JP2010108119A - アンケート調査装置、アンケート調査システム、アンケート調査方法及びプログラム - Google Patents

アンケート調査装置、アンケート調査システム、アンケート調査方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットを利用して、不特定多数のユーザに対してアンケート調査を実施する際に、検索サービスで得られたユーザに関する情報(検索ログ)を利用する技術を提供する。
【解決手段】アンケート調査装置は、ユーザ操作によりクライアント端末から検索サーバに対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログを取得し、取得した検索ログをユーザごとに登録する検索ログ登録手段と、ユーザごとに、固有のユーザ属性を登録するユーザ属性登録手段と、アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件と、前記ユーザ属性及び前記検索ログを比較し、このユーザ属性及び検索ログに前記モニタ抽出条件が含まれているユーザを調査対象として抽出するモニタ抽出手段と、ユーザの回答操作により前記クライアント端末から送信された回答を集計するアンケート集計手段と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、インターネットを利用して、不特定多数のユーザに対してアンケート調査を実施するアンケート調査装置、アンケート調査システム、アンケート調査方法及びプログラムに関し、特に、検索サービスで得られたユーザに関する情報をアンケート調査に利用する技術に関する。
従来、商品やサービスを提供する企業が、商品開発やサービス改善の参考にするための情報を得る手法として、不特定多数のユーザに同じ質問を提示し、ユーザからの回答を集計する、いわゆるアンケート調査がある。近年では、インターネットを利用したアンケート調査が実現されている。例えば、種々の企業からの委託を受けてアンケート調査を専門に実施し、アンケート調査に回答したユーザに対して謝礼としてポイント等を付与するサービス(アンケート調査サービス)が提供されている。
このようなアンケート調査サービスでは、回答を希望するユーザが予め年齢、性別、職業、家族構成、興味がある項目などのユーザ属性を登録しておく。そして、アンケート調査サービスの提供事業者は、ユーザ属性を参照することで、委託されたアンケート内容に適したモニタ(アンケート調査の対象とするユーザ)を抽出するようにしている。
このとき、ユーザ属性だけでなくユーザの商品購買履歴などを参考にして、モニタを抽出する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−18340号公報
しかしながら、上述した従来のアンケート調査では、アンケート内容に関連する項目に興味を持つユーザをモニタとして抽出するような場合があるため、ユーザによっては多くのポイントを取得するために、興味がある項目としてできるだけ多数の項目を登録することがある。特に、ユーザの登録作業を容易化するために、興味がある項目をチェックボックスにより選択して登録させるようにしている場合には、全項目を選択しているユーザもいる。
したがって、ユーザ属性のうち、年齢、性別、職業、家族構成(既婚/未婚など)など、ユーザに対して一意に確定する情報によりモニタを抽出する場合には別段問題は生じないが、興味がある項目などユーザが任意に設定しうる情報によりモニタを抽出する場合には、アンケート内容に適したモニタが抽出されていないこともある。そのため、アンケート調査により集計された結果が、本来対象とすべきモニタの回答(意見)を反映したものとならない可能性がある。
また、アンケート調査を委託した企業にとっては、あまり参考にならない回答が多く存在することとなるため、アンケート結果を今後の方針に効果的に役立てることができなくなる。
また、特許文献1に記載の発明を適用すると、ユーザの購買履歴をモニタ抽出時の参考にするため、ユーザ属性のみに基づいてモニタ抽出を行うよりも適切なユーザが抽出されると考えられる。しかしながら、購買履歴によりモニタを絞り込むとすれば、実際に商品を購入した一部のユーザだけがアンケート調査の対象とされることとなり、有効な母集団が得られなくなる可能性があり、アンケート調査自体が成り立たなく虞がある。
このように、従来のアンケート調査サービスでは、有効なアンケート調査が実施されているとはいえない。
一方で、消費者がある商品を知ってから購入に至るまでの過程には法則性があるとされている。例えば、AIDMA(アイドマ)の法則では、Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)という5段階のプロセスモデルが示されている。
近年では、AISAS(アイサス)と呼ばれるAttention(注意)→Interest(関心)→Search(検索)→Action(行動、購入)Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)という5段階のプロセスモデルが提唱されている。このプロセスモデルによれば、大多数の消費者は商品を購入するに当たり「検索」という行動を取るということができる。
また、商品購入時に限らず、インターネットを利用する一般的なユーザは、所望のウェブページ(つまり、自分が興味を持っている情報を公開しているウェブページ)をキーワード等により検索することを日常的に行っている。
