JP2007147445A - Icタグを利用した位置検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】数多くのレシーバや係員による読取作業を必要としないICタグを利用した位置検知システムを提供する。
【解決手段】交信エリアA内においてリーダ/ライタ1とICタグ2が検知装置3の指令で距離の長い無線による第1の交信を行い、交信エリアB(<A)内においてICタグ2同士が相対的に距離の短いプローブ信号による第2の交信を行う。ICタグ2には固定タグaと移動タグbの2つの使い方があり、固定タグaは直線または平面を等間隔に区分した座標の定点に設置し、移動タグbは「人」や「物」などの移動体に取り付ける。以上の構成で検知装置3がリーダ/ライタ1を介して収集した移動タグbのIDから移動タグbを取り付けた移動体を識別し、その隣接IDを参照して固定タグaを設置した座標番地を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IDの識別を非接触で行うICタグを利用して「人」や「物」の位置を検知する位置検知システムに関する。
近年、展示会場、オフィス、倉庫、工場などさまざまなロケーションでICタグを利用して「人」や「物」の位置を検知する位置検知システムへの関心が高まりつつある。
例えば展示会場やオフィスでは入館証や社員証にICタグを付与し、施設やオフィス内の壁や天井に設置したレシーバで利用者や社員の居場所を検知する。
あるいは倉庫や工場では在庫品や機械などの固定資産にICタグ(資産タグ)を貼り付け、倉庫や工場内の壁や柱にもICタグ(場所タグ)を貼り付けて係員がハンディリーダを持ち歩き、資産タグと場所タグの2つを読み取って在庫品や固定資産の有無と設置場所を検知する。
しかしながら展示会場やオフィスの例では施設やオフィス内にレシーバを多数設置する必要があり、システムの構築やメンテナンスに多大な費用がかかる。
倉庫や工場の例では係員が広い倉庫や工場内を歩き回り、各所に貼り付けた資産タグや場所タグにハンディリーダをかざして情報を読み取るので、多大な労力と時間を要する。
一方、2007年4月以降、110番通報など携帯電話からの緊急通報時に位置情報を発信して警察や消防に伝えるため、総務省の通信設備規則により携帯電話にGPS機能を搭載することが義務付けられる。
また、目的地までのルート検索や道案内などいわゆる歩行者ナビが可能なGPS携帯が急速に普及してきている。
ところがGPS携帯は屋内など衛星からの電波が届かない場所では測位が難しい。
そのため多数の利用者がいる地下街などではGPS携帯からの緊急通報時に位置情報を伝えることができなくなる。また、歩行者ナビサービスもできなくなる。
ところで本出願人は国際公開2005−069499号公報に開示されたICタグ同士が到達距離の短いプローブ信号を用いて交信し、同一至近距離圏内にあるICタグとその並び順を検出して相対位置関係を認識するICタグのロケーション認識装置および方法を既に出願している。
この同一至近距離圏内にある任意のICタグに位置情報を付与すると、ICタグの位置を個別に特定できるようになる。
国際公開2005−069499号公報
解決しようとする問題点は以上のような点であり、本発明は、既出願のICタグに位置情報を付与することにより、数多くのレシーバや係員による読取作業を必要としないICタグを利用した位置検知システムを提供することを第1目的とし、衛星からの電波が届かない場所でも位置情報の発信や歩行者ナビを可能にすることを第2目的とする。
そのため本発明は、リーダ/ライタの付いた検知装置と、ICタグを定点に設置した固定タグと、ICタグを移動体に取り付けた移動タグで構成し、リーダ/ライタと固定タグおよび移動タグが交信エリアA内において無線による第1の交信と、固定タグと移動タグが交信エリアB(<A)内においてプローブ信号による第2の交信を行い、前記固定タグは交信エリアB内にある移動タグに対してプローブ信号を発信する発信手段を備え、前記移動タグはプローブ信号を受信した相手の固定タグのID情報をメモリに保存する保存手段を備え、前記検知装置はリーダ/ライタを介して固定タグに対してプローブ信号の発信を指令する指令手段と、移動タグから自身のID情報とメモリに保存した相手の固定タグのID情報を取得する取得手段と、移動タグから取得した自身のID情報と相手の固定タグのID情報に基づいて移動タグの位置を特定する特定手段を備えてなることを第1の特徴とする。
また、前記移動タグは外部装置との接続回路を備え、これより前記プローブ信号を受信した相手の固定タグのID情報を外部装置へ伝達することを第2の特徴とする。
本発明は、リーダ/ライタの交信エリアA内にレシーバに比べ安価で取り付けが簡単な固定タグを多数設置することにより、あらゆる場所で固定タグと移動タグの近距離交信が可能になる。従って、数多くのレシーバを設置する必要がなくなる。
また、プローブ信号を受信した移動タグが自動的に相手の固定タグのID情報を取得して位置を検知するので、従来のように係員がハンディリーダをかざしてID情報を読み取る手間もなくなる。
