JP2010119777A - キー入力装置の殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の殺菌装置は、収納箱に紫外線光源を設置したものであり、キーボード等のような多数の凹凸を持つ複雑な形状に対応したものではなかった。そのため、従来の殺菌装置で照射を行っても、行列状に配列されたキーボタン同士が影を作り、キーボタンの底部まで紫外線は届かない問題点があった。また、公共機関等に設置され多数の人で共有するキーボード等を介して人から人へとウイルスに感染する事実が報告されており、この感染を抑制することも望まれていた。
【解決手段】 本発明の殺菌装置では、横長扁平状の筐体を持つ殺菌装置1内に2本の紫外線管状ランプ12a、12bを天板側に設け、紫外線管状ランプを囲むように上面反射板13と筐体10の側面に側面反射板14とを設けることで、キー入力装置2の上面および側面に紫外線を照射することで解決するものである。
【選択図】図6

Description

本発明は、紫外線の直射光あるいは反射光をキー入力装置の上方および側面から照射し、キー入力装置の細部に付着した細菌までも殺菌するキー入力装置の殺菌装置に関する。
従来の紫外線殺菌装置は、箱形からなる収納部に紫外線光源を設置し、収納部内に置いた被殺菌物の表面に紫外線光源を照射して、照射された箇所のみを殺菌するものが一般的である。
特許文献1には、収納箱の内壁を金属板等で構成し、箱の側面にカーテン状の出し入れ口を設け、箱内部に紫外線光源を設置して、箱内に収納された被殺菌対象物を殺菌する紫外線殺菌装置が開示されている。この殺菌装置は、紫外線光源から出射した直射光と出し入れ口を除く内壁からの反射光とを用いて、被殺菌対象物の照射された箇所を殺菌する。また、カーテン状の出し入れ口に耐紫外線特性の材料を用いることで、紫外線光源から放射された紫外線がカーテン状の隙間から外部へ漏れるのを防いでいる。
しかし、特許文献1の殺菌装置は、被殺菌対象物としてOA用機器のキーボードやテレビジョン受像器などの各種リモートコントロール装置など様々なものを殺菌できると例示しているが、キーボードのように多数のキーボタンが行列状に配列され、かつ横長形状の構造をする物に対して、細部まで殺菌するには限界がある。このような構造を有する被殺菌対象物は、隣接するキーボタン同士で影を作ってしまうため、収納箱上部に設置した1本の紫外線光源からの直射光、およびカーテン状の出し入れ口を除く収納箱内壁からの反射光を用いても、被殺菌対象物へ当る照射量が少ないことは明らかである。また、殺菌能力も低く、短時間の照射で殺菌効果を得られるものではない。
特許文献2には、底面が開口された箱形の内部に、横断面を楕円面とする二つの反射体を連接して形成し、二つの反射体の共通する第一焦点に紫外線光源を配置し、同第一焦点の両端の対称位置に第二焦点が位置するようにした紫外線殺菌装置が開示されている。この殺菌装置は、紫外線光源からの直射光と、第一焦点および第二焦点からの反射光とがワークに平均的に照射され、殺菌を行っている。また、ワーク(被殺菌対象物)の形状や殺菌箇所に合わせて、殺菌装置の向きを変えて配置しており、例えば、ワークの上面を殺菌する場合には真上に配置し、ワークの下面を殺菌する場合には殺菌装置を反転させて下方に配置し、ワークの側面を殺菌する場合には殺菌装置を回転させて縦置きに配置している。
しかし、特許文献2の殺菌装置は、キーボードをワークの対象とする開示はされていない。また、該殺菌装置は紫外線光源に対向する底面が開口され、かつ各焦点から離れることでワークへの平均的な照射が可能のため、紫外線殺菌時の照射光は箱外に放出され、該殺菌装置の配置向きによっては多くの照射光が放出されるのは明らかである。
一般に、高い紫外線殺菌効果を有する紫外線光源の出力は、人体に当ると害があるため、照射光を箱外へ放出することは望ましくない。そこで、人体に当った場合の害を大幅に抑えるためには、紫外線光源の出力を小さくする必要がある。しかし、紫外線光源の出力の低下により殺菌出力が低下するため、殺菌照射時間を長く設定しなければ殺菌効果を得ることはできない。
続いて、病院や学校等の公共機関に置かれたコンピュータのキーボードなどは、不特定多数の人で共有するため複数種類の細菌に汚染されている実情があり、これらのキーボードを介して人から人へとウイルスに感染することが多数報告されている。
