JP2010113501A - 紙情報とウェブ情報のリンクシステム及びその運用方法 - Google Patents

紙情報とウェブ情報のリンクシステム及びその運用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010113501A
JP2010113501A JP2008285312A JP2008285312A JP2010113501A JP 2010113501 A JP2010113501 A JP 2010113501A JP 2008285312 A JP2008285312 A JP 2008285312A JP 2008285312 A JP2008285312 A JP 2008285312A JP 2010113501 A JP2010113501 A JP 2010113501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
paper
web
selection
link system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008285312A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsunori Maeda
龍典 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2008285312A priority Critical patent/JP2010113501A/ja
Publication of JP2010113501A publication Critical patent/JP2010113501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】ポインティングデバイスのみを用いて紙情報に関連するウェブ情報を指定することができ、キーボードの使用に不慣れな人や強い拒否感を有する人に対しても表現力に優れたウェブ情報を参照させることができる紙情報とウェブ情報のリンクシステムを提供する。
【解決手段】紙情報3とウェブ情報4を連結させるリンクシステムであって、連続的に配列される選択項2aの中から選ばれる複数の選択項2aを結合してなり各選択項2aの間が区切られている情報ID2が、紙情報3の近辺に記載されるとともに、前記紙情報3と対応するウェブ情報4も同じ情報ID2で識別され、選択ページ5の中の選択項2aをポインタで順次指定することにより情報ID2が指定され、これにより対応するウェブ情報4が表示されることを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステム1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙情報に対応して配信されたウェブ情報に正確且つ簡単にアクセスさせるためのリンクシステムに係り、特に、キーボードの操作に不慣れな人やキーボードに強い拒否感を有する人にも当該ウェブ情報を参照させることができる、紙情報とウェブ情報のリンクシステムに関する。
近年、インターネットは量的にも質的にも急速な発展を遂げており、情報伝達、情報提供、情報収集の手段として広く用いられつつある。特に情報提供の手段としては、紙情報と異なり紙面の制約もなく、また、動画や音声等も提供できるので多彩な表現をすることができ、さらにアップロードも容易なので、膨大な量の情報が提供されている。しかしながら、ウェブ情報は誰にでもアップロードできるが故に間違いや虚偽の情報も多く、そのなかに正確な情報が埋もれてしまうため、一般に、その信頼性は低いといわざるを得ない。
この点、古来から情報発信のために広く用いられてきた紙媒体は、大量生産に手間がかかる故に出版段階で内容がある程度吟味されるとともに発信元も特定され、その結果、内容の信頼性が高まる。また、長年使用されることにより紙媒体に対する信頼性自体が高くなっており、同じ内容でも書籍や新聞などに記載されていれば、インターネットで公開された情報よりも信頼性は高くなる。
しかしながら、紙媒体の場合は表現方法が文字や図、写真等に限定されるばかりでなく、紙面の関係で説明が一部省略されることもあり、表現力に限界がある。
そこで、ウェブ情報の表現力を取り入れて紙情報の表現力不足を補うことが考えられている。そのなかで、最も一般的な方法はURLの記載であり、例えば広告などにその商品の詳細情報が記載されたウェブページのURLが記載されることも多い。
しかしながら、URLはキーボードを用いてブラウザに入力する必要があるが、これを間違いなく入力するのは煩雑であり、そのウェブページの参照を断念する人が多い。また、ウェブページはトップページから階層状に構成されることが多く、URLは下層に位置するページを示すものほど長くなるのが一般的であるが、このような長いURLを紙面に数多く記載しようとすると、このURLだけでかなりの場所を占め、紙面が見づらくなる。従って、通常の場合、紙面にはトップページのURLが記載されるだけであり、紙情報と対応するウェブ情報に直接アクセスさせることも困難で、ウェブ情報の表現力を有効に取り入れているとは言い難い。