また、緯度経度地点に固定タグを設置し、移動タグがプローブ信号を受信した固定タグのID情報を外部装置との接続回路を経由してGPS携帯などの外部装置へ伝達することにより、衛星からの電波が届かない場所でも測位が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に、本発明を実施したICタグを利用した位置検知システムの構成図を示す。
ICタグを利用した位置検知システムは、交信エリアA内においてリーダ/ライタ1とICタグ2が検知装置3の指令で距離の長い無線による第1の交信を行い、交信エリアB(<A)内においてICタグ2同士が相対的に距離の短いプローブ信号による第2の交信を行う。
第1の交信にはリーダ/ライタ1からICタグ2へ要求信号を送信するダウンリンク通信と、ICタグ2からリーダ/ライタ1へ応答信号を送信するアップリンク通信がある。
要求信号にはICタグ2から固有IDを読み取る固有ID読取コマンド、ICタグ2にプローブ信号の発信を指令するプローブ信号発信コマンド、ICタグ2から隣接IDを読み取る隣接ID読取コマンドがある。
応答信号にはICタグ2の固有IDを応答する固有ID応答と、ICタグ2の隣接IDを応答する隣接ID応答がある。
第2の交信にはICタグ2が発信したプローブ信号を同一交信エリアB内のICタグ2が受信する相互リンク通信がある。
プローブ信号には距離に比例して減衰する無指向性の電波、磁気、音、光などの伝播媒体を使用する。
プローブ信号に電波を使用する場合は、例えば第1の交信をASK変調方式で、第2の交信をFSK変調方式で行うなど通信によって異なる変調方式を採用する場合もある。
同様に、例えば第1の交信を13.56MHz帯あるいは2.45GHz帯で、第2の交信を125kHz帯あるいは13.56MHz帯で行うなど通信によって異なる周波数帯を使用する場合もある。
ICタグ2には固定タグaと移動タグbの2つの使い方があり、固定タグaは直線または平面を等間隔に区分した座標の定点に設置し、移動タグbは「人」や「物」などの移動体に取り付ける。
固定タグaは、移動タグbを取り付けた移動体のサイズと同程度の間隔で設置するのが望ましい。また、プローブ信号の到達距離は調整が可能で、固定タグaの設置間隔と同程度の長さに調整するのが好適である。
位置検知に当たり、事前にリーダ/ライタ1を座標の定点に設置した固定タグaにかざして順番にIDを読み取り、読み取ったIDを座標番地と対応させて位置テーブルに格納する。
あるいは、リーダ/ライタ1を座標の定点に設置した固定タグaにかざして順番に座標番地を書き込み、IDの代わりに座標番地を指定して固定タグaを呼び出してもよい。
また、事前にリーダ/ライタ1を移動体に取り付けた移動タグbにかざして順番にIDを読み取り、読み取ったIDを移動体番号と対応させて移動体テーブルに格納する。
あるいは、リーダ/ライタ1を移動体に取り付けた移動タグbにかざして移動体番号を書き込み、IDの代わりに移動体番号を指定して移動タグbを呼び出してもよい。
図2に、本発明を実施したICタグのブロック図を示す。
図はプローブ信号に電波を使用する場合の構成を示しているが、本発明はプローブ信号を電波に限定するものではない。
ICタグ2は、サーキュレータ20を介してアンテナTに接続する整流回路21、復調回路22、変調回路23、クロック回路24からなるダウンリンク・アップリンク通信部と、CPU25、メモリ26からなる制御部と、サーキュレータ20を介してアンテナTに接続する受信回路27、発信回路28からなる相互リンク通信部により構成され、インタフェース回路29を介してGPS携帯などの外部装置に接続する。
図では相互リンク通信部に受信回路27と発信回路28を併設しているが、いずれか一方だけにして発信専用あるいは受信専用としてもよい。
以上により、リーダ/ライタ1がICタグ2に要求信号を変調して電波を発射すると、ICタグ2のアンテナTに誘起電圧が発生する。
この誘起電圧を整流回路21が整流して動作電源とし、クロック回路24がその周波数を用いてIC同期用のクロックを生成する。
これよりIC回路に電力とクロックが供給されると、サーキュレータ20の順方向にある復調回路22がクロックに同期させながら要求信号を復調し、それをCPU25が解析して要求信号に応じた応答信号を生成し、それを変調回路23が変調してサーキュレータ20の順方向にあるアンテナTを経由してリーダ/ライタ1に送信する。
ICタグ2はリーダ/ライタ1の電波を検波して励起電圧を発生し、それを整流して動作電源とする。比較的長い通信距離を安定して確保する場合は電池を内蔵したアクティブタイプのものを使用することもある。
同時に、近隣のICタグ2にサーキュレータ20を経由して発信回路28がプローブ信号を発信し、それを近隣のICタグ2の受信回路27が受信してその信号強度を検出し、A/D変換された信号強度をCPU25に入力する。
CPU25は、信号強度が所定レベル以上のときは、リーダ/ライタ1から伝達された発信元ICタグ2のIDを隣接IDとしてメモリ26に保存する。
