JP2010108154A - 制御装置、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】あらかじめ各拠点に配信されたコンテンツの再生と同期して、香り発生装置に香りを発生させる。
【解決手段】表示装置2および香り発生装置3を同期して制御する制御装置1であって、表示装置2に表示する複数のコンテンツ情報と、前記コンテンツ情報の再生タイミングを指定した再生制御情報とを記憶する記憶手段15と、再生制御情報を参照して再生するコンテンツ情報を特定する再生監視手段12と、再生監視手段が特定したコンテンツ情報の再生命令を表示装置に送信する制御手段13とを有し、制御手段13は、特定したコンテンツ情報が静止画の場合、当該静止画のコンテンツ情報を解析して、静止画のコンテンツ情報の再生命令を表示装置2に送信するとともに、所定の香料配合情報を指定した香り発生命令を香り発生装置3に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルサイネージ(Digital Signage)などの表示装置と香り発生装置とを同期して制御する制御装置、制御方法および制御プログラムに関する。
広告メディアの1つとして、デジタルサイネージが注目されており、例えば、映像、音声・音楽、静止画などを組み合わせたコンテンツを街中の巨大スクリーン上で再生し、そのロケーションに集まる人々にターゲットを絞った広告を効率よく提供することが行われている。また、デジタルサイネージとしては、スーパーマーケットの商品棚にディスプレイを設置して、その商品棚に陳列した商品の広告を行う場合もある。
また、近年、香りがもたらす効果を広告に活用する研究がなされている。香りを発生させる装置については、例えば特許文献1に記載されている。
特開2006−201995
さて、デジタルサイネージにおいて、映像、音声、静止画などのコンテンツの他に、香りも追加して提供する場合、コンテンツの表示と香りの発生との同期をとることが困難である。すなわち、各拠点のディスプレイやスクリーンでコンテンツを再生する場合、配信サーバから事前にコンテンツが各拠点に配信され、あらかじめ決められた時間になるとコンテンツを再生する仕組みになっている。すなわち、配信されるコンテンツは映像(動画)など情報量が大きいため、複数の拠点へストリーミング再生するだけの通信容量を確保することが難しく、ストリーミング再生には拠点側の装置により多くの情報処理能力が要求され、費用も嵩むなどの理由から、一般的にコンテンツの配信と再生は非同期に行われている。
デジタルサイネージに香りを追加させる場合、特許文献1などに記載された香り発生装置を、既存のデジタルサイネージに外部装置として接続することが考えられる。この場合、香りと再生されるコンテンツとが同期することにより、広告効果の相乗効果が期待できることから、香り発生装置とデジタルサイネージとは同期して香りの発生およびコンテンツの再生を行う必要がある。しかしながら、コンテンツの配信と再生は非同期に行われている場合、香り発生装置に香り発生命令を送信するタイミングを決定することは困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、あらかじめ各拠点に配信されたコンテンツの再生と同期して、香り発生装置に香りを発生させることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、表示装置および香り発生装置を同期して制御する制御装置であって、前記表示装置に表示する複数のコンテンツ情報と、前記コンテンツ情報の再生タイミングを指定した再生制御情報とを記憶する記憶手段と、前記再生制御情報を参照して、再生するコンテンツ情報を特定する再生監視手段と、前記再生監視手段が特定したコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記特定したコンテンツ情報が静止画の場合、当該静止画のコンテンツ情報を解析して、静止画のコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信するとともに、所定の香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信する。
