JP2010108400A - 情報処理装置およびキャラクタ表示方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 表示するキャラクタとメッセージとの表示位置の整合性をとることのできる情報処理装置およびキャラクタ表示方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 メッセージが受け付けられると、ポップアップ表示システム103が当該メッセージに応じてイベント種別を判断する。そして、イベント発行判断部106により判断されたイベント種別、重畳シーン情報、およびマスコット画像位置情報を、ポップアップ表示システム103は、キャラクタエンジン104に出力する。キャラクタエンジン104では、内部処理部126が、ポップアップ表示システム103から出力されたイベント種別、重畳シーン情報およびマスコット画像位置情報に基づいて、マスコット画像、当該マスコット画像の表示位置を決定し、ポップアップ表示システム103は、表示処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、キャラクタを表示する情報処理装置およびキャラクタ表示方法に関する。
近年の携帯電話では、ユーザが任意のキャラクタを表示させることができるように構成されており、ユーザインターフェースに親しみを持たせている。例えば、下記特許文献1(特開2004−102719号公報)には、任意のキャラクタに対して任意の動作をさせることが記載されている。
特開2004−102719号公報
近年の携帯電話は多機能化しており、その携帯電話に搭載されているプログラムモジュール群も細分化されつつある。特に、キャラクタ描写のためのプログラムモジュールを共通化し、各携帯電話メーカに提供することによって、キャラクタ描写のプログラムのための開発費負担を軽減することなどのことが考えられている。その結果、各メーカでは、キャラクタ描写のためのプログラムモジュール以外のプログラムモジュール、例えばメッセージを処理するためのプログラムモジュールなどを開発すればよい。
しかしながら、このようなモジュールごとに細分化されたプログラムを搭載した携帯電話では、表示すべきキャラクタとメッセージとの間において、その表示位置にずれが生じることが考えられる。例えば、メッセージの処理内容によって、キャラクタの描写位置を変える必要がある場合があり、キャラクタの動作パターンに多様性があることから、これに対応することが望まれている。
一方、従来の技術である特許文献1に記載されている従来の技術においては、単にキャラクタを動作させて表示させることにとどまるものであり、キャラクタエンジンのようなキャラクタ描写専用のプログラムモジュールを携帯端末に搭載したことを想定したものではない。よって、上述の課題は想定されていない。
そこで、本発明においては、上述の課題を解決するために、キャラクタエンジンなどのキャラクタの描写を専用に行うモジュールを搭載した装置において、表示するキャラクタとメッセージとの表示位置の整合性をとることのできる情報処理装置およびキャラクタ表示方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、キャラクタの描写処理を行うキャラクタエンジン部を含む情報処理装置であって、メッセージを受け付けるメッセージ受付手段と、前記メッセージ受付手段によりメッセージが受け付けられると、当該メッセージのイベント種別に応じた、当該メッセージを表示する位置に基づいて定められたキャラクタの表示位置を判断する判断手段と、前記判断手段により判断されたキャラクタの表示位置を前記キャラクタエンジン部に出力するイベント情報出力手段と、前記キャラクタエンジン部から出力されたキャラクタ、キャラクタの移動経路に基づいて、前記キャラクタを前記メッセージに重畳する重畳手段と、前記重畳手段により重畳されたメッセージおよびキャラクタを表示する表示手段と、を備え、前記キャラクタエンジン部は、前記イベント情報出力手段から出力されたキャラクタの表示位置に基づいて、キャラクタ、当該キャラクタの移動経路を決定する決定手段と、前記決定手段により決定されたキャラクタ、キャラクタの移動経路を前記表示エンジン部に出力するキャラクタ情報出力手段と、を備えている。