プローブ信号は、固定タグaと移動タグbのうちのいずれか一方だけが発信し、他方は受信だけ行うが、以下は固定タグaを発信専用とし、移動タグbを受信専用とした場合について説明する。
位置検知に当たり、事前に位置テーブルや移動体テーブルを作成する場合は固定タグaや移動タグbのIDは既知であるが、そうでない場合は未知となる。
その場合、未知のIDを探し出すため、固定タグaや移動タグbに対して応答許可条件としてIDの読取範囲を指定して要求信号を送信し、応答許可条件に適合したタグだけが応答するようにリーダ/ライタ1との間でアンチコリジョン(衝突防止)制御を行う。
このとき移動タグb(または固定タグa)に対して要求信号を送信する場合、指定した読取範囲にあるIDを有する固定タグa(または移動タグb)が応答しないように、事前に固定タグa(または移動タグb)に対してリーダ/ライタ1への応答を禁止するモードを設定する。あるいは固定タグaと移動タグbに「固定」または「移動」の識別フラグを持たせ、応答許可条件としてIDの読取範囲の他にこの識別フラグを指定してもよい。
応答が衝突すると情報の読み取り/書き込みができないばかりでなく、最悪の場合は、書き込み時に固定タグaや移動タグbのデータを破壊してしまうおそれがある。
従って、情報の読み取り/書き込みはアンチコリジョン制御により、固定タグaや移動タグbが単独応答したときのみ行う。
応答が複数か単独かの識別は、応答が重複すると受信信号のビットパターンに乱れが生じることから、サイクリックチェックコード(CRC)などを使用して受信信号のビットパターンをチェックし、誤りを検出したときは複数の応答があったと判断する。
自由空間では、図3に示すように、発信側の固定タグaが発信するプローブ信号の送信電力Pt(W)が一定の場合、受信側の移動タグbが受信する受信電圧E(V/m)は発信側の固定タグaとの間の距離d(m)に反比例して高くなる。
その結果、発信側の固定タグaとの間の距離dが短くなる(d1>d2>d3となる)ほど、受信側の移動タグbが受ける受信電圧Eは大きくなる(E1<E2<E3となる)。
従って、あらかじめ調整したレベルの受信電圧Eを検出したときは、その移動タグbが発信元の固定タグaを設置した座標点の近傍にあることが分かる。
図4に、位置検知のシーケンスフローを示す。
以下、事前に位置テーブルを作成して固定タグaのIDは既知であるが、移動タグbのIDは未知である場合について説明する。
最初にリーダ/ライタ1が位置テーブルを参照して番地順にIDを指定し、プローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、移動タグbが指定されたIDを隣接IDとしてメモリ26に一時保存し、同時に指定されたIDの固定タグaが近隣の移動タグbへプローブ信号を発信する。
ここで所定レベル以上のプローブ信号を受信した移動タグbは、メモリ26に一時保存した隣接IDを確定保存する。
次に、リーダ/ライタ1がIDの読取範囲を指定して固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、指定された読取範囲の移動タグbが自身のIDを返信する。
次に、リーダ/ライタ1が返信されたIDを指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、指定されたIDの移動タグbがメモリ26に確定保存した隣接IDを返信する。
最後に検知装置3がリーダ/ライタ1を介して収集した移動タグbのIDから移動タグbを取り付けた移動体を識別し、その隣接IDを参照して固定タグaを設置した座標番地を特定する。
図5のフローチャートを参照してリーダ/ライタ1の動作を説明する。
以下、事前に位置テーブルを作成して固定タグaのIDは既知であるが、移動タグbのIDは未知である場合について説明する。
また、中で行うアンチコリジョン制御は、本出願人が既に特願2004−38621において開示した方法によるが、他の方法でもよく、本発明はこれに限定するものではない。
まず、ステップ101において位置テーブルから番地順に固定タグaのIDを読み出し、次のステップ102でそのIDを指定してプローブ信号発信コマンドを固定タグaへ送信する。
次のステップ103では位置テーブルが終了したかどうかを判定し、終了した場合は次のステップ104に進み、そうでなければステップ101戻って次のIDを読み出す。
次のステップ104では応答許可条件として最大読取範囲を指定し、次のステップ105で固有ID読取コマンドを移動タグbへ送信する。
次のステップ106では移動タグbからの応答があるかどうかを判定し、応答がある場合は次のステップ107に進み、そうでなければ先のステップ111に進む。
次のステップ107では応答が単独応答か複数応答かを判定し、単独応答の場合は次のステップ108に進み、そうでなければステップ113に進む。
次のステップ108では応答した移動タグbの固有IDを読み取り、次のステップ109でそのIDを指定して隣接ID読取コマンドを移動タグbへ送信する。