また、本発明は、表示装置および香り発生装置を同期して制御する制御方法であって、コンピュータは、前記表示装置に表示する複数のコンテンツ情報と、前記コンテンツ情報の再生タイミングを指定した再生制御情報とを記憶する記憶部を有し、前記再生制御情報を参照して、再生するコンテンツ情報を特定する再生監視ステップと、前記再生監視ステップで特定したコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信する制御ステップと、を行い、前記制御ステップは、前記特定したコンテンツ情報が静止画の場合、当該静止画のコンテンツ情報を解析して、静止画のコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信するとともに、所定の香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信する。
また、本発明は、コンピュータが実行する、表示装置および香り発生装置を同期して制御する制御プログラムであって、前記コンピュータは、前記表示装置に表示する複数のコンテンツ情報と、前記コンテンツ情報の再生タイミングを指定した再生制御情報とを記憶する記憶部を有し、前記コンピュータに、前記再生制御情報を参照して、再生するコンテンツ情報を特定する再生監視ステップと、前記再生監視ステップで特定したコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信する制御ステップと、を実行させ、前記制御ステップは、前記特定したコンテンツ情報が静止画の場合、当該静止画のコンテンツ情報を解析して、静止画のコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信するとともに、所定の香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信する。
本発明により、あらかじめ各拠点に配信されたコンテンツの再生と同期して、香り発生装置に香りを発生させることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたデジタルサイネージシステムの全体構成図である。本実施形態のデジタルサイネージシステムは、表示装置2で再生する各種コンテンツと、香り発生装置3が発生する香りとを同期させて制御するものである。デジタルサイネージは、前述のとおり、表示と通信にデジタル技術を活用し、従来の印刷ポスター等に代わってディスプレイやプロジェクタ等によって映像や情報を表示する新たな広告媒体である。
図示するデジタルサイネージシステムは、各拠点に配置された、制御装置1と、表示装置2と、香り発生装置3とを有し、これらの装置1、2、3は、LANなどのネットワーク8により接続されている。
制御装置1は、表示装置2および香り発生装置3を制御するものであって、コンテンツ受信部11と、再生監視部12と、制御部13と、記憶部15とを有する。コンテンツ受信部11は、配信サーバ5から、各種のコンテンツ情報と、コンテンツ情報の再生タイミングが指定された再生制御情報を受信し、記憶部15に記憶する。再生監視部12は、記憶部15に記憶された再生制御情報を参照して、再生するコンテンツ情報を特定する。
制御部13は、再生監視部12が特定したコンテンツ情報の再生命令を表示装置2に送信するとともに、特定したコンテンツ情報が静止画の場合、当該静止画のコンテンツ情報を解析して所定の香料配合情報を指定した香り発生命令を香り発生装置3に送信する。
なお、コンテンツ情報として、動画(映像)のコンテンツ情報(MPEGファイル等)、静止画のコンテンツ情報(HTMLファイル等)、音声のコンテンツ情報(MP3ファイル等)、テキストのコンテンツ情報(テキストデータ)などがあるものとする。そのため、制御部13には、例えば、動画のコンテンツ情報を再生するMPEGプレーヤ、静止画のコンテンツ情報を表示するブラウザ、音声のコンテンツ情報を再生するMP3プレーヤ、テキストのコンテンツ情報をテロップ形式で表示するテロップ表示アプリケーションなどの機能が実装されているものとする。
記憶部15には、各種のコンテンツ情報と、再生制御情報とが記憶される。そして、本実施形態では、静止画のコンテンツ情報には、香り発生装置3への制御情報が含まれているものとする。
図2は、再生制御情報の一例を示したものである。再生制御情報は、あらかじめ各拠点に配信された各種のコンテンツ情報を、同期をとって表示装置2に再生させるための情報である。図示する再生制御情報は、コンテンツの再生開始時刻および再生終了時刻と、再生するコンテンツ名称(識別情報)と、コンテンツの属性情報などが、コンテンツ毎に設定されている。図示する再生制御情報の場合、「10:00」になると制御部13の制御により、動画A、静止画A1、テキストA、音声Aが、表示装置2に同期して再生されることを示している。また、静止画のコンテンツ情報には香り発生装置3への制御情報が含まれているため、静止画Aのコンテンツ情報(HTMLファイル等)を制御部13(ブラウザ)が解析することにより、香り発生装置3では「10:00」に所定の香りを発生する。
