JP2010117921A - 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム - Google Patents
運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザの車両分類に対する慣れの状況に応じて運転支援を行うことができる運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラムを提供する。
【解決手段】運転支援ユニット11は、車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類を判断し、ユーザの過去の運転履歴を車両分類に対応させて記憶した運転履歴テーブルから、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に対応する運転履歴を取得し、取得した運転履歴に応じて、今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定する。
【選択図】図3
【解決手段】運転支援ユニット11は、車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類を判断し、ユーザの過去の運転履歴を車両分類に対応させて記憶した運転履歴テーブルから、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に対応する運転履歴を取得し、取得した運転履歴に応じて、今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定する。
【選択図】図3
Description
本発明は、運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラムに関する。
近年、ドライバーの状態を考慮して運転支援を行うシステムが提案されている。例えば、特許文献1には、ドライバーの操舵技量に応じて、操舵制御を変更する運転支援装置が記載されている。この装置では、ドライバーの操舵履歴を蓄積し、蓄積した操舵履歴から、ドライバーの技量レベルを判定する。また、同一地点の走行経験や、天候等の外乱因子に応じて技量レベルを補正し、最終的に特定された技量レベルに応じて、ステアリングギア比を変更する。
特開2006−232172号公報
しかし、上記した運転支援装置の場合、一つの車両に対する技量レベル又は一般的な技量レベルに注目して運転支援を変更しており、他の車両を運転するときについては、考慮されていない。例えば、運転自体には慣れていたとしても、軽自動車を専ら運転するドライバーが、軽自動車以外の車両を運転するような場面では、その車両の前端・後端・左側端・右側端の距離感(車両感覚)や、旋回時の内輪差等を把握するまでに時間が掛かる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの車両分類に対する運転履歴に応じて運転支援を行うことができる運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類を判断する分類判断手段と、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴を取得する運転履歴取得手段と、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴に基づいて、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定する支援特定手段とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、ユーザが運転を行う際に、今回運転する車両が属する車両分類の運転履歴が取得され、その運転履歴に基づいて、支援内容が特定される。即ち、今回ユーザが運転する車両にあった支援内容を運転履歴に基づいて選択するため、今回ユーザが運転する車両に対して最適な支援を行うことができる。従って、例えば、不慣れな車両を運転する場面や、運転慣れした車両を運転する場面等に応じた支援を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の運転支援システムにおいて、前記運転履歴には、前記車両分類に属する車両を運転した累積運転時間の増加に伴い高く設定され、その車両分類の車両を運転した最終運転日からの経過日数の増加に伴い低く設定される慣れ度合が含まれるとともに、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類以外の車両分類に関連付けられた運転履歴を取得する他分類履歴取得手段をさらに備え、前記支援特定手段は、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた前記慣れ度合と、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類以外の車両分類に関連付けられた前記慣れ度合との差分を算出し、当該差分に基づいて、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定することを要旨とする。
この構成によれば、慣れ度合は、累積運転時間の増加に伴い高く設定され、最終運転日からの経過日数の増加に伴い低く設定されるため、車両分類に対する慣れ度合を適切に設定することができる。また、そのように求められる慣れ度合を用いて、今回運転する車両が属する車両分類に対応する慣れ度合と、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類以外の車両分類に対応する慣れ度合との差分に基づき支援内容を特定するため、今回運転する車両に対するユーザの慣れに合った支援内容を適切に特定することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の運転支援システムにおいて、前記運転履歴には、前記車両分類が属する車両の累積運転時間及びその車両分類に属する車両の最終運転日が含まれるとともに、前記支援特定手段は、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた前記累積運転時間から基本支援内容を判定するとともに、前記今回運転する車両が属する車両分類に関連付けられた前記最終運転日からの経過日数に基づき、前記基本支援内容を補正し、前記補正した前記基本支援内容を、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容として特定することを要旨とする。
この構成によれば、まず累積運転時間に基づき基本支援内容が特定される。また、今回運転する車両が属する車両分類に対応する最終運転日からの経過日数に基づき、基本支援内容が補正される。このため、その車両分類に対する累積運転時間及び最終運転日からの経過日数に基づき、今回ユーザが運転する車両に対するユーザの慣れに合った支援内容を特定できる。
