JP2010117192A - 位置検出装置、位置検出方法及び位置検出プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】読取部11は、複数のタグリーダの各タグリーダにより、IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって所定の形状に広がる読取信号を、出力強度を変えながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す。そして、位置検出部12は、読取部11がIDタグからタグ情報を読み出した場合の読取信号の出力強度と、どのタグリーダが前記タグ情報を読み出したかとからIDタグの位置を検出する。
【選択図】図1
Description
この発明は、簡単な構成により効率的にRFIDタグの位置を特定することを目的とする。
所定の領域内におけるID(IDentifier)タグの位置を検出する位置検出装置であり、
複数のタグリーダの各タグリーダにより、前記IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって所定の形状に広がる読取信号を、出力強度を変えながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す読取部と、
前記読取部が前記IDタグからタグ情報を読み出した場合の前記読取信号の出力強度と、どのタグリーダが前記タグ情報を読み出したかとから前記IDタグの位置を処理装置により検出する位置検出部と
を備えることを特徴とする。
前記位置検出部は、前記IDタグからタグ情報を読み出した場合の前記読取信号の出力強度をその読取信号に含まれる識別情報から判断する
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
所定の領域内におけるID(IDentifier)タグの位置を検出する位置検出方法であり、
複数のタグリーダの各タグリーダが、前記IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって所定の形状に広がる読取信号を、出力強度を変えながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す読取ステップと、
処理装置が、前記読取ステップで前記IDタグからタグ情報を読み出した場合の前記読取信号の出力強度と、どのタグリーダが前記タグ情報を読み出したかとから前記IDタグの位置を検出する位置検出ステップと
を備えることを特徴とする。
所定の領域内におけるID(IDentifier)タグの位置を検出する位置検出プログラムであり、
複数のタグリーダの各タグリーダにより、前記IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって所定の形状に広がる読取信号を、出力強度を変えながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す読取処理と、
前記読取処理で前記IDタグからタグ情報を読み出した場合の前記読取信号の出力強度と、どのタグリーダが前記タグ情報を読み出したかとから前記IDタグの位置を検出する位置検出処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
所定の領域内におけるID(IDentifier)タグの位置を検出する位置検出装置であり、
第1タグリーダにより、前記IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって指向性を有する読取信号を所定の角度ずつずらしながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す第1読取部と、
前記第1タグリーダの設置位置と異なる位置に設置された第2タグリーダにより、前記読取信号を所定の角度ずつずらしながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す第2読取部と、
前記第1読取部と前記第2読取部とが前記IDタグからタグ情報を読み出した場合における前記読取信号を放射した角度から前記IDタグの位置を処理装置により検出する位置検出部と
を備えることを特徴とする。
前記位置検出部は、複数の第2タグリーダのどの第2タグリーダがタグ情報を読み出したかと、前記第1読取部と前記第2読取部とがタグ情報を読み出した場合における前記読取信号を放射した角度とから前記IDタグの位置を検出する
ことを特徴とする。
この実施の形態では、複数のタグリーダ20を用いて効率的にRFIDタグ30の位置を特定する方法について説明する。