表示装置2は、プラズマディスプレイ、LCD、LED、映像プロジェクタなどの出力装置であって、制御装置1からの制御にしたがって、動画、静止画、テロップ、音声などの各種コンテンツを表示・出力する。表示装置2は、映像を表示するだけでなく、音声を出力するスピーカーの機能も備えるものとする。
図3は、表示装置2に表示されるコンテンツの画面の一例を示す図である。図示する例では、表示装置2の画面(表示領域)は、動画エリア301と、静止画エリア302と、テロップエリア303とを有する。動画エリア301には、広告用の映像など動画のコンテンツ情報が再生される。静止画エリア302には、静止画、テキスト、QRコードなどの静止画が再生される。テロップエリア303には、テキスト情報がテロップ形式で表示される。なお図示しない表示装置2のスピーカーからは、音声や音楽情報が再生される。
香り発生装置3は、制御装置1からの制御にしたがって、指示された香りを発生させる装置である。香り発生装置3は、例えば、複数の香料(香料ポット)を有し、香りを発生させるときに、空気弁を開閉して、空気ポンプから送られてくる空気を指定された香料に送出し、香り混合室で香りを混合して空気中に散布する(特許文献1参照)。
また、デジタルサイネージシステムは、各拠点の制御装置1とインターネットなどのネットワーク9により接続された配信サーバ5を有する。配信サーバ5は、各種コンテンツ情報と、再生制御情報(図2参照)とを記憶部51に記憶し、所定のタイミングで各拠点の制御装置1に配信する。また、配信サーバ5の記憶部51には、香り発生情報3の香料配合情報を記憶することとしてもよい。香料配合情報については後述する。
上記説明した、制御装置1および配信サーバ5は、少なくともCPUと、メモリと、外部記憶装置と、ネットワークと接続するための通信制御装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。
例えば、制御装置1および配信サーバ5の各機能は、制御装置1用のプログラムの場合は制御装置1のCPUが、そして、配信サーバ5用のプログラムの場合は配信サーバ5のCPUがそれぞれ実行することにより実現される。
次に、本実施形態の処理について説明する。
図4は、本実施形態の制御装置1の処理を示すフローチャートである。配信サーバ5は、記憶部51に記憶されたコンテンツ情報および再生制御情報を、所定のタイミングであらかじめ各拠点の制御装置1に配信(送信)する。各拠点において、制御装置1のコンテンツ受信部11は、配信サーバ5が配信したコンテンツ情報および再生制御情報を受信し、記憶部15に記憶する(S11)。
そして、制御装置1の再生監視部12は、記憶部15の再生制御情報を参照し、再生するコンテンツ情報があるか否かを判別する(S12)。具体的には、再生監視部12は、図示しない時刻取得部により現在時刻を取得する。そして、再生監視部12は、現在時刻と再生制御情報の開始時刻とを比較して、現在時刻と一致するコンテンツ情報(レコード)が存在するか否かを判別する。例えば、図2に示す再生制御情報の場合、現在時刻が「10:00」のときに、動画A、静止画A1、テキストAおよび音声Aのコンテンツ情報があると判別する。また、現在時刻が「10:31」のときに、静止画A2のコンテンツ情報があると判別する。この場合、静止画A2のコンテンツ情報には、静止画A1と同じ静止画で、静止画A1のコンテンツ情報とは異なる香りの香料配合情報を指定することができる。
再生するコンテンツ情報が存在しない場合(S12:NO)、S12に戻り、現在時刻と再生制御情報の開始時刻とを繰り返し比較する。一方、再生するコンテンツ情報が存在する場合(S12:YES)、制御部13は、再生監視部12が特定したコンテンツ情報を記憶部15から読み出す(S13)。なお、再生するコンテンツ情報が複数存在する場合、その中の1つのコンテンツ情報を読み出す。
読み出したコンテンツ情報が静止画の場合(S14:YES)、制御部13は、当該コンテンツ情報を解析し、コンテンツ情報に指定された静止画の再生命令を表示装置2に送信するとともに、コンテンツ情報に指定された香料配合情報を含む香り発生命令を、香り発生装置3に送信する(S15)。
図5は、静止画のコンテンツ情報の一例(雛形)を示すものである。本実施形態の静止画のコンテンツ情報は、HTMLなどのマークアップ言語を用いて記述されるものとする。図示する静止画のコンテンツ情報は、HTMLにより記述され、香料配合情報(レシピ)501と、香り発生命令(スタートコマンドなど)502と、表示装置2の静止画エリアに表示させる静止画の情報503とが記述されている。
