JP2010113004A - 定着装置,画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誘導コイルから被加熱部材に作用する磁束の幅を変化させる際における磁束の急激な変化の防止すると共に,そのための構成を用いて磁束遮蔽部材の位置検出を行うことのできる定着装置及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】誘導コイル及び被加熱部材の間の磁束の経路を遮蔽する磁束遮蔽板60は,隣接する二つの遮蔽部D1,D2の境界Pから該二つの遮蔽部D1,D2のうち遮蔽幅が大きい遮蔽部D2側であって該二つの遮蔽部D1,D2による遮蔽幅の差に対応する領域に,二つの遮蔽部D1,D2の変更時に誘導コイルから被加熱部材に作用する磁束を徐々に変動させるための複数のスリット61a〜61cが形成されている。そして,フォトセンサ81によってスリット61a〜61cを検出することにより磁束遮蔽板60の回転位置を検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は,誘導加熱方式の定着装置及びこれを備えた画像形成装置に関し,特に,誘導加熱される被加熱部材(定着ローラなど)の加熱対象領域の幅を変更するための技術に関するものである。
一般に,プリンタ装置や複写機,ファクシミリ装置,これらの複合機などの画像形成装置には,定着ローラなどの被加熱部材を電磁誘導によって加熱する誘導加熱方式の定着装置が用いられる。具体的に,前記定着装置には,磁性材料からなる被加熱部材の最大通紙領域に対向して誘導コイル及び磁性体コアが配置されている。そして,誘導コイルに高周波電流を流すことにより磁束を発生させる。これにより,誘導コイルで発生した磁束が磁性体コアで形成された磁気回路を通じて被加熱部材に導かれ,該被加熱部材は,その磁束による電磁誘導で発生する渦電流(誘導電流)によって加熱される。
従来から,このような誘導加熱方式の定着装置では,最大通紙領域よりも小さいサイズの用紙が通紙される場合,その用紙が通過する通紙領域を所定の定着温度に維持するために,用紙が通過しない被加熱部材の端部近傍の非通紙領域で過熱が生じるという問題があった。そこで,被加熱部材における加熱対象領域の幅を用紙サイズに合わせて変更することのできる構成が検討されている。
例えば,特許文献1には,誘導コイルから被加熱部材に作用する磁束の幅を磁束遮蔽部材で変更することにより加熱対象領域の幅を変更することが記載されている。具体的には,幅の異なる複数段階の遮蔽部を有する円弧状の磁束遮蔽板を回動させることにより被加熱部材に作用する磁束の遮蔽幅を調整している。
特開2005−208624号公報
しかしながら,磁束遮蔽板を移動させて遮蔽部を切り換えることによって誘導コイルから被加熱部材への磁束の遮蔽幅を変化させるとき,その磁束が急激に変化すると,誘導コイルが接続された通電回路上に逆起電圧が発生して過電流が流れるおそれがある。
また,磁束遮蔽板を回動させることによって被加熱部材に作用する磁束の幅を調整するためには,その磁束遮蔽板の回動位置を検出し得る構成が必要である。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,誘導コイルから被加熱部材に作用する磁束の幅を変化させる際における磁束の急激な変化の防止すると共に,そのための構成を用いて磁束遮蔽部材の位置検出を行うことのできる定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,被加熱部材を誘導加熱するための磁束を発生させる誘導コイルと,前記誘導コイル及び前記被加熱部材の間の磁束の経路を遮蔽する遮蔽幅が異なる複数の遮蔽部を有する磁束遮蔽部材と,所定の駆動手段で前記磁束遮蔽部材を移動させて前記磁束の経路上に介在する前記遮蔽部を変更することにより前記磁束の経路の幅を変更する磁束幅変更手段と,前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出する移動位置検出手段とを備えてなる定着装置に適用されるものであって,前記磁束遮蔽部材が,隣接する二つの前記遮蔽部の境界から該二つの遮蔽部のうち遮蔽幅が大きい遮蔽部側であって該二つの遮蔽部による遮蔽幅の差に対応する領域に,前記磁束幅変更手段による前記二つの遮蔽部の変更時に前記誘導コイルから前記被加熱部材に作用する磁束を徐々に変動させるための複数の磁束漏洩用スリットが形成されたものであって,前記移動位置検出手段が,前記磁束漏洩用スリットを検出することにより前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出するものであることを特徴とする定着装置として構成される。