また、URLの代わりに検索キーワードを記載し、検索エンジンと呼ばれるシステムで検索させる方法もとられている。しかしながら、検索エンジンは情報の内容、正確さ、有用性などの判断力に乏しいため、必ずしも配信者が意図する情報が上位にリストされるとは限らない。特に、近年ではSEO(Search Engine Optimization)の技術が広く知られているので、この技術が優れているものほど検索リストの上位になりやすく、近似の順位にランクされた情報であってもその優劣や虚実が判らず混乱が生じやすいので、情報の配信者にとっても検索エンジンの利用者にとっても好ましくない。また、同じ検索キーワードを使って検索しても有害サイト等無関係なウェブサイトがリストアップされることがあり、これに誤ってアクセスしてしまう危険性もある。
更に、URLと関連付けられた簡易型ネットワークアドレスを使用して入力の手間を軽減する方法も考案されている(特許文献1、2参照)。しかしながら、キーボードの使用に不慣れな人にとっては、簡易型ネットワークアドレスの入力ですら苦痛であるため、紙情報とウェブ情報を緊密に結びつけるものとは言い難い。
一方、キーボードを使用しないウェブ情報の指定手段としては、QRコード、カラーコード、バーコード等が挙げられる。しかしながら、これらの読み取りと画面表示には専用の読取装置とプログラムが必要となり、一般的かつ汎用的方法とはいえない。また、携帯電話等の小型の情報通信機器ではQRコードを読み取る機能が一般化しつつあるが、表示画面が小さすぎ、ウェブ情報の多彩な表現力を有効に利用できるとは言い難い。
特表2001−522073号公報 特開2002−82856号公報
そこで本発明者は、紙情報の発行者が意図するウェブ情報にキーボードを使用せずに容易にアクセスさせることができるシステムについて鋭意研究の結果、例えばマウスのようなポインティングデバイスのみで目的のウェブ情報を指定できるようにすれば、文字が読めさえすれば当該ウェブ情報に直接アクセスでき、真の意味で紙情報とウェブ情報を連結できる点に着目して本発明を完成した。
本発明の請求項1は、紙情報とウェブ情報を連結させるリンクシステムであって、連続的に配列される選択項の中から選ばれる複数の選択項を結合してなり、各選択項の間が区切られている情報IDが、紙情報の近辺に記載されるとともに、前記紙情報と対応するウェブ情報も同じ情報IDで識別され、上記選択項が連続的に配列された選択ページの中の選択項をポインタで順次指定することにより情報IDが指定され、これにより対応するウェブ情報が表示されることを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムを内容とする。
本発明の請求項2は、それぞれの選択項が文字、数字、単語又は記号により表現されることを特徴とする請求項1に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを内容とする。
本発明の請求項3は、選択ページが階層構造を有する複数のサブページからなるとともに、上層のサブページの選択項とこれに対応する一階層下のサブページの間に順次リンクが張られ、最下層のサブページの選択項とこれに対応するウェブ情報の間にリンクが張られていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを内容とする。
本発明の請求項4は、同一階層内の異なるサブページごとに背景色と選択項色の組み合わせが異なるとともに、紙情報側に記載される情報IDのうち対応する選択項の背景色及び選択項色が、選択ページの背景色及び選択項色と同じであることを特徴とする請求項3に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを内容とする。
本発明の請求項5は、紙媒体に記載された情報IDに基づいて選択ページ中の選択項がポインタで順次指定されることにより生成される文字列を記憶する記憶手段と、該文字列及びウェブ情報のアドレスが記載されたアドレステーブルを有し、この文字列を使って、対応するウェブ情報のアドレスがアドレステーブルから検索されて、これにより検索されたアドレスを使ってウェブ情報が表示されることを特徴とする請求項1に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを内容とする。
本発明の請求項6は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを使用し、顧客が指定したウェブ情報に対応する情報IDの割り当てに対して課金することを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムの運用方法を内容とする。
本発明の請求項7は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを使用し、選択ページの一部又は全部を顧客のウェブサイトに組み込むことに対して課金することを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムの運用方法を内容とする。
