JP2010117593A - 距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラム - Google Patents

距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所望のシーンにおける被写体距離情報を高速且つ高精度に取得することが可能な距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】互いに異なる複数の焦点位置での撮像で取得された複数の画像データについて、所定位置の画素を含むカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記複数の画像データ間のぼけの相関量を算出して撮像対象の被写界までの距離を表す距離情報を算出するDFD測距手段を具備する距離情報取得装置に、被写界を写した画像データを複数の測距対象領域に分割する測距領域分割手段と、前記被写界領域を示す画像データ上に設置する総測距点数を決定する測距点数制御手段と、各々の前記測距対象領域に設置する測距点密度を決定する制御手段と、前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置手段と、を具備させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像データを利用して被写体距離を推定する距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムに関する。
近年、例えばデジタルカメラ等の撮像装置において撮影シーン中の被写体等の距離情報を取得する技術が種々提案されている。例えば非特許文献1には、次のような技術が開示されている。すなわち、非特許文献1には、撮像レンズの制御により“ぼけの状態”が異なる複数の撮影データをCCDやCMOS等の撮像素子により取得し、それら撮影データから輝度信号を抽出した画像データを生成して、これら画像データ間における“ぼけの相関量”を示すパラメータである“ぼけ相関量σ”を所定の画素毎に算出し、該算出したぼけ相関量σを所定のテーブルと対照することで、対象画素における測距を行うDepth from Defocus(DFD)方式が提案されている。
ここで、上述した“ぼけの相関量”とは、光学系の点像分布関数(PSF)の分散と相関を有する値である。なお、PSFとは、理想的な点像が光学系を通過した場合の光線の広がりを示す関数である。
なお、前記所定のテーブルとは、例えば図12に示すように、ぼけ相関量σと、合焦時のフォーカスレンズ位置(以降、合焦レンズ位置と略称する)DFD_LFと、の対応関係を示すルックアップテーブルであり、設計データに基づいて予め作成されている。
以下、図12乃至図15Bを参照して、非特許文献1に開示されている測距方法について詳細に説明する。図12は、非特許文献1に開示された測距技術で利用されるルックアップテーブルを示す図である。図13は、非特許文献1に開示された測距方法について、その処理内容の観点から捉えた処理の流れを示す図である。図14は、図13に示す測距方法の測距精度を安定化させる場合の処理の流れを示す図である。図15A及び図15Bは、フォーカスレンズ位置を変更することに起因して生じる像面上に結像される像のぼけ状態を示す図である。
まず、同一被写体、同一部位、及び同一視線方向にて複数回(ここでは2回)撮影を行い、撮影データを取得する(ステップS202、ステップS205)。この2回の撮影は、撮影データのぼけ状態に影響を与える“撮影パラメータ”を、それぞれ異なる値(第1回目の撮影では第1の撮影パラメータ、第2回目の撮影では第2の撮影パラメータ)に設定して行う(ステップS201、ステップS204)。
ここで、撮影パラメータとしては、例えばフォーカスレンズ位置、絞り量、及び焦点距離等を挙げることができる。なお、前記ステップS201及び前記ステップS204における撮影パラメータの設定では、上述した撮影パラメータのうち少なくとも一つの値を互いに異なる値に設定すればよい。ここでは、フォーカスレンズ位置のみを互いに異なる値に設定して上述した2回の撮影を行う場合を例に説明する。
上述したようにフォーカスレンズ位置を変更することで、図15A及び図15Bに示すように像面10上に結像される像15のぼけの状態を変化させて撮影を行うことができる。
すなわち、図15Aに示すようにフォーカスレンズ11を第1のレンズ位置L1に設定した状態で撮影を行って第1の撮影データを取得し、続いて図15Bに示すようにフォーカスレンズ11を第2のレンズ位置L2に設置した状態で撮影を行って第2の撮影データを取得する。
続いて、前記第1の撮影データ及び前記第2の撮影データのそれぞれから輝度情報を抽出し、且つそれら輝度情報から電気的なノイズを除去する為のローパスフィルタ処理、フォーカスレンズ移動に起因して生じる倍率の変化を補正する像倍率補正処理、及び輝度分布の正規化処理等を施して、第1の画像データ及び第2の画像データを生成する(ステップS203、ステップS206)。
そして、それら2つの画像データの互いに対応する画素の輝度情報について差分を算出する(ステップS207)。また、2つの画像データの各々について、2次微分処理を施す(ステップS208、ステップS209)。そして、第1の画像データについての2次微分処理結果と、第2の画像データについての2次微分処理結果との平均値を算出する(ステップS210)。
その後、前記ステップS207において算出された輝度情報についての差分値から、前記ステップS208及び前記ステップS209において算出された2次微分処理結果の平均値を除算し、PSFの分散と相関を有するぼけ相関量σを算出する(ステップS211)。なお、ぼけ相関量σと被写体距離とは、被写体距離の逆数に線形な関係を示す。そして、前記ステップS211で算出されたぼけ相関量σを、前記ルックアップテーブルと照合することで、対象画素における被写体距離を導出する(ステップS212)。
なお、被写体距離と合焦時のフォーカスレンズ位置とは一対一に対応するので、図13に示すようにぼけ相関量σと合焦時のフォーカスレンズ位置との関係が一対一対応で得られれば、当然ながら、それらに対応する被写体距離を得ることができる。
なお、前記ルックアップテーブルは、予め所定の処理部内に記憶されている。ところで、前記ルックアップテーブルは、任意の被写体に対して算出したぼけ相関量σに対応する合焦レンズ位置を算出可能とするが、該当するぼけ相関量σが当該ルックアップテーブル上に存在しない場合には、補間演算によって当該ぼけ相関量σに対応する合焦レンズ位置を算出する。
以上説明した処理により、非特許文献1に開示された技術では2つの画像データから被写界全体の距離情報を取得する。
