JP2010113521A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子棚札の電力消費を改善する通信装置を提供する。
【解決手段】第1通信装置と第2通信装置が互いに通信する通信装置であって、前記第1通信装置は、処理の対象となる情報を含む第1の信号および動作実行を指示する第2の信号を送信する第1の送信部と、前記第2通信装置から第1の応答信号および第2の応答信号を受信する第1の受信部と、前記第1の応答信号を受信した後、第2の信号を送信し、前記第2の応答信号を受信した後、前記送信部の動作を終了する送信制御部を備え、前記第2通信装置は、前記第1の信号および第2の信号を受信する第2の受信部と、前記第1の信号を受信したとき第1の応答信号を送信し、前記第2の信号を受信したとき第2の応答信号を送信する第2の送信部と、前記第2の信号を受信したとき前記第1の信号に含まれる情報を用いて、動作を実行すると共に連続して受信する第2の信号による実行を無効化する受信制御部を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、第1通信装置と第2通信装置が互いに通信する通信装置および通信方法に関し、特に第2通信装置から応答信号がない場合、第1通信装置が再送信する通信装置および通信方法に関する。
本発明の通信装置は、例えば電子棚札システムに使用されるものである。電子棚札は、商品を陳列する陳列棚の近傍に設置され、店舗サーバーや棚札サーバーから単価情報を受信し、単価情報を書き換え表示するものである。
電子棚札の通信システムが特許文献1に開示されている。特許文献1は、電子棚札ラベルと、棚札サーバーと、無線基地局と、各電子棚札ラベルに対して無線基地局よりも近距離に配置した無線中継局よりなる。無線中継局は、書き換え情報を電子棚札ラベルが正常に受信して応答したか(正常応答)、正常に受信されずに受信異常を知らせる応答したか(否定応答)、または無応答かを受信する。そして、無線中継局は、否定応答および無応答の電子棚札ラベルを検出し、その電子棚札ラベルを無線基地局を経て棚札サーバーに知らせる。棚札サーバーは否定応答および無応答であった電子棚札ラベルの知らせを受けると、その否定応答および無応答であった電子棚札ラベルに対して書き換え情報を再送信する。
特開2001−291164号公報
特許文献1によれば、否定応答および無応答の電子棚札ラベルに対してのみ、棚札サーバーに再送信を促すので、無線基地局が再送信する情報量は少なくなり送信時間を短縮し、電池消耗を少なくすることができる。
しかしながら、電子棚札が正常に受信し、正常に書き換えを完了して、正常応答を送信したにも関わらず、陳列棚付近に顧客または店員が居たため、あるいは商品が置かれていたためなど無線障害のため、正常応答信号が無線中継局に受信されず、結果的に無応答になることがある。
電子棚札は、1つの商品棚に多い場合には数100個程度も配置されるので、電池交換を少なくするため、電子棚札を構成する電子部品は消費電力が少なくなるように工夫している。例えば、表示装置には液晶表示装置が使用されるが、その中でも消費電力が少ないコレステリック型液晶が使用される。コレステリック型液晶は、一度情報を書き込むと、書き換えが必要でなく、その間電力消費を少なくできる。また電子棚札が無線通信する場合、微弱電波規格によって通信する。微弱電波規格は、特定小電力無線に比べて、技術的条件が少なく、また比較的安価に構成することができる。即ち、特定小電力無線は、技術基準適合証明を取得する必要があり、周波数偏差、占有周波数帯幅、スプリアス発射レベルなどの技術的条件を満足しなければならないが、微弱電波規格は特定小電力無線のような技術的条件を必要としない。そのため送信増幅回路は小信号汎用トランジスタを使用した小型、安価な回路で構成することができ、また送信スプリアス発射レベルに関する規定がないので、送信フィルタはLC受動回路のように小型、安価な高周波フィルタで構成することができる。従って、例えば、電子棚札に書き換えの画面イメージを送信し、電子棚札が書き換えを行った際の消費電力は、微弱電波による通信時に約2,000(ms・mA)であり、書き換え時に約24,600(ms・mA)である。このように、通信時に比べて書き換え時は10〜12倍程度の電力消費となる。従って、電子棚札が正常に書き換え情報を受信し、表示書き換えを行い、正常応答信号を送信したにも係らず、無線障害のため再送信された場合は、電子棚札は再度書き換えを実行しなければならず、そのため、電力消費がおおきくなり、電池寿命を短くする。
