JP2003158764A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2003158764A JP2001356210A JP2001356210A JP2003158764A JP 2003158764 A JP2003158764 A JP 2003158764A JP 2001356210 A JP2001356210 A JP 2001356210A JP 2001356210 A JP2001356210 A JP 2001356210A JP 2003158764 A JP2003158764 A JP 2003158764A
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茂孝 野口
Minoru Kosaka
稔 小坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一周波数帯を使用する他の無線通信システ
ムのよる干渉を防止する。 【手段】 制御信号を発信する基地局と前記制御信号に
より制御される少なくとも1の移動局とを含み、同一周
波数帯において異なる時間領域を割り当て、前記基地局
と前記移動局のいずれかとの間で通信を行う第1の無線
通信システムであって、基地局が、基地局と移動局のい
ずれかとの間で通信可能な状態にあるが実際には通信が
行われない空白期間帯にダミー信号を発生させるための
データを割り当てるダミー信号割り当て手段を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関するものであり、他の無線通信システムとの間にお
ける干渉を防止することができる技術に関する。尚、本
明細書中において、無線通信システム中において、シス
テムを制御する制御信号を発信する局を基地局と称す
る。基地局は、アクセスポイント、ポーリングマスタ、
ハブステーション又は制御局等と呼ばれることもある。
一方、通信を行う各機器を移動局と称する。移動局は、
例えば、端末又はステーションなどと称されることもあ
る。ノートPCやPDAなども無線通信システムを備え
ていれば移動局として機能する。
【0002】
【従来の技術】最近、2.4GHz帯又は5GHz帯等
の周波数を利用する無線通信システムが利用されつつあ
る。これらの周波数帯においては、それを利用するため
の特別な免許が不要である。例えば、ISMバンド(
ndustrial, cience, and
edical band)を用いて無線LAN(oc
al rea etwork)を構築する無線通信
システムが規格化されている。
【0003】上記の無線通信システムとしては、例え
ば、時分割多重接続方式、すなわちTDMA(ime
ivisional ultiple cce
ss:TDMA)方式がある。TDMA方式は、同一の
周波数帯において異なる時間領域を各移動局に割当て通
信を行う方式である。TDMA方式による無線通信シス
テムでは、無線通信を行うための時間領域の割当通知を
含む制御信号の発信を行う基地局と、制御信号を発信し
ない複数の移動局からなる集中制御方式と、基地局を利
用せずに通信局(端末)がお互いに通信要求を行う分散
制御方式の無線通信システムとが存在する。
【0004】集中制御方式による無線通信システムとし
ては、ARIB(電波産業会)のRCR STD−28
(PHS)やSTD−T70(HiSWANa)、ST
D−T72(wireless1394)、ETSI
(欧州通信標準化機関)のHiper LAN/2、ま
た業界団体によるBluetooth等が存在する。ま
た、基地局信号を利用せずに通信端末がお互いに通信要
求を行う分散制御方式の無線通信システムとしては、I
EEE802委員会の802.11a、ARIBのRC
R STD−T33、STD−T71(CSMA/C
A)等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの規格に基づい
て多数の無線通信機器が製造販売されており、これら
が、同じエリア内において同じ周波数帯で通信を行うこ
ともありうる。この際、他の無線通信システムとの相互
干渉が問題になる。そのため、他のシステムとの相互干
渉を回避し共存を可能とするための方式が様々に提案、
規格化されている。例えば、802.11a、STD−
T71のCSMA/CA方式、ランダムバックオフ方
式、STD T−70、71、72のキャリアセンス方
式、STDT−71の基地局間同期方式、Hiper
LAN/2のDynamic Frequency S
election方式などがある。
【0006】図7は、一般的なTDMA方式のうち集中