非特許文献1には、病院のさまざまな場所に設置された25ヶ所のコンピュータキーボードから標本を採取した際に、いずれのキーボードも2種類以上の細菌に汚染されており、入院患者の血流感染症の主な原因である菌については全てのキーボードから見つかり、このほか13種類の細菌がみつかったと報告されている。医療従事者は、患者の診察中に検査結果を表示したり等とコンピュータを使ったさまざまな作業を行っているため、キーボードから医師らの手を介して患者に病原菌が伝播されるリスクがあることを記載している。
非特許文献2および非特許文献3には、2007年2月にある小学校で起きたノロウイルスの集団感染の汚染源は教室にあるコンピュータのマウスとキーボードであり、ノロウイルスがコンピュータのキーボード等の共有設備を介して人から人へ感染したことが報告されている。ノロウイルスは物体の表面で数日間生存することができるため、共有設備使用後の手洗いの徹底と、希釈した漂白剤によるキーボード等の定期的な消毒等が感染の予防法であることを記載している。
非特許文献4には、キーボードは病原菌の宝庫であるが、消毒により病原菌の95%以上は除去できることが報告されている。そのため、医療環境にあるキーボードは毎日消毒すべきであると記載している。
このように、多数の文献で使用しているキーボードは複数種類の病原菌で汚染され、これらの病原菌により人から人へと感染することが報告されているにもかかわらず、キーボードの細部まで容易に殺菌できる紫外線殺菌装置は実在しない。
また、キーボードは多数のキーボタンが行列状に配列され、かつ互いに近接する構造をしているため、殺菌用ティッシュや消毒液を含ませたペーパー等で細部に付着した汚染源を拭取るには、とても手間がかかる。これでは毎日消毒することが衛生的に望ましくても作業者の負担となるため、消毒を行う間隔が伸びたり、消毒範囲が目に見える表面的な箇所のみとなり殺菌除去率が大幅に低下する心配がある。
特開平09−000607号公報 特許第3646831号公報 [online]、2006年5月15日、[平成20年9月29日検索]、インターネット〈URL:http://www.drakahige.com/NEWS/DAILY/2006/2006051502.shtml〉 [online]、2008年1月3日、[平成20年9月29日検索]、インターネット〈URL:http://health.yahoo.co.jp/news/detail/?idx0=w14080111〉 [online]、2008年10月1日、[平成20年9月29日検索]、インターネット〈URL:http://healthday.com/Article.asp?AID=611412〉 [online]、2007年2月、[平成20年9月29日検索]、インターネット〈URL:http://www.obgynsurvey.com/pt/re/obgynsurv/abstract.00006254-200702000-00015.htm;jsessionid=L0SMpv73Vg2JbGJQb0ckXVQpSm0LdP3nJdntCdQhyxtvHLnMsrCF!-1763103798!181195628!8091!-1〉
キーボード等のキー入力装置の殺菌装置としては、次のような構造が適している。
第一に、キーボードは横長の扁平形状で、かつ多数のキーボタンを行列状に配列した構造をしている。そのため、キーボードの上面および側面に紫外線光源を照射でき、かつ隣接するキーボタン同士が影を作ることなく各キーボタンの底部にまで放射強度の強い紫外線光源を届けられるものである。
第二に、紫外線光源は直接当ると人体に影響を及ぼすため、照射光が殺菌装置外へ漏れない構造にすることである。しかしながら、殺菌装置の清掃中に電源を起動する等の偶発的な事故により、紫外線光源が人体に当ってしまう場合がある。このような場合に人体へ及ぼす影響を最小限に抑えるためには、低出力の紫外線光源を用いる必要がある。また、低出力の紫外線光源であっても殺菌効果を低下させないためには、近距離から紫外線光源を照射する必要がある。
第三に、低出力の紫外線光源で、かつ短時間の照射で確実に汚染源を殺菌できる構造にすることである。
第四に、キーボードの使用者が毎日の殺菌作業を手間と感じない工夫も必要である。具体的には、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略す)の近くに殺菌装置が設置でき、かつデスク上に設置しても場所を取らず、また、簡単な操作で短時間に殺菌作業を行えるものである。