香料配合情報501には、どの香料の空気弁をどれだけ開放するか(0%〜100%)が指定されている。空気弁を開放する香料は、1つ指定しても、あるいは複数指定してもよい。この香料配合情報501は、静止画のコンテンツ情報の中に直接記述してもよく、あるいは、静止画のコンテンツ情報の中には香料配合情報を記述したファイルの格納場所(URL、URI等のリンク情報)のみを記述することとしてもよい。
香料配合情報を静止画のコンテンツ情報の中に記述せず、ファイルの格納場所を記述する(すなわち、香料配合情報を外出しする)ことにより、静止画のコンテンツ情報を変更することなく、香料配合情報を記述したファイルのみを変更(差し替え)するだけで香りを変更することができ、イレギュラーまたは一時的な香りの変更を即時に対応することができる。また、多数の拠点に静止画のコンテンツ情報を送信後に香料配合情報の変更が発生した場合であっても、香料配合情報を外出しして共通化し、グループ化することで、メンテナンスの効率化やオペレーションの簡素化を実現することができる。
静止画の情報503には、表示する静止画(JPEG画像等)の格納場所(リンク情報)が記述されている。また、静止画がテキストのみの場合は、静止画のコンテンツ情報の中に直接テキストを記述してもよい。
制御部13は、このような静止画のコンテンツ情報を解析し、コンテンツ情報に指定された静止画を静止画エリアに表示させる再生命令を表示装置2に送信するとともに、コンテンツ情報に指定された香料配合情報を含む香り発生命令を、香り発生装置3に送信する。なお、静止画のコンテンツ情報に香料配合情報のファイルの格納場所が記述されている場合は、制御部13は、当該格納場所(リンク情報)に基づいてネットワーク9を介して香料配合情報を取得し、取得した香料配合情報を含む香り発生命令を香り発生装置3に送信する。本実施形態では、香料配合情報のファイルは、配信サーバ5に記憶されているものとするが、これに限定されずネットワーク9に接続されたファイルサーバ(不図示)に記憶されていることとしてもよい。
表示装置2は、制御装置1から再生命令を受信し、指示された静止画を画面の静止画エリア302に表示する。また、制御装置1から香り発生命令を受信した香り発生装置3は、香料配合情報で指定された香料の空気弁を、指定された開放率で開放し、香り混合室で香りを混合して空気中に散布する。
一方、読み出したコンテンツ情報が静止画以外(動画、テキスト、音声など)の場合(S14:NO)、制御部13は、当該コンテンツ情報の再生命令を表示装置2に送信する(S16)。表示装置2は、制御装置1から再生命令を受信し、指示された動画、テキストなどを画面の所定のエリアに表示、または指定された音声をスピーカーから出力する。
例えば、読み出したコンテンツ情報がMPEGファイル(動画のコンテンツ情報)の場合、MPEGプレーヤの機能を有する制御部13は、MPEGファイルの再生命令を表示装置2に送信する。また、読み出したコンテンツ情報がMP3ファイル(音声のコンテンツ情報)の場合、MP3プレーヤの機能を有する制御部13は、MP3ファイルの再生命令を表示装置2に送信する。また、読み出したコンテンツ情報がテキストファイルの場合、テロップ表示アプリケーションの機能を有する制御部13は、テキストのテロップ形式での表示命令を表示装置2に送信する。
そして、S12で再生監視部12が特定したコンテンツ情報の中で未処理のコンテンツ情報が存在する場合(S17:NO)、S13に戻り、未処理の次のコンテンツ情報を読み出し、以降の処理を行う。一方、全てのコンテンツ情報の処理が終了した場合(S17:YES)は、S12に戻り以降の処理を行う。
以上説明したように、本実施形態では、静止画のコンテンツ情報に、香り発生装置3への香り発生命令を実装することにより、表示装置2に表示される各種コンテンツと同期して、香り発生装置3に所望の香りを発生させることができる。
なお、各拠点ではLAN8により制御装置1と香り発生装置3とが接続されている。LAN8においては、通信パケットの損失により制御装置1からの香り発生命令が香り発生装置3に到達できない場合があり、この場合、香り発生装置3は香りを発生しない。そのため、制御装置1は、香り発生命令を送信した後(図4:S15)、香り発生装置3の状態を確認し、香り発生命令が未達の場合は、香り発生命令を再送することとしてもよい。
図6は、香り発生命令を送信後に香り発生装置3の状況を確認し、再送する処理のシーケンス図である。