このように、検索で用いたキーワード等は、ユーザが現在興味を持っている項目に関連するものと考えられる。したがって、このキーワード等を含む検索ログを利用すれば、そのユーザが現在興味を持っている項目を精度よく特定することができると考えられる。
本発明は、インターネットを利用して、不特定多数のユーザに対してアンケート調査を実施するためのアンケート調査装置、アンケート調査システム、アンケート調査方法及びプログラムにおいて、検索サービスで得られたユーザに関する情報(検索ログ)を利用する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、クライアント端末にネットワークを介してアンケートを送信しアンケート調査を実施するアンケート調査装置であって、
前記クライアント端末から検索サーバに対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログを取得し、取得した検索ログをユーザごとに登録する検索ログ登録手段と、
ユーザごとに、固有のユーザ属性を登録するユーザ属性登録手段と、
アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件と、前記ユーザ属性及び前記検索ログを比較し、このユーザ属性及び検索ログに前記モニタ抽出条件が含まれているユーザを調査対象として抽出するモニタ抽出手段と、
ユーザの回答操作により前記クライアント端末から送信された回答を集計するアンケート集計手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のアンケート調査装置において、クライアント端末から送信された回答に、各アンケート毎のモニタ抽出条件に一致したユーザ属性と検索ログから得られるユーザ情報を付加する付加手段を備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載のアンケート調査装置において、前記アンケート集計手段は、前記ユーザ情報に含まれる検索ログに、同じ内容のキーワードを有しているユーザを解析対象とする特定ユーザとして選定し、この特定ユーザの回答を集計し、解析することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のアンケート調査装置において、前記検索ログには、前記検索要求が行われた検索日時が含まれ、
前記モニタ抽出手段は、前記検索ログ登録手段に登録されている検索ログのうち、検索日時が所定期間内である検索ログに基づいて、調査対象とするユーザを抽出することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のアンケート調査装置と、前記検索サーバを備えて構成され、
前記アンケート調査装置によるアンケート調査サービスと前記検索サーバによる検索サービスの両方を利用可能なユーザの登録情報を一元的に管理することを特徴とするアンケート調査システムである。
請求項6に係る発明は、クライアント端末を所有する不特定多数のユーザに対してアンケート調査を実施するアンケート調査方法であって、
ユーザ操作により前記クライアント端末から検索サーバに対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログを取得し、取得した検索ログをユーザごとに登録するステップと、
ユーザごとに、固有のユーザ属性を登録するステップと、
アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件と、前記ユーザ属性及び前記検索ログを比較し、このユーザ属性及び検索ログに前記モニタ抽出条件が含まれているユーザを調査対象として抽出するステップと、
抽出されたユーザに対してアンケート調査を要請するステップと、
ユーザの回答操作により前記クライアント端末から送信された回答を集計するステップと、を備えることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、クライアント端末にネットワークを介して接続されたコンピュータに、
前記クライアント端末から検索サーバに対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログを取得し、取得した検索ログをユーザごとに登録するステップと、
ユーザごとに、固有のユーザ属性を登録するステップと、
アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件と、前記ユーザ属性及び前記検索ログを比較し、このユーザ属性及び検索ログに前記モニタ抽出条件が含まれているユーザを調査対象として抽出するステップと、
抽出されたユーザに対してアンケート調査を要請するステップと、
ユーザの回答操作により前記クライアント端末から送信された回答を集計するステップと、を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、検索サービスで得られたユーザの検索ログを利用して、アンケート調査の対象とするユーザの抽出を行うこととなるので、調査対象とすべきユーザが精度よく抽出され、有効なアンケート調査を実施することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るアンケート調査装置を適用したネットワーク構成について示す概略図である。
本実施形態では、アンケート調査サーバ1からクライアント端末2を所有するユーザに、ネットワークNを介してアンケート調査を要請し、ユーザがクライアント端末2においてアンケート調査に回答する場合について示している。すなわち、本実施形態におけるアンケート調査サーバ1が本発明に係るアンケート調査装置となる。
