JP2010119058A - 送信機および送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】近接する周波数帯域からの干渉を避けつつ安価で伝送距離が長く処理の簡単な送信機および送信方法を提供すること。
【解決手段】フレーム長がTframeであるTDMAシステムに割り当てられている第1の周波数リソースの少なくとも一部、及び前記第1の周波数リソースとは帯域が異なる第2の周波数リソースの電力を測定する電力測定手段と、前記電力測定手段による電力測定結果が、連続時間Tcsの間、予め定められた閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記連続時間Tcsの間前記電力測定結果が前記閾値以下であると判定された場合に前記第2の周波数リソースを用いて時間Td(TdはTcs+Td=Tframeを満たす時間)のダミー信号を送信し、該ダミー信号が送信された後に前記第2の周波数リソースを用いてデータ信号を送信する送信手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、使用周波数帯が近接するような無線システムにおいて干渉回避を行う送信機および送信方法に関する。
現在、非常に多くの無線通信システムが世の中に出回っている。それらは互いに干渉しないように地域毎または国毎に周波数分割し、各無線通信システムに帯域を割り当てている場合がほとんどである。近接した周波数を用いた無線通信システム間の干渉を避ける方法として、各々の無線通信システムが使用する帯域間にいわゆるガードバンドを設ける方法が知られている。この方法では、帯域外成分の帯域が広い場合には、ガードバンドを広くする必要がある。
しかしながら、無線通信システム間の干渉は、無線通信システムを構成する基地局,移動端末装置の配置等に応じて変化するため、常に発生する訳ではない。このため、あまり広いガードバンドを設けても周波数利用効率を低下させるだけである。
このため、ガードバンド幅は適当な幅に設定され、ガードバンド幅を超える干渉成分からの影響を低減するために、RF(Radio Frequency)帯域での帯域制限用フィルタとしてBPF(Band-Pass Filter)を用いることがよく知られている。しかし、BPFの周波数特性として通信に用いる所要信号帯域での信号レベルの減衰が小さくかつ所要信号帯域外の信号レベルを所要信号帯域周波数からの離調周波数に対して急峻に減衰させる特性である場合、BPFのコストが高くなるという問題がある。BPFのコストが高くなることにより、無線装置のコストも高くなってしまうという問題がある。
近接するシステムの多重アクセス方式がTDMA(Time Division Multiple Access)である場合、TDMAフレームに含まれる時間分割された複数のスロットのうち、近接エリアで使用されていないスロットに同期して通信すれば、例えBPFの通過帯域幅が広くTDMAシステムの帯域も含めて受信してしまうとしても、送信機からの信号をTDMAシステムからの干渉を受けることなく受信することが可能である。
下記特許文献1には、TDMAシステムと同じ帯域を用いて通信する技術について記載されている。この文献ではCR(Cognitive Radio)を想定しており、他システム(プライマリシステム)に優先的に割り当てられている帯域を用いる。プライマリシステムに影響を与えないようにCR端末は小電力で送信するため通信範囲は近距離に限られ、中距離および長距離通信ができない。さらに、TDMAスロットに同期してキャリア判定(Carrier Sense;CS)する必要があり、同期するためには予めプライマリシステムの基地局からの報知情報が含まれるBCH(Broadcast Channel)を復調する必要があり、回路の規模が大きく演算量も多くなってしまう。1回に連続して送信できる時間は最大でも(1スロット時間−CS時間)しかない。それ以上の情報を送信するためには時間分割する必要がある。この場合、受信側では次の情報がいつ送信されてくるかが不明であり、またメモリを持つ必要もあり、演算量も多くなってしまう。
特開2007−214819号公報
従って、本発明は、近接する周波数帯域からの干渉を避けつつ安価で伝送距離が長く処理の簡単な送信機および送信方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点に係る送信機は、フレーム長がTframeであるTDMAシステムに割り当てられている第1の周波数リソースの少なくとも一部、及び前記第1の周波数リソースとは帯域が異なる第2の周波数リソースの電力を測定する電力測定手段と、前記電力測定手段による電力測定結果が、連続時間Tcsの間、予め定められた閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、前記連続時間Tcsの間前記電力測定結果が前記閾値以下であると判定された場合に前記第2の周波数リソースを用いて時間Td(TdはTcs+Td=Tframeを満たす時間)のダミー信号を送信し、該ダミー信号が送信された後に前記第2の周波数リソースを用いてデータ信号を送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、近接する周波数帯域からの干渉を避けつつ安価で伝送距離が長く処理の簡単な送信機および送信方法を提供できる。
まず本明細書または図面で用いられている略語の一部および記号について説明する。「CSMA/CA」とはCarrier Sense Multiple Access with Collision Avoidanceの略である。「Tcs」はCSに関係する時間を表す。すなわち、ダミー信号を送信する前にCSし、CSの結果、予め定められたしきい値以下である連続時間がTcs以下であればダミー信号を送信する。「Tcsmax」は最大連続空き時間検出手段により検出された最大連続空き時間を表す。「Tcsmin」は使用帯域で用いられているCSMA/CAシステムで採用されている最小キャリアセンス時間を表す。「Tcslimit」はCS処理を開始してからビジー信号を生成するまでの時間を表す。「Tcslim」は最大空き時間検出処理の単位時間を表す。「Td」はダミー信号の時間を表す。「Tframe」はTDMAシステムのフレーム長を表す。1フレームは複数スロットで構成される。フルレート通信を行うTDMAシステム端末は、フレーム毎に1つ以上のスロットを使って通信を行う。PDCシステムの場合のフレーム長はTframe=20.0[msec]であり、PDC規格のsub-frameに相当し、各sub-frameは3つのスロットで構成される。