JP2010110314A - 走行型灌水装置 - Google Patents

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JP2010110314A JP2008309104A JP2008309104A JP2010110314A JP 2010110314 A JP2010110314 A JP 2010110314A JP 2008309104 A JP2008309104 A JP 2008309104A JP 2008309104 A JP2008309104 A JP 2008309104A JP 2010110314 A JP2010110314 A JP 2010110314A
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Abstract

【課題】均一に灌水することのできる走行型の灌水装置を提供する。
【解決手段】ガイドローラーを内蔵した走行体を複数個互いの位置を関連させて設け、該走行体上方に適宜支持部材を介して、ノズルを有する管体を走行体に関連させて設けたことを特徴とする。
【選択図】図8

Description

この発明は、ガイドレール上を走行しながら灌水するための装置に関する。
従来より、種々の灌水装置が利用されているが、本発明にて示すように、地上より所定距離上方に設けたガイドレールに沿って走行しながら灌水する装置は現在のところ見あたらない。
従来より、種々の用途に灌水装置が使われており、作物育成のためのビニールハウス内でも用いられている。その中で、走行型灌水装置も利用されている。
この従来の灌水装置は、地面上に2本のレールを敷設し、このレール上を走行可能なる主体部がレールに沿って移動し、この主体部に関連づけられたノズルに水が供給されてこのノズルから水を放出して灌水する。しかし、地盤が軟弱で平滑度が低いことが多く、そのためレールにうねりが生じ、このレール上を走行する主体部のうねりがノズルに増幅して伝わるためにこのノズルの上下位置と角度が安定せず、従って灌水が均一に行われないという問題がある。また、吊り下げ型の走行灌水装置もあるが、その吊り下げにビニールハウスの骨組みを利用するために、骨材に負担となって好ましくない。
本発明は、以上のような従来からの走行型灌水装置に関わる課題を解決するために発明されたもので、地上から所定距離を持って立設されたガイドレール上を走行させて灌水する新規かつ有用なる装置を得ることを目的としたものである。
課題を解決する手段として本発明は以下の構成とした。
すなわち、ガイドローラーを内蔵した走行体を複数個互いの位置を関連させて設け、該走行体上方に適宜支持部材を介して、ノズルを有する管体を走行体に関連させて設ける。
本発明は以上の構成よりなる走行型灌水装置である。
本発明によれば、地上に立設されたガイドレールに沿ってノズルが平行移動するので、灌水のばらつきのない安定した灌水を行うことのできる有用なる装置を得ることができる。また、駆動源とバッテリーおよびコントロールボックスを設けることにて灌水方式を容易に設定することができ、ノズルの昇降機能を付加することにて作物の生育状況に対応することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図において、1は中央支柱で、所定長の管体であり、ビニールハウスの長手方向に所定間隔にて地盤上に立設される。2は中央ガイドレールで、所定外径の管体であり、中央支柱上面に固着架設される。3は側部支柱で、中央支柱と同様物であり、ビニールハウス内の長手方向に連設される。4は側部ガイドレールで、所定長の管体であり、中央ガイドレール同様に設けられる。5は走行フレームで、管体を接合して組み上げた枠状物である。
この走行フレームは平面視四角形状の物体で、その左右両端は後述の副走行体上面に立設される一対の管体による側部接続体6の上部に固着される。7は通水管、8は補強体で各々前記側部接続体上面に固着される。9は走行フレーム中央に固着して位置する管体による中央補強体、10は該フレーム適所に固着して位置する補強体である。
11は後述の走行主体上面に設けられる一対の管体による中央接続体である。
12は導水管で、通水管よりやや小径の管体であり、所定間隔にて通水管に連通垂下して設けられ、この導水管下端には灌水ノズル13が取り付けられる。
次に、走行主体20について説明する。
図において、21は金属板折曲加工による略箱形のケースで、無底であるとともに正面視においてその中央前後部分適所は切除された切除部22を有している。23はウレタン製の駆動ローラーで、ケース内面前後に架設されるローラー支持体24内にベアリングを介して軸支される。この軸端にはスプロケット25が設けられる。26はケース内側部に設けられるモーターで、その出力軸にスプロケット27が取り付けられ、以上の各スプロケット間にはチェーン28が張設される。29は上部ガイドローラーで、ケース上部内面中央にベアリングを有する適宜支持部材にて軸支される。
30は可動ガイドローラーで、中央ガイドレールを挟んで駆動ローラーに対向して設けられる。31はアームで、鈍角折曲形状の平板であり、該ローラーを挟んで設けられる一対の板体で、その一端上下にはベアリングを有し、可動ガイドローラーを軸支している。
32は中空角体によるアーム支持体で、ケース内面に架設される。前記のアーム適所には貫通孔が穿設され、この孔内に支軸33が挿通される。34は引張コイルスプリングで、その一端はアーム端の孔に、他端は適宜支持部材にてケース内面に支持される。
