JP2010112136A - 屋根構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現場にて折板を用いた屋根の葺設が容易に行え、あらゆる方向から生じる外力に対し、高いレベルで偏りのない強度を有する屋根構造の提供。
【解決手段】 下地材上に定着する水平部、その両端から立ち上がる立ち上がり部、及び各立ち上がり部の先から延設された括れ部を有する係合部を備える折板と、当該折板を固定する下地材に固定され前記係合部に挿入される吊り子部を一体的に備えるタイトフレームとで構成され、前記吊り子部は、前記折板の幅方向の二方に開いた係止片を備え、隣接して相連結する折板の係合部が相互に係合し、且つ前記吊り子部を内包し、前記括れ部に前記二方の係止片に係る加締め加工部を設けてなる屋根構造。
【選択図】 図1

Description

本発明は、折板を用いた施工の手間が少ない屋根構造に関する。
従来、屋根に折板を葺く際には、下地材にタイトフレームを固定し、当該タイトフレームに固定された吊り子で、互いにはぜ締めされた隣接する折板の側縁部を支持する手法が採られていた(例えば、下記特許文献1参照。)。なかには、はぜ締め部からの水の浸透をぼうしすべく、折板の幅方向の二方に開いた係止片を備えたる吊り子を有し、隣接する折板の側縁部が重合する隙間に防水シールを付設して、当該重合部を前記吊り子に定着させる構成を有するもの(例えば、下記特許文献2参照。)も存在するが、相隣接する折板各々の側縁部について、前記係止片への係り様が偏っている為に、吊り子に対する定着強度が応力の方向に応じて不均一となり、屋根構造の総合的な強度としてより高い評価が得られないと言う問題があった。
そこで、はぜ締め加工を行なうまでもなく、予め、隣接する折板同士で相互に係合する係合部を有した折板を整形し、各折板の係合部の係合によって十分な連結強度を稼ごうとする構造が紹介されている(例えば、下記特許文献3参照。)。
き、棟部の縁の切れた部分を、例えば、下記特許文献1又は特許文献2に開示された手法により封じていた。
特開2001−248268号公報 特開2002−294955号公報 特開2000−001951号公報
しかしながら、上記手法は、折板を構成する薄板の強度のみを以って、下地材への定着、及び折板相互の連結に要する強度を確保していることから、その様な強度を得るにたる折板を採用することが必要となり、折板の素材や厚みに対して求められる条件が厳しくならざるを得ず、その様な条件が、折板の加工労力、及び加工後の折板を付設する作業性に大きく影響する要因となる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、現場にて折板を用いた屋根の葺設が容易に行え、あらゆる方向から生じる外力に対し、高いレベルで偏りのない強度を有する屋根構造の提供を目的とする。
上記課題を解決する為になされた本発明による屋根構造は、下地材上に定着する水平部、その両端から立ち上がる立ち上がり部、及び各立ち上がり部の先から延設された括れ部を有する係合部を備える折板と、当該折板を固定する下地材に固定され前記係合部に挿入される吊り子部を一体的に備えるタイトフレームとで構成され、前記吊り子部は、前記折板の幅方向の二方に開いた係止片を備え、隣接して相連結する折板の係合部が相互に係合し、且つ前記吊り子部を内包し、前記括れ部に前記二方の係止片に係る加締め加工部を設けてなることを特徴とする。
上記屋根構造を下層屋根とし、前記係合部に取り付けたスペーサが支持する前記折板が複数連結してなる上層屋根を構築する複層屋根構造とすることも可能であり、その際、前記スペーサは、二方に開いた係止片を備えた吊り子部と、前記吊り子部の起立部を側方から挟持し折板の頂部を裏面側から支える断熱支持部材と、当該断熱支持部材を側方から挟持し前記下層屋根の係合部を把持する連結部材からなり、隣接して相連結する折板の係合部が相互に係合し、且つ前記スペーサの吊り子部を内包し、前記括れ部に前記二方の係止片に係る加締め加工部を設けてなる上層屋根を備える屋根構造とすることができる。