また、本発明のキャラクタ表示方法は、キャラクタの描写処理を行うキャラクタエンジン部を含む情報処理装置のキャラクタ表示方法であって、メッセージを受け付けるメッセージ受付ステップと、前記メッセージ受付ステップによりメッセージが受け付けられると、当該メッセージのイベント種別に応じた、当該メッセージを表示する位置に基づいて定められたキャラクタの表示位置を判断する判断ステップと、前記判断ステップにより判断されたキャラクタの表示位置を前記キャラクタエンジン部に出力するイベント情報出力ステップと、前記キャラクタエンジン部から出力されたキャラクタ、キャラクタの移動経路に基づいて、前記キャラクタを前記メッセージに重畳する重畳手段と、前記重畳手段により重畳されたメッセージおよびキャラクタを表示する表示ステップと、を備え、前記キャラクタエンジン部は、前記イベント情報出力ステップから出力されたキャラクタの表示位置に基づいて、キャラクタ、当該キャラクタの移動経路を決定する決定ステップと、前記決定ステップにより決定されたキャラクタ、キャラクタの移動経路を前記表示エンジン部に出力するキャラクタ情報出力ステップと、を備えている。
この発明によれば、メッセージが受け付けられると、当該メッセージを表示する位置に応じたキャラクタの位置を判断し、判断されたキャラクタの位置を前記キャラクタエンジン部に出力する。キャラクタエンジン部では、出力されたキャラクタの位置に基づいて、キャラクタ、当該キャラクタの移動経路を決定し、決定されたキャラクタ、キャラクタの表示位置を出力する。そして、キャラクタエンジン部から出力されたキャラクタ、キャラクタの移動経路に基づいて、キャラクタをメッセージに重畳し、表示する。
これにより、キャラクタエンジン部を備えた装置において、イベントに応じたメッセージの表示位置に対応したキャラクタ処理を行うことができ、適切なキャラクタ画像の表示制御処理を実現することができる。すなわち、キャラクタ表示処理のみに特化したエンジン部を共通のモジュールとして提供されることで、情報処理装置のメーカとしてはキャラクタ処理に関する開発負担を軽減することができるとともに、共通化したことに伴う表示処理側における不都合、つまりキャラクタとメッセージとの不整合状態を解消することができる。
また、本発明の情報処理装置において、前記判断手段は、前記イベント種別を判断し、前記イベント情報出力手段は、前記判断手段により判断されたイベント種別を出力し、前記決定手段は、前記イベント種別に応じて、表示するキャラクタを変えることが好ましい。
この発明によれば、メッセージに応じて、イベント種別を判断することができ、イベント種別に応じた適切なキャラクタを選択し、表示することができる。
また、本発明の情報処理装置において、前記判断手段は、メッセージ処理をしたときの画面状態を判断し、前記イベント情報出力手段は、前記画面状態を示す画面状態情報を出力し、前記決定手段は、前記画面状態情報に従って移動経路を決定することが好ましい。
この発明によれば、メッセージ処理したときの画面状態に応じてキャラクタの移動経路を判断することができ、例えば、待受け画面状態であれば、他の情報(時間情報等)と重ならないような移動経路を決定し、メニュー画面状態であれば、フォーカス部分を避けるような移動経路を決定することができ、見やすい画面を提供することができる。
本発明は、キャラクタの描画制御処理を行うためのキャラクタエンジンを共通化したことに伴う表示処理側における不都合、つまりキャラクタとメッセージとの不整合状態を解消することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の携帯端末100の構成を示すブロック図である。図1に示すとおり、携帯端末100は、外部メッセージ送信装置200から電子メールなどのメッセージを受信し、またコンテンツサーバ300からキャラクタコンテンツをダウンロードすることができる。この携帯端末100は、メッセージ処理システム101、キャラクタコンテンツ処理システム102、ポップアップ表示システム103、キャラクタエンジン104から構成されている。
このキャラクタエンジン104は、イベント状態管理や移動経路判断等も行うとともに、キャラクタなどのマスコット画像を表示制御するためのエンジン部であって、携帯端末メーカに提供されるモジュールであり、各メーカはこのモジュールを用いることにより、マスコット画像などの表示制御処理のための開発負担を軽減することができる。なお、このキャラクタエンジン104は、所定の描画単位で構成されたキャラクタ(画像)の描画制御を行うものであって、この制御対象となるキャラクタには、擬人化した画像のほか、文字、記号など擬人化した画像以外のもの(例えば、サッカーボールなど)も含む。