GSMシステムの場合のフレーム長は4.615msecであり、8つのスロットで構成される。「Tdata_min」はデータ信号を送信するために必要な最小の連続時間を表す。「Δt」は電力測定部において電力測定を行う単位時間を表す。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は日本の周波数割り当ての一部とBPFの周波数特性の例を表したものである。950.8MHzから955.8MHzの周波数リソース(帯域)B1はRFID(Radio Frequency IDentification)システムで使用可能であり、その近接する周波数リソース(帯域)B2,B3は第二世代携帯電話システムの一つであるPDC(Personal Digital Cellular)システムの上りリンクに割り当てられている。RFIDの周波数リソース(帯域)B1を使って無線通信を行う場合、PDCシステムからの干渉を周波数的に回避して受信するためには通過帯域幅の狭いBPF(Band-Pass Filter;帯域通過フィルタ)を採用する方法があるが、そのようなBPFは一般に高価であり、安価な受信機を作ることは困難である。
そこで、図1の点線で示すような帯域Lを通過帯域幅とする安価なBPFを採用すれば、安価な受信機を作ることが可能である。しかし、近接するPDCシステムの帯域(例えばB2)も受信してしまうため、PDCシステム端末からの送信信号とRFID帯域B1で送信された送信信号とが時間的に重なってしまうと、RFIDの受信側では正常に受信できる可能性が低く、通信品質が大幅に劣化してしまう。
図2は、RFIDの帯域を用いて送信する送信機、受信機、およびPDCシステム端末の位置関係の例を表したものである。この例は、通信中にあるPDC端末Aからの干渉を受信機が受けているが、送信機にも同様にPDC端末Aからの送信電力が到達し、同PDC端末Aからの干渉を受けているという場合である。送信機が受信機と同様のBPFを備えている場合、PDC端末Aからの送信電力を検出することができる。
図3は、第1実施形態に係る送信機のブロック図を示している。送信機は、アンテナ部1、BPF部2、デュプレクサ部3、電力測定部4(電力測定手段)、電力比較部5、キャリア検出判定部6(判定手段)、制御部7、ダミー信号生成部8、データ信号生成部9、送信信号生成部10を有する。アンテナ部1、BPF部2、デュプレクサ部3、送信信号生成部10を含めて送信手段と称する。
アンテナ部1は、受信機外から入力された電磁波を受信してBPF部2に出力する。また、アンテナ部1はBPF部2からの入力信号を電磁波に変換し、送信機外に出力する。BPF部2は、アンテナ部1が受信した信号のうち、通信に用いる帯域と近接するTDMAシステムの一部または全部の帯域の信号を通過し、それ以外の帯域の信号を減衰してデュプレクサ部3に出力する。あるいは逆に、デュプレクサ部3から入力した信号のうち、通信に用いる帯域と近接するTDMAシステムの一部または全部の帯域の信号を通過し、それ以外の帯域の信号を減衰してアンテナ部1に出力する。デュプレクサ部3は制御部7からの信号に従って制御される。これによりデュプレクサ部3は、例えばBPF部2からの入力信号を電力測定部4に出力したり、送信信号生成部10からの入力信号をBPF部2に出力したりする。
電力測定部4は、デュプレクサ部3から入力された信号の電力をΔtの短い時間測定し、その電力値を電力比較部5に出力する。電力比較部5は、電力測定部4からの入力信号を予め定められている閾値電力と比較し、その大小関係によりキャリア検出の有無を表す信号をキャリア検出判定部6に出力する。
キャリア検出判定部6は、電力比較部5からの信号を入力し、連続時間Tcsの間、キャリアが検出されない状態であるか否かの判定を行う。その判定結果は制御部7に出力される。
制御部7は、キャリア検出判定部6から判定結果を表す信号を入力し、一定時間Tcsの間、連続してキャリアが検出されない場合には、ダミー信号生成部8に対し、時間Tdのダミー信号を生成するよう指示し、データ信号生成部9に対し、データ信号を生成しダミー信号に続いて送信を行うよう指示する。ダミー信号生成部8は、制御部7から与えられる制御情報に従ってダミー信号を生成し、送信信号生成部10に出力する。データ信号生成部9は、制御部7から与えられる制御情報に従ってデータ信号を生成し、送信信号生成部10に出力する。
送信信号生成部10は、ダミー信号生成部8から出力されたダミー信号またはデータ信号生成部9から出力されたデータ信号を入力し、送信信号を生成し、送信信号をデュプレクサ部3に出力する。
制御部7は、送信信号生成部10から出力された送信信号がBPF部2に入力されるようにデュプレクサ部3を制御する。
図4は、第1実施形態に係るキャリア検出判定部6の内部構成を示した図である。キャリア検出判定部6は、2値符号変換部11と、連続カウンタ部12を有する。2値符号変換部11は、電力比較部5からの入力を基に、2値符号に変換する。閾値電力よりも入力電力が大きい場合は0に、閾値電力よりも入力電力が小さい場合は1に変換し、連続カウンタ部12に出力する。
連続カウンタ部12では、2値符号変換部11から2値信号が入力され、一定期間Tcsの間、連続して1が検出されたか否かを検出し、その結果を制御部7に出力する。
図5は、第1実施形態に係るCS(キャリアセンス)と送信信号の概念を周波数と時間と電力の観点から表した概念図である。送信機は、周波数帯域fu(第2の周波数リソース)で信号を送信する。送信前にCSを行い、その帯域幅は使用帯域だけでなく近接するTDMAシステムの帯域を含んでいる。TDMAシステムとしてここではPDCシステムを想定している。PDCシステム帯域のうち、図2のようにPDC端末Aが周波数帯域fn2(第1の周波数リソースの一部)、スロット0を用いてフルレートで送信している場合、送信機におけるCS結果は、図5のように検出される。図5中の「OK」はキャリア検出判定部に含まれる2値符号変換部の出力が「1」である期間に相当し、「NG」はキャリア検出判定部に含まれる2値符号変換部の出力が「0」である期間に相当する。送信機のBPFの通過帯域はfn2を含んでおり、検出可能である。PDCシステムでは、20msecをsub-frameと称し、3つのスロットが含まれている。フルレートではsub-frame毎に特定のスロットで送信する。
図5において送信機は、あるタイミングでCSを開始し、CSの途中でスロット0のタイミングになった場合、キャリアを検出する。スロット1からスロット2の終わりまでキャリアが検出されないので連続時間Tcsの期間のCSに成功したことになる。その直後にダミー信号を1スロット分送信し、その直後にデータ信号を送信する。ダミー信号を送信することで同じ帯域を用いる他のCSMA/CA端末にCSさせて割り込みを防ぐことができる。また、すでに送信を開始しているので、データ信号を送信する前に再びCSが必要になることもない。図5はデータ信号をOOK(On-Off Keying)で変調した場合の概念図であり、伝送する情報を送信電力の有無に対応させている。