制御装置1の制御部13は、前述の香料配合情報を含む香り発生命令を香り発生装置3に送信する(S21、図4:S15)。その後、制御部13は、香り発生装置3の状況を取得するための状況取得要求命令を香り発生装置3に送信する(S22)。香り発生装置3は、現時点の香り発生状況(例えば、どの香料の空気弁をどれだけ開放しているか)を制御装置1に送信する(S23)。
制御部13は、S21で送信した香り発生命令の香料配合情報と、S23で取得した香り発生装置3の現時点の状況とを比較する(S24)。両者が一致する場合は、S21の香り発生命令が正常に香り発生装置3に到達しているとみなし、図6の処理を終了する。
一方、両者が一致しない場合は、S21の香り発生命令が香り発生装置3に未到であるため、S21の香り発生命令を所定の回数、香り発生装置3に再送する(S25)。なお、両者が一致しない場合としては、例えば、香り発生装置3が香りを発生していない場合(いずれの香料の空気弁も開放されていない場合)、香り発生命令の香料配合情報とは異なる香りが発生している場合(香料配合情報とは異なる香料の空気弁が開放されている場合)などが考えられる。
以上説明した本実施形態では、静止画のコンテンツ情報に、静止画の情報とともに、香り発生装置3への香り発生命令を記述する。これにより、あらかじめ各拠点に配信された各種コンテンツ情報の表示装置2での再生と同期して、香り発生装置3に所望の香りを発生させることができる。すなわち、表示装置2での再生タイミングと同期して、表示装置2で再生・表示される映像、音声などの内容に合わせた香りを、香り発生装置2で発生させることにより、各拠点にいる人々の五感を刺激して注目度をアップさせ、広告効果の相乗効果を図ることができる。
また、香料配合情報を静止画のコンテンツ情報の中に記述せず、ファイルの格納場所を記述する(すなわち、香料配合情報を外出しする)ことにより、静止画のコンテンツ情報を変更することなく、香料配合情報を記述したファイルのみを変更(差し替え)するだけで香りを変更することができ、イレギュラーまたは一時的な香りの変更を即時に対応することができる。また、多数の拠点に静止画のコンテンツ情報を送信後に香料配合情報の変更が発生した場合であっても、香料配合情報を外出しして共通化し、グループ化することで、メンテナンスの効率化やオペレーションの簡素化を実現することができる。
また、香り発生命令を送信後に香り発生装置3の状況を確認し、再送する処理(図6参照)を行うことにより、LAN8の障害などにより一時的に香り発生命令が香り発生装置3に届かなかった場合であっても、香り発生命令を再送することにより、より確実にコンテンツ情報の再生と香りの発生と同期させることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、本実施形態では、図3に示すように動画エリア301と、静止画エリア302と、テロップエリア303とを有し、動画、静止画およびテキストをそれぞれ再生することとした。しかしながら、静止画エリア302に表示する静止画を透明な画像、または静止画エリア203を認識できない程度の小さなエリア(例えば1画素)とすることにより、静止画の表示をユーザに認識させることなく、香り発生装置3に香り発生命令を送信することができる。
本発明の一実施形態が適用されたデジタルサイネージシステムの全体構成図である 再生制御情報の一例を示す図である。 表示装置に表示されるコンテンツの一例を示す図である。 制御装置1の処理を示すフローチャートである。 静止画のコンテンツ情報の一例を示す図である。 香り発生命令の再送処理のシーケンス図である。
符号の説明
1 :制御装置
11:コンテンツ受信部
12:再生監視部
13:制御部
15:記憶部
2 :表示装置
3 :香り発生装置
5 :配信サーバ
51:記憶部

Claims (9)

  1. 表示装置および香り発生装置を同期して制御する制御装置であって、
    前記表示装置に表示する複数のコンテンツ情報と、前記コンテンツ情報の再生タイミングを指定した再生制御情報とを記憶する記憶手段と、
    前記再生制御情報を参照して、再生するコンテンツ情報を特定する再生監視手段と、
    前記再生監視手段が特定したコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記特定したコンテンツ情報が静止画の場合、当該静止画のコンテンツ情報を解析して、静止画のコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信するとともに、所定の香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信すること