ところで、測距に係る技術として、測距領域を選択的に指定可能なカメラが特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示されたカメラは、顔検出部と、焦点検出部と、エリア指定部と、制御部と、を備え、顔検出部は撮影画面内の顔領域を検出し、焦点検出部は、撮影画面内に複数の候補エリアを有し、焦点検出部は、各々の候補エリアにおいて撮影レンズを通過した光束に基づく一対の像の像ズレ量を取得し、エリア指定部は、顔領域に対応する候補エリアのうちから焦点検出エリアを指定し、顔領域の大きさに応じて焦点検出エリアの指定方法を変更し、制御部は、焦点検出エリアでの像ズレ量に基づいて撮影レンズの合焦動作を行うことを特徴としている。
M. Subbarao and G. Surya, "Depth from Defocus: A Spatial Domain Approach," International Journal of Computer Vision, Vol. 13, No. 3, pp. 271-294, 1994. 特開2007−286255号公報
非特許文献1に開示されている技術によれば、理論上は1画素単位での測距が可能である。しかしながら、測距精度を安定化させる為には、測距対象画素の近傍画素を所定数以上含めた画素領域(所謂DFDカーネル)の各画素を対象として上述した処理を実行して被写体距離を算出し(図14に示すようにステップS301及びステップS302を追加して被写体距離を算出し)、この測距結果の平均値を対象画素の被写体距離とする処理が必要である。
この場合、当然ながら、1つの測距対象画素に対する被写体距離算出の為の演算量が、DFDカーネルを構成する画素数に依存して増加してしまう。さらに、被写体の奥行き形状を高精度に計測する為に測距対象画素の設置密度を高める場合には、高速な演算処理の実現が困難になる。なお、特許文献1に開示されている技術はこのような問題を解決する技術ではない。
本発明は、前記の事情に鑑みて為されたものであり、所望のシーンにおける被写体距離情報を高速且つ高精度に取得することが可能な距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による距離情報取得装置は、互いに異なる複数の焦点位置での撮像により取得された複数の画像データについて、所定位置の画素を含むカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記複数の画像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて撮像対象の被写界までの距離を表す距離情報を算出するDFD測距手段を具備する距離情報取得装置であって、被写界を写した画像データを複数の測距対象領域に分割する測距領域分割手段と、前記被写界領域を示す画像データ上に設置する総測距点数を決定する測距点数制御手段と、各々の前記測距対象領域に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する制御手段と、前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置手段と、を具備することを特徴とする。
上述の態様によれば、被写界領域を示す画像データを所定の測距対象領域に分割し、各々の分割領域に対して適切な測距点を配置することにより、一定時間内での処理完了を保証しつつ、被写界領域を示す画像データ中の重要な領域については距離情報分解能を高めた測距処理を行うことができ、被写界領域全体における距離情報を高速且つ高精度に取得することができる。
本発明によれば、所望のシーンにおける被写体距離情報を高速且つ高精度に取得することが可能な距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムについて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る距離情報取得装置を具備する撮像装置の一構成例を示す図である。
本第1実施形態に係る撮像装置は、図1に示すように、距離情報取得装置200と、光学系100と、撮像素子101と、A/Dコンバータ102と、バッファメモリ103と、測距手段104と、撮影画像記憶手段108と、距離情報記憶手段109と、光学系制御部110と、制御手段111と、を具備する。
前記距離情報取得装置200は、測距領域分割手段105と、測距点設置手段106と、測距点数制御手段107と、を有する。
前記光学系100は、移動可能な複数のレンズ群を備え、その焦点位置は可変である。前記レンズ群は、前記光学系制御部110の指示に従って移動する。
前記撮像素子101は、前記光学系100を通過した光束を結像して電気信号に変換する。
前記A/Dコンバータ102は、前記撮像素子101から出力された電気信号をデジタルデータ(以降、撮像データと称する)に変換する。
前記バッファメモリ103は、前記A/Dコンバータ102から出力されたデータを保持する。なお、前記バッファメモリ103は、少なくとも2つ以上の撮像データを保持するメモリ空間を有している。詳細は後述するが、前記光学系が前記光学系制御部110による制御で順次2つの焦点位置に設定され、それぞれの焦点位置において同一被写体を同一位置且つ同一視線方向から撮影して取得した2つの撮像データから抽出された輝度信号である画像データを保持する。
前記測距領域分割手段105は、バッファメモリ103に保持された画像データにおいて、測距精度を制御する為の領域分割を行う。
前記測距点設置手段106は、測距点数制御手段107により指示された総測距点数と、測距領域分割手段105により指示された領域分割結果と、後述する測距点密度k(制御手段111が算出)と、に基づいて前記画像データ上に測距点を設置する。
前記測距点数制御手段107は、測距速度を制御する為の総測距点数を決定する。なお、この測距点数制御手段107に、総測距点数を所定の閾値以下に制限する測距点数制限手段を備えさせてもよい。
前記測距手段104は、前記測距点設置手段106により設置された測距点毎にDFDカーネル領域を指定して距離推定処理(被写界における距離情報算出処理)を行う。
ここで、被写界とは、撮像対象の被写体(例えば、人物)を視野に含む視野範囲(例えば、被写体である人物と、被写体以外である背景とを含めた視野範囲)をいう。
前記距離情報記憶手段109は、前記測距手段104が算出した被写界における距離情報、例えば、距離情報取得装置200や撮像装置などの距離計測開始地点から、撮像対象の被写界までの距離を表す距離情報を保持する。なお、前記撮影データは、撮影画像記憶手段108が保持する。
ここで、前記被写界における距離情報と、前記撮影データと、は関連付けられて保持されるのが望ましい。なお、前記被写界における距離情報を、画像ファイルのヘッダに埋め込む形式で保持させても勿論良い。
制御手段111は、本第1実施形態に係る撮像装置各部を統括的に制御する。すなわち、制御手段111は、後述するフローチャートに対応する動作制御プログラム(不図示のROMに格納)に従って、各構成部材をシーケンシャルに制御する。