本発明は、以上のような問題に鑑みて、電力消費を改善する通信装置および通信方法を提供することを目的とする。また、本発明は電力消費を改善した通信装置を適用する第1通信装置と、第2通信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の通信装置は、第1通信装置と第2通信装置が互いに通信する通信装置であって、前記第1通信装置は、処理の対象となる情報を含む第1の信号および動作実行を指示する第2の信号を送信する第1の送信部と、前記第2通信装置からの第1の応答信号および第2の応答信号を受信する第1の受信部と、前記第1の応答信号を受信した後、第2の信号を送信し、前記第2の応答信号を受信した後、前記送信部の動作を終了する送信制御部を備え、前記第2通信装置は、前記第1の信号および第2の信号を受信する第2の受信部と、前記第1の信号を受信したとき第1の応答信号を送信し、前記第2の信号を受信したとき第2の応答信号を送信する第2の送信部と、前記第2の信号を受信したとき前記第1の信号に含まれる情報を用いて、動作を実行すると共に連続して受信する第2の信号による実行を無効化する受信制御部を備えることを特徴とする。
上記構成において、第1通信装置は、棚札サーバーで作成された表示データを電子棚札に送信する中継局であり、前記第2通信装置は電子棚札である。そして、前記送信制御部は、前記第1の応答信号を受信できなかったとき、第1の信号を再度送信し、第1の応答信号を受信後、第2の信号を送信する。即ち、第1の信号によって情報(例えば、表示情報)を送信し、情報が正常に受信されて応答信号を受信したことを確認後、第2の信号によって動作指示(表示書換コマンド)するので、電力消費が少ない無線通信は繰り返されることがあっても電力消費が多い動作実行(書き換え動作)は繰り返し実施しない。そのため、消費電力を小さくすることができる。
また本発明は、上記課題を解決するため、別の観点によれば、第1通信装置と第2通信装置が互いに通信する通信方法であって、前記第1通信装置に備えられた送信制御部と第2通信装置に備えられた受信制御部によって、前記第1通信装置が処理の対象となる情報を含む第1の信号を送信する送信ステップと、前記第2通信装置が前記第1の信号を受信する受信ステップと、前記第2通信装置が前記第1の信号を受信したとき、前記第1の信号に含まれる情報を記憶部に格納し、第1の応答信号を送信する送信ステップと、前記第1通信装置が前記第1の応答信号を受信する受信ステップと、前記第1通信装置が前記第1の応答信号を受信した後、動作実行を指示する第2の信号を送信する送信ステップと、前記第2通信装置が前記第2の信号を受信したとき、前記第1の信号に含まれる情報を用いて、動作を実行すると共に連続して受信する第2の信号による実行を無効化し、第2の応答信号を送信するステップと、前記第1通信装置が前記第2の応答信号を受信する受信ステップと、前記第2の応答信号を受信した後、送信部の動作を終了するステップとを実行することを特徴とする。
更に本発明は、上記課題を解決するため、別の観点によれば、第2通信装置と互いに通信する第1通信装置であって、処理の対象となる情報を含む第1の信号および動作実行を指示する第2の信号を前記第2通信装置へ送信する第1の送信部と、前記第2通信装置から第1の応答信号および第2の応答信号を受信する第1の受信部と、前記第1の応答信号を受信した後、前記第2の信号を送信し、前記第2の応答信号を受信した後、前記送信部の動作を終了する送信制御部を備えることを特徴とする。
これにより、通信を確実に行うことができる。