制御方式の無線通信システムにおけるシーケンスとフレ
ーム構成の一例を示した図であり、図8は一般的なTD
MA方式の集中制御方式の無線通信システムにおけるネ
ットワーク構成を示した図である。無線通信システムX
は、通信時間領域の集中調整を行うための1つの基地局
Dと2つの移動局E115及び移動局F116と、基地
局D114と接続される広域ネットワーク(WAN)1
11とを含んでいる。基地局D114は、制御情報10
1により基地局D114の送信データD102と移動局
E115の送信データ(E)103と移動局F116の
送信データ(F)104との送信時間領域を割り当てる
ことにより、無線システムX内の時間領域を管理し、全
体での利用時間領域に示すように、データの衝突が発生
しないように制御する。
【0007】しかしながら、無線通信システムにおける
有効利用可能な周波数帯域は限られている。特に、免許
を必要としない周波数帯域は、複数の異なる無線通信シ
ステムが混在しがちであるため、他の無線通信システム
からの電波干渉により、自己の無線通信システムの伝送
効率が低下してしまう場合がある。かかる干渉を回避す
るために、ある一定期間毎にキャリアセンスを行う方式
が一般的である。キャリアセンス方式とは、通信を開始
する前にキャリアセンスにより自己が送信しようとする
周波数チャンネルが空いているかどうかの確認を行い、
空きを確認した後に通信を開始する方式である。
【0008】しかしながら、キャリアセンス方式におい
ては、キャリアセンス期間中のみ同一周波数の検知を行
い、他の期間はキャリアセンスを行わない。自己の無線
通信システムが通信可能状態にあり、かつ、実際の通信
を行っていない期間に他の無線通信システムがキャリア
センスを行うと、他の無線通信システムは、送信しよう
とする周波数帯が空いていると判断する。この判断に従
い、他の通信無線システムは通信を始めてしまう。かか
る場合には、自己の通信システムと他の通信システムと
の双方が干渉を起こし、伝送効率が著しく低下するとい
う問題がある。
【0009】キャリアセンス方式における干渉の問題を
回避するため、キャリアセンスを周波数チャンネルが空
くまで続ける方式(p-persistent CSM
A/CD方式)や、キャリアセンスに加えて、フレーム
送信前にランダムパルスを発信して、衝突を検知する方
式(ランダムパルス送出CSMA/CA方式)がある。
しかし、CSMA/CD方式やCSMA/CA方式などの
方式を用いても、自己の無線通信システムが送信するフ
レーム内に空き時間領域がある場合には、他の無線通信
システムは、自己の無線通信システムに空きがあると判
断してしまう可能性がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、制御信号を発信する基地局と前記制御信号により制
御される少なくとも1の移動局とを含み、同一周波数帯
において異なる時間領域を割り当て、前記基地局と前記
移動局のいずれかとの間で通信を行う第1の無線通信シ
ステムであって、前記基地局が、該基地局と前記移動局
のいずれかとの間で通信可能な状態にあるが実際には通
信が行われない空白期間内にダミー信号を発生させるた
めのデータを割り当てるダミー信号割り当て手段を有し
ている無線通信システムが提供される。空白期間内にダ
ミー信号を割り当てることにより、他の無線システムに
は自己のシステムが通信中であると認識させることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】発明者は、自己の無線通信システ
ムにおいて、通信可能な状態にあるが実際には通信を行
わない空白期間(フレーム内の空き時間領域)にダミー
信号を割り当てることにより、キャリアセンスを行った
後に通信を開始する方式の他の無線通信システム内の局
であって少なくとも送信側の局が、自己の無線通信シス
テムの周波数チャンネルにおいて空きがあると誤認識す
る可能性を低減させることができると考えた。自己の無
線通信システムが通信可能状態にある場合に、他の無線
通信システムからの電波の割り込みが防止でき、他の無
線通信システムとの間の電波干渉を減少させることがで
きる。尚、他の無線通信システムの局のうち少なくとも
送信側の局が誤認識する可能性があれば上記の状況にな
るが、もちろん送信側以外の局にも信号が到達している
場合も含まれるのは言うまでもない。上記考察に基づ
き、本発明の第1の実施の形態による無線通信システム
について、図1から図5までを参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態による
