JP2010119115A - 無線電話ネットワークにおいて共有チャネルを通じて放送コンテンツを引渡し中にポイントツーポイントコールを開始させるための方法及び装置 - Google Patents

無線電話ネットワークにおいて共有チャネルを通じて放送コンテンツを引渡し中にポイントツーポイントコールを開始させるための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】共有放送サービスを既に受信中である無線移動局が関わるポイントツーポイントコールを開始させる。
【解決手段】トランシーバ404と、スピーカー408と、マイク414と、ユーザーインタフェース410と、これらに結合されたマネージャ402であって、移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中にオペレータが行った遠隔局への発信ポイントツーポイントコールの開始を受信することと、オペレータが行った開始に応答して呼処理上の優先事項を決定し、さらに、決定に従って、呼発信メッセージ及び放送コンテンツの受信継続を希望しないことを表した追加メッセージをネットワークに送ること及び呼発信メッセージ及び放送コンテンツの受信継続を希望することを表した追加メッセージをネットワークに送ることのうちのいずれか1つを含む動作を実施する。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般的には、マルチユーザー(「共有」)順方向リンク放送コンテンツを様々な放送チャネルで提供する無線通信ネットワークに関するものである。本発明は、より具体的には、放送コンテンツを受信中の移動局がポイントツーポイントコールを追加で受け取るか又はポイントツーポイントコールを追加で行う状況下において該ポイントツーコール及び/又は放送接続を適宜管理するための動作に関するものである。
既知の多くの通信システムは、発信局から物理的に別個の着局に情報信号を送信するシステムである。これらの情報信号は、最初に、通信チャネルを通じて効率的に送信するのに適した形態に変換される。情報信号の変換(即ち、変調)は、結果的に得られた変調キャリアのスペクトルが通信チャネル帯域幅内に制限されるような形で該情報信号に従って搬送波という1つのパラメータを変化させることが関わっている。着局では、通信チャネルを通じて受信された変調搬送波から原情報信号が複製される。該複製は、一般的には、発信局によって採用された変調プロセスの逆のプロセスによって達成される。
変調は、1つの共通の通信チャネルを通じての複数の信号の多元接続(即ち、これらの信号を同時に送信及び/又は受信すること)も容易にする。多元接続通信システムは、共通の通信チャネルへの連続的なアクセスではなく相対的に短時間の断続的なサービスを要求する複数の加入者装置を含むことが非常に多い。当業においては、いくつかの多元接続技術、例えば、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、振幅変調多元接続(AM)、符号分割多元接続(CDMA)拡散スペクトル、等が既知である。多元接続通信システムは、無線又は有線のいずれでもよく、さらに、音声及び/又はデータを搬送することができる。
双方向多元接続無線通信システムにおいては、ユーザー間通信は、1カ所以上の基地局を通じて行われる。1つの例においては、第1の無線移動局のユーザーは、逆方向リンクで基地局にデータを伝送することによって第2の無線移動局の別のユーザーと通信する。該基地局は、該データを受け取り、必要な場合は、別の基地局に該データを転送する。究極的には、該データは、最後の基地局の順方向リンクで該第2の移動局に伝送される。「順方向」リンクとは、基地局から無線移動局にデータを伝送することであり、「逆方向」リンクとは、無線移動局から基地局にデータを伝送することである。多くの通信システムにおいては、順方向リンク及び逆方向リンクは、別個の周波数を利用する。
無線移動局のユーザー及びランドライン局(電話局)の別のユーザーの間でも通信を行うことができる。この場合には、基地局は、逆方向リンクで移動局からデータを受け取り、公衆交換電話網(PSTN)を通じてランドライン局にデータを転送する。さらに、通信は、反対方向でも行われる。
上記の無線通信サービスは、「ポイントツーポイント」通信サービス例である。対照的に、「放送」サービスでは、1カ所の中央局から複数の移動局(「マルチポイント」)に対して情報を引き渡す。放送システムの基本モデルは、ニュース、映画、スポーツ、又はその他の「コンテンツ」をユーザーに伝送する1カ所以上の中央局によって対応されるユーザー放送ネットワークを具備している。該モデルでは、各移動局が共通する放送順方向リンク信号をモニタリングする。さらに、中央局がコンテンツを確定させるため、ユーザーは一般的には中央局に対して通信し返さない。放送サービス通信システムの一般的用例は、テレビ、ラジオ、等である。これらの通信システムは、一般的には、非常に専門化されている。
最近における無線電話システムの発展に伴い、既存の無線電話インフラ(主にポイントツーポイント無線電話インフラ)を用いて放送サービスを追加提供することへの関心が高まってきている。この点に関しては、カリフォルニア州サンデイエゴに所在するクオルコム・コーポレーションがいくつかの重要な進歩を成し遂げている。参考として以下に示した特許出願では、無線電話ネットワークにおいて共有通信チャネルを用いて放送コンテンツを引き渡すことに関してクオルコムが成し遂げている様々な進歩について説明されている。すなわち、米国特許出願No.09/933,978(出願日:2001年8月20日)"METHOD AND APPARATUS FOR SIGNALLING IN BROADCAST COMMUNICATIONS SYSTEM"(放送通信システムにおけるシグナリングのための方法及び装置)、米国特許出願No.10/192,132(出願日:2002年7月9日)"METHOD AND SYSTEM FOR MULTICAST SERVICE INITIATION IN A COMMUNICATION SYSTEM"(通信システムにおいてマルチキャストサービスを開始させるための方法及び装置)、米国特許出願No.09/933,912(出願日:2001年8月20日)"METHOD AND SYSTEM FOR UTILIZATION OF AN OUTER DECORDER IN A BROADCAST SERVICES COMMUNICATIONS SYSTEM"(放送サービス通信システムにおいて外部デコーダを利用するための方法及びシステム)、米国特許出願No.09/933,971(出願日:2001年8月20日)"METHOD AND APPARATUS FOR OVERHEAD MESSAGING IN A WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM"(無線通信システムにおけるオーバーヘッドメッセージングのための方法及び装置)、米国特許出願No.10/278,516(出願日:2002年10月22日)"METHOD AND APPARATUS FOR COMMENCING SHARED OR INDIVIDUAL TRANSMISSION OF BROADCAST CONTENT IN A WIRELESS TELEPHONE NETWORK"(無線電話ネットワークにおいて放送コンテンツの共有伝送又は個々の伝送を開始させるための方法及び装置)、米国特許出No.10/278,485(出願日:2002年10月22日)"METHOD AND APPARATUS FOR SWITCHING BETWEEN SHARED AND INDIVIDUAL CHANNELS TO PROVIDE BROADCAST CONTENT SERVICES IN A WIRELESS TELEPHONE NETWORK"(無線電話ネットワークにおいて放送コンテンツサービスを提供するために共有チャネル及び個々のチャネルの間を切り換えるための方法及び装置)。上記の参考特許出願は、本出願明細書において参照することによって本出願明細書の中に組み入れられている。
上記の特許出願は、多くの点において満足すべきものであるが、無線放送システムに関してまだ完全に開発されていない1つの側面は、共有放送サービスを既に受信中である無線移動局が関わるポイントツーポイントコールを開始させることである。
本開示の1つの側面は、無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネル(「共有」チャネル又は「放送マルチキャストサービス」(BCMCS)チャネルとも呼ばれている)を通じて放送コンテンツを受信中に該無線移動局及び遠隔の第三者の間で開始されたポイントツーポイントコールを管理するための様々な方法及び装置に関するものである。移動局は、所定の動作条件カテゴリに関する優先事項(例えば、(1)放送コンテンツの受信を続けるかどうか、(2)ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合にポイントツーポイントコール及び放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、等)をネットワークに通知する。さらに、これらの優先事項に従い、(1)ポイントツーポイントコールを実施し、放送の受信を中止させる、(2)ポイントツーポイントコールを実施し、放送の受信を続ける、及び(3)ポイントツーポイントコールを完了させるのを打ち切り、放送の受信を続ける、のうちのいずれか1つのモードで通信が実施される。
本発明の、性質、目標、及び利点は、添付図面を参照しつつ下記の発明を実施するための最良の形態に関する詳細な説明を検討することでさらに明確になる。
無線通信ネットワークにおけるいくつかのハードウエア構成要素及び相互接続を示したブロック図である。 典型的なデジタルデータ処理機を示したブロック図である。 典型的な信号保持媒体の平面図である。 無線移動局のハードウエア構成要素及び相互接続を示したブロック図である。 移動局の動作状態を例示した概略的状態図である。 アイドル状態中に移動局及び基地局の間で交換される複数の異なったメッセージを例示したブロック図である。 アクセス状態中に移動局及び基地局の間で交換される複数の異なったメッセージを例示したブロック図である。 トラフィック状態中に移動局及び基地局の間で交換される複数の異なったメッセージを例示したブロック図である。 典型的放送システムパラメータメッセージ(BSPM)のコンテンツを例示した図である。 放送コンテンツを受信中の移動局がポイントツーポイントコールを追加受信するか又はポイントツーポイントコールを追加で行う状況下においてポイントツーポイントコール及び放送接続を管理するための全体的な動作を例示した流れ図である。 移動局が放送コンテンツを既に受信中であるときに該移動局が発信ポイントツーポイントコールを処理する動作を例示した流れ図である。 移動局が放送コンテンツを既に受信中であるときに該移動局が着信ポイントツーポイントコールを処理する動作を例示した流れ図である。 ネットワークがポイントツーポイントコール及び放送コンテンツの引渡しを管理する動作を例示した流れ図である。
ハードウエア構成要素及び相互接続
無線通信システム
典型的な放送システムモデルにおいては、ニュース、映画、スポーツ行事、等の放送コンテンツを伝送する1カ所以上の基地局が数多くの移動局に対応する。図1は、本開示の様々な実施形態に基づいた高速放送サービス(HSBS)を実施することができる通信システム100のブロック図である。
放送コンテンツは、1台以上のコンテンツサーバー(CS)102が起点になる。コンテンツサーバー102は、パケットフォーマット化された(又はその他のフォーマット化された)放送コンテンツをインターネットプロトコル(IP)接続104又はその他の(図示していない)非IPネットワーク若しくは直接接続を通じて放送パケットデータサービングノード(BPDSN)106に引き渡すための1台以上のデジタルデータ処理機(例えば、パソコン、コンピュータワークステーション、メインフレームコンピュータ、コンピュータネットワーク、マイクロプロセッサ、又はその他の計算装置、等)を具備する。実装方法に依存するが、ノード106は、無線テレフォニーにおいてよく知られている型のパケットデータ交換ノード(PDSN)と同じハードウエア又は異なったハードウエアを利用することができる。ノード106は、各パケットの行先に応じて、該当するパケット制御機能(PCF)モジュール108に該パケットを引き渡す。各モジュール108は、高速放送サービスの引渡しに関連する基地局110の様々な機能を制御する。その他の機能として、モジュール108は、放送パケットを基地局110に転送する。各モジュール108は、無線テレフォニーにおいてよく知られている型の基地局コントローラと同じハードウエア又は異なったハードウエアを利用することができる。
基地局110は、放送コンテンツ及び従来の無線電話による呼を移動局(MS)114に引き渡す。基地局110は、今日において商業的に使用されている従来の基地局によって用いられるハードウエア等のハードウエアを用いて実装することができる。
典型的デジタルデータ装置
データ処理エンティティ(例えば、基地局、移動局、構成要素102、106、108、110、114、又はその1つ以上の副構成要素、等)は、様々な形態で実装することができる。1つの例は、デジタルデータ処理装置であり、例えば図2のデジタルデータ処理装置200のハードウエア構成要素及び相互接続を挙げることができる。