請求項4に記載の発明は、今回ユーザが運転する車両に対する運転支援内容を特定する制御手段を用いた運転支援方法において、前記制御手段が、車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類を判断し、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴を取得し、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴に基づいて、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定することを要旨とする。
この方法によれば、ユーザが運転を行う際に、今回運転する車両が属する車両分類の運転履歴が取得され、その運転履歴に基づいて、支援内容が特定される。即ち、今回ユーザが運転する車両にあった支援内容を運転履歴に基づいて選択するため、今回ユーザが運転する車両に対して最適な支援を行うことができる。従って、例えば、不慣れな車両を運転する場面や、運転慣れした車両を運転する場面等に応じた支援を行うことができる。
請求項5に記載の発明は、今回ユーザが運転する車両に対する運転支援内容を特定する運転支援内容を変更する制御手段を用いた運転支援プログラムにおいて、前記制御手段を、車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類を判断する分類判断手段と、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴を取得する運転履歴取得手段と、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴に基づいて、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定する支援特定手段として機能させることを要旨とする。
この構成によれば、運転支援プログラムに従って、ユーザが運転を行う際に、今回運転する車両が属する車両分類の運転履歴が取得され、その運転履歴に基づいて、支援内容が特定される。即ち、今回ユーザが運転する車両にあった支援内容を運転履歴に基づいて選択するため、今回ユーザが運転する車両に対して最適な支援を行うことができる。従って、例えば、不慣れな車両を運転する場面や、運転慣れした車両を運転する場面等に応じた支援を行うことができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。図1は、ドライバーの運転履歴を格納した履歴登録サーバ1を示す。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図7に従って説明する。図1は、ドライバーの運転履歴を格納した履歴登録サーバ1を示す。
(履歴登録サーバの構成)
図1に示すように、履歴登録サーバ1の制御部2は、CPU3、RAM4、ROM5及び通信インターフェース(I/F)6を有するコンピュータからなる。制御部2は、インターネット、又は携帯電話網等のネットワークを介して、各車両に搭載された車載システム10との間でデータを送受信する。
図1に示すように、履歴登録サーバ1の制御部2は、CPU3、RAM4、ROM5及び通信インターフェース(I/F)6を有するコンピュータからなる。制御部2は、インターネット、又は携帯電話網等のネットワークを介して、各車両に搭載された車載システム10との間でデータを送受信する。
履歴登録サーバ1は、ユーザデータ7Aを格納したユーザ記憶部7を備えている。本実施形態では、ユーザデータ7Aは、ユーザ毎に、ユーザID、ユーザ名、認証データを有している。認証データは、例えば各ユーザの身体的特徴をそれぞれ示す生体情報であって、指紋、瞳の虹彩、網膜、静脈、声紋等の特徴を示している。ユーザが、車載システム10の認証装置によりユーザ認証を試みると、認証装置から読み取ったデータが履歴登録サーバ1に送信される。履歴登録サーバ1は、受信したデータと、認証データとを照合して、ユーザ認証を行う。尚、ユーザデータ7Aの認証データは、単なるパスワードや、ユーザが所有する携帯電話等の携帯端末、又は補助記憶装置等に内蔵されたICチップの識別コードでもよい。
運転履歴記憶部8には、ユーザ毎に、運転履歴テーブル9が格納されている。この運転履歴テーブル9は、ユーザIDが付与されており、各運転履歴テーブル9は、このユーザIDによってユーザデータ7Aとそれぞれ紐付けられている。
図2に示すように、運転履歴テーブル9は、車両分類9A毎に運転履歴を有している。車両分類9Aは、四輪自動車を、車両形状、大きさ等の項目に応じて区分したものであって、本実施形態では、「軽自動車」、「小型車」、「普通車」、「ミニバン」、「大型車」の5グループに分類されている。尚、車両分類9Aは、これらの区分に限定されず、2輪駆動、4輪駆動や、FF(フロントエンジン・フロントドライブ方式)、FR(フロントエンジン・リヤドライブ方式)等といった駆動形式等の項目に応じて区分してもよいし、5グループ以外の複数のグループに分類されていてもよい。
また、運転履歴テーブル9は、車両分類毎に、累積運転時間9B、最終運転日9C、慣れ度合9Dを有している。累積運転時間9B及び最終運転日9Cは、ユーザが車両を運転する度に、その車両の車載システム10から収集された運転履歴により更新されている。累積運転時間9Bは、その車両分類9Aに属する車両を運転した時間を累積した時間である。例えば、運転履歴テーブル9の統計期間内(例えば1年間)において、「軽自動車」を運転した回数が2回であって、1回目の運転時間が「2時間」、2回目の運転時間が「4時間」である場合、累積運転時間9Bは、「6時間」となる。尚、本実施形態では、車載システム10が運転履歴を送信するようにしたが、ユーザが所有し、今回ユーザが運転した車両に対する運転履歴を生成する携帯端末等から送信するようにしてもよい。
また、最終運転日9Cは、そのユーザが、その車両分類9Aに属する車両を運転した最後の日を示す。さらに、慣れ度合9Dは、その車両分類9Aに対するユーザの運転慣れの度合いを示しており、例えば履歴登録サーバ1が運転履歴テーブル9を更新したタイミングで演算される。例えば、この慣れ度合9Dは、以下の式(1)のように、累積運転時間Tprに係数C1を乗算した値から、最終運転日9Cからの経過日数ΔDyに係数C2を乗算した値を減算して算出されている。尚、C1及びC2は、異なる単位間の調整、各パラメータの重み付け等に応じて設定された正の係数である。
慣れ度合V=(累積運転時間Tpr・C1)−(経過日数ΔDy・C2)…(式1)
即ち、累積運転時間Tprが増大にするに伴い、慣れ度合Vは高くなり、経過日数ΔDyが増大するに伴い、慣れ度合Vは低くなる。本実施形態では、運転履歴テーブル9の慣れ度合9Dの値が高くなるほど、そのユーザは、その車両分類9Aの車両に運転慣れしていることを示し、その値が低くなるほど、そのユーザが、その車両分類9Aの車両に運転慣れしていないことを示す。例えば、大型車を専ら運転しているユーザは、「大型車」の慣れ度合9Dが高くなり、その他の車両分類9Aの慣れ度合9Dは低くなる。図2に示す「ユーザA」の運転履歴テーブル9の場合、「軽自動車」に対して最も慣れており、以下、「小型車」、「普通車」、「ミニバン」及び「大型車」の順に運転慣れしている。