以下、前記制御手段111の制御による測距に係る処理について詳細に説明する。図2Aは、画像データの一表示例を示す図である。図2Bは、被写界領域を写した画像データを格子状の測距対象領域である小領域Dにm分割する場合の一分割例を示す図である。ここで、被写界領域とは、被写界を画像データ内に写した領域をいう。図3は、小領域Dに対応して与える測距密度kの一例を示す図である。図4は、測距に係る処理のフローチャートを示す図である。
まず、互いに異なる2つの焦点位置における撮影で、2つの撮影データを取得し、該取得した撮影データから輝度信号を抽出して2つの画像データG1,G2を生成してバッファメモリ103に格納する(ステップS11)。
次に、画像データG1,G2の倍率を正規化した後、撮影パラメータとして測距領域分割数m、総測距点数n、及び領域毎の測距点密度kを取得する(ステップS12)。具体的には、測距領域分割数mは、図2Bに示すように被写界領域を写した画像データを格子状の小領域Dに分割する際の分割数を示す値である。総測距点数nは、1つの測距領域(小領域D)内に設定された測距点の総数を示す値である。測距点密度kは、図3に示すように格子状に分割された各々の小領域Dに与えられた測距点設置の密度を示す値である。
なお、画像データG1,G2の倍率の正規化は、前記光学系100の移動に伴う倍率の変化の補正の為である。
図5は、図3に示す分布の測距点密度において、k(i),k(i+1),k(i+w),k(i+1+w)を一律に高い測距点密度に設定(距離情報分解能を高く設定)し、且つそれら以外の小領域Diにおける測距点密度を一律に低く設定(距離情報分解能を低く設定)した例を示す図である。図5に示す例では、このように各小領域D毎に距離情報分解能の高低を設定することで、被写体人物の顔が含まれる領域Aの距離情報を、背景及び被写体人物の体を含む領域Bのそれよりも詳細に解析することができる。
ここで、或る小領域Diに割り当てられる測距点数fiは次式で与えられる。
Figure 2010117593
Figure 2010117593
なお、このように割り当てられたfi個の測距点を小領域Di内に配置する際の配置位置は任意に決定可能である。本第1実施形態においては、小領域Di内における測距精度のムラを防ぐ目的で、測距点同士の間隔を互いに均等な間隔としてfi個の測距点を配置することとする。従って、均等な間隔で測距点を配置する為に、最初に小領域Diを構成する画素を要素とする一次ベクトルvを次式のように用意する。
Figure 2010117593
ここで、小領域Diがs個の画素で構成されるとすると、ベクトルvの要素のうち、L番目の測距点のインデックスjが次式で与えられる。
Figure 2010117593
Figure 2010117593
以上説明した処理によって、ベクトルvのj番目に相当する画素位置を測距点とすることができ、均等な間隔で小領域Di内にfi個の測距点を設置することができる。なお、上述した処理で算出した測距点位置は、測距対象の画像データG1,G2の双方に用いる。つまり、画像データG1,G2には同位置に測距点を設置する。
なお、ここでは小領域Di内における測距精度のムラを防ぐ為に、互いに均等な間隔でfi個の測距点を配置する例を説明したが、ランダムな間隔で測距点を配置しても勿論よい。また、図5に示す例はあくまで一例であり、距離情報分解能を高く設定する領域は、被写界領域を示す画像データのうち中央部に該当する領域に限られない。
前記ステップS12における処理を終えると、前記ステップS12において取得した測距領域分割数mに基づいて、被写界領域を写した画像データG1,G2の領域分割を実行する(ステップS13)。さらに、領域分割された小領域Diの画素数、総測距点数n、及び領域毎の測距点密度kに基づいて、測距点を設置する(ステップS14)。
前記ステップS14において設置した測距点を中心としてその近傍画素領域を用いてDFDカーネル領域を指定して測距処理を実行する(ステップS15)。そして、画像データG1,G2上の全ての測距点に対して前記ステップS15における測距処理を実行したか否かを判定する(ステップS16)。このステップS16をNOに分岐する場合、前記ステップS15へ戻る。前記ステップS16をYESに分岐する場合(被写界全体における距離情報の取得が完了した場合)、当該測距処理を終了する。
ところで、前記制御手段111による上述した一連の測距処理は、プログラム化することで、或いはプログラム化した後当該プログラムを記憶媒体に読み込むことによって、撮像装置とは独立したソフトウェア製品単体としての販売、配布も容易になり、また本第1実施形態に係る技術を他のハードウェア上で利用することも可能となる。
以上説明したように、本第1実施形態によれば、所望のシーンにおける被写体距離情報を高速且つ高精度に取得することが可能な距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムを提供することができる。
具体的には、本第1実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムによれば、被写界を写した画像データについて、複数の測距対象領域への分割処理を実行し、測距点数の上限を設けて各々の分割領域に対して異なる分布密度を設定して測距点を配置する。このような処理により、一定時間内での処理完了を保証しつつ、画像データ中の重要な領域については距離情報分解能を高めた測距処理を行うことができ、被写界全体における距離情報を高速且つ高精度に取得することができる。
なお、前記ステップS12において取得する測距領域分割数m、総測距点数n、及び領域毎の測距点密度kは、予め設定されていてもよいし、ユーザが設定するとしてもよい。換言すれば、製品としての出荷時に設定済みであってもよいし、モード設定等によりユーザが所望の設定に変更可能としてもよい。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムについて説明する。説明の重複を避ける為に、第1実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムとの相違点について説明する。図6は、本発明の第2実施形態に係る距離情報取得装置を具備する撮像装置の一構成例を示す図である。
本第2実施形態に係る撮像装置は、第1実施形態に係る撮像装置と同様の構成部材の他に、例えばタッチパネル機能やファインダーにおけるスーパーインポーズ機能等のユーザインターフェイス(以降、UIと略称する)122を有する。また、前記測距領域分割手段105は、領域分割手段105−1と、測距点密度制御手段105−2と、特徴領域認識手段105−3と、を有する。ここで、前記特徴領域認識手段105−3は、探索手段105−31と、座標設定手段105−32と、特徴領域指定手段105−33と、を備える。
前記領域分割手段105−1は、被写界領域を写した画像データを、測距対象領域について、特徴領域と、それ以外の領域と、に領域分割する手段である。ここで、特徴領域とは、被写界領域を示す画像データにおいて注目すべき対象物を含む領域である。前記注目すべき対象物とは、例えば被写体人物や被写体物を挙げることができるが、背景であっても勿論よい。