装置200は、記憶装置204に結合されたプロセッサ202(例えば、マイクロプロセッサ、パソコン、ワークステーション、コントローラ、マイコン、ステートマシン、又はその他の処理機)を含む。本例においては、記憶装置204は、高速アクセス記憶装置206、及び不揮発性記憶装置208を含む。高速アクセス記憶装置206は、ランダムアクセスメモリ(RAM)を具備することができ、さらに、プロセッサ202によって実行されたプログラミング命令を保存するために使用することができる。不揮発性記憶装置208は、例えば、電池バックアップRAM、EEPROM、フラッシュPROM、1つ以上の磁気データ記憶ディスク(例えば、「ハードドライブ」)、テープドライブ、又はその他の適切な記憶デバイス、等を具備することができる。さらに、装置200は、プロセッサ202が装置200の外部のその他のハードウエアとデータを交換するための入力部/出力部210(例えば、ライン、母線、ケーブル、電磁リンク、又はその他の手段)も含む。
上記の特定の説明にもかかわらず、(本発明の便益を有する)当業者は、上述した装置は本発明の適用範囲を逸脱せずに異なった構造の機械において実装できることを認識することになる。1つの具体例として、構成要素206及び208のうちの1つは取り除くことができる。さらに、記憶装置204、206、及び/又は208は、プロセッサ202に搭載することができ、さらには装置200の外部に装備することさえもできる。
論理回路
本発明の1つの異なった実施形態においては、上述したデジタルデータ処理装置とは対照的に、上述した処理エンティティ等の様々な処理エンティティを実装するために、コンピュータによって実行される命令の代わりに論理回路を使用する。この論理は、何千個もの非常に小型の集積トランジスタを有する特定用途向け集積回路(ASIC)を構築することによって実装することができ、速度、費用、ツーリングコスト、等の分野における特定の要求事項に依存する。該ASICは、CMOS、TTL、VLSI、又はその他の適切な構造とともに実装することができる。その他の代替方法は、デジタル信号処理チップ(DSP)、ディスクリート回路(抵抗器、コンデンサ、ダイオード、誘導子、トランジスタ、等)フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)、プログラマブル論理素子(PLD)、等を含む。
無線電話
図4は、無線電話400を描くことによって典型的移動局114の構造をさらに詳細に例示した図である。電話400は、スピーカー408、ユーザーインタフェース410、マイク414、トランシーバ404、アンテナ406、マネージャ402、及び、用途に依存して異なるその他の従来の回路を含む。マネージャ402は、図2を参照して説明した回路(上記)等の回路を具備することができ、構成要素404、408、410、及び414の動作、並びにこれらの構成要素間における信号経路指定、を管理する働きをする。
無線電話400を例示してあるが、移動局114は、移動型又は静止型のいずれでもよい。さらに、移動局は、無線チャネルを通じて又は(例えば光ファイバ又は同軸ケーブルを用いた)有線チャネルを通じて通信するデータデバイスを具備することができる。移動局は、無線電話及び有線電話に加えて(又はこれらの電話の代わりに)、その他の様々なデバイス(例えば、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部モデム、内部モデム、等であるが、これらのデバイスに限定するものではない)を実装するように構成することができる。
動作
これまでは、本開示の様々な構造上の特長について説明したが、次に、本開示の一部の動作上の側面について説明する。上述したように、本開示の1つの動作上の側面は、マルチキャスト放送プログラムを受信中の移動局がポイントツーポイントコールを追加受信するか又はポイントツーポイントコールを追加で行う状況下においてポイントツーポイントコール及び/又は共有放送接続を管理することを含む。
信号保持媒体
機械によって実行される1つ以上のプログラムシーケンスを用いて本開示の機能を実装させる場合は常に、該シーケンスは、様々な形態の信号保持媒体を用いて実現させることができる。図2において、該信号保持媒体は、例えば、プロセッサ202によって直接又は間接的にアクセス可能な記憶装置204又はその他の信号保持媒体(例えば、磁気データ記憶ディスケット300)(図3)を具備することができる。命令は、記憶装置206、ディスケット300、又はその他のいずれに内蔵されているかにかかわらず、機械によって読取可能な様々なデータ記憶媒体に保存することができる。一部の例として、直接アクセス記憶装置(例えば、従来の「ハードドライブ」、安価なディスクの冗長アレイ(RAID)、又はその他の直接アクセス記憶装置(DASD)、順次アクセス記憶装置(例えば、磁気テープ、光学テープ、等)、電子不揮発性メモリ(例えば、ROM、EPROM、フラッシュPROM、EEPROM、等)、電池バックアップRAM、光学記憶装置(例えば、CD−ROM、WORM、DVD、デジタル光学テープ、等)、紙の「パンチ」カード、又はその他の適切な信号保持媒体(アナログ伝送媒体、デジタル伝送媒体、アナログリンク、通信リンク、及び無線通信を含む)等がある。本発明の1つの例示的実施形態においては、機械で読み取り可能な命令は、アセンブリ語、C、等の言語でコンパイルされたソフトウエアオブジェクトコードを具備することができる。
論理回路
上述した信号保持媒体とは対照的に、本開示の機能の一部又は全部は、プロセッサを用いて命令を実行する代わりに論理回路を用いて実装することができる。このため、これらの論理回路は、本発明の方法上の側面を実行する動作を実施するように構成されている。さらに、該論理回路は、上述したように、数多くの異なった型の回路を用いて実装することができる。
移動局−呼モデル
各移動局114は、図5Aの概略的状態図560に従って動作する。アイドル状態562においては、移動局は、以下においてさらに詳細に説明してある共有ページングチャネル及び共有オーバーヘッドチャネルをモニタリングする。これらのチャネルは、すべての基地局が範囲内のすべての移動局にこれらのチャネルを一斉に同報通信するという意味で共有されている。概説すると、共有ページングチャネルは、着信呼を移動局に通知するチャネルであり、共有オーバーヘッドチャネルは、様々なシステム関連情報を提供するチャネルである。アイドル状態562においては、移動局は、1つ以上の共有放送チャネルを通じて、マルチキャスト放送コンテンツを基地局から追加受信することができる。アイドル状態562においては、移動局の送信機はスイッチが切られた状態になっている。
1つの事例においては、移動局が登録メッセージを伝送して移動局の存在、身元、特徴、等を付近の基地局に連絡時に、アイドル状態562からアクセス状態564への移行563が行われる。この事例においては、アクセス状態564は、登録メッセージ後にアイドル状態562に再び戻る。
もう1つの状況においては、移動局又は別の当事者がポイントツーポイントコールを確立中にアイドル状態562からアクセス状態564への移行563が行われる。1つの例として、別の当事者がこのポイントツーポイントコールを開始した場合には、移動局は、共通ページングチャネルを通じてページングメッセージを受け取る。移動局が共通の「アクセス」チャネルを通じてページを応答後、移動局は、該ポイントツーポイントコールを行うトラフィックチャネルの割当てを受ける。さらに、移動局は、該アクセスチャネルを通じて該当するメッセージを送り、次に同じ方法でチャネル割当てを受けることによって発呼を開始させる。
着呼又は発呼が最終的に伝送されて移動局及び基地局がトラフィックチャネルを通じての通信を開始すると、アクセス状態564からトラフィック状態566への移行565が行われる。トラフィック状態566においては、移動局は、個々のトラフィックチャネルを利用して別の当事者とのポイントツーポイントコール通信を行う。新たに開始されたポイントツーポイントコールは、後述するように、音声、データ、さらには放送コンテンツ情報さえも伝送することができる。ポイントツーポイントコールが放送コンテンツを搬送する場合は、移動局がそれ以前にアイドル状態562において受信中であった共有放送にとって代わる。
ポイントツーポイントコールがいずれかの当事者によって終了されたとき又はその他の方法で接続が切断されたときに、トラフィック状態566からアイドル状態562への移行567が再び発生する。移行567は、ポイントツーポイントコールを行うために使用されたトラフィックチャネルの解放を含む。このポイントツーポイントコールが放送コンテンツを含んでいた場合は、オプションとして、移行567後に、アイドル状態562において共有チャネルを通じての放送コンテンツの引渡しが再開されるようにすることができる。
チャネル
図5B乃至5Dは、上述したアイドル状態中、アクセス状態中、及びトラフィック状態中に移動局及び基地局の間で情報を中継するために用いられる主通信チャネルのうちの一部を示した図である。本開示の放送チャネルは、データ、音声、映像、又はその他のあらゆる希望するコンテンツを中継するために利用することができる。
「通信チャネル/リンク」は、前後関係に応じて物理チャネル又は論理チャネルを指している。「物理チャネル」は、信号が伝播する通信経路であり、変調上の特性及び符号化に関して記述される。「論理チャネル」は、基地局又は移動局のプロトコルレイヤ内における通信経路である。「逆方向チャネル/リンク」は、移動局が基地局に信号を送るときの通信チャネル/リンクである。「順方向チャネル/リンク」は、基地局が移動局に信号を送るときの通信チャネル/リンクである。
アイドル状態
図5Bは、アイドル状態562に関する図である。基地局504は、移動局502及び該基地局が対応中であるその他のすべての移動局が受け取るためのオーバーヘッドチャネル505を伝送する。オーバーヘッドチャネル505は、定期的に繰り返されるシステム情報(例えば、近隣の基地局に関する情報)、アクセス情報(例えば、推奨される電力レベル、メッセージの最大の大きさ、等)、及びシステムパラメータ(例えば、製品改訂レベル、サポートされている機能、等)を含んでいる。CDMA−2000システムにおいては、オーバーヘッドチャネル505は、順方向放送制御チャネル(F_BCCH)を具備することができる。
1つの例として、オーバーヘッドチャネル505のコンテンツは、共有チャネル及び/又は個々のチャネルを通じて入手可能な各々異なった放送番組を指定する放送システムパラメータメッセージ(BSPM)を含むことができる。「番組」とは、CNNニュース、ESPN、又は気象情報等の1つの特定の放送コンテンツの流れである。BSPMは、基地局の共有チャネルの各々において入手できる番組(及び周波数又はその他のチャネルアイデンティティ)、及び、個々のチャネルにおいて入手できる番組(個々のチャネルにおいてサービスを確定時に特定の周波数が決定される)を示すメッセージである。また、以下において図6を参照してさらに詳細に説明してあるように、BSPMは、その他のいくつかの情報も含んでいる。
基地局504は、該基地局が対応中のすべての移動局が受け取るための共有ページングチャネル506を伝送する。基地局504によって対応されるすべての移動局は、ページングチャネル506をモニタリングしており、このため、ポイントツーポイントコール又はその他の情報が到着時に機敏に対応することができる。CDMA−2000においては、順方向制御チャネル(F_CCCH)がページングチャネル506の典型的な例である。
共有放送チャネル508は、基地局504の網羅範囲内にある移動局が使用するために基地局504が伝送する潜在的に数多くの共有放送サブチャネル(並行チャネル)を含んでいる。概して、通信システム100は、高速データ伝送能力を備えておりさらに非常に多数の移動局が受信するのに適している「順方向放送補足チャネル」(F_BSCH)を利用することによって高速放送サービスを可能にする。該高速放送補足チャネルは、例えば、放送トラフィックを搬送する単一の順方向リンク物理チャネルを具備する。該単一の順方向放送共有チャネル内では、1つ以上の高速順方向放送サービスチャネルが時分割多重化される。このため、チャネル508は、多数の異なった放送番組を同時並行して搬送することができる。
共有放送チャネル508は、全移動局が自由に利用できるようにすることが可能であり、他方、いくつかの登録ステップを完了させている移動局のみに制限するようにすることも可能である。チャネル508は、網羅範囲内の全移動局に例外なく同報通信されるため、究極的には、これらの移動局が、ユーザーが放送にアクセスできるかどうかを、該ユーザーが登録済みであるかどうかに基づいて管理する。1つの例として、各共有放送チャネルを所定の符号で暗号化し、登録済みの移動局のみに該符号を提供するようにすることができる。
参考として挙げた以下の特許出願では放送サービスに登録するための仕組みについて説明されており、これらの特許出願は、本出願明細書において参照することによってその全体が本出願明細書の中に組み入れられている。即ち、米国特許出願No.09/934,021(出願日:2002年8月20日)"METHOD AND APPARATUS FOR OUT OF BAND TRANSMISSION OF BROADCAST SERVICE OPTION IN A WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM"(無線通信システムにおける放送サービスオプションの帯域外伝送のための方法及び装置)。上記の特許出願においては、共有放送チャネル508は、順方向放送補足チャネル(F_BSCH)と呼ばれている。