データ信号を送信するタイミングでは、PDC端末Aからの送信信号は存在しないため、受信側では、fn2の周波数を含む広い帯域のBPFを備えていたとしても、PDC端末Aからの干渉を受けることなくデータ信号を受信可能である。
図6に送信フレームの例を示す。送信フレームはダミー信号とデータ信号で構成される。データ信号は、何も送信しない無送信区間、プリアンブル、ペイロードから構成される。無送信区間を設けることで、受信機はプリアンブルの開始位置の検出を容易にすることができる。プリアンブルにより、受信機は送信フレームの検出とペイロードに含まれる信号の歪補正を行うことができる。ペイロードにより受信機は情報を受信することができる。
図7は、第1実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャートである。これは、送信要求発生から送信終了までのフローを表しており、使用帯域と近接システム帯域のCS処理を開始するステップS1と、CSの結果として閾値を連続して下回っている回数をカウントするためのカウンタaを初期化するステップS2と、Δt時間の電力測定結果が閾値を下回っているか否かを判定するステップS3と、閾値を下回っている場合、カウンタaをカウントアップ(a=a+1)するステップS4と、カウンタaをカウントアップした結果、連続時間Tcs以上になったか否かを判定するステップS5と、連続時間Tcs以上になったら、ダミー信号を送信するステップS6と、データ信号を送信するステップS7を有する。
以上により、通過帯域幅の広い安価なBPFを送信機および受信機に用いたとしても、近接する周波数帯域からの干渉を避けつつ伝送距離が長く処理の簡単な送信機を提供することができる。
なお、CSを行う周波数帯域は、第1実施形態に係る無線機が使用する第2の周波数リソースである周波数帯域fu及び、第1の周波数リソースの一部である周波数帯域fn2であるが、周波数帯域fn2の全ての帯域についてCSを行ってもよい。本実施形態に係る無線機のBPFで除去できない周波数帯域を含む帯域をCSすればよい。
また、本実施形態では、電力比較部5は、周波数帯域fuの信号電力と周波数帯域fn2の信号電力とを合算した結果を閾値判定しているが、周波数帯域fu,fn2の各信号電力と閾値とを比較してもよい。この場合、各信号電力と比較する閾値は、同一の値を用いてもよく、各周波数帯域で異なる値を用いてもよい。
(第2実施形態)
図8は第2実施形態に係る送信機のCSと送信信号の概念を周波数と時間と電力の観点から表した概念図である。図5との違いは、送信フレームの構成であり、それ以外は図5のものと同一であるためここでは説明を省略する。
CS成功直後にダミー信号を送信し、その直後にデータ信号を送信する。このダミー信号とデータ信号を第1の情報単位と呼ぶことにする。第1の情報単位を送信したその直後に、さらにもう2回第1の情報単位を送信する。このようにデータ信号を3回送信しているが、いずれのデータも同じであり、リピティションしていることに相当する。受信側ではいずれかのデータ信号を受信できればよく、結果として受信誤り率を低減させることができるという効果がある。
図9および図10は、第2実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャートである。図7との違いは、データ信号を複数回送信するためのステップS10〜S15(図10)が加わっていることであり、その他のステップは図7と同様であるため説明を省略する。
図10に示すように、データ信号送信回数Bを設定するステップS10と、データ信号送信完了回数をカウントするためのカウンタbを初期化するステップS11と、ダミー信号およびデータ信号の送信(ステップS12,S13)直後にカウンタbをカウントアップ(b=b+1)するステップS14と、カウンタbが特定の回数B以上になったか否かを判定するステップS15を備える。
以上により、通過帯域幅の広い安価なBPFを送信機および受信機に用いたとしても、近接する周波数帯域からの干渉を避けつつ伝送距離が長く処理の簡単な送信機を提供することができる。特に本実施形態によれば、同じ情報を余分な時間を空けることなく連続的に複数回送信することが可能になり、受信機における受信誤り率を低減できる。
(第3実施形態)
図11は、第3実施形態に係る送信機のブロック図を示している。図3に示した第1実施形態との違いは、制御部7から送信信号生成部10に対し、電力を調整するための制御信号が出力されている点である。制御部7は、データ信号の送信回数に応じて送信電力を制御するよう制御信号を生成し、送信信号生成部10に出力する。送信信号生成部10では、制御部7からの制御信号に応じて送信電力を制御する。
図12は第3実施形態に係る送信機のCSと送信信号の概念を周波数と時間と電力の観点から表した概念図である。図8との違いは、データ信号の送信電力がデータ信号毎に変更されている点である。
図13は、送信フレームの時間と電力を表した図である。図13(a)は、ダミー信号と最初のデータ信号を電力p(0)で送信し、2番目のデータ信号を電力p(1)で送信し、3番目のデータ信号を電力p(2)で送信している例である。ダミー信号を大電力で送信することにより、送信機と同じ帯域を用いる通信装置に対してCSさせる可能性を高くでき、ダミー信号に続いて送信されるデータ信号を送信機と同じ帯域を用いる通信装置からの干渉を回避させることが可能になる。また、最初のデータ信号を大きくすることで、送信機と同じ帯域を用いる通信装置に対してCSさせる可能性を高くでき、同様に干渉を回避させることが可能になる。また、電力を急激に変更することが難しい場合、図13(b)に示すようにダミー信号送信区間を用いて徐々に変更することができる。ダミー信号には情報が含まれていないため、このようなことが可能になる。
図14は、第3実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャートである。図10との違いは、送信電力Pを最大値に設定するステップS16と、送信電力Pを送信回数に応じて設定する(P=p(b))ステップS17を有する点である。