次のステップ110で応答した移動タグbの隣接IDを読み取り、複数ある場合はそれを順番にメモリに保存する。
次のステップ111では読取範囲を拡大し、次のステップ112で取範囲が最大読取範囲をオーバしたかどうかを判定する。
最大読取範囲をオーバした場合は処理を終了し、そうでなければステップ105に戻って次の固有ID読取コマンドを移動タグbへ送信する。
ステップ113では読取範囲を縮小し、ステップ105に戻って次の固有ID読取コマンドを移動タグbへ送信する。
図6のフローチャートを参照してICタグ2の動作を説明する。
ICタグ2はリーダ/ライタ1の要求信号を受信したときに起動され、まず、ステップ201において要求信号が固有ID読取コマンドかどうかを判定し、固有ID読取コマンドの場合は次のステップ202に進み、そうでなければステップ204に進む。
次のステップ202では自分のIDが指定された読取範囲内にあるかどうかを判定し、読取範囲内にある場合は次のステップ203に進み、そうでなければ処理を終了する。
次のステップ203では自分のIDをリーダ/ライタ1に返信し、処理を終了する。
ステップ204では要求信号がプローブ信号発信コマンドかどうかを判定し、プローブ信号発信コマンドの場合は次のステップ205に進み、そうでなければステップ212に進む。
次のステップ205では自分のIDが指定されたかどうかを判定し、指定された場合は次のステップ206に進み、そうでなければステップ207に進む。
次のステップ206では他のICタグ2へプローブ信号を発信し、処理を終了する。
ステップ207ではリーダ/ライタ1が指定したIDを隣接IDとしてメモリ26に一時保存する。
次のステップ208では他のICタグ2が発信したプローブ信号を検出したかどうかを判定し、検出した場合は次のステップ209に進み、そうでなければステップ211に進む。
次のステップ209ではメモリ26に一時保存した隣接IDを確定保存し、次のステップ210でインタフェース回路29を介して隣接IDを外部装置へ出力する。
ステップ211ではメモリ26に一時保存した隣接IDの保存状態を解除する。
ステップ212では要求信号が隣接ID読取コマンドかどうかを判定し、隣接ID読取コマンドの場合は次のステップ213に進み、そうでなければ処理を終了する。
次のステップ213では自分のIDが指定されたかどうかを判定し、指定された場合は次のステップ214に進み、そうでなければ処理を終了する。
次のステップ214ではメモリ26に確定保存した隣接IDを複数ある場合は順番に読み出してリーダ/ライタ1に返信し、次のステップ215ではメモリ26に確定保存したすべての隣接IDの保存状態を解除し、処理を終了する。
以下、本発明の第1実施例について説明する。
本実施例は、平面上にランダムに並べた品物の位置を検知するもので、図7に示すように、平面を升目状に区分し、升目の中心に例えば7、6、3、5の固定タグaを設置し、その上に2、4、1、8の移動タグbを取り付けた品物をランダムに並べる。
そして交信エリアA内においてリーダ/ライタ1と固定タグaおよび移動タグbが通信距離数mの無線による第1の交信を行い、交信エリアB内において固定タグaと移動タグbが通信距離数cmのプローブ信号による第2の交信を行う。
図8に、本実施例のシーケンスフローを示す。
以下、事前に位置テーブルを作成して固定タグaのIDは既知であるが、移動タグbのIDは未知である場合について説明する。
リーダ/ライタ1は、最初に7を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbがメモリ26に隣接IDとして7を一時保存し、7の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、2の移動タグbがプローブ信号を受信し、一時保存した7を確定保存する。
プローブ信号を受信しない4、1、8は一時保存を解除する。
次に、6を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbがメモリ26に隣接IDとして6を一時保存し、6の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、2の移動タグbがプローブ信号を受信し、先の7に加え一時保存した6を確定保存する。
プローブ信号を受信しない4、1、8は一時保存を解除する。
次に、3を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbがメモリ26に隣接IDとして3を一時保存し、3の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、4、1の移動タグbがプローブ信号を受信し、一時保存した3を確定保存する。プローブ信号を受信しない2、8は一時保存を解除する。