また、メッセージ処理システム101(メッセージ受付手段)、キャラクタコンテンツ処理システム102、ポップアップ表示システム103は、各携帯端末メーカ側で用意されたプログラムモジュールであって、携帯端末100においてはこれらプログラムモジュールによりメインシステムが構築されている。
また、ポップアップ表示システム103は、ポップアップ画像情報格納部105、イベント発行判断部106(判断手段)、重畳シーン情報引渡部107(イベント情報出力手段)、イベント情報引渡部108(イベント情報出力手段)、マスコット画像位置情報引渡部109(イベント情報出力手段)、ポップアップメッセージ生成部110、マスコット画像格納部111、重畳処理部113(重畳手段)、ディスプレイ114(表示手段)を含んで構成されている。また、キャラクタエンジン104は、ポップアップ画像情報引渡部121、重畳シーン情報受取部122、イベント情報受取部123、マスコット画像位置情報受取部124、内部処理部126(決定手段)、マスコット画像引渡部127(キャラクタ情報出力手段)、マスコット画像位置情報引渡部128(キャラクタ情報出力手段)を含んで構成されている。キャラクタエンジン104は、マスコット画像を表示制御するための処理を行い、ポップアップ表示システム103は、キャラクタエンジン104にて表示処理されたマスコット画像をポップアップ画像に重畳表示するための処理を行う。
図2は、携帯端末100のハードウェア構成図である。図1に示される携帯端末100は、物理的には、図2に示すように、CPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、ハードディスク等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図1において説明した各機能は、図2に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図1に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
メッセージ処理システム101は、外部メッセージ送信装置200から送信された電子メールなどの外部メッセージの受信、携帯端末100を操作することによる内部メッセージの生成、およびこれらメッセージに対するメモリ管理を行う部分であり、メッセージの受付処理を行う部分である。このメッセージ処理システム101は、メッセージの受信または生成が行われると、受信若しくは生成されたメッセージおよびそのイベント種別をイベント発行判断部106に出力する。なお、イベント種別としては、電子メール受信、メール作成などのほか、電子メール受信のうち、何らかの情報を通知するためのお知らせメール、または他のユーザからのお誘いメールなどのメール種別を含んでいる。なお、このメッセージ処理システム101における機能(例えば、メッセージの受付処理を行う機能)は、ポップアップ表示システム103に含まれるようにしてもよい。
キャラクタコンテンツ処理システム102は、コンテンツサーバ300からポップアップコンテンツのダウンロード処理を行い、またポップアップコンテンツのメモリ管理、およびポップアップコンテンツの設定などを行う部分である。ここでのポップアップコンテンツの設定とは、電子メールの受信処理などの各種メッセージを表示する際に表示されるポップアップ画像(吹出し)を設定することをいい、ポップアップ画像の形状、サイズ、色などをダウンロードし、設定することができる。
ポップアップ表示システム103は、メッセージ処理システム101から出力されたメッセージおよびそのメッセージの種別情報に基づいて、イベント種別を判断し、それをキャラクタエンジン104に出力し、キャラクタエンジン104にて処理されたマスコット画像を受け取り、先に入力されたメッセージと受け取ったマスコット画像とを重畳処理して表示する部分である。さらに詳細には以下の通りとなる。
ポップアップ画像情報格納部105は、キャラクタエンジン104にて取得されたポップアップ画像を格納する部分である。ポップアップ画像とは、電子メールの受信処理などの各種メッセージを表示する際に表示される吹出しを示す画像であり、形状、大きさ、色などを変えた複数のポップアップ画像を記憶している。