図1に示すように、アンケート調査サーバ1には、クライアント端末2及び検索サーバ3が通信ネットワークNを介して接続され、互いにデータ通信可能となっている。通信ネットワークNは、インターネットや電気通信事業者等の電話回線網、携帯電話通信網等である。
アンケート調査サーバ1は、例えば、商品やサービスを提供する企業からのアンケート調査を受託し、不特定多数のユーザに対してアンケート調査を実施するサーバである。アンケート調査サーバ1では、アンケート調査の対象とするユーザ(以下、モニタと称する)を抽出する際に、検索サーバ3から提供されたユーザの検索ログを参照することで、適切なユーザがモニタとして抽出されるようにしている。
すなわち、ユーザが検索サービスで用いたキーワードは、このユーザが現在興味を持っている項目に関連していると考えられるため、これをアンケート調査のモニタを抽出する際に利用するようにしている。
クライアント端末2は、例えば、パーソナルコンピュータ2aや、携帯電話機2b等の携帯端末である。クライアント端末2は、検索サーバ3により提供される検索サービスにおいて、ユーザが検索キーとしてキーワードを送信することにより、所望の検索結果を取得する。
また、ユーザが、例えば電子メールによりアンケート調査サーバ1からアンケート調査を要請されると、ウェブブラウザ上でアンケート調査用のウェブページにアクセスして、アンケートに回答できるようになっている。
検索サーバ3は、例えば、ロボット型サーチエンジン等の検索サービスを提供するサーバである。ロボット型サーチエンジンでは、検索プログラムがインターネット上を巡回してウェブページを自動収集し、収集したウェブページをデータベースに登録している。すなわち、検索サーバ3のデータベースには、キーワードに対して、このキーワードに適合する複数のウェブページが登録されている。
検索サーバ3は、クライアント端末2からのキーワードによる検索要求を受け付けると、このキーワードに適合するウェブページを抽出し、この検索結果をクライアント端末2に対して提示する。このとき、キーワードによる検索要求は検索ログとして記憶され、この検索ログはアンケート調査サーバ1に提供される。
本実施形態では、アンケート調査サーバ1と検索サーバ3は、同じサービス事業者により提供されるようにしている。すなわち、アンケート調査サーバ1と検索サーバ3により本発明に係るアンケート調査システムが構成されている。そして、アンケート調査サーバ1によるアンケート調査サービスと検索サーバ3による検索サービスの両方を利用可能なユーザの登録情報は一元的に管理されている。本実施形態では、アンケート調査サーバ1が有する後述のユーザデータベース15によりユーザの登録情報が管理されている。
これにより、アンケート調査サーバ1によるアンケート調査サービスを利用可能な登録ユーザが、検索サーバ3に対してキーワードによる検索要求を行ったときに、このときの検索ログを登録ユーザごとに管理することができる。
図2は、アンケート調査サーバ1のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。
図2に示すように、アンケート調査サーバ1は、制御部11、記憶部(補助記憶)12、入出力部13、通信部14、ユーザデータベース15、アンケートデータベース17等を備えた一般的なコンピュータである。各ブロックはバスライン16により電気的に接続されている。
なお、図示を省略するが、検索サーバ3も、ユーザデータベース15,アンケートデータベース17以外は、アンケート調査サーバ1と同様の構成を有している。
制御部11は、演算/制御装置としてのCPU(Central Processing Unit)111、主記憶装置としてのRAM(Random Access Memory)112及びROM(Read Only Memory)113で構成される。
ROM113には、BIOS(Basic Input Output System)と呼ばれるプログラムや基本的な設定データが記憶されている。RAM112には、記憶部12から読み出されたOSや各種アプリケーションなどのプログラムが展開される。
CPU111は、RAM112に展開されたプログラムに従って各種処理を実行し、各ブロックを制御する。
記憶部12は、例えばハードディスク等で構成され、OS、各種アプリケーションプログラム(例えば、サーバ用プログラムやウェブアプリケーションプログラム)及び各種データ等が記憶されている。
入出力部13は、アンケート調査サーバ1の管理者が利用するためのユーザインターフェースを構成する。
通信部14は、TCP/IP等の通信プロトコルに従って処理を行い、ネットワークNを介してクライアント端末2、検索サーバ3とデータの送受信を行う。
ユーザデータベース15には、アンケート調査サーバ1によるアンケート調査サービス及び検索サーバ3による検索サービスを利用可能なユーザに関する情報が登録されている。
アンケートデータベース17には、委託されたアンケート調査に関する情報が登録されている。
図3は、ユーザデータベース15のデータ構成の一例を示す説明図である。
図3に示すように、ユーザデータベース15では、ユーザごとにユーザIDが付与され、それぞれに対して固有のユーザ属性、検索ログ、アンケート実績が対応付けて登録されている。なお、図3では省略しているが、ユーザの氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス等もあわせて登録されている。