このように構成された本発明では,前記磁束遮蔽部材に前記磁束漏洩用スリットが設けられていることにより,前記磁束幅変更手段によって前記誘導コイルから前記被加熱部材に作用する磁束の幅が変化されるときの磁束の急激な変化の防止,及び前記移動位置検出手段による前記磁束遮蔽部材の位置検出の両方を実現することができる。即ち,これらの二つの目的で前記磁束漏洩用スリットを兼用している。そのため,各々の目的ごとに個別のスリットを設ける場合に比べて生産の手間が簡略化される。このとき,前記移動位置検出手段による前記磁束遮蔽部材の位置検出においては,例えば少なくとも前記磁束遮蔽用スリットのいずれかの検出時の位置を前記磁束遮蔽部材のホームポジションとして判断することが可能である。
ここで,複数の前記磁束漏洩用スリットは,前記境界から前記遮蔽幅の大きい遮蔽部側に向かう方向に同方向の長さが徐々に小さくなるものであることが考えられる。この場合,前記移動位置検出手段は,前記磁束漏洩用スリットの長さに応じて前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出することが可能となる。
例えば,前記移動位置検出手段によって検出される前記磁束遮蔽用スリットの長さに応じて,前記磁束遮蔽部材の移動中に前記磁束漏洩用スリットのいずれが前記被加熱部材と対向しているかを検出することが可能であり,その検出結果に応じて前記磁束遮蔽部材の移動速度を制御すること等が可能である。この場合には,前記所定の駆動手段として,前記磁束遮蔽部材の移動位置を制御し得るステッピングモータやサーボモータなどの高価な駆動手段を用いることなく,例えばDCモータなどの簡易且つ安価な駆動手段を用いることが可能である。
また,前記磁束漏洩用スリットが,前記磁束遮蔽部材の一端部近傍まで延設されたものであって,前記移動位置検出手段が,前記磁束遮蔽部材の一端部において前記磁束漏洩用スリットの延設部分を検出することにより前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出するものであることが考えられる。
この場合,前記磁束遮蔽部材が,該磁束遮蔽部材の移動方向に前記磁束漏洩用スリットの延設部分と並列に形成された複数の位置検出用スリットを有するものであれば,前記移動位置検出手段は,前記磁束漏洩用スリットの延設部分及び前記位置検出用スリットを検出することにより前記磁束遮蔽部材の移動位置をより詳細に検出することが可能である。
なお,前記磁束遮蔽部材は,例えば前記誘導コイルと前記被加熱部材との間に磁気回路を形成する円筒状の磁性体コアの外周面に設けられたものである。この場合には,前記所定の駆動手段が,前記磁性体コアを回転させることにより前記磁束遮蔽部材を回転移動させるものであることが考えられる。
ところで,本発明は,前記のように構成された定着装置を備えてなる画像形成装置の発明として捉えてもよい。
本発明によれば,前記磁束遮蔽部材に前記磁束漏洩用スリットが設けられていることにより,前記磁束幅変更手段によって前記誘導コイルから前記被加熱部材に作用する磁束の幅が変化されるときの磁束の急激な変化の防止,及び前記移動位置検出手段による前記磁束遮蔽部材の位置検出の両方を実現することができる。即ち,これらの二つの目的で前記磁束漏洩用スリットを兼用している。そのため,各々の目的ごとに個別のスリットを設ける場合に比べて生産の手間が簡略化される。このとき,前記移動位置検出手段による前記磁束遮蔽部材の位置検出においては,例えば少なくとも前記磁束遮蔽用スリットのいずれかの検出時の位置を前記磁束遮蔽部材のホームポジションとして判断することが可能である。