読取部11は、複数のタグリーダ20により、所定の領域内におけるRFIDタグ30からタグ情報を読み出す。
位置検出部12は、どのタグリーダ20により読取部11がタグ情報を読み取ったかによりRFIDタグ30の位置を処理装置により検出する。
図2に示すように、各タグリーダ20は、隣りのタグリーダ20と読取信号の放射範囲が所定の領域において重なるように配置される。所定の領域とは、RFIDタグ30の位置を検出する領域である。読取部11は、タグリーダ20により、指向性を有するアンテナから読取信号を放射する。したがって、読取部11は、タグリーダ20により読取信号を放射する範囲を限定することが可能である。読取部11は、読取信号を放射するアンテナの形状等、電機(サーボモータ等)や物理的な力により読取信号の放射角度や出力強度を自由に変更できる。なお、読取信号とは、物理的な放射エネルギー(例えば、電波、光等)に乗せて送られる信号であり、RFIDタグ30から所定のタグ情報を読み出す信号である。読取部11は、タグリーダ20により、その放射した読取信号の反射波や通過波を受信して、RFIDタグ30からタグ情報を読み取る。以下の説明では、タグリーダ20が送信した読取信号の反射波を、その読取信号を送信したタグリーダ20が受信してタグ情報を取得するものとする。
位置検出部12は、どのタグリーダ20が放射した読取信号により読取部11がタグ情報を取得したかにより、RFIDタグ30の位置を検出する。上記の通り、タグリーダ20が送信した読取信号の反射波を、その読取信号を送信したタグリーダ20が受信してタグ情報を取得する。したがって、言い替えると、位置検出部12は、どのタグリーダ20により読取部11がタグ情報を読み取ったかによりRFIDタグ30の位置を検出する。図2に示す例では、位置検出部12は、読取部11がタグリーダ20aのみによりタグ情報を読み取った場合、RFIDタグ30は「1」の位置に存在すると判断する。また、位置検出部12は、読取部11がタグリーダ20aとタグリーダ20bとによりタグ情報を読み取った場合、RFIDタグ30は「2」の位置に存在すると判断する。同様に、位置検出部12は、読取部11がタグリーダ20bのみによりタグ情報を読み取った場合、RFIDタグ30は「3」の位置に存在すると判断する。以下、同様に判断できる。また、読取部11が短い間隔毎にRFIDタグ30からタグ情報を読み取れば、RFIDタグ30がどのように移動したかを追跡することができる。
つまり、図2に示すようにタグリーダ20を配置することにより、タグリーダ20が読取信号を放射する範囲の1/3の範囲までRFIDタグ30の位置を特定することができる。すなわち、図2に示す例であれば、タグリーダ20が読取信号を放射する範囲は3マスであるのに対し、RFIDタグ30の位置を1マスの範囲にまで特定することができる。すなわち、読取信号の指向性の精度よりも高精度にRFIDタグ30の位置を特定できる。また、1マス毎にタグリーダ20を配置して各タグリーダ20から1マスの範囲に向けて読取信号を放射することにより、RFIDタグ30の位置を1マスの範囲で特定する場合に比べ、タグリーダ20の数を約1/3に減らすことができる。すなわち、図2に示すようにタグリーダ20を配置することにより、タグリーダ20の数を減らしつつ、高精度に位置特定することが可能である。
図3に示す例では、図2に示す例と同様に、各タグリーダ20は、隣りのタグリーダ20と読取信号の放射範囲が重なるように配置される。読取部11は、各タグリーダ20により、所定の形状に広がる読取信号を、出力強度を変えながら前記所定の領域内へ順次放射する。例えば、読取部11は、各タグリーダ20により、第1波、第2波、第3波の順に所定の間隔毎に読取信号を放射する。また、読取部11は、各タグリーダ20により、読取信号の出力強度毎に異なる識別情報を読取信号に含めて放射することで、どの出力強度の読取信号によりタグ情報を読み取ったかを判別可能とする。
位置検出部12は、どの出力強度により読取部11がタグ情報を読み取ったかと、どのタグリーダ20により読取部11がタグ情報を読み取ったかとにより、RFIDタグ30の位置を特定する。図3に示す例では、位置検出部12は、読取部11がタグリーダ20aの第1波によりタグ情報を読み取った場合、RFIDタグ30は「1」の位置に存在すると判断する。また、位置検出部12は、読取部11がタグリーダ20aの第2波のみによりタグ情報を読み取った場合、RFIDタグ30は「2」の位置に存在すると判断する。また、位置検出部12は、読取部11がタグリーダ20aの第2波とタグリーダ20bの第3波とによりタグ情報を読み取った場合、RFIDタグ30は「4」の位置に存在すると判断する。以下、同様に判断できる。また、読取部11が短い間隔毎に出力強度を変えて読取信号を放射してRFIDタグ30からタグ情報を読み取れば、RFIDタグ30がどのように移動したかを追跡することができる。