本発明の請求項8は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを使用し、選択ページの一部または全部が組み込まれたウェブサイトに顧客が希望する広告又はコンテンツを組み込むことに対して課金することを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムの運用方法を内容とする。
本発明の請求項9は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを使用し、紙媒体に情報IDを印刷したり、映像通信媒体に情報IDを映写したり、又は音声通信媒体で情報IDを発声することに対して課金することを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムの運用方法を内容とする。
本発明による紙情報とウェブ情報のリンクシステムでは、情報IDにより選択項の指定順序が特定されているため、マウス等のポインティングデバイスを操作し、情報IDの記載に基づいて所定の選択項をこの選択項が連続的に配列された選択ページの中から数回指定するだけで、紙情報に対応するウェブ情報を指定して表示させることができる。このため、キーボードの扱いに不慣れな人や、キーボードに強い拒否感を持つ人でも紙情報の発行者が意図するウェブ情報に簡単かつ正確にアクセスすることができる。
また、信頼性が高い紙情報とウェブ情報が一対一で関連付けられているため、虚偽情報を含むウェブ情報にアクセスしてしまったり、無関係な有害サイトにアクセスするといった失敗を防ぐことができ、紙情報の信頼性をウェブ情報に波及させることができる。
さらに、この情報IDはURL等と比較して非常に短いので、例えば新聞やちらし広告等の紙面に数多く記載しても紙面を圧迫せず、紙面のデザインを保つことができる。
このようなリンクシステムは、階層構造を有する複数のサブページからなる選択ページを用いることにより容易に構築することができる。即ち、サブページに記載された選択項とこれに対応する一階層下のサブページの間に順次リンクを張り、最下層のサブページの選択項とこれに対応するウェブ情報の間にリンクを張れば、選択ページの選択項をポインタで順次選択し指定することにより順次下層のサブページが表示され、最終的に目的とするウェブ情報が表示される。
この場合、同一階層内の異なるサブページごとに背景色及び選択項色の組み合わせを異ならせるとともに、紙媒体に記載された情報IDの該当する選択項の背景色及び選択項色も当該サブページのものと同一にすれば、正しい選択項を指定した場合には選択項の背景色及び選択項色が当該サブページのものと同一になり、間違えた選択項を選択した場合にはこれが異なるので、選択ミスに気が付きやすくなり、手早く訂正することができる。
情報ID及びウェブ情報のアドレスが記載されたアドレステーブルを用い、情報IDに相当する文字列によりウェブ情報のアドレスを検索し、ウェブ情報を表示させることもできる。この場合、情報IDに相当する文字列は選択ページ内に連続的に配列された選択項をポインタで順次選択、指定することにより生成されて記憶手段に記憶され、検索に利用される。
本発明の紙情報とウェブ情報を連結させるリンクシステムを運用することにより、例えば情報IDの割り当て、顧客のウェブサイトへの選択ページの一部又は全部の組み込みや当該ウェブサイトへの広告掲載、情報IDの紙媒体への印刷や映像通信媒体での映写、音声通信媒体での発声について課金することが可能であり、多大な収入を得ることができる。
本発明の紙情報とウェブ情報のリンクシステム1は、その代表例を図1に概略的に示すとおり、紙媒体3aに記録された紙情報3とコンテンツサーバ4aに記録されたウェブ情報4を、APサーバ5bに記録された選択ページ5を用いて緊密に連結させるためのシステムである。
本発明においては、紙情報3の近辺に情報ID2が記載されているとともに、対応するウェブ情報4も同じ情報ID2で識別され、図2に示すように、選択ページ5内の選択項(図2では数字)をポインタで順次選択、指定することにより情報IDが指定され、これにより対応するウェブ情報が表示される。なお、図2中、白抜き矢印はポインタを示す。
本発明における紙媒体3aとは、新聞、雑誌、ちらし広告、本、名刺、商品ラベルやタグ等、情報伝達を目的として印刷された紙状物及びその束のことをいい、その材質は通常はセルロース繊維であるが、1枚づつの形状が紙のような平面薄膜状である限りその材質は問わない。
また、紙情報3とは上記紙媒体3aに印刷された情報のことをいい、具体的には、記事、商品情報、物語のエピソード、担当者の氏名、商品名、製造元情報等が挙げられる。
また、本発明におけるウェブ情報4とは、インターネット上にアップロードされた情報であり、特に、上記紙情報3をより詳しく或いは動画や音声等を駆使してより判りやすく説明するために、この紙情報3の発行者により指定された情報を意味する。具体的には、紙情報3である新聞記事と同じ記事を扱うニュース映像、ちらし広告に掲載した商品に関するクリッカブルマップを利用した取り扱い方法の説明、物語の一場面を描写した映像や音声、名刺には掲載しきれない量の担当者の自己アピール、商品の製造風景や生産者の写真、トレーサビリティーを示す情報等が挙げられる。
これらのウェブ情報4は、インターネットにアップロードされる通常のコンテンツと同様、コンテンツサーバ4aに記録される。