    を特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置であって、
    前記静止画のコンテンツ情報には、前記所定の香料配合情報の格納場所が記述され、
    前記制御手段は、前記格納場所から取得した香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信すること
    を特徴とする制御装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の制御装置であって、
    前記制御手段は、前記香り発生装置から状況を取得し、前記香り発生命令で指定した香料配合情報と取得した状況とが異なる場合、前記香り発生命令を再送すること
    を特徴とする制御装置。
  4. 表示装置および香り発生装置を同期して制御する制御方法であって、
    コンピュータは、
    前記表示装置に表示する複数のコンテンツ情報と、前記コンテンツ情報の再生タイミングを指定した再生制御情報とを記憶する記憶部を有し、
    前記再生制御情報を参照して、再生するコンテンツ情報を特定する再生監視ステップと、
    前記再生監視ステップで特定したコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信する制御ステップと、を行い、
    前記制御ステップは、前記特定したコンテンツ情報が静止画の場合、当該静止画のコンテンツ情報を解析して、静止画のコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信するとともに、所定の香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信すること
    を特徴とする制御方法。
  5. 請求項4記載の制御方法であって、
    前記静止画のコンテンツ情報には、前記所定の香料配合情報の格納場所が記述され、
    前記制御ステップは、前記格納場所から香料配合情報を取得し、取得した香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信すること
    を特徴とする制御方法。
  6. 請求項4または請求項5記載の制御方法であって、
    前記香り発生装置から状況を取得し、前記制御ステップの香り発生命令で指定した香料配合情報と取得した状況とが異なる場合、前記香り発生命令を再送する再生ステップを、さらに行うこと
    を特徴とする制御方法。
  7. コンピュータが実行する、表示装置および香り発生装置を同期して制御する制御プログラムであって、
    前記コンピュータは、前記表示装置に表示する複数のコンテンツ情報と、前記コンテンツ情報の再生タイミングを指定した再生制御情報とを記憶する記憶部を有し、
    前記コンピュータに、
    前記再生制御情報を参照して、再生するコンテンツ情報を特定する再生監視ステップと、
    前記再生監視ステップで特定したコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信する制御ステップと、を実行させ、
    前記制御ステップは、前記特定したコンテンツ情報が静止画の場合、当該静止画のコンテンツ情報を解析して、静止画のコンテンツ情報の再生命令を前記表示装置に送信するとともに、所定の香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信すること
    を特徴とする制御プログラム。
  8. 請求項7記載の制御プログラムであって、
    前記静止画のコンテンツ情報には、前記所定の香料配合情報の格納場所が記述され、
    前記制御ステップは、前記格納場所から香料配合情報を取得し、取得した香料配合情報を指定した香り発生命令を前記香り発生装置に送信すること
    を特徴とする制御プログラム。
  9. 請求項7または請求項8記載の制御プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記香り発生装置から状況を取得し、前記制御ステップの香り発生命令で指定した香料配合情報と取得した状況とが異なる場合、前記香り発生命令を再送する再生ステップを、さらに実行させること
    を特徴とする制御プログラム。
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