アクセス状態
図5Cは、アクセス状態564に関する図である。移動局502は、オーバーヘッドチャネル505、ページングチャネル506、及び共有放送チャネル508の受信を続ける。共有アクセスチャネル522は、基地局504が対応している全移動局によって使用される。ポイントツーポイントコールを開始させる際には、アクセスチャネル522は次の2通りの方法で使用することができる。着呼の場合は、移動局502は、別の移動局が移動局502に対するポイントツーポイントコールを開始中にページに応答するためにアクセスチャネル522を使用する。発呼の場合には、移動局502は、ポイントツーポイントコールの開始を要求するためにアクセスチャネル522を使用する。CDMA−2000プロトコルにおいては、逆方向アクセスチャネル(R_ACH)がアクセスチャネル522の典型的な例である。
移動局502は、ポイントツーポイントコールの開始に加えて、登録メッセージを時折伝送するためにアクセスチャネル522を使用することができる。この機能は、移動局502の所在場所及びその他の関連情報を無線ネットワークに伝えるのに役立つ。アクセス状態564において登録メッセージ又はその他の同様のメッセージが発生している場合は、移動局502は、トラフィック状態566に入らずにアイドル状態562に戻る。
トラフィック状態
図5Dは、トラフィック状態566に関する図である。この状態においては、トラフィックチャネル552及び554は、移動局502及び基地局504の間における双方向ポイントツーポイントコールデータ伝送を協力して行う。チャネル552及び554は、移動局502が個別に使用するための専用チャネルである。順放送トラフィックチャネル552「論理」チャネルは、並列物理チャネル(トラフィック−コンテンツチャネル552a、トラフィック−シグナリングチャネル552b、等)を含む。トラフィック−コンテンツチャネル552aは、基地局504から移動局502に運ばれたコンテンツ(音声情報、データ、等)を搬送する。トラフィック−シグナリングチャネル552bは、シグナリング情報(ハウスキーピング、等)、メタデータ、システム情報)、及びチャネル552a及び/又はそのコンテンツについて記述したその他の情報を搬送する。1つの代替実施形態においては、チャネル552a及び552bは、既述した並列チャネルではなく互いに無関係のチャネルにすることができる。逆方向トラフィックチャネル554は、チャネル552と反対方向の通信を行う並列のトラフィックコンテンツチャネル554aトラフィックシグナリングチャネル及び554bも含む。
トラフィック状態においては、アクセス、オーバーヘッド、及びページングに関する情報は専用シグナリングチャネル552b及び554bを通じて搬送されたるため、移動局は、アクセスチャネル522、オーバーヘッドチャネル505、及びページングチャネル506を使用しない。
トラフィック状態566中には、移動局502は、放送コンテンツを受信し続けることができる。しかしながら、ポイントツーポイントコール552/554と同時並行した放送コンテンツの引渡しは、必ず、共有チャネル508ではなく個々のポイントツーポイントチャネル556を通じて行われる。この主な理由は、移動局が適切に動作するために必要なシグナリング手順及び制御手順がアイドルチャネルとトラフィックチャネルの間で非常に大きく異なっており、このため、移動局はいずれの所定の時点においてもこれらの2つの状態のうちの1つの状態にしかなることができないためである。従って、トラフィックチャネル552及び554を使用中には、該使用時間中における放送情報の交換は、必ずトラフィックチャネル556において行われ、コンテンツは556aにおいて及びシグナリングは556bにおいて行われる。
一般的には、ポイントツーポイントコールに適しているあらゆる順方向リンクチャネルを個々の放送チャネル556として使用することができる。より具体的ないくつかの選択肢を次に示す。即ち、CDMA−2000を例として用いた場合における1つの選択肢は、14.4Kb/秒を提供する、順方向基本チャネル(F_FCH)又は順方向専用制御チャネル(F_DCCH)である。もう1つの選択肢は、最高1Mb/秒のサービスを提供する順方向補足チャネル(F_SCH)である。これよりもさらに高速の選択肢は、最高2.4Mb/秒のさらに高速のサービスを提供する順方向パケットデータチャネル(F_PDCH)である。
移動局502が単一の基地局としか通信しないアイドル状態562及びアクセス状態564とは異なり、トラフィック状態における移動局502は、ソフトハンドオフを行うこと、信号冗長性を得ること、又はその他の最終目標を達成させることを目的として、トラフィック情報、放送コンテンツ情報及びシグナリング情報の交換を多数の基地局と同時並行して行うことができる。このため、(本発明の便益を有する)当業者は、本開示において1カ所の「基地局」を引用しているのは説明を単純化及び容易にするためであることを認識することになる。トラフィック状態の移動局は、多数の基地局と同時並行して通信することができる。
さらに、移動局502が多数の双方向電話会話をトラフィックチャネル552及び554において同時に行うための技術は既知である。これらの技術は、例えば、複数の異なったデータ流を時間多重化して1つの所定のチャネルが2つ以上のデータ流を搬送できるようにすることを含む。本開示は、同様の技術を利用することによって、移動局502が個別チャネル556を通じて多数の同時並行した放送番組を受信することを企図している。
追加情報
(1)IS_2000.2という名称のCDMA2000物理レイヤ規格、及び(2)米国特許出願No.09/933,978(出願日:2001年8月20日)"METHOD AND APPARATUS FOR SIGNALLING IN BROADCAST COMMUNICATION SYSTEM"(放送通信システムにおけるシグナリングのための方法及び装置)では、高速放送サービスおいて使用される物理チャネル及び論理チャネルについてのさらに詳細な説明が行われており、本出願明細書においてこれらの参考文献及び特許出願を参照することによって本出願明細書に組み入れられている。さらに、共通チャネル及び専用チャネルを情報放送のために使用することが、"METHOD AND APPARATUS FOR GROUP CALLS USING DEDICATED AND COMMON CHANNELS IN WIRELESS NETWORKS"(無線ネットワークにおいて専用チャネル及び共通チャネルを用いたグループ呼のための方法及び装置)という題名の特許出願No.60/279,970(出願日:2001年3月28日)において開示されており、本出願明細書において参照することによって本出願明細書に組み入れられている。
BSPM
上述したように、同報通信能力を備えた各基地局は、オーバーヘッドチャネル505を通じて、該基地局の入手可能な放送コンテンツ及び関連情報を移動局に知らせるための代表的なBSPMを繰り返し同報通信する。図6は、対象となる基地局に関する典型的なBSPM600のコンテンツを示した図である。同図では、理解しやすくするために表形式で表してあるが、BSPMは、実際には、ヘッダ、トレーラー、パケット情報、又は、無線放送に適したその他のメタデータとフォーマッティングを含む信号流を具備する。
図6に示したように、BSPM600は、各々が1つの異なった情報カテゴリを表している様々なカラムを含んでいる。カラム600は、チャネルコンテンツ、即ち該チャネルの「放送番組」を記載したカラムである。カラム606は、該当する基地局が、個々のチャネルで対象番組を提供するようにプログラミングされているかどうか、個々のチャネルで対象番組を提供するように構成されているかどうか、又は、個々のチャネルで対象番組を提供する能力をその他の形で備えているかどうか(即ち、対象番組が個々のチャネルを通じて「入手可能」であるかどうか)を示している。
カラム608は、対象基地局が対象番組を共有チャネルで提供するための装備を有しているかどうか(即ち、共有チャネルを通じて対象番組を基地局から「入手可能」であるかどうか)を示している。カラム604は、対象番組を放送するために用いられる共有チャネルの様々な特性(例えば、ウォルシュ符号、変調型、ビタビ符号化、データ速度、誤り訂正、等)を示している。カラム609は、対象番組を放送するために用いられる共有チャネルのアイデンティティ(該当する場合)、即ち、対象基地局によって使用される論理周波数及び/又は物理的帯域幅、を示している。さらに、カラム610は、基地局が共有チャネル609を通じて対象番組を現在伝送中であるかどうかを示している。
BSPMは、拡大してその他の様々な情報を含めるようにすること、及び、短縮して上記のいくつかの情報を除外することができる。例えば、基地局は、BSPM600を短縮してオーバーヘッドチャネル505における帯域幅を節約するために、要求があったときにチャネルアイデンティティ609を提供するようにすることができる。同様に、移動局は、基地局が共有チャネルを通じて特定の番組を伝送中であるかどうかを試行錯誤によって決定するため、「現在伝送中の」カラム610は省略することができる。
さらに、後述するように、BSPMは、全体を省略することができる。もう1つの選択肢として、BSPMのコンテンツは、放送サービスが一般的に入手可能であることを示すフラグ(図示していない)だけにし、移動局が照会時に基地局からさらなる情報を入手できるようにすることが可能である。
全体的動作
図7は、ある1カ所の移動局が共有放送チャネルを通じて放送番組を既に受信中に該移動局によって開始された(又は該移動局に対して行われた)ポイントツーポイントコールの処理に関する無線通信システムの全体的な動作を表したシーケンス700を示した図である。以下では、説明を容易にするために、但し限定することを意図することなしに、上述した図1乃至6の構成要素と共にシーケンス700について説明する。
参照を容易にするため、図7(及び図8乃至10)は、「移動局」(移動局は、モバイル、加入者局、無線電話、又は、その他の名前で呼ぶことができ、前後関係に依存する)によって行われる様々な動作を例示した図である。さらに、これらの図は、「ネットワーク」(無線通信システムのネットワーク施設、1カ所以上の基地局、又は、通信システムのソフトウエア及び/又はハードウエアインフラの別の1つ以上の構成要素を指している)によって行われるその他の動作も例示している。
ステップ702においては、無線移動局及び遠隔の第三者の間でポイントツーポイントコールが開始される。このポイントツーポイントコールの開始は、該無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを既に受信中に発生する。さらに、このポイントツーポイントコールは、該移動局が開始させること(着呼)又は遠隔の第三者が該移動局に呼を行うこと(発呼)によって開始させることができる。
ステップ704では、(1)放送コンテンツの受信を続けるかどうか、及び(2)ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合にポイントツーポイント及び放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する優先事項を確認する。着呼の場合は、該カテゴリは、着信中のポイントツーポイントコールを受信するかどうかも含んでいる。1つの選択肢として、もう1つの所定の動作条件カテゴリは、ネットワーク資源がすべての番組を同時並行して実施することができない場合に複数の番組の中からいずれかの番組を選択することを含めることができる。例えば、ESPN、等よりもCNN放送を優先させることができる。
例示した実施形態においては、ステップ704は、移動局によって実施され、移動局は、人間のオペレータへの問い合わせ、予め保存されている優先事項の参照、ディフォルト時選択肢の利用、これらの手段の組合せ又はその他の手段を行う。さらに、この実施形態においては、移動局は、優先事項を無線ネットワークに通知する。代替実施形態においては、移動局の優先事項の一部又は全部をネットワークに予め保存することによって、移動局がこれらの優先事項をネットワークに通知する必要がないようにすることができる。予めの保存は、あらゆる状況に関して指定すること、ある一定の時間に関して指定すること、いくつかの呼又は電話番号に関して指定すること、又はその他のあらゆる事柄に基づいて指定することができる。
ステップ706は、優先事項に従って実施され、(1)ポイントツーポイントコールを実施し、放送の受信を中止させる、又は(2)ポイントツーポイントコールを実施し、放送の受信を続ける、のうちのいずれかのモードで通信が行われる。着呼の場合は、これらのモードは、着信中のポイントツーポイントコールを完了させるのを打ち切りさらに放送の受信を続けることも含まれる。例示した実施形態においては、ステップ706は、移動局と通信中の主基地局によって実施され、ステップ706は、(1)放送の継続を考慮せずにポイントツーポイントコールを完了させる(移動局の優先事項が放送を中止させることである場合)、(2)ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合はポイントツーポイントコールを完了させる(移動局の優先事項が放送ではなくポイントツーポイントコールを選択することを含んでいる場合)、及び(3)ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行させることができない場合にポイントツーポイントコールの完了を打ち切る(移動局の優先事項がポイントツーポイントコールではなく放送を選択することを含む場合は)、のうちのいずれか1つの動作を含んでいる。着呼の場合において、呼を受け取らないことが優先事項であることを移動局が示している場合には、基地局が該呼の完了を打ち切りさらに移動局による放送の受信継続を許可するようにすることも可能である。