本発明においては、情報ID2を介して紙情報3とウェブ情報4をリンクさせる。本発明における情報ID2は、連続的に配列される選択項2aの中から選ばれる複数の選択項2aを連結してなる。また、これらの選択項2aは情報ID全体の中で見分けることができるように、それぞれの間で区切られている。
選択項2aとしては、例えば文字、数字、単語、記号等のように、他の選択項2aと見分けられるものであれば特に限定されないが、文字、数字のように配列順序が周知であるものを用いるほうが、適切な選択項を探す手間を軽減することができる点で好ましい。無論、リンゴ、ミカン、バナナ等の単語や、◎、○、×等の記号を連続的に配列したものであっても使用できる。
区切り方法については特に限定されず、例えば、−(ハイフン、図2に記載した例ではこれが使用されている)、;(コロン)、:(セミコロン)、スペース等の区切り記号を各選択項2aの間に挿入してもよいし、各選択項2aを異なる色や大きさにしたり字体を変えたり、あるいは背景色を変えて区切ってもよい。
この情報ID2は紙情報3の近辺に記載されるとともに、ウェブ情報4も同じ情報ID2で識別される。即ち、このシステムの使用者は紙情報3の情報ID2をみて、この情報ID2を構成する選択項2aを選択ページ5で順次選択、指定することによりウェブ情報4を表示させる。
なお、この情報ID2はURLなどと比べて非常に短くてすみ、コンテンツサーバ4a内のどこに配置されても長さがほとんど変化しないので、紙媒体3aの随所に数多く配置しても紙面をほとんど圧迫しない。従って、紙媒体3aに記載された各記事、各写真、各挿絵といった全ての紙情報3に情報ID2を付与することも可能である。
本発明における選択ページ5とは、選択項2aが連続的に配列されたページであり、使用者端末3b上で、例えばマウスのようなポインティングデバイスを用いて、選択ページ5上の選択項2aを選択、指定するためのものである。図2に記載した例では、選択項2aとして2桁の数字が採用されており、選択ページ5上に10×10の格子状に配列されている。なお、数字はその配列順序が周知であるため、使用者が選択すべき数字(選択項2a)を探しやすくなっている。
選択ページ5としては、図3に示したような、タブを用いて選択できる選択項2aの数を増加させたものを用いてもよい。図3に示した選択ページ5は選択項2aとして3桁の数字が採用されており、この選択項2aが10×10の格子状に配列されたタブが10個配置されているので、1000個の選択項2aの中から所定の選択項2aを選択、指定できるようになっている。
なお、選択ページ5に配列される選択項2aの形式は、所定の選択項2aを択一的に選択できる形式であれば特に限定されず、選択されることにより後述の他のサブページ5aにジャンプするハイパーリンクであってもよいし、ボタン形式、ラジオボタン形式であってもよい。
本発明において使用するポインティングデバイスとしては特に限定されず、マウス、トラックボール、タッチパッド等、一般に使用されているどのようなポインティングデバイスでも使用できる。
本発明においては、選択ページ5上の選択項2aをポインティングデバイスで選択することにより、ウェブ情報4を選択するためのアクションが引き起こされる。具体的なアクションについては特に限定されず、選択ページ5上の選択項2aを順次選択することにより最終的にウェブ情報4が表示できるものであれば、どのようなものでも採用できる。
そのような選択ページ5としては、例えば図4に示すような、階層構造を持つ複数のサブページ5aからなるものが例示でき、より詳細には、第1層(最上層)に記載された選択項2aと第2層のサブページ5aの間にリンクが張られ、同様に第2層と第3層の間、第3層と第4層(最下層)の間にもリンクが張られ、第4層(最下層)のサブページ5aに記載された選択項2aとウェブ情報4の間にリンクが張られた選択ページ5が例示できる。このような選択ページによれば、情報ID2を構成する選択項2aをサブページ5a上で順次選択することにより、下層のサブページ5aにジャンプし、最終的に最下層のサブページ5aから目的とするウェブ情報4にジャンプする。なお、例えば、最上層のサブページ5aだけを著名なポータルサイトに貼り付け、第2層以下をAPサーバ5bに記憶させるようにしてもよい。
このような階層構造を有する選択ページ5を使用する場合、同一層内の異なるサブページ5aごとに背景色及び選択項色の組み合わせを変えるとともに、紙情報3側に記載される情報IDの対応する選択項の背景色及び選択項色をサブページ5aのものと同じにすれば、選択項2aの選択ミスを軽減することができる。詳述すると、例えば図5に示したように情報IDが01−23−45−67であったとすると、それぞれの選択項2aの背景色及び選択項色はそれぞれ異なるが、第1層〜第3層で正しい選択項2aである(01)(23)(45)を順に選択したとすれば、図5(a)に示したように、紙媒体に印刷された4つ目の選択項である(67)の背景色及び選択項色は第4層の背景色及び選択項色と同じになる。しかしながら、図5(b)で示したように、第3層で間違えた選択項2a(例えば46)を選択したとすれば、サブページ5aの背景色と選択項色が印刷された選択項2aと異なるので、選択ミスを犯したことがすぐに判り、即座に選択をやり直すことができる。