前記測距点密度制御手段105−2は、前記特徴領域における測距点密度kを、総測距点数nに対してどの程度の割合とするかを、特徴領域の登録方法に基づいて算出し、該算出結果を測距点密度情報として測距点設置手段106に出力する。
前記特徴領域認識手段105−3は、前記UI122からの指示に基づいて、探索手段105−31、座標設定手段105−32、及び特徴領域指定手段105−33のうち何れかの手段を機能させる。
前記探索手段105−31は、撮像データから特定の形状、色、及び輝度のうち何れかを示す領域をパターンマッチング等により抽出し、該抽出結果を特徴領域として設定する。具体的には、前記探索手段105−31は、例えば顔認識技術等の画像認識技術を利用して所定の対象物が撮像されている領域を特徴領域として設定する。
前記座標設定手段105−32は、撮像データのうち所定の座標位置を占める領域を特徴領域として登録する。
前記特徴領域指定手段105−33は、ユーザによる前記UI122の操作により指定された領域を特徴領域として設定する。なお、このユーザによる特徴領域の指定は、撮影時に行うとしてもよいし、予め撮影パラメータとして登録してもよい。図7Bは、図7Aに示す画像データについて、ユーザによる前記UI122の操作で指定され前記特徴領域指定手段105−33により設定された特徴領域k1及びそれ以外の領域k2の一例を示す図である。図7A及び図7Bに示す例では、被写体人物の顔に相当する領域が特徴領域k1に設定されている。
以下、前記制御手段111の制御による測距に係る処理について詳細に説明する。図8は、本第2実施形態に係る撮像装置の測距に係る処理のフローチャートを示す図である。本例では、前記特徴領域認識手段105−3のうち前記探索手段105−31が顔認識技術により被写体人物の顔を検出して特徴領域として設定する場合を例に説明する。
まず、撮影時にユーザが、UI122を操作して“顔認識モード”に設定する。ここで顔認識モードとは、顔認識技術による顔認識機能を実行するモードである(ステップS21)。
続いて、互いに異なる2つの焦点位置における撮影で、2つの撮影データを取得し、該取得した撮影データから輝度信号を抽出して2つの画像データG1,G2を生成してバッファメモリ103に格納する(ステップS22)。
ここで、上述した顔認識機能により、前記ステップS22において取得した画像データから被写体人物の顔領域を検出し、該検出した領域を特徴領域として設定する(ステップS23)。続いて、特徴領域として設定した顔領域内に設置する測距点に係る測距点密度kを算出する(ステップS24)。なお、測距点密度kの算出方法としては、顔領域の面積を用いる手法、予め登録した測距点密度を用いる手法等を挙げることができ、何れの手法により測距点密度kを算出してもよいことは勿論である。
そして、前記ステップS23における特徴領域の設定処理に基づいて、画像データG1,G2について、特徴領域k1と、それ以外の領域k2と、に領域分割する(ステップS25)。続いて、前記ステップS24において算出した測距点密度kに基づいて、特徴領域k1,領域k2における測距点の設置を行う(ステップS26)。
前記ステップS26において設置した測距点を中心としてその近傍画素領域を用いてDFDカーネル領域を指定して測距処理を実行する(ステップS27)。そして、画像データG1,G2上の全ての測距点に対して前記ステップS27における測距処理を実行したか否かを判定する(ステップS28)。このステップS28をNOに分岐する場合、前記ステップS27へ戻る。前記ステップS28をYESに分岐する場合(被写界全体における距離情報の取得が完了した場合)、当該測距処理を終了する。
以上説明したように、本第2実施形態によれば、第1実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムと同様の効果を奏する上に、次のような効果を奏する距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムを提供することができる。
すなわち、本第2実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムによれば、測距に係る処理を一定の時間内で完了することを保証しつつ、パターンマッチング技術や座標指定技術等を利用することで、ユーザ所望の被写体に対応する画素領域を特徴領域と設定し且つ当該特徴領域の距離情報分解能を高めることができる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムついて説明する。
以下、本発明の第3実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムについて説明する。説明の重複を避ける為に、第1実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムとの相違点について説明する。図9は、本発明の第3実施形態に係る距離情報取得装置を具備する撮像装置の一構成例を示す図である。
本第3実施形態に係る撮像装置は、第1実施形態に係る撮像装置と同様の構成部材の他に、例えばタッチパネル機能やファインダーにおけるスーパーインポーズ機能等のユーザインターフェイス(以降、UIと略称する)122を有する。また、前記測距領域分割手段105は、領域分割手段105−1と、測距点密度制御手段105−2と、特徴領域認識手段105−3と、を有する。ここで、前記特徴領域認識手段105−3は、合焦手段105−34と、輪郭抽出手段105−35と、合焦領域認識手段105−36と、を備える。
前記合焦手段105−34は、前記UI122からの指示に基づいて、被写界の所定の領域にフォーカスを合わせる。
前記輪郭抽出手段105−35は、画像データの輪郭成分をフィルタリング処理によって抽出する。図10Aは、フィルタリング処理により抽出された画像データの輪郭成分を示す図である。詳細には、前記輪郭抽出手段105−5は、画像データの高周波成分を抽出することで輪郭成分を抽出する。
合焦領域認識手段105−36は、前記輪郭抽出手段105−35によって抽出された輪郭の強さを用いて被写界の合焦領域を抽出する。なお、抽出された合焦領域は、特徴領域として設定されて前記領域分割手段105−1に出力される。図10Bは、図10Aに示すように抽出された輪郭情報の強さ(合焦度合い)に基づく領域のセグメンテーションの一例を示す図である。
以下、前記制御手段111の制御による測距に係る処理について詳細に説明する。図11は、本第3実施形態に係る撮像装置の測距に係る処理のフローチャートを示す図である。
まず、被写界の所定の領域に対して焦点合わせを行う(ステップS31)。続いて、前記ステップS31における焦点位置と、該焦点位置とは異なる焦点位置と、の2つの焦点位置における撮影で、2つの撮影データを取得してバッファメモリ103に格納する(ステップS22)。なお、前記ステップS31における焦点位置での撮影で取得した撮影データをG1´とし、これとは異なる焦点位置での撮影で取得した撮像データをG2´とする。