典型的メッセージコード
様々なCDMA通信システム(CDMA−2000、等)において、移動局及びネットワークは、標準的な意味を有する様々なメッセージ(例えば、発信メッセージ、登録メッセージ、ページ応答メッセージ、及びその他の数多くのメッセージ)を用いて通信する。開示したシステムの1つの具体的な実施形態についてさらに詳細に説明すると(但し、限定することを意図するものではない)、様々なメッセージコードを利用してこれらの標準メッセージを補足する。メッセージコードは、相互に関連するパケットデータとともに含めること、ヘッダ又はその他のメタデータの中に組み込むこと、又は、その他の方法でキャリヤメッセージとともに実装することができる。1つの代替実施形態においては、メッセージコードは、スタンドアロンメッセージ自体として伝送される。又、一部のメッセージコードは、移動局からネットワークに送られたメッセージとともに使用され、その他のメッセージコードは、ネットワークから移動局に送られたメッセージとともに使用される。メッセージコードの値、例えば、“0”又は“1”が含まれているかぎりにおいて、相対位置又はメッセージコード値に固有のその他の情報からメッセージコードの型が明らかである場合は、メッセージコード自体の名前を省略することができる。例えば、メッセージコード及び値“BCMCS_REQ=1”は、明確な形で個別に配置されている場合には簡略化して値“1”にすることができる。以下では、いくつかの典型的なメッセージコード及びその値について説明する。
BCMCS_REQ
このメッセージコードは、着呼を受け入れるメッセージ(ページ応答メッセージ、等)と共に又は発呼を行うメッセージ(発信メッセージ、等)と共に移動局によって伝送される。“1”の値は、開始中であるポイントツーポイントコールと同時並行した共有放送を移動局が要求することを意味しており、他方、“0”の値は、移動局が同時並行共有放送を要求しないことを意味している。
BCMCS_REQ_PRIORITY
このメッセージコードは、BCMCS_REQと同様に、ポイントツーポイントコールを行うメッセージ又はポイントツーポイントコールを受け入れるメッセージと共に移動局によって伝送される。このメッセージコードの値は、ネットワーク資源が放送及びポイントツーポイントコールの両方を移動局に提供できない場合に放送及びポイントツーポイントコールのうちのいずれを選択するかを示す。値が“1”の場合は、移動局がポイントツーポイントコールを優先させることを意味しており、値が“0”の場合は、移動局が放送を優先させることを意味している。
BCMCS_ID_PRIORITY
このメッセージコードは、着呼を受け入れるメッセージ又は発呼を行うメッセージと共に移動局によって伝送される。BCMCS_ID_PRIORITYメッセージコードは、ある1つの所定の放送番組に関して、ネットワークが全番組を同時並行して供給することができない場合に、その他の指定された放送番組よりも該所定の放送番組を優先させるように指定するメッセージコードである。この所定の放送番組は、別のメッセージ、パラメータ、又はコードによって識別することができ、1つの例は、放送サービス識別子(BCMCS_ID)メッセージコードである。BCMCS_ID_PRIORITYにおいて、値が“1”の場合は、所定の番組がその他の番組よりも優先度が高いことを意味しており、値が“0”の場合は、所定の番組のほうが優先度が低いことを意味している。代替として、BCMCS_ID_PRIORITYコードは、これよりも広い範囲の値(例えば、1乃至10)を利用することができ、このため、移動局は、複数の放送番組の互いの優先順位をより正確に設定することができる。
BCMCS_INFO_INCL
このメッセージコードは、移動局への呼又は移動局からの呼を完了させるメッセージと共にネットワークから移動局に伝送される。例えば、BCMCS_INFO_INCLメッセージコードは、移動局がポイントツーポイントコールを行う際に利用するためのチャネルを割り当てるチャネル割当てメッセージと共に提供される。このメッセージコードは、値が“1”の場合は、チャネル割当てメッセージは個々の放送チャネルを移動局に付与する情報も含むことを示しており、値が“0”の場合は、放送チャネル情報が含まれていないことを示している。
USE_SAME_BCMCS_INF
このメッセージコードは、移動局への呼または移動局からの呼を完了させるメッセージ(例えば、チャネル割当てメッセージ、等)と共にネットワークによって伝送される。値が“1”の場合は、移動局が同じ放送チャネル情報を使用し続けるべきであることを示しており、値が“0”の場合は、移動局が注意すべき新たな放送チャネル情報が含まれていることを示している。放送チャネル情報は、周波数、データ速度、ウォルシュ符号、及び/又はその他の特性を含めることができる。
NUM_BCMCS_SESSION,NUM_FBSCH
これらのメッセージコードは、ポイントツーポイントコールが認可されて放送構成が変更されたときに放送チャネル及びその他の構成情報を識別するためにネットワークによって伝送される。NUM_BCMCS_SESSIONは、この移動局に対して割り当てられている放送番組数を示し、NUM_FBSCHは、放送を引き渡す際に用いられる放送補足チャネルの番号を示している。
以下では、これらのメッセージコード及びその他のメッセージコードについて関連図を参照しつつさらに詳細に説明する。
MobileStation−OutgoingCall
図8は、移動局が共有放送を既に受信中であるときに発信ポイントツーポイントコールを開始させるために該移動局によって実施される動作800を描いた図である。以下では、説明を容易にするために、但し限定することを意図することなしに、上述した図1乃至6の構成要素と共にシーケンス800について説明する。
ステップ802において、移動局は、オペレータによる遠隔局へのポイントツーポイントコールの開始を受け取る。この動作は、移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送番組を既に受信中に発生する。ステップ802においては、移動局は、アイドル状態562である。オペレータによる開始は、例えば、オペレータがキーパッド、デジタルパッド、音声認識エンジン、又はその他の何らかの手段を利用して電話番号又は代表的な速記コードを入力することによって発生する。
移動局は、オペレータによる開始に応答して、呼処理上の様々な優先事項を決定し(ステップ803)、次に、様々な行為(ステップ804乃至815)を適宜実施する。例示した例においては、呼処理上の優先事項は、移動局が共有放送の受信を続けることを希望するかどうかを決定すること、及び、ネットワーク資源において衝突が生じた場合にポイントツーポイントコール及び放送の間で優先度が高いほうを選択することを含む。ステップ803は、移動局によって実施され、移動局は、人間のオペレータへの問い合わせ、移動局又はその他の場所に予め保存されている優先事項記録の参照、ディフォルト値の利用、これらの手段の組合せ又はその他の手段を行う。
ステップ803の呼処理上の優先事項が、放送の継続を希望しないことを示している場合は、移動局は、呼を開始させるための発信メッセージを送る(ステップ806)。この動作は、移動局をアイドル状態562からアクセス状態564にする。さらに、移動局は、放送コンテンツを受信し続けることを希望しないことを示す追加メッセージも送る。この追加メッセージは、発信メッセージとは別々にすること、又は、補助的な一部分(例えば、パラメータ、予め定義されたフラグ、付加物、又はその他のメタデータ構成要素、等)にすることができる。例えば、追加メッセージは、値が“0”のメッセージコードBCMCS_REQを具備することができる。ステップ806を実施後は、移動局は、ネットワークが例えばチャネル割当てメッセージを送ることによって呼を完了させるためのシグナリングを行うのを待つ(807)。
ステップ808は、ステップ806及び807とは対照的に、放送の継続が希望されていることをステップ804が示した場合に実施される。ステップ808においては、移動局は、呼を開始させるための発信メッセージを送り、移動局をアイドル状態562からアクセス状態564に移行させる。さらに、移動局は、放送コンテンツの受信継続を希望することを示す追加メッセージも送る。この追加メッセージは、発信メッセージとは別々にすること、又は、補助的な一部分(例えば、パラメータ、予め定義されたフラグ、付加物、又はその他のメタデータ構成要素、等)にすることができる。例えば、追加メッセージは、値が“1”のメッセージコードBCMCS_REQを具備することができる。
ステップ808の完了後は、ステップ810は、(ステップ803からの)呼処理上の優先事項がポイントツーポイントコールよりも放送を優先させているかどうか又は放送よりもポイントツーポイントコールを優先させているかどうかに依存してステップ812又は814に進む。この場合、ポイントツーポイントコールよりも放送を優先させている場合はステップ812に進み、放送よりもポイントツーポイントコールを優先させている場合はステップ814に進む。さらに、放送が優先されている場合は、移動局は、何らかの衝突が発生した場合は放送が優先することを示した追加メッセージを送る(812)。この追加メッセージは、(ステップ808の)発信メッセージとは別々にすること、又は、補助的な一部分(例えば、パラメータ、予め定義されたフラグ、付加物、又はその他のメタデータ構成要素、等)にすることができる。例えば、追加メッセージは、値が“0”のメッセージコードBCMCS_REQ_PRIORITYを具備することができる。同じくステップ812において、移動局が複数の放送番組を受信中である場合は、移動局は、これらの複数の放送番組の間における相対的優先順位を指定することができる。例えば、この指定は、BCMCS_ID_PRIORITYメッセージコードを用いて達成させることができる。ステップ812の完了後は、移動局は、ネットワークが例えばチャネル割当てメッセージを送ることによって呼を完了させるためのシグナリングを行うのを待つ(813)。究極的には、呼が完了した時点で、移動局はトラフィック状態566に移行する。
対照的に、(何らかの衝突が発生した場合に)放送よりもポイントツーポイントコールが優先される場合は、ステップ810は、ステップ814に進む。ステップ814においては、移動局は、何らかの衝突が発生した場合は放送よりも呼が優先されることを示した追加メッセージを送る。この追加メッセージは、(ステップ808の)発信メッセージとは別々にすること、又は、補助的な一部分(例えば、パラメータ、予め定義されたフラグ、付加物、又はその他のメタデータ構成要素、等)にすることができる。例えば、追加メッセージは、値が“1”のメッセージコードBCMCS_REQ_PRIORITYを具備することができる。ステップ814の完了後は、移動局は、ネットワークが例えばチャネル割当てメッセージを送ることによって呼を完了させるためのシグナリングを行うのを待つ(815)。究極的には、呼が完了した時点で、移動局はトラフィック状態566に移行する。
移動局−着呼
図9は、移動局が共有放送番組を既に受信中であるとき着信ポイントツーポイントコールを処理するために移動局によって実施される動作900を描いた図である。以下では、説明を容易にするために、但し限定することを意図することなしに、上述した図1乃至6の構成要素と共にシーケンス900について説明する。
ステップ902において、移動局は、遠隔局から発生しているポイントツーポイントコールの通知をネットワークから受け取る。この受け取りは、移動局がアイドル状態562においてマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを既に受信中であるときに発生する。ネットワークによる通知は、例えば、移動局と通信中の基地局からページングメッセージを受け取ることによって発生する。移動局は、呼通知が到着するとアクセス状態564に移行する。
移動局は、ステップ902に応答して、着信呼を受け入れるかまたは拒否するかどうかを決定する入力を行うようにオペレータに要請する(ステップ903)。ステップ903は、移動局が、電話のベルを鳴らすか、電話を振動させるか、メッセージを表示するか、これらの手段を組み合わせるか、又はその他の手段を使用し、その後に音声、スタイラスペン、キーパッド入力、等によるオペレータの入力を受け取ることによって実施することができる。代替として、ステップ904は、例えば移動局が着呼の処理に関する一定の命令によってプログラミングされている場合は、オペレータによる入力なしで解決することができる。
ステップ903の完了後は、ステップ904は、オペレータが着呼を拒否するか(906)又は受け入れるか(905)のいずれを選択するかに依存してステップ906又はステップ905に進む。着呼が拒否された場合は、ステップ904は、ステップ906に進み、移動局は、例えば否定するページ応答メッセージを送るか又はネットワークのページへの応答を無視することによってネットワークのページを拒否する。この場合には、移動局は、アクセス状態564からアイドル状態562に移行する。