なお、全てのサブページ5aの背景色と選択項色の組み合わせを別のものにする必要はなく、例えば6〜12種類程度の組み合わせを順に使用するようにしても良いが、選択ミスが起こりやすい選択項2aについて異なる組み合わせを用いるようにしたほうが好ましい。例えば、図2に示したような10×10の格子状の選択ページ5で選択項2a(例えば45)を指定する場合では、左側(44)、右側(46)、上側(35)、下側(55)、数字の入れ替わり(54)との間で選択ミスが起こりやすいと考えられるので、これらの選択項からリンクされるサブページ5aの背景色と選択項色を、(45)からリンクされるサブページのものと異なるようにすれば好ましい。
選択ページ5の別の態様としては、情報ID2に対応する文字列を記憶する記憶手段と、該文字列及びウェブ情報4のアドレスが記載されたアドレステーブルを有するとともに、選択項が連続的に配列されているページが例示できる。なお、記憶手段に記憶される文字列はアドレステーブルからウェブ情報のアドレスを検索するためのものであり、紙情報3に記載された情報ID2に基づいて選択ページ5中の選択項2aをポインタで順次指定することにより生成される。この検索用の文字列は情報ID2と一対一で対応する限り特に限定されないが、最も簡単には、情報ID2(例えば、01−23−45−67)から区切り記号を除いたもの(例えば、01234567)が用いられる。情報IDを構成する選択項として単語や記号が使用されるような場合には、単語の頭文字や記号と一対一で対応した数字等を区切り記号を用いずに連結したものも使用できる。また、情報ID2と同一の文字列を検索用の文字列として使用してもよい。
また、本発明でいうアドレスはウェブ情報4の所在を示すものであれば特に限定されず、IPアドレス、URL等の中から必要に応じて選択される。
上記のような選択ページ5を用いてウェブ情報4を表示させる方法の例を図6に基づいて説明する。なお、図6中、変数Mは記憶手段として利用されている。
まず、選択ページ5を使用者端末3bに表示させると、これまでに入力した選択項の数を示す変数N(初期値:0)、入力される文字列を示す変数M(初期値:null)、最終的に入力する選択項の数を示す定数Rが設定される。なお、定数Rは使用する情報IDの書式によって異なり、例えば01−23−45−67のように情報IDが4つの選択項からなる場合は4であり、012−345−678のように3つの選択項からなる場合は3である。
このような選択ページ5で情報ID2(例えば、01−23−45−67)の最初の選択項2a(例えば、01)が選択されると(STEP1)、変数Nに1が加算されてその値が1になるとともに、変数Mの末尾に最初の選択項2aが加えられ、上記の例ではM=01になる(STEP2)。次に、変数Nの値と定数R(本例ではR=4)の値が比較され(STEP3)、現時点ではN=RでないのでSTEP1に戻る。STEP1及びSTEP2がR回(本例では4回)繰り返されると、N=Rになるとともに、Mに検索用の文字列(本例では、01234567)が完成する。
そして、この文字列を使用してアドレステーブルからウェブ情報4のアドレスが検索され(STEP4)、検索されたアドレスを利用してウェブ情報を表示させる(STEP5)。
なお、情報ID2に相当する文字列を入力するためのツールバーやガジェット(頻繁に使用する機能に簡単にアクセスするための小さなプログラム)等を使用者端末3bにインストールし、アドレステーブルのみをAPサーバ5bに記憶させてもよい。
以上、本発明の紙情報とウェブ情報のリンクシステムについて記載したが、次にこのシステムを運用して収入を得る方法について説明する。
このシステムの管理者は紙情報を発行するとともにこれに対応するウェブ情報をアップロードする情報提供者を顧客とすることができる。即ち、図7に示したように、情報提供者の求めに応じて指定されたウェブ情報に対応する情報IDを設定して割り当てるとともに、これに対して課金することができる。これにより情報提供者は割り当てられた情報IDを紙情報の近辺に掲載できるようになり、インターネット利用者はこの情報IDを元にこれに対応するウェブ情報を参照できる。
なお、図8に示したように、情報IDの割り当て申請が協力者のウェブサイトを介して行われた場合は、情報提供者に情報IDの割り当てについての課金をするとともに、その一部を仲介手数料として協力者に支払うこともできる。
また、このシステムの管理者は選択ページに集まるインターネット利用者に自社商品を紹介しようとする事業者や、このような事業者に広告掲載用スペースを提供する広告事業者を顧客とすることができる。即ち、図9に示したように、選択ページの一部又は全部を広告事業者のウェブサイトに組み込むとともに、選択ページの使用手数料を広告事業者に課金することもできる。これにより広告事業者はインターネット使用者を自社のウェブサイトに集めることができる。
さらに、図10に示したように、上記の広告事業者のウェブサイトに広告又はコンテンツを組み込むとともに、これに対して課金することができる。なおこの場合、この広告事業者に広告掲載手数料を支払う。