また本発明は、上記課題を解決するため、別の観点によれば、第1通信装置と互いに通信する第2通信装置であって、前記第1通信装置より送信される処理の対象となる情報を含む第1の信号および動作実行を指示する第2の信号を受信する第2の受信部と、前記第1の信号を受信したとき第1の応答信号を送信し、前記第2の信号を受信したとき第2の応答信号を前記第1通信装置へ送信する第2の送信部と、前記第2の信号を受信したとき前記第1の信号に含まれる情報を用いて、動作を実行すると共に連続して受信する第2の信号による実行を無効化する受信制御部を備えることを特徴とする。
これにより、電子棚札の消費電力を低減することができる。
本発明の通信装置によれば、第1の信号を受信した後、第1の応答信号を送信し、その後、第2の信号を受信したとき、第1の信号に含まれる情報を使用して、第2の信号によって指示された動作を実行するので、第2の信号に従って行われる実行動作は第1の信号を確実に受信した後であり、そのため、電力消費の大きい実行動作が繰り返し行われることを防止し、電力消費少なくすることができる。
図1は、本発明の通信装置を、例えば、電子棚札システムに適用した場合の概略構成図を示す。本発明の通信装置および通信方法は、電子棚札システム以外に、特許請求の範囲に記載の範囲で他の通信装置に適用可能である。
棚札サーバー1は、例えば店舗のバックヤ−ドなどに設置され、伝送速度が10Mbps程度のLANまたは同等の通信速度を有する無線により中継局2と接続される。ここでは図示しないが、棚札サーバー1は、POS端末と接続される店舗サーバー(図示しない)とも接続される。中継局2は商品陳列棚の近傍または商品陳列棚付近の天井や壁に設置される。中継局2は、この図では1つしか示していないが、数m〜数10mの範囲に存在する電子棚札と微弱電波による通信を行うため数10個〜100個程度設置される。このような個数は例示的であって、店舗の大きさ、陳列する商品数によって種々変化する。中継局2は400MHz帯、送信電力10mWの特定小電力無線規格による無線送信によって、棚札サーバー1からの書き換え情報を電子棚札に送信する。
一方、電子棚札3は商品陳列棚に陳列された商品数に対応して数100個程度設置される。電子棚札3は中継局2から送信される400MHz帯特定小電力無線規格による無線送信を受信する受信部と、300MHz帯の微弱電波により応答信号を送信する送信部を備え、また表示部によって商品名、価格を表示する。電子棚札3の表示部は、商品名、価格以外に、特価価格、産地、生産者名、成分、タイムサービス期間、カロリー、販促メッセージ、販促映像、電子POPなども表示可能である。300MHz帯の微弱電波により応答信号を返信するので、これを受信する受信部を備える。
図2は電子棚札システムのブロック図を示す。電子棚札システムは図1に示したように、棚札サーバー1と、中継局2と、電子棚札3とからなる。
棚札サーバー1は、入出力部11と、主制御部12と、表示データ作成部13と、通信部14を備える。このような棚札サーバー1はパソコンによって構成することが可能であり、図示する以外に文書作成機能、表作成機能、図形作成機能および四則演算機能などを備えてもよい。これらの各機能は、表示データを作成するために使用することができる。
入出力部11は、キーボード、マウス、ポインタなどの文字、数字、図形等の入力部と、表示部、印刷部等の出力部を含む部分である。本発明では、電子棚札によって商品名、価格を表示するために、表示を行う電子棚札のID番号と、表示したい商品のID番号が入力される。電子棚札のID番号と、商品のID番号を照合することにより、商品と電子棚札が紐付けされる。また入力部11は、電子棚札3に表示したい価格、商品名なども入力して、商品マスターデータベース13aを作成する。これら以外に、産地、生産者名、成分、タイムサービス期間、カロリー、販促メッセージ、販促映像、電子POPなども入力してよい。
主制御部12は、入力された商品IDを表示データ作成部13に送り、表示データの作成を指示する。また主制御部12は、表示データ作成部13によって作成された表示データを、入出力部11から指定されたIDを持つ電子棚札3へ送信する指示を中継局2に出す。このような動作制御は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムを読み出して、順次動作することにより実施される。棚札サーバーの主制御部12は、表示データの作成指示、送信指示の外に、棚札サーバーまたは電子棚札システム全体の制御を行ってもよい。