着呼が受け入れられた場合は、ステップ904は、ステップ905に進み、移動局は、呼の処理上の様々な優先事項を決定する。例示した例においては、これらの呼の処理上の優先事項は、(1)放送コンテンツの受信を続けるかどうか、及び(2)ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合にポイントツーポイント及び放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する決定が関わっている。ステップ905において呼処理上の優先事項を収集することは、移動局によって実施され、移動局は、人間のオペレータへの問い合わせ、移動局又はその他の場所に予め保存されている優先事項記録の参照、ディフォルト値の利用、これらの手段の組合せ又はその他の手段を行う。
移動局は、呼の処理上の優先事項の決定後は、以下においてさらに詳細に説明するように、これらの優先事項を示した追加メッセージをネットワークに送る。より具体的には、ステップ908は、(ステップ905からの)呼処理上の優先事項が放送の接続を維持する(910)又は放送を中止する(912)のいずれを優先させるかに依存してステップ910又は912に進む。
移動局が放送の接続を中止させる場合は、移動局は、呼を受け入れるページ応答メッセージを送る(ステップ912)。さらに、移動局は、放送コンテンツを受信し続けることを希望しないことを示した追加メッセージも送る。この追加メッセージは、ページ応答メッセージとは別々にすること、又は、補助的な一部分(例えば、パラメータ、予め定義されたフラグ、付加物、又はその他のメタデータ構成要素、等)にすることができる。例えば、追加メッセージは、値が“0”のメッセージコードBCMCS_REQを具備することができる。ステップ912の完了後は、移動局は、ネットワークが例えばチャネル割当てメッセージを送ることによって呼を完了させるためのシグナリングを行うのを待ち(913)、該シグナリングが行われた時点でトラフィック状態566に移行する。
対照的に、放送の接続を維持すべきであることがステップ908において判明した場合は、移動局は、呼を受け入れるページ応答メッセージを送る(ステップ910)。さらに、移動局は、放送コンテンツの受信継続を希望することを示す追加メッセージも送る。この追加メッセージは、ページ応答メッセージとは別々にすること、又は、補助的な一部分(例えば、パラメータ、予め定義されたフラグ、付加物、又はその他のメタデータ構成要素、等)にすることができる。例えば、追加メッセージは、値が“1”のメッセージコードBCMCS_REQを具備することができる。
ステップ910の完了後は、ステップ914は、(ステップ905からの)呼処理上の優先事項がポイントツーポイントコールよりも放送を優先させる(916)、放送よりもポイントツーポイントコールを優先させる(920)、又は該優先事項が不明である(918)のいずれであるかに依存して、ステップ916、918、又は920に進む。放送が優先される場合は、移動局は、何らかの衝突が発生した場合は放送が優先されることを示す追加メッセージを送る(916)。この追加メッセージは、値が“0”のメッセージコードBCMCS_REQ_PRIORITYを具備することができる。ポイントツーポイントコールが優先される場合は、移動局は、該呼が優先されることを示す追加メッセージを送る(920)。例えば、この追加メッセージは、値が“1”のメッセージコードBCMCS_REQ_PRIORITYを具備することができる。ステップ916及び920の追加メッセージは、(ステップ910の)ページ応答メッセージとは別々にすること、又は、補助的な一部分(例えば、パラメータ、予め定義されたフラグ、付加物、又はその他のメタデータ構成要素、等)にすることができる。ステップ916又は920の完了後は、移動局は、ステップ917(ステップ916の場合)又はステップ921(ステップ920の場合)において、ネットワークが例えばチャネル割当てメッセージを送ることによって呼を完了させるためのシグナリングを行うのを待ち、該シグナリングが行われた時点でトラフィック状態566に移行する。
呼/放送に関する相対的優先度が不明である場合は、移動局は、現時点では、例えば「優先度不明」を表す追加メッセージを送ることによって(918)、いずれを優先させるかを示すことを保留する。この追加メッセージは、(ステップ910の)ページ応答メッセージとは別々にすること、又は、補助的な一部分(例えば、パラメータ、予め定義されたフラグ、付加物、又はその他のメタデータ構成要素、等)にすることができる。代替として、移動局は、「優先度不明」に関するメッセージを送る代わりに、優先度に関するメッセージを省略することによってこの事実を示し、この場合はステップ918が省略される。ステップ918の完了後、又は(ステップ918が省略された場合は)ステップ914の完了後は、移動局は、ネットワークからのチャネル割当てメッセージを待つ(919)。移動局は、チャネル割当てを受け取ったことに応答して(ステップ923)、呼/放送に関する優先度を表したメッセージを送り、その後は、該当するネットワーク資源の利用可能性に基づいたネットワークの指示に従い、ポイントツーポイントコール、放送、又はその両方を実施する。ポイントツーポイントコールが完了された場合は、移動局は、トラフィック状態566に移行する。
ネットワークの動作
図10は、移動局へのポイントツーポイントコール又は移動局からのポイントツーポイントコールを処理するためにネットワークによって実施される動作1000を示した図であり、この呼は、移動局が共有放送番組を既に受信中に開始される。以下では、説明を容易にするために、但し限定することを意図することなしに、上述した図1乃至6の構成要素と共にシーケンス1000について説明する。1つのより特定の例として、動作1000は、移動局が既に通信中である基地局(「主基地局」)によって実施することができる。
ステップ1002において、ネットワークは、対象移動局に対するポイントツーポイントコールの開始又は対象移動局からのポイントツーポイントコールの開始を受け取る。該ポイントツーポイントコールが遠隔局から移動局に対して行われた場合は、ステップ1002の通知は、移動局のページ応答メッセージの形で到着する(例えば、図9、ステップ910及び912)。該ポイントツーポイントコールが移動局から遠隔局に対して行われている場合は、ステップ1002の通知は、発信メッセージの形で到着する(例えば、図8、ステップ806及び808)。
ページ応答メッセージが着信ポイントツーポイントコールを拒否している場合は、ネットワークは、該ポイントツーポイントコールの完了を打ち切る(ステップ1005)。他方、ページ応答メッセージが該ポイントツーポイントコールを受け入れることを示している場合、又は、対象となるポイントツーポイントコールが発呼である場合は、ステップ1002は、ステップ1003に進む。
ステップ1003において、ネットワークは、少なくとも(1)放送コンテンツの受信を続けるかどうか、及び(2)ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合にポイントツーポイントコール及び放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を含む移動局の呼処理上の優先事項に関する通知を受け取る。例示した例においては、移動局の呼処理上の優先事項をネットワークが受け取ること(1003)は、移動局がページ応答補足メッセージを伝送すること(例えば、ステップ910、912、916、918、又は920、等)又は呼発信補足メッセージを伝送すること(例えば、ステップ806、808、812、814、等)に対応している。これらのメッセージ伝送例は、上記のメッセージコードである。
ステップ1003の完了後は、移動局の呼処理上の優先事項に依存して、ネットワークは、(1)放送の継続を考慮せずにポイントツーポイントコールを完了させる、(2)ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合はポイントツーポイントコールを完了させる、及び(3)ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合はポイントツーポイントコールの完了を打ち切る、のうちのいずれか1つの動作を実施する。
より具体的には、ステップ1004において、ネットワークは、移動局の呼処理上の優先事項が放送を希望しないことを表している場合は、ステップ1006に進む。この場合には、ネットワークは、通常のポイントツーポイントコールの設定に従事する。ネットワークは、移動局が放送を希望しないことを表明したことをハウスキーピング目的のために利用し、この移動局に関する放送を中止する。より具体的には、この動作は、ネットワークがチャネル割当てメッセージ内のBCMCS_INFO_INCLフラグを“0”に設定することによって達成させることができる。しかしながら、その他の移動局は、共有放送サービスの受信を続ける。
他方、ステップ1004において、呼処理上の優先事項が放送を希望することを示していることが判明した場合は、ステップ1004は、ステップ1018に進む。ステップ1018において、ネットワークは、放送を実施する上で現在の共有チャネルの代わりに利用できる個々のチャネルが存在するかどうかを決定する。この決定は、移動局と通信中の基地局が個々のチャネルを通じて放送番組を提供するために展開されているかどうか、及び、個々のチャネルを割り当てるための追加電力の要求が基地局において正当化可能であるかどうかに依存する。個々のチャネルが優先される理由は、個々のチャネルを通じた放送の管理がポイントツーポイントコールの管理と類似しておりこのためネットワーク手順が共有チャネルの場合よりも単純なためである。個々のチャネルを利用可能である場合は、ネットワークは、移動局を該チャネルに割り当て(ステップ1020)、該チャネルを通じて移動局への放送コンテンツの伝送を開始する。尚、クオルコム・コーポレーションに対して譲渡された様々な米国特許出願(上記において具体的に識別されているクオルコム特許出願のうちの1つ以上の特許出願を含む)では、個々のチャネルにおける放送コンテンツの引渡しについてさらに詳細に説明されている。
対照的に、ステップ1018において、個々のチャネルを利用できないことが判明した場合は、ルーチン1000は、ステップ1008に進む。ステップ1008において、ネットワークは、(ステップ1003から受け取った)呼処理上の優先事項によって示された移動局の選択結果(即ち、移動局が放送又はポイントツーポイントコールのいずれを選択したか)に基づいてステップ1014、1010、又は1016に進むようにルーチン1000に指示する。ステップ1014は、放送がポイントツーポイントコールに優先して選択されたときに用いられる。ステップ1010は、(ステップ918に対応して)優先度が不明であるときに選択される。ステップ1016は、(ステップ814又は920に対応して)ポイントツーポイントコールが優先されるときに用いられる。
ステップ1014は、ネットワークがポイントツーポイントコール及び放送コンテンツの引渡しに同時並行して対応できるかどうかを決定する。この決定は、共有放送チャネルの周波数がポイントツーポイントコールが割り当てられる場合の周波数と同じであるかどうか及び同時並行する放送及びポイントツーポイントコールの複雑性に対処する能力をネットワークが備えているかどうか等の要因に基づいて行われる。ネットワークがポイントツーポイントコール及び共有放送に対応できない場合、ネットワークは、ポイントツーポイントコールを解放する(1015)。ポイントツーポイントコールは、例えば、基地局がページングチャネルを通じて解放メッセージを移動局に伝送することによって解放することができる。他方、ネットワークがポイントツーポイントコール及び放送の両方に対応できる場合は、ステップ1014は、ステップ1022に進む。ステップ1022については、以下においてさらに詳細に説明する。
ステップ1016は、ステップ1014と同様に、ネットワークがポイントツーポイントコール及び放送コンテンツの引渡しに同時並行して対応できるかどうかを決定する。しかしながら、ステップ1014とは異なり、ネットワークがポイントツーポイントコール及び放送の両方に対応できない場合は、ネットワークは、(現在の移動局に関する)放送を終了させ、ポイントツーポイントコールを完了させる(ステップ1017)。この場合は、ネットワークは、例えば、ポイントツーポイントコールを実施するための特定のチャネルに移動局を割り当てるチャネル割当てメッセージを送ることによってポイントツーポイントコールを完了させることができる。ネットワークが放送を終了させることは、ポイントツーポイントコール中に移動局が放送サービスの受信を続けるのを妨げることを意味している。より具体的には、この終了は、ネットワークがチャネル割当てメッセージ内においてBCMCS_INFO_INCLフラグを“0”に設定することによって達成させることができる。しかしながら、その他の移動局は、共有放送サービスの受信を続ける。対照的に、ステップ1016において、ポイントツーポイントコール及び放送の組合せが持続可能であることが判明した場合は、ルーチン1000は、後述するステップ1022に進む。