次に、5を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbがメモリ26に隣接IDとして5を一時保存し、5の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、1、8の移動タグbがプローブ信号を受信し、1は先の3に加え1、8が一時保存した5を確定保存する。
次に、リーダ/ライタ1は移動タグbに対し、最大読取範囲1〜8を指定して固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbが応答する。
次に、応答が複数あるので、読取範囲を縮小して読取範囲1〜4の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2、4、1の移動タグbが応答する。
次に、応答が複数あるので、読取範囲をさらに縮小して読取範囲1〜2の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2、1の移動タグbが応答する。
次に、応答が複数あるので、読取範囲をさらに縮小して読取範囲1〜1の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、1の移動タグbだけが応答する。
ここで応答が単独なので、1を検出番号として読み取り、次に1を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、1の移動タグbがメモリ26に保存した3、5を返信し、確定保存を解除する。
ここで3、5を隣接IDとして読み取り、次に読取範囲をシフトして読取範囲2〜2の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbだけが応答する。
ここで応答が単独なので、2を検出番号として読み取り、次に2を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に保存した7、6を返信し、確定保存を解除する。
ここで7、6を隣接IDとして読み取り、次に読取範囲を拡大して読取範囲3〜4の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、4の移動タグbだけが応答する。
ここで応答が単独なので、4を検出番号として読み取り、次に4を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、4の移動タグbがメモリ26に保存した3を返信し、確定保存を解除する。
ここで3を隣接IDとして読み取り、次に読取範囲を拡大して読取範囲5〜8の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、8の移動タグbだけが応答する。
ここで応答が単独なので、8を検出番号として読み取り、次に8を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、8の移動タグbがメモリ26に保存した5を返信し、確定保存を解除する。
ここで5を隣接IDとして読み取り、次にリーダ/ライタ1は読取範囲を拡大するが最大読取範囲1〜8をオーバするので固有IDと隣接IDの読み取りを終了する。
最後に、検知装置3がリーダ/ライタ1を介して収集した移動タグbの隣接IDを参照して移動タグbを取り付けた品物の位置を特定する。
すなわち、1の移動タグbの隣接IDが3、5なので、1の移動タグbを取り付けた品物は先にきた隣接IDを優先する場合は3の固定タグaを設置した升目、そうでない場合は3、5の固定タグaを設置した升目の境界にあることが分かる。
同様に、2の移動タグbは7の升目、あるいは7と6の升目の境界、4の移動タグbは3の升目、8の移動タグbは5の升目にあることが分かる。
以下、本発明の第2実施例について説明する。
本実施例は、試験会場などにおいて受験者の座席を検知するもので、図9に示すように、会場の机に例えば7、6、3、5の固定タグaを設置し、その席に2、4、1、8の移動タグbを取り付けた受験票を持った受験者が着座する。
そして交信エリアA内においてリーダ/ライタ1と固定タグaおよび移動タグbが通信距離数mの無線による第1の交信を行い、交信エリアB内において固定タグaと移動タグbが通信距離数cmのプローブ信号による第2の交信を行う。
本実施例はこの他、例えば将棋盤の升目に置かれた駒、碁盤の目に置かれた碁石など、固定タグaと移動タグbが1対1に対応する場面に適用できる。
図10に、本実施例のシーケンスフローを示す。
以下、事前に位置テーブルを作成して固定タグaのIDは既知であるが、移動タグbのIDは未知である場合について説明する。
リーダ/ライタ1は、最初に7を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbがメモリ26に隣接IDとして7を一時保存し、7の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、2の移動タグbがプローブ信号を受信し、一時保存した7を確定保存する。
