JP2010113904A - 面状発光装置、電子機器、及び面状発光装置の製造方法 - Google Patents

面状発光装置、電子機器、及び面状発光装置の製造方法 Download PDF

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賢治 西脇
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Abstract

【課題】簡便に導光シートを位置決めして配置することができ、かつ、この光源に損傷が生じ難い面状発光装置を提供すること。
【解決手段】本発明の面状発光装置10は、基板1と、基板1の一面1aに配された光源2と、光源2からの光が側面3aに導入されるように、基板1の一面1a側に配された導光シート3とからなり、光源2は、導光シート3の側面3aから離間して配され、基板1には、導光シート3を適切な位置に配するための位置決め手段4が複数設けられ、導光シート3には、それぞれの位置決め手段4と対応する位置に、その厚さ方向に沿って第一貫通孔3hが設けられ、第一貫通孔3hが位置決め手段4と嵌合するように、基板1の一面1a側に、導光シート3が配されている。
【選択図】図1

Description

本発明は面状発光装置に係り、より詳しくは、導光シートの位置決めが容易で、かつ、光源に損傷が生じ難い面状発光装置及びこの面状発光装置を備えた電子機器と、前記面状発光装置の製造方法とに関する。
種々の電子機器において、夜間や暗所でのキー操作向上のため、キートップを背面から照光する面状発光装置が広く用いられている。この面状発光装置を使用した表示装置は、装置の薄型化、軽量化を目的に、液晶表示装置をはじめとして各種の表示装置に使用されている。
この面状発光装置は、例えば特許文献1〜8に示すように、様々な改良がなされている。
典型的な構造として、図12に特許文献1に記載の面状発光装置100の構造を示す。この構造では、管状ライト(光源)107から出射した光が板状導光体103内を通り、導光出射面105から出射し、表示パネル104を照光する。しかしながら、この構造では、光源107を固定する構造が非常に複雑となる問題がある。
また、特許文献2〜4に記載の面状発光装置の構造では、LEDが実装されている基板やLED、導光部材の固定が不安定であるため、振動等により、これらの部品に位置ずれが生じて光量にばらつき等が生じ、信頼性の低いものになってしまう。また、導光部材が動くことにより、光源を破損してしまう虞や、組立作業者の技量により導光部材の位置はまちまちとなり、導光部材に光源から入る光の量は、製品によりばらつきがでてしまう虞がある。また、特許文献5,6,8に記載の構造では、LEDが導光板や枠体と接して配されているため、導光板や枠体から力がかかってしまい、光源の故障につながる虞があった。
特許文献7には、図13に示すように、光源112は回路基板114上に実装され、導光板113は突起部118を備えており、回路基板114に設けた位置決め穴116と係合する構造の面状発光装置110が開示されている。また、突起部118は、位置決め穴116に挿入した状態で、相対的に移動可能とされている。この構造では、光源112の実装ずれに対して、導光板113をスライドさせて位置合わせを行うとしている。しかしながら、導光板113側に位置決め用の突起部118が備えられているために、加工に手間等がかかり、コスト高になってしまう。また、フレームに突起を設ける例も記載されているが、この場合だと、基板とフレームとの間に他の部材を収納する際に制約が生じてしまう。
特開2000−315414号公報 特開2007−19024号公報 特開平09−81050号公報 特開平11−215302号公報 特開2003−57650号公報 特開2004−6081号公報 特開2004−184493号公報 特開2004−213943号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、簡便に導光シートを位置決めして配置することができ、かつ、この光源に損傷が生じ難い面状発光装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の面状発光装置は、基板と、前記基板の一面に配された光源と、前記光源からの光が側面に導入されるように、基板の一面側に配された導光シートとからなる面状発光装置であって、前記光源は、前記導光シートの前記側面から離間して配され、前記基板には、導光シートを適切な位置に配するための位置決め手段が複数設けられ、前記導光シートには、それぞれの前記位置決め手段と対応する位置に、その厚さ方向に沿って第一貫通孔が設けられ、前記第一貫通孔が前記位置決め手段と嵌合するように、前記基板の一面側に、前記導光シートが配されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の面状発光装置は、請求項1において、前記位置決め手段が、前記基板に配された突起とされてなることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の面状発光装置は、請求項1において、前記位置決め手段が、前記基板に配された第二貫通孔とされてなることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の面状発光装置は