第3実施形態によれば、送信機と受信機の距離および伝搬環境によって最適な送信電力は異なるが、同じデータ信号を異なる電力で送信することにより、受信側でどれか1つのデータ信号を適した電力で受信できる可能性が高くなる。結果として受信誤り確率を低減できるだけでなく、受信側でのAGC(Automatic Gain Control)処理を簡易に、またはAGC処理なしに受信することが可能になり、受信機の低コスト化が実現できるようになる。
(第4実施形態)
図15は、第4実施形態に係る送信機のCSと送信信号の概念を周波数と時間と電力の観点から表した概念図である。TDMAシステムの中にはハーフレートと称して2フレームに1スロットだけ用いるシステムが存在する。
図12との違いは、PDC端末Aがフルレートではなくハーフレートで送信している点と、データ信号の送信電力を2つのデータ信号毎に変更している点である。PDC端末Aがハーフレートで送信している場合は、送信機のCSの開始タイミングによってはデータ信号がPDC端末Aの送信タイミングと重なってしまい、受信側において干渉を受けてしまう可能性がある。
本実施形態では、同じ電力でデータ信号を2回連続で送信する。ハーフレートの場合、連続する2つの第1の情報単位のうち一方の第1の情報単位に含まれるデータ信号がTDMAシステムから干渉を受ける可能性があるが、2回連続でデータ信号を同じ電力で送信すると、少なくとも1つのデータ信号は干渉を受けることなく受信することが可能である。
(第5実施形態)
図16は、RFIDの帯域を用いて送信する送信機、受信機、PDC端末AおよびPDC端末Bの位置関係の例を表したものである。図2との違いは、PDC端末が2台になっている点である。
図17は第5実施形態に係る送信機のCSと送信信号の概念を周波数と時間と電力の観点から表した概念図である。図15との違いは、PDC端末Aがハーフレートではなくフルレートで送信し、PDC端末Bのフルレート送信が新たに加わっている。この場合、スロット2だけがPDCからの干渉を受けずに通信できる区間である。CS時間を1スロット分のTcs_sとし、ダミー信号送信時間を2スロット分とする。さらに、データ信号を、n個のサブデータ信号(nは、2以上の整数)に分割する。ここでは、n=2の場合について説明する。
本実施形態に係る送信機では、データ信号を第1のサブデータ信号(データ信号1)と第2のサブデータ信号(データ信号2)の2つに分割する。また、ダミー信号と第kのサブデータ信号を第kのサブ情報単位とする(kは、1≦k≦nの整数)。この第kのサブ情報単位を1フレームの長さで送信する。さらに、第3または第4実施形態と同様の送信電力制御を行うため、第kのサブデータ信号の電力を変更し、第1のサブ情報単位、第2のサブ情報単位の順番で送信している。なお、第1のサブ情報単位、第2のサブ情報単位、・・・第nのサブ情報単位をまとめて第2の情報単位と称する。送信手段は、第2の情報単位でダミー信号、データ信号を送信する。
以上により、1スロット分しか空きがない場合でも、近接する周波数帯域からの干渉を避けつつ伝送距離が長く処理の簡単な送信機を提供することができる。TDMAシステムの1フレーム中にある複数のスロットのうち、1スロットだけ使用されているとは限らず、複数スロット用いられている場合もあるが、本実施形態によれば、1スロットでも空きがあれば通信できるようになる。
また、第1のサブデータ信号のヘッダに、その後に続くサブデータ信号の情報、例えばサブデータ信号の個数nなどを含めることで、第2のサブデータ信号以降の信号のヘッダ、プリアンブル又は無送信区間を省略することも可能である。これにより、データ送信に利用できるスロットが短い場合でも、効率よくデータ信号を送信することができる。
(第6実施形態)
第6実施形態に係る無線機の構成は、キャリア検出判定部を除き、図4に示す無線機とほぼ同じである。従って、キャリア検出判定部以外の説明は省略する。
図18は、第6実施形態に係るキャリア検出判定部60の構成を示した図である。図4との違いは、レジスタ0、レジスタ1、・・、レジスタcと論理積部13が加わっている点である。これらレジスタ0、レジスタ1、・・、レジスタcおよび論理積部13をまとめて算出手段と称する。
2値符号変換部11の出力はレジスタ0に入力される。レジスタ0からレジスタcまでの各レジスタは、連続カウンタ部12からの制御信号により、初期値0に設定される。この初期値設定はキャリア検出判定を開始する前に行う。また、各レジスタは、2値符号変換部11からの入力タイミングと同じタイミングで、レジスタm(m:0,1,2,・・,c-1)からレジスタm+1に順次データを伝送し、レジスタcから論理積部13にデータを伝送していく。論理積部13は、レジスタ0とレジスタcの論理積(遅延自己相関に相当する)を求め、連続カウンタ部12に出力する。2値符号変換部11からの入力間隔をTinregとすると、Tinreg * c = Tframeを満たすようにした場合、遅延時間Tframeの遅延自己相関を算出できる。Tframeの間隔で閾値電力よりCSの電力が小さい場合に論理積の出力結果が1になる。
連続カウンタ部12において、Tcsの期間連続して1が入力した場合は、CSに成功したとして制御部7に情報を伝送するとともに、レジスタ0からレジスタcまでの値を0にするようリセットをかける。従って、本実施形態では、連続カウンタ部12は、遅延自己相関値と閾値との比較結果に応じてCSの成否を判定する判定手段として動作する。
以上により、2フレーム連続してCSに成功した区間を検出することが可能になる。すなわち、ハーフレートなどで2フレームに1回しか送信されないスロットが存在しても、常に空いている時間帯を検出することが可能になる。
図19は、第6実施形態に係る送信機のCSと送信信号の概念を周波数と時間と電力の観点から表した概念図である。スロット2の区間を2フレーム連続でCSに成功し、スロット0からスロット1までの期間をダミー信号送信し、続くスロット2の期間でデータ信号1を送信する。以下、同様にデータ信号2をスロット2の期間で送信できる。
なお、図19は上述した第2の情報単位の場合であるが、第1の情報単位と第2の情報単位のどちらで送信を行ってもよい。
以上により、PDC端末が異なる2つのスロットで送信し、一方がハーフレートで送信し、他方がフルレートで送信している場合であっても、近接する周波数帯域からの干渉を避けつつ伝送距離が長く処理の簡単な送信機を提供することができる。
(第7実施形態)
図20は欧州の周波数割り当ての一部とBPFの周波数特性の例を表したものである。865MHzから868MHzの帯域はRFIDシステムで使用可能であり、その近接する帯域で第二世代携帯電話システムの一つであるGSM(Global System for Mobile Communications)システムの上りリンクに割り当てられている。RFIDの帯域を使って無線通信を行う場合、GSMシステムからの干渉を周波数的に回避して受信するためには通過帯域幅の狭いBPFを採用する方法があるが、そのようなBPFは一般に高価であり、安価な受信機を作ることは困難である。