そして、撮影データG1´について、上述した輪郭抽出処理を施す(ステップS33)。このステップS33における処理により、例えば図10Aに示すような輪郭成分の抽出データが得られる。続いて、前記ステップS33において抽出した輪郭情報の強さ(合焦度合い)に基づいて、被写界領域のセグメンテーションを行う(ステップS34)。このステップS34における処理により、被写界領域は例えば図10Bに示すように特徴領域k1(最も合焦度合いが強い領域)と準特徴領域k2(特徴領域k1の次に合焦度合いが強い領域)とその他の領域k3と、に領域認識される。
続いて、各々の分割領域内に設置する測距点に係る測距点密度kを設定する(ステップS35)。なお、測距点密度kの値は、輪郭情報の強さ(合焦度合い)に比例して大きな値となるように設定する。
そして、前記ステップS34におけるセグメンテーション結果に基づいて領域分割を実行し(ステップS36)、前記ステップS35において設定した測距点密度kに基づいて、各々の領域における測距点の設置を行う(ステップS37)。
前記ステップS37において設置した測距点を中心としてその近傍画素領域を用いてDFDカーネル領域を指定して測距処理を実行する(ステップS38)。そして、撮影データG1´,G2´上の全ての測距点に対して前記ステップS38における測距処理を実行したか否かを判定する(ステップS39)。このステップS39をNOに分岐する場合、前記ステップS38へ戻る。前記ステップS39をYESに分岐する場合(被写界全体における距離情報の取得が完了した場合)、当該測距処理を終了する。
以上説明したように、本第3実施形態によれば、第1実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムと同様の効果を奏する上に、次の様な効果を奏する距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムを提供することができる。
すなわち、本第3実施形態に係る距離情報取得装置、撮像装置、及びプログラムによれば、測距に係る処理を一定の時間内で完了することを保証しつつ、合焦度合いが高い被写体(重要性が高い被写体)に対応する被写界領域ほど距離情報分解能を高めることができる。
(付記)
前記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 互いに異なる2つの焦点位置での撮像により取得された2つの撮像データについて、所定位置の画素とその近傍画素とから成るカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記2つの撮像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて被写界における距離情報を算出するDFD測距手段(制御手段111、測距手段104)を具備する距離情報取得装置であって、
前記被写界を所定サイズ且つ所定数の測距対象領域に分割する測距領域分割手段(測距領域分割手段105)と、
前記被写界に設置する総測距点数を決定する測距点数制御手段(測距点数制御手段107)と、
各々の前記測距対象領域に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する制御手段(制御手段111)と、
前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置手段(測距点設置手段106)と、
を具備することを特徴とする距離情報取得装置。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の距離情報取得装置に関する実施形態は、第1実施形態乃至第3実施形態が対応する。この実施形態において、上記DFD測距手段は例えば制御手段111、測距手段104が対応し、上記測距領域分割手段は例えば測距領域分割手段105が対応し、上記測距点数制御手段は例えば測距点数制御手段107が対応し、上記制御手段は例えば制御手段111が対応し、前記測距点設置手段は例えば測距点設置手段106が対応する。
(作用効果)
この(1)に記載の距離情報取得装置によれば、撮像データを所定の測距対象領域に分割しそれぞれの分割領域に対して異なる分布密度で測距点を配置することにより、領域ごとの距離情報をその精度を重視して算出するか速度を重視して算出するかを設定できる。
(2) 前記測距点数制御手段(測距点数制御手段107)は、総測距点数を所定の閾値以下に制限する測距点数制御手段を有することを特徴とする(1)に記載の距離情報取得装置。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の距離情報取得装置に関する実施形態は、第1実施形態乃至第3実施形態が対応する。その実施形態において、上記測距点数制御手段は例えば測距点数制御手段107が対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の距離情報取得装置によれば、設置する測距点の総数に制限を設けることにより、シーン全体の距離情報を取得する際の演算時間を保証した上で領域ごとの距離情報をどの程度の精度で取得するか設定することができる。
(3) 前記測距領域分割手段(測距領域分割手段105)は、
前記被写界から所定の領域を検出して特徴領域として認識する特徴領域認識手段(特徴領域認識手段105−3)と、
前記被写界を前記特徴領域とそれ以外の領域とに分割する領域分割手段(領域分割手段105−1)と、
前記特徴領域とそれ以外の領域とで測距点密度を異なる値に設定する測距点密度設定手段(測距点密度制御手段105−2)と、
を有することを特徴とする(1)に記載の距離情報取得装置。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の距離情報取得装置に関する実施形態は、第2実施形態及び第3実施形態が対応する。上記測距領域分割手段は例えば測距領域分割手段105が対応し、上記特徴領域認識手段は例えば特徴領域認識手段105−3が対応し、上記領域分割手段は例えば領域分割手段105−1が対応し、上記測距点密度設定手段は例えば測距点密度制御手段105−2が対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の距離情報取得装置によれば、撮像データから特徴領域を認識し、その特徴量に従って領域内の測距点数を制御することにより、シーンに対してより適応的に高速かつ高精度な距離情報取得が実現できる。
(4) 前記特徴領域認識手段(特徴領域認識手段105−3)は、