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記基板と前記導光シートとが、粘着材により固定されていることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の面状発光装置は、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記導光シートにはその厚さ方向に沿って第三貫通孔が形成され、前記光源は、前記第三貫通孔内に配され、かつ、前記第三貫通孔の内壁と離間して配されていることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の面状発光装置は、請求項1〜5のいずれかにおいて、前記導光シートが可撓性を有していることを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の面状発光装置は、請求項6において、前記基板の一面に、複数のスイッチ素子が配されていることを特徴とする。
本発明の請求項8に記載の面状発光装置は、請求項7において、前記導光シートには、前記スイッチ素子と嵌合するそれぞれの位置に、光取り出し部が配されていることを特徴とする。
本発明の請求項9に記載の面状発光装置は、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記導光シートが前記基板と対向する面に、反射シートが配されていることを特徴とする。
本発明の請求項10に記載の面状発光装置は、請求項9において、前記反射シートの一面に、複数のスイッチ素子が配されていることを特徴とする。
本発明の請求項11に記載の面状発光装置は、請求項10において、前記スイッチ素子がメタルドームであることを特徴とする。
本発明の請求項12に記載の面状発光装置は、請求項11において、前記メタルドームと電気的に接続される電極が、基板の一面に配されていることを特徴とする。
本発明の請求項13に記載の面状発光装置は、請求項11において、前記メタルドームと電気的に接続される電極を有した導電基板が、前記基板の他面に配されていることを特徴とする。
本発明の請求項14に記載の電子機器は、請求項1〜13のいずれかに記載の面状発光装置を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項15に記載の電子記は、請求項14において、前記電子機器が携帯端末であることを特徴とする。
本発明の請求項16に記載の面状発光装置の製造方法は、基板と、前記基板の一面に配された光源と、前記光源からの光が側面に導入されるように、基板の一面側に配された導光シートとからなり、前記光源は、前記導光シートの前記側面から離間して配され、前記基板には、導光シートを適切な位置に配するための第二貫通孔が複数設けられ、前記導光シートには、それぞれの前記位置決め手段と対応する位置に、その厚さ方向に沿って第一貫通孔が設けられ、前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とが連通するように、前記基板の一面側に、前記導光シートが配され、前記基板と前記導光シートとが粘着材により固定されてなる面状発光装置の製造方法であって、前記光源が配された前記基板の一面に、前記導光シートを重ねる工程と、前記導光シートに形成された前記第一貫通孔と、前記基板に形成された前記第二貫通孔とが連通するように、前記導光シートの位置決めを行なう工程と、前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とが連通してなる貫通孔に、前記ピンを挿入する工程と、前記基板と前記導光シートとを前記粘着材により固定する工程と、前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とが連通してなる貫通孔から、前記ピンを抜き取る工程とを有することを特徴とする。
本発明の面状発光装置によれば、基板に配された位置決め手段と導光シートに設けられた第一貫通孔との嵌合により、導光シートの位置決めが行える。そのため、簡便に、かつ精確に位置合わせを行える。ゆえに、光源と導光シートとの距離が安定し、各面状発光装置において、導光シートの発光面の輝度のばらつきを小さくできる。また、各面状発光装置の光源と導光シートとの離間距離は、精度よく保たれている。そのため、仮に、導光シートに熱等により膨張が生じた場合であっても、各面状発光装置における光源と導光シートとの離間距離は、膨張した導光シートから力が加わることがない距離とすることができる。以上より、製造ロットの違う面状発光装置においても、光源の損傷や輝度のばらつき等が生じ難い、品質が一定な面状発光装置を提供できる。
以下、本発明を、図面を参照して詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に関る面状発光装置10A(10)を模式的に示した図である。図1(a)は斜視図、図1(b)は斜視分解図である。本実施形態における面状発光装置10Aは、基板1と、基板1の一面1a上の端部側に配された光源2と、光源2からの光が側面3aに導入されるように、基板1の一面1a上に配された導光シート3とから概略構成されている。また、光源2は、導光シート3の側面3aから離間して配され、基板1には、導光シート3を適切な位置に配するための位置決め手段4が複数設けられ、導光シート3には、位置決め手段4に対応するそれぞれの位置であって、導光シート3の四隅の部分に、その厚さ方向に導光シート3を貫通する第一貫通孔3hが設けられ、第一貫通孔3hが前記位置決め手段と嵌合するように、導光シート3が基板1の一面1a上に配されている。本実施形態において、位置決め手段4とは、導光シート3の各第一貫通孔3hと嵌合するように、基板の一面1aに配された突起(ピン)4である。以下、面状発光装置10Aを更に詳細に説明する。