また,複数の前記磁束漏洩用スリットが,前記境界から前記遮蔽幅の大きい遮蔽部側に向かう方向に同方向の長さが徐々に小さくなるものであれば,前記移動位置検出手段は,前記磁束漏洩用スリットの長さに応じて前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出することが可能である。この場合には,前記移動位置検出手段によって検出される前記磁束遮蔽用スリットの長さに応じて,前記磁束遮蔽部材の移動中に前記磁束漏洩用スリットのいずれが前記被加熱部材と対向しているかを検出することが可能であり,その検出結果に応じて前記磁束遮蔽部材の移動速度を制御すること等が可能であるため,前記所定の駆動手段として,前記磁束遮蔽部材の移動位置を制御し得るステッピングモータやサーボモータなどの高価な駆動手段を用いることなく,例えばDCモータなどの簡易且つ安価な駆動手段を用いることが可能である。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。なお,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る複写機Xの概略構成を示すブロック図,図2は本発明の実施の形態に係る定着装置5の概略構成を示す模式図,図3は本発明の実施の形態に係る定着装置5に設けられた磁束遮蔽板60を説明するための模式図である。
まず,図1を用いて,本発明の実施の形態に係る複写機Xの概略構成について説明する。
図1に示すように,本発明の実施の形態に係る複写機Xは,操作表示部1,画像読取部2,画像処理部3,画像形成部4,定着装置5,及び制御部6などを備えて概略構成されている。前記複写機Xは,他にも一般的な電子写真方式の複写機が有する各種の構成要素を有しているが,それらについては従来と異なるところがないため,ここでは説明を省略する。なお,本発明は当該複写機Xに限られず,例えばプリンタ装置,ファクシミリ装置,これらの機能やスキャナ機能を有する複合機などの電子写真方式の画像形成装置にも適用可能である。
前記制御部6は,CPU及びROM,RAM等の周辺装置を有してなり,前記ROMに格納された所定のプログラムに従った処理を前記RAMに展開しながら実行することにより当該複写機Xを統括的に制御する。
前記操作表示部1は,前記制御部6からの指示に応じて各種の情報の表示を行う液晶ディスプレイや,前記制御部6への操作入力を行うためのタッチパネルなどを有している。
前記画像読取部2は,原稿台やADF(自動搬送装置)にセットされた原稿の画像を読み取るものであって,該画像読取部2で読み取られた画像データは前記画像処理部3に入力される。
前記画像処理部3は,前記画像読取部2で読み取られた原稿の画像データや,LAN等の通信網を介して図外の情報処理装置から入力された原稿の画像データなどに対して各種の画像処理を施すものである。前記画像処理部3で画像処理が施された後の画像データは,前記画像形成部4に入力される。
前記画像形成部4は,感光体ドラムや帯電器,現像装置,LSUなどを有してなり,前記画像処理部3から入力された原稿の画像データに基づいて用紙にトナー像(現像剤)を形成するものである。
そして,前記定着装置5は,前記画像形成部4によってトナー像が形成された用紙にそのトナー像を溶融定着させる。本発明の実施の形態に係る前記複写機Xは,前記定着装置5に関する構成に特徴を有しており,以下,図2及び図3を用いてその点について詳説する。
図2に示すように,前記定着装置5は,前記画像形成部4においてトナー像が転写された後,用紙搬送路50上に搬送される用紙を圧接しながら回転する定着ローラ51及び加圧ローラ51aと,前記定着ローラ51との間に張架された定着ベルト52を介して該定着ローラ51から伝達される駆動力によって回転駆動される加熱ローラ53(被加熱部材の一例)と,前記加熱ローラ53を誘導加熱するための磁束を発生させる誘導コイル54と,前記誘導コイル54で発生した磁束を前記加熱ローラ53に導く磁気回路を形成するセンターコア55(磁性体コアの一例)及び外部コア56とを有している。
前記定着ローラ51は,不図示のステッピングモータなどの駆動手段に連結されており,該駆動手段によって回転駆動される。前記定着ローラ51が回転駆動されると,その駆動力によって前記定着ベルト52が走行し,該定着ベルト52から伝達される駆動力によって前記加熱ローラ53が回転する。前記加熱ローラ53は,鉄や整磁合金などの磁性材料で形成されたものである。