一方、上述した従来の殺菌装置では以下のような問題点がある。
被殺菌対象物として、マイク、OA用機器のキーボード、スリッパ、タオル、食器等何でも殺菌できるとしているが、紫外線照射の殺菌には各被殺菌対象物を収納できる大きさが必要であるため、殺菌装置の大きさは必然的に大きくなるという問題点がある。これにより、被殺菌対象物が小物や扁平形状の場合には、殺菌装置内の上部に設置された紫外線光源からの距離は遠くなるため放射強度は弱まり、殺菌効果は減少する問題点もある。殺菌効果を維持するためには、紫外線光源の照射時間を大幅に増やす必要がある。
また、殺菌装置内の上部に設置された1本の紫外線光源の直射光と、内壁からの反射光とを用いて被殺菌対象物へ照射し殺菌を行うが、紫外線光源の照射された箇所しか殺菌はできない。キーボードのように隣接するキーボタン同士が影を作ったり、マイクのように細かい網目が重なり影を作ったりする被殺菌対象物の場合には、殺菌装置の内壁に反射板を貼り付けただけでは反射光が被殺菌対象物の細部にまで照射されず、殺菌除去率は大幅に低くなる問題点がある。
更に、箱内の上方に反射体と紫外線光源を設置し、箱の底面を開口した殺菌装置では、被殺菌対象物の照射面に合わせて殺菌装置を回転させて照射を行えるが、底面から紫外線光源が放出する問題点がある。そして、紫外線光源が人体に当ると健康面で影響を受けるため、毎日の殺菌作業を行うには、リスクが非常に高いという問題点もある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされ、多数のキーボタンを行列状に配列した横長のキー入力装置を収納する筐体と、前記筐体の前面に設けた前記キー入力装置を出し入れする開閉扉と、前記筐体の天板側に前記キー入力装置の横方向に並列に設けた2本以上の紫外線管状ランプと、各々の前記紫外線管状ランプを囲むように設けた上面反射板と、前記上面反射板は第1の反射面と、第2の反射面と、第3の反射面とを有し、前記第1の反射面の一端で重なるように配置され、前記第2の反射面上には前記紫外線管状ランプを位置させ、前記筐体の側面に設けた側面反射板とを具備し、前記紫外線管状ランプの直射光は前記キー入力装置の手前と奥から照射されて、前記キー入力装置の主に上面に紫外線を当て、前記紫外線管状ランプからの直射光を前記第1の反射面で反射して前記直射光より垂直に近い入射角で前記キー入力装置の上面に当て、前記紫外線管状ランプからの直射光を前記第3の反射面で反射して主に前記キー入力装置の側面に当て、前記紫外線管状ランプからの直射光を前記側面反射板で反射して前記キー入力装置の側面に当てることで解決するものである。
本発明によれば、横長状の筐体を持つ殺菌装置内に2本以上の紫外線管状ランプを天板側に横方向に設け、管状ランプを囲むように上面反射板と筐体の側面に側面反射板とを設けることで、キーボタンを行列状に配置した横長で扁平形状のキー入力装置の上面、側面、および各キーボタンの細部に紫外線光源を照射できる。これにより、隣接するキーボタン同士が影を作ることなく、各キーボタンの側面および底部部分に紫外線光源が照射できるので、殺菌除去率を大幅に高めることができる。
また、本発明では、上面反射板は第1の反射面と、第2の反射面と、第3の反射面とを有し、そして紫外線管状ランプを第2の反射面上に位置させることで、第1および第3の反射面を利用して紫外線管状ランプの反射光に入射角を持たせることができる。これにより、第1の反射面では直射光より垂直に近い入射角の反射光をキー入力装置の上面に当て、第3の反射面では直射光からの反射光を主にキー入力装置の側面に当てることができるので、各キーボタンの底部にまで紫外線光源を照射することができる。また、第3の反射面では反射光が殺菌装置外へ漏れないように制御もしている。
また、本発明では、上面反射板および側面反射板を鏡面加工したアルミニウム板で形成する。これにより、反射率が最も良くなり、紫外線管状ランプの一次反射光であっても直射光と同等に近い放射強度を提供することができる。
また、本発明では、キー入力装置と紫外線管状ランプとの間隔を10cm以内にし、紫外線管状ランプの出力を15wにする。これにより、ランプ電力が低出力の紫外線光源であっても近距離から紫外線光線を照射することで、高出力の紫外線光源と同等もしくはそれ以上の放射強度を得ることができる。そのため、照射時間は短時間であっても高い殺菌除去率を得られる。一方、偶発的な事故などにより誤って紫外線光源が人体に当った場合には、低出力の紫外線管状ランプを用いているので、人体に及ぼす影響は少ない。