ステップ1022において、ネットワークは、共有放送及びポイントツーポイントコールの引渡しに関する手はずを完了させる前に、該放送が同じ引渡しメカニズムを引き続き使用することができるかどうか、又は、同時並行してポイントツーポイントコールに従事するための異なった構成を用いて放送を行う必要があるかどうかを決定する。引渡しメカニズム、即ち「構成」を変更することは、周波数、データ速度、ウォルシュ符号、多重化フォーマット、フレームサイズ、符号化の型及び/又はその他の信号特性を変更することが関わることがある。例えば、放送の引渡しに使用された周波数がポイントツーポイントコールの追加を許容できない等の様々な状況が発生する可能性がある。例えば、基地局は、負荷の均衡化を行うために各周波数において指定呼数を割り当てることができ、従って電力が要求される周波数においてはポイントツーポイントコールを割り当てることができない。
ステップ1022の完了後は、ネットワークは、ステップ1024又は1026においてポイントツーポイントコールのためのチャネル割当てを行う。ステップ1024は、現在の放送コンテンツと同じ周波数のチャネルを割り当て、ステップ1026は、ポイントツーポイントコール用の異なった周波数のチャネルを割り当て、さらに該異なった周波数における放送コンテンツの受信を開始させるように移動局に指図する。より具体的な例として、ステップ1024は、(放送が継続中であるため)“1”の値を有するメッセージコードBCMCS_INFO_INCL及び(同じ放送構成が使用されるため)“1”の値を有するメッセージコードUSE_SAME_BCMCS_INDを含むことができる。同様に、ステップ1026は、(放送が継続中であるため)“1”の値を有するメッセージコードBCMCS_INFO_INCL及び(異なった放送構成が使用されるため)“0”の値を有するメッセージコードUSE_SAME_BCMCS_INDを使用することができる。さらに、ステップ1026は、新たなチャネル構成の詳細事項を識別するためにメッセージコードNUM_BCMCS_SESSION及びNUM_FBSCHを利用することもできる。
前記の2つの状況(1014及び1026)とは対照的に、ステップ1008は、移動局がポイントツーポイントコール及び放送に関する相対的優先度を指定しなかった場合はステップ1010に進む。この場合には、ネットワークは、ステップ1010においてチャネル割当てメッセージを送り、移動局がポイントツーポイントコールを行うためのチャネルを暫定的に割り当てる。このチャネル割当てが暫定的である理由は、後述するように、移動局がポイントツーポイントコール及び放送のいずれかを選択していなければ、該チャネルが実際に必要であるかどうかをネットワークが決定できないためである。ステップ1012において、ネットワークは、移動局が選択した優先項目(ステップ923において伝送)(図9)を受け取る。
次に、ネットワークは、ステップ1012から受け取った移動局の優先項目に基づき、ポイントツーポイントコール、放送、又はその両方を実施する(ステップ1013)。即ち、ネットワークは、(1)ステップ1010において割り当てられたチャネルを解放する(移動局が放送を選択しており、ネットワーク資源がポイントツーポイントコール及び放送を同時並行して処理できない場合)、(2)放送を終了させる(移動局がポイントツーポイントコールを選択しており、ネットワーク資源が同時並行したポイントツーポイントコール及び放送をサポートできない場合)、又は(3)ポイントツーポイントコール及び放送の両方を実施する(ネットワークの状態上可能な場合)のうちのいずれか1つを実施する。
その他の実施形態
当業者は、情報及び信号は様々な技術及び技法を用いて表すことができることを理解している。例えば、上記の説明全体を通じて引用することができるデータ、命令、指令、情報、信号、ビット、記号、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁界、磁気粒子、光学場、光学粒子、又はそのあらゆる組合せによって表すことができる。
当業者は、さらに、本出願明細書において開示された実施形態に関連して説明されている様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップは、電子ハードウエアとして、コンピュータソフトウエアとして、又はその両方の組合せとして実装できることを高く評価することになる。上記では、このようなハードウエア及びソフトウエアの互換性について明確に例示するため、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップについて各々の機能の観点から一般的に説明してある。該機能がハードウエア又はソフトウエアのいずれとして実装されるかは、特定の用途及びシステム全体に課せられている設計上の制約事項に依存する。当業者は、上記の機能を特定の用途に合わせて様々な方法で実装することができるが、該実装決定は、本発明の適用範囲からの逸脱の原因となるものであると解釈すべきではない。
本出願明細書において開示されている実施形態に関して説明されている様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、本出願明細書において説明されている機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、その他のプログラミング可能な論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウエア構成品、又はそのあらゆる組合せ、を用いて実装又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサにすることができるが、その代替策として、従来のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。さらに、プロセッサは、計算装置の組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSPコアと関係する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる該コンフィギュレーションとの組合せ、として実装することもできる。
本出願明細書において開示されている実施形態に関して説明されている方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウエア内において直接具体化させること、プロセッサによって実行されるソフトウエアモジュール内において具体化させること、又はその両方の組合せにおいて具体化させることができる。ソフトウエアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、又は当業において既知であるその他のあらゆる形態の記憶媒体に常駐させることができる。1例として、1つの典型的な記憶媒体をプロセッサに結合させ、プロセッサが該記憶媒体から情報を読み出すようにすること及び該記憶媒体に情報を書き込むようにすることができる。代替として、該記憶媒体は、プロセッサと一体化させることができる。さらに、該プロセッサ及び該記憶媒体は、ASIC内に常駐させることができる。
さらに、開示した実施形態に関する上記の説明は、当業者が本発明を製造又は使用できるようにすることを目的とするものである。又、本実施形態に対する様々な修正及び変更が加えられた場合には、当業者は、該修正及び該変更を容易に理解することが可能である。さらに、本出願明細書において定められている一般原則は、本発明の精神及び適用範囲を逸脱しない形でその他の実施形態に対しても適用することができる。以上のように、本発明は、本出願明細書において示されている実施形態に限定することを意図するものではなく、本出願明細書において開示されている原則及び斬新な特長に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められることになることを意図するものである。
本出願明細書において用いられている「典型的」という表現は、「1つの例、事例、又は例示である」ことを意味している。さらに、本出願明細書において「典型的」として説明されているいずれの実施形態も、その他の実施形態よりも優先されると必ずしも解釈すべきではなくさらにはその他の実施形態よりも有利であると必ずしも解釈すべきではない。

Claims (35)

  1. 無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に前記無線移動局と遠隔の第三者との間で開始されたポイントツーポイントコールを管理するための方法であって、
    (1)前記放送コンテンツの受信を続けるかどうか、及び、(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合に、前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する優先事項を確認することと、
    (1)前記ポイントツーポイントコールを実施し、前記放送の受信を中止する、及び、(2)前記ポイントツーポイントコールを実施し、前記放送の受信を続ける、のうちのいずれか1つの所定の処理を含む動作を前記優先事項に従って行うこと、とを具備する方法。
  2. 前記動作を行うことは、(1)ネットワーク資源が前記放送コンテンツの実施を続けることができるかどうかを考慮せずに前記ポイントツーポイントコールを完了させる、(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合は前記ポイントツーポイントコールを完了させる、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記放送の受信を続けて前記ポイントツーポイントコールの完了を打ち切る、のうちのいずれか1つのタスクをネットワークが実施することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定の動作条件カテゴリは、着信ポイントツーポイントコールを受信するかどうかをさらに含み、前記所定の処理は、着信ポイントツーポイントコールの完了を打ち切ること及び前記放送コンテンツの受信を続けることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記所定の動作条件カテゴリは、ネットワーク資源が全番組を同時並行して実施することができない場合に複数の放送コンテンツ番組の間から選択することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ポイントツーポイントコールは、前記移動局によって開始された発呼であり、前記確認する動作は、前記移動局が前記優先事項を表したメッセージを呼発信メッセージと共に前記ネットワークに伝送することを具備する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ポイントツーポイントコールは、前記移動局に対して呼を行っている遠隔の第三者によって開始された着呼であり、前記ネットワークは、着呼の到着を前記移動局に警告するためのページングを前記移動局に行い、前記動作は、前記移動局が前記呼を受け入れるためのページ応答メッセージを伝送することをさらに含み、ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかに関する優先事項を確認する前記動作は、前記選択を表したメッセージを前記ページ応答メッセージと共に前記ネットワークに伝送することと、前記ページ応答メッセージにおいて前記いずれを選択するかを示すことを保留しさらにネットワークからのチャネル応答メッセージに応答して前記いずれを選択するかを示すこと、のうちのいずれか1つを含む動作を具備する、請求項1に記載の方法。
  7. 無線通信ネットワークにおいて無線移動局を動作する方法であって、
    前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中にオペレータが行った遠隔局に対するポイントツーポイントコールの開始を受信する動作と、
    前記オペレータが行った開始に応答して呼処理上の優先事項を決定し、さらに、前記決定に従って、呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望しないことを表した追加メッセージをネットワークに送ること及び呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望することを表した追加メッセージを送ることのうちのいずれか1つを含む動作を実施する動作であって、前記追加メッセージは、ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツの両方を同時並行して実施することができない場合に前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかを含む動作と、
    前記ポイントツーポイントコールを完了させるネットワークからのシグナリングを待つ動作と、を具備する方法。
  8. 前記呼処理上の優先事項を決定する前記動作は、前記移動局において予め保存されている呼処理上の優先事項を参照すること、及び、呼処理上の優先事項に関する問い合わせを前記移動局のオペレータに対して行うこと、のうちの少なくとも1つを具備する、請求項7に記載の方法。