前記撮像データから所定の輝度又は色のパターンで構成される特徴領域を探索する特徴領域探索手段(探索手段105−31)を備えることを特徴とする(3)に記載の距離情報取得装置。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の距離情報取得装置に関する実施形態は、第2実施形態が対応する。その実施形態において、上記前記特徴領域認識手段は例えば特徴領域認識手段105−3が対応し、上記特徴領域探索手段は例えば探索手段105−31が対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の距離情報取得装置によれば、撮像データから特徴領域を探索法で抽出し認識することにより、特定の被写体を含むシーンに対してより適応的に高速かつ高精度な距離情報取得が実現できる。
(5) 前記特徴領域認識手段(特徴領域認識手段105−3)は、
前記撮像データから所定の座標位置を占める画素群から成る領域を特徴領域として設定する特徴領域座標設定手段(座標設定手段105−32)を備えることを特徴とする(3)に記載の距離情報取得装置。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の距離情報取得装置に関する実施形態は、第2実施形態が対応する。上記前記特徴領域認識手段は例えば特徴領域認識手段105−3が対応し、上記特徴領域座標設定手段は、例えば座標設定手段105−32が対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の距離情報取得装置によれば、撮像データから特徴領域を座標指定で認識することにより、被写体配置に特定の傾向をもった撮影シーンにおいて、より適応的に高速かつ高精度な距離情報取得が実現できる。
(6) 前記特徴領域認識手段(特徴領域認識手段105−3)は、
前記撮像データからユーザが所定の画素領域を特徴領域として設定する為の特徴領域指定手段(特徴領域指定手段105−33)を備えることを特徴とする(3)に記載の距離情報取得装置。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の距離情報取得装置に関する実施形態は、第2実施形態が対応する。この実施形態において、上記特徴領域認識手段は例えば特徴領域認識手段105−3が対応し、上記特徴領域指定手段は例えば特徴領域指定手段105−33が対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の距離情報取得装置によれば、撮像データから特徴領域をユーザーが直接指示することにより、撮影シーンにとらわれず、より適応的に高速かつ高精度な距離情報取得が実現できる。
(7) 駆動可能に構成された光学系(光学系100)と、
前記光学系(光学系100)を駆動して前記光学系の焦点位置を変更するレンズ駆動手段(光学系制御部110、制御部111)と、
前記光学系(光学系100)を介して受光した被写体からの光束を結像して電気信号に変換する撮像素子(撮像素子101)と、
互いに異なる2つの焦点位置での撮影により取得された2つの撮像データについて、所定位置の画素とその近傍画素とから成るカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記2つの撮像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて被写界における距離情報を算出するDFD測距手段(制御手段111、測距手段104)と、
を具備する撮像装置であって、
前記被写界を所定サイズ且つ所定数の測距対象領域に分割する測距領域分割手段(測距領域分割手段105)と、
前記被写界に設置する総測距点数を決定する測距点数制御手段(測距点数制御手段107)と、
各々の前記測距対象領域に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する制御手段(制御手段101)と、
前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置手段(測距点設置手段106)と、
を具備することを特徴とする撮像装置。
(対応する実施形態)
この(7)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第1実施形態乃至第3実施形態が対応する。その実施形態において、上記光学系は例えば光学系100が対応し、上記レンズ駆動手段は例えば光学系制御部110、制御部111が対応し、上記撮像素子は例えば撮像素子101が対応し、上記DFD測距手段は例えば制御手段111、測距手段104が対応し、上記測距領域分割手段は例えば測距領域分割手段105が対応し、上記測距点数制御手段は例えば測距点数制御手段107が対応し、上記制御手段は例えば制御手段101が対応し、上記測距点設置手段は例えば測距点設置手段106が対応する。
(作用効果)
この(7)に記載の撮像装置によれば、(1)に記載の距離情報取得装置と同様の効果を奏することができる。
(8) 前記測距領域分割手段(測距領域分割手段105)は、
前記被写界から所定の領域を検出して特徴領域として認識する特徴領域認識手段(特徴領域認識手段105−3)と、
前記被写界を前記特徴領域とそれ以外の領域とに分割する領域分割手段(領域分割手段105−1)と、
前記特徴領域とそれ以外の領域とで測距点密度を異なる値に設定する測距点密度設定手段(測距点密度制御手段105−2)と、
を有し、
前記特徴領域認識手段(特徴領域認識手段105−3)は、
所定の焦点位置に前記光学系(光学系100)を合焦させる処理を行う合焦手段(合焦手段105−34)と、
前記合焦手段による合焦処理後に取得した撮像データの高周波成分を抽出して被写体の輪郭を示す画素領域を検出する輪郭抽出手段(輪郭抽出手段105−35)と、
前記輪郭抽出手段により検出された画素領域及びその近傍領域を特徴領域として認識する合焦領域認識手段(合焦領域認識手段105−36)と、
を備えていることを特徴とする(7)に記載の撮像装置。
(対応する実施形態)
この(8)に記載の撮像装置に関する実施形態は、第3実施形態が対応する。この実施形態において、上記測距領域分割手段は例えば測距領域分割手段105が対応し、上記特徴領域認識手段は例えば特徴領域認識手段105−3が対応し、上記領域分割手段は例えば領域分割手段105−1が対応し、上記測距点密度設定手段は例えば測距点密度制御手段105−2が対応し、上記合焦手段は例えば合焦手段105−34が対応し、上記輪郭抽出手段は例えば輪郭抽出手段105−35が対応し、上記合焦領域認識手段は例えば合焦領域認識手段105−36が対応する。
(作用効果)
この(8)に記載の撮像装置によれば、フォーカスの合った領域に対してより高精度名距離情報の取得が実現できる。
(9) 互いに異なる2つの焦点位置で撮像された2つの撮像データを取得するデータ取得ステップ(ステップS11)と、
前記撮像データの画素領域に設置する総測距点数を決定する測距点数制御ステップ(ステップS12)と、
測距対象領域に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する測距点密度決定ステップ(ステップS12)と、