基板1は、特に限定されるものではなく、ガラスエポキシのような硬質のもの、あるいは、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ウレタン樹脂等の可撓性を有したものを用いることができる。
光源2としては、発光ダイオード(以下、LEDという)、冷陰極管等などの発光素子が使用できるが、薄型で指向性が高いことからLEDが好ましい。
光源2は、この例では平面視長方形状の基板1の短辺側の側面3aから離間して設けられている。側面3aからの離間距離は、例えば100〜1000μmとすることができる。この範囲程度、光源2が導光シート3から離間して配置されることによって、仮に、温度等によって導光シート3の膨張が生じた場合であっても、導光シート3から光源2に力が加わることがない。そのため、光源2の損傷が抑制される。
光源2は、半田付けなどにより基板1の一面1a上に固定することができる。
光源2には電源を供給する必要がある。そのため、光源2には、端子(図中、非表示)を設け、半田付けにより基板1に固定することが望ましい。光源2に端子を設けて基板1に配することで、この端子を、電源の供給源と光源2との位置決め機構として利用できる。また、光源2を半田により基板1に固定することで、半田のセルフアライメント機構により、精度よく、光源2の位置決めと基板1への固定とができる。そのため、光源2と導光シート3との距離が各面状発光装置で安定し、それぞれの面状発光装置における、発光面の輝度のばらつきを低減できる。
導光シート3は、光源2からの光を導くものである。導光シート3の材料は、ポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリイミド系樹脂からなる群から選択される1以上が好ましい。ポリウレタン系樹脂は安価に提供でき、ポリカーボネート系樹脂やアクリル系樹脂は成型性に優れており、シリコーン系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂は長期信頼性に優れている。
導光シート3の厚さは、例えば1mm以下、好ましくは0.2mm以下とすることができる。
位置決め手段4は、本実施形態においては、基板1の一面1aに配された突起(ピン)4である。これらのピン4が、導光シート3の四隅に設けられた第一貫通孔3hに挿入されることで、光源2が配された基板1と導光シート3とを位置精度よく配置できる。ピン4と基板1との固定は、基板1の一面1aにピン4を固定できれば、その方法は特に限定されるものではないが、例えば半田固定用のパッドを用意し、半田リフローによりピン4を基板1の一面1aに固定できる。この際、半田のセルフアライメント機能により、ピン4を精度よく基板1の一面1aに固定できる。そのため、導光シート3を精度よく位置決めでき、導光シート3の発光面の輝度のばらつきを小さくできる。また、汎用のマウンター・リフローなどを使ってピン4を基板1に固定できるため、作業効率の向上が図れる。また、導光シート3の固定構造が簡便であるため、コストの低下が図れる。また、電子機器等に実装する際には、他の電子部品と一括して実装できる。
本実施形態の面状発光装置10Aによれば、基板1に配されたピン1と導光シート3に設けられた第一貫通孔3hとの嵌合により、導光シート3の位置決めと固定とが行える。そのため、より簡便に、かつ精確に位置合わせを行え、導光シート3が基板1に固定された後は、位置ずれを防止できる。そのため、導光シート3が位置ずれして、光源2に損傷を与えることが抑制される。さらに、光源2と導光シート3との距離が安定し、導光シート3の発光面の輝度のばらつきを小さくできる。また、導光シート3を基板1に重ね合わせるだけの操作で精度よく固定できるため、作業効率の向上が図れる。また、各部品を固定するための構造が簡便であり、コストの低下を図れる。
<第2実施形態>
図2は、本発明の第2実施形態に関る面状発光装置10B(10)を模式的に示した図である。図2(a)は斜視図、図2(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Bが第1実施形態の面状発光装置10Aと異なる点は、位置決め手段が、基板1に配された第二貫通孔1hを備えた点である。
第二貫通孔1hは、基板1上の所定の位置に導光シート3が配された際に、導光シート3に設けられた第一貫通孔3hと連通する。連通した貫通孔内にピン等の固定冶具5(以下、ピン5ということがある)を挿入することで、光源2が配された基板1上に、導光シート3を精度よく位置合わせできる。
本実施形態の面状発光装置によれば、導光シート3に設けられた第一貫通孔3hと、基板1に設けられた第二貫通孔1hと、お互いの貫通孔3h、1hが連通した際に挿入するピン等の固定冶具5により、導光シート3の位置決めができる。そのため、上述した第1実施形態で得られる効果に加え、基板1の構造を第1実施形態のものよりも、簡便にすることができ、生産性の向上が図れる。