そこで受信端末において、図20の点線で示すような帯域Eを通過帯域幅とする安価なBPFを採用することで安価な受信機を作ることが可能になる。しかし、近接するGSMシステムの帯域も受信してしまうため、GSMシステム端末からの送信信号とRFID帯域で送信された送信信号が時間的に重なってしまうと、RFIDの受信側では正常に受信できる可能性が低く、通信品質が大幅に劣化してしまう。
図21は、RFIDの帯域を用いて送信する送信機、受信機、およびGSMシステム端末の位置関係の例を表したものである。受信機が通信中のGSM端末A、B、Cからの干渉を受けるとき、送信機にも同様にGSM端末A、B、Cからの送信電力が到達している。送信機が受信機と同様のBPFを備えている場合、GSM端末A、B、Cからの送信電力を検出することができる。
図22は、第7実施形態に係るCSと送信信号の概念を周波数と時間と電力の観点から表した概念図である。
送信機は、周波数帯域fu(第2の周波数リソース)で信号を送信する。送信前にCSを行う。CSを行う帯域幅は使用帯域だけでなく近接するTDMAシステムの帯域を含んでいる。TDMAシステムとしてここではGSMシステムを想定している。GSMシステム帯域のうち、図21のようにGSM端末Aが周波数帯域fn2でスロット0を用いてフルレートで送信し、GSM端末Bが周波数帯域fn1でスロット1を用いてフルレートで送信し、GSM端末Cが周波数帯域fnNでスロット4を用いてフルレートで送信している場合、送信機におけるCS結果は、図22のように検出される。送信機のBPFの通過帯域はGSMシステム上り帯域を含んでおり、検出可能である。GSMシステムでは、4.615msecをTDMA-frameと称し、8つのスロットが含まれている。フルレートではTDMA-frame毎に特定のスロットで送信する。
本実施形態に係る送信機が送信したいデータ信号の長さがGSMシステムの3スロット分の時間長Tcspro2であり、この長さに関する情報を図21の送信機および受信機で既知であるとする。この情報の共有方法はシステムとして予め決めておいてもよいし、これまでの送信機と受信機間の通信で情報伝送してもよい。
図22に示すように、送信機は、あるTDMAフレームのスロット2の途中のタイミングでCSを開始したとする。この場合、送信機は、CSを継続しスロット4のタイミングになったときに、キャリアを検出する。スロット5からスロット7の終わりまでキャリアが検出されないのでTcspro2の期間のCSに成功する。つまり、データ信号を送信可能なTcspro2の時間長のCSに成功したことになる。その直後にダミー信号を5スロット分送信し、その直後にデータ信号を送信する。ダミー信号を送信することで同じ帯域を用いる他のCSMA/CA端末にCSさせて割り込みを防ぐことができる。また、すでに送信を開始しているので、データ信号を送信する前に再びCSが必要になることもない。
データ信号を送信するタイミングでは、GSM端末A,B,Cからの送信信号は存在しないため、受信側では、fn2の周波数を含む広い帯域のBPFを備えていたとしても、GSM端末A,B,Cからの干渉を受けることなくデータ信号を受信可能である。
(第8実施形態)
第7実施形態では、データ信号の長さをGSMシステムの3スロット分の時間長と定めたが、送信機および受信機の近くで通信しているGSM端末数やチャネル配置によっては2スロット分や1スロット分の時間長しか時間的な空きを検出できない場合もある。この場合、通信中のGSM端末が通信を終了するなどチャネルの空き状況が変化するまで送信できないという問題がある。
逆に4スロットや5スロットなどより長い時間の空きを検出できる場合もある。この場合、4スロットや5スロットの時間長でデータを送信した方が単位時間当たり多くの情報を伝送することができるが、データ長を固定しているために3スロット分のデータしか送信することができず、伝送効率が劣化してしまうという問題がある。そこで本実施形態に係る送信機は、予め定められた一定期間CSを行い、その期間の中で最も長く検出できた期間Tcsmaxにデータ信号長を設定し、データ信号にデータ信号長に関する情報を含めて送信する。受信機は、データ信号に含まれるデータ信号長に関する情報に従い、データ信号を復調する。
図23は、RFIDの帯域を用いて送信する送信機、受信機、およびGSMシステム端末の位置関係の例を表したものである。受信機が通信中のGSM端末A、B、C、Dからの干渉を受けるとき、送信機にも同様にGSM端末A、B、C、Dからの送信電力が到達している。送信機が受信機と同様のBPFを備えている場合、GSM端末A、B、C、Dからの送信電力を検出することができる。
図24は、第8実施形態に係るCSと送信信号の概念を周波数と時間と電力の観点から表した概念図である。
送信機は、周波数帯域fuで信号を送信する。送信前にCSを行い、その帯域幅は使用帯域だけでなく近接するTDMAシステムの帯域を含んでいる。TDMAシステムとしてここではGSMシステムを想定している。GSMシステム帯域のうち、図24のようにGSM端末Aが周波数帯域fn2でスロット0を用いてフルレートで送信し、GSM端末Bが周波数帯域fn1でスロット1を用いてフルレートで送信し、GSM端末Cが周波数帯域fnNでスロット4を用いてフルレートで送信し、GSM端末Dが周波数帯域fn2でスロット6を用いてフルレートで送信している場合、送信機におけるCS結果は、図24のように検出される。送信機のBPFの通過帯域はGSMシステム上り帯域を含んでおり、検出可能である。GSMシステムでは、4.615msecをTDMA-frameと称し、8つのスロットが含まれている。フルレートではTDMA-frame毎に特定のスロットで送信する。
送信機は、図3の送信機の構成に加え、新たに最大連続空き時間検出部と、Tcs設定手段を有している。図3の送信機の構成のうち、キャリア検出判定部と制御部の詳細を図25に示す。
図25のキャリア検出判定部は、図4のキャリア検出判定部6の2値符号変換部11と連続カウンタ部12に加え、最大連続空き時間検出部252を含む。最大連続空き時間検出部252は、一時的連続カウンタ部253、連続空き時間比較部254、最大連続空き時間記憶部255、Tcslimタイマー256を含む。
2値符号変換部11は、電力比較部5からの入力を基に、2値符号への変換を行う。また2値符号変換部11は、制御部251からの制御情報に従い、出力先を一時的連続カウンタ部253または連続カウンタ部12のいずれか一方に決定する。閾値電力よりも入力電力が大きい場合は0に、閾値電力よりも入力電力が小さい場合は1に変換し、一時的連続カウンタ部253または連続カウンタ部12に出力する。