具体的構造として、前記係止片はフック形状に成形し、相係合する係合部の括れ部がそれぞれ引っ掛かっている係止片に近接し又は接し、そのフック形状に全体的に密着する形態で倣う様に成形した加締め加工部を有する屋根構造や、前記折板の長手方向の端には開口部を封鎖する見切面戸を具備する屋根構造としても良い。
前記見切面戸は、前記開口部を封じる封止面、並びに各々タイトフレーム又はスペーサの上に葺かれた折板の裏面に接する上当接片及び側当接片を備えると共に、前記上当接片に、装着時において前記吊り子部が挿通する切欠部を備え、前記封止面に、前記係合部の内空部に嵌まる係合部封止片を備える構造が望ましい。
本発明よる屋根構造によれば、各立ち上がり部の先から延設された括れ部を有する係合部を備える折板を用いることによって、隣接する折板を比較的容易に連結することができるにもかかわらず、あらゆる方向の外力に対しても偏り無く相互に十分な連結強度を得ることができる。
また、当該折板を固定する下地材に固定され前記係合部に挿入される吊り子部を一体的に備えるタイトフレームを用いることによって、従来の様にタイトフレームに吊り子部を固定する作業が回避できる。しかも、前記吊り子部は、前記折板の幅方向の二方に開いた係止片を備える構成を有しているので、あらゆる方向の外力に対しても偏り無く十分な強度を以って、折板を定着しておくことができる。
更に、隣接して相連結する折板の係合部が相互に係合し、且つ前記吊り子部を内包し、前記括れ部に前記二方の係止片に係る加締め加工部を設ける構造によって、折板相互の連結強度、及びそれら折板の下地材への定着強度をよりあらゆる方向の外力に対して偏りの無い高いレベルで実現することができる。
複層構造とし、又は見切面戸を取り付ければ、遮音、断湿・断熱機能の高い屋根構造を得ることができる。また、前記係止片をフック形状とし、相係合する係合部の括れ部がそれぞれ引っ掛かっている係止片に近接し又は接し、そのフック形状に前記係合部が全体的に密着する形態で倣う様に成形されることによって、屋根に葺かれた折板同士、又は葺かれた折板とタイトフレームとの一体感が高まり、異音や風雨の侵入が抑制されるといった加締め加工部を有することによる効果が顕著となる。
以下、本発明による屋根構造の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1に示す屋根構造は、下地材1の上に、一定の形状に折り曲げ加工された一連の金属製折板2を複数枚平行に並べて結合し、一体に固定した状態で葺いたものである。
各折板2の例としては、厚さ約0.6mmから1.2mmの短冊状に裁断されたメッキ鋼板であって、その長手方向に沿って一様な断面形状となる様に曲げ成形されたものが挙げられる。当該曲げ成形によって、前記下地材1の上に定着する水平部3、その両端からV字状に傾斜して立ち上がる立ち上がり部4,4、及び各立ち上がり部4,4の先から延設された括れ部5aを有する係合部5を備える折板となる。
当該例における係合部5は、前記立ち上がり部4の上端から水平に延出した先端に括れ部5aを備え(立ち上がり部4の状態に直接括れ部5aを備えても良い。)、当該括れ部5aにおいて下向きに開口する略対称な袋状の溝として成形してある。前記水平部3の両端から延びる各立ち上がり部4,4に付設された係合部5は、双方の係合部5,5を以って大小一対を構成し、小さい係合部(図2においては向かって右側)5の括れ部5aが、大きい係合部(図2においては向かって左側)5の括れ部5aに丁度嵌まる関係となる大きさとし、小さい係合部5を大きい係合部5に嵌め入れられる様に、大きい係合部5の開口部の大きさを設定する。
尚、当該例の係合部5は、上部5b、上側部5c、及び括れ部5aが各々、直線的な折り目を挟んで画されているが、前記括れ部5aを顕著に備えていれば、全体的に滑らかに湾曲して連続していても良い。また、強度を高めるべく、水平部3及び立ち上がり部4の中央部にリブ6を適宜形成しても良い(図1参照)。
前記折板2の各々は、鉄骨等の下地材1に固定されたタイトフレーム7で支持する。