<第3実施形態>
図3は、本発明の第3実施形態に関る面状発光装置10C(10)を模式的に示した図である。図3(a)は斜視図、図3(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Cが第2実施形態の面状発光装置10Bと異なる点は、基板1と導光シート3とが、帯状の粘着材6を介して接着されている点である。
粘着材6としては、基板1と導光シート3とを接着できれば特に限定されるものではなく、例えば両面粘着シート等を用いることができる。粘着材6が配される位置としては、導光シート3内を進行する光の反射を妨げないように、かつ、導光シート3に入射される光を妨げないように、光源2から導光シート3に光が入射する部位を除いた導光シートの3の周縁部となるように設けるのが好ましい。
本実施形態の面状発光装置10Cによれば、粘着材6を用いることで、より効果的に導光シート3と基板1とを固定することができる。そのため、上述した第2実施形態で得られる効果に加え、導光シート3のずれがより効果的に抑制される。よって、導光シート3のずれによって生じる輝度のばらつきや、光源2の損傷等が、より生じ難くなる。
特に、第2実施形態の面状発光装置10Bに適用した場合では、基板1と導光シート3とが接着されるため、第一貫通孔3hと第二貫通孔1hとが連通してなる貫通孔に挿入されピン等の固定冶具5を取り外すことができ、ピン等の固定冶具5を、再利用できる。さらに、電子機器等に搭載する際には、第一貫通孔3hと第二貫通孔1hとが連通してなる貫通孔に、電子機器側の凸部等を挿入することができる。そのため、容易に電子機器等に搭載することができ、電子機器等の組み立ての作業性が向上する。
なお、第1実施形態の面状発光装置10Aにおいても、同様に粘着材6を配することができる。
本実施形態の面状発光装置10Cは、以下の工程より作製することができる。
まず、光源2が配された基板1の一面1aに、導光シート3を重ねる。
次いで、導光シート3に形成された第一貫通孔3hと、基板1に形成された第二貫通孔1hとが連通するように、導光シート3の位置決めを行う。
次いで、第一貫通孔3hと第二貫通孔1hとが連通してなる貫通孔に、ピン5を挿入する。ピン5を挿入することで、基板1と導光シート3とを、より精度よく、かつ作業工程中にずれ等が生じることなく、位置決めできる。
次いで、基板1と導光シート3とを、基板1に配された粘着材6により固定する。粘着材6として、UV硬化型の粘着材6を用いた場合、位置決めを行った後、UVを照射することで、簡便に導光シート3と基板1とを固定できる。あるいは、熱硬化型の粘着材6を用いた場合でも、熱を加えることで容易に導光シート3と基板1とを固定できる。
次いで、第一貫通孔3hと第二貫通孔1hとが連通してなる貫通孔から、ピン5を抜き取ることで、本実施形態の面状発光装置10Cが得られる。
本実施形態の面状発光装置の製造方法によれば、導光シート3の位置合わせと、導光シート3及び基板1の固定とを、簡便に行なえる。更に、ピン5として、その長さが面状発光装置複数個の厚みより長いものを用いることで、一度に複数個の面状発光装置を重ねて作製することができ、生産性、作業性の向上が図れる。
<第4実施形態>
図4は、本発明の第4実施形態に係る面状発光装置10D(10)を模式的に示した図である。図4(a)は斜視図、図4(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Dが第2実施形態の面状発光装置10Bと異なる点は、導光シート3にはその厚さ方向に沿って、光源2の外形よりも少し大きな外形を有したスリット状の第三貫通孔3iが形成され、貫通孔3i内に光源2が配され、光源3は、第三貫通孔3i内に配され、かつ、第三貫通孔3iの内壁と離間して配され、光源2の背後側の基板1上に粘着材6が設けられている点である。
第三貫通孔3iを設け、光源2を第三貫通孔3i内に設けることで、基板1の一面1a全面に、導光シート3を配し、光源2の周囲に導光シート3を配することができる。そのため、上述した第2実施形態で得られる効果に加え、例えば電子機器に搭載する時や、輸送中、あるいは保管中などにおいて、外部から光源2に部材等が接触し、光源2の位置ずれや、光源2に損傷が生じることを抑制できる。また、光源2の全周にわたって導光シート3が配されているため、より広範囲に光を伝播させることができる。
また、図3に示した第3実施形態の面状発光装置10Cのように粘着材6を用いて導光シート3と基板1とを固定する際には、導光シート3の光源に近い部分(光源2の背後側の基板1上)にも粘着材を配することができる。そのため、導光シート3の全周に渡って粘着材6を配し、導光シート3と基板1とを固定できる。ゆえに、より導光シート3の位置ずれが生じ難くなる。よって、導光シート3の位置ずれによって生じる輝度分布のムラの発生や、光源の破損等をより低減できる。更に、光の導光する部分に粘着材が存在しないため、光の損失も抑えられる。
なお、本実施形態の面状発光装置10Dにおいて、上述したと第1実施形態の面状発光装置10Aと同様に、基板1の一面1aにピン4を固定しても良い。同様な効果が得られる。
<第5実施形態>