イベント発行判断部106は、メッセージ処理システム101において処理されたメッセージに基づいて、メッセージ処理システム101において発生したイベントを判断するとともに、そのイベントに応じて、メッセージを表示するためのポップアップ画像の表示位置およびマスコット画像の表示位置を決定する部分である。例えば、イベント発行判断部106は、メッセージ処理システム101において電子メールを受信した場合には、メッセージ処理システム101からその旨を受け付け、電子メール受信のイベントが発生したことを判断する。そして、イベントに応じたポップアップ画像の表示位置を演算し、判断し、さらにそのポップアップ画像の位置に応じてキャラクタの表示位置を演算し、判断する。
そのほかにも、イベント発行判断部106は、各種イベントの発生を判断し、例えば、メッセージを扱わない電話着信などのイベントの発生も判断する。
さらに、イベント発行判断部106は、重畳表示する重畳シーン情報の判断を行う。ここでの重畳シーン情報は、現に表示している画面は何であるかを示す画面情報であって、例えば、待受け画面、メニュー表示画面、ブラウザ表示画面などである。後述するマスコット画像は、画面によってその移動が制限される。
また、イベント発行判断部106は、メッセージ処理システム101から通知を受けたイベント種別を判断し、例えば、電子メール受信であればその旨を判断し、また電子メールのメッセージ内に通知メールである旨が示されている場合には、その旨を判断する。
重畳シーン情報引渡部107は、イベント発行判断部106により判断された重畳シーン情報をキャラクタエンジン104に出力する部分である。
イベント情報引渡部108は、メッセージ処理システム101において処理されたメッセージにおけるイベント情報をキャラクタエンジン104に出力する部分である。
マスコット画像位置情報引渡部109は、マスコット画像の画像位置をキャラクタエンジン104に出力する部分である。
ポップアップメッセージ生成部110は、メッセージ処理システム101において処理されたメッセージをポップアップ表示するために、ポップアップ画像とそのポップアップ画像内に記述されるメッセージとを合成して、ポップアップメッセージを生成する部分である。
マスコット画像格納部111は、キャラクタエンジン104から出力されたマスコット画像を一次的に記憶する部分であり、動画として描写するために一こまごとに異なったマスコット画像を記憶する。
マスコット画像位置情報受取部112は、キャラクタエンジン104において処理され、生成されたマスコット画像の位置情報を受け取る部分である。
重畳処理部113は、ポップアップメッセージ生成部110により生成されたポップアップメッセージとマスコット画像格納部111に記憶されているマスコット画像とを重畳処理する部分であり、マスコット画像位置情報受取部112により受け取られた位置情報にしたがった位置にマスコット画像を重畳処理する。
ディスプレイ114は、重畳処理部113において重畳処理されたポップアップメッセージおよびマスコット画像を表示する部分である。
このようにポップアップ表示システム103においては、イベント発行判断部106において判断された情報に従ってキャラクタエンジン104にマスコット画像の処理をさせ、その返信を待ってポップアップメッセージとマスコット画像の重畳表示処理を行うことができる。
つぎに、キャラクタエンジン104の詳細について説明する。ポップアップ画像情報引渡部121は、キャラクタコンテンツ処理システム102において受信処理されたキャラクタコンテンツを取得し、ポップアップ表示システム103に出力する部分である。
重畳シーン情報受取部122は、ポップアップ表示システム103(重畳シーン情報引渡部107)から出力された重畳シーン情報を受け取る部分であり、受け取った重畳シーン情報を内部処理部126に出力する。
イベント情報受取部123は、ポップアップ表示システム103(イベント情報引渡部108)から出力されたイベント情報を受け取る部分であり、受け取ったイベント情報を内部処理部126に出力する。
マスコット画像位置情報受取部124は、ポップアップ表示システム103(マスコット画像位置情報引渡部109)から出力されたマスコット画像位置情報を受け取る部分であり、受け取ったマスコット画像位置情報を内部処理部126に出力する部分である。
内部処理部126は、重畳シーン情報受取部122、イベント情報受取部123、マスコット画像位置情報受取部124から出力された、重畳シーン情報、イベント情報、およびマスコット画像位置情報に基づいてマスコット画像の制御、その位置制御、およびイベント制御を行う部分である。