当該タイトフレーム7は、前記折板2が複数連結した際の断面形状を呈するフレーム部8と、折板2の係合部5に挿入される吊り子部9を一体化したものであって、予め屋根に葺設される折板2の長手方向と直交する形で配された所定の下地材1に沿って適宜固定される(図1参照)。
当該例における前記フレーム部8は、例えば、断面が長方形の棒材を折り曲げる事を以って成形され、下地材1に定着する水平支持部8a、及びその両端からV字状に傾斜して立ち上がる立ち上がり支持部8b,8bで構成され、更に、各立ち上がり支持部8b,8bの上端から水平に延出した先端から立ち上がり且つ折り返されてなるフック状の係止片9aを付設して単位ブロックを構成する(図3参照)。前記タイトフレーム7は、複数の単位ブロックを、前記係止片9aの背面同士を溶着することにより直線的に連結したものであって、当該連結加工により、各ブロックに形成された係止片9aは、前記折板2の幅方向の二方に開いた係止片9aからなる吊り子部9の構成部分となる。
屋根構造を構成する複数の折板2は、鉄骨等の下地材1の上に、屋根に葺かれる複数の折板2の配置及び保形を司る支持材であるところの前記タイトフレーム7をボルト等で固定し、当該タイトフレーム7の上に、折板2の保形並びに敷設ピッチの均一化を図りつつ葺設される(図4(A)参照)。
前記折板2は、対をなす係合部5の一方と、隣接する折板2の他方の係合部5とが相互に嵌合することによって複数の折板2が各々の幅方向に連結する(図4(B)参照)。その際、前記タイトフレーム7との関係では、相重合する隣接折板2の係合部5が、付設箇所に存在する前記吊り子部9を内包し、前記係合部5の括れ部5aに前記二方の係止片9aが引っかかる状態となる。
当該例においては、前記括れ部5aに対して更に加締め加工を行い、相重合する係合部5の括れ部5aがそれぞれ引っ掛かっている係止片9aに近接し(又は接し)そのフック形状に倣う様に成形した加締め加工部10を形成する(図4(C)参照)。加締め加工の際、折板2は葺設されたタイトフレーム7の係止片9aに支えられつつ幅方向へ伸展され、その引張り力により当該タイトフレーム7の上において各折板2に生じていた緩みが解消される結果、葺かれた折板2同士、又は葺かれた折板2とタイトフレーム7との一体感が高まり、異音や風雨の侵入が抑制される。尚、フック形状に倣う形態は、全体的に係止片9aに密着する形態でも良いし、部分的に密着或いは近接して所々に空隙が生じていても良い。
上記の様に構成された屋根構造は、前記加締め加工部10の存在によって、下地材1に強固に固定されたタイトフレーム7と、当該タイトフレーム7の上に葺かれた折板2とが、何れの方向からの外力にも対抗できる様に強固に固定され、同時に、隣接する折板2同士も、前記タイトフレーム7の係止片9aの構造と相俟って、各々の係合部5を介して強固に連結される。また、前記タイトフレーム7の上における加締め加工部10と、タイトフレーム7の上以外の加締め加工部10の加締め具合が異なることで生じる係合部5の幅の不均一によって、隣接する折板2,2相互に生じる長手方向へのズレも回避できることとなる。
図5(B)及び図8は、断熱効果を持たせる為に、吊り子部13を備えたスペーサ11を介在して屋根が複層構造となる様に上記折板2を葺設した例である。
前記スペーサ11は、金属製平板の上部が折り返されてなるフック形状の係止片12を、前記タイトフレーム7の吊り子部9と同様に、各々係止片12が相反する方向へ開く様に一対重ね合わせて吊り子部13とし、折板2の係合部5の頂部を裏面側から支える一対の合成樹脂製の断熱支持部材15で、前記吊り子部13の起立部14を挟持すると共に、上記の如く葺設した折板2を下層屋根αとして、当該下層屋根αの係合部5の表面を把持する一対の連結部材16で、上記断熱支持部材15を更に挟持したものである(図6参照)。
上記それぞれ対をなす係止片12,12(吊り子部13)、断熱支持部材15,15、及び連結部材16,16は、それら全てが重合する位置においてボルト等の締結部材を以って、前記係合部に対する把持力が調整できる形で一体化される。