図3に示す例によれば、図2に示す例に比べ、同じ数のタグリーダ20でさらに細分化した領域を判別できるため、図2に示す例よりもタグリーダ20の数を減らしつつ、高精度に位置特定することが可能である。
(S1:読取ステップ)
まず、読取部11は、図2又は図3のように配置された複数のタグリーダ20によりRFIDタグ30からタグ情報を読み取る。つまり、読取部11は、各タグリーダ20から読取信号を放射して、RFIDタグ30からの反射波を取得することによりタグ情報を読み出す。特に図3のように各タグリーダ20を配置した場合には、読取部11は、各タグリーダ20から読取信号の出力強度を順次変えながら放射して、RFIDタグ30から反射波を取得することによりタグ情報を読み出す。また、この場合、読取部11は、タグ情報とともに、読取信号に含めて送信した出力強度毎に異なる識別情報を反射波から取得する。
(S2:位置検出ステップ)
次に、位置検出部12は、読取部11がどのタグリーダ20からタグ情報を読み取ったかによりRFIDタグ30の位置を検出する。特に図3のように各タグリーダ20を配置した場合には、位置検出部12は、読取部11がRFIDタグ30からタグ情報を読み出した場合の読取信号の出力強度と、どのタグリーダ20がタグ情報を読み出したかとからRFIDタグ30の位置を検出する。なお、位置検出部12は、各タグリーダ20が読取信号を放射する範囲を予め記憶していることを前提としており、どのタグリーダ20がタグ情報を読み取ったかが特定できれば、そのタグリーダ20が読取信号を放射した範囲が特定できるものとする。
この実施の形態では、実施の形態1とは異なる方法により、実施の形態1と同様に、読取信号を出力するアンテナの他に撮像装置等を設けることなく、RFIDタグ30の位置を特定する位置検出装置10について説明する。
第1読取部13は、第1タグリーダ21によりRFIDタグ30からタグ情報を読み出す。第1読取部13は、第1タグリーダ21により、指向性を有する読取信号を所定の角度ずつずらしながら順次放射して、RFIDタグ30からタグ情報を読み出す。
第2読取部14は、第2タグリーダ22により、RFIDタグ30からタグ情報を読み出す。第2読取部14は、第2タグリーダ22により、指向性を有する読取信号を所定の角度ずつずらしながら順次放射して、RFIDタグ30からタグ情報を読み出す。ここで、第2タグリーダ22は、第1タグリーダ21の設置位置と異なる位置に設置されている。
位置検出部12は、第1読取部13と第2読取部14とがRFIDタグ30からタグ情報を読み出した場合における読取信号を放射した角度からRFIDタグ30の位置を検出する。
第1タグリーダ21と第2タグリーダ22とは、ある程度離れた位置に設置される。例えば、図6に示すように、RFIDタグ30を検出する所定の領域に対して90度ずれた位置に設置される。
図6に示すように、第1読取部13と第2読取部14とはそれぞれ、第1タグリーダ21と第2タグリーダ22とにより、読取信号を所定の角度ずつずらしながら所定の領域内へ順次放射する。図6の例では、第1読取部13と第2読取部14とはそれぞれ、第1タグリーダ21と第2タグリーダ22とにより、例えば、1方向、2方向、3方向、・・・の順に所定の角度ずつずらしながら読取信号を放射する。そして、その反射波を受信して、タグ情報を取得する。また、第1読取部13と第2読取部14とは、第1タグリーダ21と第2タグリーダ22とにより、読取信号の放出角度毎に異なる識別情報を読取信号に含めて放出することで、どの放出角度の読取信号によりタグ情報を読み取ったかを判別可能とする。
位置検出部12は、第1読取部13と第2読取部14とがタグ情報を読み取った際の読取信号の放出角度から、第1読取部13と第2読取部14との読取信号の交点を計算して、RFIDタグ30の位置を検出する。なお、位置検出部12は、予め第1タグリーダ21と第2タグリーダ22との設置位置についての情報を有していることを前提とする。つまり、位置検出部12は、第1タグリーダ21と第2タグリーダ22との設置位置と、タグ情報を読み取った際の第1タグリーダ21と第2タグリーダ22との読取信号の放出角度(放出方向)とから、第1タグリーダ21と第2タグリーダ22との読取信号の交点を計算する。
図6に示す例によれば、3次元方向へも読取信号の放射角度をずらすことにより、2台のタグリーダ(第1タグリーダ21と第2タグリーダ22)により、3次元の所定の範囲のどの位置にRFIDタグ30が存在するか検出することができる。