表示データ作成部13は、商品マスターデータベース13aを参照して、入出力部11より入力された商品IDに基づき、商品名、価格、表示レイアウト情報のIDを取得する。図2の商品マスターデータベース13aは、商品名、価格と表示レイアウト情報を格納するが、これら以外に、産地、生産者名、成分、タイムサービス期間、カロリー、販促メッセージ、販促映像、電子POPなども格納してよい。そして、表示レイアウト情報のIDに基づいて、棚札レイアウト情報データベース13bを参照して、レイアウト情報を取得し、表示データを作成する。即ち、商品マスターデータベース13aから取得した商品名、価格を、表示レイアウト情報をテンプレートとして、表示レイアウト情報にしたがって配置して、表示データを作成する。
中継局2は、第1の通信部21と第2の通信部22を備え、更に第1の通信部21と第2の通信部22を制御するための主制御部23、主記憶部24、不揮発メモリ25および入出力部26を備える。図示しないが、中継局2は、通常商用電源を使用する。しかし、一部商用電源を使用しにくい場所に設置された中継局は電池を電源とすることもある。
第1の通信部21は、棚札サーバー1の通信部14と通信する部分であり、伝送速度が10Mbps程度のLANまたは同等の通信速度を有する無線により接続される。
第2通信部22は、400MHz帯、送信電力10mWの特定小電力無線規格による無線送信部を備え、電子棚札3へ書き換え情報を送信する。一方、電子棚札3から送信される300MHz帯の微弱電波の応答信号を返信するための受信部を備える。
主制御部23は、第1の通信部21および第2の通信部22と、中継局全体の動作を制御する。このような動作制御は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムを読み出して、順次動作することにより実施される。
主記憶部24は、表示データバッファ24aとリトライカウンタ24bを備える。表示データバッファ24aは、棚札サーバー1から受信し、電子棚札3へ送信する表示データを記憶する部分である。リトライカウンタ24bは、電子棚札3からの応答がない場合に、表示データを再送信した回数を記憶する部分である。
不揮発メモリ25は、リトライ回数設定部25aとリトライ間隔設定部25bを備える。リトライ回数設定部25aは、電子棚札3からの応答信号を受信できない場合に、表示データを再送信する回数を設定する部分であり、通常5〜10回程度である。リトライ間隔設定部24bは、電子棚札3からの応答信号を受信できないが場合に、再送信する時間間隔を設定する部分であり、通常10秒〜30分程度であり、より好ましくは1分〜5分程度である。このような回数および間隔は電子棚札の設置場所、電波環境に応じて設定される。
入出力部26は、中継局2にデータを入力し、または指示、命令を入力する入力部と、中継局2に格納されているデータを表示し、または入力したデータ、指示、命令を表示する表示部を備える。
電子棚札3は、通信部31と、主制御部32と、表示制御部33と、情報表示部34と、主記憶部35を備える。電子棚札はリチウムイオン電池(図示しない)を備え、電池を電源として動作する。
通信部31は、中継局2から400MHz帯、送信電力10mWの特定小電力無線規格による送信電波を受信する無線受信部と、300MHz帯の微弱電波により応答信号を返信する送信部を備える。通信部31によって受信された表示データは主制御部32の指示により、主記憶部35の表示データ受信バッファ35aに保存される。
主制御部32は、通信部31により表示データを受信すると、中継局2に表示データ受信応答を返信する。主制御部32は、更に中継局2から表示書換コマンドを受信した後、表示制御部33に書き換えの実行を指示する。
表示制御部33は、情報表示部34に表示中の表示データを参照し、情報表示部34の表示内容を更新する。書き換えが完了した後、主制御部35は、表示データ受信バッファ35aをクリアする。