即ち、累積運転時間Tprが増大にするに伴い、慣れ度合Vは高くなり、経過日数ΔDyが増大するに伴い、慣れ度合Vは低くなる。本実施形態では、運転履歴テーブル9の慣れ度合9Dの値が高くなるほど、そのユーザは、その車両分類9Aの車両に運転慣れしていることを示し、その値が低くなるほど、そのユーザが、その車両分類9Aの車両に運転慣れしていないことを示す。例えば、大型車を専ら運転しているユーザは、「大型車」の慣れ度合9Dが高くなり、その他の車両分類9Aの慣れ度合9Dは低くなる。図2に示す「ユーザA」の運転履歴テーブル9の場合、「軽自動車」に対して最も慣れており、以下、「小型車」、「普通車」、「ミニバン」及び「大型車」の順に運転慣れしている。
履歴登録サーバ1は、車両に搭載された車載システム10のデータ要求に伴い、対応するユーザの運転履歴テーブル9を送信する。車載システム10は、運転履歴テーブル9を受信し、その運転履歴テーブル9を用いて支援内容を特定する。
(運転支援システムの構成)
次に、この車載システム10について、図3に従って説明する。車載システム10は、CPU12、RAM13、ROM14、通信インターフェース(I/F)15及び車両側インターフェース(I/F)16からなる運転支援ユニット11を備えている。ナビゲーションユニットは、運転支援プログラムを格納しており、分類判断手段、運転履歴取得手段、支援特定手段、他分類履歴取得手段、制御手段に対応する。
次に、この車載システム10について、図3に従って説明する。車載システム10は、CPU12、RAM13、ROM14、通信インターフェース(I/F)15及び車両側インターフェース(I/F)16からなる運転支援ユニット11を備えている。ナビゲーションユニットは、運転支援プログラムを格納しており、分類判断手段、運転履歴取得手段、支援特定手段、他分類履歴取得手段、制御手段に対応する。
運転支援ユニット11は、ユーザ認証装置24と接続されている。ユーザは、車載システム10が搭載された自車両を運転する際、ユーザ認証装置24を用いて、予め定められた認証操作を行う。これにより、ユーザ認証装置24から、運転支援ユニット11に読み取りデータが出力される。運転支援ユニット11は、読み取りデータを履歴登録サーバ1に送信し、ユーザ認証を行う。ユーザ認証が完了すると、履歴登録サーバ1から、そのユーザの運転履歴テーブル9が車載システム10に送信される。
また、運転支援ユニット11は、イグニッション(IG)スイッチ17から、車両側I/F16を介して、ACC(アクセサリ)スイッチのオン信号を入力する。ACCスイッチがオン状態とされたと判断すると、支援内容を特定するための処理を開始する。
支援内容を特定する際は、車載システム10の自車属性記憶部19、支援パターン記憶部20、支援内容記憶部22を用いる。まず、運転支援ユニット11は、自車属性記憶部19に格納された自車属性データ19Aに基づき、自車両が属する車両分類を判断する。自車属性データ19Aには、自車両の識別子と、自車両が属する車両分類Cprの識別データが格納されている。
また、履歴登録サーバ1から受信した運転履歴テーブル9を用いて、自車両の車両分類Cprに対するユーザの慣れ度合Vprを判定する。例えば自車両が「ミニバン」といった車両分類に属する場合には、運転履歴テーブル9の中から、「ミニバン」の車両分類9Aに対する慣れ度合9Dを抽出する。
また、運転履歴テーブル9に含まれる各慣れ度合9Dのうち、値が最大である最大慣れ度合Vmaxを判定する。例えば、「軽自動車」の慣れ度合9Dが最も大きい場合には、その慣れ度合9Dを、ユーザの最大慣れ度合Vmaxとする。そして、式(2)のように、最大慣れ度合Vmaxから、今回運転する車両が属する車両分類Cprの慣れ度合Vprを減算して、自車両に対する慣れが、ユーザが最も運転慣れした車両分類Cmaxの慣れの状況から、どれだけ乖離しているかを相対的に評価する。
差分ΔV=最大慣れ度合Vmax−今回の車両分類Cprの慣れ度合Vpr…(式2)
即ち、差分ΔVは、自車両が属する車両分類Cprの他に、極端に運転慣れした車両分類があるような場合には、大きくなる。逆に、自車両が属する車両分類Cprに最も慣れている場合(即ち、車両分類Cpr=車両分類Cmax)には、差分ΔVは「0」となる。また、いずれの車両分類にも慣れていないドライバーの場合、最大慣れ度合Vmaxも小さいので、差分ΔVは小さい値となる。
即ち、差分ΔVは、自車両が属する車両分類Cprの他に、極端に運転慣れした車両分類があるような場合には、大きくなる。逆に、自車両が属する車両分類Cprに最も慣れている場合(即ち、車両分類Cpr=車両分類Cmax)には、差分ΔVは「0」となる。また、いずれの車両分類にも慣れていないドライバーの場合、最大慣れ度合Vmaxも小さいので、差分ΔVは小さい値となる。
そして、このように判定された今回の車両分類Cprに対する慣れ度合Vprと、最大慣れ度合Vmaxとの差分ΔVとの両方を用いて、支援パターン記憶部20に格納された支援パターンテーブル21を参照して、支援パターンを選択する。
図4に示すように、支援パターンテーブル21は、自車両が属する車両分類Cprと、各車両分類との間の特性の差、車両形状の差に応じて、支援パターンを設定したテーブルである。例えば、「ミニバン−軽自動車」、「ミニバン−小型車」、「ミニバン−普通車」、「ミニバン−大型車」といったように、自車両が属する車両分類Cprを除く4つの車両分類毎に生成されている。運転支援ユニット11が、支援パターンを選択する際は、各支援パターンテーブル21のうち、最も運転慣れした車両分類Cmaxに対応する支援パターンテーブル21を用いる。例えば、最も運転慣れした車両分類Cmaxが「軽自動車」である場合、「ミニバン−軽自動車」の支援パターンテーブル21を用いる。
支援パターンテーブル21は、上記慣れ度合Vprと、最大慣れ度合Vmaxとの差分ΔVとの両方に応じて支援パターンが設定されている。本実施形態では、支援パターンテーブル21の縦軸は、今回の車両分類Cprに対する慣れ度合21iであって、「0以上1未満」、「1以上2未満」・・・といったように階層化されている。横軸は、最大慣れ度合Vmaxとの差分21jであり、「0以上1未満」、「1以上2未満」といったように階層化されている。例えば、「ミニバン−軽自動車」の支援パターンテーブル21を読み出した場合、自車両が属する車両分類Cpr(「ミニバン」)に対する慣れ度合Vprと、慣れ度合の差分ΔVとに該当する支援パターン21kを選択する。例えば、今回の車両分類(「ミニバン」)に対する慣れ度合Vprが「0以上1未満」に該当し、最も運転慣れした「軽自動車」との慣れ度合の差分ΔVが「3以上」に該当する場合、「支援A」の支援パターンを選択する。
この支援パターンテーブル21においては、横軸において、差分21jが増加するほど、不慣れな車両を運転することが考慮され、支援の内容を充実させた支援パターンが設定されている。即ち、特定の車両に対して非常に運転慣れしており、一般的な運転技量に問題がないドライバーであっても、他の不慣れな車両を運転する場合には、車両感覚をつかむまでに時間を要することが想定されるため、駐車、旋回、Uターン(転回)、車線変更等、各場面で注意を払う必要がある。従って、差分21jが増加するほど、慣れた車両を運転する場合に比べ、支援の充実度を上げることが望ましい。