ここで、ユーザ属性は、ユーザの性別、年齢、職業、婚歴等の基本情報と、ユーザのライフスタイルを示す情報で構成される。図3では、ユーザのライフスタイルを示す情報としてユーザが興味を持つ項目を例示しているが、ユーザの趣味や特技を利用することもできる。これらのユーザ属性は、ユーザがアンケート調査サービスを利用するにあたり予め登録されるもので、基本情報はユーザに対して一意に確定され、ライフスタイルを示す情報はユーザごとに任意に設定される。
検索ログには、ユーザが検索サーバ3に対して検索要求したときのキーワードが含まれる。なお、図示を省略するが、キーワードには検索日時が関連付けられており、所定期間内(例えば、直近2週間)の検索で用いられたキーワードを判別可能となっている。
この検索ログは、アンケート調査のモニタを抽出する際に、ユーザ属性とともに参照される。なお、キーワードとしては、検索に用いられたキーワードをそのまま登録することもできるが、アンケート調査のモニタ抽出に有用な名詞(特に商品名、サービス名などの固有名詞)のキーワードだけを登録するようにしてもよい。
アンケート実績には、ユーザが既に回答したアンケート調査のIDが登録されている。このアンケート実績は、アンケートに回答したユーザにポイントを付与するため、また、同じユーザの重複回答を排除するために利用される。
図3では、例えば、ユーザ“A123”は、性別“男”、年齢“25歳”、職業“会社員”、婚歴“既婚”であり、“旅行、本、車、・・”に興味を持っていることを示している。また、“△△車”(A社製の車名)、“○○ビール”(B社製の飲料名)というキーワードにより検索を行ったこと、アンケートID“#1,#3”のアンケートに回答済みであることを示している。
図4は、アンケートデータベース17のデータ構成の一例を示す説明図である。
図4に示すように、アンケートデータベース17では、アンケートごとにアンケートID(#1〜#3,・・)が付与され、それぞれに対してアンケート内容(質問1〜4,・・とモニタ抽出条件)が登録されている。
モニタ抽出条件とは、このアンケート調査の対象とすべきユーザを抽出するための条件であり、先に説明したユーザ属性の一部又は全部に対応して設定されている。
図4では、モニタ抽出条件として、年齢“20歳以上”、興味“車”が設定されているので、ユーザデータベース15に登録されているユーザのうち、年齢が20歳以上で、“車”に興味を持つユーザ(例えば、図3のユーザ“A123”と“B456”)がモニタとして抽出されることとなる。さらに、本実施形態では、検索ログに登録されているキーワードに基づいてモニタが絞り込まれるようになっている。
また、図示を省略しているが、アンケートデータベース17には、クライアント端末2から送信されたユーザごとの回答がアンケート別に格納されるようになっている。
アンケート調査サーバ1は上述した構成を備えている。アンケート調査サーバ1のCPU111は、サーバ用ソフトウェアを実行することにより、ユーザに対してアンケート調査を要請する。例えば、商品等の製造メーカによりアンケート調査を委託されると、アンケート調査の対象とするユーザを抽出し、抽出されたユーザの電子メールアドレス宛にアンケート調査を要請する電子メールを送信する。
また、サーバ用ソフトウェア及びウェブアプリケーションを実行することにより、クライアント端末2のウェブブラウザ上におけるユーザ操作に応じた処理を行う。例えば、クライアント端末2のウェブブラウザ上においてユーザがアンケート調査サービスにログインすると、アンケートの内容(質問)を提示し、ユーザの回答操作に従い提示する画面を遷移するとともに、回答結果を受信する。そして、クライアント端末2から送信された回答を集計してアンケート結果を解析する。
クライアント端末2は、制御部、記憶部、入力部、表示部、通信部等を備えた一般的なパーソナルコンピュータである。
クライアント端末2は、例えば、電子メールソフトによりアンケート調査サーバ1から送信された電子メールを受信する。ユーザがメール本文に記述されたアンケート調査サービスへのリンクをクリックすると、指定されたウェブページをアンケート調査サーバ1に要求する。そして、アンケート調査サーバ1から送信されたHTMLファイル(例えば、アンケート調査サービス画面)を解析して、ウェブブラウザ上にウェブページを表示する。また、アンケート調査サービス画面においてユーザが回答操作を行うと、この回答をアンケート調査サーバ1に送信する。
また、起動したウェブブラウザ上においてユーザが検索サービスのURLを入力すると、このURLで指定されるウェブページを検索サーバ3に要求する。そして、キーワード等の検索キー(クエリ)が入力されると、この検索キーによる検索要求を検索サーバ3に対して行う。検索サーバ3により検索結果が提示されると、この検索結果を含む検索結果画面を表示する。
図5は、クライアント端末2においてキーワードによる検索を行うときの検索サーバ3、クライアント端末2及びアンケート調査サーバ1における処理手順について示すフローチャートである。図5に示す処理手順は、例えば、クライアント端末2においてウェブブラウザが起動され、検索サーバ3が提供する検索サービスにアクセスされたときに開始される。
なお、クライアント端末2のユーザは検索サービス及びアンケート調査サービスを利用可能な登録ユーザであり、検索サービスを利用するに際してユーザIDを入力し、当該サービスにログインしているものとする。