第1タグリーダ21と、第2タグリーダ22a及び第2タグリーダ22bとは、ある程度離れた位置に設置される。例えば、図7に示すように、RFIDタグ30を検出する所定の領域に対して90度ずれた位置に設置される。一方、第2タグリーダ22aと第2タグリーダ22bとは、同じ位置に設置されても構わない。
図7に示すように、第1読取部13は、図6に示す場合と同様に、第1タグリーダ21により、読取信号を所定の角度ずつずらしながら所定の領域内へ順次放射する。一方、第2読取部14は、第2タグリーダ22aと第2タグリーダ22bとにより、RFIDタグ30を検出する所定の領域のうちそれぞれ異なる半分の領域へ、読取信号を所定の角度ずつずらしながら順次放射する。つまり、第2読取部14は、第2タグリーダ22aにより、所定の領域のうち第1の領域へ読取信号を所定の角度ずつずらしながら順次放射する。また、第2読取部14は、第2タグリーダ22bにより、所定の領域のうち第2の領域へ読取信号を所定の角度ずつずらしながら順次放射する。そして、その反射波を受信して、タグ情報を取得する。また、第1読取部13と第2読取部14とは、図6に示す場合と同様に、第1タグリーダ21と第2タグリーダ22a及び第2タグリーダ22bとにより、読取信号の放出角度毎に異なる識別情報を読取信号に含めて放出することで、どの放出角度の読取信号によりタグ情報を読み取ったかを判別可能とする。
位置検出部12は、第2タグリーダ22aと第2タグリーダ22bとのどちらがタグ情報を読み出したかと、第1タグリーダ21とタグ情報を読み出した第2タグリーダ22とがタグ情報を読み出した場合における読取信号を放射した角度とから、RFIDタグ30の位置を特定する。
図7に示す例によれば、図6に示す例よりも高速にRFIDタグ30の位置を検出することができる。なお、図7では、第2タグリーダ22を2台にしたが、第2タグリーダ22を3台以上にすることでより高速にRFIDタグ30の位置を検出できる。また、同様に、第1タグリーダ21を複数台としても高速にRFIDタグ30の位置を検出できる。
(S1:読取ステップ)
まず、第1読取部13と第2読取部14とは、図6又は図7のように配置された第1タグリーダ21と第2タグリーダ22とによりRFIDタグ30からタグ情報を読み取る。つまり、第1読取部13は、第1タグリーダ21により、読取信号を所定の角度ずつずらしながら所定の領域内へ順次放射する。また、第2読取部14は、第2タグリーダ22により、読取信号を所定の角度ずつずらしながら所定の領域内へ順次放射する。
(S2:位置検出ステップ)
次に、位置検出部12は、第1読取部13と第2読取部14とがタグ情報を読み取った際の読取信号の放出角度から、第1読取部13と第2読取部14との読取信号の交点を計算して、RFIDタグ30の位置を特定する。特に、第1タグリーダ21や第2タグリーダ22が複数存在する場合には、どの第1タグリーダ21や第2タグリーダ22がタグ情報を読み取ったかという情報も加え、RFIDタグ30の位置を特定する。
図8は、位置検出装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図8に示すように、位置検出装置10は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、LCD901(Liquid Crystal Display)、キーボード902(K/B)、通信ボード915、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
ファイル群924には、上記の説明において「識別情報」、「タグリーダ20の位置」等の情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「ファイル」や「データベース」の各項目として記憶される。「ファイル」や「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPU911の動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPU911の動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、上記の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。また、「〜装置」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。さらに、「〜処理」として説明するものは「〜ステップ」であっても構わない。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、ROM913等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、上記で述べた「〜部」としてコンピュータ等を機能させるものである。あるいは、上記で述べた「〜部」の手順や方法をコンピュータ等に実行させるものである。