プローブ信号を受信しない4、1、8は一時保存を解除する。
次に、6を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbがメモリ26に隣接IDとして6を一時保存し、6の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、4の移動タグbがプローブ信号を受信し、一時保存した6を確定保存する。
プローブ信号を受信しない2、1、8は一時保存を解除する。
次に、3を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbがメモリ26に隣接IDとして3を一時保存し、3の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、1の移動タグbがプローブ信号を受信し、一時保存した3を確定保存する。
プローブ信号を受信しない2、4、8は一時保存を解除する。
次に、5を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、8の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして5を一時保存し、5の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、8の移動タグbがプローブ信号を受信し、一時保存した5を確定保存する。
プローブ信号を受信しない2、4、1は一時保存を解除する。
次に、リーダ/ライタ1は移動タグbに対し、最大読取範囲1〜8を指定して固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、すべての移動タグbが応答する。
次に、応答が複数あるので、読取範囲を縮小して読取範囲1〜4の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2、4、1の移動タグbが応答する。
次に、応答が複数あるので、読取範囲をさらに縮小して読取範囲1〜2の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2、1の移動タグbが応答する。
次に、応答が複数あるので、読取範囲をさらに縮小して読取範囲1〜1の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、1の移動タグbだけが応答する。
ここで応答が単独なので、1を検出番号として読み取り、次に1を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、1の移動タグbがメモリ26に保存した3を返信し、確定保存を解除する。
ここで3を隣接IDとして読み取り、次に読取範囲をシフトして読取範囲2〜2の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbだけが応答する。
ここで応答が単独なので、2を検出番号として読み取り、次に2を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に保存した7を返信し、確定保存を解除する。
ここで7を隣接IDとして読み取り、次に読取範囲を拡大して読取範囲3〜4の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、4の移動タグbだけが応答する。
ここで応答が単独なので、4を検出番号として読み取り、次に4を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、4の移動タグbがメモリ26に保存した6を返信し、確定保存を解除する。
ここで6を隣接IDとして読み取り、次に読取範囲を拡大して読取範囲5〜8の固有ID読取コマンドを送信する。
これに対し、8の移動タグbだけが応答する。
ここで応答が単独なので、8を検出番号として読み取り、次に8を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、8の移動タグbがメモリ26に保存した5を返信し、確定保存を解除する。
ここで5を隣接IDとして読み取り、次にリーダ/ライタ1は読取範囲を拡大するが最大読取範囲1〜8をオーバするので固有IDと隣接IDの読み取りを終了する。
最後に、検知装置3がリーダ/ライタ1を介して収集した移動タグbの隣接IDを参照して移動タグbを取り付けた受験票を持つ受験者の座席を特定する。
すなわち、1の移動タグbの隣接IDが3なので、1の移動タグbを取り付けた受験票を持つ受験者は3の固定タグaを設置した座席にいることが分かる。
同様に2は7、4は6、8は5の固定タグaを設置した座席にいることが分かる。
以下、本発明の第3実施例について説明する。
本実施例は、衛星からの電波が届かない地下街などにいる歩行者の居場所を検知するもので、図11に示すように、地下街の各ポイントに例えば7、6、3、5の固定タグaを設置し、地下街の中を2の移動タグbを取り付けた歩行者が任意に移動する。