また、本発明では、筐体の前面にキー入力装置を出し入れする開閉扉を設け、開閉扉の高さは入力装置の高さのほぼ2倍とし、筐体は横長の扁平形状とする。これにより、コンピュータのディスプレイの置き台としてデスク上に設置しても、ディスプレイへの視線が高くなり過ぎることは無い。そして、キーボードが収納できる程度の横幅なので、殺菌装置をデスク上に設置しない場合と比較しても大幅にデスク上の作業スペースが減少することも無い。そのため、殺菌対象物であるキーボードの側に殺菌装置を設置することができる。
更に、筐体前面の開閉扉を取り外してキーボードを前後にスライドするだけで、殺菌装置内に収納でき、収納後は開閉扉を取り付けるだけで殺菌装置内は密閉状態となる。これにより、キーボードの使用者が殺菌作業を毎日行う場合でも手間を取らずに済み、煩わしさを大幅に軽減できる。そして、毎日の殺菌作業をコンピュータの電源を落とす時に一緒に行う等のように、習慣づけることができる。
また、本発明では、デスク上に殺菌装置を設置することで、筐体の底面板を省くことができる。これにより、デスクが殺菌装置の底面板として代用されるため、紫外線光源は筐体外へ漏れ出さない。そして、底面板を省くことで、製造工程の減少および製造コストの低下にも繋がる。
上述したように、汚染源の宝庫と言われるキーボードの上面、側面およびキーボタンの細部を殺菌し、雑菌、病原菌およびウイルスの温床を絶つことができる殺菌装置を具現化したことにより、公共機関等に設置された多数の人で共有するキーボードを介して人から人へとウイルスに感染することを防止できる。
以下に、本発明の実施形態であるキー入力装置の殺菌装置について、図1〜図3を参照して説明する。図1(A)は、本発明の殺菌装置の構造を説明する断面図であり、図1(B)は、殺菌装置の天板部分を説明する平面図であり、図1(C)は、上面反射板の構造を説明する図である。図2は、本発明の殺菌装置に設置した紫外線管状ランプの距離と放射強度の関係を示すグラフである。図3は、本発明の殺菌装置における菌あるいはウイルス別の殺菌線量の一覧表である。
図1(A)に示すごとく、キー入力装置の殺菌装置1は、筐体10と、開閉扉11と、2本の紫外線管状ランプ12a、12bと、上面反射板13と、側面反射板14とから構成される。
キー入力装置の殺菌装置1とは、殺菌装置内にキー入力装置2を収納し、キー入力装置2の上面および側面に付着した細菌に対して紫外線を照射し除去する装置である。
キー入力装置2とは、多数のキーボタンを行列状に配列した横長のキー入力装置である。具体的には、コンピュータのキーボード、テレビやオーディオ機器のリモートコントロール等である。なお、以降の説明では、キー入力装置としてキーボード2を用いる。一般的なキーボードの大きさは、横幅が約47.0cmであり、縦幅が約16.0cmである。
筐体10とは、横長の扁平形状に形成され、側面を覆ったチェストである。筐体10の前面の一部には、殺菌装置1を起動させるボタンと、殺菌光の照射時間を示すランプとが設けられる。具体的には、筐体は鋼板やステンレス等を用いて形成される。また、筐体の高さは12.0cmであり、横幅は63.0cmであり、奥行きは27.7cmであり、筐体前面の右上部には、殺菌装置の起動ボタンと、5段階で殺菌照射時間を示すLEDランプとが設けられる。殺菌照射時間は10秒を2秒毎に5段階で表示でき、ランプの点灯で経過時間を知らせる。
開閉扉11とは、筐体10の前面の開口部に設けた着脱自在の開閉扉である。開閉扉11の上部両端と筐体10の開口部とが重なる箇所に強力な磁石を取り付けており、着脱が容易に行える。これにより、キーボード2を殺菌装置1内に出し入れする作業が容易となり、殺菌作業時の作業者の手間を軽減できる。具体的には、開閉扉の形状は、高さが6.3cm、横幅が63.0cm、厚さが0.5cmでる。
紫外線管状ランプ12a、12bとは、紫外線の照射により殺菌を行うランプであり、誤って紫外線を直接照射しても人体に影響の少ない低出力ランプを用いる。具体的には、筐体の横幅が63.0cmであるため、紫外線管状ランプのランプ電力が15wで、管長は43.6cmであるGL15(型名)を用いる。
また、紫外線管状ランプ12a、12bとキーボード2の表面との間が近距離となるように設計されている。具体的には、両者の距離は2cm〜10cmが好適であり、ここでは4cmとする。