情報表示部34は、例えばコレステリック液晶表示装置よりなり、表示データを表示する。コレステリック液晶表示装置はメモリ性を有するので、表示書換時に電力消費するが、表示中は電力消費がないので、電子棚札の電池寿命を長くすることができる。しかし、電子棚札の情報表示部34に使用する表示装置は、コレステリック液晶表示装置に限定されず、TN液晶、有機EL表示装置、電子ペーパーなどであってもよい。
本発明によると、電子棚札の表示は、図3のように変化する。
図3(a)は、表示更新前の表示状態を示し、情報表示部34は、例えば「ポテトチップ ¥150」を表示する。このとき、表示データ受信バッファ35aは空白である。
次に、電子棚札3が、表示データを受信すると、表示データ受信バッファ35aに表示データを保存する。例えば「ポテトチップ 特売 ¥100」を記憶する。しかし、この時点では、まだ表示書き換えを行わないので、情報表示部34は、表示変化しない。即ち、この状態では、次の書き換えコマンドの待機状態である。
次に、電子棚札3が、表示書換コマンドを受信すると、情報表示部34は、書き換えられて「ポテトチップ 特売 ¥100」を表示する。表示後、表示データ受信バッファ35aはクリアされるので、空白になる。表示データ受信バッファ35aをクリアさすることにより、書き換えは終了したことを表す。
図3に示したような表示書き換えは、図4〜図6のフローチャートにより実行される。
図4は、棚札サーバー1、図5は中継局2、図6は電子棚札3の処理をそれぞれ示す。
図4は、棚札サーバー1が一つの電子棚札3に対して中継局2を通して表示の更新を指示する処理を示すフローチャートである。
図3のステップS1は、棚札サーバー1の入出力部11より、表示更新する電子棚札のIDと商品のIDをそれぞれ入力する。次のステップS2は、主制御部12は電子棚札のIDと商品のIDの情報を表示データ作成部13に渡し、表示データ作成部13は商品マスターデータベース13aから商品IDに基づいて、該当の商品名、価格と表示のレイアウトIDを取得する。次のステップS3は、ステップS2で取得したレイアウトIDから棚札レイアウト情報データベース13bを参照してレイアウト情報を取得する。次のステップS4は、表示データ作成部13は、ステップS2で取得した商品名、価格の情報を、ステップS3で取得したレイアウト情報を用いて表示データを作成する。次のステップS5は、主制御部12は、作成された表示データを電子棚札のIDと共に中継局2へ送信する。次のステップS6は、主制御部12は中継局2の応答を待つ。次のステップS7は、中継局2からの応答を受信したか否か判断する。応答を受信しなければ(NO)、ステップS6に戻り、中継局2の応答を待つ。応答があれば(YES)、ステップS7に進み、処理結果を入出力部11に表示して、このフローを終了する。
図5は、中継局2が一つの電子棚札3に対して、表示の更新を指示する処理を示すフローチャートである。
ステップS11は、棚札サーバー1から表示更新する電子棚札1のIDと表示データを受信する。次のステップS12は、受信した表示データを表示データ受信バッファ24aに格納する。次のステップS13は、リトライカウンタ24bを0にセットする。次のステップS14は、表示データを指定IDの電子棚札3に送信する。次のステップS15は、電子棚札3から表示データ受信応答を受信したか否か判断する。
もし、表示データ受信応答を受信しなければ(NO),ステップS16〜ステップS20に移行し、再送信処理を行う。即ち、ステップS16では、リトライカウンタ24bを+1する。次のステップS17は、不揮発メモリ25のリトライ回数設定部25aに設定されている設定回数を取得して、リトライカウンタ24bのカウンタと比較する。次のステップS18は、リトライオーバーかどうか判断する。リトライオーバーでなければ(NO)、ステップS19へ移行し、リトライ間隔設定部25bの設定間隔を取得して、タイマーをスタートさせる。次のステップS20は、タイマーが設定時間を経過したか否か判断する。設定時間を経過していなければ(NO)、ステップS20に戻り、設定時間の経過を待つ。設定時間を経過すれば(YES)、ステップS14に戻る。これにより再送信処理が実行される。