前記誘導コイル54は,前記加熱ローラ53の幅方向である回転軸方向(図2における奥行き方向)に巻かれたものであって,該加熱ローラ53の長手方向の幅(最大通紙幅と略同じ幅)と略同じ幅に形成されている。
また,前記センターコア55及び前記外部コア56は,フェライトなどの強磁性材料から構成されたものであって,前記誘導コイル54と同様に前記加熱ローラ53の長手方向の幅と略同じ幅に形成されている。このセンターコア55及び外部コア56は,前記誘導コイル54で発生する磁束を前記加熱ローラ53に導く磁気回路(図2の太線矢印参照)を形成する。
前記定着装置5では,前記誘導コイル54への電力供給により該誘導コイル54で発生した磁束が前記センターコア55及び前記外部コア56によって前記加熱ローラ53に導かれ,該加熱ローラ53の表面に渦電流(誘導電流)が発生することによって該加熱ローラ53が加熱される。
そして,前記加熱ローラ53が加熱されると,前記加熱ローラ53から該加熱ローラ53に熱的に結合された前記定着ベルト52への熱伝導によって該定着ベルト52が加熱される。これにより,前記定着ベルト52に接触する用紙では,該用紙に付着したトナーが溶融定着される。なお,前記定着ベルト52が磁性部材から構成され,該定着ベルト52が前記誘導コイル54からの磁束によって直接加熱される構成も考えられる。また,前記加熱ローラ53や前記定着ベルト52を有さず,前記定着ローラ51を前記誘導コイル54からの磁束によって直接誘導加熱するように構成することも考えられる。これらの場合には,加熱対象となる前記定着ベルト52や前記定着ローラ51が被加熱部材に相当する。
前記外部コア56は,図2に示すように,前記加熱ローラ53及び前記センターコア55の両側部を囲むコの字状,逆コの字状の一対の磁性体コアから構成されており,前記加熱ローラ53及び前記センターコア55の間に前記誘導コイル54の外部を通過する磁気回路を形成するものである。
なお,前記外部コア56は,前記加熱ローラ53及び前記センターコア55の長手方向の全幅に亘って連続的に形成されたものに限られず,例えば前記加熱ローラ53及び前記センターコア55の長手方向の全幅に亘って所定間隔毎に配置された複数の板状コアを有するものであってもよい。
一方,前記センターコア55は,前記誘導コイル54の中空部を介して前記加熱ローラ53に対向配置された円筒状のローラ部材であって,前記外部コア56と前記加熱ローラ53との間に磁気回路を形成するものである。前記センターコア55は,該センターコア55を前記加熱ローラ53と独立して回転駆動させるコア回転機構(不図示)によって回転可能に支持されている。
前記コア回転機構(不図示)は,前記センターコア55に連結された回転軸やギアなどの伝達系と,該回転軸やギアに連結されたDCモータなどの駆動系とを備えている。なお,前記コア回転機構(不図示)の駆動の有無や駆動量などは,前記制御部6によって制御される。
また,前記定着装置5では,前記誘導コイル54から前記加熱ローラ53に作用する磁束の経路上である前記センターコア55の外周面に,前記加熱ローラ53の長手方向の幅が複数段階に変化する形状を有する磁束遮蔽板60(磁束遮蔽部材の一例)が設けられている。
前記磁束遮蔽板60は,磁束を遮蔽する銀や銅,アルミニウムなどの材料で形成されており,前記コア回転機構(不図示)によって前記センターコア55が回転されることにより回転する。ここに,前記コア回転機構(不図示)が前記磁束遮蔽板60を回転移動させる所定の駆動手段の一例である。なお,前記磁束遮蔽板60が,前記センターコア55と独立して回動可能に支持され,所定の駆動モータ(所定の駆動手段の一例)によって回転されることも他の実施例として考えられる。
ここで,図3を用いて,前記磁束遮蔽板60について説明する。ここに,図3(a)は前記センターコア55及び前記磁束遮蔽板60の斜視図,図3(b)は前記磁束遮蔽板60の展開図を示すものである。
なお,本実施の形態では,前記定着ベルト52の幅方向の中心部に用紙の中心部が沿うように該用紙が搬送される構成を前提として説明するが,もちろん前記定着ベルト52の幅方向の一端部に用紙の一端部が沿うように該用紙が搬送される構成にも適用可能である。