図5は、本発明の第5実施形態に係る面状発光装置10E(10)を模式的に示した図である。図5(a)は斜視図、図5(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Dが第1実施形態の面状発光装置10Aと異なる点は、基板1の一面1aにスイッチ素子7が複数配され、導光シート3が可撓性を有している点である。なお、第1実施形態の面状発光装置10Aに換えて、第2実施形態と第3実施形態との面状発光装置10B,10Dや、粘着材6が配された面状発光装置10Cに適用することも可能である。
スイッチ素子7としては特に限定されるものではなく、メンブレンスイッチやタッチパネル、メタルドーム等の公知のものを適宜選択して用いることができる。
可撓性を有した導光シート3としては、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。スイッチを押した際の感触を考慮すると、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂などの柔らかい樹脂が望ましい。ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂、メタクリル酸メチル樹脂などのやや固めの樹脂を用いる場合は、スイッチを押した際の感触を考慮し、厚さ50μm程度以下の薄めのものがよい。適度な力でスイッチ操作が行え、操作性の向上が図れる。
本実施形態の面状発光装置10Eでは、導光シート3が可撓性を有しているため、導光シート3上から各スイッチ素子7を指やペン先等の操作子にて操作することができる。そのため、本実施形態の面状発光装置10Eを備えた電子機器等のモジュールでは、スイッチ操作部を導光シート3により照光することができる。たとえば特許文献8では、スイッチ操作のために、スイッチ素子に対応する位置の導光シートには、貫通孔が配されている。そのため、この貫通孔で光が散乱してしまう。ゆえに、導光シートの光源から遠方を、十分な強度で照光することが困難である。本実施形態では、可撓性を有した導光シート3を用いることで、スイッチ素子7に対応する部位に貫通孔を設ける必要なく、導光シート3上からスイッチ操作が行なえる。そのため、先の特許文献8のように貫通孔で光が散乱することなく、導光シート3の遠方においても、十分に照光することができる。
なお、特許文献8では、導光シートの位置合わせ機構については記載がなく、特許文献8にあるように多数のLEDを搭載している場合には、位置決め機構は必須である。
なお、本実施形態の面状発光装置10Eにおいて、上述した第2実施形態の面状発光装置10Bと同様に、ピン等の固定冶具5が挿抜可能な状態で配されていてもよいし、更に、第3実施形態の面状発光装置10Cと同様に、基板1と導光シート3とを粘着材6によって接着してもよく、その場合に先に説明した場合と同様な効果が得られる。
<第6実施形態>
図6は、本発明の第6実施形態に係る面状発光装置10F(10)を模式的に示した図である。図6(a)は斜視図、図6(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Fが第5実施形態の面状発光装置10Eと異なる点は、導光シート3には、スイッチ素子7と対応するそれぞれの位置に、光取り出し部8が配されている点である。
光取り出し部8としては、光源2から放射された光を外部に発光するもので、例えば反射溝加工(プリズム)や、散乱印刷などにより導光シート3の一面3sに設けることができる。
また、光取り出し部8としては、光源2から放射された光を吸収し、波長を変換して発光する蛍光体等を用いることもできる。蛍光体としては、励起帯域が広く、信頼性に優れ、温度消光も小さい酸窒化物、あるいは窒化物蛍光体を用いることが好ましい。蛍光体は、導光シート3の一面3aに配することができる。もしくは、導光シート3に、導光シート3の厚さ以下の溝(あるいは孔)を設けて、この溝(あるいは孔)に蛍光体を配することができる。
本実施形態の面状発光装置10Fによれば、光取り出し部8を導光シート3に設け、ある特定のスイッチ操作部のみを照光することにより、各スイッチの機能を使用者に効果的に明示できる。また、光取り出し部8として蛍光体を用いることにより、電子機器等に搭載した際には、各スイッチ操作部を異なる色で照光し、視覚的に容易に識別可能にできる。そのため、使用者に各スイッチの機能をより効果的に明示できる。また、意匠性の高い電子機器の提供が可能となる。
なお、本実施形態の面状発光装置10Fにおいて、上述した第2実施形態の面状発光装置10Bと同様に、ピン等の固定冶具5が挿抜可能な状態で配されていてもよいし、更に、第3実施形態の面状発光装置10Cと同様に、基板1と導光シート3とが粘着材6によって接着されていてもよい。同様な効果が得られる。
<第7実施形態>
図7は、本発明の第7実施形態に係る面状発光装置10G(10)を模式的に示した図である。図7(a)は斜視図、図7(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Gが第1実施形態の面状発光装置10Aと異なる点は、導光シート3の基板1と対向する面3bに、反射シート9が配されている点である。
反射シート9は、導光シート3側の面9aが反射面である。この反射面は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと記す)、ポリオレフィン系樹脂等からなる樹脂フィルムの一面に、銀蒸着膜などの反射膜を形成することで、高反射率となっている。