そして交信エリアA内においてリーダ/ライタ1と固定タグaおよび移動タグbが通信距離数mの無線による第1の交信を行い、交信エリアB内において固定タグaと移動タグbが通信距離数十cmから1乃至2mのプローブ信号による第2の交信を行う。
図12に、本実施例のシーケンスフローを示す。
以下、事前に位置テーブルと移動体テーブルを作成して固定タグaと移動タグbのIDは既知である場合について説明する。
リーダ/ライタ1は、最初に7を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして7を一時保存し、7の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、プローブ信号を受信する移動タグbは存在しない。
プローブ信号を受信しない2は一時保存を解除する。
次に、6を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして6を一時保存し、6の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、2の移動タグbがプローブ信号を受信し、一時保存した6を確定保存する。
次に、3を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして3を一時保存し、3の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、2の移動タグbがプローブ信号を受信し、先の6に加え一時保存した3を確定保存する。
次に、5を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして5を一時保存し、5の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、プローブ信号を受信する移動タグbは存在しない。
プローブ信号を受信しない2は一時保存を解除する。
次に、リーダ/ライタ1は移動タグbに対し、2を指定して隣接ID読取コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbが隣接IDとしてメモリ26に保存した6、3を返信し、確定保存を解除する。
ここでリーダ/ライタ1は6、3を隣接IDとして読み取り、以上で隣接IDの読み取りを終了する。
最後に、検知装置3がリーダ/ライタ1を介して収集した移動タグbの隣接IDを参照して移動タグbを取り付けた歩行者の居場所を特定する。
すなわち、2の移動タグbの隣接IDが6、3なので、2の移動タグbを取り付けた歩行者は先にきた隣接IDを優先する場合は6の固定タグaを設置したポイント、そうでない場合は6、3の固定タグaを設置したポイントの境界にいることが分かる。
以下、本発明の第4実施例について説明する。
本実施例は、衛星からの電波が届かない地下街などにおいて歩行者ナビサービスを行うもので、図13に示すように、地下街の緯度経度地点に例えば7、6、3、5の固定タグaを設置し、地下街の中を2の移動タグbを取り付けた携帯ナビ4を持った歩行者が自由に歩き回る。
そして交信エリアA内においてリーダ/ライタ1と固定タグaおよび移動タグbが通信距離数mの無線による第1の交信を行い、交信エリアB内において固定タグaと移動タグbが通信距離数十cmから1乃至2mのプローブ信号による第2の交信を行う。
図14に、本実施例のシーケンスフローを示す。
以下、事前に位置テーブルと移動体テーブルを作成して固定タグaと移動タグbのIDは既知である場合について説明する。
リーダ/ライタ1は、最初に7を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして7を一時保存し、7の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、プローブ信号を受信する移動タグbは存在しない。
プローブ信号を受信しない2は一時保存を解除する。
次に、6を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして6を一時保存し、6の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、2の移動タグbがプローブ信号を受信し、インタフェース回路29を介してメモリ26に一時保存した6を携帯ナビ4へ出力する。
携帯ナビ4は、6の固定タグaを設置した緯度経度地点をGPSの位置情報として認識し、ナビゲーション画面を更新する。
次に、3を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして3を一時保存し、3の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、2の移動タグbがプローブ信号を受信し、インタフェース回路29を介してメモリ26に一時保存した3を先の6に続いて携帯ナビ4へ出力する。