図3に示すように,前記磁束遮蔽板60は,前記センターコア55から前記加熱ローラ53への磁束の経路を遮蔽する位置及び幅の異なる遮蔽部D1,D2(図3の斜線部)を有している。ここに,前記遮蔽部D1,D2は,前記センターコア55の周方向に境界Pを挟んで隣接している。なお,前記定着装置5では,該定着装置5を通過する用紙が,その中心が前記定着ベルト52の中心に沿って通紙されるものであるため,前記磁束遮蔽板60は,前記センターコア55の左右に二分して設けられている。
前記遮蔽部D1,D2各々は,前記定着装置5に通紙される用紙のサイズがA3,A5各々である場合に対応するものであって,その用紙の通過領域に対応する幅に磁束を作用させ,用紙の通過領域の外側の磁束を遮蔽するものである。ここでは,説明の便宜上,前記磁束遮蔽板60にA3,A5サイズに対応する2段階の遮蔽部D1,D2が設けられている場合を例に挙げて説明するが,もちろん,更に多段階の遮蔽幅の変更を実現するために,より多くの遮蔽部が設けられる構成であってもよい。例えば,前記複写機Xで使用される用紙サイズごとに対応する遮蔽部が設けられることが考えられる。さらに,各々の遮蔽部の遮蔽幅は,用紙サイズに対応するものに限られず予め定められた任意のサイズであってもよい。
また,前記磁束遮蔽板60を回転させて前記遮蔽部D1,D2を切り換える際,前記誘導コイル54から前記加熱ローラ53に作用する磁束の幅が急激に変化すると,該誘導コイル54が接続された通電回路上に逆起電圧が発生し,過電流が流れるおそれがある。
そこで,前記磁束遮蔽板60には,図3に示すように,隣接する二つの前記遮蔽部D1,D2の境界Pから該二つの遮蔽部D1,D2のうち遮蔽幅が大きい遮蔽部D2側であって該二つの遮蔽部D1,D2による遮蔽幅の差に対応する領域Rに,前記制御部6による前記二つの遮蔽部D1,D2の変更時に前記誘導コイル54から前記加熱ローラ53に作用する磁束を徐々に変動させるための磁束漏洩用開口61が形成されている。なお,前記磁束遮蔽板60が更に多段階の遮蔽部を有する構成では,その多段階の遮蔽部各々について,隣接する二つの遮蔽部の境界から遮蔽幅が大きい遮蔽部側に前記磁束漏洩用開口61が設けられる。
前記磁束漏洩用開口61は,前記加熱ローラ53の幅方向の長さは同じであるが,前記境界Pから前記遮蔽部D2側に向かう方向に同方向の長さが徐々に小さくなる複数のスリット61a,61b,61c(磁束漏洩用スリットの一例)である。前記スリット61a〜61cは,前記センターコア55の軸方向を長手方向とする長方形の開口である。
このように構成された前記複写機Xでは,前記加熱ローラ53と前記センターコア55とが最も近接する対向部に,前記磁束遮蔽板60の遮蔽部D1,D2のいずれかが介在するように該磁束遮蔽板60を回転させることによって,前記センターコア55から前記加熱ローラ53に作用する磁束の経路の位置及び幅,即ち前記加熱ローラ53の加熱対象領域を変更することが可能である。このとき,前記磁束遮蔽板60は,その遮蔽部D1,D2の中心C1,C2(図3(b)参照)のいずれかが前記加熱ローラ53との対向部に位置するように回転される。
具体的に,前記複写機Xでは,前記制御部6が,画像形成が行われる用紙のサイズや,その用紙におけるトナーの転写領域,前記加熱ローラ53の温度を検出する温度センサ(不図示)の検出結果などに応じて,前記コア回転機構(不図示)で前記センターコア55を回転させて前記磁束遮蔽板60を回転移動させることにより,前記加熱ローラ53への磁束の経路上に介在する遮蔽部を前記遮蔽部D1,D2のいずれかに変更する磁束幅変更処理を実行する。これにより,前記センターコア55から前記加熱ローラ53に作用する磁束の経路の幅,即ち前記加熱ローラ53の加熱対象領域が変更される。ここに,係る磁束幅変更処理を実行するときの前記制御部6が磁束幅変更手段に相当する。