一時的連続カウンタ部253は、2値符号変換部11から2値信号が入力され、連続して1が検出された回数をカウントし、2値符号変換部11からの出力が1から0に変わったタイミングでカウントした回数を連続空き時間比較部254に出力する。
連続カウンタ部12では、制御部251からTcsの値が入力される。また、2値符号変換部11から2値信号が入力され、一定期間Tcsの間、連続して1が検出されたか否かを検出し、その結果を制御部251に出力する。
連続空き時間比較部254は、一時的連続カウンタ部252からカウント数が入力されるたびに入力されたカウント数と最大連続空き時間記憶部255に記憶されたカウント数を比較し、入力されたカウント数の方が大きければ最大連続空き時間記憶部255に入力されたカウント数を入力する。最大連続空き時間記憶部255に記憶されたカウント数が大きければ、入力されたカウント数は記憶しない。
最大連続空き時間記憶部255は、制御部251からの入力に従い初期値0を設定する。また、連続空き時間比較部254からの入力値を記憶する。また、Tcslimタイマー256からの入力により、タイムオーバーの旨の情報が入力された時は、記憶しているカウント値を制御部251に出力する。
Tcslimタイマー256は、制御部251からの入力に従い、制御部251からの入力直後からの経過時間を測定し、一定時間Tcslimが経過すると最大連続空き時間記憶部255にタイムオーバーの旨の情報を出力する。
制御部251は、最大連続空き時間を検出する場合、Tcslimタイマー256に経過時間の測定を開始するよう制御信号を出力し、最大連続空き時間記憶部255に初期値0を出力する。また、最大連続空き時間記憶部255からのカウント値が入力される。また、最大連続空き時間検出処理を行うかまたはTcs時間のCSを行うかの制御情報を2値符号変換部11に出力する。また、連続カウンタ部12にTcsの値を出力する。
制御部251にはTcs設定部257が含まれる。Tcs設定部257では、最大連続空き時間記憶部から入力されるカウント値に従い、Tcsを設定する。制御部251では、設定されたTcsをデータ信号生成部9に出力し、Tcs時間のデータ信号を生成させる。また、設定されたTcsに基づきTdを設定し、Tdをダミー信号生成部8に出力し、Td時間のダミー信号を生成させる。
最大連続空き時間検出部252は、送信を開始する前に予め定められた時間で最大連続空き時間検出を行う。ここではその時間を1フレーム(4.615msec)とする。図24に示すようにあるTDMAフレームのスロット0の途中のタイミングから次のTDMAフレームのスロット0の途中のタイミングまで最大空き時間検出を行う。この時間で空き時間が検出されるのは、スロット2からスロット3までのTcscand0と、スロット5のTcscand1とスロット7のTcscand2の3つの時間である。これら3つの時間のうち最大の時間はTcscand0なので、Tcscand0を最大連続空き時間として検出し、検出結果を、設定部257に通知する。
設定部257は、Tcscand0をキャリアセンス時間Tcs及びデータ信号長と設定する。引き続きCSを開始し、あるTDMAフレームのスロット2の開始のタイミングからスロット3の終了のタイミングまでの時間、すなわちTcsに相当する時間、CSに成功する。その直後にダミー信号を(Tframe-Tcs)の時間に相当する6スロット分送信し、その直後にデータ信号1をTcsに相当する時間だけ送信する。データ信号1の送信直後にダミー信号を6スロット分送信し、その直後にデータ信号2を送信する。
図26に送信フレームの例を示す。送信フレームはダミー信号、データ信号1、データ信号2で構成される。データ信号1は、何も送信しない無送信区間、プリアンブル、ヘッダ、ペイロードから構成される。無送信区間を設けることで、受信機はプリアンブルの開始位置の検出を容易にすることができる。プリアンブルにより、受信機は送信フレームの検出とヘッダおよびペイロードに含まれる信号の歪補正を行うことができる。ヘッダにより、受信機はデータ信号1の継続時間やデータ信号がこのあと何回送信されるのかなどの情報を得ることができる。ペイロードにより受信機は情報を受信することができる。データ信号2はペイロードで構成される。なお、データ信号2に無送信区間、プリアンブル、ヘッダのうち、1つまたは複数が含まれていてもよい。
図27は、第8実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャートである。これは、送信要求発生から送信終了までのフローを表しており、最大連続空き時間検出処理を行うステップS100と、最大連続空き時間検出処理の結果Tcsmaxが最低限必要な時間長異常か否かを判定するステップS101と、Tcsmaxに基づきCS時間Tcsを設定するステップS102と、Tcsに基づきダミー信号の長さTdを設定するステップS103と、Tcsに基づきデータ信号を生成するステップS104と、CS処理を行うステップS105と、送信処理を行うステップS106を有する。
図28は、第8実施形態に係る送信機の最大連続空き時間検出処理の手順を示すフローチャートである。これは、使用帯域と近接システム帯域のCS処理を開始するステップS201と、最大連続空き時間検出処理開始からの経過時間を測定するためにc=0を設定するステップS202と、CSの結果、連続してしきい値以下であった最大時間Tcsmax=0を設定するステップS203と、処理を開始してからの経過時間がTcslim以上か否かを判定するステップS204と、経過時間がTcslim未満である場合、CSの結果として閾値を連続して下回っている回数をカウントするためのカウンタaを初期化するステップS205と、Δt時間の電力測定結果が閾値を下回っているか否かを判定するステップS206と、閾値を下回っている場合、カウンタaをカウントアップ(a=a+1)し、経過時間をカウントするカウンタcをカウントアップ(c=c+1)するステップS207と、連続してしきい値を下回っている時間がTDMAフレーム長(Tframe)以上か否かを判定するステップS208と、連続してしきい値を下回っている時間がTDMAフレーム長(Tframe)以上の場合、連続空き時間の最大値(Tcsmax)をTDMAフレーム長(Tframe)とするステップS212と、Δt時間の電力測定結果が閾値を上回っている場合、経過時間をカウントするカウンタcをカウントアップ(c=c+1)するステップS209と、検出した連続空き時間が過去に検出した連続空き時間の最大値(Tcsmax)より大きいか否かを検出するステップS210と、検出した連続空き時間が過去に検出した連続空き時間の最大値より大きい場合、Tcsmaxの値を更新するステップS211を有する。