また、本などの紙媒体に情報IDを印刷したり、テレビ等の映像通信媒体に情報IDを映写したり、又はラジオ等の音声通信媒体で情報IDを発声することに対して課金することもできる。
以上、本発明の好ましい態様を実施例に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨から逸脱することなく種々のバリエーションが可能であることは云うまでもない。
叙上のとおり、本発明の紙情報とウェブ情報のリンクシステムによれば、キーボードの操作に不慣れな人や強い拒否感を持っている人にも、紙情報の発行者が意図するウェブ情報に簡単且つ確実にアクセスさせることができる。従って、紙情報とウェブ情報を密接に連結させ、紙情報の信頼性とウェブ情報の表現力を双方とも享受することができるシステム及びその運用方法として頗る有用である。
本発明に係る紙情報とウェブ情報のリンクシステムの概念図である。 紙媒体に記載された情報IDに基づいてウェブ情報を指定する方法を示す説明図である。 選択ページの他の例を示す説明図である。 階層構造を有する選択ページを示す説明図である。 階層構造を備えた選択ページにおいて、同一層内のサブページの背景色と選択項色の組み合わせを異ならせた状態を示す説明図である。 選択ページで入力した選択項を用いてアドレスを検索する方式の紙情報とウェブ情報のリンクシステムにおける処理を示すフローチャートである。 情報IDの申請、設定、割り当てと、利用者によるウェブ情報へのアクセス、及び情報IDの割り当てに対する課金を示す説明図である。 協力者のウェブサイトを介した情報IDの割り当てに対する課金及び仲介手数料の支払いを示す説明図である。 選択ページの一部又は全部を広告事業者のウェブサイトに埋め込むことに対する課金を示す説明図である。 選択ページが埋め込まれたウェブサイトへの広告掲載に対する課金を示す説明図である。
符号の説明
1 紙情報とウェブ情報のリンクシステム
2 情報ID
2a 選択項
3 紙情報
3a 紙媒体
3b 使用者端末
4 ウェブ情報
4a コンテンツサーバ
5 選択ページ
5a サブページ
5b APサーバ

Claims (9)

  1. 紙情報とウェブ情報を連結させるリンクシステムであって、
    連続的に配列される選択項の中から選ばれる複数の選択項を結合してなり、各選択項の間が区切られている情報IDが、紙情報の近辺に記載されるとともに、
    前記紙情報と対応するウェブ情報も同じ情報IDで識別され、
    上記選択項が連続的に配列された選択ページの中の選択項をポインタで順次指定することにより情報IDが指定され、これにより対応するウェブ情報が表示されることを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステム。
  2. それぞれの選択項が文字、数字、単語又は記号により表現されることを特徴とする請求項1に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステム。
  3. 選択ページが階層構造を有する複数のサブページからなるとともに、
    上層のサブページの選択項とこれに対応する一階層下のサブページの間に順次リンクが張られ、
    最下層のサブページの選択項とこれに対応するウェブ情報の間にリンクが張られていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステム。
  4. 同一階層内の異なるサブページごとに背景色と選択項色の組み合わせが異なるとともに、
    紙情報側に記載される情報IDのうち対応する選択項の背景色及び選択項色が、選択ページの背景色及び選択項色と同じであることを特徴とする請求項3に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステム。
  5. 紙媒体に記載された情報IDに基づいて選択ページ中の選択項がポインタで順次指定されることにより生成される文字列を記憶する記憶手段と、
    該文字列及びウェブ情報のアドレスが記載されたアドレステーブルを有し、
    この文字列を使って、対応するウェブ情報のアドレスがアドレステーブルから検索されて、これにより検索されたアドレスを使ってウェブ情報が表示されることを特徴とする請求項1に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステム。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを使用し、顧客が指定したウェブ情報に対応する情報IDの割り当てに対して課金することを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムの運用方法。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを使用し、選択ページの一部又は全部を顧客のウェブサイトに組み込むことに対して課金することを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムの運用方法。