上記ステップS15で、表示データ受信応答を受信した場合(YES)、電子棚札3は表示データを受信したことが確認されたので、次のステップS21に進む。ステップS21では、リトライカウンタ24bを0にセットする。次のステップS22は、表示書換コマンドを指定IDの電子棚札3に送信する。次のステップS23は、表示書換完了応答を受信したか否か判断する。
もし、表示書換完了応答を受信しなければ(NO)、ステップS24〜ステップS28に移行し、表示書換コマンドの再送信処理を行う。即ち、次のステップS24は、リトライカウンタ24bを+1する。次のステップS25は、不揮発メモリ25のリトライ回数設定部25aに設定されている設定回数を取得して、リトライカウンタ24bのカウンタと比較する。次のステップS26は、リトライオーバーかどうか判断する。リトライオーバーでなければ(NO)、ステップS27へ移行し、リトライ間隔設定部25bの設定間隔を取得して、タイマーをスタートさせる。次のステップS28は、タイマーが設定時間を経過したか否か判断する。設定時間を経過していなければ(NO)、ステップS28に戻り、設定時間の経過を待つ。設定時間を経過すれば(YES)、ステップS22に戻る。これにより表示書換コマンドの再送信処理が実行される。
上記ステップS18とステップS26で、リトライオーバーであれば(YES)、ステップS29で、棚札サーバー1へ表示書換失敗応答を送信して、このフローを終了する。
また、上記ステップS23で、表示書換完了応答を受信した場合(YES)。ステップS30に移行し、棚札サーバー1へ表示書換完了応答を送信して、このフローを終了する。
図6は、電子棚札3が中継局2からの通信を受信した場合の処理を説明するフローチャートである。
ステップS31、S32は電子棚札3が常時中継局2からのデータ受信待ちを行い、受信があれば、その内容を判断して、処理を行う。つまり、ステップS31は、中継局2からの表示データまたは表示書換コマンドの受信待ちである。次のステップS32は、受信の有無を判断する。受信がなければ(NO)、ステップS31に戻り、受信を待つ。
もし、受信があれば(YES)、ステップS33で、電子棚札のIDが当該電子棚札のIDに一致するかどうか判断する。一致していなければ、ステップS31に戻る。一致していれば、当該電子棚札の表示データまたは表示書換コマンドであるので、ステップS34で、受信データの内容を判断する。
受信データが表示データである場合は、ステップS35、S36に移行し、表示データを受信する。即ち、ステップS35では、電子棚札3は、受信した表示データを表示データ格納バッファ35aに格納する。このとき、表示データ格納バッファ35aに既に受信済みの表示データがあっても上書き処理をする。次のステップS36では、中継局2へ表示データ受信応答を送信する。これにより、表示データ受信処理は終了するので、ステップS31に戻る。もし、表示データが再送信された場合は、上記ステップS35、S36を繰り返す。
上記ステップS34で、受信データが表示書換コマンドである場合は、ステップS37〜S40に移行し、表示データの書き換え処理を実行する。即ち、ステップS37は、表示データ格納バッファ35aに表示データがあるかどうかチェックする。表示データがなければ(NO)、この表示書換コマンドを無視してこのフローの処理を終了する。表示データ格納バッファ35aに表示データがある場合は、ステップS38で、表示制御部33に対して表示書き換えを実行させ、次のステップS39では、表示データ格納バッファ35aをクリアする。このとき、表示データ格納バッファ35aクリアせずに、表示データが無効である旨を示すフラグを設定することによりクリア処理に換えることも可能である。このように、無効のフラグを設定する場合は、ステップS35で、表示データの格納時に、同時にフラグを有効に設定する。またステップS37では、フラグが有効か、無効か判断すればよい。そして、最後に、ステップS40で、表示書換完了応答を中継局2に返信し、このフローを終了する。