ステップS101では、検索サーバ3から検索サービス画面のHTMLファイルが送信される。このHTMLファイルには、ユーザ操作に基づいてキーワードを検索キーとして送信するための制御プログラム(例えば、JAVA(登録商標)プログラム)が埋め込まれている。
ステップS102では、クライアント端末2のウェブブラウザがHTMLファイルを解析することにより、表示部24に検索サービス画面が表示される。ユーザは、この検索サービス画面内に配置された検索窓にキーワードを入力し、検索を指示することで、所望するウェブページの情報(タイトル、抜粋された本文、URL等を含む)を入手することができる。
ステップS103では、検索サービス画面において、ユーザ操作によりキーワードが入力され検索要求が指示されると、このキーワードを検索キーとする検索要求が検索サーバ3に対して送信される。
ステップS104では、検索サーバ3において、検索要求を行ったユーザのユーザIDと検索ログ(キーワードと検索日時を含む)がアンケート調査サーバ1に対して送信される。
ステップS105では、アンケート調査サーバ1において、検索サーバ3から送信された検索ログがユーザデータベース15に登録され、ユーザ情報が更新される。
ステップS106では、検索サーバ3において、クライアント端末2から送信されたキーワードによる検索が実行され、検索サーバ3のデータベースの中からキーワードに適合するウェブページの情報が抽出される。
ステップS107では、抽出されたウェブページの情報が検索結果としてクライアント端末2に対して送信される。
ステップS108では、クライアント端末2において、検索サーバ3から送信された検索結果画面のHTMLファイルが解析され、表示部24に検索結果画面が表示される。
上述したように、図5に示すステップS105の処理により、アンケート調査サーバ1のユーザデータベース15における検索ログが登録される。
例えば、ユーザ“A123”によりキーワード“△△車”が入力され検索指示がなされると、検索サーバ3に対してキーワード“△△車”を検索キーとする検索要求が行われるとともに、ユーザデータベース15の検索ログ欄にキーワード“△△車”が登録されることとなる(図3参照)。
図6は、アンケート調査サーバ1がアンケート調査を実施するときのアンケート調査サーバ1及びクライアント端末2における処理手順について示すフローチャートである。
以下において、アンケート調査サーバ1のユーザデータベース15は図3に示すデータ構成を有し、アンケートデータベース17は図4に示すデータ構成を有しているものとして説明する。
ステップS201では、アンケート調査サーバ1において、例えば、商品等の製造メーカからのアンケート調査が受託される。アンケートの委託方法は、ネットワークを介して電子的に行う方法などがあるが、特に制限されない。
ステップS202では、委託されたアンケートの内容(質問とモニタ抽出条件)がアンケートデータベース17に登録される。このとき、登録されるアンケート内容は、アンケート調査の委託元からの指示に沿ってアンケート調査サーバ1で生成するようにしてもよいし、委託元で生成したものをそのまま利用できるようにしてもよい。また、ユーザ属性(例えば、性別)に応じて複数の質問が用意されるようにしてもよい。
ステップS203では、ユーザデータベース15に登録されているユーザ属性と登録されたアンケートのモニタ抽出条件を比較することにより、モニタ抽出条件を満たしているユーザを抽出する。
例えば、図4に示すアンケート“#1”を実施する場合、モニタ抽出条件として年齢“20以上”、興味“車”が設定されているので、図3に示すユーザのうち、ユーザ“A123”及び“B456”がモニタとして抽出されることとなる。
ステップS204では、ステップS203で抽出されたユーザについて、ユーザデータベース15に登録されている検索ログと登録されたアンケートのモニタ抽出条件を比較することにより、検索ログがモニタ抽出条件を満たしているユーザに絞り込む。具体的には、モニタ抽出条件から想起されるキーワードを検索ログとして有しているか否かにより、検索ログがモニタ抽出条件を満たしているか否かを判定する。
このとき、ユーザデータベース15に登録されている検索ログのうち、検索日時が所定期間内(例えば、2週間以内)である検索ログに基づいて、調査対象とするユーザを抽出するのが望ましい。直近の検索ログが、ユーザが現在興味を持っている項目に関連すると考えられるためである。
ここで、モニタ抽出条件から想起されるキーワードとは、例えば、ユーザの興味を示す項目から想起されるキーワードである。例えば、ユーザの興味を示す項目が“車”であれば、“車”“自動車”というキーワードの他、具体的な自動車メーカ名や車名などがこれに相当する。
アンケート調査サーバ1において、ユーザの興味を示す項目に対して、この項目から想起されるキーワードを予め登録しておくことで、ステップS204の処理を実現できる。
例えば、図4に示すアンケート“#1”を実施する場合、モニタ抽出条件として興味“車”が設定されているので、この“車”から想起されるキーワードを検索ログとして有しているユーザ“A123”がモニタとして抽出される。つまり、ユーザ“A123”の検索ログにはA社製の車名である“△△車”が登録されているのでモニタ抽出条件を満たすこととなる。
一方、ユーザ“B456”の検索ログには“車”から想起されるキーワードが登録されていないので、興味を示す項目として“車”が登録されているが、直近においてはさほど“車”に興味がないユーザであると推定され、モニタから除外される。
なお、図3では、説明を簡単にするため、2ユーザについてのみ示しているが、その他の登録ユーザに対してもステップS203,204の処理が行われ、ユーザ属性及び検索ログの両方についてモニタ抽出条件を満たすユーザがモニタとして抽出されることとなる。