一方、差分21jは、ユーザが慣れた車両分類と、不慣れな車両分類と慣れ度合の差を相対的に示しているのみであるため、同じ差分21jであっても、自車両に対する慣れ度合が異なる場合がある。例えば、他の車両分類との差分21jが「3」といったように大きくても、自車両が属する車両分類Cprの累積運転時間が「30時間」である場合や、車両分類Cprの累積運転時間が「3時間」であるユーザも存在する。累積運転時間が「30時間」のドライバーは、累積運転時間が「3時間」のドライバーに比べ、車両感覚をつかむまでの時間が短いと推定される。従って、支援パターンテーブル21においては、自車両に対する絶対的な慣れ度合21iが低いほど、車両の特性に関する支援の充実度を上げる。
また、4つの異なる各支援パターンテーブル21においては、それぞれ異なる支援パターンが設定されている。「ミニバン−軽自動車」の支援パターンテーブル21では、「ミニバン」と「軽自動車」との車両形状及び車両特性の差を考慮して支援パターンが設定されている。例えば、その車体の大きさの違いから生じる内輪差の違い等が考慮されている。また、「ミニバン−大型車」の支援パターンテーブル21では、「ミニバン」と「大型車」との車両形状及び車両特性の差を考慮して支援パターンが設定されている。例えば、運転席におけるドライバーの視点や死角の違い、内輪差の違い等が考慮されている。さらに、「ミニバン−普通車」の支援パターンテーブル21では、例えば、リアオーバーハングの長さの違い等を考慮して支援パターンが設定されている。
このように、支援パターンテーブル21に基づき、支援パターンを選択すると、支援内容記憶部22に格納された支援内容テーブル23に基づき、実際の支援内容を特定する。
図5に示すように、支援内容テーブル23には、支援パターン23A毎に支援内容23Bが設定されている。
図5に示すように、支援内容テーブル23には、支援パターン23A毎に支援内容23Bが設定されている。
例えば「支援A」は、自車両が属する車両分類Cprが「ミニバン」であって、最も運転慣れした車両分類Cmaxが「軽自動車」である場合において、最も充実度が高い支援であって、「ミニバン」と「軽自動車」との車両形状又は車両特性の違いを考慮した支援が設定されている。本発明では、支援内容は特に限定されないが、例えば、「旋回時の内輪差案内」、「車線変更支援」、「Uターン支援」、「ミラー自動調整」、「自車両案内」等が考えられる。
「旋回時の内輪差案内」では、「ミニバン」は「軽自動車」に比べホイールベースが大きく、内輪差が増加するので、旋回時に、旋回軌跡の案内や警告をディスプレイ26(図3参照)やスピーカ28に出力する。また、「車線変更支援」では、「ミニバン」は、「軽自動車」に比べ車長が大きいため、車線変更の際に、車両後端に取り付けられたカメラの映像をディスプレイ26に表示したり、図示しないレーダ又はセンサ等を用いて、前方車両及び後方車両までの距離を算出して、車線変更の可否、又はタイミングを案内する。「Uターン支援」は、Uターン(転回)を行う際に、現在の舵角に基づく旋回軌跡と、道路形状又は周囲の障害物の位置とを比較して、切り返しが必要であるか否かを案内する。「ミラー自動調整」は、車体に取り付けられたミラーを自車両の側方又は後方が見えやすい位置に自動調整し、「自車両案内」は、運転者が慣れた車両と自車両との車長、車幅、死角の差をディスプレイ26等で案内する。
尚、異なる支援パターンにおいて、そのレベルに応じた異なる警告をしてもよい。例えば、充実度が高く、最もレベルが高い支援パターンでは、画像表示に加え、音量が大きい又はテンポの早い警告音を出力し、それよりもレベルが低い支援パターンでは、音量が小さい又はテンポの遅い警告音を出力してもよい。
このように、支援内容を決定すると、運転支援ユニット11は、その支援内容に応じたECU18(図3参照)を制御する。また、案内画面、警告画面を表示する際は、画像プロセッサ25を制御して、各種画面をディスプレイ26に出力する。また、案内音声、警告音を出力する際には、音声プロセッサ27を制御して、スピーカ28から各種音声を出力する。
(処理手順)
以下、本実施形態の運転支援ユニット11の運転支援処理の処理手順について、図6及び図7に従って説明する。運転支援ユニット11は、IGスイッチ17に基づき、ACCスイッチがオン状態とされたか否かを判断する(ステップS1)。ACCスイッチがオン
状態とされると(ステップS1においてYES)、その時の時刻を図示しないタイマから取得して記憶する。また、ユーザを認証したか否かを判断する(ステップS2)。即ち、ユーザ認証装置24により読み取ったデータを履歴登録サーバ1に送信し、履歴登録サーバ1から、ユーザが認証されたことを示すデータを受信したか否かを判断する。
以下、本実施形態の運転支援ユニット11の運転支援処理の処理手順について、図6及び図7に従って説明する。運転支援ユニット11は、IGスイッチ17に基づき、ACCスイッチがオン状態とされたか否かを判断する(ステップS1)。ACCスイッチがオン
状態とされると(ステップS1においてYES)、その時の時刻を図示しないタイマから取得して記憶する。また、ユーザを認証したか否かを判断する(ステップS2)。即ち、ユーザ認証装置24により読み取ったデータを履歴登録サーバ1に送信し、履歴登録サーバ1から、ユーザが認証されたことを示すデータを受信したか否かを判断する。
ユーザが認証されていないと判断すると(ステップS2においてNO)、ステップS1に戻る。ユーザが認証されたと判断すると(ステップS2においてYES)、支援開始フラグがオフ(例えば「0」)であるか否かを判断する(ステップS3)。支援開始フラグは、車載システム10による支援が開始されているか否かを示すフラグである。車載システム10が起動した直後は、支援開始フラグがオフであるため(ステップS3においてYES)、支援パターンを設定するための処理を行う。
具体的には、まずステップS4において、支援開始フラグをオフからオンにする。さらに、自車属性データを取得し、今回ユーザが運転する自車両が属する車両分類Cprを判断する(ステップS5)。また、履歴登録サーバ1から、認証したユーザのユーザIDに紐付けられた運転履歴テーブル9を取得する(ステップS6)。そして、取得した運転履歴テーブル9をRAM13に一時記憶し、支援パターンを判定する(ステップS7)。
この支援パターン設定処理について、図7に従って説明する。まず、運転支援ユニット11は、今回ユーザが運転する自車両が属する車両分類Cprに関連付けられた慣れ度合Vprを、運転履歴テーブル9から取得する(ステップS7−1)。例えば、今回運転する車両が「ミニバン」の車両分類9Aに属する場合、「ミニバン」の慣れ度合9Dである「0」を、慣れ度合Vprとする。
また、運転支援ユニット11は、運転履歴テーブル9に基づき、最大慣れ度合Vmaxを取得する(ステップS7−2)。即ち、運転履歴テーブル9に含まれる各慣れ度合9Dのうち、最大である慣れ度合9Dを、最大慣れ度合Vmaxとする。例えば、「軽自動車」の慣れ度合9Dが「3」、「小型車」の慣れ度合9Dが「2」、「普通車」の慣れ度合9Dが「1」、「ミニバン」の慣れ度合9Dが「0」、「大型車」の慣れ度合9Dが「0」の場合、「軽自動車」の慣れ度合9Dである「3」を、最大慣れ度合Vmaxとする。