  9. 機械によって読取可能な命令を含みかつデジタルデータプロセッサによって実行可能な、無線通信ネットワークの1つ以上の構成要素を管理する動作を実施するためのプログラム、を有形に具体化させた信号保持媒体であって、前記動作は、
    前記無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中にオペレータが行った遠隔局への発信ポイントツーポイントコールの開始を受信することと、
    前記オペレータが行った開始に応答して呼処理上の優先事項を決定し、さらに、前記決定に従って、呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望しないことを表した追加メッセージをネットワークに送ること及び呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望することを表した追加メッセージを送ることのうちのいずれか1つを含む動作を実施する動作であって、前記追加メッセージは、ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツの両方を同時並行して実施することができない場合に前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかを含む動作を実施することと、
    前記ポイントツーポイントコールを完了させるネットワークからのシグナリングを待つこと、とを具備する信号保持媒体。
  10. 前記呼処理上の優先事項を決定する前記動作は、前記移動局において予め保存された呼処理上の優先事項記録を参照すること及び呼処理上の優先事項に関する問い合わせを前記移動局のオペレータに対して行うことのうちの少なくとも1つを具備する、請求項9に記載の媒体。
  11. 無線通信ネットワークにおいて無線移動局を動作するための動作を実施するように構成されさらに相互に接続された複数の電導性素子を含む回路であって、前記動作は、
    前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中にオペレータが行った遠隔局への発信ポイントツーポイントコールの開始を受信することと、
    前記オペレータが行った開始に応答して呼処理上の優先事項を決定し、さらに、前記決定に従って、呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望しないことを表した追加メッセージを送ること及び呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望することを表した追加メッセージを送ることのうちのいずれか1つを含む動作を実施することであって、前記追加メッセージは、ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツの両方を同時並行して実施できない場合に前記ポイントポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかを含むことと、
    前記ポイントツーポイントコールを完了させるネットワークからのシグナリングを待つこと、とを具備する回路。
  12. 前記呼処理上の優先事項を決定する前記動作は、前記移動局において予め保存されている呼処理上の優先事項を参照すること及び呼処理上の優先事項に関する問い合わせを前記移動局のオペレータに対して行うことのうちの少なくとも1つを具備する、請求項11に記載の回路。
  13. 無線通信システムにおいて使用するための無線移動局であって、
    トランシーバと、
    スピーカーと、
    マイクと、
    ユーザーインタフェースと、
    前記トランシーバ、前記スピーカー、前記マイク、及び前記ユーザーインタフェースに結合されたマネージャであって、前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中にオペレータが行った遠隔局へ発信ポイントツーポイントコールの開始を受信することと、前記オペレータが行った開始に応答して呼処理上の優先事項を決定し、さらに、前記決定に従って、呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望しないことを表した追加メッセージを送ること及び呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望することを表した追加メッセージを送ることのうちのいずれか1つを含む動作を実施することであって、前記追加メッセージは、ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツの両方を同時並行して実施できない場合に前記ポイントポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかを含むことと、前記ポイントツーポイントコールを完了させるネットワークからのシグナリングを待つこと、とを具備する動作を実施するようにプログラミングされたマネージャと、を具備する無線移動局。
  14. 無線移動局であって、
    信号を無線で送信及び受信するためのトランシーバ手段と、
    電気的入力から音声出力を生成するためのスピーカー手段と、
    音声入力から電気的出力を生成するためのマイク手段と、
    人間による入力を機械によって読取可能な入力に変換しさらに機械によって読取可能な出力を人間によって読取可能な出力に変換するためのユーザーインタフェース手段と、
    前記トランシーバ手段、前記スピーカー手段、前記マイク手段、及び前記ユーザーインタフェース手段に結合されたマネージャ手段であって、前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中にオペレータが行った遠隔局への発信ポイントツーポイントコールの開始を受信することと、前記オペレータが行った開始に応答して呼処理上の優先事項を決定し、さらに、前記決定に従って呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望しないことを表した追加メッセージを送ること及び呼発信メッセージ及び前記放送コンテンツの受信継続を希望することを表した追加メッセージを送ることのうちのいずれか1つを含む動作を実施することであって、前記追加メッセージは、ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツの両方を同時並行して実施できない場合に前記ポイントポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかを含むことと、前記ポイントツーポイントコールを完了させるネットワークからのシグナリングを待つこと、とを具備する動作を実施するためのマネージャ手段と、を具備する無線移動局。
  15. 無線通信ネットワークにおいて無線移動局を動作する方法であって、
    前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に遠隔局によって開始された着信ポイントツーポイントコールの通知をネットワークから受け取る動作と、
    前記着呼を受け入れるか又は拒否するかに関するオペレータの入力を要請する動作と、
    前記オペレータが前記呼を拒否する場合は、拒否通知を前記ネットワークに送る動作と、
    前記オペレータが前記呼を受け入れる場合は、受入通知を前記ネットワークに送ることであって、(1)前記放送コンテンツの受信を続けるかどうか及び(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかを少なくとも含む所定の動作条件に関する呼処理上の優先事項を決定することと、前記決定された呼処理上の優先事項を示した追加メッセージを前記ネットワークに送ることと、前記ポイントツーポイントコールを完了させる前記ネットワークからのシグナリングを待つこと、とを具備するさらなる動作を実施する動作と、を具備する方法。
  16. 前記受け取る動作は、前記移動局がページングメッセージを前記ネットワークから受け取ることを具備し、受入通知を前記ネットワークに送る前記動作は、ページ応答メッセージを伝送することを具備し、追加メッセージを前記ネットワークに伝送する前記動作は、前記着呼及び前記放送のうちのいずれを選択するかを前記ページ応答メッセージと共に示すこと、及び、前記ページ応答メッセージにおいて前記いずれを選択したかを示すことを保留しさらに前記ネットワークからのチャネル割当てメッセージに応答して前記いずれを選択するかを示すこと、のうちの1つを具備する、請求項15に記載の方法。
  17. 機械によって読取可能な命令を含みかつデジタルデータプロセッサによって実行可能な、無線通信ネットワークの1つ以上の構成要素を管理する動作を実施するためのプログラム、を有形に具体化させた信号保持媒体であって、前記動作は、
    前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に遠隔局によって開始された着信ポイントツーポイントコールの通知をネットワークから受け取ることと、
    前記着呼を受け入れるか又は拒否するかに関するオペレータの入力を要請することと、
    前記オペレータが前記呼を拒否する場合は、拒否通知を前記ネットワークに送ることと、
    前記オペレータが前記呼を受け入れる場合は、受入通知を前記ネットワークに送ることであって、(1)前記放送コンテンツの受信を続けるかどうか及び(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかを少なくとも含む所定の動作条件に関する呼処理上の優先事項を決定することと、前記決定された呼処理上の優先事項を示した追加メッセージを前記ネットワークに送ることと、前記ポイントツーポイントコールを完了させる前記ネットワークからのシグナリングを待つこと、とを具備するさらなる動作を実施すること、とを具備する信号保持媒体。
  18. 前記受け取る動作は、前記移動局がページングメッセージを前記ネットワークから受け取ることを具備し、受入通知を前記ネットワークに送る前記動作は、ページ応答メッセージを伝送することを具備し、追加メッセージを前記ネットワークに伝送する前記動作は、前記着呼及び前記放送のうちのいずれを選択するかを前記ページ応答メッセージと共に示すこと、及び、前記ページ応答メッセージにおいて前記いずれを選択するかを示すことを保留しさらに前記ネットワークからのチャネル割当てメッセージに応答して前記いずれを選択するかを示すこと、のうちの1つを具備する、請求項17に記載の媒体。
  19. 無線通信ネットワークにおいて無線移動局を動作するための動作を実施するように構成されさらに相互に接続された複数の電導性素子を含む回路であって、前記動作は、
    前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に遠隔局によって開始された着信ポイントツーポイントコールの通知をネットワークから受け取ることと、
    前記着呼を受け入れるか又は拒否するかに関するオペレータの入力を要請することと、
    前記オペレータが前記呼を拒否する場合は、拒否通知を前記ネットワークに送ることと、
    前記オペレータが前記呼を受け入れる場合は、受入通知を前記ネットワークに送ることであって、(1)前記放送コンテンツの受信を続けるかどうか、及び(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件に関する呼処理上の優先事項を決定することと、前記決定された呼処理上の優先事項を示した追加メッセージを前記ネットワークに送ることと、前記ポイントツーポイントコールを完了させる前記ネットワークからのシグナリングを待つこと、とを具備するさらなる動作を実施すること、とを具備する回路。
  20. 前記受け取る動作は、前記移動局がページングメッセージを前記ネットワークから受け取ることを具備し、受入通知を前記ネットワークに送る前記動作は、ページ応答メッセージを伝送することを具備し、追加メッセージを前記ネットワークに伝送する前記動作は、前記着呼及び前記放送のうちのいずれを選択するかを前記ページ応答メッセージと共に示すこと、及び、前記ページ応答メッセージにおいて前記いずれを選択するかを示すことを保留し、さらに前記ネットワークからのチャネル割当てメッセージに応答して前記いずれを選択するかを示すこと、のうちの1つを具備する、請求項19に記載の回路。
  21. 無線通信システムにおいて使用するための無線移動局であって、
    トランシーバと、
    スピーカーと、
    マイクと、
    ユーザーインタフェースと、
    前記トランシーバ、前記スピーカー、前記マイク、及び前記ユーザーインタフェースに結合されたマネージャであって、前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に遠隔局によって開始された着信ポイントツーポイントコールの通知をネットワークから受け取ることと、前記着呼を受け入れるか又は拒否するかに関するオペレータの入力を要請することと、前記オペレータが前記呼を拒否する場合は、拒否通知を前記ネットワークに送ることと、前記オペレータが前記呼を受け入れる場合は、受入通知を前記ネットワークに送ることであって、(1)前記放送コンテンツの受信を続けるかどうか及び(2)ネットワーク資源が前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するかを少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する呼処理上の優先事項を決定することと、前記決定された呼処理上の優先事項を示した追加メッセージを前記ネットワークに送ることと、前記ポイントツーポイントコールを完了させる前記ネットワークからのシグナリングを待つこと、とを具備する動作を実施するようにプログラミングされたマネージャと、を具備する無線移動局。