ステップS205では、抽出されたユーザごとにアンケートを生成する。具体的には、アンケートを構成する質問がユーザ属性(例えば、性別)に応じて複数用意されている場合に、ユーザ属性に基づいて適宜質問を選択して、ユーザごとに編成する。また、ユーザ属性や検索ログに含まれる情報により回答可能な質問がある場合には、その質問項目を省略(自動で回答)したアンケートを生成する。
ユーザがアンケート調査サービスにログインすると、そのユーザに応じたアンケートが提示されることとなる。これにより、アンケート調査の要請を受けたモニタが実際に回答する質問項目を少なくすることができるので、回答操作が簡略化される。
ステップS206では、抽出されたユーザの電子メールアドレス宛にアンケート調査を要請する電子メールを送信する。この電子メール本文には、例えば、アンケート調査サービスへのリンクが記述されている。ユーザは、指定されたアンケート調査サービスのウェブページにアクセスし、ユーザIDを入力してログインすることで、アンケートに回答可能となる。
ステップS207では、クライアント端末2において、ユーザによる回答操作が受け付けられ、この回答結果がアンケート調査サーバ1に送信される。例えば、クライアント端末2のウェブブラウザ上においてユーザがアンケート調査サービスにログインすると、アンケートの内容(質問)が提示される。このアンケート調査サービスにおいて、ユーザの回答操作に従い提示する画面が遷移されるとともに、回答結果が送信される。
ステップS208では、クライアント端末2から送信された回答を集計してアンケート結果を解析する。そして、解析されたアンケート結果は、アンケート調査の委託元に提供される。
具体的には、クライアント端末2から送信された回答は、ユーザIDに基づいてどのユーザの回答か判別され、ユーザごとにアンケートデータベース17に格納される。このとき、回答内容にはユーザ属性と検索ログから得られるユーザ情報が付加され(付加手段)、このユーザ情報により解析対象とする特定ユーザを選定できるようにしている。
図7は、アンケートデータベース17に格納される情報の構成例を示す説明図である。
図7には、車に関するアンケートに対して、図3に示すユーザ“A123”が回答した場合について示している。図7に示すように、回答内容に、ユーザ“A123”のユーザ情報(ユーザ属性及び検索ログ)が付加された状態でアンケートデータベース17に格納される。
図7に示すように、アンケートに関係する項目、すなわち、各アンケート毎のモニタ抽出条件に一致した項目のみを回答内容に付加するようにしている(この場合は車に関する事項)。このようにすることで、ユーザの回答結果からだけでは分からない、ユーザの特性(特に最近において興味のある事項)を一目で把握しやすくなり、後述する通り付加した項目を使用したアンケート解析がしやすくなる。また、このユーザ特性を利用してユーザを詳細に分類し、その分類ごとにターゲットを絞った広告等の情報を配信することも可能となり極めて利用価値が高い。
図8は、アンケート結果の一例を示す説明図である。図8では、「車を購入する際に重視するポイントはどれですか」という質問に対する回答を集計した結果(モニタ全体)を示している。モニタ全体では、車を購入する際に「デザイン」や「価格」が重視されることが分かる。
そして、一般には、ユーザ情報に含まれるユーザ属性(例えば、性別、年齢など、図7参照)に応じて回答を集計し、解析することが行われる。これにより、同じ質問からユーザ属性に応じた傾向を知ることができる。例えば、若年層のユーザ(特定ユーザ)は「デザイン」を最も重視するのに対して、老年層のユーザ(特定ユーザ)は「運転のしやすさ」を重視するという結果が得られるかもしれない。
本実施形態では、さらに、検索ログに含まれるキーワードを利用して、同じ内容の検索ログを有するユーザごとに回答を集計し、アンケート結果を解析する。つまり、ユーザ情報に含まれる検索ログに、同じ内容のキーワードを有しているユーザを特定ユーザとし、この特定ユーザの回答を集計し、解析する。
図3に示すように、検索ログにA社製の“△△車”が含まれている場合、A社製の“△△車”に興味のあるユーザの傾向を導出することができる。また、A社製の“△△車”と同じボディタイプの車種名が検索ログに登録されているユーザの回答を集計すれば、ボディタイプ(例えば、セダンタイプ)が同じ車種に興味を持つユーザの傾向を導出こともできる。つまり、同じ内容のキーワードとは、同一のキーワードはもちろん、ある指標で分類したときに同一カテゴリに分類されるキーワードも含まれる。
図9は、アンケート結果の他の一例を示す説明図である。図9では、「車を購入する際に重視するポイントはどれですか」という質問に対する回答を集計した結果(セダンタイプの車種に興味があるユーザ)を示している。
図9に示すように、セダンタイプの車種に興味があるユーザについて集計すると、「価格」「運転のしやすさ」「燃費」が重視され、「デザイン」はそれほど重視されないというモニタ全体の集計結果(図8参照)とは異なる結果となっている。
従来、このような解析をしようとすると、アンケートに「興味のある(所有している)車種を選択して下さい」というような質問を設ける必要があった。
これに対して、本実施形態のアンケート調査装置1では、ユーザの心理が正確に反映されている検索ログを利用することにより、あえて質問に回答させなくても、アンケート結果のより深く正確な解析が可能となるので、委託元にとって一層有効なアンケート調査となる。つまり、モニタ全体の集計結果やユーザ属性(例えば、性別や年代別)により解析した集計結果だけでは分からなかった、新たな観点での分析結果を得ることができる。