反射シート9は、導光シート3が基板1と対向する面3bの一部領域にのみ設けてもよいが、全面に設けるのが好ましい。
本実施形態の面状発光装置10Gによれば、反射シート9が導光シート3の基板1と対向する面3bに配されているため、導光板3の裏側からの漏れ光を、導光板3に戻すことができる。ゆえに、光の利用効率が増加し、例えばキーパットを有する電子機器等に本実施形態の面状発光装置10Gを適用した際には、このキーパット等をより明るく照らすことが可能となる。特に、導光シート3の、光源2側の縁を含む領域に反射シート9を設けることで、光源2から出射された光を、より効果的に導光シート3内に導入し、光の損失を低減できる。
なお、本実施形態の面状発光装置10Gにおいて、上述した第2実施形態の面状発光装置10Bと同様に、ピン等の固定冶具5が挿抜可能な状態で配されていてもよい。同様な効果が得られる。
<第8実施形態>
図8は、本発明の第8実施形態に係る面状発光装置10H(10)を模式的に示した図である。図8(a)は斜視図、図8(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Hが第7実施形態の面状発光装置10Gと異なる点は、基板1と反射シート9、及び反射シート9と導光シート3とが、粘着剤6により固定されている点である。
粘着材6は、上述した第三実施形態の面状発光装置10Cと同様である。
粘着材6を用いることで、より効果的に導光シート3と反射シート9、及び反射シート0と基板1とを固定することができる。そのため、導光シート3や反射シート9のずれがより効果的に抑制される。よって、導光シート3や反射シート9のずれによって生じる輝度のばらつきや、光源2の損傷等が、より生じ難くなる。
なお、本実施形態の面状発光装置10Hにおいて、ピンは4基板1上に固定されている必要はなく、上述した第2実施形態の面状発光装置10Bのように、挿抜可能であってもよい。同様な効果が得られる。
<第9実施形態>
図9は、本発明の第9実施形態に係る面状発光装置10I(10)を模式的に示した図である。図9(a)は斜視図、図9(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Iが第3実施形態の面状発光装置10Dと異なる点は、導光シート3と基板1との間に反射シート9が設けられ、この反射シートにはその厚さ方向に沿って第4貫通孔9iが設けられ、第三貫通孔3iと第4貫通孔9iとが連通して配されている点である。
導光シート3に第三貫通孔3iを設けて、この第三貫通孔3i内に光源2を配し、反射シート9に第四貫通孔9iを設け、第三貫通孔3iと第四貫通孔9iが連通してなることで、光源2の周囲に、導光シート3と反射シート9とを配することができる。そのため、例えば電子機器に搭載する時や、輸送中、あるいは保管中などにおいて、外部から光源2に部材等が接触し、光源2の位置ずれや、光源2に損傷が生じることを抑制できる。また、光源2の全周にわたって導光シート3と反射シート9とが配されているため、光の損失が低減され、より広範囲に光強度を維持した状態で光を伝播させられる。
また、粘着材6を用いて導光シート3及び反射シート9と、反射シート9及び基板1とを固定する際には、導光シート3、反射シート9、及び基板1の光源2に近い部分等にも粘着材を配することができる。そのため、光源2に対して、より導光シート3や反射シート9の位置ずれが生じ難くなる。よって、導光シート3や反射シート9の位置ずれによって生じる輝度分布のムラの発生や、光源2の破損等をより低減できる。更に、光の導光する部分に粘着材6が存在しないため、光の損失も抑えられる。
なお、本実施形態においては、第1実施形態の面状発光装置10Aように、ピン4を基板1上に固定してもよい。同様な効果が得られる。
<第10実施形態>
図10は、本発明の第10実施形態に係る面状発光装置10J,10K,10L(10)を模式的に示した図である。図10(a)、図10(b)、及び図10(c)はそれぞれ、10J,10K,10Lの面状発光装置を模式的に示した斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10J,10K,10Lが第7実施形態の面状発光装置10Gと異なる点は、スイッチ素子7が反射シート9に配されている点である。スイッチ素子7としては、上述した第5実施形態のものと同様である。
図10(a)に示すように、反射シート9にスイッチ素子7を配することで、反射シート9がスイッチ素子7のシートを兼ねることができる。そのため、面状発光装置10Jの薄型化が図れる。
特にスイッチ素子7として、メタルドームを用いる際は、メタルドームによりスイッチングされる電極が必要とされる。そのため、図10(b)に示す構造とすることが好ましい。メタルドームを用いることで、光の取り出し効率に影響を与えることなく、簡便な構造で薄い面状発光装置を構成できる。
図10(b)に示す面状発光装置10Kは、メタルドームと電気的に接続される電極11が、基板1の一面1aに配されている。
この場合、光源2及び導光シート3の位置合わせと、メタルドーム7及び電極11の位置合わせとでは精度が異なり、一般には光源2と導光シート3との位置合わせのほうが、より精度を要求される。そこで、図10(c)に示す構造とすることが好ましい。