更に、図1(B)に示すごとく、筐体10の天板側には、キーボード2の横方向と並列で、かつキーボードの横幅をカバーするように2本の紫外線管状ランプ12a、12bを左右にずらして設置している。具体的には、第1の紫外線管状ランプ12aは、筐体10の縦側面からの距離D11が5.5cm、横側面からの距離D12が3.6cmの位置に設置され、第2の紫外線管状ランプ12bは、筐体10の縦側面からの距離D21が7.6cm、横側面からの距離D22が3.6cmの位置に設置される。
なお、前述のGL15より管長が長い規格の紫外線管状ランプもあるが、高出力ランプとなるため人体への影響度も高くなる。そのため、低出力ランプであり、キーボードの横幅に最も近いランプを用いた。GL15は管長が43.6cmのため2本の紫外線管状ランプを左右にずらすことで、キーボードの横幅をカバーできる。また、キーボードの縦幅方向にもずらして設置することで、キーボードの全面に十分な量の紫外線を照射できる効果もある。
すわなち、この位置に紫外線管状ランプ12a、12bを設置することが、キーボード2の上面および側面に効率よく紫外線の直射光および一次反射光を照射でき、そして短時間で高い殺菌除去率が得られる最適な位置である。
上面反射板13とは、紫外線管状ランプを囲むように筐体10の天板側に設けた反射板であり、鏡面加工されたアルミニウム板で形成される。上面反射板13は、第1の反射面13aと、第2の反射面13bと、第3の反射面13cとから成り、それぞれが角度を付けて接続され、第1の反射面の一端で重なるように線対称に配置される。そして、第2の反射面13b上には紫外線管状ランプ12a、12bを位置し、上面反射板13で各紫外線管状ランプを囲んでいる。
具体的には、図1(B)示すごとく、第1の反射面13aの大きさは縦L1が3.0cm、第2の反射面13bの大きさは縦L2が5.7cm、第3の反射面13cの大きさは縦L3が3.6cmであり、各々は横Wが67.0cmの横長状の反射板である。また、図1(C)に示すごとく、第1の反射面の傾斜角θ1は45度で、第2の反射面の傾斜角θ2は15度で、第3の反射面の傾斜角θ3は55度である。
側面反射板14とは、筐体10内の側面と、開閉扉11の内側に設けた反射板であり、上面反射板と同様に鏡面加工されたアルミニウム板で形成される。側面反射板14は、縦長形状の側面反射板14a、14c(図示せず)と、横長形状の側面反射板14bと、開閉扉11に設けた側面反射板14dとから成る。
具体的には、縦長形状の側面反射板14a、14cの大きさは縦10.1cm、横25.0cmであり、横長形状の側面反射板14bの大きさと開閉扉の側面反射板14dの大きさは縦4.0cm、横57.6cmである。
次に、図2および図3を用いて、紫外線管状ランプとキーボードの表面との距離を4cmとする理由を詳細に説明する。なお、図2のグラフは紫外線管状ランプのランプ出力が15wを用いた時の距離と放射強度との関係を表している。
図2に示すごとく、紫外線管状ランプ12a、12bにおける放射強度は、約50cmの距離まで逆二乗法則で変化し、それより距離が離れるとほぼ距離に反比例して変化する特性を持つ。逆二乗法則とは、光のあたった面の明るさは距離の2乗に反比例する法則をいう。
紫外線管状ランプ12a、12bにおける放射強度はこの逆二乗法則の特性部分を使用することで、紫外線管状ランプ12a、12bのランプ出力が15wと弱くても十分な殺菌を行える放射強度を実現できる。
ここで、図3を参照して、各種菌を殺菌する場合に必要な紫外線照射量を算出する。なお、一覧表に示した紫外線照射量の値は、John E.Kaufman,IES Lighting Handbook 5thEdition,(1972)を参考にしている。
まず、図3に示すごとく、各種菌を99.9%殺菌するのに必要な殺菌線量は赤痢菌(馬込BIII菌)の5,040μw・sec/cm〜パラチフス菌の27,210μw・sec/cmである。すなわち、全ての菌を殺菌するには、少なくとも約27,300μw・sec/cmの殺菌線量が必要ということである。
2本の紫外線管状ランプ12a、12bを有する殺菌装置1で10秒間紫外線を照射する場合には、1本あたり
(27,300μw・sec/cm÷10sec)÷2本
=1,365μw/cm
の紫外線照射量となる。しかし、ランプ能力は諸条件により出力値が左右されるため、紫外線管状ランプの性能マージンを50%として考えた場合には、
1,365μw/cm÷0.5=2,730μw/cm