携帯ナビ4は、3の固定タグaを設置した緯度経度地点を新たなGPSの位置情報として認識し、ナビゲーション画面を更新する。
次に、5を指定してプローブ信号発信コマンドを送信する。
これに対し、2の移動タグbがメモリ26に隣接IDとして5を一時保存し、5の固定タグaがプローブ信号を発信する。
これに対し、プローブ信号を受信する移動タグbは存在しない。
プローブ信号を受信しない2は一時保存を解除する。
以上の処理を繰り返して最新の位置情報を継続的に携帯ナビ4へ出力する。
これにより衛星からの電波が届かない場所でも測位が可能になり、緊急時における位置情報の発信や歩行者ナビなどのサービスが屋内外を問わずシームレスに可能になる。
また、測位に必要な電力がリーダ/ライタ1から供給されるので、従来に比べ携帯ナビ4の消費電力を大幅に節減できる。
本発明を実施したICタグを利用した位置検知システムの構成図である。 本発明を実施したICタグのブロック図である。 距離dによる受信電圧Eの変化を示す図である。 位置検知のシーケンスフローである。 リーダ/ライタの動作を説明するフローチャートである。 ICタグの動作を説明するフローチャートである。 第1実施例の構成図である。 第1実施例のシーケンスフローである。 第2実施例の構成図である。 第2実施例のシーケンスフローである。 第3実施例の構成図である。 第3実施例のシーケンスフローである。 第4実施例の構成図である。 第4実施例のシーケンスフローである。
符号の説明
1 リーダ/ライタ
2 ICタグ
20 サーキュレータ
21 整流回路
22 復調回路
23 変調回路
24 クロック回路
25 CPU
26 メモリ
27 受信回路
28 発信回路
29 インタフェース回路
3 検知装置
4 携帯ナビ
T アンテナ
a 固定タグ
b 移動タグ

Claims (6)

  1. リーダ/ライタの付いた検知装置と、
    ICタグを定点に設置した固定タグと、
    ICタグを移動体に取り付けた移動タグと、
    で構成し、
    リーダ/ライタと固定タグおよび移動タグが交信エリアA内において無線による第1の交信と、
    固定タグと移動タグが交信エリアB(<A)内においてプローブ信号による第2の交信を行い、
    前記固定タグは、
    交信エリアB内にある移動タグに対してプローブ信号を発信する発信手段を備え、
    前記移動タグは、
    プローブ信号を受信した相手の固定タグのID情報をメモリに保存する保存手段を備え、
    前記検知装置は、
    リーダ/ライタを介して固定タグに対してプローブ信号の発信を指令する指令手段と、
    移動タグから自身のID情報とメモリに保存した相手の固定タグのID情報を取得する取得手段と、
    移動タグから取得した自身のID情報と相手の固定タグのID情報に基づいて移動タグの位置を特定する特定手段と、
    を備えてなることを特徴とするICタグを利用した位置検知システム。
  2. 前記移動タグは外部装置との接続回路を備え、
    これにより前記プローブ信号を受信した相手の固定タグのID情報を外部装置へ伝達することを特徴とする請求項1記載のICタグを利用した位置検知システム。
  3. 前記プローブ信号の到達距離は調整が可能で、
    前記固定タグを設置した定点の間隔と略同じ長さに調整されることを特徴とする請求項1記載のICタグを利用した位置検知システム。
  4. 前記固定タグを設置した定点の間隔は前記移動体のサイズによって異なる長さに設定されることを特徴とする請求項1記載のICタグを利用した位置検知システム。
  5. 前記プローブ信号は距離に比例して減衰する無指向性の電波、磁気、音、光のいずれかを伝播媒体とするものであることを特徴とする請求項1記載のICタグを利用した位置検知システム。
  6. リーダ/ライタの付いた検知装置と、
    ICタグを定点に設置した固定タグと、
    ICタグを移動体に取り付けた移動タグと、
    で構成し、
    リーダ/ライタと固定タグおよび移動タグが交信エリアA内において無線による第1の交信と、
    固定タグと移動タグが交信エリアB(<A)内においてプローブ信号による第2の交信を行い、
    前記移動タグは、
    交信エリアB内にある固定タグに対してプローブ信号を発信する発信手段を備え、
    前記固定タグは、
    プローブ信号を受信した相手の移動タグのID情報をメモリに保存する保存手段を備え、
    前記検知装置は、
    リーダ/ライタを介して移動タグに対してプローブ信号の発信を指令する指令手段と、
    固定タグから自身のID情報とメモリに保存した相手の移動タグのID情報を取得する取得手段と、
    固定タグから取得した自身のID情報と相手の移動タグのID情報に基づいて移動タグの位置を特定する特定手段と、
    を備えてなることを特徴とするICタグを利用した位置検知システム。
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