  8. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを使用し、選択ページの一部または全部が組み込まれたウェブサイトに顧客が希望する広告又はコンテンツを組み込むことに対して課金することを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムの運用方法。
  9. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の紙情報とウェブ情報のリンクシステムを使用し、紙媒体に情報IDを印刷したり、映像通信媒体に情報IDを映写したり、又は音声通信媒体で情報IDを発声することに対して課金することを特徴とする紙情報とウェブ情報のリンクシステムの運用方法。
JP2008285312A 2008-11-06 2008-11-06 紙情報とウェブ情報のリンクシステム及びその運用方法 Pending JP2010113501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008285312A JP2010113501A (ja) 2008-11-06 2008-11-06 紙情報とウェブ情報のリンクシステム及びその運用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008285312A JP2010113501A (ja) 2008-11-06 2008-11-06 紙情報とウェブ情報のリンクシステム及びその運用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010113501A true JP2010113501A (ja) 2010-05-20

Family

ID=42302019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008285312A Pending JP2010113501A (ja) 2008-11-06 2008-11-06 紙情報とウェブ情報のリンクシステム及びその運用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010113501A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5876180B1 (ja) * 2015-05-15 2016-03-02 前田 龍典 情報リンクシステム、情報リンクプログラム、及び情報リンクシステムの運用方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001522073A (ja) * 1997-10-28 2001-11-13 インターネットナンバー株式会社 ネットワーク上の情報へのアクセス方法及びシステム
JP2002207652A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Toshiba Corp 情報サービス提供方法及び情報サービス提供装置並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002324020A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Sharp Corp インターネットアクセス支援方法、インターネットアクセス支援装置、インターネットアクセス支援プログラムおよびインターネットアクセス支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003099348A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Pub Syst Kk ホームページへの接続仲介システムと記録媒体
JP2003131979A (ja) * 2001-10-25 2003-05-09 Dainippon Printing Co Ltd 広告配信装置および広告配信方法
JP2004007579A (ja) * 2002-04-26 2004-01-08 Kyocera Mita Corp 画像読取装置、画像形成装置および制御プログラム
JP2008084323A (ja) * 2007-09-27 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp 携帯通信端末

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001522073A (ja) * 1997-10-28 2001-11-13 インターネットナンバー株式会社 ネットワーク上の情報へのアクセス方法及びシステム
JP2002207652A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Toshiba Corp 情報サービス提供方法及び情報サービス提供装置並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002324020A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Sharp Corp インターネットアクセス支援方法、インターネットアクセス支援装置、インターネットアクセス支援プログラムおよびインターネットアクセス支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003099348A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Pub Syst Kk ホームページへの接続仲介システムと記録媒体