無線通信システムの構成例である。第1の無線通信シス
テム1は、例えばTDMA方式であって、集中制御方式
の無線通信システムである。第2の無線通信システム2
は、TDMA分散制御方式の無線通信システムである。
第1の無線通信システム1は、1つの基地局3と、第1
及び第2の2つの移動局5,7とから構成されている。
基地局3は、中央制御装置11を備えており、例えば、
広域ネットワーク15に接続されている。第2の無線通
信システム2は、第3の移動局31と第4の移動局33
とを含んで構成されている。
【0013】ここで、基地局3及び第1及び第2の移動
局5、7が送信する電波21,23及び25は、第2の
無線通信システム2に含まれる第3及び第4の2つの移
動局31、33のうち少なくとも送信側の移動局(3
1)が検知できる送信レベルであると仮定する。すなわ
ち、図1は、第1の無線システム1と第2の無線システ
ム2とが近接して電波の干渉が起こる可能性がある状態
を示している。尚、第1の無線通信システム1と第2の
無線通信システム2との使用周波数帯(チャネル)は同
じであると仮定する。
【0014】第2の無線通信システム2内の第3の移動
局31と第4の移動局33とが信号35により通信を開
始する場合には、第2の無線通信システム2に含まれる
移動局31と移動局33のいずれかが送信を開始する前
にキャリアセンスを行い、送信しようとする周波数帯が
使用されているかどうかを判断する。図2は、本発明の
第1の実施の形態による第1の無線通信システムのうち
基地局の構成を示す機能ブロック図である。
【0015】図2に示すように、基地局3は、無線送受
信手段41と、復調手段42と、無線データ抽出手段4
3と、受信データ保存手段44とを有している。さら
に、基地局3は、バス制御手段45と、送信データ保存
手段46と、無線データ生成手段47と、変調手段48
とを有している。加えて、通信制御手段49とタイミン
グ情報生成手段50とアンテナATとを有している。
【0016】無線送受信手段41は信号の送受信を行
う。無線送受信手段41により受信された信号は、復調
手段42により復調される。無線データ抽出手段43
は、復調された信号からデータを抽出する。抽出された
データは、受信データ保存手段44により受信データと
して保存される。受信データは、バス制御手段45によ
り、パーソナルコンピュータPCなどデータの送受信機
能を有する機器に送られる。
【0017】一方、パーソナルコンピュータPCなどの
外部機器からの送信データは、送信データ保存手段46
に一時的に保存される。無線データ生成手段47により
送信データに基づいて無線データを生成する。変調手段
48により変調された無線データは、無線送受信手段4
1に送られ、信号電波として送信される。
【0018】制御局3は、さらに上記のそれぞれの手段
を含む装置全体をコントロールし、図5のフローチャー
ト(ステップS7)に示す制御を行う機能を備える通信
制御手段49と、タイミング情報を生成するタイミング
情報生成手段50とを備えている。尚、ダミー信号割り
当て手段とダミー信号送信手段とは、それぞれ、通信制
御手段49と、無線送受信手段41とに含まれる。
【0019】次に、上記構成を有する無線通信システム
の動作について、主に図3から図5までを参照して説明
する。適宜図1及び2をも参照する。図3は、本発明の
第1の実施の形態による無線通信システム(第1の無線
通信システム)のフレーム構成の一例を示した図であ
る。図4は、基地局1及び移動局の1フレームにおける
送信時間領域と、第1の無線通信システム全体の1フレ
ームにおける通信時間領域の例である。
【0020】図3に示すように、TDMA方式の第1の
無線通信システムにおいては、通信を行うために同一周
波数帯における時間領域を、1フレーム51を単位とし
て一定の時間間隔ごとに区切る。基地局3は、1フレー
ム毎に、複数の移動局5,7が基地局3と同期を取るた
めの同期情報や1フレーム内において各移動局5,7に
割当られた時間領域を示す情報等を割り当てる。これら
の情報を制御情報52と称する。基地局3は、制御情報
52を、基地局3を含む第1無線通信システム1のエリ
ア内の全移動局5,7に対して送信する。フレーム51
内には、制御情報52と、基地局3から移動局5,7に
向けてのデータであるDown−link53と、移動
局5又は7ら基地局3へ向けてのデータであるUp−l
ink54とが含まれる。Down−link53は、
例えばデータ(A)55を含む。Up−link54
は、データ(B)56とデータ(C)57とを含む。デ
ータ(A)55の次の時間帯には送信データが存在せ
ず、ダミー信号60を割り当てることができる。