すなわち、内部処理部126のイベント制御部126aにおいて、イベント情報にしたがったイベント制御を行う。すなわち、同時期に発生したイベントに対して、どのイベントを優先的に処理するか判断し、制御する部分である。例えば、電子メール受信イベントが発生し、受信処理をしている最中に、電話着信イベントが発生すると、電子メールの受信イベントに応じたキャラクタ処理を中止し、電話着信イベントに対するキャラクタ処理を優先的に処理するよう制御する。
マスコット画像制御部126bは、イベント種別に応じたキャラクタであるマスコット画像を選択する部分であり、例えば、待受け状態を示すためのマスコット画像から電子メール着信のためのマスコット画像に変更するために、そのマスコット画像を選択する部分である。このマスコット画像は予め記憶されており、イベント種別に基づいて、一のマスコット画像が選択される。なお、イベント待ち状態である待受け状態であるときのマスコット画像も用意されており、イベントが発生していない場合には、そのマスコット画像が選択される。
マスコット位置制御部126cは、マスコット画像の表示位置を制御する部分であり、重畳シーン情報およびマスコット画像位置情報に基づいて、待受け状態のマスコット位置から所定の位置にマスコット画像を移動させる制御を行う。例えば、マスコット位置制御部126cは、重畳シーン情報として待受け画面である旨が示されている場合には、マスコット画像の移動経路には特に制限を受けることなく、イベント発行判断部106において判断された位置情報までの経路を決定し、その経路のための位置情報を設定する。なお、マスコット位置制御部126cは、重畳シーン情報としてメニュー画面である旨が示されている場合には、例えばメニュー画面におけるフォーカスされている部分(ユーザが選択している部分)にマスコット画像が移動しないようにその移動経路を判断する。
なお、イベント発生として所定時間何もない場合には、待受け状態であるとして動作することになり、その場合には、マスコット位置制御部126cは、画面内をマスコット画像がランダムに、または所定のルールに従って移動するよう、その位置情報をランダムに決定、または所定のルールで定められた移動経路をとるように決定する。
マスコット画像引渡部127は、内部処理部126において生成されたマスコット画像をポップアップ表示システム103に出力する部分である。
マスコット画像位置情報引渡部128は、マスコット画像制御部126bにおいて選択されたマスコット画像の位置情報をポップアップ表示システム103に出力する部分であり、例えば待受け状態においてマスコット画像が画面内を移動している場合には、イベント発生時点の位置から位置情報により定められた位置に移動させるよう、マスコット画像の移動経路を位置情報として出力する。このマスコット画像位置情報引渡部128は、その移動経路に応じた位置情報を、マスコット画像の一こまごとに対応するように出力する。
管理テーブル129は、イベント情報に応じたマスコット画像を記憶する部分である。上述マスコット画像制御部126bは、管理テーブル129に記憶されているマスコット画像を、イベント情報に応じて選択することができる。例えば、図4に管理テーブル129の記憶内容を示す説明図を示す。図4に示されるように、管理テーブル129には、イベント種別とマスコット画像とが対応付けて記憶されおり、例えば図4においては、電子メール着信というイベント種別と、マスコット画像ファイルAとが対応付けて記憶されている。マスコット画像制御部126bは、この管理テーブル129を参照して、イベント種別に応じたマスコット画像を選択することができる。
このようにして、キャラクタエンジン104においては、ポップアップ表示システムから出力された重畳シーン情報、イベント情報、マスコット画像位置情報にしたがって、そのイベント情報などに基づいて、一のマスコット画像を選択し、また位置情報を制御し、それをポップアップ表示システムに通知することができる。
つぎに、このように構成された携帯端末100の動作について説明する。図3は、本実施形態の携帯端末100の動作を示すフローチャートである。メッセージ処理システム101において、電子メール受信などでイベントが発生すると、そのメッセージの受信処理がなされる(S101)。そして、メッセージ処理システム101におけるイベントの発生が検出されると、当該イベントがどのイベントであるかの判断がイベント発行判断部106により行われる(S102)。