また、モニタが回答すべき質問数を減少できるので、アンケート調査に係る負担を軽減できる。したがって、質問数が少ないアンケートにだけ回答しようとするモニタに対しても有効なアンケートとなるので、その分母集団が大きくなりアンケート結果の正確性が向上する。
上述したように、アンケート調査装置としてのアンケート調査サーバ1は、ユーザ操作によりクライアント端末2から検索サーバ3に対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログを取得し、取得した検索ログをユーザごとに登録する検索ログ登録手段(図5のステップS105,ユーザデータベース15)を備えている。
また、ユーザごとに、固有のユーザ属性を登録するユーザ属性登録手段(ユーザデータベース15)と、アンケート調査の内容に応じて、検索ログ及びユーザ属性に基づいて、登録されたユーザの中から調査対象とするユーザを抽出するモニタ抽出手段(図6のステップS203,S204)と、抽出されたユーザに対してアンケート調査を要請するアンケート要請手段(図6のステップS206)と、アンケート調査を要請されたユーザの回答操作によりクライアント端末2から送信された回答を集計するアンケート集計手段(図6のステップS208)と、を備えている。
これにより、検索サービスで得られたユーザに関する情報(検索ログ)を利用して、アンケート調査の対象とするユーザの抽出を行うこととなるので、調査対象とすべきユーザが精度よく抽出され、有効なアンケート調査を実施することができる。
つまり、ユーザがユーザ属性(例えば、興味がある項目など)として虚偽の情報を登録していても、検索ログに基づいて調査対象とすべきユーザ(本当に興味があるユーザ)だけをモニタとして抽出することができる。
したがって、アンケート調査により集計された結果は、本来調査対象とすべきモニタの回答を反映したものとなるので、アンケート調査の委託元は、アンケート結果を今後の方針に効果的に役立てることができる。
また、予め登録されているユーザ属性に基づいて、アンケート調査の対象とするユーザを抽出できるので、性別や年齢等による事前調査を行う必要がなくなり、効率よくアンケート調査を実施できる。
また、図6のステップS203,S204では、アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件(モニタ抽出条件から想起されるキーワードを含む)と、ユーザ属性及び検索ログを比較し、このユーザ属性及び検索ログにモニタ抽出条件が含まれているユーザを調査対象として抽出する。これにより、調査対象とすべきユーザを容易に抽出することができる。
また、図6のステップS208では、クライアント端末2から送信された回答に、ユーザ属性と検索ログから得られるユーザ情報を付加する(付加手段)。そして、このユーザ情報に基づいて解析対象とする特定ユーザを選定し、この特定ユーザの回答を集計して解析する。
特に、ユーザ情報に含まれる検索ログに、同じ内容のキーワードを有しているユーザを特定ユーザとし、この特定ユーザの回答を集計して解析する。
これにより、アンケート結果のより深い解析が可能となるので、委託元にとって一層有効なアンケート調査となる。
また、検索ログには検索要求が行われた検索日時が含まれている。そして、図6のステップS204では、ユーザデータベース15に登録されている検索ログのうち、検索日時が所定期間内である検索ログに基づいて、調査対象とするユーザを抽出するようにしている。
これにより、ユーザが現在興味を持っている項目に関連すると考えられる直近の検索ログによりモニタ抽出が行われるため、調査対象とすべきユーザを一層精度よく抽出することができる。
また、アンケート調査サーバ1は、アンケート調査を要請するユーザごとに、検索ログ及びユーザ属性に基づいてアンケートを生成するアンケート生成手段を備える(図6のステップS205)。
さらに、図6のステップS205では、検索ログに含まれるキーワードにより回答可能な質問項目を省略する。
これにより、アンケート調査の要請を受けたユーザが実際に回答する質問項目を少なくすることができるので、ユーザの回答操作が簡略化される。したがって、質問が多すぎることによりユーザが回答を断念し、有効な回答数を得られなくなるのを防止できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上記実施形態では、アンケート調査サービスを利用しうる全ての登録ユーザに対して、検索ログによるモニタ抽出を行うようにしているが、例えば、興味を持つ項目を無差別に登録していると推定されるような一部のユーザ(全項目を選択しているようなユーザ)に対してだけ検索ログによるモニタ抽出を行うようにしてもよい。
これにより、モニタ抽出のために予め登録されているユーザ属性を有効に利用できるとともに、アンケート調査の母集団が少なくなりすぎるのを防止できる。
上記実施形態では、ウェブページにより提供されるアンケート調査サービスにおいてユーザに回答させるようにしているが、アンケート調査を要請する電子メールに返信する形式で回答させるようにしてもよい。この場合は、アンケート調査サーバ1からユーザ宛に送信される電子メールの本文に、ユーザごとに生成されたアンケートの内容(質問)が記述されることとなる。