JP2003131979A (ja) * 2001-10-25 2003-05-09 Dainippon Printing Co Ltd 広告配信装置および広告配信方法
JP2004007579A (ja) * 2002-04-26 2004-01-08 Kyocera Mita Corp 画像読取装置、画像形成装置および制御プログラム
JP2008084323A (ja) * 2007-09-27 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp 携帯通信端末

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5876180B1 (ja) * 2015-05-15 2016-03-02 前田 龍典 情報リンクシステム、情報リンクプログラム、及び情報リンクシステムの運用方法
WO2016185840A1 (ja) * 2015-05-15 2016-11-24 龍典 前田 情報リンクシステム、情報リンクプログラム、及び情報リンクシステムの運用方法
US10572564B2 (en) 2015-05-15 2020-02-25 Futoshi HIKAGE Information-link system, information-link program, and method of operating the information-link system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9069731B2 (en) System and method for providing online versions of print-medium publications
US8108793B2 (en) Zone-associated objects
CN102754127B (zh) 基于关键字和字符串输入来汇编动画媒体的方法和系统
JP5238418B2 (ja) 情報推薦装置および情報推薦方法
US20110035660A1 (en) System and method for the automated creation of a virtual publication
CA2309050A1 (en) Publication file conversion and display
US9639518B1 (en) Identifying entities in a digital work
CN101866264A (zh) 显示信息的方法以及信息处理装置
TW201011582A (en) Federated community search
JP2006244071A (ja) 情報提供方法、ポータルサイトシステム、及びプログラム
JP5944202B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体
WO2008041367A1 (fr) Dispositif de recherche de document, procédé de recherche de document et programme de recherche de document
CN103154937A (zh) 用于将超链接的地址插入书签的方法和设备
KR20070078733A (ko) 오프라인 컨텐츠의 간편코드에 의해 온라인 컨텐츠를접근하기 위한 오프라인-온라인 컨텐츠 연동 서비스 방법및 시스템
JP2011003159A (ja) 情報提供装置及び方法
JP2012212191A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP5360918B2 (ja) 電子書籍用目次生成システム
JP2014186379A (ja) アノテーション検索装置、方法、及びプログラム
JP2010113501A (ja) 紙情報とウェブ情報のリンクシステム及びその運用方法
JP4505389B2 (ja) 広告コンテンツ送信システム、広告コンテンツ送信方法
KR102576742B1 (ko) 정보 링크 시스템, 정보 링크 프로그램, 및 정보 링크 시스템의 운용 방법
JP2008046879A (ja) ページ表示装置、ページ表示方法、およびコンピュータプログラム
KR100929925B1 (ko) 홈페이지 통합 서비스 제공 시스템 및 방법
JP5384315B2 (ja) 検索装置及び方法及びプログラム
KR100962342B1 (ko) 홈페이지 생성, 등록 및 관리 서비스 제공 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140422