の紫外線照射量が必要である。
続いて、図3に示すごとく、各種菌を99.99%殺菌するのに必要な殺菌線量は赤痢菌(馬込BIII菌)6,720μw・sec/cm〜パラチフス菌の36,280μw・sec/cmであり、少なくとも約36,300μw・sec/cmの殺菌線量が必要である。
上述と同様の条件で照射する場合には、1本あたり
(36,300μw・sec/cm÷10sec)÷2本
=1,815μw/cm
の紫外線照射量となる。また同様に、紫外線管状ランプの性能マージンを50%と考えた場合には、
1,815μw/cm÷0.5=3,630μw/cm
の紫外線照射量が必要である。
すなわち、各種菌に対して99.9%〜99.99%の殺菌を行うためには、紫外線管状ランプ1本あたり2,730μw/cm〜3,630μw/cmの放射強度を必要とする。
次に、図2を参照すると、4,000μw/cmの放射強度を得る距離は約5cmであり、3,000μw/cmの放射強度を得る距離は約6.5cmであり、2,000μw/cmの放射強度を得る距離は約10cmであることが分かる。これらの放射強度は50cm以下の逆二乗法則の特性の範囲にあり、ランプの出力が15wと弱くても十分に殺菌を行える放射強度にある。ランプの性能マージンを50%と大きく見込んでいるので、99.9%の殺菌を行うためには10cm以下が望ましく、99.99%の殺菌を行うためには6.5cm以下が望ましいことが分かる。
従って、本実施例においてはキー入力装置2が出し入れし易い開閉扉の高さで、かつ殺菌装置1上にコンピュータのディスプレイを置いても目線で使える高さを最適値として設計しており、キー入力装置2の表面と紫外線管状ランプ12a、12bとの距離を4cmとした。
次に、本発明の殺菌装置における紫外線管状ランプの照射光と照射死角について、図4〜図6を参照して説明する。
図4(A)は、1本の紫外線管状ランプにおける直射光と照射死角を説明する断面図であり、図4(B)は、1本の紫外線管状ランプにおける反射光と照射死角を説明する断面図である。図5(A)は、2本の紫外線管状ランプにおける直射光と照射死角を説明する断面図であり、図5(B)は、2本の紫外線管状ランプにおける反射光と照射死角を説明する断面図である。図6は、2本の紫外線管状ランプにおける直射光および反射光と照射死角を説明する断面図である。
まず、図4を用いて、紫外線管状ランプが1本の場合の照射光と影の関係を説明する。
図4(A)に示すごとく、第2の紫外線管状ランプ12bからの直射光はキーボード2の上面に照射される。尚、ここでは直射光のみを観察するため、筐体10内の上面および側面反射板13、14は作用しないものとする。
第2の紫外線管状ランプ12bの直射光は、第2の紫外線管状ランプ12bと照射対象のキーボタンとを結んだ直線距離が長くなるに比例して、キーボタンへの照射光の入射角は大きくなる。すなわち、入射角が大きくなると、キーボタンが後列のキーボタンの側面に作る影や、キーボード表面が作る影も大きくなる。図に示した黒塗りの部分が直射光照射時の影となる部分である。
続いて、図4(B)に示すごとく、第2の紫外線管状ランプ12bからの反射光は、上面反射板13および開閉扉12側の側面反射板14に反射して、キーボード2の表面および側面を照射する。
第2の紫外線管状ランプ12bを囲む第1の反射面13aで反射された反射光は、前述の直射光よりも垂直に近い入射角でキーボード2の上面を照射する。具体的には、第1の反射面13aの傾斜により僅かに右に傾きをもった垂直に近い入射角であり、キーボードの上面の他にキーボタンの側面にも照射される。
また、第2の反射面13bで反射された反射光は、一部は第2の紫外線管状ランプ12bに戻り打ち消されたり、第3の反射面13cに反射したりしてしまうが、残りの反射光は、直射光よりも垂直に近い入射角でキーボード2の上面を照射する。具体的には、第1の反射面13aの反射光とは逆に僅かに左に傾きをもった垂直に近い入射角であり、キーボードの上面の他にキーボタンの側面にも照射される。
更に、第3の反射面13cで反射された反射光は、キーボード2の側面を照射する。そして、第3の反射面13cの傾きは、反射光が筐体10外部へ放出されるのを防ぐ役割もしている。具体的には、第3の反射面13cの傾斜により左に傾きをもった入射角であり、キーボードの側面の他に、側面付近のキーボード上面およびキーボタンの側面にも照射される。
更に、開閉扉12の側面反射板14dで反射された反射光は、主にキーボード2の側面を照射する。