このとき,前記定着装置5では,前記制御部6によって前記磁束幅変更処理が実行されることにより,前記磁束遮蔽板60が回動され,前記前記誘導コイル54から前記加熱ローラ53への磁束の経路上に介在する前記磁束遮蔽板60の遮蔽部D1,D2が切り換えられる際,該磁束遮蔽板60によって遮蔽される磁束の量は,前記領域Rに形成された前記スリット61a〜61cによって徐々に変化することになる。具体的に,前記遮蔽部D1から前記遮蔽部D2への切り換え時には,前記領域Rの前記磁束漏洩用開口61から漏れて前記加熱ローラ53に作用する磁束が徐々に減少し,逆に前記遮蔽部D2から前記遮蔽部D1への切り換え時には,前記加熱ローラ53に作用する磁束が徐々に増加することになる。
従って,前記遮蔽部D1,D2の切り換え時に前記誘導コイル54の通電回路上に発生する逆起電力を抑制することができ,該通電回路上における過電流を防止することができる。
なお,ここでは,前記磁束漏洩用開口61が3つの前記スリット61a〜61cを有する場合を例に挙げているが,更に多段階に小さくなる多数のスリットを有する構成であってもよい。
ところで,前記制御部6は,前記磁束幅変更処理を実行することにより,前記磁束遮蔽板60の遮蔽部D1,D2のいずれかを前記加熱ローラ53との対向部に位置するように,前記コア回転機構によって前記センターコア55及び前記磁束遮蔽板60を回転させるため,その磁束遮蔽板60の回動の指標が必要となる。
そこで,前記定着装置5では,前記磁束遮蔽板60の回動による磁束の急激な変動を防止する目的で設けられた前記スリット61a〜61cを利用して,前記磁束遮蔽板60の回動位置を検出する構成が採用されている。これにより,前記スリット61a〜61cとは別に前記磁束遮蔽板60の回動位置を検出するためのスリットなどを設ける場合に比べて製造の手間などを簡略化することができる。以下,係る構成について説明する。
前記磁束遮蔽板60に形成された二組の前記スリット61a〜61cのうち一方の前記スリット61a〜61cは,その一端が,前記領域Rから前記磁束遮蔽板60の一端部近傍まで延設されている。以下,スリット61a〜61cの前記領域Rよりも外側に形成された部分を延設部分と称する。
そして,前記定着装置5には,前記磁束遮蔽板60の一端部の縁部に配置され,該磁束遮蔽板60の表面に向けて光を照射して,その反射光或いは透過光を検出することにより前記スリット61a〜61cの延設部分を検出するフォトセンサ81が設けられている。そのため,前記スリット61a〜61cは,これらが前記フォトセンサ81で検出され得る領域に達するように形成されている。そして,前記フォトセンサ81による検出結果は前記制御部6に入力される。
なお,前記フォトセンサ81として透過型のフォトカプラを用いる場合には,前記磁束遮蔽板60は,前記スリット61a〜61cの延設部分が前記加熱ローラ53の端部よりも外側に位置するように,該加熱ローラ53よりも幅方向の寸法が大きいものである。
ここで,前記フォトセンサ81は,前記磁束遮蔽板60が予め設定されたホームポジションに位置するときに,前記スリット61aの延設部分を検出し得る位置に配置されている。従って,前記制御部6は,前記フォトセンサ81によって前記磁束遮蔽板60のスリット61aの延設部分を検出することで,前記磁束遮蔽板60の回動位置(移動位置)が前記ホームポジションにあることを検出することができる。ここに,係る検出処理を実現する前記フォトセンサ81及び前記制御部6が移動位置検出手段に相当する。このとき,前記スリット61a〜61cは前記磁束遮蔽板60の移動方向の長さが異なるため,前記制御部6は,前記フォトセンサ81による検出時間の長さに応じて前記スリット61a〜61c各々を区別して検出し,前記磁束遮蔽板60の移動位置を検出することが可能である。
これにより,前記制御部6は,前記フォトセンサ81によって前記スリット61aが検出された位置である前記ホームポジションから,予め設定された所定時間の間,前記コア回転機構(不図示)の駆動モータを正転又は逆転させることにより,前記遮蔽部D1の中心C1,前記遮蔽部D2の中心C2のいずれかを前記加熱ローラ53との対向部に位置させることができる。
さらに,前記制御部6は,前記フォトセンサ81による検出時間の長さに応じて前記スリット61a〜61c各々を区別して検出することが可能であるため,前記スリット61aをホームポジションとして検出して利用するだけでなく,前記フォトセンサ81によって前記スリット61a〜61cのいずれが検出されているかに応じて前記センターコア55の回転速度などを制御することが考えられる。