図10(c)に示す面状発光装置10Jは、光源2を搭載する基板1と、メタルドーム7を搭載する基板12とを別にし、光源2が配された基板1と導光シート3との位置を高精度にあわせ、その後、メタルドーム7の電極11が搭載された導電基板12に固定する構造である。この場合、光源1は導光シート3に対して高精度に位置合わせができる一方で、メタルドーム7の位置合わせはトレランスを大きくとることができる。メタルドーム7の電極11が搭載されている導電基板12には、他の電子部品が搭載されていてもよい。この場合、メタルドーム7の位置合わせトレランスが大きいことにより、不良率を下げ、不良による電子部品の無駄を少なくすることができる。
また、光源2と、メタルドーム7と、メタルドームの電極11とが異なる基板に配されているため、メタルドーム7や電子部品とは別に、光源2と導光シート3の実装や動作確認を行なうことができる。そのため、動作確認を行なって正常だったもののみ、導電基板12と組み立てることができ、歩止り、及び生産性の向上が図れる。
なお、本実施形態の面状発光装置10J,K,Lにおいて、ピン4は基板1上に固定されている必要はなく、上述した第2実施形態の面状発光装置10Bのように、挿抜可能であってもよい。また、基板1、反射シート9、導光シート3、及び導電基板12のそれぞれを、上述した第3実施形態のように、粘着材6を用いて固定しても良い。同様な効果が得られる。
<第11実施形態>
図11は、本発明の第11実施形態に係る面状発光装置10M(10)を模式的に示した図である。図11(a)は斜視図、図11(b)は斜視分解図である。本実施形態の面状発光装置10Mが第10実施形態の面状発光装置10Lと異なる点は、導光シート3の厚さ方向に沿って第三貫通孔3iが形成され、反射シートの厚さ方向に沿って第4貫通孔9iが形成され、第三貫通孔3iと第4貫通孔とが連通した貫通孔を形成し、光源2がこの連通してなる貫通孔内に配されている点と、導電基板12と、基板1と、反射シート9と、導光シート3とが粘着材6により固定されている点である。
本実施形態の面状発光装置10Kによれば、基板1に配されたピン4と、反射シート9に設けられた貫通孔9jと、導光シート3に設けられた貫通孔3jとを用いて位置合わせを行って、光源2が配された基板1と、反射シート9と、導光シート3とを組み立てた後、ピン5と、導電基板12に設けられた貫通孔12hと、基板1に設けられた第二貫通孔1h、反射シート9に設けられた貫通孔9h、及び導光シート3に設けられた第一貫通孔3hとを用いて、導電基板12の位置合わせを行い、組み立てることができる。したがって、上述した第10実施形態の面状発光装置10Lで得られる効果と同様な効果が得られる。更に、例えば電子機器に搭載する時や、輸送中、あるいは保管中などにおいて、外部から光源2に部材等が接触し、光源2の位置ずれや、光源2に損傷が生じることを抑制できる。また、光源2の全周にわたって導光シート3と反射シート9とが配されているため、光の損失が低減され、より広範囲に光強度を維持した状態で光を伝播させられる。
また、粘着材6を用いて導光シート3及び反射シート9と、反射シート9及び基板1と、基板1及び導電基板12とを固定する際には、導光シート3、反射シート9、基板1、及び導電基板12の光源2に近い部分等にも粘着材6を配することができる。そのため、光源2に対して、より導光シート3や反射シート9の位置ずれが生じ難くなる。よって、導光シート3や反射シート9の位置ずれによって生じる輝度分布のムラの発生や、光源2の破損等をより低減できる。更に、光の導光する部分に粘着材6が存在しないため、光の損失も抑えられる。
<電子機器・携帯端末>
上述した本実施形態1〜11のいずれかの面状発光装置10を電子機器、例えばパーソナルコンピューターのキーボードや携帯端末・携帯電話等に適用することで、輝度のばらつきや光源の損傷等が生じ難い電子機器が得られる。さらに、光源から導光シートに入射される光の損失を低減できるため、適用した電子機器において、輝度の向上が図れる。また、簡便に導光シートの位置決めができ、基板や導光シート等に設けた貫通孔を利用し、電子機器に搭載できるため、電子機器の作製において、歩止りの向上や、生産性の向上が図れる。
本発明は、パーソナルコンピューターのキーボードや、携帯端末・携帯電話等に適用することができる。
本発明の第1実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第2実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第2実施形態に関る面状発光装置の他の一例を模式的に示した図である。 本発明の第3実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第4実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第5実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第6実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第7実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第8実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第9実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第10実施形態に関る面状発光装置の一例を模式的に示した図である。 従来の面状発光装置の他の一例を模式的に示した図である。 従来の面状発光装置の他の一例を模式的に示した図である。