前記断熱支持部材15は、折板2の係合部5の両側に存在する略平坦な領域を下から支える部材であって、前記吊り子部13と連結部材16との間に介在することにより、外部の温度が上層屋根βの折板2から吊り子部13を介して下層屋根αの折板2に伝わることを抑制する。当該断熱支持部材15は、前記吊り子部13の起立部14に接する側方断熱部15aの上端からL字状に屈曲して支持断熱部15bを一体的に設けたものである。
前記連結部材16は、前記側方断熱部15aを側方から支える縦フレーム16aと、前記支持断熱部15bを下方から支える横フレーム16bと、前記折板2の係合部5と連結する把持部17とを一体成形してなる。前記把持部17は、前記係合部5を把持する収容部17aと折板2の頂部表面に定着すべく当該頂部表面に倣う形状に成形された脚部17bを備える。
前記側方断熱部15aと支持断熱部15bの屈曲方向側の表面には、前記連結部材16の縦フレーム16a及び横フレーム16bが各々全長に亘って嵌まる溝18が設けてあり、補強用のリブ19が適宜設けてある。
前記締結部材としてのボルト20は、前記側方断熱部15a及び縦フレーム16aを並びに前記吊り子部13を表裏に貫通する孔を設けて連通し、ナット締めをして前記収容部17aに把持力を与えることとなる。
上記の如く、下層屋根αの係合部5に取り付けたスペーサ11の吊り子部13の上に、前記下層屋根αと同様の葺設手法を以って複数の折板2を葺設し、相係合する係合部5に加締め加工部10を形成して上層屋根βとする。
前記単相構造の屋根又は複層構造の屋根の何れの構造にあっても、軒先部分には開口部21が形成され風雨の侵入路となる。図7に示す例は、当該開口部21を封鎖する見切面戸22を設けた例である。
前記見切面戸22は、メッキ鋼板を、相隣接して葺かれた折板2,2の立ち上がり部4で形成される山状の開口部21を覆う封止面22aを備えると共に、その周囲に、タイトフレーム7又はスペーサ11の上に葺かれた折板2の裏面に接する当接片、又は封止面22aの下方を覆う垂下片となる領域を有する形状に裁断し、前記封止面22aに対し当接片となる領域を直角に曲げ成形したものである(図9参照)。
前記当接片22b,22c、及び垂下片22eの備え方としては、例えば、山状を呈した前記封止面22aの頂辺より、上当接片22bを延設し、当該頂辺に続く傾斜した立ち上がり辺より側当接片22c,22cを延設し、更に、前記封止面22aの下辺より下覆い片22dを介して垂下片22eを延設し、前記上当接片22b、側当接片22c及び下覆い片22dを各々前記封止面22aに対して直角に全て同方向へ折り返し、更に前記垂下片22eを下覆い片22dの端辺から反対方向へ直角に折り返すことによって設けることができる。
尚、当該例では、前記封止面22aの頂辺より前記係合部5の軒先部分の内空部(係合部5の内部における隣接する係止片9a,12の間に存在する空隙)を封じる係合部封止片22fを、前記上当接片22bの一部を繰り抜くことにより延設した。
前記上当接片22bには、装着時において、前記タイトフレーム7における吊り子部9の立ち上がり部分や、前記スペーサ11における吊り子部13の起立部14を挟む形で挿通できる様に、前記封止面22aと直角方向に直線的に走る切欠部23を中央に一筋有する。当該例では、前記係合部封止片22fの切抜痕を延長して前記切欠部23として利用している。
上記の如く形成された見切面戸22は、タイトフレーム7又はスペーサ11の上に葺かれた屋根構造の軒先開口部に装着し、その際、各々の当接片22b及び側当接片22cを、各々折板2の裏面に密着させ、前記垂下片22eをビスやボルト等で下地材1に定着させることによって固定する。複層構造の屋根において軒先部の開口部を封じる場合には、前記垂下片22eに軒先見切板24を前記ビスやボルト等で連結し、下地材1に適宜固定するといった手法や、前記垂下片22eの丈を長くとり下地材1に適宜固定する等の措置を採ればよい(図8参照)。