またこのとき、最大慣れ度合Vmaxを有する車両分類9Aを、そのユーザが最も運転慣れした車両分類Cmaxとして取得する(ステップS7−3)。例えば、「軽自動車」を、最も運転慣れした車両分類Cmaxとして取得する。
そして、今回ユーザが運転する自車両が属する車両分類Cprが、最も運転慣れした車両分類Cmaxに該当するか否かを判断する(ステップS7−4)。今回の車両分類Cprである「ミニバン」が、最も運転慣れした車両分類Cmaxでない場合(ステップS7−4においてNO)、ステップS7−5に進む。今回の車両分類Cprが、最も運転慣れした車両分類Cmaxに該当する場合(ステップS7−4においてYES)、各車両分類の慣れ度合Vの差分を用いず、車両分類Cprに対する慣れ度合Vprだけに基づき、支援パターンを選択して(ステップS7−8)、支援パターン設定処理を終了する。
今回の車両分類Cprの他に、最も運転慣れした車両分類Cmaxがある場合、運転支援ユニット11は、最大慣れ度合Vmaxから今回の車両分類Cprの慣れ度合Vprを減算して、慣れ度合の差分ΔVを算出する(ステップS7−5)。例えば、最大慣れ度合Vmaxが「3」、慣れ度合Vprが「0」である場合、差分ΔVは「3」となる。
このように、今回の車両分類Cpr、その慣れ度合Vpr、最大慣れ度合Vmax、それらの差分ΔV、最も運転慣れした車両分類Cmaxを取得すると、各支援パターンテー
ブル21の中から、今回の車両分類Cpr及び最も運転慣れした車両分類Cmaxが関連付けられた支援パターンテーブル21を抽出する(ステップS7−6)。
ブル21の中から、今回の車両分類Cpr及び最も運転慣れした車両分類Cmaxが関連付けられた支援パターンテーブル21を抽出する(ステップS7−6)。
支援パターンテーブル21を読み出すと、その支援パターンテーブル21を参照して、取得した慣れ度合Vprと差分ΔVとに該当する支援パターンを選択する(ステップS7−7)。例えば、図4に示す「ミニバン−軽自動車」の支援パターンテーブル21を読み出した場合、今回の車両分類Cprに対する慣れ度合Vprである「0」と、「軽自動車」の慣れ度合との差分ΔVである「3」とに該当する「支援A」を支援パターンとして選択する。
このように、支援パターンを選択すると、図6に示すステップS8に進み、支援内容を特定する。このとき、支援内容記憶部22に格納された支援内容テーブル23を用いて、ステップS7で選択された支援パターンに該当する支援内容を、自車両における支援内容として特定する。
支援内容を特定すると、その支援内容に応じて、ECU18や、画像プロセッサ25、音声プロセッサ27を制御して、各種運転支援を開始する(ステップS9)。支援が開始されると、ステップS1に戻る。
このように支援を開始した後、運転支援ユニット11は、ステップS1において、ACCスイッチがオン状態とされているか否かを継続して判断する。運転中等、ACCスイッチがオン状態とされている際は(ステップS1においてYES)、ユーザが認証された状態にあり(ステップS2においてYES)、支援開始フラグはオン状態とされているため(ステップS3においてNO)、ステップS7で特定した支援パターンに基づき、運転支援を継続する。
そして、自車両が駐車して、ACCスイッチがオフ状態とされると(ステップS1においてNO)、支援開始フラグがオンであるか否かを判断する(ステップS10)。ACCスイッチをオフ状態とした直後は、支援開始フラグがオンであるため(ステップS10においてYES)、今回の運転履歴を取得する(ステップS11)。このとき取得される運転履歴は、自車両が属する車両分類Cprと、そのときの日時、ACCスイッチがオン状態とされてからオフ状態とされるまでの運転時間とを有している。
運転履歴を生成すると、運転支援ユニット11は、その生成した運転履歴を履歴登録サーバ1に送信して、登録する(ステップS12)。履歴登録サーバ1は、運転履歴を受信すると、そのユーザの運転履歴テーブル9に受信したその運転履歴を反映させる。即ち、運転履歴に含まれる車両分類Cprを判定し、その車両分類9Aの累積運転時間9Bに、運転履歴に含まれる今回の運転時間を加算する。また、運転履歴に含まれる日時を、最終運転日9Cとする。
このように運転履歴テーブル9を更新すると、累積運転時間9B及び最終運転日9Cが変更されるため、履歴登録サーバ1は、慣れ度合9Dを算出し直す。
運転支援ユニット11は、運転履歴を登録すると、支援開始フラグをオフ状態として(ステップS13)、ステップS1に戻る。
運転支援ユニット11は、運転履歴を登録すると、支援開始フラグをオフ状態として(ステップS13)、ステップS1に戻る。
このように、支援内容を特定する際、運転に対する慣れ・不慣れのみを判断せず、車両分類毎の慣れを判断するので、ユーザが異なる車両分類の車両に乗り換えた場合や、場面によって異なる車両分類の車両を使い分けるとき等に、異なる車両分類における車両感覚の違いを考慮した支援を行うことができる。また、ユーザが運転慣れした車両を運転する際は、充実度が比較的低い支援を行うので、ユーザが煩わしさを感じないようにすること
ができる。
ができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、運転支援内容を特定する際に、運転支援ユニット11により、車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類Cprが判断される。また、ユーザの過去の運転履歴を車両分類毎に記憶した運転履歴テーブル9が履歴登録サーバ1から取得され、今回の車両分類Cprに関連付けられた運転履歴と、ユーザが最も運転慣れした車両分類Cmaxに関連付けられた運転履歴とが取得される。さらに、今回の車両分類Cprに関連付けられた運転履歴と、ユーザが運転慣れした車両分類Cmaxに関連付けられた運転履歴との差に応じて、支援内容が特定される。このため、今回ユーザが運転する自車両に対して最適な支援を行うことができるので、不慣れな車両を運転する場面や、運転慣れした車両を運転する場面等にそれぞれ応じた支援を行うことができる。
(1)上記実施形態では、運転支援内容を特定する際に、運転支援ユニット11により、車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類Cprが判断される。また、ユーザの過去の運転履歴を車両分類毎に記憶した運転履歴テーブル9が履歴登録サーバ1から取得され、今回の車両分類Cprに関連付けられた運転履歴と、ユーザが最も運転慣れした車両分類Cmaxに関連付けられた運転履歴とが取得される。さらに、今回の車両分類Cprに関連付けられた運転履歴と、ユーザが運転慣れした車両分類Cmaxに関連付けられた運転履歴との差に応じて、支援内容が特定される。このため、今回ユーザが運転する自車両に対して最適な支援を行うことができるので、不慣れな車両を運転する場面や、運転慣れした車両を運転する場面等にそれぞれ応じた支援を行うことができる。