【0021】制御情報52は、フレーム同期のためのプ
リアンブル信号58と、フレーム内での送受信用の時間
領域の割当等の情報を含むデータペイロード信号59-
1から59−Nを含む信号を含む。フレーム51を、制
御情報52を送る時間領域と、基地局3から移動局5,
7に向けてのデータであるDown−link53を送
る時間領域と、移動局5又は7ら基地局3へ向けてのデ
ータであるUp−link54を送る時間領域とに分割
する。
【0022】図4は、図3に示す各種信号データを時間
ごとに割り当てた構造を示す図である。図4の上から1
段目は基地局3の時間領域を、上から2段目は移動局5
の時間領域を、上から3段目は移動局7の時間領域を示
している。最下段は、第1の無線通信システム1の1フ
レームにおける全体の通信時間領域例である。この例で
は、1フレームを第1から第5までの時間領域61から
65までに分割している。
【0023】第1の時間領域61は、制御情報52に対
して割り当てられた時間領域である。第2の時間領域6
2は、データ(A)55に対して割り当てられた時間領
域である。第3の時間領域63は、データ(B)57に
対して割り当てられた時間領域である。第4の時間領域
64は、データ(C)56に対して割り当てられた時間
領域である。第5の時間領域65は、ダミー信号60に
対して割り当てられた時間領域である。各データに対し
てそれぞれの時間領域を割り当てることにより、基地局
3-移動局5又は7間で双方向の通信を行うことが可能
となる。
【0024】基地局3は、制御情報52により割り当て
られた第1の時間領域61において制御情報を送信し、
第2の時間領域62において、データ(A)55を送信
する。移動局5、7は、基地局3により送信されたデー
タ(A)55を受信する。移動局5は、制御情報52に
より割り当てられた第3の時間領域63において、デー
タ(B)56を送信する。基地局3は、移動局5から送
信されたデータ(B)56を受信する。移動局7は、制
御情報52により割り当てられた第4の時間領域64に
おいて、データ(C)57を送信する。基地局3は、移
動局7により送信されたデータ(C)57を受信する。
【0025】さらに、第1の無線通信システム1の基地
局3は、フレーム内で自己の無線通信システム1が、制
御情報52の送信あるいはデータの送受信に使用してい
ない第5の時間領域65において、ダミー信号60を送
信する。ダミー信号の送信期間は、制御情報52の送受
信期間とデータの送受信期間を除いた期間であり、自己
の無線送信システムがデータを受信する期間も、ダミー
信号60の送信期間からは除外する。ダミー信号60の
送信に使用する周波数帯は、データ信号の送受信に使用
する周波数帯と同じである。また、ダミー信号60は、
第1の無線通信システム1と異なる他のシステム(第2
の無線通信システム)が傍受可能な強度の電波であれば
良い。制御信号やデータ信号のようなデータ形式を有し
ている必要はなく、例えば無変調の搬送波などでも良
い。図4の最下段のタイミングチャートに示されるよう
に、1フレーム内には、信号の送受信をしない空白時間
領域がダミー信号60を送信する領域として割り当てら
れる。従って、1フレーム51内に実際上の空白時間領
域は存在しない。
【0026】第1無線通信システム1において、基地局
3は、制御情報52により基地局3が発信するデータを
受け取る移動局(例えば移動局5)と基地局3とが通信
する時間を、第2の時間領域62として割り当てるとと
もに、基地局5及び移動局7が送信に使用する時間を、
第3及び第4の時間領域63及び64として基地局5及
び移動局7に報知する。
【0027】基地局3は、第2の時間領域62におい
て、移動局5へデータ(A)55を送信する。移動局5
は、第3の時間領域63において、データ(B)を、基
地局3に送信する。移動局7は第4の時間領域64にお
いて、データ(C)を基地局3に送信する。
【0028】加えて、基地局3は、1フレーム51内に
おいて自己の無線通信システム1が制御情報52の送信
あるいはデータの送信に使用していない第5の時間領域
65において、ダミー信号60を送信する。以上、図4
の最下段の「全体での利用時間領域」に示すように、1
フレーム内では、第1の無線通信システム内のいずれか
が電波を送信している。
【0029】図5は、本発明の第1の実施の形態による
無線通信システムの動作を示すフローチャートであり、
基地局3についての動作の一例を示す図である。図5に
示すように、ステップS1において、基地局3は、フレ
ーム開始時に自己の無線通信システム内の移動局5,7
に対し、制御信号52の送信を行う。ステップS2にお