以上のように、ステップS37で、表示データ格納バッファ35aに表示データがなければ(NO)、表示書換コマンドを無視してステップS40で、表示書換完了応答を中継局2に返信ので、電力消費が少ない(例えば、2,000ms・mA)微弱電波による無線通信は繰り返されることがあっても,電力消費が多い動作実行(書き換え動作)(例えば、24,600ms・mA)は繰り返し実施しない。そのため、消費電力を小さくすることができる。
以上のように、電子棚札システムを構成する棚札サーバー1、中継局2、電子棚札3は動作するが、次に中継局3と電子棚札3の間の処理について、図7を用いて説明する。
図7に示すように、中継局が表示データを送信すると(A01)、電子棚札はこれを受信して表示データ受信バッファ35aに格納する(A02)。次に電子棚札は表示データの受信応答を送信する(A03)。この送信信号が、顧客または店員が商品陳列棚の付近に居たため、或いはその他の原因で通信障害が生じた場合、中継局に受信されないことがある。この場合、受信エラーが発生し、中継局は一定時間内に応答信号を受信できないので、表示データを再送信する(A04)。電子棚札は再送信を受信するので、受信した表示データを表示データ受信バッファ35aに格納する(A05)。このとき、前回受信した表示データがある場合は、上書きする。そして、再度、表示データの受信応答を送信する(A06)。このような動作は、中継局が受信応答を受信するまで、またリトライオーバーになるまで繰り返される。ここまでは表示データの送信、受信が行われるが、表示書き換えは行われない。電子棚札が受信応答するとき、微弱電波によって送信するが、その場合の電力消費は表示を書き換えるときの10〜12分の1程度の小電力である。
中継局によって、表示データ受信応答が受信されると(A07)、中継局は表示書換コマンドを送信する(A08)。この表示書換コマンドを電子棚札が受信すると、表示書き換えを実行し、表示データ受信バッファ35aをクリアする(A09)。次に電子棚札は書換完了応答を送信する(A10)。しかし、受信エラーが発生すると、中継局は一定時間内に書換完了応答がないので、表示書換コマンドを再送信する(A11)。電子棚札が表示書換コマンドの再送信を受信すると、電子棚札は表示データ受信バッファ35aに表示データがあるかどうかチェックするが、上記(A09)の処理によって、表示データ受信バッファ35aはクリアされているので、表示書換処理を実行しない(A12)。この結果、表示書き換えは1回しか行わないので、電力消費を少なくすることができる。そして表示書換完了応答を送信する(A13)。これを中継局が受信すると、一連の処理を終了する。
本発明の通信装置を電子棚札システムに適用した場合の概略構成図を示す。 本発明の電子棚札システムのブロック図を示す。 本発明の電子棚札システムの表示例と表示データ受信バッファの状態を説明する図を示す。 本発明の電子棚札システムを構成する棚札サーバーのフローチャート図を示す。 本発明の電子棚札システムを構成する中継局のフローチャート図を示す。 本発明の電子棚札システムを構成する電子棚札のフローチャート図を示す。 本発明の電子棚札システムを構成する中継局と電子棚札間の処理を説明する図を示す。
符号の説明
1 棚札サーバー
2 中継局
3 電子棚札
13 表示データ作成部
14 通信部
21 通信部
22 通信部
24a 表示データ受信バッファ
24b リトライカウンタ
25a リトライ回数設定部
25b リトライ間隔設定部
31 通信部
33 表示制御部
34 情報表示部
35a 表示データ受信バッファ

Claims (8)

  1. 第1通信装置と第2通信装置が互いに通信する通信装置であって、
    前記第1通信装置は、処理の対象となる情報を含む第1の信号および動作実行を指示する第2の信号を送信する第1の送信部と、前記第2通信装置からの第1の応答信号および第2の応答信号を受信する第1の受信部と、前記第1の応答信号を受信した後、第2の信号を送信し、前記第2の応答信号を受信した後、前記送信部の動作を終了する送信制御部を備え、