前記撮像データの画素領域を所定サイズ且つ所定数の測距対象領域に分割する測距領域分割ステップ(ステップS13)と、
前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置ステップ(ステップS14)と、
前記測距点の画素とその近傍画素とから成るカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記2つの撮像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて被写界における距離情報を算出するDFD測距ステップ(ステップS15)と、
を有することを特徴とする距離情報取得方法。
(対応する実施形態)
この(9)に記載の距離情報取得方法に関する実施形態は、第1実施形態乃至第3実施形態が対応する。その実施形態において、上記データ取得ステップは例えばステップS11が対応し、上記測距点数制御ステップは例えばステップS12が対応し、上記測距点密度決定ステップは例えばステップS12が対応し、上記測距領域分割ステップは例えばステップS13が対応し、上記測距点設置ステップは例えばステップS14が対応し、上記DFD測距ステップは例えばステップS15が対応する。
(作用効果)
この(9)に記載の距離情報取得方法によれば、撮像データを所定の測距対象領域に分割しそれぞれの分割領域に対して異なる分布密度で測距点を配置することにより、領域ごとの距離情報をその精度を重視して算出するか速度を重視して算出するかを設定できる。
(10) 互いに異なる2つの焦点位置で撮像された2つの撮像データを取得するデータ取得機能(ステップS11)と、
前記撮像データの画素領域に設置する総測距点数を決定する測距点数制御機能(ステップS12)と、
測距対象領域に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する測距点密度決定機能(ステップS12)と、
前記撮像データの画素領域を所定サイズ且つ所定数の測距対象領域に分割する測距領域分割機能(ステップS13)と、
前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置機能(ステップS14)と、
前記測距点の画素とその近傍画素とから成るカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記2つの撮像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて被写界における距離情報を算出するDFD測距機能(ステップS15)と、
をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
(対応する実施形態)
この(10)に記載のプログラムに関する実施形態は、第1実施形態乃至第3実施形態が対応する。上記データ取得機能は例えばステップS11が対応し、上記測距点数制御機能は例えばステップS12が対応し、上記測距点密度決定機能は例えばステップS12が対応し、上記測距領域分割機能は例えばステップS13が対応し、上記測距点設置機能は例えばステップS14が対応し、上記DFD測距機能は例えばステップS15が対応する。
(作用効果)
この(10)に記載のプログラムによれば、撮像データを所定の測距対象領域に分割しそれぞれの分割領域に対して異なる分布密度で測距点を配置することにより、領域ごとの距離情報をその精度を重視して算出するか速度を重視して算出するかを設定できる。
以上、第1実施形態乃至第3実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、例えば後述する変形例のような、種々の変形及び応用が可能なことは勿論である。
さらに、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1実施形態に係る距離情報取得装置を具備する撮像装置の一構成例を示す図。 画像データの一例を示す図。 画像データの領域を格子状の小領域Dにm分割する場合の一分割例を示す図。 小領域Dに対応して与える測距密度kの一例を示す図。 測距に係る処理のフローチャートを示す図。 図3に示す分布の測距点密度において、k(i),k(i+1),k(i+w),k(i+1+w)を一律に高い測距点密度に設定(距離情報分解能を高く設定)し、且つそれら以外の小領域Diにおける測距点密度を一律に低く設定(距離情報分解能を低く設定)した例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る距離情報取得装置を具備する撮像装置の一構成例を示す図。 画像データの一例を示す図。 図7Bは、図7Aに示す画像データについて、ユーザによるUIの操作で指定され特徴領域指定手段により設定された特徴領域k1及びそれ以外の領域k2の一例を示す図。 本発明の第2実施形態に係る撮像装置の測距に係る処理のフローチャートを示す図。 本発明の第3実施形態に係る距離情報取得装置を具備する撮像装置の一構成例を示す図。 フィルタリング処理により抽出された画像データの輪郭成分を示す図。 抽出された輪郭情報の強さ(合焦度合い)に基づく領域のセグメンテーションの一例を示す図。 本発明の第3実施形態に係る撮像装置の測距に係る処理のフローチャートを示す図。 非特許文献1に開示された測距技術で利用されるルックアップテーブルを示す図。 非特許文献1に開示された測距方法について、その処理内容の観点から捉えた処理の流れを示す図。 非特許文献1に開示された測距方法を利用した測距方法について、その処理内容の観点から捉えた処理の流れを示す図。 フォーカスレンズ位置を変更することに起因して生じる像面上に結像される像のぼけ状態を示す図。 フォーカスレンズ位置を変更することに起因して生じる像面上に結像される像のぼけ状態を示す図。
符号の説明
100…光学系、 101…撮像素子、 102…A/Dコンバータ、 103…バッファメモリ、 104…測距手段、 105…測距領域分割手段、 105−1…領域分割手段、 105−2…測距点密度制御手段、 105−3…特徴領域認識手段、 105−31…探索手段、 105−32…座標設定手段、 105−33…特徴領域指定手段、 105−34…合焦手段、 105−35…輪郭抽出手段、 105−36…合焦領域認識手段、 106…測距点設置手段、 107…測距点数制御手段、 108…撮影画像記憶手段、 109…距離情報記憶手段、 110…光学系制御部、 111…制御手段、 122…UI、 200…距離情報取得装置。

Claims (11)

  1. 互いに異なる複数の焦点位置での撮像により取得された複数の画像データについて、所定位置の画素を含むカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記複数の画像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて、撮像対象の被写界までの距離を表す距離情報を算出する測距手段を具備する距離情報取得装置であって、