(2)上記実施形態では、運転履歴テーブル9には、車両分類9Aが属する車両に対する累積運転時間9Bの増加に伴い高く設定され、その車両分類9Aの最終運転日からの経過日数の増加に伴い低く設定される慣れ度合9Dが含まれる。このため、ユーザの慣れ状況を慣れ度合9Dによって適切に評価することができる。また、今回の車両分類Cprに対応する慣れ度合9Dと、ユーザが最も運転慣れした車両分類Cmaxに対応する慣れ度合9Dとの差分ΔVを算出し、当該差分ΔVに基づき支援内容を特定する。即ち、差分ΔVが大きくなるに伴い、支援度を上げ、差分ΔVが小さくなるに伴い、支援内容の充実度を下げる。従って、今回運転する車両に対するユーザの慣れに合った支援内容を適切に特定することができるので、不慣れな車両を運転する場合には、充実度の高い支援を提供して、円滑な運転を図り、慣れた車両を運転する場合には、充実度を低くした支援を提供し、煩わしさを軽減できる。
(3)上記実施形態では、慣れ度合いの差分ΔVと、今回の車両分類Cprに対応する慣れ度合Vprとに基づき、支援内容が特定される。即ち、他の車両分類に対し相対的に評価された差分ΔVと、今回の車両分類Cprの慣れの状況を累積運転時間Tpr等から直接的に評価した慣れ度合Vprとを考慮して支援内容を特定するので、そのユーザの慣れの状態に合った、適切な支援内容を特定することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図8〜図11に従って説明する。尚、第2実施形態は、第1実施形態の車載システム10の一部と、支援パターン選択処理の処理手順を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図8〜図11に従って説明する。尚、第2実施形態は、第1実施形態の車載システム10の一部と、支援パターン選択処理の処理手順を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、車載システム10は、第1実施形態の支援パターン記憶部20、支援内容記憶部22に代えて、基本支援内容記憶部30(図8参照)及び補正情報記憶部32(図9参照)、及び補足支援記憶部34(図10参照)を備えている。
図8に示すように、基本支援内容記憶部30には、自車両が属する車両分類Cprに対する基本支援データ31が格納されている。この基本支援データ31は、今回の車両分類Cprの累積運転時間31A毎に、基本支援内容31Bを有している。累積運転時間31Aは、「8時間未満」、「8時間以上16時間未満」といったように時間範囲毎に分けられており、これらの時間範囲には、それぞれ基本支援内容31Bが紐付けられている。
運転支援ユニット11は、履歴登録サーバ1から受信した運転履歴テーブル9から、自車両が属する車両分類Cprに関連付けられた累積運転時間9Bを取得し、この基本支援データ31から、その累積運転時間9Bに該当する基本支援内容31Bを判定する。
また、図9に示すように、補正情報記憶部32には、運転時間補正テーブル33が格納されている。運転時間補正テーブル33は、最終運転日9Cからの経過日数に基づき累積運転時間9Bを補正するためのテーブルである。具体的には、運転時間補正テーブル33は、経過日数33Aと、補正内容33Bとを有している。経過日数33Aは、各車両分類の車両を最後に運転した最終運転日からの経過日数を示しており、「N日以上」、「M日以上、N日未満」(M<N)といったように、日数範囲毎に分けられており、これらの日数範囲には、それぞれ補正内容33Bが紐付けられている。例えば経過日数33Aが「N日以上」である場合には、「累積運転時間=0」といったように、累積運転時間9Bを「0」にリセットする補正内容が対応付けられている。また、経過日数33Aが「M日以上、N日未満」である場合には、累積運転時間9Bが16時間以上である際に、その累積運転時間9Bを「16」に補正する補正内容が対応付けられている。即ち、経過日数33Aが多くなるほど、今回運転する車両に対する車両感覚(車幅、前後長、内輪差等に関する感覚)を忘れるか、車両感覚が鈍くなることを考慮して、累積運転時間9Bを低減させるように補正する。例えば、累積運転時間9Bが同じドライバーでも、経過日数33Aが「1日」であるドライバーと「60日」であるドライバーとでは、経過日数33Aが「60日」のドライバーの方が車両感覚を忘れている傾向にある。このため、上記経過日数33Aが「60日」のドライバーに対して、上記経過日数33Aが「1日」のドライバーよりも、累積運転時間9Bが少なくなるように補正を行う。
運転支援ユニット11は、上記累積運転時間9Bに該当する補正内容33Bに基づき、累積運転時間9Bに対する補正を行い、補正運転時間Trvを算出する。
また、運転支援ユニット11は、運転履歴テーブル9の各累積運転時間9Bのうち、最長となる最長運転時間Tmaxを取得し、この最長運転時間Tmaxに対応する車両分類Cmaxを判定する。さらに、自車両が属する車両分類Cprの補正運転時間Trvと、最長運転時間Tmaxとの時間差分ΔTを算出する。
また、運転支援ユニット11は、運転履歴テーブル9の各累積運転時間9Bのうち、最長となる最長運転時間Tmaxを取得し、この最長運転時間Tmaxに対応する車両分類Cmaxを判定する。さらに、自車両が属する車両分類Cprの補正運転時間Trvと、最長運転時間Tmaxとの時間差分ΔTを算出する。
そして、最も運転慣れした車両分類Cmaxと、補正運転時間Trvと最長運転時間Tmaxとの時間差分ΔTとに基づき、補足支援テーブル35を用いて、基本支援内容に対して補足する補足支援内容を判定する。
図10に示すように、補足支援記憶部34には、自車両が属する車両分類Cprを除いた、4つの車両分類毎に、補足支援テーブル35が格納されている。補足支援テーブル35は、時間差分35Aと、補足支援内容35Bとを有している。時間差分35Aは、自車両が属する車両分類Cprの補正運転時間Trvと最長運転時間Tmaxとの時間差分ΔTであって、「T1時間以上」、「T1時間未満、T2時間以上」といったように時間範囲毎に分けられている。また、時間差分35Aには、補足支援内容35Bがそれぞれ紐付けられている。この補足支援内容35Bは、最も運転慣れした車両分類Cmaxと今回の車両分類Cprとの差を補完する支援パターンである。補足支援内容を判定すると、その補足支援内容を、基本支援内容に加えた運転支援を行う。
(処理手順)
次に、運転支援ユニット11によって行われる第2実施形態の支援パターン選択処理の処理手順について、図11に従って説明する。まず、履歴登録サーバ1から受信した運転履歴テーブル9に基づき、自車両が属する車両分類Cprの累積運転時間Tprを取得する(ステップS7−10)。例えば、自車両の車両分類Cprが「ミニバン」である場合、「ミニバン」の累積運転時間9Bである「1時間」を取得する。
(処理手順)
次に、運転支援ユニット11によって行われる第2実施形態の支援パターン選択処理の処理手順について、図11に従って説明する。まず、履歴登録サーバ1から受信した運転履歴テーブル9に基づき、自車両が属する車両分類Cprの累積運転時間Tprを取得する(ステップS7−10)。例えば、自車両の車両分類Cprが「ミニバン」である場合、「ミニバン」の累積運転時間9Bである「1時間」を取得する。