  22. 無線通信システムにおいて使用するための無線移動局であって、
    信号を無線で送信及び受信するためのトランシーバ手段と、
    電気的入力から音声出力を生成するためのスピーカー手段と、
    音声入力から電気的出力を生成するためのマイク手段と、
    人間による入力を機械によって読取可能な入力に変換しさらに機械によって読取可能な出力を人間によって読取可能な出力に変換するためのユーザーインタフェース手段と、
    前記トランシーバ手段、前記スピーカー手段、前記マイク手段、及び前記ユーザーインタフェース手段に結合されたマネージャ手段であって、前記移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に遠隔局によって開始された着信ポイントツーポイントコールの通知をネットワークから受け取ることと、前記着呼を受け入れるか又は拒否するかに関するオペレータの入力を要請することと、前記オペレータが前記呼を拒否する場合は、拒否通知を前記ネットワークに送ることと、前記オペレータが前記呼を受け入れる場合は、受入通知を前記ネットワークに送ることであって、(1)前記放送コンテンツの受信を続けるかどうか、及び(2)前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件に関する呼処理上の優先事項を決定することと、前記決定された呼処理上の優先事項を示した追加メッセージを前記ネットワークに送ることと、前記ポイントツーポイントコールを完了させる前記ネットワークのシグナリングを待つこと、とを具備するさらなる動作を実施すること、とを具備する動作を実施するためのマネージャ手段と、を具備する無線移動局。
  23. 無線通信ネットワークの1つ以上の構成要素を動作させる方法であって、
    無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に前記無線移動局及び遠隔の第三者の間で行われたポイントツーポイントコールの開始を受信する動作と、
    (1)前記ポイントツーポイントコールを受信するかどうか(前記ポイントツーポイントコールが遠隔の第三者によって開始された場合)、(2)前記放送コンテンツを受信し続けるかどうか、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合に前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれかを選択する、を少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する移動局優先事項についての通知を前記移動局から受け取る動作と、
    前記移動局の優先事項に従い、(1)前記ポイントツーポイントコールの完了を放棄するタスク、(2)ネットワーク資源が前記放送を続けることができるかどうかを考慮せずに前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合は前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、及び(4)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記放送コンテンツの受信を続けさらに前記ポイントツーポイントコールの完了を打ち切るタスク、のうちの1つのタスクを含む呼処理動作を実施する動作と、を具備する方法。
  24. 前記ネットワークが移動局優先事項の通知を前記移動局から受け取る前記動作は、前記いずれを選択するかをページ応答メッセージと共に前記移動局から受け取ること、及び、前記ネットワークが前記移動局にチャネル割当てメッセージを伝送したことに応答して前記移動局によって伝送されたメッセージにおいて前記いずれを選択するかを受け取ること、のうちの1つを具備する、請求項23に記載の方法。
  25. ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合は前記ポイントツーポイントコールを完了させる前記動作は、前記放送コンテンツの受信を続けるために異なったマルチユーザー順方向リンク放送チャネル通信構成を利用するように前記移動局に指図することをさらに具備する、請求項23に記載の方法。
  26. 前記所定の動作条件カテゴリは、ネットワーク資源が全番組を同時並行して実施することができない場合は複数の放送コンテンツ番組の中から選択することをさらに含む、請求項23に記載の方法。
  27. 前記呼処理動作は、所定の状況下においては前記放送コンテンツを前記移動局に引き渡すために非共有チャネルの使用を開始することを具備する、請求項23に記載の方法。
  28. 機械によって読取可能な命令を含みかつデジタルデータプロセッサによって実行可能な、無線通信ネットワークの1つ以上の構成要素を管理する動作を実施するためのプログラム、を有形に具体化させた信号保持媒体であって、前記動作は、
    無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に前記移動局及び遠隔の第三者の間で行われたポイントツーポイントコールの開始を受信することと、
    (1)前記ポイントツーポイントコールが遠隔の第三者によって開始された場合、前記ポイントツーポイントコールを受信するかどうか、(2)前記放送コンテンツを受信し続けるかどうか、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する移動局優先事項についての通知を前記移動局から受け取ることと、
    前記ポイントツーポイントコールを受信しないことを優先することを前記通知が含んでいる場合は、前記ポイントツーポイントコールの完了を放棄することと、
    前記ポイントツーポイントコールを受信することを優先することを前記通知が含んでいる場合は、(1)ネットワーク資源が前記放送を続けることができるかどうかを考慮せずに前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合は前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記放送コンテンツの受信を続けさらに前記ポイントツーポイントコールの完了を打ち切るタスク、のうちの1つのタスクを実施すること、とを具備する信号保持媒体。
  29. 前記ネットワークが移動局優先事項に関する通知を前記移動局から受け取る動作は、前記いずれを選択するかをページ応答メッセージと共に前記移動局から受け取ること、及び、前記ネットワークが前記移動局にチャネル割当てメッセージを伝送したことに応答して前記移動局によって伝送されたメッセージにおいて前記いずれを選択するかを受け取ること、のうちの1つを具備する、請求項28に記載の媒体
  30. ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合は前記ポイントツーポイントコールを完了させる前記動作は、前記放送コンテンツの受信を続けるために異なったマルチユーザー順方向リンク放送チャネル通信構成を利用するように前記移動局に指図することをさらに具備する、請求項28に記載の媒体。
  31. 前記所定の動作条件カテゴリは、ネットワーク資源が全番組を同時並行して実施できない場合は複数の放送コンテンツ番組の中から選択することをさらに含む、請求項28に記載の媒体。
  32. 前記呼処理動作は、所定の状況下においては前記放送コンテンツを前記移動局に引き渡すために非共有チャネルの使用を開始することを具備する、請求項28に記載の媒体。
  33. 無線通信ネットワークの1つ以上の構成要素を管理するための動作を実施するように構成されさらに相互に接続された複数の電導性素子を含む回路であって、前記動作は、
    無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に前記移動局および遠隔の第三者の間で行われたポイントツーポイントコールの開始を受信することと、
    (1)前記ポイントツーポイントコールが遠隔の第三者によって開始された場合、前記ポイントツーポイントコールを受信するかどうか、(2)前記放送コンテンツを受信し続けるかどうか、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する移動局優先事項についての通知を前記移動局から受け取ることと、
    前記ポイントツーポイントコールを受信しないことを優先することを前記通知が含んでいる場合は、前記ポイントツーポイントコールの完了を放棄することと、
    前記ポイントツーポイントコールを受信することを優先することを前記通知が含んでいる場合は、(1)ネットワーク資源が前記放送を続けることができるかどうかを考慮せずに前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合は前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記放送コンテンツの受信を続けさらに前記ポイントツーポイントコールの完了を打ち切るタスク、のうちの1つのタスクを実施すること、とを具備する回路。
  34. 無線通信ネットワークの構成要素であって、
    入力/出力と、
    デジタルデータ記憶装置と、
    前記入力/出力及び前記記憶装置に結合されたプロセッサであって、無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に前記移動局及び遠隔の第三者の間で行われたポイントツーポイントコールの開始を受信することと、(1)前記ポイントツーポイントコールが遠隔の第三者によって開始された場合、前記ポイントツーポイントコールを受信するかどうか、(2)前記放送コンテンツを受信し続けるかどうか、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する移動局優先事項についての通知を前記移動局から受け取ることと、前記ポイントツーポイントコールを受信しないことを優先することを前記通知が含んでいる場合は、前記ポイントツーポイントコールの完了を放棄することと、前記ポイントツーポイントコールを受信することを優先することを前記通知が含んでいる場合は、(1)ネットワーク資源が前記放送を続けることができるかどうかを考慮せずに前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合は前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコールの完了を打ち切るタスク、のうちの1つのタスクを実施すること、とを具備する動作を実施するようにプログラミングされたプロセッサと、を具備する構成要素。
  35. 無線通信ネットワークの構成要素であって、
    入力/出力を行うための第1の手段と、
    機械によって読取可能なデータを保存するための第2の手段と、
    前記第1の手段及び前記第2の手段に結合されたプロセッサ手段であって、無線移動局がマルチユーザー順方向リンク放送チャネルを通じて放送コンテンツを受信中に前記移動局及び遠隔の第三者の間で行われたポイントツーポイントコールの開始を受信することと、(1)前記ポイントツーポイントコールが遠隔の第三者によって開始された場合、前記ポイントツーポイントコールを受信するかどうか、(2)前記放送コンテンツを受信し続けるかどうか、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツのうちのいずれを選択するか、を少なくとも含む所定の動作条件カテゴリに関する移動局優先事項についての通知を前記移動局から受け取ることと、前記ポイントツーポイントコールを受信しないことを優先することを前記通知が含んでいる場合は、前記ポイントツーポイントコールの完了を放棄することと、前記ポイントツーポイントコールを受信することを優先することを前記通知が含んでいる場合は、(1)ネットワーク資源が前記放送を続けることができるかどうかを考慮せずに前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、(2)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができる場合は前記ポイントツーポイントコールを完了させるタスク、及び(3)ネットワーク資源が前記ポイントツーポイントコール及び前記放送コンテンツを同時並行して実施することができない場合は前記放送の受信を続けさらに前記ポイントツーポイントコールの完了を打ち切るタスク、のうちの1つのタスクを実施すること、とを具備する動作を実施するためのプロセッサと、を具備する構成要素。
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