    被写界を写した画像データを複数の測距対象領域に分割する測距領域分割手段と、
    前記画像データ上に設置する総測距点数を決定する測距点数制御手段と、
    各々の前記測距対象領域に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する制御手段と、
    前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置手段と、
    を具備することを特徴とする距離情報取得装置。
  2. 前記測距点数制御手段は、総測距点数を所定の閾値以下に制限する測距点数制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の距離情報取得装置。
  3. 前記測距領域分割手段は、
    前記画像データにおいて注目すべき対象物を含む領域である特徴領域を認識する特徴領域認識手段と、
    前記画像データを前記特徴領域とそれ以外の一以上の領域とに分割する領域分割手段と、
    前記特徴領域とそれ以外の一以上の領域とで測距点密度を異なる値に設定する制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の距離情報取得装置。
  4. 前記特徴領域認識手段は、
    前記画像データにおける輝度又は色のパターンに基づいて特徴領域を探索する特徴領域探索手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の距離情報取得装置。
  5. 前記特徴領域認識手段は、
    前記画像データのうち中央部を含む領域を特徴領域として設定する特徴領域座標設定手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の距離情報取得装置。
  6. ユーザにより指定された領域を示す情報を受信する為の情報受信部を含み、
    前記特徴領域認識手段は、
    前記情報受信部を介して取得した前記情報に基づいて、前記ユーザにより指定された領域を特徴領域として設定する為の特徴領域指定手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の距離情報取得装置。
  7. 前記測距点設置手段は、各々の測距点同士の間隔が互いに均等になるように、前記測距対象領域内に測距点を設置することを特徴とする請求項1に記載の距離情報取得装置。
  8. 駆動可能に構成された光学系と、
    前記光学系を駆動して前記光学系の焦点位置を変更するレンズ駆動手段と、
    前記光学系を介して受光した被写体からの光束を結像して電気信号に変換する撮像素子と、
    互いに異なる複数の焦点位置での撮影により取得された複数の画像データについて、所定位置の画素を含むカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記複数の画像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて、撮像対象の被写界までの距離を表す距離情報を算出する測距手段と、
    を具備する撮像装置であって、
    被写界を写した画像データを複数の測距対象領域に分割する測距領域分割手段と、
    前記画像データ上に設置する総測距点数を決定する測距点数制御手段と、
    各々の前記測距対象領域に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する制御手段と、
    前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置手段と、
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  9. 前記測距領域分割手段は、
    前記画像データにおいて注目すべき対象物を含む領域である特徴領域を認識する特徴領域認識手段と、
    前記画像データを前記特徴領域とそれ以外の一以上の領域とに分割する領域分割手段と、
    前記特徴領域とそれ以外の一以上の領域とで測距点密度を異なる値に設定する制御手段と、
    を有し、
    前記特徴領域認識手段は、
    合焦処理を行う合焦手段と、
    前記合焦手段による合焦処理後に取得した画像データの高周波成分を抽出して被写体の輪郭を示す画素領域を検出する輪郭抽出手段と、
    前記輪郭抽出手段により検出された画素領域及びその近傍領域を特徴領域として認識する合焦領域認識手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 互いに異なる複数の焦点位置で撮像された複数の画像データを取得するデータ取得ステップと、
    前記画像データの画素領域に設置する総測距点数を決定する測距点数制御ステップと、
    測距対象領域に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する測距点密度決定ステップと、
    前記画像データの画素領域を複数の測距対象領域に分割する測距領域分割ステップと、
    前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置ステップと、
    前記測距点の画素とその近傍画素とから成るカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記複数の画像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて、撮像対象の被写界までの距離を表す距離情報を算出する測距ステップ
    を有することを特徴とする距離情報取得方法。
  11. 互いに異なる複数の焦点位置で撮像された複数の画像データを取得するデータ取得機能と、
    前記画像データの画素領域に設置する総測距点数を決定する測距点数制御機能と、
    測距対象領域を示す画像データ上に設置する測距点の配置密度である測距点密度を決定する測距点密度決定機能と、
    前記画像データの画素領域を複数の測距対象領域に分割する測距領域分割機能と、
    前記総測距点数及び前記測距点密度に基づいて、前記測距対象領域に測距点を配置する測距点設置機能と、
    前記測距点の画素を含むカーネル領域を設定し、該カーネル領域内の画素を対象として画像処理を実行して前記複数の撮像データ間のぼけの相関量を算出し、該算出結果に基づいて、撮像対象の被写界までの距離を表す距離情報を算出する測距機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
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