いて、基地局3は現時点の時間領域に送信データが割り
当てられているか否か(送信データの有無)を判断す
る。送信データが割り当てられていれば、ステップS3
において移動局5又は7に対して送信データを送る。送
信データが割り当てられていなければ、ステップS4に
おいて、基地局3が移動局5,7からの受信データが割
り当てられているか否か(受信データの有無)を判断す
る。受信データが割り当てられていれば、ステップS5
においてデータを受信する。ステップS6において、受
信したデータの処理を行い、移動局5,7からの要求等
を検知する。ステップS4において受信データが割り当
てられていないと判断された場合には、ステップS7に
おいてダミー信号60を送信する。
【0030】ステップS3のデータ送信処理、ステップ
S6のデータ受信処理又はステップS7のダミー信号送
信処理のいずれかの後に、ステップS8において1つの
フレームが終了したかどうかを判断する。ステップS8
において、1つのフレームが終了していないと判断され
た場合には、ステップS2に戻り、送信データの有無の
判断処理を行う。
【0031】ステップS2からステップS8までの動作
を1つのフレームが終了するまで繰り返す。ステップS
8において1つのフレームが終了したと判断された場合
には、ステップS9において通信を終了するかどうかを
決める。ステップS9において次のフレームでも通信を
行う場合には、ステップS1に戻り、上記の処理を繰り
返す。ステップS9で、通信を終了する場合には、ステ
ップS10で処理を終了する。
【0032】第1の無線通信システム1に属する相手方
の局は、送信タイミングにより、ダミー信号と制御信号
・データ信号を識別する。一方、第1の無線通信システ
ム1と異なる第2の無線通信システム2に属する局は、
キャリアセンスにより、第2の無線通信システム2の移
動局が送信しようとする同一周波数帯の電波強度が、あ
る一定のレベル以上かどうかのみを判断して通信を行う
ため、信号の種類の識別は行わない。
【0033】図4に示すように、第1の無線通信システ
ム1は、通信可能状態にある1フレーム中の全ての時間
領域において電波を送出していれば、第2の無線通信シ
ステム2は1フレーム中のいずれのタイミングでキャリ
アセンスを行っても、第1の無線通信システム1が通信
中であると認識する。従って、第1の無線通信システム
1が通信可能状態にある場合には、第2の無線通信シス
テム2が同一の周波数帯において送信を開始することは
なく、第1の無線通信システム1に電波干渉の影響が及
ぶことがない。
【0034】一方、第2の無線通信システム2にとって
も、実際には空いていない周波数帯が空いているという
誤った判断をすることがなくなる。従って、第1の無線
通信システム1の使用周波数帯とは異なる周波数帯を使
用するなどの方法を選択することにより、お互いの干渉
を避けることができ、複数の無線通信システムにおける
通信効率を向上させることができる。
【0035】尚、上記実施の形態では、第2の無線通信
システムとして、TDMA分散制御方式を例にして説明
したが、第2の無線通信システムとしては、キャリアセ
ンスを行う全ての無線通信システムが含まれる。また、
基地局3と移動局5,7の両方がダミー信号を発信する
こともある。また、前述のように、ダミー信号は第2の
無線通信システムに含まれる全ての移動局に認識されな
くても良い。すなわち、少なくとも送信側の移動局に認
識されれば良い。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態による無
線通信システムについて図6を参照して説明する。本発
明の第2の実施の形態による無線通信システムは、上記
第1の実施の形態による無線通信システムにおける1対
1のケースである。すなわち、自己のシステム内に基地
局が少なくとも1つは含まれていれば、自己のシステム
の相手方は、基地局でも移動局でも台数にも関係なく適
用可能である。図6(a)は、本発明の第2の実施の形
態による無線通信システム(第1の無線通信システム)
のフレーム構成の一例を示した図である。図6(b)
は、基地局1及び移動局の1フレームにおける送信時間
領域と、第1の無線通信システム全体の1フレームにお
ける通信時間領域の例である。
【0037】図6は、1つの基地局と1つの移動局とか
ら構成される1対1の無線通信システムであり、基地局
が移動局に制御情報72を送信することにより、時間領
域の管理を行っている。1フレーム71の構成は、第1
の実施の形態による無線通信システムの場合と同様であ
るが、第2の実施の形態による無線通信システムにおい
ては、Up-linkフェーズ74は、常に、移動局か