この場合,前記フォトセンサ81を,前記加熱ローラ53との対向部に前記磁束遮蔽板60のスリット61a〜61cのいずれが到達したかを検出し得るように配置すればよい。そして,前記制御部6は,前記フォトセンサ81によって前記スリット61a〜61cのいずれが前記加熱ローラ53との対向部に位置しているかを検出し,その検出結果に応じて前記磁束遮蔽板60の回転速度を変更する。このような構成によれば,前記磁束遮蔽板60の回転移動に伴う磁束の変化量を,より細かく調整することが可能である。例えば,前記フォトセンサ81によって前記スリット61cよりも前記スリット61aが先に検出された場合,即ち前記磁束遮蔽板60の遮蔽部D1が遮蔽部D2に切り換えられる場合(磁束が減少する場合)の方が,その逆の場合(磁束が増加する場合)よりも前記磁束遮蔽板60の回転速度が遅くなるように制御することも考えられる。
このように,前記定着装置5では,前記磁束遮蔽板60の回転中に該磁束遮蔽板60の回転位置を前記スリット61a〜61cによって検出することができるため,前記コア回転機構の駆動モータとして,位置制御可能なステッピングモータやサーボモータなどの高価な駆動手段を用いることなく,例えばDCモータなどの簡易且つ安価なモータを用いることが可能である。
ところで,前記加熱ローラ53との対向部に前記スリット61a〜61cのいずれが位置しているかを検出する場合には,前記加熱ローラ53との対向部に前記フォトセンサ81を配置することができないため,前記したように該スリット61a〜61cを前記磁束遮蔽板60の一端部まで延設して,前記フォトセンサ81を前記加熱ローラ53よりも外側に配置する必要がある。
しかし,例えば前記スリット61a〜61cのいずれかをホームポジションとして検出するという目的を達成する場合を考えると,前記スリット61a〜61cを前記領域Rよりも外側に延設しておく必要や,前記フォトセンサ81を前記加熱ローラ53よりも外側に配置する必要はない。
この場合には,前記フォトセンサ81として反射型のフォトカプラを用い,そのフォトセンサ81を前記領域Rに対向し得る位置に配置しておくことにより,該フォトセンサ81によって前記領域Rに形成された前記スリット61a〜61c各々を検出することが可能である。
本実施例1では,前記フォトセンサ81によって前記磁束遮蔽板60の回動位置をより詳細に検出するための構成について説明する。ここに,図4は磁束遮蔽板60の他の例を説明するための模式図である。
図4に示すように,本実施例1に係る前記磁束遮蔽板60は,該磁束遮蔽板60の回転方向に前記スリット61a〜61cの延設部分と並列に形成された複数のスリット62(位置検出用スリットの一例)を有している。これにより,前記磁束遮蔽板60の一端部には,前記スリット61a〜61cの延設部分及び前記スリット62によって,前記磁束遮蔽板60の全周に亘ってスリットが形成されている。
そのため,前記フォトセンサ81は,前記磁束遮蔽板60の回転に伴って前記スリット61a〜61cの延設部分及び前記スリット62を検出する。これにより,前記制御部6は,前記フォトセンサ81の検出結果によって,前記磁束遮蔽板60の回転量,回転位置を詳細に検出することができる。
具体的に,前記スリット62は,前記磁束遮蔽板60の回転方向の長さが,前記スリット61cと同じであるが前記スリット61a,61bとは異なる。そのため,前記制御部6は,その長さの異なる前記スリット61a又は前記スリット61bが前記フォトセンサ81によって検出されるときの位置を,前記磁束遮蔽板60のホームポジションとして利用することができる。
そして,前記制御部6は,前記ホームポジションから前記磁束遮蔽板60が回転されたときに前記フォトセンサ81により検出されるスリットの数に応じて,現在の前記磁束遮蔽板60の回転位置を検出することが可能である。この場合,前記制御部6のROMなどには,前記ホームポジションから検出されたスリットの数と前記磁束遮蔽板60の回転位置とを対応付けた情報が前記磁束遮蔽板60の回転方向ごとに記憶されている。
なお,その他,前記スリット61a〜61c及び複数の前記スリット62の中のいずれか一つのスリットを他のスリットよりも長く形成しておき,その長く形成された位置でスリットを検出するフォトセンサを別途設けておくことにより,そのフォトセンサによるスリットの検出位置をホームポジションとして利用することも他の実施例として考えられる。