    前記第2通信装置は、前記第1の信号および第2の信号を受信する第2の受信部と、前記第1の信号を受信したとき第1の応答信号を送信し、前記第2の信号を受信したとき第2の応答信号を送信する第2の送信部と、前記第2の信号を受信したとき前記第1の信号に含まれる情報を用いて、動作を実行すると共に連続して受信する第2の信号による実行を無効化する受信制御部を備える
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記送信制御部は、前記第1の応答信号が所定間隔内に受信できないとき、前記第1の信号を再送信する請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1通信装置は、更に前記第1の信号を再送信する間隔を設定する設定部を備える請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記送信制御部は、前記第2の応答信号が所定間隔内に受信できないとき、前記第2の信号を再度送信する請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記第1の信号は、前記第2通信装置に備えられた表示部によって表示する表示情報であり、前記第2の信号は表示コマンド信号であり、前記第1の応答信号は受信応答信号であり、第2の応答信号は動作完了信号である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 第2通信装置と互いに通信する第1通信装置であって、
    処理の対象となる情報を含む第1の信号および動作実行を指示する第2の信号を前記第2通信装置へ送信する第1送信部と、
    前記第2通信装置から第1の応答信号および第2の応答信号を受信する第1の受信部と、
    前記第1の応答信号を受信した後、前記第2の信号を送信し、前記第2の応答信号を受信した後、前記送信部の動作を終了する送信制御部
    を備えることを特徴とする第1通信装置。
  7. 第1通信装置と互いに通信する第2通信装置であって、
    前記第1通信装置より送信される処理の対象となる情報を含む第1の信号および動作実行を指示する第2の信号を受信する第2の受信部と、
    前記第1の信号を受信したとき第1の応答信号を送信し、前記第2の信号を受信したとき第2の応答信号を前記第1通信装置へ送信する第2の送信部と、
    前記第2の信号を受信したとき前記第1の信号に含まれる情報を用いて、動作を実行すると共に連続して受信する第2の信号による実行を無効化する受信制御部を備える
    ことを特徴とする第2通信装置。
  8. 第1通信装置と第2通信装置が互いに通信する通信方法であって、前記第1通信装置備えられた送信制御部と第2通信装置に備えられた受信制御部によって、
    前記第1通信装置が処理の対象となる情報を含む第1の信号を送信する送信ステップと、
    前記第2通信装置が前記第1の信号を受信する受信ステップと、
    前記第2通信装置が前記第1の信号を受信したとき、前記第1の信号に含まれる情報を記憶部に格納し、第1の応答信号を送信する送信ステップと、
    前記第1通信装置が前記第1の応答信号を受信する受信ステップと、
    前記第1通信装置が前記第1の応答信号を受信した後、動作実行を指示する第2の信号を送信する送信ステップと、
    前記第2通信装置が前記第2の信号を受信したとき、前記第1の信号に含まれる情報を用いて、動作を実行すると共に連続して受信する第2の信号による実行を無効化し、第2の応答信号を送信するステップと、
    前記第1通信装置が前記第2の応答信号を受信する受信ステップと、
    前記第2の応答信号を受信した後、送信部の動作を終了するステップと
    を実行することを特徴とする通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019028666A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 富士通セミコンダクター株式会社 無線通信機能を備えた半導体記憶装置及びアプリケーション制御方法

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