また、自車両が属する車両分類Cprの最終運転日を取得する(ステップS7−11)。例えば、自車両の車両分類Cprが「ミニバン」である場合、「ミニバン」の最終運転日である日にちを取得する。
最終運転日9Cを取得すると、最終運転日からその日までの経過日数ΔDyを算出し、その経過日数ΔDyと、運転時間補正テーブル33とに基づき、経過日数ΔDyに応じた補正内容33Bを判定する(ステップS7−12)。
補正内容33Bを判定すると、その補正内容に基づき累積運転時間Tprを補正して、補正運転時間Trvを算出する(ステップS7−13)。例えば、経過日数ΔDyが長期間となり、補正内容33Bが「累積運転時間T=0」である場合、補正運転時間Trvを「0」とする。
このように、累積運転時間Tprと最終運転日からの経過日数ΔDyとを考慮した補正運転時間Trvを算出すると、その補正運転時間Trvと基本支援内容記憶部30とに基づき、基本支援パターンを選択する(ステップS7−14)。ここで選択された基本支援パターンは、自車両が属する車両分類Cprのみに対する慣れ状況を考慮した支援パターンである。
さらに、運転支援ユニット11は、運転履歴テーブル9に含まれる各累積運転時間9Bの中から、最長運転時間Tmaxを取得し、その最長運転時間Tmaxに該当する車両分類Cmaxを判定する(ステップS7−15)。例えば、「軽自動車」の累積運転時間9Bが最長である場合、「軽自動車」を、最長運転時間Tmaxを有する車両分類Cmaxとして判定する。
そして、最長運転時間Tmaxに該当する車両分類Cmaxが、自車両が属する車両分類Cprに該当するか否かを判断する(ステップS7−16)。最長運転時間Tmaxに該当する車両分類Cmaxが、自車両が属する車両分類Cprに含まれる場合、即ち自車両が最も運転慣れした車両分類Cmaxに属すると判定すると(ステップS7−16においてYES)、ステップS7−19に進み、基本支援パターンを、支援内容として特定する。
一方、最長運転時間Tmaxに該当する車両分類Cmaxが、自車両が属する車両分類Cprに該当せず、他に最も運転慣れした車両分類がある場合には(ステップS7−16においてNO)、補足支援を追加するためにステップS7−17に進む。
ステップS7−17では、その最長運転時間Tmaxから、今回の車両分類Cprに対する補正運転時間Trvを減算し、最長運転時間Tmaxと補正運転時間Trvとの時間差分ΔTを算出する。例えば、「軽自動車」の最長運転時間Tmaxが「200時間」、「ミニバン」の補正運転時間Trvが「0時間」である場合、時間差分ΔTは「200時間」となる。
最長運転時間Tmaxと補正運転時間Trvとの時間差分ΔTを算出すると、最長運転時間Tmaxを有する車両分類Cmaxの補足支援テーブル35を抽出し、補足支援パターンを選択する(ステップS7−18)。例えば、最長運転時間Tmaxを有する車両分類Cmaxが「軽自動車」である場合、「ミニバン−軽自動車」に対応する補足支援テーブル35を抽出する。そして、抽出した補足支援テーブル35のうち、時間差分ΔTである「200時間」に該当する補足支援パターンを選択する。ここで選択された支援パターンは、自車両が属する車両分類Cprと、最も運転慣れした車両分類Cmaxとの車両形状・車両特性を考慮した支援を含む。
補足支援パターンを選択すると、その補足支援パターンと、基本支援パターンとを合わせて支援内容を特定する(ステップS7−19)。
従って、第2実施形態によれば、第1実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得る
ことができる。
従って、第2実施形態によれば、第1実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得る
ことができる。
(4)第2実施形態では、運転支援ユニット11により、自車両が属する車両分類Cprに関連付けられた累積運転時間Tprに基づき基本支援パターンが選択される。また、自車両が属する車両分類Cprに関連付けられた最終運転日からの経過日数に基づき、累積運転時間Tprが補正されることにより、基本支援パターンが補正される。また、自車両が属する車両分類Cprに関連付けられた累積運転時間Tprと、最も運転慣れした車両分類Cmaxに関連付けられた最長運転時間Tmaxとの時間差分ΔTに基づき、補正支援パターンが選択される。そして、基本支援パターン及び補正支援パターンが、今回の支援内容として特定される。このため、累積運転時間Tpr及び最終運転日からの経過日数に基づき適切に支援内容を特定することができる。また、自車両が属する車両分類Cprに関連付けられた累積運転時間Tprと、最も運転慣れした車両分類Cmaxに関連付けられた最長運転時間Tmaxとの時間差分ΔTに基づき、補正支援内容が追加されるので、不慣れな車両を運転する場面や、運転慣れした車両を運転する場面等にそれぞれ応じた支援を行うことができる。
尚、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1実施形態では、慣れ度合の差分ΔVに基づき支援パターンを選択し、第2実施形態では、累積運転時間の時間差分ΔTに基づき補正支援パターンを選択したが、車両分類毎の運転履歴の差を考慮した他の方法で、支援パターンを選択してもよい。例えば、車両分類に対する慣れの状況を判断するパラメータとして、運転回数、走行距離、ブレーキペダルの踏み込み回数、駐車操作を開始してから終了するまでの時間、Uターンの際の切り返しの有無等がある。例えば、車両分類間の慣れの差を判断するために、走行距離を用いる場合、走行距離の差に応じて支援パターンを選択してもよい。
・第1実施形態では、慣れ度合の差分ΔVに基づき支援パターンを選択し、第2実施形態では、累積運転時間の時間差分ΔTに基づき補正支援パターンを選択したが、車両分類毎の運転履歴の差を考慮した他の方法で、支援パターンを選択してもよい。例えば、車両分類に対する慣れの状況を判断するパラメータとして、運転回数、走行距離、ブレーキペダルの踏み込み回数、駐車操作を開始してから終了するまでの時間、Uターンの際の切り返しの有無等がある。例えば、車両分類間の慣れの差を判断するために、走行距離を用いる場合、走行距離の差に応じて支援パターンを選択してもよい。
・第2実施形態では、累積運転時間Tprを、最終運転日からの経過日数ΔDyに応じて補正し、補正運転時間Trvに基づき基本支援内容を特定するようにしたが、最終運転日からの経過日数ΔDyを、累積運転時間Tprに応じて補正し、その補正経過日数に応じて基本支援内容を特定するようにしてもよい。また、第2実施形態では、補正運転時間Trvと、最長運転時間Tmaxとの時間差分ΔTを算出し、その時間差分ΔTに基づき、補足支援内容を特定するようにした。これ以外に、上記補正経過日数と、最近運転した車両分類の最終運転日からの経過日数との日数差分を算出し、日数差分に基づき、補足支援内容を特定するようにしてもよい。
・第2実施形態では、第1実施形態に記載の支援パターン記憶部20及び支援内容記憶部22を省略し、基本支援データ31を基本支援内容記憶部30に格納し、運転時間補正テーブル33を補正情報記憶部32に格納し、補足支援テーブル35を補足支援記憶部34に格納するようにした。これ以外に、上記支援パターン記憶部20又は支援内容記憶部22に格納してもよい。