以上により、最大連続空き時間を検出できるようになり、最大連続空き時間の長さに応じて効率よくデータの伝送が可能になる。
なお、ここでは、第1実施形態に示す送信機に最大連続空き時間検出部を加えた実施形態について説明したが、他の実施形態に示す送信機に最大連続空き時間検出部を加えても良い。第5実施形態の場合、Tcscand0をデータ信号長ではなく、サブデータ信号長に設定する。これにより、最大連続空き時間を検出し、その時間長に合わせてデータ信号を分割して送信することができ、結果として効率よくデータ伝送可能になる。
(第9実施形態)
第9実施形態に係る送信機は、ダミー信号の送信において、周波数帯域fu(第2の周波数リソース)で用いられるCSMA/CAシステムで採用されている最小キャリアセンス時間Tcsminよりも短い時間のヌル信号を含めて送信する。それ以外の構成及び動作は、第1実施形態に示す送信機と同じであるため、説明を省略する。
図29は第9実施形態における送信フレームを表したものである。図26との違いは、ダミー信号が、ダミー信号と、無送信区間で構成される点である。無送信区間の時間TnullはTcsminよりも短い。このようにすることで、他のCSMA/CSシステム通信装置にCSさせて送信を開始させるのを防ぐことができ、かつダミー信号に含まれる無送信区間によって送信電力を抑え、送信機の消費電力を小さくし、バッテリーを長持ちさせることが可能になる。
なお、データ信号1に含まれる無送信区間もTcsminより小さくすることで他のCSMA/CSシステム通信装置にCSさせて送信を開始させるのを防ぐことができる。
(第10実施形態)
第10実施形態に係る送信機では、ダミー信号の送信においてデータ信号に含まれるプリアンブルとペイロードを含めて送信する。それ以外の構成及び動作は、第1実施形態に示す送信機と同じであるため、説明を省略する。
図30は第10実施形態に係る送信フレームを表したものである。送信フレームはダミー信号とデータ信号で構成される。ダミー信号は、プリアンブル、ペイロード、無送信区間、ダミー信号で構成される。データ信号は無送信区間、プリアンブル、ペイロードで構成される。
ダミー信号にプリアンブルとペイロードを含めることにより、近接システム帯域を用いるTDMAシステム端末が送信機や受信機の近くで通信されていないとき、早急にペイロードに含まれる情報を伝送することが可能になる。仮に近接システム帯域を用いるTDMAシステム端末が送信機や受信機の近くで通信している場合でも、データ信号に含まれるプリアンブルとペイロードは受信機において受信可能である。
本実施例により、早急にペイロード情報を伝送することが可能になる。
(第11実施形態)
図31は、第11実施形態に係るリモートコントロール装置を示す図である。図31に示すリモコン装置は、図3に示す送信機とインターフェース手段16を備えている。
インターフェース手段16はボタン17とボタン押下判定部14とビジー表示部15を含む。インターフェース手段16はユーザがボタン17を押すことで与える指示情報を制御信号に変換して送信機に通知する。
ボタン押下判定部14は、電源オンなどのボタン17が押下されたことを認識し、制御部7に信号で伝える。制御部7は、ボタン押下判定部14から通知される信号を受け取ると、デュプレクサ部3に制御信号を通知し、CS処理を開始し、CS処理の結果に応じて送信処理を開始する。この送信の仕方は、図4に示す送信機と同じであるため省略する。
ここで、送信機のキャリア検出判定部6は一定期間Tcslimitキャリア検出を行うが、この期間Tcslimitにおいてキャリアが検出され、CSが成功しなかった場合、キャリア検出判定部6は、CSを中断し、制御部7にその旨を通知する。キャリア検出判定部6は、一定期間Tcslimitの経過の有無を判定するビジータイマーを有し(図示せず)、CS開始からビジータイマーを起動させ、CS開始からの経過時間を計測する。制御部7は、通知を受け取ると、ビジーである旨を示す信号をビジー表示部15に出力する。ビジー表示部15は、制御部7からの信号を受け取ると、音を発生させる、またはモニタに(図示せず)ビジーである旨を表示する、振動させるなどの手段でユーザーにビジーである旨を通知する。以上により、CSの結果送信信号を送信できなかったことをユーザーに示すことができる。
図32は、第11実施形態に係るリモートコントロール装置の動作手順を示すフローチャートである。これは、送信要求発生から送信終了までのフローを表している。図27との違いは、ビジータイマーをスタートするステップS200と、ビジータイマーが一定時間以上経過したか否かを判定するステップS201と、ビジー表示するステップS202をさらに有することである。その他の処理に関しては図27と同様である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
日本の周波数割り当ての一部とBPFの周波数特性の例を表した図 RFIDの帯域を用いて送信する送信機、受信機、およびPDCシステム端末の位置関係の例を表した図 第1実施形態に係る送信機のブロック図 第1実施形態に係るキャリア検出判定部6の内部構成を示した図 第1実施形態に係る概念図 送信フレームの例を示す図 第1実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャート 第2実施形態に係る概念図 第2実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャート 第2実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャート 第3実施形態に係る送信機のブロック図 第3実施形態に係る概念図 送信フレームの時間と電力を表した図 第3実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャート 第4実施形態に係る概念図 RFIDの帯域を用いて送信する送信機、受信機、PDC端末AおよびPDC端末Bの位置関係の例を表した図 第5実施形態に係る概念図 第6実施形態に係るキャリア検出判定部6の内部構成を示した図 第6実施形態に係る概念図 欧州の周波数割り当ての一部とBPFの周波数特性の例を表した図 RFIDの帯域を用いて送信する送信機、受信機、およびGSMシステム端末の位置関係の例を表した図 第7実施形態に係る概念図 RFIDの帯域を用いて送信する送信機、受信機、およびGSMシステム端末の位置関係の例を表した図 第8実施形態に係る概念図 キャリア検出判定部と制御部の詳細を示す図 送信フレームの例を示す図 第8実施形態に係る送信機の動作手順を示すフローチャート 第8実施形態に係る送信機の最大連続空き時間検出処理の手順を示すフローチャート 第9実施形態に係る送信フレームの例を示す図 第10実施形態に係る送信フレームの例を示す図 第11実施形態に係るリモートコントロール装置を示す図 第11実施形態に係るリモートコントロール装置の動作手順を示すフローチャート