Claims (7)
- 所定の領域内におけるID(IDentifier)タグの位置を検出する位置検出装置であり、
複数のタグリーダの各タグリーダにより、前記IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって所定の形状に広がる読取信号を、出力強度を変えながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す読取部と、
前記読取部が前記IDタグからタグ情報を読み出した場合の前記読取信号の出力強度と、どのタグリーダが前記タグ情報を読み出したかとから前記IDタグの位置を処理装置により検出する位置検出部と
を備えることを特徴とする位置検出装置。 - 前記読取部は、前記読取信号の出力強度毎に異なる識別情報を前記読取信号に含めて放射し、
前記位置検出部は、前記IDタグからタグ情報を読み出した場合の前記読取信号の出力強度をその読取信号に含まれる識別情報から判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。 - 前記読取部は、前記読取信号の一部が隣りのタグリーダが放射する前記読取信号と重なるように前記読取信号を放射する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の位置検出装置。 - 所定の領域内におけるID(IDentifier)タグの位置を検出する位置検出方法であり、
複数のタグリーダの各タグリーダが、前記IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって所定の形状に広がる読取信号を、出力強度を変えながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す読取ステップと、
処理装置が、前記読取ステップで前記IDタグからタグ情報を読み出した場合の前記読取信号の出力強度と、どのタグリーダが前記タグ情報を読み出したかとから前記IDタグの位置を検出する位置検出ステップと
を備えることを特徴とする位置検出方法。 - 所定の領域内におけるID(IDentifier)タグの位置を検出する位置検出プログラムであり、
複数のタグリーダの各タグリーダにより、前記IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって所定の形状に広がる読取信号を、出力強度を変えながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す読取処理と、
前記読取処理で前記IDタグからタグ情報を読み出した場合の前記読取信号の出力強度と、どのタグリーダが前記タグ情報を読み出したかとから前記IDタグの位置を検出する位置検出処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする位置検出プログラム。 - 所定の領域内におけるID(IDentifier)タグの位置を検出する位置検出装置であり、
第1タグリーダにより、前記IDタグからタグ情報を読み出すための読取信号であって指向性を有する読取信号を所定の角度ずつずらしながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す第1読取部と、
前記第1タグリーダの設置位置と異なる位置に設置された第2タグリーダにより、前記読取信号を所定の角度ずつずらしながら前記所定の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出す第2読取部と、
前記第1読取部と前記第2読取部とが前記IDタグからタグ情報を読み出した場合における前記読取信号を放射した角度から前記IDタグの位置を処理装置により検出する位置検出部と
を備えることを特徴とする位置検出装置。 - 前記第2読取部は、複数の第2タグリーダの各第2タグリーダにより、前記読取信号を所定の角度ずつずらしながら前記所定の領域のうちそれぞれ異なる一部の領域内へ順次放射して、前記IDタグからタグ情報を読み出し、
前記位置検出部は、複数の第2タグリーダのどの第2タグリーダがタグ情報を読み出したかと、前記第1読取部と前記第2読取部とがタグ情報を読み出した場合における前記読取信号を放射した角度とから前記IDタグの位置を検出する
ことを特徴とする請求項6に記載の位置検出装置。
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