尚、ここで示す例における軒先見切板24は、平坦な薄い鋼板を二つの鉛直面を一つの水平面で連結した状態に曲げ成形したものであって、上位の鉛直面が前記垂下片22eと連結し、下位の鉛直面が下地材1に連結することとなる(図10参照)。
本発明による屋根構造の一例を示す斜視図である。 本発明による屋根構造を構成する折板の一例を示す断面図である。 本発明による屋根構造のタイトフレームの単位ブロックの一例を示す断面図である。 本発明による屋根構造の構築方法の一例を示す工程図である。 本発明による屋根構造の構築方法の一例を示す工程図である。 本発明による屋根構造におけるスペーサの一例を示す正面図及び側面図である。 本発明による屋根構造の構築方法の一例を示す工程図である。 本発明による屋根構造の構築方法の一例を示す工程図である。 本発明による屋根構造に用いた見切面戸の例を示す正面図、側面図、及び平面図である。 本発明による屋根構造の実施態様例を示す側面図である。
符号の説明
1 下地材,2 折板,3 水平部,4 立ち上がり部,
5 係合部,5a 括れ部,5b 上部,5c 上側部,
6 リブ,7 タイトフレーム,
8 フレーム部,8a 水平支持部,8b 立ち上がり支持部,
9 吊り子部,9a 係止片,
10 加締め加工部,
11 スペーサ,12 係止片,
13 吊り子部,14 起立部,
15 断熱支持部材,15a 側方断熱部,15b 支持断熱部,
16 連結部材,16a 縦フレーム,16b 横フレーム,
17 把持部,17a 収容部,17b 脚部,
18 溝,19 リブ,20 ボルト,21 開口部,
22 見切面戸,22a 封止面,22b 上当接片,22c 側当接片,
22d 下覆い片,22e 垂下片,22f 係合部封止片,
23 切欠部,24 軒先見切板,
α 下層屋根,β 上層屋根,

Claims (4)

  1. 下地材上に定着する水平部、その両端から立ち上がる立ち上がり部、及び各立ち上がり部の先から延設された括れ部を有する係合部を備える折板と、
    当該折板を固定する下地材に固定され前記係合部に挿入される吊り子部を一体的に備えるタイトフレームとで構成され、
    前記吊り子部は、前記折板の幅方向の二方に開いた係止片を備え、
    隣接して相連結する折板の係合部が相互に係合し、且つ前記吊り子部を内包し、前記括れ部に前記二方の係止片に係る加締め加工部を設けてなる屋根構造。
  2. 前記請求項1に記載の屋根構造を下層屋根とし、前記係合部に取り付けたスペーサが支持する前記折板が複数連結してなる上層屋根を構築する複層屋根構造であって、
    前記スペーサは、二方に開いた係止片を備えた吊り子部と、前記吊り子部の起立部を側方から挟持し折板の頂部を裏面側から支える断熱支持部材と、当該断熱支持部材を側方から挟持し前記下層屋根の係合部を把持する連結部材からなり、
    隣接して相連結する折板の係合部が相互に係合し、且つ前記スペーサの吊り子部を内包し、前記括れ部に前記二方の係止片に係る加締め加工部を設けてなる上層屋根を備える屋根構造。
  3. 前記係止片はフック形状に成形され、
    相係合する係合部の括れ部がそれぞれ引っ掛かっている係止片に近接し又は接し、そのフック形状に全体的に密着する形態で倣う様に成形した加締め加工部を有する前記請求項1又は請求項2のいずれかに記載の屋根構造。
  4. 前記折板の長手方向の端には開口部を封鎖する見切面戸を具備し、前記見切面戸は、前記開口部を封じる封止面、並びに各々タイトフレーム又はスペーサの上に葺かれた折板の裏面に接する上当接片及び側当接片を備えると共に、前記上当接片に、装着時において前記吊り子部が挿通する切欠部を備え、前記封止面に、前記係合部の内空部に嵌まる係合部封止片を備える前記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の屋根構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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