符号の説明
1…アンテナ部;2…BPF部;3…デュプレクサ部;4…電力測定部;5…電力比較部;6…キャリア検出判定部;7…制御部;8…ダミー信号生成部;9…データ信号生成部;10…送信信号生成部

Claims (16)

  1. フレーム長がTframeであるTDMAシステムに割り当てられている第1の周波数リソースの少なくとも一部、及び前記第1の周波数リソースとは帯域が異なる第2の周波数リソースの電力を測定する電力測定手段と、
    前記電力測定手段による電力測定結果が、連続時間Tcsの間、予め定められた閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記連続時間Tcsの間前記電力測定結果が前記閾値以下であると判定された場合に前記第2の周波数リソースを用いて時間Td(TdはTcs+Td=Tframeを満たす時間)のダミー信号を送信し、該ダミー信号が送信された後に前記第2の周波数リソースを用いてデータ信号を送信する送信手段と、を有する送信機。
  2. 前記Tdが前記TDMAシステムの1スロット時間である請求項1記載の送信機。
  3. 前記ダミー信号と、該ダミー信号に連続する前記データ信号を第1の情報単位とし、
    前記連続時間Tcsの間前記電力が前記閾値以下であると判定された場合に、前記第1の情報単位を複数回連続して送信する請求項1記載の送信機。
  4. 前記第1の情報単位に含まれる前記データ信号の送信電力を、前記第1の情報単位毎に変更する送信電力変更手段をさらに有する請求項3記載の送信機。
  5. 前記第1の情報単位に含まれる前記データ信号の送信電力を、連続する2つの前記第1の情報単位毎に変更する送信電力変更手段をさらに有する請求項3に記載の送信機。
  6. 前記Tcsが前記TDMAシステムの1スロット時間である請求項1記載の送信機。
  7. 前記データ信号は、n個のサブデータ信号に分割されており(nは2以上の整数)、
    前記ダミー信号と第k番目のサブデータ信号とを第kのサブ情報単位とし(kは1以上かつn以下の整数)、第1乃至第nのサブ情報単位を第2の情報単位とし、
    前記送信手段は、前記第2の情報単位で前記ダミー信号及び前記データ信号を送信する請求項1記載の送信機。
  8. フレーム長がTframeであるTDMAシステムに割り当てられている第1の周波数リソースの少なくとも一部、及び前記第1の周波数リソースとは帯域が異なる第2の周波数リソースの電力を測定する電力測定手段と、
    前記電力測定手段による電力測定結果を予め定められた閾値と比較して比較結果を求める電力比較手段と、
    前記電力比較手段による比較結果から、遅延時間Tframeで遅延自己相関値を算出する算出手段と、
    前記遅延自己相関値が、連続時間Tcsの間、予め定められた閾値以下であるか否かを判定する判定手段と、
    前記連続時間Tcsの間前記遅延自己相関値が前記閾値以下であると判定された場合に前記第2の周波数リソースを用いて時間Td(TdはTcs+Td=Tframeを満たす時間)のダミー信号を送信し、該ダミー信号が送信された後に前記第2の周波数リソースを用いてデータ信号を送信する送信手段と、を有する送信機。
  9. 前記ダミー信号と、該ダミー信号に連続する前記データ信号を第1の情報単位とし、
    前記連続時間Tcsの間前記電力が前記閾値以下であると判定された場合に、前記第1の情報単位を複数回連続して送信する請求項8記載の送信機。
  10. 前記データ信号は、n個のサブデータ信号に分割されており(nは2以上の整数)、
    前記ダミー信号と第k番目のサブデータ信号とを第kのサブ情報単位とし(kは1以上かつn以下の整数)、第1乃至第nのサブ情報単位を第2の情報単位とし、
    前記送信手段は、前記第2の情報単位で前記ダミー信号及び前記データ信号を送信する請求項8記載の送信機。
  11. 前記判定手段による判定を予め定められた期間行い、前記期間の中で最も長く検出できた期間Tcsmaxを検出する最大連続空き時間検出手段をさらに有し、前記Tcsmaxに基づき前記連続時間Tcsをそれぞれ設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は8記載の送信機。
  12. 前記第2の周波数リソースは、CSMA/CAシステムで用いられ、
    前記ダミー信号は、前記CSMA/CAシステムの最小キャリアセンス時間Tcsminよりも短い時間のヌル信号を含む請求項1又は8記載の送信機。
  13. 前記ダミー信号は前記データ信号のプリアンブル及びペイロードと同じ信号を含むことを特徴とする請求項1又は8記載の送信機。
  14. 請求項1に記載する送信機と、
    ユーザの指示情報を前記送信機に制御信号として通知するインターフェース手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載のリモートコントロール装置。
  15. 前記判定手段は、判定を予め定められた期間Tcslimit行った結果、連続時間Tcsの間前記閾値以下にならなかった場合、判定を中断し、
    インターフェース手段は、前記判定手段が判定を中断した場合に、
    ユーザーにビジーである旨を通知する手段と、をさらに有する請求項14記載のリモートコントロール装置。
  16. フレーム長がTframeであるTDMAシステムに割り当てられている第1の周波数リソースの少なくとも一部、及び前記第1の周波数リソースとは帯域が異なる第2の周波数リソースの電力を測定する電力測定ステップと、
    前記電力測定ステップにおける電力測定結果が、連続時間Tcsの間、予め定められた閾値以下であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記連続時間Tcsの間前記電力が前記閾値以下であると判定された場合に前記第2の周波数リソースを用いて時間Td(TdはTcs+Td=Tframeを満たす時間)のダミー信号を送信し、該ダミー信号が送信された後に前記第2の周波数リソースを用いてデータ信号を送信する送信ステップと、を有する送信方法。
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