ら基地局にデータを送信するフェーズとなっている。基
地局は、第1の時間領域91において送信される制御情
報信号72内で、フレーム同期のためのプリアンブル信
号77や1フレーム71内での送受信用の時間領域の割
当等を含むデータ78-1から78-Nまでを周期的に送
信する。
【0038】基地局は、制御情報72により指定される
第2の時間領域92において、データ(A’)79を送
信し、移動局は基地局から送信されたデータ(A’)7
9を受信する。移動局は、制御情報72で指定される第
3の時間領域93においてデータ(M)82を送信し、
基地局は移動局により送信されたデータ(M)82を受
信する。
【0039】無線通信システムの基地局は、フレーム7
1内で、自己の通信システムが制御情報72の送信ある
いはデータ(A’)79又はデータ(M)82の送信に
使用していない第4の時間領域94と、移動局がデータ
の送信に使用していない第5の時間領域95に第1ダミ
ー信号80と第2ダミー信号81とを割り当てる。
【0040】図6(b)の最下段に示すように、1フレ
ーム71内では、システム内の基地局または移動局から
常に電波が送出されている。尚、第2のダミー信号81
は、第5の時間領域95において、移動局の方が発信し
ても良い。上記の構成により、基地局と移動局との間で
双方向無線通信を行う無線通信システムを構成すること
ができる。尚、図6においては、基地局がダミー信号を
発信しているが、基地局が発信する制御信号中に移動局
がダミー信号を発信させる情報を入れておくか否かによ
り、基地局がダミー情報を発信するか移動局がダミー情
報を発信するかを決定する。
【0041】
【発明の効果】本発明による無線通信システムを用いる
ことにより、集中制御方式の無線通信システムが通信中
には、キャリアセンスを行う他の無線通信システムによ
る干渉を排除することができるので、自己の無線通信シ
ステムの伝送効率が向上する。また、他の無線通信シス
テムも、自己の無線通信システムの周波数帯が空いてい
るという誤った判断をすることがなくなるので、自己の
無線通信システムの使用周波数帯とは異なる周波数帯を
使用するなどの方法が選択する指針を得ることができ
る。従って、無線通信システム間における干渉を避ける
ことができ、通信効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による無線通信シス
テムの構成例である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による無線通信シス
テムに含まれる基地局の構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態による無線通信シス
テム(第1の無線通信システム)のフレーム構成例を示
す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による無線通信シス
テム(第1の無線通信システム)の1フレームにおける
送信時間領域の例である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による無線通信シス
テムによる基地局の動作の一例をフローチャート図であ
る。
【図6】図6(a)は、本発明の第2の実施の形態によ
る無線通信システムのフレーム構成例であり、図6
(b)は、1フレームにおける送信時間領域の例であ
る。
【図7】一般的なTDMA集中制御方式による無線通信
システムにおけるシーケンスとフレーム構成の一例であ
る。
【図8】一般的なTDMA集中制御方式による無線通信
システムにおけるネットワーク構成例である
【符号の説明】
1…第1の無線通信システム、2…第2の無線通信シス
テム、3…基地局、5,7、31、33、35、…移動
局、52…制御情報、53…Down−linkフェーズ、54
…Up−linkフェーズ、58…プリアンブル、59…デー
タペイロード、60…ダミー信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町野 勝行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5K028 AA11 BB06 CC02 CC05 EE08 HH00 KK01 KK12 LL12 MM12 RR02 5K033 AA01 AA05 CA06 CA11 DA01 DA19 EA06 5K067 AA03 CC04 EE02 EE10 EE71 GG03 HH21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号を発信する基地局と前記制御信