なお、以上の各ローラーは図4にて示すように中央ガイドレールに押圧接触している。
また、既述の構成から可動ガイドローラーは支軸33を中心に回動が可能である。
35はバッテリー、36はコントロールボックスで、各々ケース上面に取り付けられ、モーターとバッテリーおよびコントロールボックスは適宜に配線接続される。(配線図示略)
40は副走行体である。41は正面視コ字形の所定長板体によるケース、42は側部ガイドローラーである。この側部ガイドローラーは同形のローラー2個を所定距離にて軸支したものであり、ケース外面に設けたベアリングにて軸を回動可能に位置させている。
このガイドローラーはケース端部近傍に各々設けられる。
本発明の使用に際しては、まず中央支柱と側部支柱を地面に打ち込む。次に中央ガイドレールと側部ガイドレールを支柱上に固着する。このとき、互いの平行と水平に留意する。
そして、組み上げた走行フレームを走行主体および副走行体に取り付け、ガイドレール上に載せる。また、通水管に水補給のためのホース43を接続し、コントロールボックスのスイッチを投入する。この投入にてモーターに電力が供給されて走行が開始され、適所に設けたバルブ開放にてノズルから水が散布される。この状態にて走行体はガイドレールに沿って移動しつつ灌水がなされる。なお、コントロールボックス内に制御回路を設けたり、あるいはガイドレール適所にリミットスイッチ等を設けることにて、走行の停止や往復などの制御を行うことができる。図4のごとく、中央ガイドレールは駆動ローラーに接触し、また対向位置に一対の可動ガイドローラーが位置し、この可動ガイドローラーはスプリングの引張にて常に中央ガイドレールへ押圧されている。走行主体等の自重は上部ガイドローラーにて中央ガイドレールに伝えられている。そして、一対の側部ガイドローラーに側部ガイドレール上面が挟まれて位置している。従って、フレームおよび走行体は各ガイドレール上を安定を保ちながら走行することができる。
図6〜図7は本発明の他例を示すもので、接続体を入れ子式にしたものである。
50は中空角体による外体、51は外体に出入り可能なる中空角体による内体、52は各体側面に一定間隔にて穿設される挿入孔、53は挿入孔に挿入可能なるピンである。
本例では各接続体を入れ子式にし、各孔を一致させてピン挿入にてその位置保持を可能としたので、地面に対するノズルの上下位置を可変として、作物の生育状況に合わせた対応が可能である。
以上、本発明について記したが、本発明は地上に立設したガイドレールに沿ってノズルが移動するところにその特徴を有し、作物に対して水や液肥を均一に安定供給するものである。既述のように従来手段では種々の問題があって水等の供給の均一化が困難であったが、本発明にてこれが可能となったのである。なお、水等の供給については、ビニールハウス内上方にガイドレールを別設し、このガイドレールに対し移動可能にホースを吊下保持させる方式とすることができ、電磁弁等を適所に設けてこれをコントロールボックスにて制御する方式としてもよい。また、タイマーを併用して種々の要素を制御してもよい。
既述の例ではガイドレールに管体を用いたが、他の部材を用いてもよい。
コントロールボックスの操作にて走行体の自動往復、移動スピードコントロール、負荷時の自動停止など種々の制御を行うことができ、バッテリーによる低電圧駆動のため、人体に対する安全度を高めることができる。なお、外部電力供給方式を用いてもよい。
また、供給水源としてタンクや水道を用いることができる。既述の例は実施の一例であり、近似の他の構成とすることができる。
以上のごとく、本発明によって水等を作物に対して均一安定供給することのできる有用なる装置を提供することができる。
本発明の走行主体の拡大平面図(設置時) 本発明の走行主体の拡大正面図(設置時) 本発明の走行主体の構造説明図(平面視) 本発明の走行主体の構造説明図(正面視) 本発明の副走行体の構造説明図(正面視) 本発明の他例の要部説明図(右側面視) 本発明の他例の要部説明図(正面視) 本発明の使用状態説明図(正面視) 本発明の使用状態説明図(平面視)
符号の説明
1 中央支柱
2 中央ガイドレール
3 側部支柱
4 側部ガイドレール
5 走行フレーム
6 側部接続体
7 通水管
8 補強体
9 中央補強体
10 補強体
11 中央接続体
12 導水管
13 灌水ノズル
20 走行主体
21 ケース
22 切除部
23 駆動ローラー
24 ローラー支持体
25 スプロケット
26 モーター
27 スプロケット
28 チェーン
29 上部ガイドローラー
30 可動ガイドローラー
31 アーム
32 アーム支持体
33 支軸
34 引張コイルスプリング
35 バッテリー
36 コントロールボックス
40 副走行体
41 ケース
42 側部ガイドローラー
43 ホース
50 外体
51 内体
52 挿入孔
53 ピン

Claims (1)

  1. ガイドローラーを内蔵した走行体を複数個互いの位置を関連させて設け、該走行体上方に適宜支持部材を介して、ノズルを有する管体を走行体に関連させて設けたことを特徴とする走行型灌水装置。
JP2008309104A 2008-11-06 2008-11-06 走行型灌水装置 Pending JP2010110314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105706857A (zh) * 2016-02-26 2016-06-29 潍坊友容实业有限公司 一种盐碱地用可移动式喷灌机

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