており、
前記車両側装置は、
前記携帯機側送信部から送信された通信コードを電波にて受信する車両側装置受信部と、
前記車両側装置受信部によって受信される通信コードに含まれる前記固有情報に基づいて前記携帯機を照合する照合部と、
前記照合部によって前記携帯機の照合が成立する場合、前記車両ドアの施錠及び解錠のいずれか一方を行なう車両制御部とを備えることを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項1に記載の電子キーシステムにおいて、
前記判断制御部は、前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることが連続して所定回数に達したことに基づいて、前記切替スイッチによって前記供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知することを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項1または2に記載の電子キーシステムにおいて、
前記車両側装置は、前記携帯機の内蔵電池の交換時期を報知する報知部をさらに備え、
前記判断制御部は、前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることに基づいて、前記携帯機送信部を用いて、他方の電池が交換時期にある旨を通信コード化し、この通信コードを送信させる一方、
前記車両制御部は、前記車両側受信部によって受信された通信コードに、他方の電池が交換時期にある旨が抽出されることに基づいて、前記報知部を用いて、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知することを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子キーシステムにおいて、
前記携帯機は、当該携帯機の内蔵電池の交換時期を報知する報知部をさらに備え、
前記判断制御部は、前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることに基づいて、前記報知部を用いて、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知することを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項3または4に記載の電子キーシステムにおいて、
前記報知部は、所定のパターンにて発光する複数の発光素子、文字及び画像を表示するグラフィック表示部、並びに音声を出力する音声出力部の少なくとも1つであることを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子キーシステムにおいて、
前記第2電池は、その蓄電可能容量が前記第1電池よりも少ない電池であることを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項6に記載の電子キーシステムにおいて、
前記第1電池及び前記第2電池の別に異なる判定電圧が定められており、
前記判断制御部は、これら異なる判定電圧のうち、前記切替スイッチによって切り替えられた供給電池に対して定められた判定電圧を用いて判断することを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項7に記載の電子キーシステムにおいて、
前記第1電池及び前記第2電池の別に異なる報知内容が定められており、
前記判断制御部は、これら異なる報知内容のうち、前記他方の電池に対し定められた報知内容にて前記ユーザに報知することを特徴とする電子キーシステム。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子キーシステムにおいて、
前記第2電池は、その蓄電可能容量が前記第1電池と同一であることを特徴とする電子キーシステム。 - ユーザに携帯され、車両に搭載される車両側装置との無線通信を用いたコード照合の結果に基づいて、少なくとも車両ドアの施錠及び解錠の何れか一方を行なうとともに、内蔵電池の交換時期の報知を行なう携帯機であって、
前記内蔵電池として第1電池及び第2電池を備えるとともに、
固有情報を通信コード化し、この通信コードを送信する携帯機送信部と、
前記携帯機送信部を含め当該携帯機に実際に電源を供給する電池である供給電池を、前記第1電池及び第2電池の間で切り替える切替スイッチと、
前記切替スイッチによって切り替えられた供給電池の電圧を検出する電圧検出部と、
前記電圧検出部によって検出される電圧が所定の判定電圧を下回ると判断されることに基づいて、前記切替スイッチによって前記供給電池を一方の電池へ切り替えるとともに、他方の電池が交換時期にある旨を前記ユーザに報知する判断制御部とを備えることを特徴とする携帯機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008296072A JP2010121361A (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | 電子キーシステム及び携帯機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012160948A1 (ja) * | 2011-05-26 | 2012-11-29 | 三洋電機株式会社 | 通報システムおよび通報装置 |
CN108761345A (zh) * | 2018-06-07 | 2018-11-06 | 深圳市小石安防科技有限公司 | 智能锁提醒电池电量方法及装置 |
-
2008
- 2008-11-19 JP JP2008296072A patent/JP2010121361A/ja active Pending
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JP2012247909A (ja) * | 2011-05-26 | 2012-12-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 通報システム |
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