反射光の場合には、各反射板により様々な入射角でキーボード上面および側面を照射できるので、図に示したキーボードの裏側とキーボタンの底部の黒塗りした部分が影となる部分である。
なお、第1の紫外線管状ランプ12aの場合には、第1の紫外線管状ランプを中心として、第2の紫外線管状ランプ12bと同様に照射されて影ができるので、詳細な説明は省略する。
図4から明白なことは、紫外線管状ランプが1本のみの場合にはキーボード2上面への直射光の入射角がキーボードの端部では傾きが大きくなり、特に紫外線管状ランプを近い距離に置く場合には以下の図5および図6に示す紫外線管状ランプが2本以上にしないと殺菌を十分に行える放射強度が得られないことも示している。
次に、図5および図6を用いて、紫外線管状ランプが2本の場合の照射光と影の関係を説明する。
図5(A)に示すごとく、第1および第2の紫外線管状ランプ12a、12bからの直射光は、キーボード2の上面に照射される。尚、ここでは直射光のみを観察するため、筐体10内の上面および側面反射板13、14は作用しないものとする。
第1および第2の紫外線管状ランプ12a、12bの直射光は、第1および第2の紫外線光源管状ランプ12a、12bとそれぞれの照射対象のキーボタンとを結んだ直線距離が長くなるに比例して、キーボタンへの照射光の入射角は大きくなる。
なお、紫外線管状ランプを2本にすることで、両ランプでキーボタンの側面全てに様々な入射角を持った直射光を照射できる。これにより、1本の紫外線光源管状ランプでは影となっていたキーボタンの側面部分にも紫外線が照射でき、キーボード上面の影を大幅に減少できる。図に示した黒塗りの部分が影となる部分であり、ほとんどキーボードの底面に限られる。
続いて、図5(B)に示すごとく、第1および第2の紫外線管状ランプ12a、12bからの反射光は、上面反射板13と、開閉扉12および筐体10側の側面反射板14とに反射してキーボード2の上面および側面を照射する。上面反射板13は、第1および第2の紫外線管状ランプ12a、12bをそれぞれ囲むように設けられている。
各第1の反射面13aで反射された反射光は、前述の直射光よりも垂直に近い入射角でキーボードの上面を照射する。具体的には、前述の図4(B)と同様であるので省略するが、2本の紫外線管状ランプを同時に照射することで、全てのキーボタンの側面に垂直に近い入射角を照射でき、キーボタンの底部まで照射できる。
また、各第2の反射面13bで反射された反射光は、一部は第1および第2の紫外線管状ランプ12a、12bに戻り打ち消されたり、第3の反射面13cに反射したりするが、残りの反射光は、直射光よりも垂直に近い入射角でキーボード2の上面を照射する。
更に、各第3の反射面13cで反射された反射光は、キーボード2の側面を照射する。そして、第3の反射面13cの傾きは、反射光が筐体10外部へ放出されるのを防ぐ役割もしている。
更に、各側面反射板14で反射された反射光は、主にキーボード2の側面を照射する。
なお、2本の紫外線管状ランプからの反射光の場合には、各反射板により様々な入射角でキーボード上面および側面を照射できるので、図に示した主にキーボードの裏側の黒塗りした部分が影となる部分である。
続いて、図6に示すごとく、第1および第2の紫外線管状ランプ12a、12bからの直射光および反射光は、キーボード2の上面および側面を照射する。具体的には、上述の図5(A)と図5(B)とを足し合わせた状態である。それぞれの状態では行列状に配列されたキーボタンの側面に影を作っていたが、組み合わせることで直射光と様々な入射角をもつ反射光とが互いに重なりあい、影となっていた部分にも十分な照射光を届けることができる。
これにより、キーボードのような多数の凹凸をもつ被照射対象物であっても、影になりやすいキーボタンの底部部分にまで照射でき、また細部まで簡単に殺菌することを可能にした。そして、反射板に鏡面加工したアルミニウム板を用いることで、殺菌線量が直射光と同等の第1反射光を用いることができ、低出力ランプでかつ短時間の照射であっても99.9%〜99.99%の高い殺菌除去率を可能とした。
また、紫外線管状ランプは上述したように2本の場合が好適であるが、3本以上に増設すれば直射光の入射角をより垂直に近づけることができる。
しかし、紫外線の照射量が増加するので、照射時間を短くして人体への悪影響を考慮する必要もある。
最後に、本発明の第1の使用例について図7を用いて説明する。