    号により制御される少なくとも1の移動局とを含み、同
    一周波数帯において異なる時間領域を割り当て、前記基
    地局と前記移動局のいずれかとの間で通信を行う第1の
    無線通信システムであって、 前記基地局が、該基地局と前記移動局のいずれかとの間
    で通信可能な状態にあるが実際には通信が行われない空
    白期間内にダミー信号を発生させるためのデータを割り
    当てるダミー信号割り当て手段を有している無線通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記ダミー信号は、 前記第1の無線通信システムとは異なる無線通信システ
    ムであって複数の通信局を含む第2の無線通信システム
    からのキャリアセンスに応じて、前記基地局と前記移動
    局とが通信中であると前記第2の無線通信システムの少
    なくとも送信側に認識させる信号である請求項1に記載
    の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 さらに、前記基地局又は前記移動局の少
    なくとも一方が、前記ダミー信号割り当て手段により割
    り当てられた期間内に、ダミー信号を送信するダミー信
    号送信手段を有している請求項1又は2に記載の無線通
    信システム。
  4. 【請求項4】 制御信号を発信する基地局と前記制御信
    号により制御される1の移動局とを含み、同一周波数帯
    において異なる時間領域を割り当て、前記基地局と前記
    移動局との間で通信を行う第1の無線通信システムであ
    って、 前記基地局又は前記移動局の少なくともいずれか一方
    が、該基地局と前記移動局との間で通信が可能な状態に
    ある所定の通信可能期間内であって実際には通信が行わ
    れない空白期間内にダミー信号を発生させるためのデー
    タを割り当てるダミー信号割り当て手段を有している無
    線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記ダミー信号は、前記第1の無線通信
    システムとは異なる無線通信システムであって複数の通
    信局を含む第2の無線通信システムからのキャリアセン
    スに応じて、前記基地局と前記移動局とが通信中である
    と前記第2の無線通信システムの少なくとも送信側に認
    識させる信号である請求項4に記載の無線通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 さらに、前記基地局又は前記移動局のう
    ちの少なくともいずれか一方が、前記ダミー信号割り当
    て手段により割り当てられた期間内に、ダミー信号を送
    信するダミー信号送信手段を有している請求項4又は5
    に記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 制御信号を発信する基地局と、前記制御
    信号により制御される少なくとも1の移動局とを含み、
    同一周波数帯において異なる時間領域を割り当て、前記
    基地局と前記移動局のうちのいずれかとの間で通信を行
    う無線通信システムに用いるのに適しており、 前記基地局と前記移動局のいずれかとの間で通信可能な
    状態にあるが実際には通信を行わない空白期間内にダミ
    ー信号を発生させるためのデータを割り当てるダミー信
    号割り当て手段を有している基地局。
  8. 【請求項8】 さらに、前記ダミー信号割り当て手段に
    より割り当てられた期間内にダミー信号を送信するダミ
    ー信号送信手段を有している請求項7に記載の基地局。
  9. 【請求項9】 制御信号を発信する基地局と前記制御信
    号により制御される1の移動局とを含み、同一周波数帯
    において異なる時間領域を割り当て、前記基地局と前記
    移動局との間で通信を行う無線通信システムに用いるの
    に適しており、 前記基地局と前記移動局のいずれかとの間で通信可能な
    状態にあるが実際には通信を行わない空白期間帯にダミ
    ー信号を発生させるためのデータを割り当てるダミー信
    号割り当て手段を有している移動局。
  10. 【請求項10】 さらに、前記ダミー信号割り当て手段
    により割り当てられた期間内にダミー信号を送信するダ
    ミー信号送信手段を有している請求項9に記載の移動
    局。
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