・上記実施形態では、自車両が属する車両分類Cprと最も運転慣れした車両分類Cmaxとの運転履歴の差を考慮して支援パターンを選択するようにしたが、少なくとも自車両が属する車両分類Cprの運転履歴と他の車両分類の運転履歴との差を考慮して支援パターンを選択すればよい。例えば、自車両である「ミニバン」に対する運転履歴から、「ミニバン」に対して慣れていないと判断した場合、「軽自動車」と「ミニバン」、「大型車両」と「ミニバン」、「普通自動車」と「ミニバン」等の差をそれぞれ加味した支援内容を特定するようにしてもよい。或いは、自車両である「ミニバン」に対する運転履歴と、各車両分類の運転履歴との平均との差を考慮して、支援パターンを選択してもよい。
・上記各実施形態では、履歴登録サーバ1に、運転履歴を含むユーザデータ7Aを格納
したが、ユーザデータ7Aを、ユーザが所有する携帯電話等の携帯端末、フラッシュメモリ等の記憶手段を備えた補助記憶装置に格納してもよい。この場合、ユーザが運転を行う際に、携帯端末や補助記憶装置を車載システム10に接続し、運転支援ユニット11にユーザデータ7Aを読み込ませる。
したが、ユーザデータ7Aを、ユーザが所有する携帯電話等の携帯端末、フラッシュメモリ等の記憶手段を備えた補助記憶装置に格納してもよい。この場合、ユーザが運転を行う際に、携帯端末や補助記憶装置を車載システム10に接続し、運転支援ユニット11にユーザデータ7Aを読み込ませる。
・上記各実施形態では、運転支援システムを運転支援ユニット11に具体化したが、履歴登録サーバ1に具体化してもよい。この場合、例えば、履歴登録サーバ1は、車載システム10又はユーザが所有する携帯端末から、ユーザが乗車した車両の種類を示す識別データを受信し、今回の車両分類Cprを判断する。また、運転履歴記憶部8から、今回の車両分類Cprに対する運転履歴と、最も運転慣れした車両分類Cmaxの運転履歴とを取得し、その差に応じて支援内容を特定する。そして、特定した支援内容を、車載システム10又は上記携帯端末に送信する。支援内容が携帯端末に送信された場合には、その支援内容が携帯端末から車載システム10等に送信される。
1…履歴登録サーバ、10…運転支援システムとしての車載システム、11…分類判断手段、運転履歴取得手段、支援特定手段、他分類履歴取得手段、制御手段としての運転支援ユニット、9C…最終運転日、23B…支援内容、31B…基本支援内容、Cpr,Cmax,9A…車両分類、V,Vpr,Vmax,9D…慣れ度合、Cpr,Cmax…車両分類、Tpr,9B,31A…累積運転時間、33A,ΔDy…経過日数、ΔV…差分。
Claims (5)
- 車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類を判断する分類判断手段と、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴を取得する運転履歴取得手段と、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴に基づいて、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定する支援特定手段とを備えたことを特徴とする運転支援システム。 - 請求項1に記載の運転支援システムにおいて、
前記運転履歴には、前記車両分類に属する車両を運転した累積運転時間の増加に伴い高く設定され、その車両分類の車両を運転した最終運転日からの経過日数の増加に伴い低く設定される慣れ度合が含まれるとともに、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類以外の車両分類に関連付けられた運転履歴を取得する他分類履歴取得手段をさらに備え、
前記支援特定手段は、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた前記慣れ度合と、前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類以外の車両分類に関連付けられた前記慣れ度合との差分を算出し、当該差分に基づいて、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定することを特徴とする運転支援システム。 - 請求項1に記載の運転支援システムにおいて、
前記運転履歴には、前記車両分類が属する車両の累積運転時間及びその車両分類に属する車両の最終運転日が含まれるとともに、
前記支援特定手段は、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた前記累積運転時間から基本支援内容を判定するとともに、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた前記最終運転日からの経過日数に基づき、前記基本支援内容を補正し、
前記補正した前記基本支援内容を、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容として特定することを特徴とする運転支援システム。 - 今回ユーザが運転する車両に対する運転支援内容を特定する制御手段を用いた運転支援方法において、
前記制御手段が、
車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類を判断し、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴を取得し、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴に基づいて、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定することを特徴とする運転支援方法。 - 今回ユーザが運転する車両に対する運転支援内容を特定する制御手段を用いた運転支援プログラムにおいて、
前記制御手段を、
車両の種類に応じて設定された各車両分類のうち、今回ユーザが運転する車両が属する車両分類を判断する分類判断手段と、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴を取得する運転履歴取得手段と、
前記今回ユーザが運転する車両が属する車両分類に関連付けられた運転履歴に基づいて、前記今回ユーザが運転する車両における支援内容を特定する支援特定手段として機能させることを特徴とする運転支援プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2008291165A JP2010117921A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 運転支援システム、運転支援方法及び運転支援プログラム |
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-
2008
- 2008-11-13 JP JP2008291165A patent/JP2010117921A/ja active Pending
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