そして、イベント発行判断部106により、イベント種別が判断されると、そのイベント種別に応じた重畳シーン情報、イベント情報、マスコット画像位置情報が、重畳シーン情報引渡部107、イベント情報引渡部108、マスコット画像位置情報引渡部109により、キャラクタエンジン104に出力される(S103)。
一方、これら重畳シーン情報、イベント情報、マスコット画像位置情報が受信されると、内部処理部126において、イベント制御、マスコット画像制御、マスコット位置情報制御が実行される(S201)。そして、マスコット画像引渡部127およびマスコット画像位置情報引渡部128により、マスコット画像およびマスコット画像位置情報がポップアップ表示システム103に出力される(S202)。出力されたマスコット画像はマスコット画像格納部111に記憶される(S105)。
このキャラクタエンジン104における処理と平行して、ポップアップ表示システム103では、ポップアップメッセージ生成部110によりポップアップメッセージが生成される(S104)。
そして、生成されたポップアップメッセージとマスコット画像とが重畳処理部113により重畳処理される(S106)。そして、ディスプレイ114に重畳されたマスコット画像がポップアップメッセージの表示位置に合致した位置に表示される(S107)。
図5に、待受け状態からポップアップメッセージの表示を行うときの画面遷移例を示す。図5(a)が、イベント発生待ち状態である待受け状態を示す画面例であり、図5(b)が、ポップアップメッセージ502を表示するときの画面例である。図5(a)に示すとおり、マスコット画像501は、画面内を歩き回っている。上述したとおり内部処理部126の処理により、マスコット画像501はランダムに画面内を移動している。ここで通知メールである電子メールを着信すると、マスコット画像501は画面の右下に移動し、ポップアップメッセージ502が表示される。このときマスコット画像501はポップアップメッセージ502の位置に合致した位置に移動しており、マスコット画像501に対する吹出しのようにポップアップメッセージ502は表示されることになる。
このように処理される携帯端末100の作用効果について説明する。この携帯端末100は、メッセージ処理システム101においてメッセージが受け付けられると、ポップアップ表示システム103におけるイベント発行判断部106が当該メッセージに応じてイベント種別を判断する。そして、イベント発行判断部106により判断されたイベント種別、重畳シーン情報、およびマスコット画像位置情報を、重畳シーン情報引渡部107、イベント情報引渡部108、およびマスコット画像位置情報引渡部109はキャラクタエンジン104に出力する。なお、少なくともマスコット画像位置情報を出力すればよい。
キャラクタエンジン104では、内部処理部126が、ポップアップ表示システム103から出力されたイベント種別、重畳シーン情報およびマスコット画像位置情報に基づいて、マスコット画像、当該マスコット画像の移動経路を決定する。そして、マスコット画像引渡部127およびマスコット画像位置情報引渡部128は、それぞれ決定されたマスコット画像、マスコット画像の表示位置を、ポップアップ表示システム103に出力する。そして、キャラクタエンジン104から出力されたマスコット画像、マスコット画像の移動経路に基づいて、重畳処理部113は、マスコット画像をポップアップメッセージに重畳し、ディスプレイ114は表示する。
これにより、キャラクタエンジン104を備えた携帯端末100において、イベントに応じたキャラクタ処理を行うことができ、適切なマスコット画像の表示制御処理を実現することができる。すなわち、マスコット画像の表示処理のみに特化したエンジン部を共通のモジュールとして提供されることで、情報処理装置のメーカとしてはマスコット画像の処理に関する開発負担を軽減することができるとともに、共通化したことに伴う表示処理側における不都合、つまりマスコット画像とメッセージとの不整合状態を解消することができる。
本実施形態の携帯端末100の構成を示すブロック図である。 携帯端末100のハードウェア構成図である。 本実施形態の携帯端末100の動作を示すフローチャートである。 管理テーブル129の記憶内容を示す説明図である。 待受け状態からポップアップメッセージの表示を行うときの画面遷移例である。
符号の説明