本発明の実施の形態に係る複写機の概略構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る定着装置の概略構成を示す模式図。 本発明の実施の形態に係る定着装置に設けられた磁束遮蔽部材を説明するための模式図。 磁束遮蔽部材の他の例を説明するための模式図。
符号の説明
1…操作表示部
2…画像読取部
3…画像処理部
4…画像形成部
5…定着装置
6…制御部
50…用紙搬送路
51…定着ローラ
51a…加圧ローラ
52…定着ベルト
53…加熱ローラ
54…誘導コイル
55…センターコア(磁性体コアの一例)
56…外部コア
60…磁束遮蔽板(磁束遮蔽部材の一例)
61…磁束漏洩用開口
61a〜61c…スリット(磁束漏洩用スリットの一例)
62…スリット(位置検出用スリットの一例)
81…フォトセンサ
D1,D2…遮蔽部
X…複写機(画像形成装置の一例)

Claims (6)

  1. 被加熱部材を誘導加熱するための磁束を発生させる誘導コイルと,前記誘導コイル及び前記被加熱部材の間の磁束の経路を遮蔽する遮蔽幅が異なる複数の遮蔽部を有する磁束遮蔽部材と,所定の駆動手段で前記磁束遮蔽部材を移動させて前記磁束の経路上に介在する前記遮蔽部を変更することにより前記磁束の経路の幅を変更する磁束幅変更手段と,前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出する移動位置検出手段とを備えてなる定着装置において,
    前記磁束遮蔽部材が,隣接する二つの前記遮蔽部の境界から該二つの遮蔽部のうち遮蔽幅が大きい遮蔽部側であって該二つの遮蔽部による遮蔽幅の差に対応する領域に,前記磁束幅変更手段による前記二つの遮蔽部の変更時に前記誘導コイルから前記被加熱部材に作用する磁束を徐々に変動させるための複数の磁束漏洩用スリットが形成されたものであって,
    前記移動位置検出手段が,前記磁束漏洩用スリットを検出することにより前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出するものであることを特徴とする定着装置。
  2. 複数の前記磁束漏洩用スリットが,前記境界から前記遮蔽幅の大きい遮蔽部側に向かう方向に同方向の長さが徐々に小さくなるものであって,
    前記移動位置検出手段が,前記磁束漏洩用スリットの長さに応じて前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出するものである請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記磁束漏洩用スリットが,前記磁束遮蔽部材の一端部近傍まで延設されたものであって,
    前記移動位置検出手段が,前記磁束遮蔽部材の一端部において前記磁束漏洩用スリットの延設部分を検出することにより前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出するものである請求項1又は2のいずれかに記載の定着装置。
  4. 前記磁束遮蔽部材が,該磁束遮蔽部材の移動方向に前記磁束漏洩用スリットの延設部分と並列に形成された複数の位置検出用スリットを有してなり,
    前記移動位置検出手段が,前記磁束漏洩用スリットの延設部分及び前記位置検出用スリットを検出することにより前記磁束遮蔽部材の移動位置を検出するものである請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記磁束遮蔽部材が,前記誘導コイルと前記被加熱部材との間に磁気回路を形成する円筒状の磁性体コアの外周面に設けられてなり,
    前記所定の駆動手段が,前記磁性体コアを回転させることにより前記磁束遮蔽部材を回転移動させるものである請求項1〜4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置を備えてなる画像形成装置。
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