また、本発明は、アンケート調査のモニタを抽出する際に有用であるが、商品やサービスを実際に一定期間使用してもらい、意見を聴くためのモニタを抽出する場合にも適用できると考えられる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施形態に係る商品検索システム100のネットワーク構成について示す概略図である。 アンケート調査サーバ1のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。 ユーザデータベース15のデータ構成の一例を示す説明図である。 アンケートデータベース17のデータ構成の一例を示す説明図である。 クライアント端末2においてキーワードによる検索を行うときの処理手順について示すフローチャートである。 アンケート調査サーバ1がアンケート調査を実施するときの処理手順について示すフローチャートである。 アンケートデータベース17に格納される情報の構成例を示す説明図である。 アンケート結果の一例を示す説明図である。 アンケート結果の他の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 アンケート調査サーバ(アンケート調査装置)
2 クライアント端末
3 検索サーバ
N 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. クライアント端末にネットワークを介してアンケートを送信しアンケート調査を実施するアンケート調査装置であって、
    前記クライアント端末から検索サーバに対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログを取得し、取得した検索ログをユーザごとに登録する検索ログ登録手段と、
    ユーザごとに、固有のユーザ属性を登録するユーザ属性登録手段と、
    アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件と、前記ユーザ属性及び前記検索ログを比較し、このユーザ属性及び検索ログに前記モニタ抽出条件が含まれているユーザを調査対象として抽出するモニタ抽出手段と、
    ユーザの回答操作により前記クライアント端末から送信された回答を集計するアンケート集計手段と、
    を備えることを特徴とするアンケート調査装置。
  2. クライアント端末から送信された回答に、各アンケート毎のモニタ抽出条件に一致したユーザ属性と検索ログから得られるユーザ情報を付加する付加手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のアンケート調査装置。
  3. 前記アンケート集計手段は、前記ユーザ情報に含まれる検索ログに、同じ内容のキーワードを有しているユーザを解析対象とする特定ユーザとして選定し、この特定ユーザの回答を集計し、解析することを特徴とする請求項2に記載のアンケート調査装置。
  4. 前記検索ログには、前記検索要求が行われた検索日時が含まれ、
    前記モニタ抽出手段は、前記検索ログ登録手段に登録されている検索ログのうち、検索日時が所定期間内である検索ログに基づいて、調査対象とするユーザを抽出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のアンケート調査装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のアンケート調査装置と、前記検索サーバを備えて構成され、
    前記アンケート調査装置によるアンケート調査サービスと前記検索サーバによる検索サービスの両方を利用可能なユーザの登録情報を一元的に管理することを特徴とするアンケート調査システム。
  6. クライアント端末を所有する不特定多数のユーザに対してアンケート調査を実施するアンケート調査方法であって、
    ユーザ操作により前記クライアント端末から検索サーバに対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログを取得し、取得した検索ログをユーザごとに登録するステップと、
    ユーザごとに、固有のユーザ属性を登録するステップと、
    アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件と、前記ユーザ属性及び前記検索ログを比較し、このユーザ属性及び検索ログに前記モニタ抽出条件が含まれているユーザを調査対象として抽出するステップと、
    抽出されたユーザに対してアンケート調査を要請するステップと、
    ユーザの回答操作により前記クライアント端末から送信された回答を集計するステップと、
    を備えることを特徴とするアンケート調査方法。
  7. クライアント端末にネットワークを介して接続されたコンピュータに、
    前記クライアント端末から検索サーバに対して行われたキーワードによる検索要求を記録した検索ログを取得し、取得した検索ログをユーザごとに登録するステップと、
    ユーザごとに、固有のユーザ属性を登録するステップと、
    アンケート調査ごとに設定されているモニタ抽出条件と、前記ユーザ属性及び前記検索ログを比較し、このユーザ属性及び検索ログに前記モニタ抽出条件が含まれているユーザを調査対象として抽出するステップと、
    抽出されたユーザに対してアンケート調査を要請するステップと、
    ユーザの回答操作により前記クライアント端末から送信された回答を集計するステップと、
    を実現させるためのプログラム。
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