図7に示すごとく、殺菌装置1はデスク上に設置することで、デスクを殺菌装置1の底面板として代用できる。
また、殺菌装置1は高さを12cmの扁平形状とし、前面に開口部を設け、そして筐体10に強度を持たせることで、コンピュータのディスプレイの置き台や、キーボード2の収納機能を兼ね備えたチェストとしても利用できる。これにより、ディスプレイを目線で使うことができるため使用者への負担は無い。また、開口部内へキーボードをスライドして収納することでデスク上のスペースを従来よりも広く利用でき、省スペース性の効果がある。
そして、業務終了時にキーボードやマウス等を殺菌装置1内に収納し、開閉扉11を取り付けて密閉状態にし、筐体10の上方にある操作ボタンを押下するだけで、キーボード等に付着した細菌を容易に殺菌できる。これにより、殺菌作業者の手間が大幅に軽減できるので負担と感じにくく、日々の殺菌作業をルーチン化しやすい。
その結果、キーボード等を毎日清潔に保つことができ、公共機関等に設置されて多数の人で共有する場合であっても、キーボード等を介して人から人へとウイルスに感染することを防止できる。
(A)〜(C)は、本発明の殺菌装置の構造を説明する図である。 本発明の殺菌装置に設置した紫外線管状ランプからの距離と放射強度との関係を示すグラフである。 各種菌における殺菌線量の値を示した一覧である。 (A)〜(B)は、1本の紫外線管状ランプの光と照射死角を説明する断面図である。 (A)〜(B)は、2本の紫外線管状ランプの光と照射死角を説明する断面図である。 本発明の殺菌装置における2本の紫外線管状ランプにおける光と照射死角を説明する断面図である。 本発明の殺菌装置の使用例を説明する図である。
符号の説明
1 殺菌装置
2 キー入力装置
10 筐体
11 開閉扉
12a、12b 紫外線管状ランプ
13 上面反射板
14 側面反射板

Claims (6)

  1. 多数のキーボタンを行列状に配列した横長のキー入力装置を収納する筐体と、
    前記筐体の前面に設けた前記キー入力装置を出し入れする開閉扉と、
    前記筐体の天板側に前記キー入力装置の横方向に並列に設けた2本以上の紫外線管状ランプと、
    各々の前記紫外線管状ランプを囲むように設けた上面反射板と、
    前記上面反射板は第1の反射面と、第2の反射面と、第3の反射面とを有し、前記第1の反射面の一端で重なるように配置され、前記第2の反射面上には前記紫外線管状ランプを位置させ、
    前記筐体の側面に設けた側面反射板とを具備し、
    前記紫外線管状ランプの直射光は前記キー入力装置の手前と奥から照射されて、前記キー入力装置の主に上面に紫外線を当て、
    前記紫外線管状ランプからの直射光を前記第1の反射面で反射して前記直射光より垂直に近い入射角で前記キー入力装置の上面に当て、
    前記紫外線管状ランプからの直射光を前記第3の反射面で反射して主に前記キー入力装置の側面に当て、
    前記紫外線管状ランプからの直射光を前記側面反射板で反射して前記キー入力装置の側面に当てることを特徴とするキー入力装置の殺菌装置。
  2. 前記キー入力装置と前記紫外線管状ランプとの間隔を10cm以内にし、前記紫外線管状ランプの出力を15wにすることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置の殺菌装置。
  3. 前記上面反射板及び前記側面反射板は鏡面加工されたアルミニウム板で形成されることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置の殺菌装置。
  4. 前記上面反射板の前記第1の反射面の角度を45度、前記第2の反射面の角度を15度、前記第3の反射面の角度を55度にすることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置の殺菌装置。
  5. 前記筐体の底面板を省くことを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置の殺菌装置。
  6. 前記開閉扉の高さは前記キー入力装置の高さのほぼ2倍とし、前記筐体は横長の扁平形状であることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置の殺菌装置。
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