符号の説明
1 基板、2 光源、3 導光シート、4 突起(ピン)、5 固定冶具、6 粘着材、7 スイッチ素子、8 光取り出し部、9 反射シート、10(10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H,10I,10J,10K,10L,10M) 面状発光装置、11 電極、12 導電基板。

Claims (16)

  1. 基板と、前記基板の一面に配された光源と、前記光源からの光が側面に導入されるように、基板の一面側に配された導光シートとからなる面状発光装置であって、
    前記光源は、前記導光シートの前記側面から離間して配され、
    前記基板には、導光シートを適切な位置に配するための位置決め手段が複数設けられ、
    前記導光シートには、それぞれの前記位置決め手段と対応する位置に、その厚さ方向に沿って第一貫通孔が設けられ、
    前記第一貫通孔が前記位置決め手段と嵌合するように、前記基板の一面側に、前記導光シートが配されていることを特徴とする面状発光装置。
  2. 前記位置決め手段が、前記基板に配された突起とされてなることを特徴とする請求項1に記載の面状発光装置
  3. 前記位置決め手段が、前記基板に配された第二貫通孔とされてなることを特徴とする請求項1に記載の面状発光装置。
  4. 前記基板と前記導光シートとが、粘着材により固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の面状発光装置。
  5. 前記導光シートにはその厚さ方向に沿って第三貫通孔が形成され、
    前記光源は、前記第三貫通孔内に配され、かつ、前記第三貫通孔の内壁と離間して配されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の面状発光装置。
  6. 前記導光シートが可撓性を有していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の面状発光装置。
  7. 前記基板の一面に、複数のスイッチ素子が配されていることを特徴とする請求項6に記載の面状発光装置。
  8. 前記導光シートには、前記スイッチ素子と嵌合するそれぞれの位置に、光取り出し部が配されていることを特徴とする請求項7に記載の面状発光装置。
  9. 前記導光シートが前記基板と対向する面に、反射シートが配されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の面状発光装置。
  10. 前記反射シートの一面に、複数のスイッチ素子が配されていることを特徴とする請求項9に記載の面状発光装置。
  11. 前記スイッチ素子がメタルドームであることを特徴とする請求項10に記載の面状発光装置。
  12. 前記メタルドームと電気的に接続される電極が、基板の一面に配されていることを特徴とする請求項11に記載の面状発光装置。
  13. 前記メタルドームと電気的に接続される電極を有した導電基板が、前記基板の他面に配されていることを特徴とする請求項11に記載の面状発光装置。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の面状発光装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  15. 前記電子機器が携帯端末であることを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 基板と、前記基板の一面に配された光源と、前記光源からの光が側面に導入されるように、基板の一面側に配された導光シートとからなり、前記光源は、前記導光シートの前記側面から離間して配され、前記基板には、導光シートを適切な位置に配するための第二貫通孔が複数設けられ、前記導光シートには、それぞれの前記第二貫通孔と対応する位置に、その厚さ方向に沿って第一貫通孔が設けられ、前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とが連通するように、前記基板の一面側に前記導光シートが配され、前記基板と前記導光シートとが粘着材により固定されてなる面状発光装置の製造方法であって、
    前記光源が配された前記基板の一面に、前記導光シートを重ねる工程と、
    前記導光シートに形成された前記第一貫通孔と、前記基板に形成された前記第二貫通孔とが連通するように、前記導光シートの位置決めを行う工程と、
    前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とが連通してなる貫通孔に、ピンを挿入する工程と、
    前記基板と前記導光シートとを前記粘着材により固定する工程と、
    前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とが連通してなる貫通孔から、前記ピンを抜き取る工程とを有することを特徴とする面状発光装置の製造方法。
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