100…携帯端末、101…メッセージ処理システム、102…キャラクタコンテンツ処理システム、103…ポップアップ表示システム、104…キャラクタエンジン、105…ポップアップ画像情報格納部、105…重畳シーン情報引渡部、106…イベント発行判断部、107…重畳シーン情報引渡部 、108…イベント情報引渡部、109…マスコット画像位置情報引渡部、110…ポップアップメッセージ生成部、111…マスコット画像格納部、112…マスコット画像位置情報受取部、113…重畳処理部、114…ディスプレイ、121…ポップアップ画像情報引渡部、122…重畳シーン情報受取部、123…イベント情報受取部、124…マスコット画像位置情報受取部、126…内部処理部、126a…イベント制御部、126b…マスコット画像制御部、126c…マスコット位置制御部、127…マスコット画像引渡部、128…マスコット画像位置情報引渡部、129…管理テーブル、200…外部メッセージ送信装置、300…コンテンツサーバ。

Claims (4)

  1. キャラクタの描写処理を行うキャラクタエンジン部を含む情報処理装置であって、
    メッセージを受け付けるメッセージ受付手段と、
    前記メッセージ受付手段によりメッセージが受け付けられると、当該メッセージのイベント種別に応じて、当該メッセージを表示する位置に基づいて定められたキャラクタの表示位置を判断する判断手段と、
    前記判断手段により判断されたキャラクタの表示位置を前記キャラクタエンジン部に出力するイベント情報出力手段と、
    前記キャラクタエンジン部から出力されたキャラクタおよびキャラクタの移動経路に基づいて、前記キャラクタを前記メッセージに重畳する重畳手段と、
    前記重畳手段により重畳されたメッセージおよびキャラクタを表示する表示手段と、を備え、
    前記キャラクタエンジン部は、
    前記イベント情報出力手段から出力されたキャラクタの表示位置に基づいて、当該キャラクタの移動経路を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたキャラクタの移動経路を所定のキャラクタとともに前記表示手段に表示するよう出力するキャラクタ情報出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判断手段は、前記イベント種別を判断し、
    前記イベント情報出力手段は、前記判断手段により判断されたイベント種別を出力し、
    前記決定手段は、前記イベント種別に応じて、表示するキャラクタを変えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段は、メッセージ処理をしたときの画面状態を判断し、
    前記イベント情報出力手段は、前記画面状態を示す画面状態情報を出力し、
    前記決定手段は、前記画面状態情報に従って移動経路を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. キャラクタの描写処理を行うキャラクタエンジン部を含む情報処理装置のキャラクタ表示方法であって、
    メッセージを受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいてメッセージが受け付けられると、当該メッセージのイベント種別に応じて、当該メッセージを表示する位置に基づいて定められたキャラクタの表示位置を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより判断されたキャラクタの表示位置を前記キャラクタエンジン部に出力するイベント情報出力ステップと、
    前記キャラクタエンジン部から出力されたキャラクタおよびキャラクタの移動経路に基づいて、前記キャラクタを前記メッセージに重畳する重畳ステップと、
    前記重畳ステップにより重畳されたメッセージおよびキャラクタを表示する表示ステップと、を備え、
    前記キャラクタエンジン部は、
    前記イベント情報出力ステップから出力されたキャラクタの表示位置に基づいて、当該キャラクタの移動経路を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより決定されたキャラクタの移動経路を、所定のキャラクタとともに表示させるために出力するキャラクタ情報出力ステップと、
    を備えることを特徴とするキャラクタ表示方法。
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